1: 2012/05/04(金) 02:36:48.01 ID:/rNhWaq/0
綾野「そ、そうだよね。泉美だもんね」
赤沢「当たり前じゃない」
勅使河原「お、おう。変なこと聞いて悪かったな」
赤沢「話はそれだけ?それなら、私もう行くから」
赤沢「あっ、恒一君。一緒に帰りましょう♪」
綾野・勅使河原「デレるわけない……ねぇ……」
~ツンデレ?~
おわり
赤沢「当たり前じゃない」
勅使河原「お、おう。変なこと聞いて悪かったな」
赤沢「話はそれだけ?それなら、私もう行くから」
赤沢「あっ、恒一君。一緒に帰りましょう♪」
綾野・勅使河原「デレるわけない……ねぇ……」
~ツンデレ?~
おわり
3: 2012/05/04(金) 02:38:14.18 ID:/rNhWaq/0
恒一「赤沢さんってピンク色が好きなの?」
赤沢「どうしてそう思うの?」
恒一「赤沢さんの私服って何度か見たけど、ピンク色が多いなって思って」
赤沢「……そうね。特に意識したことはなかったけど」
恒一「じゃあ、やっぱりピンク色が好き?」
赤沢「かもしれない。……恒一君はピンク色好き?」
恒一「う~ん。僕は男だし、あまり好きとはいえないかも」
赤沢「そう……」
恒一「けど、赤沢さんはピンク色、似合ってると思うよ」
赤沢「あ、ありがと……」カァア
赤沢「どうしてそう思うの?」
恒一「赤沢さんの私服って何度か見たけど、ピンク色が多いなって思って」
赤沢「……そうね。特に意識したことはなかったけど」
恒一「じゃあ、やっぱりピンク色が好き?」
赤沢「かもしれない。……恒一君はピンク色好き?」
恒一「う~ん。僕は男だし、あまり好きとはいえないかも」
赤沢「そう……」
恒一「けど、赤沢さんはピンク色、似合ってると思うよ」
赤沢「あ、ありがと……」カァア
6: 2012/05/04(金) 02:41:27.62 ID:/rNhWaq/0
――翌日――
赤沢「おはよう」ガラッ
綾野「おはー。……あれ、今日はリボンの色いつもと違うね」
赤沢「ええ。今日は変えてみたの」
綾野「ピンクかぁ~。カワイイじゃん」
赤沢「ありがとう。……あっ、恒一君おはよう」
恒一「赤沢さん、おはよう」
赤沢「……」ジー
恒一「…………えっと、なにかな?」
赤沢「……なんでも」プイッ
恒一「う、うん。じゃあ、席に戻るね……」
赤沢「……」
赤沢「……気付きなさいよ。ばか」ボソッ
~好きな色~
おわり
赤沢「おはよう」ガラッ
綾野「おはー。……あれ、今日はリボンの色いつもと違うね」
赤沢「ええ。今日は変えてみたの」
綾野「ピンクかぁ~。カワイイじゃん」
赤沢「ありがとう。……あっ、恒一君おはよう」
恒一「赤沢さん、おはよう」
赤沢「……」ジー
恒一「…………えっと、なにかな?」
赤沢「……なんでも」プイッ
恒一「う、うん。じゃあ、席に戻るね……」
赤沢「……」
赤沢「……気付きなさいよ。ばか」ボソッ
~好きな色~
おわり
10: 2012/05/04(金) 02:44:05.93 ID:/rNhWaq/0
赤沢「恒一君、手つなぎ鬼って知ってる?」
恒一「あれのことだよね。つかまった人は鬼と手を繋いでいくっていう」
赤沢「そうよ」
恒一「子供の頃にやった記憶があるなぁ」
赤沢「ちょっと、やってみましょうか」
恒一「え、今?!二人だけで?!」
赤沢「ええ」
恒一「楽しくないと思うよ……」
赤沢「いいから。まず、恒一君が鬼ね」
恒一「あれのことだよね。つかまった人は鬼と手を繋いでいくっていう」
赤沢「そうよ」
恒一「子供の頃にやった記憶があるなぁ」
赤沢「ちょっと、やってみましょうか」
恒一「え、今?!二人だけで?!」
赤沢「ええ」
恒一「楽しくないと思うよ……」
赤沢「いいから。まず、恒一君が鬼ね」
