憂「はい、座って」

唯「んー…」ｽﾄﾝ

憂「今日は学校だからね、着替えないとダメだよ」

唯「…」ﾓｷｭﾓｷｭ

憂「あ、いただきます言わなきゃダメでしょ」

唯「！　手を合わせてください！」

憂「はい」

唯「いーたーだーきーます！」

憂「いただきます」

唯「…ごちそうさまでした！」ｹﾌｯ

憂「はい。じゃあ着替え持ってくるからね」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ…

唯「…」

…

憂「お姉ちゃん、制服…」

唯「ふぅう゛ぅう゛う…」ｸﾞｽｸﾞｽ

憂「わぁあお姉ちゃん！？ごめんごめん！」

唯「ういぃ゛…」

憂「ほら、大丈夫大丈夫」ｷﾞｭｰ

唯「ひっく…」ｷﾞｭｰ

唯「…できた！」

憂「よし、じゃあ行こっか」

唯「がっこ」

憂「そう、学校。はい、乗って」

唯「…」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

憂「つかまった？」

唯「しゅっぱーつ」

憂「はーい」

憂「もうだいぶ寒くなったね」

唯「あったかい」ｷﾞｭｰ

憂「私も背中はあったかいよ」

唯「…」

憂「ほら、金木犀咲いてるよ」

唯「…」

憂「お姉ちゃん？」

唯「…」ｽｰ…

憂「ふふ」

澪「おーい、憂ちゃん」

憂「あ、澪さん」

澪「唯は相変わらず？」

憂「はい、でも土日でちょっとわかったことがあるんです」

澪「ホントか！？」

憂「ええ。みなさんが揃った部活の時にお話しします」

澪「うん、そうしよう。かわろうか？」

憂「じゃあ校門についたらお願いしますね」

律「おーす」

憂「あ、律さん」

律「唯は？はは、のんきな顔してるよ」

唯「…」ｽﾋﾟｰ…

澪「教室についたら頼むぞ？まぁムギがいるから大丈夫だろうけど…」

律「私は頼りにならねーってか！」

憂「あはは」

…校門

憂「じゃあお願いします」

澪「ん、よいしょ…っと…うわ、軽い！」

憂「そうなんですよ、また痩せたのかなぁ」

澪「これなら背負ってても苦にならないな」

唯「…ふぁっ」

律「あ、起きた」

唯「…？…？」

憂「学校だよ、お姉ちゃん」

唯「…！　澪ちゃん！」ｷﾞｭｰ

澪（可愛いな…）

唯「りっちゃん、りっちゃん」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

律「あいた、いて、でこはダメだって」

唯「澪ちゃん」ｽﾘｽﾘ

澪「うわっ」ｿﾞｸｿﾞｸ

憂「じゃあ私は向こうなので。よろしくお願いします」

律「おう！」

…

澪「じゃあ律」

律「はいはい…よっと。はー、軽いなー」

澪「じゃあな唯、また後で」

唯「ばいばぁい」ﾌﾘﾌﾘ

澪（うわぁあ可愛い！可愛い！）

律「よっと」ｶﾞﾗﾗｯ

紬「りっちゃん」

律「おーすムギ。ほら、唯」

唯「ムギちゃん！」

紬「おはよう、唯ちゃん」

唯「たくあん」

紬「うふふ」

律「唯、ここがお前の席だからな。座って」

唯「むー」ｽﾄﾝ

紬「授業中大人しくしててね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「？」

律「授業中なにかあったらどうすればいいんだ？」

紬「うーん…お菓子を渡すわけにもいかないし」

唯「ムギちゃん」ｸｲｸｲ

紬「あらあら。もう寝ててくれることを祈るしか」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

律「だよなぁ…」

唯「りっちゃん」ﾂﾝﾂﾝ

律「どーした唯！」ｸｼｬｸｼｬ

唯「いやー♪」ｷｬｯｷｬｯ

…１時間目

数学教師「ここの問題は…ん？」

唯「…」ｳﾂﾗｳﾂﾗ…

数学教師「平沢さ…」

律「うわたぁ！！」ｶﾞｯｼｬﾝ！

数学教師「！？　田井中さん、何してるの！」

律「いやぁちょっとバランス崩して」

律（あっぶねー…）

紬（ナイスよ、りっちゃん）

…２時間目

国語教師「ではこの段落の…」

唯「あいす！」ｶﾞﾀﾝ！

紬律（やばい）

国語教師「平沢さん、どうしたのかしら？」

紬「そ、そういえば椅子を取りにいかないといけないんでした！」

律「さっき私が椅子を倒しちゃって！」

国語教師「あら、そう…」

紬「唯ちゃん！」

唯「？」

紬「はい、乗って…」

唯「…」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

