1: 2012/05/06(日) 15:13:59.11 ID:X2iHBEsh0
P「あんな所に春香が!」

P「おーい、春香ー!」

春香「……」

P「ん?おい、春香?」

P「おい、無視すんなって!」ガシッ

シュンッ

P「消えた!?馬鹿なっ!」

春香「残像だ」

P「後ろ……だと!?」

2: 2012/05/06(日) 15:18:04.93 ID:X2iHBEsh0
P「あ、春香ー、昨日言ってたケーキが美味しいってお店
  家帰って検索してみてもなかったぞ?」

春香「……残像ですね」

P「なん……だと?」

春香「要するに存在しないということです」

P「……なんでまたそんな嘘を」

春香「これが……力です……」

P「何の!?」

4: 2012/05/06(日) 15:21:18.58 ID:X2iHBEsh0
春香「私、気がついたんです。すべての物事は力によって支配されてる、と」

P「なんちゅージャイアニズム……」

春香「いろんな解釈により、全てこれだけで返答できるんですよ」

春香「すごくないですか!?」

P「どうだかなぁ……」

春香「試しに私になんでも質問いいですよ?」

P「そうだなぁ……最近少し歌が上手くなったか?」

春香「……これが力ですね」

6: 2012/05/06(日) 15:23:35.79 ID:X2iHBEsh0
P「確かに解釈の仕方によっては会話が成り立つ……」

P「成り立ってるのか?」

春香「細かいことはいいんですよ!!」

春香「今のは努力によって歌が上手くなったんですよ、って意味合いですね」

P「まぁ、なんとなくわかるような気もするが……」

春香「さぁ、どんどん質問来てください!」

8: 2012/05/06(日) 15:26:05.70 ID:X2iHBEsh0
P「えっと……今日は何で来たの?電車?タクシー?」

春香「……力です」

P「どういうこと!?」

春香「全てを動かす源……力を振り絞ってここまでやってきたんです」

P「そんな大げさな……っていうかみんなそうして来てるけどね」

P「電車は混んでた?」

春香「……それが力です」

P「微妙に応用してくんじゃねえよ」

春香「混んでて人がたくさん乗っても動く……それが電車のちからです」

9: 2012/05/06(日) 15:29:40.52 ID:X2iHBEsh0
P「みんな早く売れっ子にならないかなぁ……」

春香「力……ですね」

P「どういうこと!?」

春香「私達に今、足りないものが、ってことですよ」

春香「私達に必要なのは961プロにも匹敵する権力、即ち力です!」

P「それだけじゃないと思うけどなぁ……」

11: 2012/05/06(日) 15:32:44.10 ID:X2iHBEsh0
P「雷がすごいね……」

窓に近づき両手を広げ空を見る春香

春香「これが……力です」

P「まるで春香が降らしてるかのようだ!!」

P「あ、おしOこ行きたい」

春香「これが力です……」ニヤリ

P「なっ!まるで春香が俺の尿意を引き出したかのような言い草だ!」

春香「ふふ、どうですか?そう思わせてしまう……これが力です」

P「これは面妖だ!」

13: 2012/05/06(日) 15:38:54.33 ID:X2iHBEsh0
P「ふぅ……スッキリ」←トイレ後

P「あ、そういえば漫画の新刊が欲しいな」

春香「それが力ですね」

P「漫画が俺を呼んでいる……ということなのか!?」

春香「プロデューサーさんの読みたくなるような
    そんな漫画を書いてしまう漫画家さんの力ですね」

P「俺ら関係なくなっちゃったな」

16: 2012/05/06(日) 15:43:50.57 ID:X2iHBEsh0
P「あー、生まれ変わったら貝になりたい」

春香「それが力ですよ」

P「なんだかなれそうな気がしてきた!!」

春香「そうですね、もしかしたら貝に生まれ変わる力があるんじゃないか
    と思わせる一言でしたね」

P「心が揺さぶられる……!!これが……春香の力なのか?」

春香「わかってきましたか?まだまだ行きますよ?」

20: 2012/05/06(日) 15:49:50.46 ID:X2iHBEsh0
P「……」

謎のポーズを取る春香

春香「…………これが力です」キリッ

P「な、なんだと!?今、地球のどこかで何か大変なことが起きたような気がした!」

ペン回しをする春香

春香「……これが力です」キリッ

P「馬鹿なっ!?俺でもできる簡単な奴なのにまるで春香にしかできなさそうだ!」

21: 2012/05/06(日) 15:55:37.76 ID:X2iHBEsh0
P「あ、春香、お醤油取ってくんね」

