2: 2011/09/01(木) 01:20:03.28 ID:W8OEzxFy0
あかり「ん、何か届いてる」

あかり「なになに、今期アニメヒロインの集い・・・?」

あかり「へぇ~。そんなのがあるんだー」

あかり(どうしよう、あかりが行って大丈夫かな・・・)

あかり(アニメ化するような人気作品のヒロインの集まりだし、個性的な人ばかりなんだろうな。
    そんな中にあかりが紛れたら・・・)

あかり「あっ、でももしかしたらあかりと同じような境遇のヒロインもいるかもしれない・・・
    よし、行ってみよう!」

【赤座あかり】(CV:三上枝織)
「ゆるゆり」の主人公。\アッカリ~ン/で有名なキャラ希薄少女。
主人公なのに(主人公だから?)影が薄いというネタで視聴者を楽しませる。
8話ではついに本編中に一度も出番が無かった。
七森中学校一年生。
ゆるゆり: 23【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)
5: 2011/09/01(木) 01:22:15.29 ID:W8OEzxFy0
あかり「お、お邪魔しまーす」

湯音「あっ、いらっしゃいませ。赤座あかり様・・・ですか?」

あかり「は、はい!(うわ~、この子すごいかわいい・・・)」

湯音「・・・? あの、湯音の顔に何か付いてますか?」

あかり「・・・はっ!いや全然!!全然何もないよ!」

湯音「そう、ですか」

あかり「キミはゆねちゃんっていうんだね。他にはどんな人たちが?」

湯音「ふふっ。みんな、奥の部屋で待ってますよ」

【湯音】(CV:東山奈央)
「異国迷路のクロワーゼ」のヒロイン。
「うさぎドロップ」のりん、「神様ドォルズ」の詩緒と並び今期三大幼女とも言われる。
クロード様にお仕えするその姿は、まるで天使か妖精のよう。いい子過ぎるんだ。

8: 2011/09/01(木) 01:24:24.69 ID:W8OEzxFy0
あかり「ところでどうしてあかりの名前知ってたの?」

湯音「名前、ですか?ここに資料がありますので」

あかり「あっ、そんなのあるんだ~」

湯音「はい。ご参加なされる皆さんや、その作品のデータが載ってます」

あかり「へー・・・」

湯音「残念ながらここに載ってる中でも不参加の人が居るみたいですが・・・」

あかり「そうなの?」

湯音「そうみたいです。あかり様にも一部お渡ししておきますね」

あかり「わっ。ありがと~ ゆねちゃん優しいねー」

湯音「ふふっ、どういたしまして。この扉の向こうに皆さんいらっしゃいますよ」

11: 2011/09/01(木) 01:27:16.55 ID:W8OEzxFy0
あかり「お邪魔しまーす・・・」

真由「・・・・・・」

吹音「・・・・・・」

クルミ「・・・アンタ誰よ?」

湯音「あっ、えっと、この人は赤座あかりさんです」

あかり「よ、よろしくね~」

あかり(うう・・・何だか雰囲気怖いよぉ・・・)

【森田真由】(CV:花澤香菜)
「森田さんは無口。」の主人公。日常生活でまともに喋る姿を見た者はいない。
優しすぎ考えすぎでなかなか喋り出せないらしい。しかし相手の目を見つめるよう母にしつけられている。
性格は違うがスケッチブックの主人公である梶原空を髣髴とさせる。花澤だし。
高校一年生。(高校名不明?)

【鳴唐吹音】(CV:福原由莉奈)
「R-15」のメインヒロイン。いつもクラリネットを吹いている。同じ曲ばかり吹いている。
作品自体があれなのであれだが、なかなかかわいい子である。何を考えてるか分かりづらい。
閃学園一年三組。(高校一年生)

【葉月クルミ】(CV:釘宮理恵)
「快盗天使ツインエンジェル」の三人目。天才幼女。
ツインエンジェルなのに三人と言われたり自分で言ってたりする。典型的なくぎゅツンデレ。
聖チェリーヌ学院(高校に相当)の一年生だが飛び級であり、年齢は11歳。
8月3日生まれ(しし座)、身長142cm、体重33kg、スリーサイズB69/W52/H73、血液型B型。