国語教師「…」

律「ちょっと色々事情があって！」

３時間目…

唯「…」ｶﾘｶﾘ

律（今回は大丈夫そうだな）

紬（多分おえかきしてるわ）

律（あとは４、５時間目か…）

唯「…ぅ」

律「…なぁ」

紬「ええ」

唯「ふぇえぇえええ」

英語教師「ひ、平沢さん！？」

紬「ちょっと体調が悪いみたいなので！」ｶﾞﾀｯ

律「私たち保健室に連れていってきます！」ｶﾞﾀﾝ

保健室…

律「誰もいなくて助かった…」

紬「よしよし」

唯「ムギちゃん…」ｸﾞｽ

憂「お姉ちゃん！？」ﾊﾞﾝｯ

律「うわ！憂ちゃん、どったの」

憂「お姉ちゃんの泣き声が聞こえたから…」

唯「うーいー、うーいー」

憂「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

澪「唯っ！」ﾊﾞｧﾝ！

律「お前もか」

梓「先輩！」ﾄﾞｶﾞｧﾝ！

律「おい待て！」

唯「あずにゃんにゃん！にゃん…？」

梓「わ、わかりましたはいネコミミ！」ｽﾁｬ

唯「あずにゃん！」ｽﾘｽﾘ

梓「へへ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

澪「あ、私も…」

唯「澪ちゃんー」

律「おいずるいぞ」

紬「唯ちゃんクッキーよー」

憂「お姉ちゃん、おいでー」

ﾜｲﾉﾜｲﾉ

さわ子「はいはいそこまでー」

澪「さわちゃん！」

さわ子「まったく、みんなしてサボって…」

唯「さわちゃん」

さわ子「なにかな？ほら、クッキーついてるわよ」ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ

律「おい」

さわ子「ごほん。とりあえず部室で一人ずつ交代で面倒をみたら？誰も来ないでしょうし」

紬「それがいいわね」

梓「じゃあ最初は誰が？」

律澪紬梓憂「…」

梓憂「じゃんけんぽん！」

梓「やったです！」

律澪紬憂「…」ｽﾞｰﾝ

唯「けんぽん！けんぽ！」ｷｬｯｷｬｯ

憂「…あ、今せっかくみんないるんだから土日でわかったことをお話しします」

唯「うーい…」

憂「はいはい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「えーとまず…」

唯「ういー…」

憂「なぁに？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

律「すすまねぇ」

憂「どうやら人とくっついてないとどんどん幼児化していくみたいなんです」

澪「なるほど…金曜は憂ちゃん来るまでみんなおんぶしなかったからなぁ」

紬「じゃあずっとおんぶしていれば元の唯ちゃんに戻るのかしら？」

憂「土曜はほとんど一日くっついてましたけどだめでした」

唯「だーめ」

梓「だーめですよ」

唯「あぃ」

憂「あと体重も金曜からどんどん軽くなってます」

律「縮んでないよな…」

憂「…そういえばずっと座ってたから…立った身長わからないです」

律澪紬梓憂「…」

唯「？」ﾎﾟﾔｰ

唯「なぁに？」

律「唯、ちょっと立ってみて…」

憂「あ、ダメですっ」

唯「ふぇええぇええぇえ！！」

律「どぅわ！？」

憂「よしよし大丈夫だよ…立ってって言うとこの調子なんです」

澪「寝かせたらどうだ？」

憂「人から離れたら寝ないんです…」

唯「ひっく…」

紬「困ったわね…」

澪「ま、とにかく元の唯に戻れば解決だからその方法を考えないとな」

澪律紬梓憂（しばらくこのままでいい気もするけど…いやむしろこのままがいいな、わ、です）

律「ちなみに幼児退行のペースは？」

憂「まちまちなんです」

唯「みおたん」

律澪紬梓憂「たん！？」

唯「だっこ」

律澪紬梓憂「だっこ！！？」

澪「お、おいで」

唯「うなー」

澪「…」

唯「…」ｽﾘｽﾘ

澪（かわぃいよぉぉおぉお）

律紬梓憂（うらやましい…）

唯「澪ちゃん」

澪「お」

憂「…くっついてたらある程度は戻っていくのかな？」

律「ふーむ…」

紬「よくわからないわね…」

紬「…あ、さっきの授業中は機嫌よくおえかきしてたのにいきなり泣き出したわ」

律「そうだったな…なんでだ？」

憂「うーん、人と長時間離れていたら泣いちゃうのかも…」

律「今までのをゲームっぽく言うと
精神年齢ゲージ：人と離れたら減少、くっついていると増加
機嫌ゲージ：離れたら減少、くっつくと増加
肉体年齢ゲージ：減少中、詳しくは不明
って感じか？」

