4: 2012/05/09(水) 18:24:52.37 ID:PZW5+BzW0
悠『陽介、今のは本当か!?』
陽介「相棒、本当だ……」
悠『あいつらがまさか……』
陽介「ああ、やっちまったらしいぜ」
悠『くっ……やはりまだそっちに残るべきだったか』
陽介「仕方ないさ、だが安心しろ」
悠『何?まさか……』
陽介「ああ、音声だけだが、記録してある」
悠『陽介!これは偉業だ!』
陽介「よせよ、すでにお前のパソコンにデータは送ってあるから聞いてみてくれ」
悠『……これか!よし、……再生』
陽介「相棒、本当だ……」
悠『あいつらがまさか……』
陽介「ああ、やっちまったらしいぜ」
悠『くっ……やはりまだそっちに残るべきだったか』
陽介「仕方ないさ、だが安心しろ」
悠『何?まさか……』
陽介「ああ、音声だけだが、記録してある」
悠『陽介!これは偉業だ!』
陽介「よせよ、すでにお前のパソコンにデータは送ってあるから聞いてみてくれ」
悠『……これか!よし、……再生』
8: 2012/05/09(水) 18:26:44.37 ID:PZW5+BzW0
Let's Girl's talk
9月某日
直斗「女子会、ですか……」
りせ「そうそう、たまにはこういうのもいいかなって」
直斗「はぁ」
千枝「女の子だけで集まるって初めてだよね、旅行とかは一緒だったけど」
雪子「女子会、響きもいいよね」
直斗「それはいいんですが……なぜ僕の部屋でやるんですか!?」
9月某日
直斗「女子会、ですか……」
りせ「そうそう、たまにはこういうのもいいかなって」
直斗「はぁ」
千枝「女の子だけで集まるって初めてだよね、旅行とかは一緒だったけど」
雪子「女子会、響きもいいよね」
直斗「それはいいんですが……なぜ僕の部屋でやるんですか!?」
10: 2012/05/09(水) 18:30:51.13 ID:PZW5+BzW0
りせ「えーっと……ほら直斗の家大きいし?」
雪子「うちは色々騒がしいし?」
千枝「ごめんねーうちクーラー今壊れちゃってて」
直斗「ま、まあ幸いおじいちゃんも警察の仕事で2,3日帰ってきませんが……」
りせ「それも聞いて、直斗の家にしたんだけどね」
千枝「代わりと言っちゃなんだけど、いろいろ買ってきたよ」
雪子「冷蔵庫、借りるね」
直斗「あ、はい、どうぞ……」
りせ「ではでは、直斗の部屋へゴー」
雪子「うちは色々騒がしいし?」
千枝「ごめんねーうちクーラー今壊れちゃってて」
直斗「ま、まあ幸いおじいちゃんも警察の仕事で2,3日帰ってきませんが……」
りせ「それも聞いて、直斗の家にしたんだけどね」
千枝「代わりと言っちゃなんだけど、いろいろ買ってきたよ」
雪子「冷蔵庫、借りるね」
直斗「あ、はい、どうぞ……」
りせ「ではでは、直斗の部屋へゴー」
11: 2012/05/09(水) 18:35:18.98 ID:PZW5+BzW0
――――――――・・・・
同時刻 某所
???「お、来たようだ」
???「感度良好、録音問題なしクマ」
???「マジでやるんすか……これ犯罪じゃ……」
陽介「お前な、女子会だぞ!?」
クマ「秘密の花園クマ!」
完二「でも盗聴なんてバレたら……」
同時刻 某所
???「お、来たようだ」
???「感度良好、録音問題なしクマ」
???「マジでやるんすか……これ犯罪じゃ……」
陽介「お前な、女子会だぞ!?」
クマ「秘密の花園クマ!」
完二「でも盗聴なんてバレたら……」
13: 2012/05/09(水) 18:35:55.36 ID:PZW5+BzW0
陽介「そんときゃ氏ぬ気で謝る!」
クマ「ケジメつけるクマ」
完二「ケジメって……」
陽介「お前な、あいつがいたらこんな状況でなんていうと思う?」
完二「先輩だったらっすか?そうっすね……」
悠『いいか、女子会というのはな……』
悠『……というわけで、飛び込むのが漢だ』
完二「俺やるっす!漢になるっす!!」
クマ「よく言ったクマ!」
陽介「それでこそ仲間だ!!」
完二「先輩!」
陽介「ま、まあ後であいつらになんか奢ってやろうな」
完二&クマ「りょ、了解」
クマ「ケジメつけるクマ」
完二「ケジメって……」
陽介「お前な、あいつがいたらこんな状況でなんていうと思う?」
完二「先輩だったらっすか?そうっすね……」
悠『いいか、女子会というのはな……』
悠『……というわけで、飛び込むのが漢だ』
完二「俺やるっす!漢になるっす!!」
クマ「よく言ったクマ!」
陽介「それでこそ仲間だ!!」
完二「先輩!」
陽介「ま、まあ後であいつらになんか奢ってやろうな」
完二&クマ「りょ、了解」
14: 2012/05/09(水) 18:41:06.76 ID:PZW5+BzW0
直斗の自室
直斗「しかし、女子会って言っても何をするんですか?」
りせ「んー、やっぱ恋バナとか?」
