ミカサ「どうしたの、エレン」



エレン「それがさ、このプリン誰のだか分かんないんだけど余分に余ってるんだよね、ミカサ お前誰のだが知らないか?」



ミカサ「私は知らない、皆に訊いてみる?エレン」


エレン「ああ、頼むぜ」

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ーーー

ミカサ「アニ、そこにあるプリンあなたの?」


アニ「私のではないよ」


ミカサ「クリスタ、貴方のプリン?」


クリスタ「私のじゃないよ」


ユミル「なんだwwどうせ余ってるんだろ、あたしが貰ってやろうかｗ」


ミカサ「まだ誰のか分からない以上勝手に手を出したらダメ」ｶﾞｼｯ


ユミル「はいはいｗｗ分かったよ」


サシャ「」ﾋﾟｸｯ

ミカサ「サシャそこのプ サシャ「はいはい!!私のですよ!!」


ミカサ「」


ミカサ「嘘、そこのプリンは貴方のではない」


サシャ「えー酷いですよ、本当に私のです」


ミカサ「その根拠は?」


サシャ「」


ミカサ「...」


サシャ「えっと」ｵﾛｵﾛ


ミカサ「あなたの食膳には既にプリンのカップがある、それも空 サシャ「あ～!わかりましたわかりました!私のじゃありませんよ」


ライナー「あ!!」ﾀﾞﾝｯ

エレン「ちょっと、なんだ!?ライナーか、どうしたんだよ」


アルミン「あ、そういえばライナー、もう一人...」


ライナー「そ、そうだったよ...ベル.ヴェ...ｖ が居たんだっけな...」


アルミン「ライナー、自信なさげだね、というか僕も誰だか忘れちゃった」


エレン「クソッ、俺も思い出せねぇ　誰だっけ..」


ジャン「ベルトルトだっつうの」


アルエレライ「! そうだった!!」


アルミン「ベルトルトだったね...」


エレン「ああ...余りにも影が薄くて忘れちまってたよ...」


ライナー「俺もだ...常日頃一緒に居るのになんでだ...」

ジャン「ま、ベルトルトだと思いだしたわけだが」


エレン「! そうだった、そのベルトルトのプリンがこれだったんだな」


アルミン「でもベルトルトいないね」


エレン「ああ、ライナーお前知らないのか?」


ライナー「確か今朝風邪引いたからとか言って医務室で休んでるな...」




エレン「そうか、となるとこのプリンは『余った』ということだな..」

皆「俺(私)が貰った!!!」ﾊﾞﾝｯ


エレン「お前らクソッ、すっこんでろ!俺のものだ!!」


アルミン「皆無理しなくていいよ!!僕が食べてあげる!!」ｶﾞﾀﾝｯ


ジャン「手前ェら邪魔だ!!」


アニ「私のだよ!!」


ライナー「いや俺のだ!遠慮なく頂こう!」


ミカサ「だめ!それはエレンの!!貴方たち邪魔!」


マルコ「僕のだ!」


サシャ「私が頂きます!!!」


ユミル「ちょいｗｗお前ら、ここは公平に取決めしようぜ」

エレン「あ、ああそれがいいな...」


ミカサ「エレンが賛同するならそうしよう」


アルミン「ｸｯ...名案だね」


ライナー「それがいいな、恨みっこなしってことで」


マルコ「僕も」


ジャン「ああ、異論ある奴はいるか?」


ユミル「文句ないってことだなｗｗｗそんじゃ何で決めるかｗｗ」


