1: 2014/09/04(木) 01:46:32.85 ID:MG9/yl0b0
金剛「と、いう訳デー!テートクのポーカフェイスを崩すために集まってもらったヨ!」
加賀「提督の無表情、無口は私達の士気に関わる事態にまで及んでいます」
利根「うむ、艦娘の一部から提督に話しかけるのが怖いという意見が多数来てるのう」
川内「具体的にはどうするの?」
利根「それを話し合う場じゃぞ」
川内「そっか」
金剛「why?大事な秘書艦が来てないネ」
雷「ちょっと用事があるから少し遅れてくるって言ってたわよ」
雷「先に始めてていいってさ!」
金剛「oh・・・」
加賀「提督の無表情、無口は私達の士気に関わる事態にまで及んでいます」
利根「うむ、艦娘の一部から提督に話しかけるのが怖いという意見が多数来てるのう」
川内「具体的にはどうするの?」
利根「それを話し合う場じゃぞ」
川内「そっか」
金剛「why?大事な秘書艦が来てないネ」
雷「ちょっと用事があるから少し遅れてくるって言ってたわよ」
雷「先に始めてていいってさ!」
金剛「oh・・・」
2: 2014/09/04(木) 01:49:28.64 ID:MG9/yl0b0
艦娘達が提督にありとあらゆる手でちょっかいを出すだけのSS
提督は無表情、無口で強面
健全な内容となっていると思います
提督は無表情、無口で強面
健全な内容となっていると思います
3: 2014/09/04(木) 01:57:37.00 ID:MG9/yl0b0
利根「それでは、企画者である雷が指揮を取るのじゃ」
雷「私に任せて!そんなわけで、司令官の喜怒哀楽を見たいと私はいつも思っているわけなんだけど」
金剛「そうネ。テートクは顔の筋肉がハードね」
川内「ふああ・・・夜まで寝たい・・・」
雷「それでなんだけど、手始めになにしたらいいと思う!?」
加賀「早速こちらに丸投げするのはどうかと思いますよ」
雷「じ、じゃあ、こうしましょう!最初はどの表情を目指すか決めよう!」
利根「ふむ・・・それだとやはり、笑顔じゃな!笑顔は良いぞ笑顔は!」
加賀「ん、それは私も賛成ですね」
金剛「スマイル!OK!」
川内「夜戦で泣かせてもいいんじゃないかな?」
利根「それはいきなりすぎじゃろう。それに、奴は艤装をつけられない」
川内「やっぱし?」
雷「私に任せて!そんなわけで、司令官の喜怒哀楽を見たいと私はいつも思っているわけなんだけど」
金剛「そうネ。テートクは顔の筋肉がハードね」
川内「ふああ・・・夜まで寝たい・・・」
雷「それでなんだけど、手始めになにしたらいいと思う!?」
加賀「早速こちらに丸投げするのはどうかと思いますよ」
雷「じ、じゃあ、こうしましょう!最初はどの表情を目指すか決めよう!」
利根「ふむ・・・それだとやはり、笑顔じゃな!笑顔は良いぞ笑顔は!」
加賀「ん、それは私も賛成ですね」
金剛「スマイル!OK!」
川内「夜戦で泣かせてもいいんじゃないかな?」
利根「それはいきなりすぎじゃろう。それに、奴は艤装をつけられない」
川内「やっぱし?」
4: 2014/09/04(木) 02:03:29.11 ID:MG9/yl0b0
金剛「笑顔は最初の目標で決定ネ。次は?」
雷「そうねー。司令官のどんな表情を見たいかみんなで出し合おう!鎮守府中の子にアンケートとって!」
利根「おお!それはいいの!」
加賀「アンケートの件は青葉と衣笠に任せましょう」
川内「それじゃあさーここに居るみんなはどんな顔みたいのさ?」グデー
加賀「そうね。泣き顔とかも見てみたいわね」
雷「笑顔もそうだけど、幸せそうな表情とかも見てみたいわね」
金剛「金剛はー、鼻の下を伸ばしたデレデレした顔を拝みたいかもネー」
ガチャ
雷「そうねー。司令官のどんな表情を見たいかみんなで出し合おう!鎮守府中の子にアンケートとって!」
利根「おお!それはいいの!」
加賀「アンケートの件は青葉と衣笠に任せましょう」
川内「それじゃあさーここに居るみんなはどんな顔みたいのさ?」グデー
加賀「そうね。泣き顔とかも見てみたいわね」
雷「笑顔もそうだけど、幸せそうな表情とかも見てみたいわね」
金剛「金剛はー、鼻の下を伸ばしたデレデレした顔を拝みたいかもネー」
ガチャ
5: 2014/09/04(木) 02:08:14.92 ID:MG9/yl0b0
三日月「ごめんなさい遅れました」
金剛「oh!待ってたヨ」
三日月「司令官に頼まれた書類をまとめて居たので遅れてしまいました」
加賀「ご苦労様。それでだけど・・・」
三日月「はぁ」
利根「秘書艦をしておる三日月なら何か知っておるんじゃないか?」
三日月「そんな!秘書艦になってまだ日は浅いですし、それに他の人に聞いたほうがいいですよ」
三日月「私も正直・・・」
川内「どうしたの?何かあったの?」
三日月「司令官と二人で一緒に居るのすごく辛くて」
加賀「・・・通りでコロコロ秘書艦が変わるんですね」
雷「由々しき事態ね」
金剛「oh!待ってたヨ」
三日月「司令官に頼まれた書類をまとめて居たので遅れてしまいました」
加賀「ご苦労様。それでだけど・・・」
三日月「はぁ」
利根「秘書艦をしておる三日月なら何か知っておるんじゃないか?」
三日月「そんな!秘書艦になってまだ日は浅いですし、それに他の人に聞いたほうがいいですよ」
三日月「私も正直・・・」
川内「どうしたの?何かあったの?」
三日月「司令官と二人で一緒に居るのすごく辛くて」
加賀「・・・通りでコロコロ秘書艦が変わるんですね」
雷「由々しき事態ね」
6: 2014/09/04(木) 02:14:44.32 ID:MG9/yl0b0
三日月「秘書艦が一番長く続いたのって誰でしたっけ」
雷「うちの二番艦」
加賀「ああ・・・」
金剛「ポーカーフェイス同士分かち合える物があるのかナ!」
ガチャ
鈴谷「ヒャホー何してんの?」
利根「おお!丁度良いとろこにきたのう!」
鈴谷「んー?どういうこと」
三日月「後ほど説明します・・・」
雷「うちの二番艦」
加賀「ああ・・・」
金剛「ポーカーフェイス同士分かち合える物があるのかナ!」
ガチャ
鈴谷「ヒャホー何してんの?」
利根「おお!丁度良いとろこにきたのう!」
鈴谷「んー?どういうこと」
三日月「後ほど説明します・・・」
7: 2014/09/04(木) 02:15:37.90 ID:MG9/yl0b0
今回はこの辺で
ここの提督はセクハラなんて出来ません
ここの提督はセクハラなんて出来ません
15: 2014/09/04(木) 23:36:53.18 ID:MG9/yl0b0
鈴谷「なんだそんなことか」
加賀「そんなことで済まされる事ではなくなっているのよ」
鈴谷「いやー小さいってそんなことー」
三日月「そう言えば、鈴谷さんも秘書艦続けた期間が長かったですよね」
鈴谷「そうだったかなー」
川内「えーっと・・・確かトップ5くらいには入ってたはずだよ」
金剛「長続きするコツを知りたいデース・・・」
鈴谷「何も考えたことないけどさー」
三日月「私が今悩んでいる事をそんなあっさり・・・」
鈴谷「んー難しい事考えるからいけないんじゃないかな」
加賀「そうも言ってられないんです。一部を除いてキラキラがつかない自体になっているんですよ」
加賀「間宮さんのデザートを食べてもですよ!?」
鈴谷「笑うしかないね」
加賀「そんなことで済まされる事ではなくなっているのよ」
鈴谷「いやー小さいってそんなことー」
三日月「そう言えば、鈴谷さんも秘書艦続けた期間が長かったですよね」
鈴谷「そうだったかなー」
川内「えーっと・・・確かトップ5くらいには入ってたはずだよ」
金剛「長続きするコツを知りたいデース・・・」
鈴谷「何も考えたことないけどさー」
三日月「私が今悩んでいる事をそんなあっさり・・・」
鈴谷「んー難しい事考えるからいけないんじゃないかな」
加賀「そうも言ってられないんです。一部を除いてキラキラがつかない自体になっているんですよ」
加賀「間宮さんのデザートを食べてもですよ!?」
鈴谷「笑うしかないね」
16: 2014/09/04(木) 23:50:30.29 ID:MG9/yl0b0
利根「ともかく、今の現状を把握することが大事じゃな。三日月、頼むぞ」