雪子「恋バナ……(・_・)」
千枝「恋バナかー( // ▽ // )」
直斗(先輩方の表情の違いがすごい……)
りせ「あーでも千枝センパイの惚気話になるか……」
千枝「のろけって何よ!のろけてないし!」
直斗「しかし、女子会って言っても何をするんですか?」
りせ「んー、やっぱ恋バナとか?」
雪子「恋バナ……(・_・)」
千枝「恋バナかー( // ▽ // )」
直斗(先輩方の表情の違いがすごい……)
りせ「あーでも千枝センパイの惚気話になるか……」
千枝「のろけって何よ!のろけてないし!」
15: 2012/05/09(水) 18:41:57.28 ID:PZW5+BzW0
雪子「はあ」
千枝「雪子、そのあからさまな溜息やめなさい」
雪子「だって」
りせ「ねー?」
千枝「この話やめー!あ、そうだせっかくだから直斗くん女の子っぽい服着てみなよ」
直斗「えぇ!?」
雪子「あ、それいいね、何着かあるでしょ?」
直斗「いや、まあそりゃありますが……」
りせ「ふふふ、ここかなー?」ガサゴソ
直斗「ちょっと勝手に漁らないでください!」
りせ「ん?これは……」
直斗「そ、それはダメですっ!!」
千枝「雪子、そのあからさまな溜息やめなさい」
雪子「だって」
りせ「ねー?」
千枝「この話やめー!あ、そうだせっかくだから直斗くん女の子っぽい服着てみなよ」
直斗「えぇ!?」
雪子「あ、それいいね、何着かあるでしょ?」
直斗「いや、まあそりゃありますが……」
りせ「ふふふ、ここかなー?」ガサゴソ
直斗「ちょっと勝手に漁らないでください!」
りせ「ん?これは……」
直斗「そ、それはダメですっ!!」
17: 2012/05/09(水) 18:44:58.57 ID:PZW5+BzW0
雪子「それって……」
千枝「確か、日曜の朝にやってるアニメの……」
りせ「コスプレ衣装……?」
直斗「あぁー!!…ち、違うんです!これは以前にラブリーンの特集の番組に出たときいただいたもので!」
直斗「探偵というだけで、その番組に出演させられましてですね!いやはや、困ったものなんですが、捨てるのもどうかと思いですね!」
雪子「でもそれ結構すぐ出てきたというか……」
千枝「そういえば菜々子ちゃんが直斗くんとラブリーンの話で盛り上がってた、って鳴上くんから聞いたことあったっけ」
千枝「確か、日曜の朝にやってるアニメの……」
りせ「コスプレ衣装……?」
直斗「あぁー!!…ち、違うんです!これは以前にラブリーンの特集の番組に出たときいただいたもので!」
直斗「探偵というだけで、その番組に出演させられましてですね!いやはや、困ったものなんですが、捨てるのもどうかと思いですね!」
雪子「でもそれ結構すぐ出てきたというか……」
千枝「そういえば菜々子ちゃんが直斗くんとラブリーンの話で盛り上がってた、って鳴上くんから聞いたことあったっけ」
19: 2012/05/09(水) 18:47:01.50 ID:PZW5+BzW0
りせ「直斗、これ着てみなよー」
直斗「そ、それだけは許してください!」
雪子「いいじゃない、似合うかも」
千枝「着ちゃえ、着ちゃえ」
直斗「そ、そんな……、他言無用ですよ……?」
数分後
千枝「こ、これは……」
雪子「に、似合うというか……」
りせ「体のラインが……」
千枝&雪子&りせ(工口すぎる)
直斗「な、なにジロジロ見てるんですか!?」
直斗「そ、それだけは許してください!」
雪子「いいじゃない、似合うかも」
千枝「着ちゃえ、着ちゃえ」
直斗「そ、そんな……、他言無用ですよ……?」
数分後
千枝「こ、これは……」
雪子「に、似合うというか……」
りせ「体のラインが……」
千枝&雪子&りせ(工口すぎる)
直斗「な、なにジロジロ見てるんですか!?」
20: 2012/05/09(水) 18:48:09.29 ID:PZW5+BzW0
同時刻 某所
完二「え、映像は!映像は出ないんっすか!?」
陽介「落ち着け完二!」
クマ「壊れるクマ!やめるクマ!!」
完二「地デジの時代っすよ!?映像くらい出るっしょ!!」
陽介「どんな理屈だよ!」
完二「え、映像は!映像は出ないんっすか!?」
陽介「落ち着け完二!」
クマ「壊れるクマ!やめるクマ!!」
完二「地デジの時代っすよ!?映像くらい出るっしょ!!」
陽介「どんな理屈だよ!」
21: 2012/05/09(水) 18:50:28.45 ID:PZW5+BzW0
直斗の部屋
直斗「あ、あのー……」
千枝「は!?いかんいかん、見とれてた」
りせ「水着のときも、温泉のときも思ったけど、本当に大きい……」
直斗「そ、そんなに見ないでください!」
雪子「でも、胸のとこがはち切れそうになって主張してるから仕方ないかも///」
千枝(いいなぁ)
直斗「も、もういいでしょ!着替えますからね!」