12: 2012/05/04(金) 02:46:38.93 ID:/rNhWaq/0
恒一「うん……。じゃあ、逃げて」
赤沢「……」
恒一「あの、逃げないの?」
赤沢「つかまえていいわよ」
恒一「……はい。つかまえた」
赤沢「それじゃあ、手、つないで」
恒一「うん……」
ギュッ
恒一「……これから、どうするの?」
赤沢「このまま帰りましょう。もちろん、手は繋いだままだから」
恒一「わかったよ。けど、これゲームとして成立してないと思うんだけど」
赤沢「そうかもしれないわね。……ふふっ♪」
~手つなぎ鬼~
おわり
赤沢「……」
恒一「あの、逃げないの?」
赤沢「つかまえていいわよ」
恒一「……はい。つかまえた」
赤沢「それじゃあ、手、つないで」
恒一「うん……」
ギュッ
恒一「……これから、どうするの?」
赤沢「このまま帰りましょう。もちろん、手は繋いだままだから」
恒一「わかったよ。けど、これゲームとして成立してないと思うんだけど」
赤沢「そうかもしれないわね。……ふふっ♪」
~手つなぎ鬼~
おわり
14: 2012/05/04(金) 02:49:04.06 ID:/rNhWaq/0
赤沢「恒一君。ごめんなさい」ペコ
恒一「ど、どうしたの、突然?」
赤沢「あなたのこと、いないものにしてしまって。改めて謝りたかったのよ」
恒一「いいよ。全然気にしてないから」
赤沢「そう言ってくれるとありがたいわ。……けど、やっぱり私はいまいち納得できない」
恒一「もう過ぎたことだからいいのに」
赤沢「……そうね。私も同じようにするっていうのはどうかしら?」
恒一「えっと、つまり……」
赤沢「私がいないものになるってことよ。この場でだけ、恒一君は私のこと無視してくれればいいの」
恒一「ど、どうしたの、突然?」
赤沢「あなたのこと、いないものにしてしまって。改めて謝りたかったのよ」
恒一「いいよ。全然気にしてないから」
赤沢「そう言ってくれるとありがたいわ。……けど、やっぱり私はいまいち納得できない」
恒一「もう過ぎたことだからいいのに」
赤沢「……そうね。私も同じようにするっていうのはどうかしら?」
恒一「えっと、つまり……」
赤沢「私がいないものになるってことよ。この場でだけ、恒一君は私のこと無視してくれればいいの」
16: 2012/05/04(金) 02:51:36.63 ID:/rNhWaq/0
恒一「……それでいいなら、構わないけど」
赤沢「それなら、始めましょう。恒一君はそこに座ってて」
恒一「うん」
赤沢「……恒一君」
恒一「……」ツーン
赤沢(無視されるのってやっぱり辛いわね……)
恒一(ごっことはいえ少し罪悪感が……)
赤沢「ねぇ、こういちくん」
ギュウ
恒一「?!」ビクッ
恒一(あ、赤沢さん、なんで後ろから抱きついて来てんの?!)
赤沢「それなら、始めましょう。恒一君はそこに座ってて」
恒一「うん」
赤沢「……恒一君」
恒一「……」ツーン
赤沢(無視されるのってやっぱり辛いわね……)
恒一(ごっことはいえ少し罪悪感が……)
赤沢「ねぇ、こういちくん」
ギュウ
恒一「?!」ビクッ
恒一(あ、赤沢さん、なんで後ろから抱きついて来てんの?!)
18: 2012/05/04(金) 02:53:58.02 ID:/rNhWaq/0
赤沢「……私は今いないものなんだから。そのままよ」ボソッ
恒一(み、耳元で……)
赤沢「……ふぅ~」
恒一(うわぁ、耳に息が……)ビクン
赤沢「ふふっ、おもしろいわね」
赤沢「それじゃあ、次は……」
恒一(なにするんだろう?)
ナデナデ
赤沢「恒一君の髪、サラサラしてる」
恒一(うわぁ、これはくすぐったいよ)カア
恒一(み、耳元で……)
赤沢「……ふぅ~」
恒一(うわぁ、耳に息が……)ビクン
赤沢「ふふっ、おもしろいわね」
赤沢「それじゃあ、次は……」
恒一(なにするんだろう?)