澪「そんな感じだな」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

梓「３時間目が終わりましたね」

律「私たちは戻らないとな」

紬「梓ちゃん、いくつかお菓子渡しとくわね」

梓「ありがとうございます」

憂「お昼休みにまた見に来るね」

澪「うん、そうしよう」

澪「はい、梓」

唯「あずにゃんー♪」

梓「あずにゃんですよー♪」

律「これさ、みんな唯の相手してる時に写真とったら面白いんじゃないか？」

澪「絶対とるな」

紬「…」

４時間目、部室…

梓「はい、座って下さい」

唯「ぷー」ｽﾄﾝ

梓「なにすればいいのかな…」

唯「…」ｷｮﾛｷｮﾛ

梓（かわいい…）

唯「ぎたー」

梓「聞きますか？」

唯「じゃかじゃか」

梓「わかりました」

梓「…」ｼﾞｬｼﾞｬﾝ！

唯「おー」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾍﾟﾁ

梓「ふー…」

唯「おみみは？」

梓「あ、つけますつけます」ｽﾁｬ

唯「にゃー」

梓「にゃー」

唯「にゃーにゃー、にゃ」

梓「にゃーんにゃん」

ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

梓「…？」

唯「あーう」

梓（…これは精神年齢が下がってきてるです）

梓「だっこしてあげましょうか」

唯「…」ｼﾞｰ

梓「う…」

梓「だ、だっこさせてにゃん？」

唯「だっこー」

梓「はい」ﾋｮｲ

唯「んやー♪」

梓（鼻血が…）

唯「あずなん」

梓「はい？」

唯「あずなん」

梓「ふふ」

唯「…」ﾑﾆ

梓「わっ！？」

唯「…」ｼｮﾎﾞｰﾝ…

梓「み、澪先輩と比べちゃだめですっ」

唯「だーめ」

梓「だーめですよ」

唯「…」ｺｸｺｸ

唯「あずなん」ｻﾗｻﾗ

梓「ツインテール気に入ったですか？」

唯「いった」ﾌｧｻﾌｧｻ

梓（なかなか戻らないですね）

唯「ねーぇ？」

梓「はーい？」

唯「あいすたべたい」

梓「あー…アイスは…ないです」

唯「…」

唯「…」ｸﾞｽ

梓「わぁあ待つです！マドレーヌはありますよ！」ｻｯ

唯「わぁ」

スマン
今から書く

唯「まどれぇぬ」

梓「おいしいですよ」

唯「…」ﾊﾟｸ

梓「…」

唯「んんまい！」

梓「ふふ、ほっぺについてます…」ﾋｮｲ

唯「…」ﾓｷｭﾓｷｭ

梓「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「りったんたちは？」

梓「もうすぐお昼休みだからきますよ」

唯「…」ﾓｷｭﾓｷｭ…ﾎﾟﾛ

梓「あ」

唯「あー」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

梓「ひゃっ！？」

唯「…とえない…」

梓「んっく、くすぐった」

唯「…とえた」

梓「ふぅ…もう、こぼしちゃだめです」

唯「ごめーなさい…」

梓「次から気をつけるですよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「あぃ」ﾊﾟｸ

唯「…たべた」

梓「もうすぐお昼だからお菓子は後でです」

唯「…あずなん」

梓「ん？」

唯「もっとこっち」ｸﾞｲｰ

梓「わ、どうしたですか？」

唯「…」ﾑﾁｭｰ

梓「！！！？」

唯「にゃはー」

梓「…」

梓「…」ﾎﾞﾌﾝｯ

唯「あずなんまっか」

梓「…」

唯「あずなーんー」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

梓「…」

…昼休み

澪「梓、唯の様子はどうだ？」ｶﾞﾁｬ

梓「…」

唯「あずにゃん動かないの」

律「おーい？」ｶﾞｸｶﾞｸ

梓「…はっ！？」

紬「どうしたの？」

梓「ゆ…唯先輩に…」

憂「お姉ちゃんに？」

梓「…キス、されました…」

澪律紬憂「」

唯「きゃー♪」

澪「ま、マウストゥマウスで？」

梓「マウストゥほっぺでした…」

澪律紬憂（うらやましね）

憂「お姉ちゃん、ダメだよ」

唯「なんで？」

憂「う…」

唯「？」

澪「…憂ちゃん、小さい頃よく、その…してたのか？」

憂「まぁ…はい」

律「じゃあしょうがないな。私にしちゃってもしょうがないな！ゆーいー」

紬「りっちゃん、お昼食べる前に始めたら時間がなくなっちゃうわ」

律「む…」

唯「ごはん？ごはん？」

澪「あぁ、ごはんだぞ」

唯「てをあわせてください！」

澪律紬梓憂「はい、あわせました」

唯「いーたーだーきーます！」

澪律紬梓憂「いただきます」

憂「はい、あーん」

唯「あー…」ﾊﾟｸ

憂「おいしい？」

唯「おいひ」ﾓｷｭﾓｷｭ

澪「唯、たまごやき食べるか？」

唯「たべるー」

律「唯、から揚げ」

紬「唯ちゃん、ローストビーフ」

梓「先輩、タコウインナー」

さわ子「のどにつっかえるわよー」

憂「さわ子先生」

さわ子「あなたたちわかってないわ…このくらいの年齢なら口移し…！」

憂「体はまだ十分大きいです」

さわ子「…」

さわ子「ふっ」ﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸｯ

澪律紬梓「あー！」

さわ子「じゃ、私今日出張だから！」ｼｭﾀｯ

梓「なんだったんですか…」

唯「くちうつし？おいしい？」

憂「私の口移しが一番美味しいよ」

律「ちょーっとまて！私が…」

律澪紬梓憂「」ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

唯「…」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

唯「…」ｹﾌｯ

梓「あ」

紬「食べ終わっちゃった」

律「…」

澪「…あ、次の時間の担当は？」

ｼﾞｬｰﾝｹｰﾝ…

律「よっしゃあ！」

澪紬梓憂「…」

唯「…」

律「次は私だぞ、唯ー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「…」ｳﾄｳﾄ

律「ヤナヨカーン」

…５時間目

唯「…」ｽｰ…ﾋﾟｰ…

律「…」

唯「…んぅ…」ｺﾛ

…

憂『眠そうにしたら手を握るかだっこしてあげてください。お姉ちゃんが自分で起きるまで離れちゃダメですよ』

…

律「起きねーかなぁ…」

唯「…」ｽﾋﾟｰ…

律「ほーらクッキーだぞー」ﾌﾘﾌﾘ

唯「…」ﾋﾟｸ

唯「…」…ｽｰ…

律「…はーぁ」

…５時間目終了５分前

唯「…んー…」

律「！　唯？」

唯「…りっちゃん」ｼﾊﾟｼﾊﾟ

律「やっと起きたか！やった！」

唯「どーしたの？」

律「ん…いや、唯と遊びたくてさ」

唯「…だっこー」

律「まかせろ」ﾋｮｲ

唯「…」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

律「やると思ったよ」

唯「のびーる」ﾋﾞﾖｰﾝ

律「あ、こら…」ﾊﾞｻｯ

唯「…だれ？」

律「私だっつーの。ヘアバンかえせ」

唯「…」ｵｿﾙｵｿﾙ

律「なにわざわざ下から覗いてんだ」

唯「りっちゃん」

律「そうだよ」

唯「おでこは？」

律「お前のせいだっつーの」

唯「りっちゃんおこった」

律「怒ってない怒ってない…ヘアバン返してくれ、な？」

唯「このまんま」

律「ん？」

唯「このまんまにしとくの」

律「でこぺちぺちできないぞ？」

唯「！」

律「どうする」

唯「んー…あとでぺちぺちする」

律「わかったよ」

唯「にはー」ﾌｧｯｻﾌｧｯｻ

律「うっわ視界がせまい」

唯「ほっぺ」ﾂﾝ

律「ちゃんとでこ以外のものもあるんだぞ」

唯「ゆいのほっぺ」ﾌﾟﾆｭ

律「うん」

唯「…」ｽﾘｽﾘ

律「！」

唯「すべすべー」

律「そ、そうだな…」

律「なぁ唯、ほっぺにちゅーしてもいいんだぞー」

唯「ちゅー」

律「…」

唯「するぅ」ｸﾞｸﾞ

律（よっしゃあぁあああ）

ｶﾞﾁｬ

唯「あ、みんなきた」

律「…」

紬「唯ちゃんおきたのね」

憂「律さん？」

律「なんでもないよちくしょう」

唯「みんなでかえるー」

憂「部活は…？」

澪「唯がこんな状態じゃ練習出来ないしな」

紬「まずはなおさないとダメね」

唯「だーめ」

梓「だーめですよ」

…帰り道

唯「ムギちゃん！ムギちゃん！」ｷﾞｭｰ

紬「うふふ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「結局どうすればいいかわからずじまいですね…」