三日月「あ、はい。えーっとですね。司令官は指示を出す際にしかまともに声も出さない」
三日月「日常では、わかった。ん。なんだ?。そうか。程度の言葉で会話をしています」
三日月「顔は常に無表情でです」
鈴谷「ふふん、クソ真面目な三日月が男らしい言葉使うとかギャップがいいね」
三日月「や、やめてください!」
川内「長月ちゃんに似てた」
三日月「とにかく!ここで話し合ったところで埒が開きません!」
三日月「秘書艦が長続きした実績者達に話を聞くのも大事だと思います」
利根「それもそうじゃのう・・・よし、一旦解散するか!」
加賀「そういうことなら、私は青葉と衣笠に頼んでくるわ」
雷「じゃあ私達は響とかに会いに行くわ」
利根「加賀よ、吾輩もついて行くぞ」
加賀「それじゃ、一旦別れましょ」
三日月「あ、はい。えーっとですね。司令官は指示を出す際にしかまともに声も出さない」
三日月「日常では、わかった。ん。なんだ?。そうか。程度の言葉で会話をしています」
三日月「顔は常に無表情でです」
鈴谷「ふふん、クソ真面目な三日月が男らしい言葉使うとかギャップがいいね」
三日月「や、やめてください!」
川内「長月ちゃんに似てた」
三日月「とにかく!ここで話し合ったところで埒が開きません!」
三日月「秘書艦が長続きした実績者達に話を聞くのも大事だと思います」
利根「それもそうじゃのう・・・よし、一旦解散するか!」
加賀「そういうことなら、私は青葉と衣笠に頼んでくるわ」
雷「じゃあ私達は響とかに会いに行くわ」
利根「加賀よ、吾輩もついて行くぞ」
加賀「それじゃ、一旦別れましょ」
17: 2014/09/05(金) 00:09:21.79 ID:qEKJN8Le0
Верный(以降:響)「・・・」ペラッ
コンコン
響「ん・・・入っていいよ」
ガチャ
鈴谷「やっほー響!」
響「ああ。どうしたんだい?こんな大勢で私のところに来て」
雷「突然だけどさ。なんで響は司令官の秘書艦が長く続いたか知りたいんだけど」
響「本当に突然だね・・・特に意味はないよ」
鈴谷「だよねー」
三日月「・・・今更なんですけど」
金剛「なんデスか?」
三日月「秘書艦が続いた理由と笑顔がみたいのとってどういう関連性があるんですか?」
コンコン
響「ん・・・入っていいよ」
ガチャ
鈴谷「やっほー響!」
響「ああ。どうしたんだい?こんな大勢で私のところに来て」
雷「突然だけどさ。なんで響は司令官の秘書艦が長く続いたか知りたいんだけど」
響「本当に突然だね・・・特に意味はないよ」
鈴谷「だよねー」
三日月「・・・今更なんですけど」
金剛「なんデスか?」
三日月「秘書艦が続いた理由と笑顔がみたいのとってどういう関連性があるんですか?」
21: 2014/09/05(金) 23:25:14.62 ID:qEKJN8Le0
金剛「提督の事を一番知れるのは長い間一緒に居られる秘書艦が適してマース!」
金剛「それに提督と二人きりになれる唯一のchanceでもあるんデスヨ!」
三日月「確かにそうかもしれませんけど・・・」
三日月「二人きりって結構辛いですよ。会話がなくて一緒に居ていいのか悩んじゃって」
金剛「まだまだ甘いネー」
響「秘書艦にすらなれない人が言うことじゃないね」
金剛「ハートブレイク!気にしてるだから言わないでくだサイ・・・」
鈴谷(提督騒がしいの好きじゃないしねー)
金剛「でもいつかは提督とキャッキャッウフフするのが夢デス!」
響鈴谷「」ピクッ
金剛「それに提督と二人きりになれる唯一のchanceでもあるんデスヨ!」
三日月「確かにそうかもしれませんけど・・・」
三日月「二人きりって結構辛いですよ。会話がなくて一緒に居ていいのか悩んじゃって」
金剛「まだまだ甘いネー」
響「秘書艦にすらなれない人が言うことじゃないね」
金剛「ハートブレイク!気にしてるだから言わないでくだサイ・・・」
鈴谷(提督騒がしいの好きじゃないしねー)
金剛「でもいつかは提督とキャッキャッウフフするのが夢デス!」
響鈴谷「」ピクッ
22: 2014/09/05(金) 23:33:11.21 ID:qEKJN8Le0
雷「そんなことより、本当にコツとかないの?」
雷「私ですら一緒に居るの不安になったぐらいなんだから!」
響「あ、ああ・・・本当にないよ」
鈴谷「強いて言えば提督の意外な一面を見ることかなー?」
響「司令官を見る目が変わるよ」
雷「ふむふむ・・・それで!?その一面はどうやってみるの!?」
金剛「雷ー!少し人に頼り過ぎだヨ」
三日月「・・・そう言えばいつの間にか川内さんが居ない・・・」
響「まぁ、運がよければ秘書艦初日に見れるし、悪ければ見る前に諦めるんだろうけど」
鈴谷「別に鈴谷はそんな一面見なくたって一緒に居られたけどね」ドヤッ
響「ん、それは同感だな」
金剛「私もいつでも準備万端よ提督!早く私を秘書艦にするべきなんデス!」
雷「私ですら一緒に居るの不安になったぐらいなんだから!」
響「あ、ああ・・・本当にないよ」
鈴谷「強いて言えば提督の意外な一面を見ることかなー?」
響「司令官を見る目が変わるよ」
雷「ふむふむ・・・それで!?その一面はどうやってみるの!?」
金剛「雷ー!少し人に頼り過ぎだヨ」
三日月「・・・そう言えばいつの間にか川内さんが居ない・・・」
響「まぁ、運がよければ秘書艦初日に見れるし、悪ければ見る前に諦めるんだろうけど」
鈴谷「別に鈴谷はそんな一面見なくたって一緒に居られたけどね」ドヤッ
響「ん、それは同感だな」
金剛「私もいつでも準備万端よ提督!早く私を秘書艦にするべきなんデス!」
23: 2014/09/05(金) 23:37:58.47 ID:qEKJN8Le0
雷「そっか・・・ありがとね!次に行く!」
鈴谷「鈴谷はここで響と話してくねー。あとは頑張ってー」
金剛「次はモッチーの所に行くネ!GOGO!!」
雷「ゴーゴー!」
ガチャ
三日月「それではお邪魔しました」ペコッ
パタン
鈴谷「何の本読んでたの?」
響「司令官からおすすめされた本だよ」
鈴谷「ふーん・・・羨ましい」
響「読む?」
鈴谷「提督からおすすめされなきゃ意味ないじゃーん」グデッ
響「私じゃ不満かい?」
鈴谷「うん」
鈴谷「鈴谷はここで響と話してくねー。あとは頑張ってー」
金剛「次はモッチーの所に行くネ!GOGO!!」
雷「ゴーゴー!」
ガチャ
三日月「それではお邪魔しました」ペコッ
パタン
鈴谷「何の本読んでたの?」
響「司令官からおすすめされた本だよ」
鈴谷「ふーん・・・羨ましい」
響「読む?」
鈴谷「提督からおすすめされなきゃ意味ないじゃーん」グデッ
響「私じゃ不満かい?」
鈴谷「うん」
24: 2014/09/05(金) 23:48:45.29 ID:qEKJN8Le0
響「そうか」
鈴谷「・・・どうして提督はあんな怖い顔しか出来ないんだろうね」
響「表に感情を出すのが苦手なんだろう。優しいんだけど」
鈴谷「外見で損する人っているよね」
響「私はあのままの司令官が好きだが」
鈴谷「本当はこれ以上ライバル増やしたくないんだけどなー」
響「はは、司令官の良さがみんなに伝われば、明るい鎮守府になると思うよ」
鈴谷「まぁね・・・そしたら、提督、笑顔見せてくれるかな」
響「いつかは見せてくれるさ。内心では本当に笑顔なんだろうし」
鈴谷「あの提督ならありえる」
響「さて、私は本を読むけど、鈴谷は?」
鈴谷「どうせ今日は一日やること無いし、熊野にちょっかい出してくるよ」
響「ああ」
鈴谷「・・・どうして提督はあんな怖い顔しか出来ないんだろうね」
響「表に感情を出すのが苦手なんだろう。優しいんだけど」
鈴谷「外見で損する人っているよね」
響「私はあのままの司令官が好きだが」
鈴谷「本当はこれ以上ライバル増やしたくないんだけどなー」
響「はは、司令官の良さがみんなに伝われば、明るい鎮守府になると思うよ」
鈴谷「まぁね・・・そしたら、提督、笑顔見せてくれるかな」
響「いつかは見せてくれるさ。内心では本当に笑顔なんだろうし」
鈴谷「あの提督ならありえる」
響「さて、私は本を読むけど、鈴谷は?」
鈴谷「どうせ今日は一日やること無いし、熊野にちょっかい出してくるよ」
響「ああ」
27: 2014/09/05(金) 23:59:30.19 ID:qEKJN8Le0