ナデナデ
赤沢「恒一君の髪、サラサラしてる」
恒一(うわぁ、これはくすぐったいよ)カア
21: 2012/05/04(金) 02:56:29.65 ID:/rNhWaq/0
赤沢「ずっと撫でていたいわね。……そうね、ここをこうして」
恒一(なにか髪をいじられてる気がする)
赤沢「出来た。……くすっ、似合ってるわよ。二つ結び」クスクス
恒一(あ~、もうどうしてこんなことに……)
―――――
―――
―
恒一「それで、赤沢さんの気は晴れた?」
赤沢「ええ。ありがとう」マンゾク
恒一(……結局、僕が遊ばれただけだったような)
~いないものごっこ~
おわり
恒一(なにか髪をいじられてる気がする)
赤沢「出来た。……くすっ、似合ってるわよ。二つ結び」クスクス
恒一(あ~、もうどうしてこんなことに……)
―――――
―――
―
恒一「それで、赤沢さんの気は晴れた?」
赤沢「ええ。ありがとう」マンゾク
恒一(……結局、僕が遊ばれただけだったような)
~いないものごっこ~
おわり
24: 2012/05/04(金) 02:59:01.38 ID:/rNhWaq/0
赤沢「失礼します」ガラッ
恒一「あれ、赤沢さん。どうしたの?」
赤沢「恒一君の様子を見に来たのよ」
恒一「そうなんだ。わざわざ保健室までありがとう」
赤沢「お礼なんていいのよ。それより、大丈夫?」
恒一「うん。少し横になれば平気だから」
赤沢「そう、安心したわ」
恒一「ははは、心配かけてごめん」
赤沢「……そうね。そのせいかも。私もなんだか疲れたわ」
恒一「それなら少し休む?」
恒一「あれ、赤沢さん。どうしたの?」
赤沢「恒一君の様子を見に来たのよ」
恒一「そうなんだ。わざわざ保健室までありがとう」
赤沢「お礼なんていいのよ。それより、大丈夫?」
恒一「うん。少し横になれば平気だから」
赤沢「そう、安心したわ」
恒一「ははは、心配かけてごめん」
赤沢「……そうね。そのせいかも。私もなんだか疲れたわ」
恒一「それなら少し休む?」
30: 2012/05/04(金) 03:11:09.39 ID:/rNhWaq/0
赤沢「ええ。そうさせてもらうわね」スッ
恒一「えっ、なんで僕のベッドに入ってきてるの?!」
赤沢「他のベッド、荷物が置いてあって寝れないのよ」
恒一「だからって……」
赤沢「ふう、あったかいわね」
恒一(赤沢さん、近い……)ドキドキ
恒一「えっ、なんで僕のベッドに入ってきてるの?!」
赤沢「他のベッド、荷物が置いてあって寝れないのよ」
恒一「だからって……」
赤沢「ふう、あったかいわね」
恒一(赤沢さん、近い……)ドキドキ
31: 2012/05/04(金) 03:13:44.50 ID:/rNhWaq/0
赤沢「……恒一君、あまり端によると落ちるわよ」
恒一「いや、大丈夫だから」
赤沢「ふぅん。……だったら、私もそっちに」モゾモゾ
ガラッ
恒一「?!」
綾野「こういっちゃ~ん。いる~?」
小椋「こら!大声ださない。保健室だよ」
綾野「ごめんごめん」
恒一(綾野さんと小椋さん?!)
恒一「いや、大丈夫だから」
赤沢「ふぅん。……だったら、私もそっちに」モゾモゾ
ガラッ
恒一「?!」
綾野「こういっちゃ~ん。いる~?」
小椋「こら!大声ださない。保健室だよ」
綾野「ごめんごめん」
恒一(綾野さんと小椋さん?!)