澪「まぁ焦ることないんじゃないか？」（かわいいし）

律「そーそー、なんとかなるって」（かわいいから）

唯「うい？」

憂「なぁに？」

唯「今日おとまりしたい」

憂「…へ？」

憂「でも…」

梓「憂、ぜひ許してあげるべきだと思う」

澪「もしかしたら何かわかるかもしれないし」

紬「お世話は任せて大丈夫だから」

憂「う…誰のお家におじゃまするの？」

唯「えーっとねぇ…」

澪律紬梓「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「のどかちゃん」

澪律紬梓「…は？」

唯「…とおふろはいって、みおちゃんとてれびみて、りっちゃんとごはんたべて、むぎちゃんとえほんよんで、あずにゃんとねるのー」

憂「…」

唯「だめ？」

憂「…せめて一人にしよ、ね？」

唯「うー…」

唯「みおちゃん！」

澪（きったぁあああ！！）

律紬梓「………」

憂「じゃあ…お願いしていいですか？」

澪「まかせろ！何日でもいいよ！」

憂「はい」

澪「よっと…ふふ、ありがとな」

唯「どういたまして？」

澪「今日はなに食べたい？」

唯「みおちゃんといっしょにたべる！」

澪「もう、わかってるよ」ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ

律紬梓「…」

澪「じゃあ、また明日」

唯「ばいばぁい」ﾌﾘﾌﾘ

律紬梓憂「ばいばーい…」「じゃあね…」「ばいばいです…」「明日ね…」

澪「帰ったらごはんだぞー」ﾃｸﾃｸ…

唯「うんっ…」

律「…明日はうちだな」

梓「いーえうちです」

紬「もしもし、斎藤？お菓子を大至急空輸してほしいの」

憂「…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

…澪宅

澪「ただいまー」

唯「おじゃまします！」

澪「よし、ごはん作るから待っててな」ｽﾄﾝ

唯「わかった！」

………

澪「…いーつもがんばーる…」ｼﾞｬｯｼﾞｬｯ


唯「ぅう゛ぅう゛う゛ぅ」


澪「唯！？」ｶﾁｯ ﾀﾀﾀｯ

唯「う゛ー…」ﾒｿﾒｿ

澪「あぁぁごめん、ごめんな」ｷﾞｭｰ

唯「ひっく…みおたん…」

澪「もうすぐできるから、ね？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

唯「…」ｷﾞｭｳｩ

澪「唯、すぐ戻ってくるから」

唯「…」ｷﾞｭｳｩ

澪「うーん…」

唯「…」

澪「唯…」

唯「…」ﾁｭ

澪「…」

澪「！？」

唯「…」ｷﾞｭｳｩ

澪「…」ﾌﾟｼｭｳｩ…

唯「すぐくる？」
澪「…え！？あ、あぁ、すぐくる」

唯「ぜったい？」

澪「絶対」

唯「…わかった」

澪「急いで作るからなっ」ﾀﾀﾀｯ

…

澪「できたぞ！」ｶﾁｬｶﾁｬ

唯「みおたん」

澪「んー？」

唯「…」ｷﾞｭｳｩ

澪「ふふ、料理置かせて？」

唯「…ん」

澪「よっと」ｶﾀ､ｶﾀﾝ

唯「ぎゅー」

澪「はい、ぎゅー」ｷﾞｭｰ…

澪「食べようか」

唯「たべる！」

澪「急に元気になったな」

唯「うん！」

澪「じゃあ私は向かいに座ｒ…」ｶﾞｼ

唯「おひざでたべるの！」

澪「…唯が？私の？ひざで？」

唯「…」ｺｸｺｸ

…

唯「おこさまらんちだぁ」ｷﾗｷﾗ

澪「頑張ったんだぞ」

唯「てをあわせてください！」

澪「はい、合わせました」

唯「いーたーだーきーます！」

澪「いただきます」

澪「唯、あーん」

唯「あ…んむ」ﾊﾟｸ

澪「…どう？」

唯「…ぐー！」

澪「よかった…ゆっくり噛んで食べるんだぞ」

唯「あー…」

澪「あーん…」

………

唯「ごちそうさまでした！」

澪「お腹いっぱいになった？」

唯「んー…あいすのぶんはあるの」

澪「そっか、じゃあお風呂…」

澪（…これは一緒に入っていいんだよな？しょうがないよな、唯一人じゃ入れないし…）

唯「いっしょにおふろはいる！」

澪「よし行こう」

澪（やばい唯の裸合宿じゃあんまりまじまじ見られなかったし鼻血出したらどうしよ）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「…」