13: 2011/09/01(木) 01:29:28.22 ID:W8OEzxFy0
あかり「って、あれ?お、男の人がいるよ!?」

スバル「む。ここは特別な場だから言っておくが、ボクは男じゃないぞ」

あかり「違う、違うよ!あなたはどう見ても女の子だよ!かわいいよ!」

スバル「えっ」

【近衛スバル】(CV:井口裕香)
「まよチキ!」のメインヒロイン。男装執事。どう見ても女の子です。
お嬢様キャラ「涼月奏」の執事をするため、女である事を隠し学校生活を送っている。
女である事がばれると執事失格となり解雇になるために必氏であるはずなのだが、
ばらす気満々の行動を取ることもしばしば。まあ、お嬢様の影響もあるが。
浪嵐学園二年。(高校二年生)

16: 2011/09/01(木) 01:31:46.58 ID:W8OEzxFy0
あかり「そうじゃなくて、そっちの!」

プロデューサー「あ、ああ。俺か?」

あかり「そうですよ!どうして・・・ここはヒロイン座談会会場のはずじゃ?」

プロデューサー「いやー、実は『アイマス』にはヒロインと呼べる女の子が10人以上居てね・・・」

あかり「えっ、そんなに!?」

プロデューサー「誰か一人に決めようって喧嘩になったから間を取って俺が来たんだよ」

あかり「ちょっと資料を・・・なるほど、さすがアイドルだけあってかわいい子ばかりだね」

あかり「ああ、じゃあこの小鳥って人でよかったんじゃないですか?」

プロデューサー「いや、その人もここぞとばかりに・・・やっぱり平和的解決には俺が一番だったのさ」

【プロデューサー】(CV:赤羽根健治)
「THE IDOLM@STER」の主人公では決してない人。プレイヤーの幻影。
765プロのプロデューサー。詳細不明。通称「お前ら」。

26: 2011/09/01(木) 01:34:44.43 ID:W8OEzxFy0
あかり「ほぇ~・・・ あれ、何だか向こうが騒がしいなぁ」


クルミ「ええっ!?アンタの名前、『葵』なの!?」

葵「そ、そうだけど何か文句あるの?」

クルミ「葵お姉様と名前が同じだなんて・・・で、そっちのアンタは?」

遥「わ、私?時雨遥だよ」

クルミ「『遥』!?」

遥「えっ?そんな珍しい名前だったかなぁ」

【荻山葵】(CV:伊藤かな恵)
「ロウきゅーぶ」の主人公の幼馴染。ヒロインじゃないとか言わないように。
バスケ少女。主人公の所属する男子バスケ部のマネージャーになろうかとも思っていたが、
男バス部長の不祥事により活動休止になったためとりあえずは断念。
七芝高校1年3組所属。

【時雨遥】(CV:美名)
「いつか天魔の黒ウサギ」の主人公の幼馴染。ヒロインじゃないとか(ry
サイトヒメアと主人公が再会したために要らない子みたいになってしまう。
この作品三話で切ったが、どうやらただの幼馴染ではなくサイトヒメアとも関連深いらしい。
だがそんなのここでは関係ない。
宮坂高校1年3組所属。

31: 2011/09/01(木) 01:37:15.16 ID:W8OEzxFy0
プロデューサー「へえ、キミも『はるか』っていうんだ」

遥「えっ、あ・・・はい」

プロデューサー「765プロのアイドルにも春香って子が居てね」

遥「そうなんですか?」

湯音「残念ながら今日は不参加ですが、七海春歌という方もいらっしゃるそうです」

プロデューサー「『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』か。すごいタイトルだ」

繭「おお、そういえばワシも遥じゃったのう」

湯音「あれ?あなたは確か、繭様・・・ですよね?」

真由「・・・?」

湯音「ああいえ、森田真由様ではなくて・・・」

繭「フフフ。ま、ちょっとした冗談じゃわい」

【繭】(CV:戸松遥)
「猫神やおよろず」の主人公。猫神。
問題児ゆえに高天原からはぶられた猫神。人間界に追放されてからもゲーム三昧の堕落した生活を送る。
猫神というのが何の神か分かりづらいが、忘れられた物と記憶を守護している・・・らしい。
年齢不詳。

34: 2011/09/01(木) 01:39:52.63 ID:W8OEzxFy0
プロデューサー「ところで、不参加の人ってどのくらい居るんだ?」

湯音「えーっと・・・数が多いので把握し切れませんけど、
   とりあえず二期または二クール目以降の作品の方は対象外だそうです
それ以外にもいろんな作品が不参加になってますが・・・」