雪子「あ、次千枝着てみなよ!」
千枝「え、なんで!?」
直斗「是非お願いします」ニヤリ
直斗「あ、あのー……」
千枝「は!?いかんいかん、見とれてた」
りせ「水着のときも、温泉のときも思ったけど、本当に大きい……」
直斗「そ、そんなに見ないでください!」
雪子「でも、胸のとこがはち切れそうになって主張してるから仕方ないかも///」
千枝(いいなぁ)
直斗「も、もういいでしょ!着替えますからね!」
雪子「あ、次千枝着てみなよ!」
千枝「え、なんで!?」
直斗「是非お願いします」ニヤリ
23: 2012/05/09(水) 18:53:58.66 ID:PZW5+BzW0
数分後
千枝「ど、どうでしょうか?」
雪子「おー、似合うけどさすがに小さそうだね」
りせ「超ミニスカになってなんか大胆……」
直斗(適度なムチムチ感、これが工口脚……!)
直斗「僕のサイズに合わせてますから、仕方ないですよ」
千枝「うーん……」
千枝(胸のところはちょうどいい、なんで、なんでよ……)
千枝「ど、どうでしょうか?」
雪子「おー、似合うけどさすがに小さそうだね」
りせ「超ミニスカになってなんか大胆……」
直斗(適度なムチムチ感、これが工口脚……!)
直斗「僕のサイズに合わせてますから、仕方ないですよ」
千枝「うーん……」
千枝(胸のところはちょうどいい、なんで、なんでよ……)
24: 2012/05/09(水) 18:55:16.05 ID:PZW5+BzW0
りせ「ん?千枝センパイ胸気にしてます~?」
千枝「えぇ!?そ、そんなことないよ!」
雪子「大丈夫だよ、千枝は平均サイズ、多分」
千枝「多分ってなに!多分って!」
りせ「そうそう、小さくはないよね」サワサワ
千枝「ちょっ!何触ってんの!」
雪子「照れるな照れるなー」モミモミ
千枝「やっ!ちょっ、ダメだって!んっ……」
数分後
千枝「いい加減にしなさい!」
雪子&りせ「ごめんなさい」
直斗「と、とにかくこの服はもうしまいますからね!」
千枝「えぇ!?そ、そんなことないよ!」
雪子「大丈夫だよ、千枝は平均サイズ、多分」
千枝「多分ってなに!多分って!」
りせ「そうそう、小さくはないよね」サワサワ
千枝「ちょっ!何触ってんの!」
雪子「照れるな照れるなー」モミモミ
千枝「やっ!ちょっ、ダメだって!んっ……」
数分後
千枝「いい加減にしなさい!」
雪子&りせ「ごめんなさい」
直斗「と、とにかくこの服はもうしまいますからね!」
25: 2012/05/09(水) 19:01:53.51 ID:PZW5+BzW0
同時刻 某所
陽介「おい」
完二「なんすか」
陽介「これ、終わるまでに俺たちの体力持つかな」
完二「気合っす」
陽介「気合か」
完二「はい」
陽介「おい」
完二「なんすか」
陽介「これ、終わるまでに俺たちの体力持つかな」
完二「気合っす」
陽介「気合か」
完二「はい」
26: 2012/05/09(水) 19:02:23.25 ID:PZW5+BzW0
直斗の部屋
千枝「まったく、男子じゃないんだから」
雪子「千枝、男の子がやったら犯罪だって、くく……あはははは!」
りせ「はぁ、もう普通に思い出話でもしよっか」
直斗「とは、言いましても、この4人だと、まともに話したのは修学旅行からですよね」
りせ「そうそう、まだ直斗がムスっとしてた頃!」
直斗「い、いいじゃないですか、それは!」
千枝「修学旅行かー、なんかいまいち旅行って感じじゃなかったなー」
雪子「ほとんど社会科見学だったもんね」
直斗「宿泊場所もひどかったですからね……」
千枝「まったく、男子じゃないんだから」
雪子「千枝、男の子がやったら犯罪だって、くく……あはははは!」
りせ「はぁ、もう普通に思い出話でもしよっか」
直斗「とは、言いましても、この4人だと、まともに話したのは修学旅行からですよね」
りせ「そうそう、まだ直斗がムスっとしてた頃!」
直斗「い、いいじゃないですか、それは!」
千枝「修学旅行かー、なんかいまいち旅行って感じじゃなかったなー」
雪子「ほとんど社会科見学だったもんね」
直斗「宿泊場所もひどかったですからね……」
27: 2012/05/09(水) 19:04:23.91 ID:PZW5+BzW0
りせ「あ、あれね///」
千枝「そ、そういや、直斗くんとは部屋別だったね」
直斗「そうですね」
千枝「あ、あのさ、直斗くんとこも、アレってあった?」
直斗「アレとは?」
千枝「その、冷蔵庫っぽい何か……」
直斗「え、……あ、あれですか、え、開けたんですか、まさか……?」
雪子「だって、うちにはあんなのなかったから///」
りせ「私も初めて見た……///」
千枝「ああいうのあるんだね、都会のホテルは///」
千枝「そ、そういや、直斗くんとは部屋別だったね」