澪「ん、唯？脱がないと」

唯「ゆいね、まだぼたんはずせないの」

澪「…」

唯「ぬがせてー」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

澪（たまんねぇぇええ）

澪「…」ﾌﾟﾁﾝ ﾌﾟﾁﾝ　ｽﾙ…

唯「あさねー、ういからたくさんきせられたの」

澪「せ、制服だからな！今のがブレザー」

唯「これは？」

澪「ブラウス…」ﾌﾟﾁﾝ ﾌﾟﾁﾝ ﾌﾟﾁﾝ…

唯「はやくはいりたーいー」

澪「わ、わかったわかった…」ｽﾙ

唯「ぶらじゃー！」ｷｬｯｷｬｯ

澪（すごくいけないことをしているような気分になってきた…）ﾌﾟﾁﾝ

唯「？」

澪「…」ｽﾙ
澪（きれいな胸だな…）ﾏｼﾞﾏｼﾞ

唯「きゃーみおたんえOち」

澪「だ、誰がえOちだ！」

唯「ふぇ」

澪「あぁぁなんでもない！はい、スカート脱ぐぞ」

…

澪「浸かるぞー」ﾁｬﾌﾟﾝ

唯「あったかー」

澪「はー…」

唯「…」ｼﾞｰ

澪「ん、どうした？」

唯「おっきい」

澪「い、いやか？」

唯「やじゃない」

澪「…」ﾎｯ

唯「やわらかー」ﾑﾆｭﾝ

澪「わ」

唯「ごしごししなきゃ」

澪「そうだな、体洗おうか」

…

唯「てであらうの」

澪「え？ボディタオルは？」

唯「いたいからやー」

澪「…」

唯「あらって？」

澪「わ…わかった」

澪（唯の体を手で直に…）ｺｼｺｼ

唯「やーぁはは！くすぐったい！」

澪（無邪気でかわいいなぁ…）

寝まする

唯「んー…」

澪「痛くない？」ｺｼｺｼ

唯「きもちぃ…」ﾄﾛｰﾝ…

澪「…」ﾑﾗｯ

澪（…はっ、ダメだ何を考えてるんだ私は！）

澪「よし、流すぞー」

唯「もう？」

澪「頭も洗わなきゃいけないから、な」

唯「まだせなかとてしかあらってないよぉ」

澪「い、いいんだって」

唯「むー…」

…

澪「じゃあシャンプー流すからな、目つむって」

唯「あぃ」

ｻﾞﾊﾞｰ…

唯「んーっ」ﾌﾙﾌﾙｯ

澪「よし、湯舟に浸かって待ってて」

唯「みおたんのせなかごしごしするのー」

澪「え？でも」

唯「するの」

澪「…じゃあお願いしようかな」

唯「おねがいされました！」

唯「あわあわー」

澪「…」

唯「てぃ」ﾍﾟﾀ

澪「ひゃ」

唯「かゆいとこないですかぁ」ｺｼｺｼ

澪「ないよ」

澪（手小さいな…柔らかいし、気持ちいい…）

唯「んー…」ｺｼｺｼ

澪（ふふ、かわいい…）

澪「…唯？縮んでないか？」

唯「？」

澪（さっきより小さくなってるような…）

唯「わぁい」ﾌﾖﾝ

澪「んッ…」

唯「えへー」ﾌﾆﾌﾆ

澪「…」

唯「…」ﾑﾆｭ…ﾎﾟﾖ

澪「ゆ、唯？そんなにそこばっかり洗わなくても…」

唯「やだ！」

澪「う…」

唯「だっこ」

澪「…」ﾋｮｲ

…30分後

澪「ゆ…い」ﾊｧ…ﾊｧ…

唯「ましゅまろみたいにふーわふわ」ﾓﾆｭﾓﾆｭ

澪「あ…んぅ…もう、あがろ？ね…？」ﾋﾟｸｯ

唯「んー…わかった」

………

唯「ぱじゃまー♪」ﾀﾞﾎﾞﾀﾞﾎﾞ

澪「ふふ…」

唯「みおたんねぇ」

澪「ん…？」

唯「なんかえOちなかおしてるの」

澪「そんなことないよ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…

唯「うそだぁ」

澪「ホント…」ｷﾞｭｰ

唯「むぎゅー」ｷﾞｭｰ

澪「…寝る？」

唯「いっしょにねるぅ」

澪「じゃあベッド行こうね…」

………

…inベッド

澪（くっついてないと眠れないんだよな…）

澪「唯…」ｷﾞｭｯ

唯「んー…」ｽﾘｽﾘ…

澪（くぅ…）ｷｭﾝｷｭﾝ

唯「かおがうまるー♪」ﾎﾟﾌ

澪（あぁ、せっかくお風呂に入ったのにやばい…）

唯「…」

唯「…」ｽｰ…

澪「唯…」

………
……
…

………
……
…

唯「…んむ…」ﾊﾟﾁ…

ﾓｿﾞﾓｿﾞ

唯（？）

澪「ん……っは…ぁ……」

唯（なにしてるんだろ）

澪「ーっ…」

唯「みおちゃん」

澪「！？　あぁぁあっ…！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｯ

唯「どうしたの？おなかいたいの？」

澪「は…っはぁ……大丈夫、だから…寝て…？」ﾌﾙﾙｯ…

唯「？　わかった」

………
……
…

…朝

唯「…んー」ﾊﾟﾁ

澪「おはよ」ﾂﾔﾂﾔ

唯「…！　みおちゃんお腹いたくない！？」

澪「？　痛くないよ」ﾆｺﾆｺ

唯（ゆめだったのかなぁ…？）

…

唯「せいふくー」

澪（…やっぱり昨日より縮んでるな）

澪「よし、じゃあ学校いくか！」

唯「おー！」

澪「昨日は楽しかったか？」

唯「うん！」

澪「よかった」

唯「…あ、ういー」

憂「おはようお姉ちゃん、おはようございます澪さん」

澪「おはよう憂ちゃん」

憂「…なんだかつやつやしてますね」

澪「え！？き、気のせいじゃないかな」

律「おーっす…ん？澪、なんか肌いつもよりきれいだな」

澪「気のせいだって！」

唯「？」