繭「んん?じゃが、アイドルマスターとやらも二期では・・・」

プロデューサー「その話はたとえ神様でもやめてください!」

クルミ(OVAもノーカンみたいね・・・)

繭「おー、神様といえば。今期は『神様』と付く作品が二つほどあるらしいが」

湯音「『神様のメモ帳』と『神様ドォルズ』ですね。残念ですがどちらも不参加のようです」

繭「なーんじゃ、つまらんのう。神同士仲良くできるかと思ったのに」

湯音「え、えっと。ちなみにどちらも人間の女の子ですよ」

繭「ぬっ!?ま、まぁそうであろうな~。もちろん分かっておったぞ~」

クルミ「嘘くさ・・・」

40: 2011/09/01(木) 01:42:28.65 ID:W8OEzxFy0
湯音「あれ、そういえばあかり様は・・・」

あかり「ん?ゆねちゃん、呼んだ?」

湯音「あっ・・・(居たんだ・・・)」

あかり「それにしても、みんな年上の人ばかりだね。クルミちゃんも気が強くて怖いし・・・
    あかりを癒してくれるのはゆねちゃんだけしか居ないよ~」

湯音「あ、あはは・・・」

46: 2011/09/01(木) 01:44:50.25 ID:W8OEzxFy0
陽毬「・・・あれ、あなた中学生?」

あかり「あっ、うん。もしかしてキミも?」

陽毬「うーん、学校には行ってないけどね。ようやく同年代の子に会えたー」

あかり「そうだね!」

湯音「あ、あの・・・湯音も、年齢的にはお二人と同じくらいなのですが・・・」

あかり・陽毬「ええっ!?」

【高倉陽毬】(CV:荒川美穂)
「輪るピングドラム」の主人公の妹。荻野目苹果なんてヒロインじゃないやい。
ペンギン帽のおかげで生き長らえてる病弱っ娘だが、同じくペンギン帽のおかげで兄たちの運命を狂わす事となる。
ちなみにペンギン帽のあの人格は「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」という名前らしい。
13歳。学校には行ってない様子。

【湯音】-補足
幼く見えるが数え年で15歳、満年齢だと13歳。

52: 2011/09/01(木) 01:47:23.86 ID:W8OEzxFy0
あかり「ところでゆねちゃん」

湯音「はい、何でしょう?」

あかり「あかり、悩みがあるんだよね・・・」

湯音「えっ!?何かあったのでしょうか?」

あかり「あかり影が薄くて・・・居なくてもいいとか、京子ちゃんが真の主人公だとか言われるんだよね・・・」

陽毬「あー、私も・・・しばしば変な人格に乗っ取られて、そっちの人の方が見せ場が多いんだよー」

葵「何だか面白そうな話してるじゃないの。私も混ぜてもらえないかしら」

湯音「え、えっと・・・湯音は、ちょっとそういうの分からないです。
   湯音はいつも、アリス様に振り回されたりクロード様たちとお話できたりと幸せです・・・
   アリス様は元気で楽しい方ですし、クロード様は気難しいところもありますが優しくて」

あかり「ゆねちゃんに相談したのは失敗かも・・・」

葵「・・・そうね」

湯音「ええぇっ!?」

55: 2011/09/01(木) 01:50:13.03 ID:W8OEzxFy0
葵「ハァ・・・私もそのクロードさんみたいな素敵な人をパートナーに持ちたかったわ」

湯音「ぱ、パートナーだなんてそんな」

葵「私の幼馴染はいつの間にか口リコンっぽくなってるし・・・」

あかり(湯音ちゃんを選ぶ人もそういう意味では結構危ない気がするけど)

葵「そうそう、そのおかげで私の出番は全然無いのよ」

あかり「あ、あかりも出番少ない!8話ではついに一度も出番無かったんだよ?」

葵「私は第8話くらいしか視聴者の印象に残るような出番が無いわよ!」

あかり「え、ええっ!?ご、ごめんなさい・・・」

59: 2011/09/01(木) 01:52:26.91 ID:W8OEzxFy0
葵「私なんて、こうやって喋ってる今でもお前誰だよと思われてるでしょうね・・・」