直斗「そうですね」
千枝「あ、あのさ、直斗くんとこも、アレってあった?」
直斗「アレとは?」
千枝「その、冷蔵庫っぽい何か……」
直斗「え、……あ、あれですか、え、開けたんですか、まさか……?」
雪子「だって、うちにはあんなのなかったから///」
りせ「私も初めて見た……///」
千枝「ああいうのあるんだね、都会のホテルは///」
28: 2012/05/09(水) 19:06:08.76 ID:PZW5+BzW0
直斗「いやいや、違いますよ!あれはああいう場所だけです!」
千枝「ああいう?」
直斗「だから、ラ……って何言わせるんですか!?」
雪子「皆はさ、ああいうの持ってたりするの?」
千枝&直斗&りせ「は!?」
千枝「ああいう?」
直斗「だから、ラ……って何言わせるんですか!?」
雪子「皆はさ、ああいうの持ってたりするの?」
千枝&直斗&りせ「は!?」
31: 2012/05/09(水) 19:09:28.24 ID:PZW5+BzW0
千枝「な、何聞いてんの!?」
雪子「えっと、その単純に興味というか、なんというか……」
直斗「や、やめましょうよ!」
りせ「ああいうのって例えば、……とか?///」
千枝「り、りせちゃん、わ、私はその………だから……だよ///」
雪子「え、……なの?………は?ねえ、直斗くん?」
直斗「僕はその、……なので……///」
雪子「えっと、その単純に興味というか、なんというか……」
直斗「や、やめましょうよ!」
りせ「ああいうのって例えば、……とか?///」
千枝「り、りせちゃん、わ、私はその………だから……だよ///」
雪子「え、……なの?………は?ねえ、直斗くん?」
直斗「僕はその、……なので……///」
32: 2012/05/09(水) 19:11:21.02 ID:PZW5+BzW0
同時刻 某所
陽介「き、聞こえん……」
完二「クマ、ボリューム、ボリュームアップ!」
クマ「げ、限界クマ」
陽介「ちきっしょーーー!!!」
陽介「き、聞こえん……」
完二「クマ、ボリューム、ボリュームアップ!」
クマ「げ、限界クマ」
陽介「ちきっしょーーー!!!」
33: 2012/05/09(水) 19:13:46.89 ID:PZW5+BzW0
直斗の部屋
直斗「お、おかわり注ぎますね!」
千枝「う、うん」
りせ「あっつい……///」
雪子「ま、まだ夏だもんね」
千枝「こんなの男子が聞いたら発狂もんだよ、もう……///」
直斗「お、おかわり注ぎますね!」
千枝「う、うん」
りせ「あっつい……///」
雪子「ま、まだ夏だもんね」
千枝「こんなの男子が聞いたら発狂もんだよ、もう……///」
34: 2012/05/09(水) 19:15:37.18 ID:PZW5+BzW0
りせ「悠センパイとはこういう話しないの?」
千枝「し、しないよ!」
直斗「花村先輩ともですか?」
千枝「するか!!だいたいなんで、花村の名前が出てくんのよ!」
雪子「だって、千枝仲いいじゃない」
直斗「最初はお二人が付き合ってるのかと思ってました」
千枝「ない、絶対ない」
千枝「し、しないよ!」
直斗「花村先輩ともですか?」
千枝「するか!!だいたいなんで、花村の名前が出てくんのよ!」
雪子「だって、千枝仲いいじゃない」
直斗「最初はお二人が付き合ってるのかと思ってました」
千枝「ない、絶対ない」
35: 2012/05/09(水) 19:18:34.58 ID:PZW5+BzW0
りせ「でも、いい人だよね、花村センパイ」
千枝「そ、そりゃあ、まあ、バカだけど」
りせ「もしさー、告白されたらセンパイどうしてた?」
千枝「あ、あいつがー?ないんじゃないかなー、それは……」
りせ「だから、もしもだって、あ、悠センパイと付き合うってのがない状態ね、もちろん」
千枝「えー……うーん……」
千枝「そ、そりゃあ、まあ、バカだけど」
りせ「もしさー、告白されたらセンパイどうしてた?」
千枝「あ、あいつがー?ないんじゃないかなー、それは……」
りせ「だから、もしもだって、あ、悠センパイと付き合うってのがない状態ね、もちろん」
千枝「えー……うーん……」
36: 2012/05/09(水) 19:20:25.24 ID:PZW5+BzW0
同時刻 某所
陽介「ったく、あいつら……」
クマ「およ?ヨースケ聞かないクマ?」
陽介「トイレだ、完二、この話終わったら呼んでくれ」
完二「うす」
クマ「変なヨースケクマ」
完二「いいから、黙ってろクマ公」
陽介「ったく、あいつら……」
クマ「およ?ヨースケ聞かないクマ?」
陽介「トイレだ、完二、この話終わったら呼んでくれ」
完二「うす」
クマ「変なヨースケクマ」
完二「いいから、黙ってろクマ公」
37: 2012/05/09(水) 19:22:46.36 ID:PZW5+BzW0