アルミン「やっぱり無難でポピュラーな籤引きで――――」


エレン「! だめだ!アルミン!」

エレン「! だめだ!アルミン!」


アルミン「え?エレンどうしたの?」


エレン「アルミン、籤引きなんてダメだ」

アルミン「」

ジャン「じゃあ何にすんだよ、氏に急ぎ野郎」


エレン「煽らないでまぁ落ち着け、ジャン」


ライナー「籤引き以外に妥当な取決め法なんてあるのか?」


エレン「ああ、とっておきのがな」


ユミル「でwwwそのとっておきの方法とやらを教えてもらおうじゃないか」


エレン「それはだな...」


マルコ「う、うん..」

マルコ「う、うん..」


アルミン「...」


ライナー「..」


サシャ「...」


ミカサ「...」


ジャン「...」


アニ「...」


ユミル「...」


エレン「野球拳だ」

皆「!!!」



ミカサ「ｯ...!エレン!そんなに私の裸がみたいならそんなことしなくても見せてあげるのに!!」ﾊﾞﾝｯ



エレン「ミカサ、気持ちはありがたいがそんな訳じゃねぇ」


ミカサ「....エレン///」


ジャン「そうだ!氏に急ぎ野郎、野球拳とはどういう風の吹き回しだ!」ﾊﾞﾝｯ


エレン「こういう風の吹き回しだ」


ジャン「ﾁｯ...まぁ仕方ないな、賛成だ」


マルコ「ぼ、僕もやるよ」


ライナー「俺は賛成するぜ(そうかエレン...そういうことか)」


アルミン「僕も賛成するよ(エレン...ここまでやるとは思わなかったよ)」

アニ「男どもは賛成か....ｸｯ..そ、そんなんなら私は降りるね...そこで見物でもしてるよ」

ユミル「私もだwwwwそんなのやってられねぇぜwww私たちは降りるよ」

エレン「そうかー残念だったな(笑)」ﾆﾔﾘ


エレン「(予想通りに事が進んで嬉しい限りだ、プライドという篩にかける事によって女子共が悉く脱落していく...素晴らしい)」


サシャ「私はやります!!!」ﾊﾞﾝｯ


アルミン「ﾅｯ..」


ライナー「そ、そうか、勇気があるんだなサシャ」


サシャ「はい!当然ですよ、プリンなんて何時食べられるか分かりませんからね、このチャンスは絶対に逃したくないんですよ!!」ﾊﾞﾝｯ


コニ―「」ﾊﾞﾝｯ


ライナー「そうか、頑張れよ、女子からの出場はお前だけだな」


エレン「(く、クソッ、とんだ誤算だったぜ、女子陣の中に女のプライドも糞もないコイツがいたんだった...! ﾁｯこの際仕方ない妥協してやろう)」

アルミン「(エレン...動揺してるようだね...やっぱりここはまでは頭が回らなかったか...さてどうでるか)」


エレン「サシャは出るんだな、わ、わかった。じゃあこれからルールを説明する」


ジャン「おう」


アルミン「うん」


ライナー「ああ、いいぞ」


エレン「まずは男性人・女性陣から一人だけ代表選出して野球拳を行う、これで男女陣のどらかにプリンの運命は委ねられる、あとは各陣でじゃんけんして勝者を決める」


アルミン「それならいいね、僕は構わないよ(エレン...何を考えているんだ!仮に君が野球拳代表だとして仮の仮に辛うじて勝ったとして、その後のじゃんけんまで勝てる確率は皆無に等しい!)」