35: 2012/05/04(金) 03:16:05.57 ID:/rNhWaq/0
恒一「赤沢さん、隠れて!」ボソッ
赤沢「そうね」モグリ
恒一「……な、なにかな」
綾野「あっ、いた。大丈夫?」
小椋「もう平気?」
恒一「うん。もう大丈夫だから」
綾野「よかった~」
小椋「授業中だったからさ、ちょっと心配だったんだよね」
恒一「ありがとう。もう少ししたら戻るから」
赤沢「そうね」モグリ
恒一「……な、なにかな」
綾野「あっ、いた。大丈夫?」
小椋「もう平気?」
恒一「うん。もう大丈夫だから」
綾野「よかった~」
小椋「授業中だったからさ、ちょっと心配だったんだよね」
恒一「ありがとう。もう少ししたら戻るから」
37: 2012/05/04(金) 03:18:54.97 ID:/rNhWaq/0
綾野「ねぇ、こういっちゃん。看病してあげようか?」
恒一「えっ」
綾野「ほら、熱測ったり、汗ふいてあげたり」ニヤニヤ
恒一「風邪じゃないんだし。それはいいよ」アセアセ
小椋「あたしも興味あるなぁ」ニヤニヤ
恒一「そんなこ、とぉっ!」
綾野「どしたの?こういっちゃん」
恒一(赤沢さん、つねらないでよ。痛いって)
恒一「えっ」
綾野「ほら、熱測ったり、汗ふいてあげたり」ニヤニヤ
恒一「風邪じゃないんだし。それはいいよ」アセアセ
小椋「あたしも興味あるなぁ」ニヤニヤ
恒一「そんなこ、とぉっ!」
綾野「どしたの?こういっちゃん」
恒一(赤沢さん、つねらないでよ。痛いって)
40: 2012/05/04(金) 03:21:42.33 ID:/rNhWaq/0
赤沢「……」ムー
恒一「なんでもないから」
小椋「なんか顔色も悪い気がするけど……」
恒一「大丈夫だから!ほら、もうすぐ授業はじまるからさ。行った方がいいよ」アセアセ
綾野「そっか。残念……」
小椋「榊原君がそう言うなら仕方ないね。それじゃあ、あたし達行くね」
恒一「うん。すぐ戻るから」
恒一「なんでもないから」
小椋「なんか顔色も悪い気がするけど……」
恒一「大丈夫だから!ほら、もうすぐ授業はじまるからさ。行った方がいいよ」アセアセ
綾野「そっか。残念……」
小椋「榊原君がそう言うなら仕方ないね。それじゃあ、あたし達行くね」
恒一「うん。すぐ戻るから」
41: 2012/05/04(金) 03:23:55.22 ID:/rNhWaq/0
ガララッ
恒一「……」
恒一「……赤沢さん。もう行ったよ」
赤沢「そうみたいね」ヒョコ
恒一「もう、やめてよ。あんなこと」
赤沢「なんのこと。私も、もう行くから」スッ
恒一「えっ」
赤沢「それじゃあ、お・だ・い・じ・に」
ガララッ
恒一「……なんだったんだろう」
~お見舞い~
おわり
恒一「……」
恒一「……赤沢さん。もう行ったよ」
赤沢「そうみたいね」ヒョコ
恒一「もう、やめてよ。あんなこと」
赤沢「なんのこと。私も、もう行くから」スッ
恒一「えっ」
赤沢「それじゃあ、お・だ・い・じ・に」
ガララッ
恒一「……なんだったんだろう」
~お見舞い~
おわり
43: 2012/05/04(金) 03:26:11.98 ID:/rNhWaq/0
赤沢「恒一君、少しいい?」
恒一「どうしたの?」
赤沢「数学の課題でわからない所があるのよ。教えて欲しんだけど」
恒一「いいよ」
赤沢「ありがとう。ここなんだけど……」
―――――
―――
―
赤沢「へえ、こうなるのね」
恒一「うん。ここはこの公式を使って……」チラ
恒一「どうしたの?」
赤沢「数学の課題でわからない所があるのよ。教えて欲しんだけど」
恒一「いいよ」
赤沢「ありがとう。ここなんだけど……」
―――――
―――
―
赤沢「へえ、こうなるのね」
恒一「うん。ここはこの公式を使って……」チラ
47: 2012/05/04(金) 03:28:40.84 ID:/rNhWaq/0
恒一(胸元のボタンがはずれてる……。って、見ちゃだめだよね)
赤沢「ねえ、ここって」ズイ
恒一「う、わ」
赤沢「なに?」ジト