卯月、弥生、三日月、望月の共同部屋
弥生「・・・」ギュッ
望月「8切りからの上がり!後ろから抱き締めるの好きだね弥生姉」
北上「うお、マジで?」
摩耶「くそ・・・このままじゃまた大貧民だぞ・・・」
弥生「・・・嫌?」
望月「嫌じゃないけどさ」
卯月「スピー・・・スピー・・・あ・・・ウサギガニゲテル!」スヤスヤ
コンコン
望月「んあー。空いてるよー」
ガチャ
弥生「・・・」ギュッ
望月「8切りからの上がり!後ろから抱き締めるの好きだね弥生姉」
北上「うお、マジで?」
摩耶「くそ・・・このままじゃまた大貧民だぞ・・・」
弥生「・・・嫌?」
望月「嫌じゃないけどさ」
卯月「スピー・・・スピー・・・あ・・・ウサギガニゲテル!」スヤスヤ
コンコン
望月「んあー。空いてるよー」
ガチャ
28: 2014/09/06(土) 00:03:49.15 ID:iWaLkHk80
提督「弥生。居るか?」
弥生「ん・・・司令官。何?」
摩耶「げっ・・・」ピクッ
北上(摩耶がビビってる)
提督「今日も頼む」
弥生「・・・わかった」
パタン
望月「あーいつもの?」
弥生「うん。行ってくる」
望月「がんばってー」
ガチャ
パタン
弥生「ん・・・司令官。何?」
摩耶「げっ・・・」ピクッ
北上(摩耶がビビってる)
提督「今日も頼む」
弥生「・・・わかった」
パタン
望月「あーいつもの?」
弥生「うん。行ってくる」
望月「がんばってー」
ガチャ
パタン
29: 2014/09/06(土) 00:10:57.68 ID:iWaLkHk80
摩耶「はぁ・・・」
望月「何ビビってんの?」
摩耶「なっ・・・び、ビビってねーよ!」
摩耶「あいつがどう思って話してるかわかんねーからあいつは嫌いなだけだよ!」
北上「まぁ、提督いつも無表情だもんね」
望月「気にし過ぎだって」
摩耶「秘書艦長く続いた奴らは違うなちくしょう!」
北上「秘書艦に選ばれてから提督の事批判しようよ」
望月「そーそー。ちょっちめんどーだけどね」
北上「あはは。めんどいのは確かかもね。三枚出し」
摩耶「パス」
北上「2を二枚出し」
摩耶「パス」
北上「上がり」
摩耶「くそがっ!」
望月「何ビビってんの?」
摩耶「なっ・・・び、ビビってねーよ!」
摩耶「あいつがどう思って話してるかわかんねーからあいつは嫌いなだけだよ!」
北上「まぁ、提督いつも無表情だもんね」
望月「気にし過ぎだって」
摩耶「秘書艦長く続いた奴らは違うなちくしょう!」
北上「秘書艦に選ばれてから提督の事批判しようよ」
望月「そーそー。ちょっちめんどーだけどね」
北上「あはは。めんどいのは確かかもね。三枚出し」
摩耶「パス」
北上「2を二枚出し」
摩耶「パス」
北上「上がり」
摩耶「くそがっ!」
30: 2014/09/06(土) 00:18:36.93 ID:iWaLkHk80
ガチャ
金剛「アポなしお部屋訪問!」
雷「in鎮守府!」
三日月「ノックぐらいしてください」
望月「お、三日月姉おかえり。大富豪やらない?」
三日月「ごめん。今連れ回されてるから」
望月「嫌なら断ればいいのに」
三日月「一応秘書艦だし・・・みんなの悩み聞かないと」
北上「そんな難しくやらなくて大丈夫だって」
摩耶(誰かが入ってくれれば一からやり直しなのにっ!)
卯月「・・・ウサギ・・・ウサギオイシ・・・ヤメロオウナ」スヤスヤ
摩耶「望月、場所変わってくれ」
望月「やだ」
北上「今日は一段と寝言がうるさいね」
金剛「アポなしお部屋訪問!」
雷「in鎮守府!」
三日月「ノックぐらいしてください」
望月「お、三日月姉おかえり。大富豪やらない?」
三日月「ごめん。今連れ回されてるから」
望月「嫌なら断ればいいのに」
三日月「一応秘書艦だし・・・みんなの悩み聞かないと」
北上「そんな難しくやらなくて大丈夫だって」
摩耶(誰かが入ってくれれば一からやり直しなのにっ!)
卯月「・・・ウサギ・・・ウサギオイシ・・・ヤメロオウナ」スヤスヤ
摩耶「望月、場所変わってくれ」
望月「やだ」
北上「今日は一段と寝言がうるさいね」
31: 2014/09/06(土) 00:24:39.31 ID:iWaLkHk80
金剛「おお!長く秘書艦が続いたランキングトップ5の3位と4位が居るネ」
望月「ん?どうかしたん?」
北上「なになに?何かあったの?」
金剛「2位の弥生ちゃんが居ないのが残念ですケド」
望月「弥生姉ならさっき司令官に呼ばれて出て行ったとこだよ」
金剛「Shit!」
雷「あれ、今日は出撃も遠征もなしじゃなかったっけ?」
金剛「提督からプライベートの呼び出し!?これはスキャンダルの予感ネ」
摩耶「青葉みてーな事言ってんなよ」
望月「いやいや、そんなんじゃないから」
北上「そうそう。提督の事手伝ってるだけだよー」
望月「ん?どうかしたん?」
北上「なになに?何かあったの?」
金剛「2位の弥生ちゃんが居ないのが残念ですケド」
望月「弥生姉ならさっき司令官に呼ばれて出て行ったとこだよ」
金剛「Shit!」
雷「あれ、今日は出撃も遠征もなしじゃなかったっけ?」
金剛「提督からプライベートの呼び出し!?これはスキャンダルの予感ネ」
摩耶「青葉みてーな事言ってんなよ」
望月「いやいや、そんなんじゃないから」
北上「そうそう。提督の事手伝ってるだけだよー」
32: 2014/09/06(土) 00:30:18.53 ID:iWaLkHk80
望月「まー二人きりなのは変わらないけどねー。大富豪じゃなくて神経衰弱やろ」
北上「いいよ」
三日月「プライベートでも二人きり・・・もしかして弥生姉さんと司令官って・・・」
望月「ありえないありえない!あの司令官に限ってそんなこと絶対にないって!」
三日月「え?」
望月「三日月姉も少し秘書艦の仕事に責任感じずに気楽にやってみたら?」
北上「そうそう。提督の機嫌とか考えないで少しやってみるといいよ」
卯月「うーん・・・うるさくて寝れないピョン」
摩耶「嘘つけ。お前の寝言の方がうるさかったわ」
卯月「え・・・うーちゃん寝言言ってた?」
摩耶「おう」
北上「いいよ」
三日月「プライベートでも二人きり・・・もしかして弥生姉さんと司令官って・・・」
望月「ありえないありえない!あの司令官に限ってそんなこと絶対にないって!」
三日月「え?」
望月「三日月姉も少し秘書艦の仕事に責任感じずに気楽にやってみたら?」
北上「そうそう。提督の機嫌とか考えないで少しやってみるといいよ」
卯月「うーん・・・うるさくて寝れないピョン」
摩耶「嘘つけ。お前の寝言の方がうるさかったわ」
卯月「え・・・うーちゃん寝言言ってた?」
摩耶「おう」
33: 2014/09/06(土) 00:37:17.03 ID:iWaLkHk80
北上「提督、常に無表情で怖い顔してるけど、滅多に怒ることないよ」
金剛「そう言えば、提督の怒鳴り声って聞いたこと無いデスね」
三日月「確かに聞いたことはないけど・・・」
三日月「静かに声を低くして怒るタイプかと思ってた・・・」
望月「偏見はダメだよ。司令官悲しんじゃうよ」
金剛「響といい鈴谷といい・・・トップ5は提督の秘密を握ってる気がするデース」
望月「秘密かどうかは知らないけどね。じゃんけんぽん」グー
北上「なんとなくだけど、提督とちょっと楽しいよね」グー
摩耶「二人きりで居たいと思えねぇよ・・・」チョキ
雷「そうなんだぁ」グー
望月「あれ、雷ちゃんも参加?」
雷「私もやりたい!」
金剛「oh・・・主催者・・・」
金剛「そう言えば、提督の怒鳴り声って聞いたこと無いデスね」
三日月「確かに聞いたことはないけど・・・」
三日月「静かに声を低くして怒るタイプかと思ってた・・・」
望月「偏見はダメだよ。司令官悲しんじゃうよ」
金剛「響といい鈴谷といい・・・トップ5は提督の秘密を握ってる気がするデース」
望月「秘密かどうかは知らないけどね。じゃんけんぽん」グー
北上「なんとなくだけど、提督とちょっと楽しいよね」グー
摩耶「二人きりで居たいと思えねぇよ・・・」チョキ
雷「そうなんだぁ」グー
望月「あれ、雷ちゃんも参加?」
雷「私もやりたい!」
金剛「oh・・・主催者・・・」
