真紅「水銀燈・・・あなたいい加減にして頂戴・・・」

水銀燈「なによ・・・」

真紅「この際・・・襲ってくることにとやかく言うつもりはないわ」

真紅「ローゼンメイデンは本来ドール同士戦い合うもの」

真紅「それはあなたが正しいのは確か・・・」

水銀燈「・・・」

真紅「でもね・・・その臭いはどうかと思うのよ・・・」

翠星石「なんか生ゴミくっせ～です」

雛苺「お洋服にゴミがついてるの・・・」

真紅「あなたお父様を冒涜しているの・・・？」

水銀燈「ち、違うわよ・・・」

真紅「じゃあそのみすぼらしい服装はなによッ！！？」

水銀燈「こ、これは・・・」

真紅「当然あなたが意味もなくそんな格好そんな臭いをするとは思えないわ」

真紅「理由を説明して頂戴」

水銀燈「・・・」

水銀燈「め、めぐが・・・手術の為に海外に行って・・・それで・・・」

真紅「それで・・・？」

水銀燈「ごはんが・・・なくて・・フード店の裏にあるご、ごみ箱から・・・」

雛苺「・・・」

翠星石「うわぁ～・・・汚ねぇやつですぅ・・・」

水銀燈「っ・・・」

翠星石「こんなやつが同じローゼンメイデンだと思うと悲しくなってくるですぅ」

翠星石「気持ち悪いからもう帰れですぅ！このジャンク！」

真紅「ちょっと言い過ぎよ翠星石」

翠星石「だってホントの事ですよ」

翠星石「水銀燈！オメーにはプライドがないですか？」

水銀燈「・・・」

翠星石「翠星石は考えられないです。お父様がせっかく作ってくれたドレスを」

翠星石「あんな風に汚すなんて・・・」

翠星石「翠星石がオメーの立場なら氏んだほうがマシですね」

翠星石「まあ翠星石がオメーの立場ならゴミ箱あさる様な浅ましい行動にはでないですけどｗｗｗ」

翠星石「翠星石だったらそうですね・・・みっちゃんのところとかおじじのところとか行くですね」

水銀燈「・・・」

翠星石「あぁそうでしたｗ水銀燈はいつも人がやめてと言っても襲ってくるから」

翠星石「いざ困ってる時に助けてくれる人望なんてなかったですねｗ」

翠星石「あぁヤですヤです一人ぼっちなジャンクドールは」

翠星石「くっせーからとっとと帰れですぅこのジャンク！」

水銀燈「くぅ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

水銀燈「あたしだって・・・こんな生活嫌よ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

水銀燈「でも・・・約束したのよ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

真紅「約束？」

水銀燈「めぐが海外から戻ったら元気いっぱいに遊びましょうねって・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

水銀燈「だからめぐが帰ってくるまでたとえみすぼらしくても生きていかなきゃいけないのよ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

水銀燈「あたしだって最初は氏にたいと思ったわよ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

水銀燈「だけど・・・いつも・・・氏にたいと思ったときにめぐの顔がでてくるのよ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

水銀燈「だから氏ねない・・・たとえジャンクと言われようが氏ねないのよ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガチャッ

JUM「話は聞かせてもらった」

水銀燈「えっ？」ﾋﾞｸｯ

JUM「お兄さん恥ずかしながら感動してしまいました」

JUM「大切な人との約束の為、地を這い、生ゴミをも食べる、その覚悟・・・」

JUM「水銀燈・・・めぐさんが海外から帰ってくるのはいつだ？」

翠星石「ちょ、ちょっとチビ人間」

JUM「うるさい、ちょっと黙ってろ」

JUM「で、水銀燈いつ帰ってくるんだ？」

水銀燈「9月の頭あたりに帰ってくるって・・・言っていたわ・・・」

JUM「そうか・・・9月の頭あたりか・・・」

翠星石「チビ人間まさかとは思うですが、変なこと言うじゃないですよ・・・？」

JUM「翠星石・・・多分お前が予想している言葉だよ・・・」

JUM「水銀燈！」

水銀燈「な、なによ！？」

JUM「今日からめぐさんが帰ってくる間、桜田家に住むことを許可する！！」

翠星石「ちょっ・・・ちょっと待つです！！ダメですダメですそんなのダメですよ！！」

JUM「なぜだ？」

翠星石「な、なぜってそりゃーこんな汚ねえしくっせードールと一緒に住みたくないですっ！！」

JUM「汚さも臭いも綺麗に洗い流せばなくなるだろ？お前ら基本的に無臭だし」

真紅「わたしは清潔にしてくれるのなら住むことには賛成よ」

雛苺「ひなも～」

翠星石「そ、それだけじゃねーですっ！」

翠星石「今この家にはドールが3体！3体もいるですよ！？」

翠星石「あまりにドールが多すぎるです！ドールオーバーですぅ！」

JUM「ふむ・・・確かに4体となるとかなりの数」

JUM「食事を作る姉ちゃんのこともあるしドールが多いというのは一理ある」

翠星石「ですっ！！ですっ！！」

JUM「ならば翠星石・・・お前が出て行けばいいだろう・・・？」

翠星石「」

JUM「僕がさっき部屋に入る前お前はこんなことを言っていたな？」

　　翠星石「まあ翠星石がオメーの立場ならゴミ箱あさる様な浅ましい行動にはでないですけどｗｗｗ」

　　翠星石「翠星石だったらそうですね・・・みっちゃんのところとかおじじのところとか行くですね」
　　
　　翠星石「あぁそうでしたｗ水銀燈はいつも人がやめてと言っても襲ってくるから」