恒一「なんでないよっ」カア
恒一(どうしよう……。少し見えた……)
赤沢「ふぅん。……ところで、さっきから落ち着きがないようにみえるんだけど」
恒一「そう、かな……。あはは」
赤沢「ねえ、ここって」ズイ
恒一「う、わ」
赤沢「なに?」ジト
恒一「なんでないよっ」カア
恒一(どうしよう……。少し見えた……)
赤沢「ふぅん。……ところで、さっきから落ち着きがないようにみえるんだけど」
恒一「そう、かな……。あはは」
49: 2012/05/04(金) 03:32:35.44 ID:/rNhWaq/0
赤沢「なにか気になることでもあるの?こっちも落ち着かないんだけど」
恒一「えっと……」
赤沢「はっきり言ったら」
恒一(こうなったら、覚悟決めるか……)
恒一「その、ボタンが……、はずれてるから。直したほうが……//」
赤沢「……そんなこと?」
恒一「え?」
恒一「えっと……」
赤沢「はっきり言ったら」
恒一(こうなったら、覚悟決めるか……)
恒一「その、ボタンが……、はずれてるから。直したほうが……//」
赤沢「……そんなこと?」
恒一「え?」
51: 2012/05/04(金) 03:34:48.57 ID:/rNhWaq/0
赤沢「これはね、わざとはずしてたの」
赤沢「……恒一君のこと、誘惑しようと思って」ニヤリ
恒一「あ、あの……。それって……」
赤沢「……なんて、冗談よ」
恒一「え?!」
赤沢「ふふっ。恒一君、顔真っ赤よ」クスクス
恒一「か、からかわないでよ」
赤沢「ごめんなさい。……くすっ」
赤沢「……恒一君のこと、誘惑しようと思って」ニヤリ
恒一「あ、あの……。それって……」
赤沢「……なんて、冗談よ」
恒一「え?!」
赤沢「ふふっ。恒一君、顔真っ赤よ」クスクス
恒一「か、からかわないでよ」
赤沢「ごめんなさい。……くすっ」
55: 2012/05/04(金) 03:37:00.26 ID:/rNhWaq/0
恒一「もう……。向こうむいてるから早く直してよ」
赤沢「ええ」
赤沢(……冗談じゃないって言ったら、あなたはどんな顔をするのかしら)
~ボタン~
おわり
赤沢「ええ」
赤沢(……冗談じゃないって言ったら、あなたはどんな顔をするのかしら)
~ボタン~
おわり
72: 2012/05/04(金) 03:52:56.33 ID:/rNhWaq/0
恒一「赤沢さん?」
赤沢「恒一君、奇遇ね。図書室になにか用なの?」
恒一「うん、ちょっとね。赤沢さんは?」
赤沢「私は千曳先生に聞きたいことがあってきたの」
恒一「その用事はもう終わったの?」
赤沢「ええ。けど、先生急用が入ったみたいで帰っちゃったの」
赤沢「それで、戸締りをお願いされちゃって」
赤沢「恒一君、奇遇ね。図書室になにか用なの?」
恒一「うん、ちょっとね。赤沢さんは?」
赤沢「私は千曳先生に聞きたいことがあってきたの」
恒一「その用事はもう終わったの?」
赤沢「ええ。けど、先生急用が入ったみたいで帰っちゃったの」
赤沢「それで、戸締りをお願いされちゃって」
73: 2012/05/04(金) 03:55:13.20 ID:/rNhWaq/0
恒一「そうなんだ」
赤沢「もともと予定もなかったし、用が済んだらここで少し勉強するつもりだったけど」
恒一「そっか……。千曳先生に聞きたいことがあったんだけどなぁ」
赤沢「それはお気の毒ね」
恒一「しょうがない。明日にするよ」
赤沢「そうね」
赤沢「もともと予定もなかったし、用が済んだらここで少し勉強するつもりだったけど」
恒一「そっか……。千曳先生に聞きたいことがあったんだけどなぁ」
赤沢「それはお気の毒ね」
恒一「しょうがない。明日にするよ」
赤沢「そうね」
74: 2012/05/04(金) 03:57:59.18 ID:/rNhWaq/0
恒一「……あのさ、もう少しここにいていいかな?赤沢さんがよかったらだけど」
赤沢「かまわないわよ」
恒一「よかった。読みかけの本を読んじゃいたくてさ」
赤沢「へぇ、どんなものを読むの?」