34: 2014/09/06(土) 00:42:10.86 ID:iWaLkHk80
三日月(もうちょっと頑張ってみようかな・・・)
三日月「ありがとう望月ちゃん。私、もう少し頑張ってみる」
望月「おーがんばれー」
タッタッタッ・・・
金剛「三日月もいなくなっちゃったネー」
望月「金剛もやる?神経衰弱」
北上「それともUNO?」
摩耶「人生ゲームもあるぜ」
金剛「この部屋はボードゲームのアミューズメントネ!」
三日月「ありがとう望月ちゃん。私、もう少し頑張ってみる」
望月「おーがんばれー」
タッタッタッ・・・
金剛「三日月もいなくなっちゃったネー」
望月「金剛もやる?神経衰弱」
北上「それともUNO?」
摩耶「人生ゲームもあるぜ」
金剛「この部屋はボードゲームのアミューズメントネ!」
35: 2014/09/06(土) 00:54:20.97 ID:iWaLkHk80
執務室
青葉「そろーっと・・・誰も居ないみたいですね・・・行きますよ衣笠」
衣笠「えー・・・」
衣笠「なんで私が青葉の手伝いしなきゃならないのよ・・・」
青葉「いいじゃないですか。お姉ちゃんを構わない衣笠が悪いんです」
衣笠「勝手にどっか行くのは青葉でしょっ!?」
青葉「シーッ・・・早速ミッションをクリアしてさっさとずらかりますよっ」
衣笠「ちょ・・・盗聴器だけじゃなくて隠しカメラまで仕掛けるの・・・?」
青葉「司令官は無口ですからね・・・盗聴器だけじゃ不安です」
衣笠「こういうの持ってる時点で衣笠さんはドン引きしてますよっと・・・」
青葉「情報を得るためならモラルをもかなぐり捨てる・・・それがジャーナリストです・・・」
衣笠「よくやるわね」
青葉「さて・・・設置完了・・・速やかに帰還しましょう」
青葉「そろーっと・・・誰も居ないみたいですね・・・行きますよ衣笠」
衣笠「えー・・・」
衣笠「なんで私が青葉の手伝いしなきゃならないのよ・・・」
青葉「いいじゃないですか。お姉ちゃんを構わない衣笠が悪いんです」
衣笠「勝手にどっか行くのは青葉でしょっ!?」
青葉「シーッ・・・早速ミッションをクリアしてさっさとずらかりますよっ」
衣笠「ちょ・・・盗聴器だけじゃなくて隠しカメラまで仕掛けるの・・・?」
青葉「司令官は無口ですからね・・・盗聴器だけじゃ不安です」
衣笠「こういうの持ってる時点で衣笠さんはドン引きしてますよっと・・・」
青葉「情報を得るためならモラルをもかなぐり捨てる・・・それがジャーナリストです・・・」
衣笠「よくやるわね」
青葉「さて・・・設置完了・・・速やかに帰還しましょう」
43: 2014/09/07(日) 21:02:21.07 ID:kOrKMFk10
カツカツカツ
青葉「っ!?やばい誰か来ました!」
衣笠「ど、どうすんのよ!?」
青葉「えーっとえーっと・・・と、とりあえず司令官の机の下に隠れましょう!」
衣笠「えぇ!?二人入れる!?」
青葉「入るんです!」
衣笠「むちゃくちゃ」
青葉「言ってる暇はありません!行きますよ!」グイッ
衣笠「え、ちょっ・・・」
ガチャ
青葉「っ!?やばい誰か来ました!」
衣笠「ど、どうすんのよ!?」
青葉「えーっとえーっと・・・と、とりあえず司令官の机の下に隠れましょう!」
衣笠「えぇ!?二人入れる!?」
青葉「入るんです!」
衣笠「むちゃくちゃ」
青葉「言ってる暇はありません!行きますよ!」グイッ
衣笠「え、ちょっ・・・」
ガチャ
44: 2014/09/07(日) 21:05:51.28 ID:kOrKMFk10
提督「・・・」
弥生「・・・」
提督「気のせいか?」
弥生「気のせい」
提督「これをしているところは見られたくない」
弥生「そう」
提督「では、始めようか」
弥生「了解」
青葉「何か始めるのでしょうか。顔出してみたい」
衣笠「ただでさえ盗撮カメラとか仕組んでるんだから我慢しなさい」
弥生「・・・」
提督「気のせいか?」
弥生「気のせい」
提督「これをしているところは見られたくない」
弥生「そう」
提督「では、始めようか」
弥生「了解」
青葉「何か始めるのでしょうか。顔出してみたい」
衣笠「ただでさえ盗撮カメラとか仕組んでるんだから我慢しなさい」
45: 2014/09/07(日) 21:10:04.51 ID:kOrKMFk10
数分後
提督「・・・」カサ
弥生「・・・」カサ
青葉「暑い・・・」
衣笠「我慢しなさいよ・・・」
数十分後
提督「・・・」カサ
弥生「・・・」カサ
青葉「うぇ・・・衣笠ベタベタする」
衣笠「ここ出たら殴る。絶対に殴る」
一時間後
提督「・・・」カサ
弥生「・・・」カサ
青葉「もう一時間近く経ってるのに会話の一つもないんですけど・・・」
衣笠「なかなか尻尾は出さないわね・・・」
提督「・・・」カサ
弥生「・・・」カサ
青葉「暑い・・・」
衣笠「我慢しなさいよ・・・」
数十分後
提督「・・・」カサ
弥生「・・・」カサ
青葉「うぇ・・・衣笠ベタベタする」
衣笠「ここ出たら殴る。絶対に殴る」
一時間後
提督「・・・」カサ
弥生「・・・」カサ
青葉「もう一時間近く経ってるのに会話の一つもないんですけど・・・」
衣笠「なかなか尻尾は出さないわね・・・」
46: 2014/09/07(日) 21:19:18.50 ID:kOrKMFk10
提督「・・・今日は、この辺でいいだろ。片付ける。もう部屋に戻っていいぞ」ガサッ
弥生「もう・・・いいの?」
弥生「弥生、まだ出来るよ」
提督「いやいい」
弥生「・・・もう少し、司令官と・・・居たい」
提督「・・・私と居ても面白くないだろう」
弥生「そんなことはない」
提督「そうか。だが、今日はもういい」
弥生「そう」
提督「ありがとう」
弥生「うん」
青葉衣笠「っ!?」
弥生「もう・・・いいの?」
弥生「弥生、まだ出来るよ」
提督「いやいい」
弥生「・・・もう少し、司令官と・・・居たい」
提督「・・・私と居ても面白くないだろう」
弥生「そんなことはない」
提督「そうか。だが、今日はもういい」
弥生「そう」
提督「ありがとう」
弥生「うん」
青葉衣笠「っ!?」
47: 2014/09/07(日) 21:25:59.56 ID:kOrKMFk10
ガチャ
パタン
カツカツカツ・・・
青葉「か、カメラはっ!?」ガタッ
衣笠「しっ!もう少し待ちなさいよ!」
青葉「あの司令官がお礼をしたんですよ!?その時の顔をあの角度なら撮れているはずなんですよ!」
衣笠「た、確かに気になるけど・・・落ち着きなさいよ」
青葉「盗聴器は設置しておきましょう。とりあえずカメラだけでも・・・」
青葉「早速部屋に戻って確認しましょう!」
衣笠「この場で確認すればいいんじゃない?」
青葉「いつ司令官が戻ってくるかわからないのでさっさと戻りましょう」
衣笠「それもそうね・・・」
青葉「さて・・・足音は聞こえませんね。いけるでしょう」
衣笠「早く行くわよ」
ガチャ
パタン
カツカツカツ・・・
青葉「か、カメラはっ!?」ガタッ
衣笠「しっ!もう少し待ちなさいよ!」
青葉「あの司令官がお礼をしたんですよ!?その時の顔をあの角度なら撮れているはずなんですよ!」
衣笠「た、確かに気になるけど・・・落ち着きなさいよ」
青葉「盗聴器は設置しておきましょう。とりあえずカメラだけでも・・・」
青葉「早速部屋に戻って確認しましょう!」
衣笠「この場で確認すればいいんじゃない?」
青葉「いつ司令官が戻ってくるかわからないのでさっさと戻りましょう」
衣笠「それもそうね・・・」
青葉「さて・・・足音は聞こえませんね。いけるでしょう」
衣笠「早く行くわよ」
ガチャ
48: 2014/09/07(日) 21:31:41.66 ID:kOrKMFk10
提督「・・・」
青葉「あ・・・」
衣笠「げ・・・」
ヒョイ
青葉「あ、あの、私のカメラ・・・」
弥生「・・・データ削除」
青葉「ちょ」
提督「ご苦労」
衣笠「あの・・・」
弥生「・・・」
提督「盗撮カメラを設置するとは悪趣味だな」
青葉「ご、ごめんなさいー!」ダッ
衣笠「あ!青葉!」
青葉「あ・・・」
衣笠「げ・・・」
ヒョイ
青葉「あ、あの、私のカメラ・・・」
弥生「・・・データ削除」
青葉「ちょ」
提督「ご苦労」
衣笠「あの・・・」
弥生「・・・」
提督「盗撮カメラを設置するとは悪趣味だな」