陽毬「あれ?葵ちゃんってアニメ公式サイトのキャラ紹介に載ってないんだね」

葵「言わないで」

プロデューサー「この資料を見ると・・・もっかんがヒロインじゃないのかい?」

葵「言わないでよ! っていうかその呼び名やめなさいって・・・」

【荻山葵】-補足
小学生たちに出番を奪われているため、出番らしき出番は8話のみ。
(このSSの構想を練っている段階で8話を見たらまさかのメイン回で大混乱。)
公式サイトのキャラ紹介にすら載らないかわいそうな人物。
美星先生ですら載ってるのにね

65: 2011/09/01(木) 01:55:52.16 ID:W8OEzxFy0
プロデューサー「呼び名って『もっかん』か?いいあだ名じゃないか」

クルミ「アンタが言うと気持ち悪いのよ!」

プロデューサー「何だと・・・って、何故だか分からないけど聞き慣れた声だなぁ」

クルミ「ハァ?」

プロデューサー「そうだ。キミ、伊織って子に似てるんだよ!」

クルミ「フン、誰か分からないけど私に似てるって事はかわいいんでしょうね?」

プロデューサー「ああ、よく似てるぞ」

クルミ「質問の答えになってない!」

プロデューサー「あっ、そういえば鳴唐さんもどことなく誰かに似てる気がするよ」

吹音「・・・吹音が・・・?」

プロデューサー「ああ。キミが音楽やってる人だからかな?そう感じるのは」

吹音「吹音には、これしかないから・・・」

70: 2011/09/01(木) 01:58:15.05 ID:W8OEzxFy0
葵「あ、あなた」

スバル「・・・ん、ボクか?」

葵「うん。スバルさん、よね」

スバル「ああ、その通りだが・・・なるほど。そういえばキミの幼馴染も『昴』だったな」

葵「あれ・・・?し、知ってたの?」

スバル「資料があるからな。一応全て目を通しておいてあるぞ」

葵「さすが執事ね」

スバル「同じ名前の人間・・・そんなに気になるものか?」

葵「そうね。例えばあのプロデューサーが『ジロー』って名前だったら」

スバル「なるほど。もしそうだったらボクは平静を保っていられないかもしれないな」

葵「そんななの!?」

75: 2011/09/01(木) 02:01:57.99 ID:W8OEzxFy0
クルミ「あー。こう言うのもあれだけどさ」

湯音「クルミ様、どうかされましたか?」

クルミ「・・・何だか飽きてきたわね」

あかり「もう!?」

クルミ「だって目新しい事もないし、話題も既に尽きてきてるじゃない」

湯音「うーん・・・」

繭「それなら自己紹介でもしたらどうじゃ?いや・・・自己、ではなく作品紹介じゃな」

スバル「うむ、それはいい案だ」

プロデューサー「さすが神様ですね。それじゃ、繭様からどうぞ」

繭「えー。面倒くさいのう」

葵「言いだしっぺのくせに・・・」

76: 2011/09/01(木) 02:06:01.23 ID:W8OEzxFy0
繭「ワシ自身適当に言っただけだしのう。どんな感じで紹介したらいいのか分からんわい」

陽毬「それならまずは湯音ちゃんからどうぞ」

湯音「ええっ。湯音が、ですか?」

あかり「がんばって!」

湯音「え、ええと。湯音の作品は『異国迷路のクロワーゼ』です。
   舞台は19世紀末フランス・パリの『ギャルリ・ド・ロア』という商店街で、
   湯音は日本の長崎からやって来た異邦人、になりますね。
   看板店『アンセーニュ・ド・ロア』の三代目店主のクロード様や
   その祖父(初代店主)で、湯音を日本から連れて来た日本通のオスカー様・・・
   それとえっと、富豪であるブランシュ家の娘で日本好きのアリス様、その姉のカミーユ様・・・
   そんな方々を中心としたギャルリ周辺の人々と湯音との日常を描いた作品です」