―――――
―――
―
恒一(……もうこんな時間か。帰らなきゃな)
恒一「赤沢さん。そろそろ……」
赤沢「かまわないわよ」
恒一「よかった。読みかけの本を読んじゃいたくてさ」
赤沢「へぇ、どんなものを読むの?」
―――――
―――
―
恒一(……もうこんな時間か。帰らなきゃな)
恒一「赤沢さん。そろそろ……」
75: 2012/05/04(金) 04:00:27.30 ID:/rNhWaq/0
赤沢「すぅー……すぅー……」
恒一「あれ、寝てる」
恒一(どうしようかな……。って、起こすしかないよね)
恒一「おーい。赤沢さん」ユサユサ
赤沢「……んっ」
恒一「あ、起きた?」
赤沢「こう、いちくん……?」トローン
恒一「うん。もう帰らないと」
赤沢「恒一君っ」ダキッ
恒一「え?!」
恒一「あれ、寝てる」
恒一(どうしようかな……。って、起こすしかないよね)
恒一「おーい。赤沢さん」ユサユサ
赤沢「……んっ」
恒一「あ、起きた?」
赤沢「こう、いちくん……?」トローン
恒一「うん。もう帰らないと」
赤沢「恒一君っ」ダキッ
恒一「え?!」
77: 2012/05/04(金) 04:02:42.78 ID:/rNhWaq/0
赤沢「」スリスリ
恒一「あ、あの寝ぼけてる?//」
赤沢「…………き」
恒一「え?」
赤沢「こういちくん、すきよ」
恒一「あ、あ……」ドキドキ
赤沢「」ハッ
赤沢「こ、恒一君……私……今……//」
恒一「その……えっと……//」
恒一「あ、あの寝ぼけてる?//」
赤沢「…………き」
恒一「え?」
赤沢「こういちくん、すきよ」
恒一「あ、あ……」ドキドキ
赤沢「」ハッ
赤沢「こ、恒一君……私……今……//」
恒一「その……えっと……//」
79: 2012/05/04(金) 04:05:02.00 ID:/rNhWaq/0
赤沢「……ば」
恒一「ば?」
赤沢「馬鹿じゃないの!変な勘違いしないでよ!」カァア
赤沢「あなたのことなんてなんとも思ってないわよ!」
恒一「あの」
赤沢「……私、帰るから。戸締りお願い」スタスタ
バタン
恒一「……」
赤沢(なんで、素直になれないのよ……)グスン
~告白?~
おわり
恒一「ば?」
赤沢「馬鹿じゃないの!変な勘違いしないでよ!」カァア
赤沢「あなたのことなんてなんとも思ってないわよ!」
恒一「あの」
赤沢「……私、帰るから。戸締りお願い」スタスタ
バタン
恒一「……」
赤沢(なんで、素直になれないのよ……)グスン
~告白?~
おわり
82: 2012/05/04(金) 04:08:38.29 ID:/rNhWaq/0
恒一「あの、赤沢さん」
赤沢「なに?」キッ
恒一「その、この間のことなんだけど」
赤沢「ごめんなさい。今いそがしいから、後にして」
恒一「ごめん……」
赤沢「なに?」キッ
恒一「その、この間のことなんだけど」
赤沢「ごめんなさい。今いそがしいから、後にして」
恒一「ごめん……」
83: 2012/05/04(金) 04:11:13.56 ID:/rNhWaq/0
―――――
―――
―
――屋上・放課後――
赤沢(なんで、こうなるのよ……。私の馬鹿……)
赤沢(このまま恒一君と疎遠になるの……?そんなの嫌よ……)グスッ
ギィバタン
赤沢「こ、恒一君?!」
恒一「やあ」
赤沢「なんの用?」ゴシゴシ
恒一「この前の話、ね」
―――
―
――屋上・放課後――
赤沢(なんで、こうなるのよ……。私の馬鹿……)
赤沢(このまま恒一君と疎遠になるの……?そんなの嫌よ……)グスッ
ギィバタン
赤沢「こ、恒一君?!」
恒一「やあ」
赤沢「なんの用?」ゴシゴシ
恒一「この前の話、ね」
86: 2012/05/04(金) 04:13:53.37 ID:/rNhWaq/0
赤沢「……あれはただ、あなたをからかっただけよ。それだけ」
赤沢(違う……。違うのに……)
赤沢「それじゃあ、戻るから」スタスタ
恒一「待ってっ」ガシッ
赤沢「離してっ」
恒一「……いつまで逃げるの?」
赤沢「……っ」
