京子「…うぅ…もう食えない…」

結衣「バカ、食べすぎだ」

ちなつ「まさかカレー５杯もおかわりするなんて…」

あかり「京子ちゃん大丈夫？胃薬あるよ？」

京子「あ、あかり…ありがとう…」

結衣「しょうがないな…今日はもう寝るか」

京子「えー、もっと遊びたいー…うっぷ…」

あかり「京子ちゃん、無理しちゃだめだよ」

ちなつ「まぁ、しょうがないですね」

結衣「よーし、じゃあ皆寝袋出して寝ようか」

ちなつ「…静かですね」

あかり「そうだねー」

結衣「たまには、山もいいな」

京子「またみんなで来よう！」

ちなつ「復活早っ！」

京子「それよりさー、結衣、ラムレーズン無いのー？」

結衣「あるわけないだろ…帰るまで我慢だ」

京子「うぅ…そんなぁ…」

結衣「ほら、そろそろ寝るぞ」

あかり「はーい」

ちなつ「お休みなさーい」

京子「ちぇー…おやすみー」

結衣「…ｚｚｚ」

ちなつ「…うーん…結衣先輩…あっ、こ、こんなとこで…だ、ダメですよ、いや、ダメじゃないですけど…！…むにゃむにゃ…ｚｚｚ」

京子「…うぅ…ラ、ラムレーズンの群れが襲って…ああ…ぁ……ｚｚｚ」

あかり「…ん……おトイレ…」むくっ

あかり「うわぁー、月が綺麗…じゃなくって…トイレトイレ……あートイレまで遠いなぁ……いいや、ここですませちゃえ」

ﾁｮﾛ…ﾁｮﾛﾛﾛ…
あかり「…ふぅー、さて、戻ろうっと」

ｶﾞｻｯ…

あかり「っ！？」ﾋﾞｸｯ

あかり「な、何…今の音…？」

ｶﾞｻｶﾞｻｯ…

あかり「っ！？…な、何か…いるの？」

ｶﾞｻｶﾞｻｯ…ｶﾞｻｯ！
あかり「ひゃあっ！？……って、あれ？これ、ヤモリ？イモリ？どっちだっけ…まぁどっちでもいいか。可愛いー」

あかり「そうだ！これ持ってってみんなを脅かそうっと！」

ｸﾞﾙﾙ…

あかり「…え？」

ｶﾞｻｶﾞｻｯ…

あかり「っ！？…な、何…ま、またヤモリ？」

…ｸﾞﾙﾙﾙﾙ……

あかり「っ！？…ち、違う、な、何かの、唸り声……や、やだ……」ｶﾞｸｶﾞｸ

あかり「は、早くテントに戻らないと…！」…ｽｯ…ﾀﾀﾀｯ！

ｶﾞｻｶﾞｻｯ…ｸﾞﾙﾙﾙｱｱｯ！！

あかり「っ！？き、きゃああああああああああああっっっ！！？」



結衣「っ！？あ、あかり…！？」ｶﾞﾊﾞｧｯ

ちなつ「な、なに！？今の声！？」

京子「…うぉう…これはまさか…伝説の、ムサイ級ラムレーズン……へへ、相手にとって不足は無い…！…ｚｚｚ」

ちなつ「ちょっと京子先輩！！寝ぼけてる場合じゃないですよ！！」

結衣「あかりが居ない…ちょっと外、見てくる！」ﾀﾞｯ

ちなつ「あっ！結衣先輩！私も行きます！！」

京子「…うーん、何の騒ぎだよー…」

あかり「み、皆ー！に、逃げてー！！」ﾀﾀﾀｯ

結衣「あれは…あかり！…と、何か後ろに…」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…
熊「ｶﾞｧｧｱｱｱｱｯｯｯ！！！」

ちなつ「ひぃっ！？あ、あああああれって、もしかして…く、熊…！？」

結衣「そ、そんな…この辺に熊なんて居ないってガイドブックには…！」

ちなつ「そんなこと言ってる場合じゃないですよ！早く逃げましょう！」

あかり「はぁはぁ…あっ！」ｺｹｯ

結衣「あ、あかり！！」

あかり「あ…あああ…」

熊「ｸﾞﾙﾙﾙﾙ…」

京子「おーい、皆で何してんだー？って、なんだあれ…あかりと……熊？」

あかり「いやああぁぁああっっっ！！！た、助けて…あぐぁっ！？」

ｶﾞﾌﾞｯ！ｸﾞﾁｬｯﾊﾞｷｯ
熊「ｶﾞｱｱｧｯ！」

結衣「あ、あかりーーー！！！」

ちなつ「い、いやぁーー！！」

京子「やっべー、あかりが熊に喰われちゃったよー」

ちなつ「そ、そんなのん気なこと言ってる場合じゃないですよ！！！こ、このままじゃ私達も…！」

あかり「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っっっ…！！！い゛、い゛た゛い゛よ゛ぉ゛っ…！！！あ゛、足、がぁ…！！」