直斗の部屋
千枝「いやーでもないなー」
りせ「あ、ないんだ」
千枝「そうじゃなくて、あいつが私に告白することはないと思うからさ」
直斗「どうしてそう言えるんです?」
千枝「花村はああ見えて私たちのことよくわかってるからさ」
千枝「多分だけど告白とか、そういうことはしないよ」
雪子「ふふ、そうかもね」
直斗「なんだか、説得力がありますね」
千枝「いやーでもないなー」
りせ「あ、ないんだ」
千枝「そうじゃなくて、あいつが私に告白することはないと思うからさ」
直斗「どうしてそう言えるんです?」
千枝「花村はああ見えて私たちのことよくわかってるからさ」
千枝「多分だけど告白とか、そういうことはしないよ」
雪子「ふふ、そうかもね」
直斗「なんだか、説得力がありますね」
38: 2012/05/09(水) 19:25:08.81 ID:PZW5+BzW0
千枝「そりゃあねー、感情まではわからないけど、どういう行動とるかは、なんとなくわかるんだ」
りせ(それはそれで、すごいお似合いな気もするけど、ま、いっか)
雪子「付き合い長いものね、花村君とは」
千枝「まあねー、変な話、鳴上くんより付き合いは長いからさ」
直斗「いいですね、そういうのも」
りせ「じゃあターゲット変更!直斗はさ、完二と付き合わないの?」
直斗「え、あ、な、なんですか!急に!」
りせ(それはそれで、すごいお似合いな気もするけど、ま、いっか)
雪子「付き合い長いものね、花村君とは」
千枝「まあねー、変な話、鳴上くんより付き合いは長いからさ」
直斗「いいですね、そういうのも」
りせ「じゃあターゲット変更!直斗はさ、完二と付き合わないの?」
直斗「え、あ、な、なんですか!急に!」
39: 2012/05/09(水) 19:28:03.95 ID:PZW5+BzW0
同時刻 某所
完二「せんぱーい」
陽介「お、終わったか?」
完二「交代っす」
陽介「……あいよ」
クマ(カッコいいクマー、でも二人とも独り身クマ……報われんクマ……)
完二「せんぱーい」
陽介「お、終わったか?」
完二「交代っす」
陽介「……あいよ」
クマ(カッコいいクマー、でも二人とも独り身クマ……報われんクマ……)
40: 2012/05/09(水) 19:30:36.24 ID:PZW5+BzW0
直斗の部屋
直斗「巽君とは別にそんなんじゃ……」
千枝「えーでも、それこそお似合いだけどなー」
雪子「好きな人が他にいるとか?」
直斗「い、いえ、そういうわけじゃ……」
りせ「じゃあさ、じゃあさ、完二のことはどう思ってるの?」
直斗「え、えーっと……格好いい人だと思います」
直斗「巽君とは別にそんなんじゃ……」
千枝「えーでも、それこそお似合いだけどなー」
雪子「好きな人が他にいるとか?」
直斗「い、いえ、そういうわけじゃ……」
りせ「じゃあさ、じゃあさ、完二のことはどう思ってるの?」
直斗「え、えーっと……格好いい人だと思います」
51: 2012/05/09(水) 19:57:38.57 ID:PZW5+BzW0
保守感謝です
52: 2012/05/09(水) 19:58:00.57 ID:PZW5+BzW0
千枝「ほうほう」
直斗「その外見とかじゃなく、中身がですが」
雪子「具体的に、具体的に」
直斗「特に最近なのですが、自分に自信を持っているところ、とかでしょうか」
直斗「巽君は自分というのをしっかり持っています、自分を偽ることなく」
直斗「そういったところは憧れますね」
りせ「直斗だって自信持ってんじゃん」
直斗「え?」
千枝「うんうん、似たもの同士」
直斗「その外見とかじゃなく、中身がですが」
雪子「具体的に、具体的に」
直斗「特に最近なのですが、自分に自信を持っているところ、とかでしょうか」
直斗「巽君は自分というのをしっかり持っています、自分を偽ることなく」
直斗「そういったところは憧れますね」
りせ「直斗だって自信持ってんじゃん」
直斗「え?」
千枝「うんうん、似たもの同士」
57: 2012/05/09(水) 20:03:47.74 ID:PZW5+BzW0
直斗「そ、そうでしょうか」
りせ(妙に不器用なところが特に、って言ったら怒るかな)
雪子「あと、そうだ、直斗君に対しての完二君ってどう思ってる?」
直斗「ぼ、僕に対してですか?」
直斗「そうですね……、男とか女とかじゃなくて、一人の人間として接してくれるのでうれしいですよ……」
りせ「ほほー」
直斗「さりげなく優しいですし……」
りせ(妙に不器用なところが特に、って言ったら怒るかな)
雪子「あと、そうだ、直斗君に対しての完二君ってどう思ってる?」
直斗「ぼ、僕に対してですか?」
直斗「そうですね……、男とか女とかじゃなくて、一人の人間として接してくれるのでうれしいですよ……」
りせ「ほほー」