　　翠星石「いざ困ってる時に助けてくれる人望なんてなかったですねｗ」

JUM「こんなこと言っていたな？」

翠星石「」

JUM「これだけ啖呵を切れるんだ、家から追い出されても大丈夫だよな？」

翠星石「で、できますよ・・・」

JUM「ほぅ・・・」

翠星石「な、なんですか・・・？」

JUM「そうだな・・・翠星石は水銀燈とは違って人望にあふれるドールだもんな？」

翠星石「そ、そうですよ！翠星石の人望にかかればいろんな家から引っ張りだこですよ！！」

JUM「なら今すぐ出て行こうか？」

翠星石「じょ、上等ですよ！！こんなバカなチビ人間の家なんかこっちから願い下げですよ！！」ｳﾜｰﾝ

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾟﾘｰﾝ　ﾋｭｰﾝ

JUM「あの性悪・・・窓割っていきやがった」

水銀燈「ねぇマエストロ・・・？良いのあたしなんか置いて・・・？」

JUM「かまわないよ、それよりお風呂に早く入ったほうがいいな。雛苺、頼めるか？」

雛苺「ラジャーなの！行こ！水銀燈」

水銀燈「え、ええ・・・」

JUM「ふう・・・」

真紅「・・・ずいぶん水銀燈と翠星石に温度差があるようだけど？」

JUM「ん？あぁそれは・・・最近の翠星石を真紅はどう思った？」

真紅「横暴ね・・・雛苺をいじめにはじまりいたずらetc・・・」

JUM「だろ？それにあの口の悪さ・・・言葉がどれだけの凶器になるかまるでわかっていない」

JUM「だから反省させるために追い出した」

真紅「反省させるとは言うけどどうせ蒼星石の所か金糸雀の所に行くだけでしょ？」

真紅「反省するのかしら・・・？」

JUM「問題ないよ、入れてくれないから」

真紅「どういうこと？」

JUM「僕が部屋に入る前に事前に連絡してあるからね」

JUM「蒼星石も翠星石の横暴さに悩んでいたようだから」

蒼星石『いいお灸になるかもしれないね？協力するよ』

JUM「ってすんなり了承してくれたよ」

JUM「みっちゃんさんも同じく了承してくれた」

JUM「だから翠星石は水銀燈と同じように生きていかなくちゃならない」

JUM「バカにしていた人間がどれだけ苦労しているか身を持って知ることになる・・・」

JUM「これで翠星石も人の苦労をよく知りもしないのにバカにするようなことはなくなるだろう」

真紅「そうなるといいわね・・・」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ　ｶﾞﾁｬｯ

雛苺「しんく～手伝ってほしいのよ～」

真紅「あら？てこずっているの？」

雛苺「そうなのよ～のりに手伝ってもらおうと思ったらのりどこにもいないのよ～」

真紅「いいわ、今私も行くから、じゃあJUM水銀燈の体洗い手伝ってくるわね？」

JUM「あぁいってらっしゃい」

ｶﾞﾁｬ　ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

JUM（　　計　　画　　ど　　お　　り　　）

JUM（この僕があんなありきたりな話に感動してあまつさえ人形を家に増やすわけないだろｗｗｗ）

JUM（最近翠星石のやつ調子に乗ってたしちょっと懲らしめたいな～と思ってたら鴨がねぎしょってくるんだもんｗｗｗ）

JUM（翠星石を追い出すだけが僕の計画じゃない・・・）

JUM（もうひとつの計画それは・・・）

ｶﾁｯ　ﾌﾞｰﾝ・・・

真紅「あなた・・・その胸・・・」

水銀燈「な、なによ？」

雛苺「すごくおっき～の～」

水銀燈「ちょ、ちょっとやめなさい！？胸を触るんじゃ！？ちょっ真紅あんたまで・・・んっ！」

真紅（なぜこれほどまでに違うっ！？同じドールなのに！？）

水銀燈「やめなさいっていってる・・・でしょ・・・」

雛苺「水銀燈の体すごいのよ～とても食べ物食べてなかったとは思えないやわらかさなの～」


JUM（ウッヒョ～～～～ｗｗｗ！！！ｋｔｋｒ！！！）

JUM（僕のもうひとつの計画それはこれだ！！！！！！！
僕は盗撮フェチ・・・昔から姉ちゃんのお風呂盗撮していた・・・
盗撮しているうちに僕は姉ちゃんの裸に飽きがきていることに気づいた
完全に飽きたときに真紅お前がきた・・・うれしかった・・・
そして雛苺、翠星石がきて僕は天国にいるような気持ちだった・・・
だがしかし、ひとつだけお前らに足りないものがあった・・・
胸だ・・・・・お前らは全員貧O・・・
恨んださ・・・なぜ襲いに来る水銀燈は巨Oなのにお前らは貧Oなんだって
いや貧Oが嫌いなんじゃないバランスが悪いのがいただけなかった・・・
おっと脱線したな・・・まあこれが僕の計画）