青葉「ご、ごめんなさいー!」ダッ
衣笠「あ!青葉!」
49: 2014/09/07(日) 21:37:34.03 ID:kOrKMFk10
提督「どういうことか説明してもらおうか」
衣笠「あの・・・その・・・」
衣笠(こ、怖い・・・)
弥生「司令官。私が事情を聞いとくから。このあとに用事、あるでしょ?」
提督「そうか。頼めるか?」
弥生「まかせて」
提督「助かる」
衣笠「よかった・・・」ホッ
提督「何か言ったか」
衣笠「い、いえ!なんでもないですよ!?」
提督「そうか。あとは任せたぞ弥生」
弥生「了解」
衣笠「あの・・・その・・・」
衣笠(こ、怖い・・・)
弥生「司令官。私が事情を聞いとくから。このあとに用事、あるでしょ?」
提督「そうか。頼めるか?」
弥生「まかせて」
提督「助かる」
衣笠「よかった・・・」ホッ
提督「何か言ったか」
衣笠「い、いえ!なんでもないですよ!?」
提督「そうか。あとは任せたぞ弥生」
弥生「了解」
50: 2014/09/07(日) 21:49:11.61 ID:kOrKMFk10
弥生「そう」
衣笠「・・・青葉の奴、後でぶん殴る」
弥生「それはいいけど、もう盗撮するのはやめてあげて」
衣笠「どうして?」
弥生「司令官は・・・いや、なんでもない」
弥生「もういいよ。事情はわかったから」
弥生「それと、司令官はきっと怒らないから」
衣笠(弥生ちゃんがすごく喋ってる)
弥生「・・・」
弥生「あ、弥生も怒ってないから」
衣笠「あ、うん」
弥生「それじゃ」
衣笠「・・・青葉の奴、後でぶん殴る」
弥生「それはいいけど、もう盗撮するのはやめてあげて」
衣笠「どうして?」
弥生「司令官は・・・いや、なんでもない」
弥生「もういいよ。事情はわかったから」
弥生「それと、司令官はきっと怒らないから」
衣笠(弥生ちゃんがすごく喋ってる)
弥生「・・・」
弥生「あ、弥生も怒ってないから」
衣笠「あ、うん」
弥生「それじゃ」
51: 2014/09/07(日) 22:06:57.41 ID:kOrKMFk10
衣笠「んー・・・どうして弥生ちゃんはあそこまで提督をかばうんだろう」
衣笠「そう言えば、まだ盗聴器を回収してなかったわね」
衣笠「・・・可哀想だから取り除いときましょ」
ガサガサ
衣笠(ふと思い返してみると、確かに提督って顔は怖いし無表情だし)
衣笠(さっきは青葉と密着してて鬱陶しかったから色々集中出来なかったけど)
衣笠「・・・さっきのありがとうってなんとなく、優しい声だった気がする」
利根「こんなところで何をしておるのじゃっ?」ポンッ
衣笠「ひい!?い、いきなりすぎるよ利根さん!」
利根「なんじゃ。依頼については進んでおるかの?」
衣笠「いや、それなんですが・・・」
衣笠「そう言えば、まだ盗聴器を回収してなかったわね」
衣笠「・・・可哀想だから取り除いときましょ」
ガサガサ
衣笠(ふと思い返してみると、確かに提督って顔は怖いし無表情だし)
衣笠(さっきは青葉と密着してて鬱陶しかったから色々集中出来なかったけど)
衣笠「・・・さっきのありがとうってなんとなく、優しい声だった気がする」
利根「こんなところで何をしておるのじゃっ?」ポンッ
衣笠「ひい!?い、いきなりすぎるよ利根さん!」
利根「なんじゃ。依頼については進んでおるかの?」
衣笠「いや、それなんですが・・・」
52: 2014/09/07(日) 22:17:57.36 ID:kOrKMFk10
利根「ふむ・・・そうか。それで、どう感じたのじゃ?」
衣笠「え?」
利根「そのお礼を聞いてどう思ったんじゃと聞いておるのじゃ」
衣笠「えー・・・」
利根「どうなんじゃ?ん?吾輩に聞かせてみい!」
衣笠「うーん・・・ちょっと説明しにくいですね」
利根「恥ずかしがらんといたらどうじゃ」
衣笠「そうですね・・・簡単に言えば、優しかったです」
利根「ほう!あの提督から優しい声が聞こえたと言うのか」
利根「ますます見たくなったぞ!何がなんでも提督の笑顔を見るぞ!」
利根「おっと、筑摩と出かける用事があったんじゃ。それでは、吾輩はこの辺で失礼するぞ」
衣笠「は、はい」
衣笠「え?」
利根「そのお礼を聞いてどう思ったんじゃと聞いておるのじゃ」
衣笠「えー・・・」
利根「どうなんじゃ?ん?吾輩に聞かせてみい!」
衣笠「うーん・・・ちょっと説明しにくいですね」
利根「恥ずかしがらんといたらどうじゃ」
衣笠「そうですね・・・簡単に言えば、優しかったです」
利根「ほう!あの提督から優しい声が聞こえたと言うのか」
利根「ますます見たくなったぞ!何がなんでも提督の笑顔を見るぞ!」
利根「おっと、筑摩と出かける用事があったんじゃ。それでは、吾輩はこの辺で失礼するぞ」
衣笠「は、はい」
53: 2014/09/07(日) 22:33:34.92 ID:kOrKMFk10
その頃
三日月「・・・司令官どこに居るんだろう」
鈴谷「ちーっすどうしたのこんなところでー」
三日月「あ、鈴谷さん」
鈴谷「提督の会はもう解散したの?」
三日月「あ、はい。グダってしまったので一時的に解散しました」
鈴谷「ふーん。で、三日月ちゃんは何してんの?」
三日月「司令官を探しているんですけど・・・」
鈴谷「どうして?そろそろ限界じゃなかったの?提督と一緒に居るの」
三日月「望月ちゃんに慰められちゃって・・・もう少し我慢してみようかと」
鈴谷「ここの提督あ鎮守府は他のところと比べると異常みたいだしねー。少し辛いかもね」
三日月「え?どういうことですか?」
鈴谷「提督が異常らしいよ。演習とかヤった時に別の鎮守府の子達と話すことあるんだけどさー」
三日月「・・・司令官どこに居るんだろう」
鈴谷「ちーっすどうしたのこんなところでー」
三日月「あ、鈴谷さん」
鈴谷「提督の会はもう解散したの?」
三日月「あ、はい。グダってしまったので一時的に解散しました」
鈴谷「ふーん。で、三日月ちゃんは何してんの?」
三日月「司令官を探しているんですけど・・・」
鈴谷「どうして?そろそろ限界じゃなかったの?提督と一緒に居るの」
三日月「望月ちゃんに慰められちゃって・・・もう少し我慢してみようかと」
鈴谷「ここの提督あ鎮守府は他のところと比べると異常みたいだしねー。少し辛いかもね」
三日月「え?どういうことですか?」
鈴谷「提督が異常らしいよ。演習とかヤった時に別の鎮守府の子達と話すことあるんだけどさー」
54: 2014/09/07(日) 22:40:11.24 ID:kOrKMFk10
サワっ
鈴谷「秘書艦はこうやってセクハラされるんだって」
三日月「なぁ!?ど、どこ触ってるんですかっ!?」
鈴谷「お尻だよ。他の鎮守府の提督さんはこうやってコミュニケーション取ってるんだって」サスリサスリ
三日月「そ、そうなんですか?あの、いつまで触ってるんです・・・?」
鈴谷「嫌がってる割には逃げないね」
三日月「前から抱きつかれてお尻触られてたら逃げられるわけないじゃないですか・・・」
三日月(あと顔に胸が・・・)
三日月「力じゃ敵いませんし」
鈴谷「それもそっか」
鈴谷「秘書艦はこうやってセクハラされるんだって」
三日月「なぁ!?ど、どこ触ってるんですかっ!?」
鈴谷「お尻だよ。他の鎮守府の提督さんはこうやってコミュニケーション取ってるんだって」サスリサスリ
三日月「そ、そうなんですか?あの、いつまで触ってるんです・・・?」
鈴谷「嫌がってる割には逃げないね」
三日月「前から抱きつかれてお尻触られてたら逃げられるわけないじゃないですか・・・」
三日月(あと顔に胸が・・・)
三日月「力じゃ敵いませんし」
鈴谷「それもそっか」
55: 2014/09/07(日) 22:47:48.60 ID:kOrKMFk10
鈴谷「羨ましいよね」
三日月「うらっ!?」
鈴谷「あ、何でもない何でもない」
三日月「そ、そうですか?」
鈴谷「他の鎮守府に比べたらうちの提督はやりやすいのかもね」
鈴谷「提督がセクハラするっていう不安要素がないんだからさ」
三日月「はぁ・・・ありがとうございます。また頑張れそうな気がします」
鈴谷「まぁーあの仏頂面の笑顔がいつか見られるといいねー」
三日月「あ、ちょっと一つだけ質問していいですか?」