結衣「あ、あかり！今助けに…！」ｶﾞｼｯ

ちなつ「だ、ダメですよ！結衣先輩！私達だってやられますよ！！」

結衣「な、何言ってるんだ！あかりを見頃しにするわけには…！」

ちなつ「私達にはどうしようも出来ないですよ！…それより、ここは今のうちに逃げないと…！」

熊「ｸﾞﾙｱｱｱｱｧｯ！」ｸﾞｯﾁｬｸﾞｯﾁｬ

あかり「あ゛ぅ゛…あ゛……足、無くな、っちゃ………う、動けない、よ゛ぅ゛……！」

京子「あかりー！今助けるぞー！」ぽいっ

ちなつ「京子先輩！？何投げて…リュックサック？」

結衣「そうか…あれには、余ったカレーの材料がまだ入ってたはず…！そっちに熊が気を取られてる隙にあかりを…！」

ｺﾞｽｯ
熊「………ｸﾞﾙﾙ…」

ちなつ「…ひぃぃぃーー！！！なんで熊に当てるんですかーーー！？」

京子「あっれー？おっかしーなぁー？」

熊「ｸﾞﾙｱｱｱｱｱｯｯ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ちなつ「ぎゃあああああっっ！！！？こ、こっちに来たぁああっっ！！」

結衣「くっ…皆！バラバラになって逃げるんだ！あかりは私がなんとかする！」ﾀﾀﾀｯ

ちなつ「ゆ、結衣先輩！！？」

京子「って、熊のやつ、結衣を狙ってるぞ！！」

結衣「な…」

ちなつ「だ、ダメー！！！と、止まってーー！！！」

京子「結衣ー！！！！」

結衣「くっ…や、やばおぶぁっ！？」ｻﾞｼｭｯ

熊「ｸﾞﾙﾙﾙﾙ…！」

結衣「…う…ぁ……お、お腹が…血、血が……ぁ……」

あかり「や、やだ…逃げて…！結衣ちゃん！！」

熊「…ｸﾞﾙﾙ…ｸﾞｶﾞｧｧｯ！！」ｶﾞﾌﾞｯ！…ｽﾞｯ…ﾌﾞﾁｨｯ！

結衣「かひゅっ」

ちなつ「あ…ああ……う、うえぇ…！ゆ、結衣せんｐ…お、お腹が…！」

京子「ゆ…結衣！」

あかり「あ…ちょ、腸が、引きずり出され…て…る………うぅ…結衣ちゃん…！！」

熊「ｸﾞﾙｱｧｱｯｯｯ…！」ｸﾞｯﾁｬｸﾞｯﾁｬ…

結衣「あぐぁ…おｂぶぇあぁ………」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ

ちなつ「ゆ、結衣先輩……結衣先輩！！！」ﾀｯ

ｶﾞｼｯ
京子「ち、ちなつちゃん！？」

ちなつ「よ、よくも結衣先輩をーーー！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

熊「…ｸﾞﾙﾙｱｧ！」ﾌﾞﾝｯ！

ﾎﾞｷﾞｯ！
ちなつ「ぐｂぉっ」…ﾄﾞｼｬｱｧｯ………

あかり「ち、ちなつちゃん！！！」

京子「あああ…ちなつちゃんの首が…飛んでった……」

熊「…ｸﾞﾙﾙﾙ…！」ｽｯ…

結衣「……ぅ……や、やだ……やだよ………きょ、京ｋ　ﾊﾞｷﾞｯ…

ﾎﾞｷﾞｯﾊﾞｷﾞﾝｯ…ﾁｬｯ…ｸﾞｯﾁｬｸﾞｯﾁｬ……

京子「…うぁ…ゆ、結衣……く、喰われ…た……」

あかり「きょ、京子ちゃん…！もう逃げてー！！」

京子「…ああ…こ、こっちに来るなぁ！！！」ﾀﾀﾀｯ

熊「ｶﾞｱｱｱｯｯ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ｶﾞｼｭｯ…ﾄﾞｻｯ

京子「い、痛い…！背中、あ、熱い！！や、やだ、やだぁ！！！」

熊「ｶﾞｱｱｧｯ！」ｶﾞﾌﾞｯ…ﾌﾞﾁｨｯ！

京子「ひぎっ！？…あ、う、腕……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛っ゛！！！！」

京子「やだ…結衣、た、助ｋ　ﾍﾞｷﾞﾝｯ…

あかり「……はぁ…はぁ……み、みんな…氏んじゃった……」

熊「…ｸﾞﾙﾙﾙ…」

あかり「…わ、私も……食べられちゃう……うぅ…」

あかり「……み、みんな……はぁはぁ……わ、私もいま、そっちに行くから……」

あかり「へ、平気だもん…！またみんなと会えるから…みんなが待ってるから…！！！」

熊「…ｸﾞﾙﾙﾙ…ｶﾞｱｧｧｱｯ！！」ｻﾞｯ…

あかり「っ！？……う…ぁ……や、やだぁああああああああっっっ！！！ま、まだ氏にたくないよぉっ！！やりたいこといっぱいあるのに…！まだ氏にたくｎ」

ｶﾞﾌﾞｯ…ﾌﾞﾁﾌﾞﾁｨｯ！

あかり「あ゛ぐぁ゛っ！！！い、痛い、い゛た゛い゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っっっ！！」

ｶﾞﾌﾞｯ…ｸﾞｯﾁｬｸﾞﾁｬ…ﾆﾁｬ…ﾌﾞﾁｯ…ｸﾞﾁｬ…

あかり「かふっ…あ゛…あ゛……あ゛……あ゛か゛り゛か゛、な゛く゛な゛って゛、く゛よ゛ぉ゛……」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ

ｸﾞﾁｬｸﾞｯﾁｬ…

あかり「…はぁー…はぁ……ぁ…………あ、もう…何も……感じな、い…や………」

熊「ｸﾞﾙﾙｸﾞｱｶﾞｱｱｧｯｯ！」ﾊﾞｷﾞｯ！ｸﾞｼｬｯ！……


＼ｱｯｶﾘｰﾝ／

オチどうすんだよこれ。

大事件