春香「はい、どうぞ。これが力です」

P「一見誰にでも取れそうな醤油だったのに
  春香が取ることによって醤油が常人では手に負えない物のようだ!!」

P「春香は自転車乗れるの?」

春香「ふっ……」

自転車に跨る春香

春香「これが力です」ドヤァ

25: 2012/05/06(日) 16:02:30.03 ID:X2iHBEsh0
P「あっ、春香、お前、ヒップだけ大きくなってるぞ!」

春香「こ、……これが……力です」

P「わざと大きくしたかのような言い方だな……」

P「あー、俺もパンツで空飛び回りたいなぁ~」

春香「それが力ですから」

P「与えられた使命感を感じる……!!」

26: 2012/05/06(日) 16:03:24.69 ID:X2iHBEsh0
春香「千早ちゃん、子守唄うたって?」
ってやつ
面白いね

28: 2012/05/06(日) 16:08:36.42 ID:X2iHBEsh0
P「腰が痛いなぁ~、肩こったなぁ~!」

春香「これが力です」

P「お前のしわざだったのか!?」

P「あ、うまい棒が美味い!」

春香「これが力です!」

P「うまい棒作ってる所が言うべき言葉をあえて春香が言ってきた!」

29: 2012/05/06(日) 16:11:09.33 ID:X2iHBEsh0
P「もう人間不信だよ」

春香「これが力です」

P「やはりお前が黒幕だったか……」

P「こ、コンプガチャが……違法だと!?」

春香「これが力です」ニヤリ

P「馬鹿な!?お前のせいなのか!」

春香「ふふ、これでお金取れないと見せかけて……
    パチOコがありますから」

P「それが……力だってのかよ!」ガクッ

32: 2012/05/06(日) 16:15:16.47 ID:X2iHBEsh0
P「千早がニュース番組に!!」

春香「あれは千早ちゃんの力です」

P「その売り出し方は考えなおした方がいいな!」

P「春香は可愛いなぁ」

春香「これが力ですから」

P「まるで毎日のケアをかかしていないから、とでも言いたげだなぁ」

33: 2012/05/06(日) 16:17:19.10 ID:X2iHBEsh0
>>31
P「まさか……千早が72なのも……」

春香「ええ、私の力です」

P「今すぐその力だけは緩めてあげなさい!」

P「お前親友面してひでぇ奴だな!!」


34: 2012/05/06(日) 16:20:22.24 ID:X2iHBEsh0
P「ま、まさか小鳥さんが結婚できないのは違うよな?」

春香「私の力です」

P「小鳥さーん!こいつです!!」

P「じゃ、じゃああずささんがよく道に迷うのは……」

春香「もちろん私の力です」

P「お前は時空でもねじ曲げてるのか?」

36: 2012/05/06(日) 16:23:38.79 ID:X2iHBEsh0
P「全く春香と遊んでたら仕事が片付かないじゃないか……ハッ」

春香「あ、気がついちゃいました?」

P「ま、まさか俺の仕事の邪魔をする……」

春香「そう、それが私の力です」

P「な、なんだってーーー!?」

37: 2012/05/06(日) 16:25:30.89 ID:X2iHBEsh0
>>35
P「俺に彼女が出来ないのも春香の力か
  つまり春香は俺のことが…」

春香「私の力でありますが……ただの嫌がらせです」

P「ひでぇ奴だな!!本当に!!」


38: 2012/05/06(日) 16:30:18.58 ID:X2iHBEsh0
P「はぁ……律子に怒られる前に帰りたい……」

春香「これが力です」

律子「ただいま~」

P「な、なにぃっ!?」ガタッ

律子「ちょっとプロデューサー!?春香と何遊んでんですか!」

P「一瞬にして春香と遊んでることがバレた……まさかこれが……」

春香「これが(律子さんの)力です」

P「ま、参ったぜ……」ガクッ

39: 2012/05/06(日) 16:32:45.61 ID:X2iHBEsh0
P「律子さん帰りたいです」

律子「ダメです」

P「ふっ……だが俺は帰る……押し切ってでも帰る。なぜならこれが……」

P「これが力だからだ」

律子「クビだボケ」

P「ふぇぇ……許してりっちゃーん」

春香「プロデューサーさんにクビ宣告をし、なおかつ引き戻した……!?」

律子「……これが真の力よ」

END

40: 2012/05/06(日) 16:34:51.56 ID:RBiFJZUw0

43: 2012/05/06(日) 16:37:49.20 ID:X2iHBEsh0
午後じゃなくなっちゃったから終わらせる……
そう、これが力だ!

読んでくれた方はあざっす

引用: P「春香とじゃれあう午後」