鈴谷「なになに?聞かれればスリーサイズから身長体重趣味までなんでも教えちゃうよ?」
三日月「いえ、秘書艦の順位が高い人たちは司令官の表情を見たことがあるんですか?」
三日月「うらっ!?」
鈴谷「あ、何でもない何でもない」
三日月「そ、そうですか?」
鈴谷「他の鎮守府に比べたらうちの提督はやりやすいのかもね」
鈴谷「提督がセクハラするっていう不安要素がないんだからさ」
三日月「はぁ・・・ありがとうございます。また頑張れそうな気がします」
鈴谷「まぁーあの仏頂面の笑顔がいつか見られるといいねー」
三日月「あ、ちょっと一つだけ質問していいですか?」
鈴谷「なになに?聞かれればスリーサイズから身長体重趣味までなんでも教えちゃうよ?」
三日月「いえ、秘書艦の順位が高い人たちは司令官の表情を見たことがあるんですか?」
57: 2014/09/07(日) 22:52:22.68 ID:kOrKMFk10
鈴谷「それは内緒!」
三日月「なんでも教えてくれるって言ったじゃないですか!」
鈴谷「なんでもっていうのは私の情報だけー。提督の情報は教えないよ」
三日月「むう」
鈴谷「そういうことだからさ。ああ、あと提督ならさっき出かけちゃったよ」
三日月「それを最初に言ってくださいよ!!」
鈴谷「ごめんごめん。じゃあねー最上をいじめてくるからばいばーい」
三日月「はい。体調管理だけしてくださいね」
鈴谷「はいはーい」フリフリ
三日月「鈴谷さんって不思議な人ですね・・・」
鈴谷「提督ほどじゃないよ」
三日月「き、聞こえてたんですか!?」
三日月「なんでも教えてくれるって言ったじゃないですか!」
鈴谷「なんでもっていうのは私の情報だけー。提督の情報は教えないよ」
三日月「むう」
鈴谷「そういうことだからさ。ああ、あと提督ならさっき出かけちゃったよ」
三日月「それを最初に言ってくださいよ!!」
鈴谷「ごめんごめん。じゃあねー最上をいじめてくるからばいばーい」
三日月「はい。体調管理だけしてくださいね」
鈴谷「はいはーい」フリフリ
三日月「鈴谷さんって不思議な人ですね・・・」
鈴谷「提督ほどじゃないよ」
三日月「き、聞こえてたんですか!?」
63: 2014/09/10(水) 00:25:04.82 ID:+veoHVhw0
鈴谷「じゃあにー」
三日月「はい」
三日月(司令官居ないのか・・・)
長月「どうした三日月、こんなところにボーッとして」
三日月「あ、長月姉さん。姉さんこそ」
長月「弥生を探してるんだ。知らないか?」
三日月「私はちょっとわからないかな」
長月「そうか。それで?三日月はどうした?」
三日月「司令官の事考えてて」
長月「なっ・・・やめとけあんな男。ろくでもない人生しか送れないぞ」ポンッ
三日月「そうじゃないって」
三日月「はい」
三日月(司令官居ないのか・・・)
長月「どうした三日月、こんなところにボーッとして」
三日月「あ、長月姉さん。姉さんこそ」
長月「弥生を探してるんだ。知らないか?」
三日月「私はちょっとわからないかな」
長月「そうか。それで?三日月はどうした?」
三日月「司令官の事考えてて」
長月「なっ・・・やめとけあんな男。ろくでもない人生しか送れないぞ」ポンッ
三日月「そうじゃないって」
64: 2014/09/10(水) 00:30:02.58 ID:+veoHVhw0
三日月「姉さんは司令官をどう見てるのよ・・・」
長月「あんな常に無表情の奴なんかと四六時中居てみろ。暗くなるぞ」
長月「毎日いつ怒るかもわからない奴に気を使って行く人生なんてろくでもない」
三日月「秘書艦全否定」
長月「まぁ、お前が選ぶならそれはそれで否定はせんが・・・」
長月「姉からの忠告だ。やめとけ」
三日月「姉さんって、時々人の話聞かないよね」
長月「あんな常に無表情の奴なんかと四六時中居てみろ。暗くなるぞ」
長月「毎日いつ怒るかもわからない奴に気を使って行く人生なんてろくでもない」
三日月「秘書艦全否定」
長月「まぁ、お前が選ぶならそれはそれで否定はせんが・・・」
長月「姉からの忠告だ。やめとけ」
三日月「姉さんって、時々人の話聞かないよね」
65: 2014/09/10(水) 00:36:40.04 ID:+veoHVhw0
長月「む、弥生に用があったを忘れていた。では、私は弥生を探してくる」
三日月「あ、はい」
長月「それではな」
三日月「うーん・・・」
三日月(なんとなく、姉さんには悩みがなさそう)
三日月「なんとなくだけど・・・」
三日月「こんなところでボーッとしてても仕方ないし、他の人に相談してみよう」
三日月(一人で悩んでたら姉さん達に怒られる)
三日月「んー・・・笑顔に出来るなら美味しい物とかもいいかな。鳳翔さんに聞いてみよう」
三日月「あ、はい」
長月「それではな」
三日月「うーん・・・」
三日月(なんとなく、姉さんには悩みがなさそう)
三日月「なんとなくだけど・・・」
三日月「こんなところでボーッとしてても仕方ないし、他の人に相談してみよう」
三日月(一人で悩んでたら姉さん達に怒られる)
三日月「んー・・・笑顔に出来るなら美味しい物とかもいいかな。鳳翔さんに聞いてみよう」
66: 2014/09/10(水) 00:45:36.36 ID:+veoHVhw0
卯月、弥生、三日月、望月の部屋
望月「ふーん。司令官の表情ねぇ」
金剛「そうデース」
北上「それで?」
金剛「計画は特に無しデス」
望月「さすが」
雷「どうすればいいかな」
摩耶「あたしに聞かれても知らねぇよ」
望月「いたずらでもしてみる?苦笑いとかなら見せてもらえるかもよ」
卯月「イタズラ!?」ガバッ
望月「うおっ。いきなり後ろから肩を手で掴まないでくれるかな」
卯月「イタズラだったらうーちゃんにお任せあれ!泣くまでやるよ!」
雷「いや、泣かせることはもっと後でいいのよ」
北上「あ、泣かすことには泣かすんだ」
望月「ふーん。司令官の表情ねぇ」
金剛「そうデース」
北上「それで?」
金剛「計画は特に無しデス」
望月「さすが」
雷「どうすればいいかな」
摩耶「あたしに聞かれても知らねぇよ」
望月「いたずらでもしてみる?苦笑いとかなら見せてもらえるかもよ」
卯月「イタズラ!?」ガバッ
望月「うおっ。いきなり後ろから肩を手で掴まないでくれるかな」
卯月「イタズラだったらうーちゃんにお任せあれ!泣くまでやるよ!」
雷「いや、泣かせることはもっと後でいいのよ」
北上「あ、泣かすことには泣かすんだ」
67: 2014/09/10(水) 00:49:24.65 ID:+veoHVhw0
卯月「ちぇー」
金剛「笑顔に出来ればなんでもいいんデス」
北上「美味しい物食べさせてみれば?」
摩耶「それは無理だろ」
望月「なんで?」
摩耶「あいつ、鳳翔さんの手料理食べても顔色一つ変えなかったぞ」
摩耶「完食はしてたが」
金剛「oh!鳳翔さんの料理でも!?」
雷「う・・・なかなか手強いわね」
北上「やっぱりかー」
望月「んじゃー父性を刺激してみる?」
雷「どうやって?」
金剛「笑顔に出来ればなんでもいいんデス」
北上「美味しい物食べさせてみれば?」
摩耶「それは無理だろ」
望月「なんで?」
摩耶「あいつ、鳳翔さんの手料理食べても顔色一つ変えなかったぞ」
摩耶「完食はしてたが」
金剛「oh!鳳翔さんの料理でも!?」
雷「う・・・なかなか手強いわね」
北上「やっぱりかー」
望月「んじゃー父性を刺激してみる?」
雷「どうやって?」
68: 2014/09/10(水) 00:53:21.18 ID:+veoHVhw0
望月「それはそっちで考えて。考えるの苦手、だるい」
北上「私もパス」
雷「何よ!やる気ないわね!」
望月「だってー。司令官はあのままでもいい人だしー?」
北上「ねー」
摩耶「お前らマジで言ってんの?」
望月「マジもマジ。大マジだよ」
望月「まぁ、どうしてかは教えないけどねー」
北上「ん、食べる?」ズイッ
雷「ありがと」パクッ
北上「私もパス」
雷「何よ!やる気ないわね!」
望月「だってー。司令官はあのままでもいい人だしー?」
北上「ねー」
摩耶「お前らマジで言ってんの?」
望月「マジもマジ。大マジだよ」
望月「まぁ、どうしてかは教えないけどねー」
北上「ん、食べる?」ズイッ