律「…！　さては澪…」

澪「な、なんだよ」

律「唯、こっちおいでー」

唯「りっちゃーん」ｷﾞｭｯ

律「…」ﾋｿﾋｿ

唯「…」

唯「みおなにー」

澪「！？」

唯「みおなにー！」

澪「唯！何言ってるんだ！律！」

律「みお、なにー？」

澪「ぐっ…」

紬「昨晩はお楽しみだったようですね」

澪「ムギ！？」

紬「澪ちゃんはまさか無抵抗の唯ちゃんに手を出したりは」

澪「してないに決まってるだろ！」

梓「私は出しますからね」

憂「梓ちゃん」

律「じゃあ私だって出すからな」

紬「うふふ…」

澪「みんなずるいぞ！」

唯「わたしみんなにたたかれちゃうの…？」ｳﾙ…

憂「大丈夫、私がさせないから」

………１時間目、担当：憂

唯「うーいー」

憂「なぁに？」

唯「ねころがってー」

憂「？」ﾎﾟﾌ

唯「ういー」ﾄｻ

憂「！」

唯「おもい？」

憂「お、重くないよ！」

憂（密着感がすごい…）

唯「んー」ﾁｭｰ

憂「！！」

唯「うーい、うーい」ｽﾘｽﾘｽﾘ

憂（ど…どうしたのかなお姉ちゃん）

…１時間目、休み時間

澪「えーっと？」

憂「すごく甘えてくるんです」

律「つまり性格も変わるってことか？」

梓「ますますわけわからんです」

紬「じゃあもしかしたらすごくエOチになったりするかも…」

律澪紬梓憂「…」…ｺﾞｸﾘ。

唯「だっこーぉ」

…２時間目、担当：律

唯「…」ﾋﾟｯﾀﾘ

律「唯、ちょっとのどかわいたなぁ…」

唯「やだ」

律「少しどいてくれないかにゃー」

唯「やだ」

律「…」

唯「…」

律「…やれやれ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「…」ｽﾘｽﾘ

律「…ちゅーしちゃうぞー」

唯「…といれ…」

律「ちょっと我慢しろよ」ﾋｮｲ ﾀﾞｯ

…トイレ

唯「といれ、といれ、たのしぃなぁ…」

律（どっかで聞いた事ある歌だな…）

唯「…おわった！」

律「よーし、じゃあｄ」

唯「ふいてぇ」

律（マジかよ！）

律「あ…あけるぞ？」

唯「うん」

…やぁん♪…ちょっ、おとなしく…ｺﾞｸﾘ…なんでみてるのー…な、なんでもない…

…

３時間目、担当：紬

紬「もうすぐお茶がはいるからね」

唯「おちゃよりむぎちゃんがいーい」

紬「え？」

唯「…」ﾑｷﾞｭｳｩ

紬「あらあら」

唯「きんぱつー」ﾓﾌﾓﾌ

紬「気持ちいい？」

唯「いい！」

紬「あ、お菓子は食べるでしょう？」

唯「うん」

紬「今日は…」ｶﾞｻｺﾞｿ

唯「ぽっきーがいいー」

紬「うーん…ポッキーはないけどスティックケーキなら」ﾋｮｲ

唯「それがいい！」

紬「はーい。ちょっと待ってね」ﾍﾟﾘﾍﾟﾘ

唯「…」ﾜｸﾜｸ

紬「はい」

唯「あい」ｱﾑ

唯「むいひゃんほっひはははへふほ」

紬「？」

唯「…ぷは、むぎちゃんそっちからたべるの！」

紬「え…」

唯「はあふー」

紬「ふふ、じゃあ遠慮なく」ﾊﾟｸ

紬「むー…」ﾊﾑﾊﾑ

唯「♪」ﾓｷｭﾓｷｭ

紬（あと一口分…）

紬「…」

唯「…」

ﾊﾟｸ

唯「んー」

紬「ん…」

唯「…あまい！」

紬「ふふ、おいしかった？」

唯「…」ｺｸｺｸ

４時間目、担当：梓

唯「なんころー」ﾕﾗﾕﾗ

梓「膝から落ちますよ」

唯「あずなんこっちむくの」

梓「もう向いてますよ、先輩がこっち向いてください」

唯「ありゃ」

唯「うんしょ…」ｸﾘﾝ

梓「どうしたんですか」ﾆｺﾆｺ

唯「あずなんのかおみたかったの」

梓「」ｽﾞｯｷｭｰｰﾝ

唯「ねこじゃらしがほしいですか！」

唯「あずなん？」

梓「…は、はいっ？」

唯「なんでむしするのぉ」ﾑﾆｰ

梓「むひひへなひへふ」

唯「へんなかお」ｷｬｯｷｬｯ

梓「もう…えい」ﾑﾆｰ

唯「ひやー♪おもひみはひー」

梓「ぷっ」

唯「わらうなー」ﾑｷﾞｭｰ

梓「ぶっ！？むーちゅぶれるちゅぶれる」

唯「ちゅー？」ﾁｭｰ

梓「」

唯「…」ﾁｭｯﾁｭ

梓「せ、先輩！？」

唯「んーふ」ﾑﾁｭｰ

梓「…！　は、はずかし…」

唯「じっとしてなきゃだめなの！」

梓「はいっ」

唯「…」ｽﾘｽﾘ

梓（幸せー…）

唯「あずなんもしてぇ」

梓「え…」

唯「はやくー」

梓「う…わかりました」

梓「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪「唯ー」ｶﾞﾁｬ

澪「な…梓、唯が抵抗しないからって…」

梓「ち、違います！これは先輩が…」

唯「？」

澪「きょとんとしてるぞ」

梓「…」

………

澪「さて、昼休みだけど…」

唯「…」ｽｰ…

律「なおらないなぁ」

憂（今日も泊まるなんて言い出したらどうしよう…）

和「ちょっと律ー」ｶﾞﾁｬ

律「和！」

和「唯に集まってどうしたの？」

唯「…」ｽｰ…

和「のんきな顔して…」

澪「和、唯は今、その…」

和「知ってるわよ」

律「え？な、なんでだ？」

和「ふふ」

憂「…」

憂「！」

憂「そういえば…」