ということで皆賛成

女性陣

ユミル「サシャｗｗｗお前が行ってきてくれよｗｗｗお前が勝てばあとはじゃんけんで取決めできるからなｗｗ」



ミカサ「私はやらない、もしエレンだったら戦いたくないから」



サシャ「はい!皆さんのためにも絶対勝ってきます!」



アニ「負けるなよ...いいね」

男性陣

アルミン「で、誰が行くの?万が一の場合は僕でもいいよ」


ライナー「ああ、おれでも構わない」


マルコ「僕でもいいよ」


ジャン「俺は最後にまわしてくれ」


エレン「俺にやらせてくれ!」


アルミン「! エレン!?」


ライナー「エレン、本当に大丈夫か?お前がやるっていうなら俺は否定しない」


ジャン「相変わらず威勢がいいな、絶対勝ってこいよ」


エレン「心配しなくて結構だ、そこで指をくわえてまっていろお前たち」


アルミン「じ、じゃあ頑張ってきてねエレン(本当に何考えてるんだ!)」

――――――――――――――

――――――――――

―――――――

サシャ「エレン!!!負けませんよ!!」


エレン「ああ!!いくぜ!!皆歌ってくれ!!」


皆「野球♪するなら～こういう具合にしやしゃんせ♪　ハイｯ!!」


エレン「アウト!!」


サシャ「セーフゥ!!!」


皆「よよいのよいッ!!」

サシャ「や、やったー!!!勝ちました!!」


エレン「ｸｯ...」ﾆﾔﾘ

男性陣「」ｶﾞｸｶﾞｸ


エレン「何が卑怯だ?『脱げ』っていったから脱いだんだよ」


ユミル「お、おまえ...帽子はないだろ...」



アルミン「(まさに外道。)」



エレン「卑怯だって?そりゃ言いがかりにも程があるだろ、身に着けてるものを剥ぐのが野球拳だろ？ルールに乗っ取った正当な手段だ」


サシャ「そ、そんな....」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ


アニ「...」ｶﾞｸｶﾞｸ


ライナー「え、エレン!!!ナイスだ!!いいぞ(そうきたか)」

ジャン「おいエレン!!それでも油断すんなよ!!」


エレン「ああ!言われなくても分かってるぜ(ﾌﾌﾝ全ては今朝から始まっていたのさ、俺の日課としてまず早朝に今日の献立を事前確認しておく、それで人気かつ目星のものを見つける、その後誰か体調がすぐれない奴や医務室行きの奴を確認する、いた場合俺の作戦が始まる
今日食卓にも態々帽子をかぶってきたのもそういうことだ、所詮サシャは初めから俺の掌で踊ってるにすぎないのさ)」



サシャ「え、エレンいきますよ!!」


エレン「ああ、こい」


皆「野球ry」


エレン「アウト」


サシャ「セーフ」

皆「よよいのよい!!」


サシャ「あ、あははは、また勝った!!!勝ちましたよ!!!」


エレン「」ﾆﾔﾘ

10分後エレンが遂に下半身を露出時点でサシャは上半身一枚、下半身二枚の状態。
ラスト一回でサシャが勝った。サシャが勝利確信してガッツポーズを取るその時。エレンが下半身を露出させた
サシャは..いや皆はまだその下にあるとは当然思っていなかった。

サシャ「え...」

なんとパンツがもう一枚あったのだ。

アルミン「(これはマジか)」

その後サシャはパンツまで追いつめられたが氏守した。だがエレンのパンツは底知れぬ程に無尽蔵だった
一体何枚脱いだだろ、いつのまにかパンツの山は一メートルにも達していた。
そして次の瞬間、勝負が決まった、エレンはサシャに勝利した。
すぐさま男たちによるプリンの争奪戦が始まった。
勝負は一瞬。誰もが初めにエレンが脱落すると確信していた、なぜならエレンは過去のじゃんけんで
6割以上グーを出していたしかもこの6割に限ってエレンが猛烈に興奮していた時だ、それがまさに今だと思った、男たちは。
全ては決まった、エレンを除く皆はパーを出した、エレンは....チョキを出した。
こうしてプリンは見事にエレンの手中に収まったわけだ。
エレンはその後こう語る、全ては生まれた時から始まっていたと、興奮すればグーしか出さないという癖をわざと見せていたのも
全てはこのプリンの時にと。

次の日
???「ﾊｧﾊｧ...プリンの報いだ...」

エレン「うわぁあぁあああああ!!!お前ッ 畜生 何しやがる!!」

その日の午前
アルミン「エレン、今日午前の訓練...えっ!? し、氏んでる..!?」ｶﾞﾁｬ

おわれ