雷「ありがと」パクッ
69: 2014/09/10(水) 00:58:43.42 ID:+veoHVhw0
ガチャ
鈴谷「やーやー」
北上「おーよくきたねー」
望月「それあたしのセリフ」
鈴谷「熊野は出掛けてるし最上は三隈と遊んでるし、暇だから来たよ」
摩耶「おう」
鈴谷「なに?またボロ負け中?」
摩耶「うっせ」
鈴谷「摩耶って顔に出やすいからテーブルゲーム向いてないよ」
望月「ねー」
北上「だねー」
摩耶「お前ら・・・」イラッ
鈴谷「やーやー」
北上「おーよくきたねー」
望月「それあたしのセリフ」
鈴谷「熊野は出掛けてるし最上は三隈と遊んでるし、暇だから来たよ」
摩耶「おう」
鈴谷「なに?またボロ負け中?」
摩耶「うっせ」
鈴谷「摩耶って顔に出やすいからテーブルゲーム向いてないよ」
望月「ねー」
北上「だねー」
摩耶「お前ら・・・」イラッ
70: 2014/09/10(水) 01:03:24.04 ID:+veoHVhw0
鈴谷「んー?まだやること決めてないの?」
金剛「そうなんデース・・・どうすればいいでショウ」
鈴谷「いいんじゃない?明るく接してればそのうち変わるよ」
雷「そのうちっていつよ」
鈴谷「そのときが来るまでだよ」
鈴谷「ふぁ・・・ねぇモッチー、ベッド貸して」
望月「いいよ」
鈴谷「サンキュー」ボフッ
望月「あたしのベッドは仮眠ベッドじゃないんだけど」
鈴谷「聞こえない聞こえなーい。そう言えば三日月ちゃんが頑張るって言ってたよ」
北上「言ってたね。まぁ、あの子ならなんとかなるんじゃないの?」
望月「控えめで真面目だからなぁ・・・それが邪魔にならなきゃいいけど」
金剛「そうなんデース・・・どうすればいいでショウ」
鈴谷「いいんじゃない?明るく接してればそのうち変わるよ」
雷「そのうちっていつよ」
鈴谷「そのときが来るまでだよ」
鈴谷「ふぁ・・・ねぇモッチー、ベッド貸して」
望月「いいよ」
鈴谷「サンキュー」ボフッ
望月「あたしのベッドは仮眠ベッドじゃないんだけど」
鈴谷「聞こえない聞こえなーい。そう言えば三日月ちゃんが頑張るって言ってたよ」
北上「言ってたね。まぁ、あの子ならなんとかなるんじゃないの?」
望月「控えめで真面目だからなぁ・・・それが邪魔にならなきゃいいけど」
71: 2014/09/10(水) 01:08:41.23 ID:+veoHVhw0
鳳翔の部屋
コンコン
鳳翔「はい?どうぞー」
ガチャ
三日月「どうも」
鳳翔「あら、どうしたんですか?珍しいですね」
三日月「少し聞きたいことがあってですね」
鳳翔「はい。お答えできることならなんなりと」ニコッ
三日月「司令官の笑顔を見たいんですけど、美味しい料理とかを食べさせてあげたくて」
鳳翔「美味しいお料理を?」
三日月「はい」
鳳翔「してあげたいのは山々なのですが、私の料理では力不足です」
三日月「えぇ・・・どうしてですか?」
鳳翔「それがですね・・・カクカクシカジカでして・・・」
コンコン
鳳翔「はい?どうぞー」
ガチャ
三日月「どうも」
鳳翔「あら、どうしたんですか?珍しいですね」
三日月「少し聞きたいことがあってですね」
鳳翔「はい。お答えできることならなんなりと」ニコッ
三日月「司令官の笑顔を見たいんですけど、美味しい料理とかを食べさせてあげたくて」
鳳翔「美味しいお料理を?」
三日月「はい」
鳳翔「してあげたいのは山々なのですが、私の料理では力不足です」
三日月「えぇ・・・どうしてですか?」
鳳翔「それがですね・・・カクカクシカジカでして・・・」
72: 2014/09/10(水) 01:16:08.96 ID:+veoHVhw0
三日月「筋金入りですね」
鳳翔「いただきますとごちそうさま以外に言葉を発さなくて・・・」
鳳翔「それに食べてる間もずっと無表情ですし、全部食べてはくれるんですけど」
三日月「うーん・・・どうしたものですかね」
鳳翔「ああでも!あの無表情で黙々と食べる姿が亭主関白な人みたいですごくドキドキすると言うか・・・」
三日月「えっ」
鳳翔「弥生ちゃんと提督二人だけの食事の時とか父親に似た娘と三人家族で食卓を囲んでいるような」
鳳翔「ああ、あの静かで冷めた食卓のような感覚が長年連れ添った夫婦みたいでとてもいいんです」
鳳翔「それにあの凛々しいお顔がまた素敵で・・・」
三日月(あ、この人はもうだめだ)
鳳翔「それでですね!」
三日月「あ、はい」
三日月(鳳翔さん、割と束縛されたいタイプ?)
鳳翔「いただきますとごちそうさま以外に言葉を発さなくて・・・」
鳳翔「それに食べてる間もずっと無表情ですし、全部食べてはくれるんですけど」
三日月「うーん・・・どうしたものですかね」
鳳翔「ああでも!あの無表情で黙々と食べる姿が亭主関白な人みたいですごくドキドキすると言うか・・・」
三日月「えっ」
鳳翔「弥生ちゃんと提督二人だけの食事の時とか父親に似た娘と三人家族で食卓を囲んでいるような」
鳳翔「ああ、あの静かで冷めた食卓のような感覚が長年連れ添った夫婦みたいでとてもいいんです」
鳳翔「それにあの凛々しいお顔がまた素敵で・・・」
三日月(あ、この人はもうだめだ)
鳳翔「それでですね!」
三日月「あ、はい」
三日月(鳳翔さん、割と束縛されたいタイプ?)
73: 2014/09/10(水) 01:18:31.94 ID:+veoHVhw0
数分後
鳳翔「あ、ごめんなさい。私一人ペラペラと・・・それで、何の話でしたでしょうか」
三日月「ええ、ああ、いえ、もう大丈夫です」
鳳翔「あら・・・そうですか?」
三日月「お邪魔しました」
鳳翔「いいえ!何か困ったことがあったらまたいらしてください」
三日月「はい。また来ます」
ガチャ
パタン
三日月(ああ、疲れた・・・)
鳳翔「あ、ごめんなさい。私一人ペラペラと・・・それで、何の話でしたでしょうか」
三日月「ええ、ああ、いえ、もう大丈夫です」
鳳翔「あら・・・そうですか?」
三日月「お邪魔しました」
鳳翔「いいえ!何か困ったことがあったらまたいらしてください」
三日月「はい。また来ます」
ガチャ
パタン
三日月(ああ、疲れた・・・)
75: 2014/09/10(水) 01:23:05.25 ID:+veoHVhw0
そして夜
執務室
ガチャ
三日月「司令官、ちょっとお話が・・・」
提督「・・・」
三日月(司令官が、外を眺めている・・・何を見ているのかな)
提督「・・・三日月」
三日月「は、はいっ!?」ドキッ
提督「今日は、月が綺麗だと思わないか」
三日月「は、はい?」キョトン
提督「・・・なんでもない。それで、話は?」
三日月「え、ああ、ええっとですね・・・」
三日月(今日は満月じゃなかったけど・・・月が綺麗って?)
執務室
ガチャ
三日月「司令官、ちょっとお話が・・・」
提督「・・・」
三日月(司令官が、外を眺めている・・・何を見ているのかな)
提督「・・・三日月」
三日月「は、はいっ!?」ドキッ
提督「今日は、月が綺麗だと思わないか」
三日月「は、はい?」キョトン
提督「・・・なんでもない。それで、話は?」
三日月「え、ああ、ええっとですね・・・」
三日月(今日は満月じゃなかったけど・・・月が綺麗って?)
76: 2014/09/10(水) 01:29:24.51 ID:+veoHVhw0
三日月「明日は言われた通りこのような予定です」
提督「・・・ふむ、ご苦労。下がっていいぞ」
三日月「はい、それでは・・・あ・・・」
提督「・・・」
三日月「・・・」
北上『提督の機嫌なんか考えないでやってみて』
三日月(よし!勇気を振り絞って聞こう!)
三日月「あの!司令官!」
提督「ん?なんだ」
三日月「先ほど、月が綺麗だと言っていましたが・・・」ドキドキ
提督「・・・ああ」
三日月「その・・・今日は綺麗だとは言い難い気がします・・・だって、満月ではないですし・・・」ドキドキ
三日月「どうして、いきなりそんなことを・・・」ドキドキ
提督「・・・」
三日月(お、怒ってないよね・・・?)ドキドキ
提督「・・・ふむ、ご苦労。下がっていいぞ」
三日月「はい、それでは・・・あ・・・」
提督「・・・」
三日月「・・・」
北上『提督の機嫌なんか考えないでやってみて』
三日月(よし!勇気を振り絞って聞こう!)