梓「憂？」

憂「和さん、木曜にうちに来ましたよね？」

和「ええ」

憂「その時は普通でしたか？」

和「ちょっと普通じゃなかった…わね」

憂「うーん…」

律「原因不明のままかよー」

澪「…」

…放課後

澪「…なぁ」

律「ん？」

澪「和あやしくないか？」

律「はぁ？」

澪「なんとなくなんだけど…質問の答えも歯切れが悪かったし…」

憂「私も思いました」

澪「ちょっと探りをいれてみよう」

紬「準備はまかせて」

…和宅付近

澪「こちらＡ地点、和の姿は見えない。オーバー」

律『了解。引き続き見張りだ』ﾊﾞﾘﾎﾞﾘ

澪「お前なにか食べてるだろ！」

律『気のせい』ｻｸｻｸｻｸ

澪「おい！」

梓『Ｃ地点、ホシを確認！』

紬『りっちゃん、作戦通りにね』

律『ラジャー！』

和「…」ﾃｸﾃｸ

律「おーっす和！」

和「あら、律。なんでこっちにいるの？」

律「いやーたまにはね！散歩でもしようかなってさ！」ｿﾜｿﾜ

和「そう」


澪「あのバカ、不自然すぎだ…」
梓「きっと上手くやってくれますよ」


律「んじゃ、私行くから！」ﾎﾟﾝ

和「ん、じゃあね」


紬「やったわ」

オレは幼女唯とみんなのいちゃいちゃが書きたくてこのスレを立てたんだった
>>393からtake2

澪「な…梓、唯が抵抗しないからって…」

梓「ち、違います！これは先輩が…」

唯「？」

澪「きょとんとしてるぞ」

梓「…」

………

澪「さて、昼休みだけど…」

唯「…」ｽｰ…

律「お昼たべねーのかな」

憂（今日はうちで寝てほしいな…寂しいよ）

梓「じゃあ今日は平和にお昼食べましょう」

紬「そうね」

５時間目、担当：澪

澪「唯、今日もうちに泊まる？」

唯「んー…まだわかんない！」

澪「そっか…」

唯「なんでおちこむのー」ﾎﾟﾌﾎﾟﾌ

澪「ん…唯と一緒にいたいなーって」

唯「…」

唯「…」ｷﾞｭｰ

澪「唯…」

澪「…」ｷﾞｭｰ

…放課後

紬「唯ちゃん、今日は誰かの家に泊まるのかしら？」

唯「きょーは…りっちゃんちにいく！」

律「マジ！？」

唯「でこぺちするのー」

律「そんなことしたら私バカになっちゃうだろー♪」ﾆﾖﾆﾖ

澪紬梓憂「…」

律「ほら、乗るんだ！」

唯「はい、りっちゃんたーいん！」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

律「じゃあまた明日なー♪」

唯「ばいばぁい」ﾌﾘﾌﾘ

澪紬梓憂「………」

…律宅

律「ただいまーっと」

唯「おじゃまします！」

律「まずは手洗いだぞー」

唯「あーい」

…

唯「うがいもしましょーね」

律「はいよ。…あれ？コップがねーな」

唯「てでするー」

唯「…こぼれちった」

律「私が手で汲むから大丈夫」

律「…ほい」

唯「…」ｽﾞｽﾞｰ

唯「…すくないー」

律「あれ、だめか」

律「飲むコップとは一緒にしたくないしな…」

唯「ほー」

律「蛇口からそのままは？」

唯「やってみる！」

ｼﾞｬｰ

唯「…んぷぃだ！？」

律「唯！？」

唯「はな…」ｸﾞｽ

律「よしよし、ほら、鼻かめ」

唯「…」ﾁｰﾝ

律「私がやるから見てろよ」

唯「…」ｼﾞｰ

ｼﾞｬｰ

律「…」

律「…んぷ、んーんんんん」

唯「…」ｼﾞｰ

律「んん？」

唯「そのおみずちょうだい！」

律「」ﾌﾞｰｯ

唯「…」ﾋﾞｼｮ…

律「うわ！ごめんごめん！」

唯「りっちゃんがくちにいれてくれればいいの」

律「うがいを諦めよう」ﾌｷﾌｷ

唯「やだ」

律「唯は風の子だから風邪ひかないって」

唯「かずのこ」

律「ちがう」

唯「はやくー」

律「いや、それは照れ…」

唯「…」ｳﾙ…

律「やらせてください」

…

律「…んーん？」ﾀﾎﾟﾀﾎﾟ

唯「あい！」

律（えーい唯がしろって言ったんだからな！）

ﾁｭｰ

唯「ん、んく」

律（やわらか…）ﾁｭｰ…

ﾎﾟﾀ　ﾎﾟﾀﾀｯ

律「…」ﾁｭｰ…

唯（いっぱいになった！）

律「…」ﾁｭｰ…

唯「…」

律「…」ﾁｭｰ…

唯「…んっんん？」

律「…んっ！？あ、あぁごめん！」ﾊﾟｯ

唯「…」ｶﾞﾗｶﾞﾗﾍﾟｯ

唯「おわり！」

律「…」

唯「りっちゃん？」

律「…あ、はいはい！じゃあゲームでもするか？」

唯「やるー！」

…

律「よし、勝ったらお菓子ひとつとっていいぞ！」ｻﾞｰｯ

唯「がんばる」ﾒﾗｯ

律「キャラ選んだな？よーし、いくぞ」

唯「たー」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「はは、落ちるなよー」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

唯「おちないもん」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「うおっ、あぶね」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