あかり「おおー」

繭「つまらん」

湯音「えっ。ご、ごめん・・・なさい」

葵「ちょ、ちょっと!そんな言い方無いでしょ!」

スバル「そうだな。今のは神にあるまじき発言だと思うぞ」

繭「な、何じゃと。ワシはただ事実を言っただけじゃ!」

78: 2011/09/01(木) 02:09:59.96 ID:W8OEzxFy0
クルミ「ならアンタはもっと面白く紹介できるわけ!?」

繭「と・・・当然じゃ」

葵「へぇー。それじゃお願いするわ、カ・ミ・サ・マ」

繭「よーし。とっておきの紹介をしてやるから耳の穴をかっぽじって聞くがよい!」

プロデューサー「うわぁ・・・さすがに表現が古いなぁ」

繭「むぅ。ならば・・・しっかり創造、クリエイティブするのじゃ!」

吹音「・・・?」

あかり「神様の言う事は難しいね・・・」

繭「うむむ・・・」

80: 2011/09/01(木) 02:12:59.37 ID:W8OEzxFy0
繭「ええい、つべこべ言わずに聞かんか!」

クルミ「アンタがさっさと話せばいいのよ!」

繭「そうさせてもらうわい。
  このワシが大活躍する『猫神やおよろず』!
  ワシは元々高天原に住む神の一人・・・いいや一柱だったのじゃが
  ワシのあふれんばかりの神徳と才能に嫉妬した神々が罠にかけ高天原を追放したのじゃ!
  そうしてワシはしがない古美術店に身を寄せることになったのじゃ・・・」

??「しがない古美術店で悪かったですね」

繭「んん?・・・ゲゲッ、柚子!?」

柚子「繭様が家の事をそんな風に思っていたなんて・・・」

繭「ま、待て!これは言葉のあやというやつで・・・」

柚子「言い訳無用です!他の方々に迷惑をかけてないか心配して見に来てみれば・・・
   ほら、帰りますよ」

繭「・・・うう」

【古宮柚子】(CV:堀江由衣)
『猫神やおよろず』のヒロイン的存在。繭が居候している万屋「八百万堂」の若女将である。
器量がよく、和服の似合う大和撫子。数少ない男キャラであるゴン太の憧れの存在。
年齢不詳?(高校生程度?)

85: 2011/09/01(木) 02:16:02.31 ID:W8OEzxFy0
あかり「・・・帰っちゃったけど」

葵「最悪ね・・・」

プロデューサー「えーっと、資料によると・・・素行が悪く高天原を追放され、人間界へと送られる
        人間界では毎日ゲームばかりしていて、博打まで・・・柚子さん苦労してるだろうなぁ」

クルミ「過ぎ去った事はもういいわ。次、誰かやりなさいよ!」

陽毬?「・・・・・・」

湯音「あっ、陽毬様。紹介しますか?」

あかり「あれ、陽毬ちゃん?その帽子どこから・・・」

88: 2011/09/01(木) 02:18:39.12 ID:W8OEzxFy0
陽毬?「・・・生存、戦略ー!」

(挿入歌略)

陽毬?「きっと何者にもなれないお前達に告げる」

あかり・プロデューサー「あれ?あれ??あれぇー!?」

陽毬?「ピングドラムを手に入れるのだ」

あかり「何言ってるの陽毬ちゃん!」

陽毬?「妾はあの女ではない」

プロデューサー「・・・帽子だ。あの帽子が陽毬ちゃんを操ってるんだ!」

あかり「えっ!あれ、ただの帽子じゃ・・・」

陽毬?「そこの男は資料を読んだようだな。
    妾が出てきた方が『輪るピングドラム』という作品をより理解してもらえると思ったのだ」

あかり「いや、余計分からない・・・」

カチッ(ペンギンがボタンを押す)