直斗「さりげなく優しいですし……」
58: 2012/05/09(水) 20:09:05.29 ID:PZW5+BzW0
雪子「にやにや」
千枝(あー、こりゃ好きだわ)
直斗「も、もういいでしょ!ちょっとお手洗いへ……」
雪子「どう見る?」
千枝「いやーこりゃ、時間の問題でしょ」
りせ「きっかけあればオッケーみたいな」
雪子「まあそこは完二君に頑張ってもらおうか」
千枝「手伝わないの?」
りせ「だって、あの二人くっつくと彼氏なしが私と雪子センパイだけになるし」
雪子「なるべく時間をかけてゆっくりと」
千枝「あんたら……」
千枝(あー、こりゃ好きだわ)
直斗「も、もういいでしょ!ちょっとお手洗いへ……」
雪子「どう見る?」
千枝「いやーこりゃ、時間の問題でしょ」
りせ「きっかけあればオッケーみたいな」
雪子「まあそこは完二君に頑張ってもらおうか」
千枝「手伝わないの?」
りせ「だって、あの二人くっつくと彼氏なしが私と雪子センパイだけになるし」
雪子「なるべく時間をかけてゆっくりと」
千枝「あんたら……」
59: 2012/05/09(水) 20:12:25.30 ID:PZW5+BzW0
同時刻 某所
陽介「クマ、完二呼んで来い」
クマ「もういいクマ」
陽介「ああ、もういいだろ」
クマ「了解ー、カンジーどこクマー?」バタバタ
陽介(俺としても完二はまだ独りでいてもらわなければ……)
陽介「クマ、完二呼んで来い」
クマ「もういいクマ」
陽介「ああ、もういいだろ」
クマ「了解ー、カンジーどこクマー?」バタバタ
陽介(俺としても完二はまだ独りでいてもらわなければ……)
60: 2012/05/09(水) 20:15:16.06 ID:PZW5+BzW0
数十分後 直斗の部屋
直斗「というかですね!」
千枝「どしたどした、ポッキーくわえたまま急に」
直斗「天城さんと、久慈川さんは好きな人とかいないんですか!?」
雪子「え、私たち?」
りせ「言わなきゃダメー?」
直斗「言わないのは不平等です!」
りせ「じゃあ、『りせちゃん』って呼んで」
直斗「え」
雪子「あ、私も私も『ゆきちゃん』って呼んでほしい」
直斗「え」
直斗「というかですね!」
千枝「どしたどした、ポッキーくわえたまま急に」
直斗「天城さんと、久慈川さんは好きな人とかいないんですか!?」
雪子「え、私たち?」
りせ「言わなきゃダメー?」
直斗「言わないのは不平等です!」
りせ「じゃあ、『りせちゃん』って呼んで」
直斗「え」
雪子「あ、私も私も『ゆきちゃん』って呼んでほしい」
直斗「え」
62: 2012/05/09(水) 20:17:44.90 ID:PZW5+BzW0
りせ「こういうのってやっぱり形からだと思うしー、言ったらちゃんと言うから!」
雪子「なんか女の子っぽいね、さあ早く」
直斗「う……、言わなきゃ、ダメなんですね……」
直斗「……りせちゃん、ゆきちゃん、好きな人教えて?///」
りせ「えーいないー」
雪子「いないよ」
直斗「からかってんですか!!」
千枝(直斗くんかわいいなー、変な世界に目覚めそう)
雪子「なんか女の子っぽいね、さあ早く」
直斗「う……、言わなきゃ、ダメなんですね……」
直斗「……りせちゃん、ゆきちゃん、好きな人教えて?///」
りせ「えーいないー」
雪子「いないよ」
直斗「からかってんですか!!」
千枝(直斗くんかわいいなー、変な世界に目覚めそう)
68: 2012/05/09(水) 20:39:33.13 ID:PZW5+BzW0
直斗「まったくなんなんですかっ!」
りせ「だって今はホントいないもん、前は悠センパイ好きだったけど」
雪子「あー私もそんな感じかな」
千枝「随分、堂々と言うわね……」
りせ「もう完全に諦めてるから言えるというか」
雪子「まあ、もう時効?」
千枝「あのね……」
直斗(僕はここは黙っていよう……)
りせ「だって今はホントいないもん、前は悠センパイ好きだったけど」
雪子「あー私もそんな感じかな」
千枝「随分、堂々と言うわね……」
りせ「もう完全に諦めてるから言えるというか」
雪子「まあ、もう時効?」
千枝「あのね……」
直斗(僕はここは黙っていよう……)
70: 2012/05/09(水) 20:43:06.08 ID:PZW5+BzW0
千枝「そりゃまあ、鳴上くんは皆に優しかったからわかるけどさー」
雪子「私、男の子で初めて携帯の番号交換したの鳴上君だったよ」
りせ「雪子センパイの初めての人かー」
千枝「その言い方はおやめなさい」
直斗「ひ、卑猥です!///」
雪子「私、男の子で初めて携帯の番号交換したの鳴上君だったよ」
りせ「雪子センパイの初めての人かー」
千枝「その言い方はおやめなさい」
直斗「ひ、卑猥です!///」
71: 2012/05/09(水) 20:43:30.99 ID:PZW5+BzW0