唯「いけー！」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「よっ…」ｶｶｯﾋﾟｺﾋﾟｺｶﾁｬ

唯「りっちゃんつよいー」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「…」ｶﾁｬｶﾁｬｶｶｯ！ｶｶｶﾁｶﾁｯ！

唯「まけるー！」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「…」ｶｶｶｶｶｶｶ！

唯「だめー！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

律「うわっ！ゆっらっすっなっ」

唯「おかしー！」ｸﾞｲｸﾞｲ

律「わーまったまった！わかったわかったから！」ｶﾁｬｶﾁｶﾁ

唯「わかってないもん！」ｶﾞﾊﾞｰ

律「どわ」ﾄﾞｻｯ

唯「とう！」ｻｯ

律「あ！コントローラーかえせ！」

唯「とびおりー！」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「あー！」

…

律「まいりました」

唯「♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

唯「もっかい！」

律「よしきた」

………

律「最後のお菓子だな」

唯「…」

ﾚﾃﾞｨｰ ｺﾞｰ!

唯「がー！」ｶﾞｯﾊﾞｧ

律「おい最初からリアルファイトはずるいぞ！」ﾄﾞｻｯ

唯「こんとろーらー！」

律「させるかっ」

唯「…」ｺﾁｮｺﾁｮ

律「んひゃ！？バカやめろっあははははは！んっははは！ちょっ…」

唯「もらった！」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

律「ふっへっへ」ｶﾞｼ

唯「み゛っ」

律「くらえぇえ」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

唯「いーやー！あっははは！」

律「はーっはっはっは！」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

唯「あはははははは！やだぁああはははは！」

律「もうしませんかー？」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

唯「しません！しませんゃぁはははは！ごめんなさぃいい」

律「しょうがない、許してやろう」

唯「はぁー、はぁー…」

ﾌﾟﾚｲﾔｰ4 ｳｨﾝ！

律唯「あ」

律「…」

唯「…」

律「もっかいやるか？」

唯「つかれたぁ…」

律「…だな」

唯「はんぶんこする」

律「はいよ」


唯「…」ﾓｷｭﾓｷｭ

律「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

唯「おいひぃね」ﾓｷｭﾓｷｭ

律「うん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

………
……
…

律「じゃあ寝るか！」

唯「ねるー」

律「…」ﾎﾟﾌ

唯「りったん」

律（幼くなったな）

律「んー？」

唯「うでまくらしてぇ」

律「いいぞ、ほら」

唯「やったぁ」ﾎﾟﾌ

唯「んーふふ♪」ｽﾘｽﾘ

律（ち…近いんだなうでまくらって）

唯「…」ﾆｼﾞﾘﾆｼﾞﾘ

律「ちょ、唯…」

唯「？」

律「そこもうほとんど肩だぞ」

唯「いぃの！」

律「はい」

唯「りったんいいにおい」ｸﾝｸﾝ

律「ん…」ｿﾞｸｿﾞｸ…

唯「…」

唯「…」ｽｰ…

律「…唯？」

…翌日

唯「んー…」ﾓｿﾞ

唯「…はよー」

律「おはよ！」ﾂﾔﾂﾔ

唯「…」

唯「つやつや」

律「ヘ！？き、気のせいだって！」

唯「みおちゃんもなんかへんだったなぁ」

律「いーからいーから！学校いくぞ！」

………

そしてみんなの家にかわりばんこに泊まり次の週、土曜…

憂「お姉ちゃん、お昼たべよっか」

唯「たべゆー」ﾋﾟｯﾀﾘ

憂「ふふ、じゃあちょっと待っててね」ﾁｭｯ

唯「もっかい！」

憂「…」ﾁｭｰ

唯「んー…」

憂「…おとなしくしててね？」

唯「あーい」

…

憂「はい、食べるよー」

唯「てをあわせてください！」

唯「いーたーだーきーます」ﾍﾟｺ

憂「いただきます」

憂「んしょ」ﾋｮｲ

唯「あーん」

憂「あーん」

…

唯「…」ｹﾌｯ

憂「お腹いっぱいになった？」

唯「なったぁ」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

憂「はーい」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ　ｶﾞﾁｬ

憂「あ、梓ちゃん」

梓「遊びに来ちゃった」

憂「うん、あがってあがって」

梓「先輩元気？」

憂「元気だよ、今お昼食べたとこなんだ」

「ふぇえぇええ」

梓憂「…」ﾀﾞｯ

憂「お姉ちゃんっ」

梓「先輩っ」

唯「ふぇえ…　…あずなん？」ｽﾞﾋﾞ

梓「遊びに来ましたよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「…」ｽﾞｽﾞｰｯ

唯「…へへー」ﾆｺ

梓（あぁ…）

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

憂「あ、また」

………
……
…

律「なんだ、みんな来てたのかよ」

澪「そういうお前もな」

紬「唯ちゃんがいないと寂しくて…」

唯「ゆいここにいるよー」

紬「ふふ、今日はガーナから直送のカカオで作ったチョコ20種類よ」

梓「先輩、どれがいいですか？」

唯「んーとねー」

澪「ゆっくり選んでいいんだぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「みなさんダージリンでいいですかー？」

ﾜｲﾜｲ

…

律「これうまいなー！」

紬「どんどん食べてね」

唯「はなぢでるー」

律「私は唯のかわいさに鼻血ｇ」

澪「はいはい心の中に留めとけー」

憂「お姉ちゃんチョコついてるよ」

梓「ところでいつになったら戻るんですかね？」

紬「さぁ…」

律「まぁいいんじゃねーの？もう慣れたし」

澪「だな、いっそこのままでーなんて」

律澪紬梓憂「あははは」

………

その数日後、突然元に戻った唯はまわりの異常な過保護さにうろたえるのであった。
結局何が原因かは謎のままだったとさ。

おしまい