恒一「まあ、僕はそういう所も赤沢さんらしいなって思うんだけどね」
赤沢「なにが言いたいの」
赤沢(違う……。違うのに……)
赤沢「それじゃあ、戻るから」スタスタ
恒一「待ってっ」ガシッ
赤沢「離してっ」
恒一「……いつまで逃げるの?」
赤沢「……っ」
恒一「まあ、僕はそういう所も赤沢さんらしいなって思うんだけどね」
赤沢「なにが言いたいの」
88: 2012/05/04(金) 04:16:17.01 ID:/rNhWaq/0
恒一「……僕は赤沢泉美さんが好きです」
赤沢「え……」
恒一「これは僕の嘘偽りのない気持ち。ふられてもかまわない。だから……」
恒一「赤沢さんの本当の気持ちを聞かせて欲しいんだ」
赤沢「私は……」
恒一「うん」
赤沢「…………私も好きよ。恒一君のこと大好き」ニコ
赤沢「え……」
恒一「これは僕の嘘偽りのない気持ち。ふられてもかまわない。だから……」
恒一「赤沢さんの本当の気持ちを聞かせて欲しいんだ」
赤沢「私は……」
恒一「うん」
赤沢「…………私も好きよ。恒一君のこと大好き」ニコ
92: 2012/05/04(金) 04:19:47.72 ID:/rNhWaq/0
恒一「よかった。両想いだね」
赤沢「そう、ね……うぅ、ぐすっ……ごめん、なさぃ……」ポロポロ
恒一「大丈夫。気にしてないよ。僕こそもっと早く言えばよかったね」ナデナデ
赤沢「ありがとう……」グスン
恒一「僕の方こそありがとう」ギュッ
―――――
―――
―
恒一「落ち着いた?」
赤沢「もう、平気よ」
赤沢「そう、ね……うぅ、ぐすっ……ごめん、なさぃ……」ポロポロ
恒一「大丈夫。気にしてないよ。僕こそもっと早く言えばよかったね」ナデナデ
赤沢「ありがとう……」グスン
恒一「僕の方こそありがとう」ギュッ
―――――
―――
―
恒一「落ち着いた?」
赤沢「もう、平気よ」
94: 2012/05/04(金) 04:22:18.14 ID:/rNhWaq/0
恒一「そっか。それじゃあ、帰ろうか。はい、手」
赤沢「ええ」ギュウ
恒一「……言いそびれてたんだけどさ、この前のピンクのリボン似合ってたよ」
赤沢「すっごく今更ね」
赤沢「ええ」ギュウ
恒一「……言いそびれてたんだけどさ、この前のピンクのリボン似合ってたよ」
赤沢「すっごく今更ね」
97: 2012/05/04(金) 04:25:35.26 ID:/rNhWaq/0
恒一「ごめん……」
赤沢「いいわよ、もう。……また、つけようかしら?」
恒一「うん。また見たいな」
赤沢「それは恒一君次第ね。私は簡単にはデレないんだから♪」
~告白~
おわり
赤沢「いいわよ、もう。……また、つけようかしら?」
恒一「うん。また見たいな」
赤沢「それは恒一君次第ね。私は簡単にはデレないんだから♪」
~告白~
おわり
98: 2012/05/04(金) 04:27:55.44 ID:/rNhWaq/0
以上です
お付き合い頂きありがとうございました
これで赤沢さんのところへ行けます
お付き合い頂きありがとうございました
これで赤沢さんのところへ行けます
99: 2012/05/04(金) 04:29:02.66 ID:9ek6VBFai
乙
104: 2012/05/04(金) 04:39:18.67 ID:/rNhWaq/0
はあ、どうして赤沢さんメインのss書くと途中ですいとんされるのかな……
ドーシテ レーチャン
ドーシテ レーチャン
111: 2012/05/04(金) 05:03:42.12 ID:/rNhWaq/0
>>108
赤沢「ふふっ……恒一君、緊張してる?」
赤沢「握手禁止令?!」
赤沢さんメインだとこれ
赤沢「ふふっ……恒一君、緊張してる?」
赤沢「握手禁止令?!」
赤沢さんメインだとこれ
113: 2012/05/04(金) 05:14:07.78 ID:/rNhWaq/0
わたしです(aa略
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