JUM（汚い水銀燈がきた時まさしく神のおぼし召しだと思ったよ・・・）

JUM（これからめぐさんが帰ってくるまで水銀燈の入浴盗撮し放題・・・）

JUM（しかも予想ではあるが水銀燈の好感度はいま最高だろう・・・）

JUM（だって僕は恩人だからね・・・この隙をつけこめばもしくは童Ｏ卒業もできるんじゃないか？・・・）

JUM「ﾌﾌﾌ・・・ｱﾊﾊ･･･ハッハッハッハッハー！！！！」

JUM「最高すぎるｗｗｗこれほどいい事尽くめだと何か最悪なことがおきそうだｗｗｗｗ」







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ｿｳﾈ・・・」



JUM「」

JUM「そ、その声は・・・」

のり「JUMくん・・・」

JUM「姉ちゃん・・・だと・・・」

のり「お姉ちゃん悲しいなJUM君が盗撮が趣味だったなんて・・・」

のり「しかもずっと昔から盗撮されていたなんてね・・・」

JUN「な・・・なんでお前がここにいるんだよ！！！？さっき雛苺がのりがいないって・・・」

のり「あら、それは雛ちゃんが探していたところに私がいなかっただけでしょ？」

のり「私はずっとこの家に居たわよ？」

JUM「ずっとっていつから・・・？」

のり「ずっとはずっとよ？水銀燈ちゃんがきたときも真紅ちゃんがにおいを指摘したときも」

のり「翠星石ちゃんが悪口を言った時もJUM君が部屋に入って水銀燈ちゃんを助けた時もずっとね・・・」

JUM「」

のり「JUM君が水銀燈ちゃんを助けた時感動して泣いちゃったのよ・・・」

のり「あのJUM君が本当に立派なこと言っているってね・・・」

のり「でも結局これが目的だったんだもんね・・・？」　ﾄﾝﾄﾝ

のり「お姉ちゃん悲しくてまた泣いちゃった・・・」

のり「それでね？お姉ちゃん泣いてるときにJUM君の立派なこと言ってる時のこと思い出して」

のり「ひとつ疑問に思ったの・・・？」

のり「JUM君こう言ったのよ？

JUM「これで翠星石も人の苦労をよく知りもしないのにバカにするようなことはなくなるだろう」
　
ってね？」

のり「まるでJUM君は人の苦労に敏感みたいな言い草ね？」

のり「ただ家の中でひきこもってるだけなのによく人の苦労がわかるわよね？」

JUM「バカになんて・・・してない・・・だろ・・・」ｶﾞｸｶﾞｸ

のり「バカにしてるじゃない？学校も行かず家の手伝いもせずわがままばっかり言って」

のり「そして私達の裸を盗み撮りして・・・これがバカにしてないと思うの？」

JUM「ぐっ・・・」

のり「でもJUM君が水銀燈ちゃんを助けたのは事実だからみんなにはばらさないであげる」

JUM「え・・・？ほ、本当か・・・？」

のり「うん。ばらしたら真紅ちゃん達も悲しむだろうし」」

のり「だけど二つだけ条件があるの」

JUM「な、なんだよ？」

のり「ひとつは今まで盗撮してきたデータの破壊」

のり「そしてもうひとつは・・・」

9月

水銀燈「じゃああたしはめぐの所に帰るわね」

真紅「ええ・・・気をつけなさい」

雛苺「うぇ～んいっちゃやなの～」

水銀燈「はいはい、泣き止みなさい雛苺。」

真紅「みっともないわよ」

雛苺「ｸﾞｼｭｸﾞｼｭ」

水銀燈「じゃあ・・・」

真紅「水銀燈・・・また食事に困ったらいらっしゃい・・・」

雛苺「明日でも・・・ｸﾞｼｭ・・・いいのよ・・・ｸﾞｼｭ・・・」

水銀燈「ｸｽｯ　わかったわ・・・また今度気が向いたらね」

雛苺「ばいばいなのー・・・」

ﾊﾞｻｯ　　　ﾊﾞｻｯ

真紅「いっちゃったわね」

雛苺「うん・・・」

翠星石「ｳｶﾞｰ！！！」

二人「！？」　ﾋﾞｸｯ

翠星石「やっと帰ったですか水銀燈は！」

真紅「す、翠星石」

雛苺「お、おかえりなの・・・」

翠星石「そうです！！翠星石は帰ってきたんです！！！」

真紅「お、おかえりなのだわ・・・それにしてもあなた・・・」

雛苺「ｸﾁｬｲﾉ～」

翠星石「・・・その件ついては悪かったです・・・」

翠星石「翠星石も水銀燈の立場に立たされて自分がなんてひどい言い方をしていたか深く反省したですぅ・・・」

真紅「反省はしたようね・・・でもあなたよくギブアップしなかったわね」

真紅「てっきり根を上げて帰ってくるかと思ったわ」

翠星石「それも最初は考えたですけど・・・あれだけバカにしたのに自分はできないからのこのこ帰るなんてできなかったです・・・」

真紅「まあこれに懲りたら人の事考えずばかにするのはやめなさい・・・軽い気持ちで言ってることが人をひどく傷つけていることがあるのだから」

翠星石「です・・・」

翠星石「そういえばJUMは？」

真紅「JUMは・・・」

雛苺「居ないのよ・・・」

翠星石「え・・・？」

真紅「のりがいうには、JUM「翠星石を追いだしたけど自分も人の事いえる立場ではない！だから僕も出て行く！」って言っていなくなったらしいけど」

雛苺「説明してくれていたのり・・・すごく怖い雰囲気だったの・・・」

翠星石「そ、そうですか・・・どこでなにしてるんですかね・・・？」

真紅「さあ・・・？」




JUM「くそ・・・半年ゴミ箱の飯だけ＋野宿なんて・・・くそっくそっ・・・」


　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

酷過ぎだろのりｗｗｗ

初ｓｓだったから駄文でごめんね
ローゼンｓｓかなり少なくなったからカッとなってやった