三日月「あの!司令官!」
提督「ん?なんだ」
三日月「先ほど、月が綺麗だと言っていましたが・・・」ドキドキ
提督「・・・ああ」
三日月「その・・・今日は綺麗だとは言い難い気がします・・・だって、満月ではないですし・・・」ドキドキ
三日月「どうして、いきなりそんなことを・・・」ドキドキ
提督「・・・」
三日月(お、怒ってないよね・・・?)ドキドキ
77: 2014/09/10(水) 01:33:59.18 ID:+veoHVhw0
提督「・・・」
提督「・・・満月も確かに」
三日月「っ!?」ビクッ
三日月「ご、ごめんなさい!!やっぱりいいですー!」ダッ
ガチャ
タッタッタッタ
提督「・・・」
響「どうしたんだい?三日月が走って行ってしまったが」
提督「響か。どうした」
響「司令官の顔が見たかっただけさ」
提督「変わり者だ」
響「あなたほどではない」
提督「そうか」
提督「・・・満月も確かに」
三日月「っ!?」ビクッ
三日月「ご、ごめんなさい!!やっぱりいいですー!」ダッ
ガチャ
タッタッタッタ
提督「・・・」
響「どうしたんだい?三日月が走って行ってしまったが」
提督「響か。どうした」
響「司令官の顔が見たかっただけさ」
提督「変わり者だ」
響「あなたほどではない」
提督「そうか」
78: 2014/09/10(水) 01:41:16.52 ID:+veoHVhw0
響「ふむ。そうだ。司令官の耳に嬉しい情報を教えておいてあげようと思って」
提督「なんだ」
響「あなたの喜怒哀楽が見たくて、みんなやる気を出しているよ」
提督「私の顔を見たところで面白いものはないと思うんだが」
響「さぁ、どうだろうね。あなたの表情が無くなった理由を知って居るのは私だけだが」
響「もしあなたが、みんなにちょっかいを出されたくないのだったら、私が遠回しに止めてあげよう」
響「どうして欲しい?」
提督「放っておけ。どうせすぐ飽きる」
響「・・・内心嬉しいくせに」クスッ
提督「・・・」
響「それじゃあ、私はこれで。おやすみなさい」
提督「ああ」
提督「なんだ」
響「あなたの喜怒哀楽が見たくて、みんなやる気を出しているよ」
提督「私の顔を見たところで面白いものはないと思うんだが」
響「さぁ、どうだろうね。あなたの表情が無くなった理由を知って居るのは私だけだが」
響「もしあなたが、みんなにちょっかいを出されたくないのだったら、私が遠回しに止めてあげよう」
響「どうして欲しい?」
提督「放っておけ。どうせすぐ飽きる」
響「・・・内心嬉しいくせに」クスッ
提督「・・・」
響「それじゃあ、私はこれで。おやすみなさい」
提督「ああ」
83: 2014/09/13(土) 01:00:38.52 ID:HYU1SlRG0
チョットサイカイシマス
今回のВерныйさんはいい女枠
今回のВерныйさんはいい女枠
84: 2014/09/13(土) 01:12:41.16 ID:HYU1SlRG0
軽空母部屋
隼鷹「よっと。ほい。あたしの勝ちだぜ」
龍驤「んなぁ!?またかいな!」
隼鷹「ギャンブル関連のカード対決で負ける気はしないからねぇ」
龍驤「なんやねん!卑怯やんそんなん!」
飛鷹「龍驤が挑んでるんじゃないの?」
龍驤「せ、せやけど」
隼鷹「はー龍驤弱っ」
龍驤「なんやとぉ!?」ムカッ
飛鷹「夜なんだから喧嘩やめて」
龍驤「ぐぬぬ・・・」
隼鷹「よっと。ほい。あたしの勝ちだぜ」
龍驤「んなぁ!?またかいな!」
隼鷹「ギャンブル関連のカード対決で負ける気はしないからねぇ」
龍驤「なんやねん!卑怯やんそんなん!」
飛鷹「龍驤が挑んでるんじゃないの?」
龍驤「せ、せやけど」
隼鷹「はー龍驤弱っ」
龍驤「なんやとぉ!?」ムカッ
飛鷹「夜なんだから喧嘩やめて」
龍驤「ぐぬぬ・・・」
85: 2014/09/13(土) 01:22:33.68 ID:HYU1SlRG0
隼鷹「あー・・・そう言えば雷に頼まれた事があるんだった」
飛鷹「何かあったの?」
隼鷹「ちょっとねー」
龍驤「隠し事か?」
隼鷹「いやー?そういうわけじゃないけど」
飛鷹「なになに?」
隼鷹「少し計画立てるの頼まれちまってよ。何か楽しくなるような事ないかって」
龍驤「ふーん。何かやるんか?」
隼鷹「提督の笑顔をみたいらしいよ」
龍驤「えぇ・・・」
飛鷹「随分、嫌そうな顔をするのね」
龍驤「怖いやん」
隼鷹「まぁな」
飛鷹「何かあったの?」
隼鷹「ちょっとねー」
龍驤「隠し事か?」
隼鷹「いやー?そういうわけじゃないけど」
飛鷹「なになに?」
隼鷹「少し計画立てるの頼まれちまってよ。何か楽しくなるような事ないかって」
龍驤「ふーん。何かやるんか?」
隼鷹「提督の笑顔をみたいらしいよ」
龍驤「えぇ・・・」
飛鷹「随分、嫌そうな顔をするのね」
龍驤「怖いやん」
隼鷹「まぁな」
86: 2014/09/13(土) 01:34:34.91 ID:HYU1SlRG0
隼鷹「さーて、どういう企画しようかねー」ニヤニヤッ
飛鷹「そういう事考えてる時、本当に楽しそうな顔をするわね」
龍驤「いたずらとか好きそうやしな」
隼鷹「ただのいたずらは好きじゃないぜー?」
隼鷹「やられる方もやる方も笑顔になれるいたずらを考えないとな!」
飛鷹「はぁ、あんたらしいわね」
隼鷹「難しいけどな」
龍驤「うちを巻き込むのはやめてな」
隼鷹「やなこった」
龍驤「ぶっ飛ばしてやろうか」
飛鷹「そういう事考えてる時、本当に楽しそうな顔をするわね」
龍驤「いたずらとか好きそうやしな」
隼鷹「ただのいたずらは好きじゃないぜー?」
隼鷹「やられる方もやる方も笑顔になれるいたずらを考えないとな!」
飛鷹「はぁ、あんたらしいわね」
隼鷹「難しいけどな」
龍驤「うちを巻き込むのはやめてな」
隼鷹「やなこった」
龍驤「ぶっ飛ばしてやろうか」
87: 2014/09/13(土) 01:53:31.60 ID:HYU1SlRG0
戦艦部屋
陸奥「ふーん」
金剛「協力をお願いしマス」
陸奥「私は別にかまわないけど、長門の方が」
長門「あの提督に何かちょっかいを出すのか?本当に出すのか?」
陸奥「うちの長門ヘタレだから・・・」
榛名「私達の鎮守府で提督に対して怖がらずに接することが出来るのは陸奥さんと霧島だけですからね」
陸奥「ビビる意味がわからないわよ」
長門「おかしい」
陸奥「長門が一番ビビってたらダメでしょ!」
陸奥「大体、大和や武蔵がいないんだから実質あなたが戦艦トップなの!わかる!?」
長門「そんなこと言われても困るぞ・・・」
陸奥「ふーん」
金剛「協力をお願いしマス」
陸奥「私は別にかまわないけど、長門の方が」
長門「あの提督に何かちょっかいを出すのか?本当に出すのか?」
陸奥「うちの長門ヘタレだから・・・」
榛名「私達の鎮守府で提督に対して怖がらずに接することが出来るのは陸奥さんと霧島だけですからね」
陸奥「ビビる意味がわからないわよ」
長門「おかしい」
陸奥「長門が一番ビビってたらダメでしょ!」
陸奥「大体、大和や武蔵がいないんだから実質あなたが戦艦トップなの!わかる!?」
長門「そんなこと言われても困るぞ・・・」
88: 2014/09/13(土) 01:59:29.38 ID:HYU1SlRG0
長門「怖いものは怖い」
陸奥「はぁ・・・」
榛名「まぁまぁ・・・」
長門「どうやったら自然に提督と話せるのだ?私は怖くて声もかけられないのに」
陸奥「普通によ。大体、あの人は、顔に感情が出ないだけだから!」
長門「だから怖いんだろう!?」
陸奥「逃げてたら何も変わらないわよ!」
金剛「駆逐艦の子には見せられない姿ネ」
比叡「そうですね」
長門「陸奥怖い」
陸奥「いい加減怒るわよ?」
長門「ごめんなさい」
陸奥「はぁ・・・」
榛名「まぁまぁ・・・」
長門「どうやったら自然に提督と話せるのだ?私は怖くて声もかけられないのに」
陸奥「普通によ。大体、あの人は、顔に感情が出ないだけだから!」
長門「だから怖いんだろう!?」
陸奥「逃げてたら何も変わらないわよ!」
金剛「駆逐艦の子には見せられない姿ネ」
比叡「そうですね」
長門「陸奥怖い」
陸奥「いい加減怒るわよ?」
長門「ごめんなさい」
89: 2014/09/13(土) 02:07:50.23 ID:HYU1SlRG0
睦月型の部屋
文月「文月だーいぶ!」ボフッ
皐月「おぐぅ!?」
文月「えへへー、皐月ちゃん変な声ー」
皐月「いきなりお腹の上にだいぶはやめてくれないかな!?」
菊月「相変わらず二人は元気だな」
長月「元気なのはいいことだがな」
睦月「そう言えばそう言えば!金剛さん達が提督にちょっかいを出すって噂があるってさ!」
文月「おっ?」
文月「いたずらならあたしと卯月ちゃんにおまかせぇ!」
卯月「おまかせぇ!!」
長月「なんだ卯月。来てたのか」
卯月「あれ!?うーちゃんに対してだけ冷たくない!?」
文月「文月だーいぶ!」ボフッ
皐月「おぐぅ!?」
文月「えへへー、皐月ちゃん変な声ー」
皐月「いきなりお腹の上にだいぶはやめてくれないかな!?」
菊月「相変わらず二人は元気だな」
長月「元気なのはいいことだがな」
睦月「そう言えばそう言えば!金剛さん達が提督にちょっかいを出すって噂があるってさ!」
文月「おっ?」
文月「いたずらならあたしと卯月ちゃんにおまかせぇ!」
卯月「おまかせぇ!!」
長月「なんだ卯月。来てたのか」
卯月「あれ!?うーちゃんに対してだけ冷たくない!?」
90: 2014/09/13(土) 02:15:11.68 ID:HYU1SlRG0
今回はこの辺で
ここの長門さんはビビリでヘタレ
ここの長門さんはビビリでヘタレ
101: 2014/09/13(土) 23:56:28.24 ID:HYU1SlRG0
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