雪子「りせちゃんは?何かエピソードは?」
りせ「私は何度も悠センパイに告白したんだけどなー、結局届かず……」
千枝「な、何度も!?た、確かにくっついてのは気付いてたけど……」
雪子「現役アイドルが何度も告白してるのに鳴上君恐るべし……」
直斗「というより、里中先輩が恐るべしではないでしょうか」
りせ「確かに……千枝センパイいったい何を……」
千枝「いい度胸してるわね、あんたたち……」
りせ「私は何度も悠センパイに告白したんだけどなー、結局届かず……」
千枝「な、何度も!?た、確かにくっついてのは気付いてたけど……」
雪子「現役アイドルが何度も告白してるのに鳴上君恐るべし……」
直斗「というより、里中先輩が恐るべしではないでしょうか」
りせ「確かに……千枝センパイいったい何を……」
千枝「いい度胸してるわね、あんたたち……」
72: 2012/05/09(水) 20:45:28.24 ID:PZW5+BzW0
千枝「何をって言ってもホントに特別なことはしてないよ?」
雪子「でも告白は千枝からだったよね?」
千枝「ゆ、雪子!それ秘密!」
りせ「へー、なんて言ったの?なんて言ったの?」
直斗「興味ありますね」
千枝「え、言わないといけない感じですか……」
雪子「千枝、恥は皆でかけば怖くないよ」
千枝「いや、雪子とりせちゃんは特に何もしてない気が……」
りせ「いいからいいから!」
千枝「う、えっと、その……」
雪子「でも告白は千枝からだったよね?」
千枝「ゆ、雪子!それ秘密!」
りせ「へー、なんて言ったの?なんて言ったの?」
直斗「興味ありますね」
千枝「え、言わないといけない感じですか……」
雪子「千枝、恥は皆でかけば怖くないよ」
千枝「いや、雪子とりせちゃんは特に何もしてない気が……」
りせ「いいからいいから!」
千枝「う、えっと、その……」
73: 2012/05/09(水) 20:49:59.24 ID:PZW5+BzW0
――――・・・・
悠「!?」
悠「音が出ない……!?」
悠「……陽介か?」
陽介『お、どうした?』
悠「変なところで再生が終わった、主に千枝が可愛いところで」
陽介『編集とかはクマにやらせたからなー、俺も録音したの実は聞いてねーんだ』
悠「そんな……クマは、クマはどうした」
悠「!?」
悠「音が出ない……!?」
悠「……陽介か?」
陽介『お、どうした?』
悠「変なところで再生が終わった、主に千枝が可愛いところで」
陽介『編集とかはクマにやらせたからなー、俺も録音したの実は聞いてねーんだ』
悠「そんな……クマは、クマはどうした」
74: 2012/05/09(水) 20:54:33.09 ID:PZW5+BzW0
陽介『あいつ今テレビの中だから、多分電話も出ないと思うぜ?』
悠「くそっ!じゃあ元のファイルがあるだろ、編集前の」
陽介『ああ、それもクマが消しちまった』
悠「ペルソナああああああああああああ」
おわ
悠「くそっ!じゃあ元のファイルがあるだろ、編集前の」
陽介『ああ、それもクマが消しちまった』
悠「ペルソナああああああああああああ」
おわ
76: 2012/05/09(水) 20:55:36.30 ID:PZW5+BzW0
らない
77: 2012/05/09(水) 20:55:54.80 ID:PZW5+BzW0
・・・・―――――
千枝「私は鳴上くんのこと仲間として守りたい、でも、その……」
千枝「鳴上くんには私のことも守ってほしいんだ……ダメかな……?///」
雪子「よ、喜んで……」
千枝「何返事してんの!」
雪子「いや、そんな真っ赤になって言われたからつい///」
りせ「千枝センパイ、そこまでしっかり再現しなくても……/// ほら、直斗が」
直斗「///」
雪子「ショートしてるね、そっとしておこう」
千枝「私は鳴上くんのこと仲間として守りたい、でも、その……」
千枝「鳴上くんには私のことも守ってほしいんだ……ダメかな……?///」
雪子「よ、喜んで……」
千枝「何返事してんの!」
雪子「いや、そんな真っ赤になって言われたからつい///」
りせ「千枝センパイ、そこまでしっかり再現しなくても……/// ほら、直斗が」
直斗「///」
雪子「ショートしてるね、そっとしておこう」
80: 2012/05/09(水) 20:57:59.44 ID:PZW5+BzW0
千枝「あー!あー!もう!なんで私こんなこと言ってるだろ!うぅ…、ふにゃああああああ!!!」
雪子「ち、千枝が壊れた」
りせ「お、落ち着いて、センパイ!」
千枝「次はなに!?初めて手つないで?って言ったこと?キスしてほしいな、って言ったこと?何がお望みよ!!」
雪子「き、聞いてない!聞いてないから!」
直斗(キスしてほしいな、……無理!絶対無理!)