あかり「よぉぉぉーーーー・・・」

(テレッテッテッテッテテン!)
陽毬?「生存戦略、しましょうか」

91: 2011/09/01(木) 02:21:06.03 ID:W8OEzxFy0
陽毬「・・・どう?『輪るピングドラム』、面白そうな作品でしょ?」

スバル「いや、正直さっぱり分からないが」

湯音「もしかして、作品を知っている人でないと今の流れに付いていけなかったのでは・・・」

陽毬「うーん、そうだったかな?」

クルミ「当然でしょ!今ので何が分かると思ったのよ!」

陽毬「・・・あっ!私もそろそろ帰らなくちゃ。行こ、さんちゃん!」

あかり「えっ、もう行っちゃうの?」

陽毬「うん。晶ちゃんたちも心配しちゃうから・・・またね」

湯音「はい、陽毬様。また会いましょう」


プロデューサー「・・・見えないけど、ペンギンを連れてきてたらしいね」

スバル「まぁ、彼女を操るペンギン帽も持参してきたんだからな」

94: 2011/09/01(木) 02:23:53.79 ID:W8OEzxFy0
葵「・・・・・・」

あかり「葵さん、どうかした?」

葵「いや酷い作品紹介が続いたものだから・・・」

湯音「すみません・・・」

葵「えっ!?いやいや、湯音ちゃんのは良かったわよ!」

クルミ「問題はその後ね・・・」

葵「それと・・・」

あかり「ん?」

葵「気付いたら遥ちゃん、居なくなってる・・・」

あかり「ええっ!?帰っちゃったの?」

葵「分からないけど、代わりに変なのがいるのよね」

美雷「ふんふふ~ん・・・おお、このお菓子おいしい!」

あかり「誰!?」

96: 2011/09/01(木) 02:26:24.36 ID:W8OEzxFy0
美雷「・・・ん? あー、私は安藤美雷だよ!
   いや、ここではアンドゥのミライの方がいいのかな?
   雷神(インドラ)の血を引く大悪魔なんだから!」

クルミ「何なのよアンタは!」

美雷「だから美雷だって・・・」

プロデューサー「いや、そうじゃなくて。せめて作品名をだな・・・」

美雷「おお!『いつか天魔の黒ウサギ』、真の主人公であるゲッコーのパートナーだよ!」

【安藤美雷/アンドゥのミライ】(CV:野水伊織)
『いつか天魔の黒ウサギ』の天才生徒会長、紅月光のパートナー。
月光の双子の弟である日向の差し金。月光を襲うが返り討ちに遭い半ば強制的に契約を結ぶ事となる。
普段は力が封じられているが、月光のキスにより開放される。
馬鹿っぽいけどかわいい。いや、馬鹿な子ほどかわいい。
宮坂高校1年4組所属だが、まだ14歳。実際に大悪魔らしいのだがまだ実年齢14歳。

98: 2011/09/01(木) 02:28:46.33 ID:W8OEzxFy0
美雷「『いつか天魔の黒ウサギ』はね、私とゲッコーがズババーンって活躍するお話だよ!
   普段はゲッコー一人で戦うんだけど、私の力を借りたい時はキスしてビリビリーってやっちゃうの!
   そんなお話。見たくなったでしょ?」

クルミ「次の方どうぞー」

美雷「あれ、何それ!?」

クルミ「アンタがまともな紹介しないからでしょうが!」

美雷「むぅぅ~・・・せっかく紹介したのに~・・・
   いいもん!帰ってゲッコーと遊ぶもん! じゃあね!!」

湯音「み、美雷様・・・さよなら、です」

葵「もう疲れたわ」

101: 2011/09/01(木) 02:31:26.96 ID:W8OEzxFy0
クルミ「ほら、次よ!」

葵「はいはい、私がやるわ。疲れたし終わったら私も帰るわよ?」

あかり「待ってました!」

葵「えー、『ロウきゅーぶ』は口リコン主人公と小学生5名のハーレムアニメです。終わり」

スバル「・・・それでいいのか?」

葵「・・・分かったわよ。アイツと同名のあなたに免じてちゃんと説明してあげるわ。
  『ロウきゅーぶ』の主人公・長谷川昴はバスケ好きで、当然進学先の高校でもバスケ部に入ったの。
  でも、部長が不祥事を起こしてバスケ部は一年の活動休止、昴はバスケから遠ざかる事になるわ。
  そこへ彼の叔母であり慧心学園初等部の教師、女子バスケ部顧問である美星が昴にコーチを依頼して
  それを乗り気ではないながらも引き受けることにした・・・のが悪夢の始まりね。
  まぁ、悪い奴じゃないから・・・いや、だからこそこれからが不安なのよね・・・」

湯音「きっと、大丈夫ですよ!」

プロデューサー「湯音ちゃん・・・」

葵「ありがとね。それじゃ、私は帰るわ。 ふぅ・・・」

あかり「お、お疲れ様です!」

102: 2011/09/01(木) 02:34:23.83 ID:W8OEzxFy0
スバル「・・・いろいろな人間が居るものだな」

クルミ「・・・アンタ、どうかしたの?」

スバル「いや、何でもない。ボクもそろそろ帰らなくてはならないな。
    お嬢様が待っているので」

クルミ「ちょっと!逃げる気!?」

スバル「大丈夫だ。紹介だけはちゃんとして行くさ」

湯音「では、お願いします」

スバル「うむ。正式名称『まよチキ!』、これは『迷える執事とチキンな俺と』の略だそうだ。
    そうだな・・・まずは主人公である坂町近次郎の話をせねばなるまい。
    彼は母親と妹にプロレス技をかけられて育ってきたため、女性拒絶症とも言える症状にかかっている。
    そしてサカマチキンジロウという名前。サカマ、チキン、ジロウ・・・
    名前にチキンというワードが入っていること・・・うむ、彼について特筆すべきはこの二点だろう。
    そしてもう一人・・・いや、二人。ボクとお嬢様の説明もしなければな。
    ボクは近衛スバル。お嬢様・・・涼月奏にお仕えする執事だ。
    我が家系は代々涼月家にお仕えする執事をしているのだが、ボクは女。
    女の身で執事をやるためには男装しか無く、女性とばれたら執事失格という事であった。
    しかしそれがジローにばれてしまい・・・」

クルミ「長い!」

103: 2011/09/01(木) 02:37:24.15 ID:W8OEzxFy0
スバル「む、なかなか難しいものだな。紹介というのも」

クルミ「産業にしなさい!」

あかり「さ、三行って・・・大丈夫?」

スバル「三行にまとめる程度、お安い御用さ」

湯音「そんな簡単にまとめられるのですか?」

スバル「ボク:男装執事
    主人公:ボクの真実を知りつつもそれを隠してくれるボクの友達
    お嬢様:お嬢様
    ・・・以上だ」

プロデューサー「ちょっとすっきりさせすぎじゃないか?」

スバル「まぁ、僅かにでも伝えられればいいのさ。もし気になったのなら見てもらえればいい。
    それではそろそろボクは帰らせてもらうぞ。機会があったらまた会おう」

プロデューサー「ああ・・・お疲れ様」

104: 2011/09/01(木) 02:40:11.80 ID:W8OEzxFy0
プロデューサー「えーっと、次は・・・」

クルミ「アンタがやれば?」

プロデューサー「ん、俺か?」

クルミ「何よ、アンタもそろそろ帰らないとまずいんじゃないの?
    それともアンタのとこの事務所ってそんなに暇なの?」

プロデューサー「うっ・・・」

あかり「ダメだよクルミちゃん、図星みたいだから・・・」

プロデューサー「いいさ。俺も紹介して帰る事にするよ」

107: 2011/09/01(木) 02:42:31.67 ID:W8OEzxFy0
プロデューサー「『THE IDOLM@STER』は」

クルミ「はいお疲れ様でしたー」

プロデューサー「・・・おい」

クルミ「だって、あの『アイマス』でしょ?知ってるわよ有名だもの」

あかり「確かに、あかりですら名前は聞いたことあるもんね~。
    実際どんな子が居るのかは知らなかったけど」

プロデューサー「うう・・・」

湯音「そ、それだけ有名な作品って事ですよね?
   でも、よく知らない湯音のために紹介を続けてください!」

プロデューサー「ありがとう・・・本当にいい子だね、湯音ちゃんは」

109: 2011/09/01(木) 02:45:19.15 ID:W8OEzxFy0
プロデューサー「では改めて。
        『THE IDOLM@STER』は765プロに所属するアイドル達を描いた物語だ。
        えーっと、みんな魅力満点で・・・うーん・・・
        そ、そんな素敵な子たちが活躍するんだから作品自体も当然魅力的さ!」

あかり「・・・わ、わー」

クルミ「ハァ・・・やっぱりやめさせておくべきだったわね」

プロデューサー「くっ・・・それなら765プロ全所属アイドルの紹介を・・・」

クルミ「さすがにそれはやりすぎでしょ!」

プロデューサー「うう、仕方ない。もう帰るか・・・」

湯音「元気、出してください」

プロデューサー「ありがとう・・・
        作画は良いし、歌あり笑いあり涙ありのいい作品なんだぞ!」

クルミ「はいはい、それじゃお疲れ様」

111: 2011/09/01(木) 02:47:47.24 ID:W8OEzxFy0
あかり「何だかかわいそうな人だね・・・」

湯音「でも、優しそうな人でした」

クルミ「フンっ。 えーっと、それで・・・後は私たち三人だけかしら?」

湯音「あっ、えっと・・・」

吹音・真由「・・・・・・」

クルミ「うわっ!?アンタたち居たの!?」

あかり「『居たの?』とか言っちゃダメだよ!!!」

クルミ「な、何よ。やけに必氏ねぇ・・・
    まあいいわ。さっさと紹介しなさいよ!」

湯音「え、えーっと・・・森田様、お願いします」

真由「ぇ・・・」

112: 2011/09/01(木) 02:51:14.98 ID:W8OEzxFy0
真由(わ、私? 『森田さんは無口。』は・・・どんな作品って言ったらいいのかな?
   私とクラスメイトたちの日常を描いた作品・・・で合ってるよね。
   あっ、クラスメイトの紹介とかした方がいいのかな?でもそうすると両親の紹介も・・・)

あかり「何かすごい難しい顔してる・・・」

湯音「紹介するのに不都合があるのなら、しなくても構いませんよ?」

真由「ぁ・・・」

真由(えーっ!いやそういうわけじゃないんだよ、えっと、えーっと・・・)

クルミ「もういいわ、時間の無駄よ!吹音とやら、やっちゃいなさい!」

真由(ええーっ・・・うう、仕方ないからトイレ行ってこよう)グスッ

湯音「あ、あれ?森田様が帰ってしまいました」

クルミ「ほっときなさい」

115: 2011/09/01(木) 02:54:30.95 ID:W8OEzxFy0
吹音「『R-15』は・・・天才の集まる学校『閃学園』が舞台で、
   主人公・・・芥川丈途は、天才小説家で・・・がんばってほしい・・・
   吹音も・・・クラリネット、吹くから・・・」

クルミ「紹介になってない!」

吹音「えっ・・・?ご、ごめん・・・なさい・・・」

あかり「わわわ、クルミちゃん、もっと穏便に・・・」

吹音「吹音も・・・帰る、ね」

あかり「あっ、吹音ちゃん!」


湯音「行っちゃいました・・・」

クルミ「フン、さっさと帰って練習でもしてればいいのよ」

あかり「ひどい・・・」

クルミ「ま、まぁ?口下手な奴に無理に話させたのは悪かったと思ってるわよ・・・
    というわけで次は口の上手いこの私!」

あかり「まったく、調子いいねクルミちゃんは」

116: 2011/09/01(木) 02:58:52.79 ID:W8OEzxFy0
クルミ「よーし、しっかり聞いてなさいよ!」

あかり「わくわく」

クルミ「『快盗天使ツインエンジェル』は、私と葵お姉様の愛を描いた感動巨編!
    謎の組織から葵お姉様との愛の力でセブンアミュレットを守り抜く・・・
    私とお姉様の活躍、見なきゃ氏ぬわよ!
    ・・・えっ、遥?そんな奴居たかしら」

あかり「うわぁ・・・何だかんだでこの子もまともな紹介しない気だ・・・」

湯音「あ、あはは・・・」

117: 2011/09/01(木) 03:01:08.49 ID:W8OEzxFy0
クルミ「よし、紹介が終わったところで私も帰るわ!」

あかり「えっ?」

湯音「あっ、湯音も、そろそろ帰らないとクロード様たちが心配してしまいます」

あかり「ちょ、ちょっと」

クルミ「それじゃ、また機会があったら会いましょ」

湯音「はい、あかり様もクルミ様も、こんなに遅くまでお疲れ様でした」

あかり「あ、あの・・・」

バタン

あかり「う・・・うわーん、あかりだけ作品紹介してないよー!」

119: 2011/09/01(木) 03:04:18.65 ID:W8OEzxFy0
あかり「ぐすん・・・」

キィ・・・

あかり(誰か来た!?)

真由(キョロキョロ)

あかり(森田さんが部屋を覗き込んでる・・・?まだ帰ってなかったんだ!)

あかり「森田さ・・・!」

真由(誰も居ない・・・もうみんな帰っちゃったんだ)

バタン

あかり「ん・・・・・・って」

(アッカリ~ン)
あかり「・・・ふえーん、こんなのひどいよー!」


―完―

126: 2011/09/01(木) 03:36:38.00 ID:W8OEzxFy0
おまけ・あかりの作品紹介

   「『ゆるゆり』は、あかりの一年上の幼馴染、歳納京子ちゃんと船見結衣ちゃん
    それと忘れがちな設定だけど茶道部志望の吉川ちなつちゃんの三人・・・じゃなかった!
    それと私、赤座あかり・・・主にこの女子中学生四人の日常を描いた作品だよ。
    あかりたち四人だけじゃなく、生徒会の人たちも出てきてわいわいやってる楽しい作品だから
    何だか疲れちゃった時は是非、ゆるゆりを見て癒されてね。
    これからのあかりの活躍に期待!」

128: 2011/09/01(木) 04:32:28.83 ID:6qf2KNhp0
おつかれ

引用: あかり「今期アニメヒロインの集い?」