りせ「直斗が一人で悶えてる……」
雪子「ち、千枝が壊れた」
りせ「お、落ち着いて、センパイ!」
千枝「次はなに!?初めて手つないで?って言ったこと?キスしてほしいな、って言ったこと?何がお望みよ!!」
雪子「き、聞いてない!聞いてないから!」
直斗(キスしてほしいな、……無理!絶対無理!)
りせ「直斗が一人で悶えてる……」
81: 2012/05/09(水) 21:00:26.02 ID:PZW5+BzW0
千枝「うぇ~ん……」
雪子「よしよし、千枝ごめんねー」ナデナデ
千枝「もうヤダー、もっかい記憶なくすー!」
雪子「そしたらまた鳴上君のこと忘れちゃうよ?」
千枝「それはイヤだあああ!」
りせ(どうしよ、もう少しいじめたい)
82: 2012/05/09(水) 21:05:02.56 ID:PZW5+BzW0
直斗「はっ!」
りせ「お、直斗おかえりー」
雪子「千枝寝ちゃった」
直斗「寝た!?鳴上先輩とですか!?」
雪子「え、あの、泣きつかれてだけど……」
直斗「は、は、ははははっはははっは!!」
りせ「な、直斗?」
りせ「お、直斗おかえりー」
雪子「千枝寝ちゃった」
直斗「寝た!?鳴上先輩とですか!?」
雪子「え、あの、泣きつかれてだけど……」
直斗「は、は、ははははっはははっは!!」
りせ「な、直斗?」
83: 2012/05/09(水) 21:06:20.86 ID:PZW5+BzW0
直斗「わ、忘れてくださいいいいいいいいい!!!!」
りせ「直斗落ち着いて!枕投げないで!」
雪子「千枝起きちゃう!起きちゃうから!」
直斗「やああああ!!」
バキッ ザーーーーーーーーーー
りせ「直斗落ち着いて!枕投げないで!」
雪子「千枝起きちゃう!起きちゃうから!」
直斗「やああああ!!」
バキッ ザーーーーーーーーーー
84: 2012/05/09(水) 21:07:18.25 ID:PZW5+BzW0
某所
陽介「す、スネークどうしたんだ!スネーク!!」
クマ「通信途切れたクマ」
完二「ち、ちくしょー……」バタッ
クマ「完二が出血多量で倒れたクマ!」
陽介「ほっとけ」
陽介「す、スネークどうしたんだ!スネーク!!」
クマ「通信途切れたクマ」
完二「ち、ちくしょー……」バタッ
クマ「完二が出血多量で倒れたクマ!」
陽介「ほっとけ」
85: 2012/05/09(水) 21:07:51.97 ID:PZW5+BzW0
こうして、激動の女子会は終了したのであった……
86: 2012/05/09(水) 21:10:37.07 ID:PZW5+BzW0
後日談 放課後
完二「きょ、今日なんか食ってくか?」
直斗「え、えと……」
完二(結局あのときなんて言ったのか、聞いてねーけど、すげー気になる)
直斗(聞いてないとはいえ、あんなこと言ってしまって、どうすれば……)
完二&直斗(き、気まずい)
完二「きょ、今日なんか食ってくか?」
直斗「え、えと……」
完二(結局あのときなんて言ったのか、聞いてねーけど、すげー気になる)
直斗(聞いてないとはいえ、あんなこと言ってしまって、どうすれば……)
完二&直斗(き、気まずい)
87: 2012/05/09(水) 21:15:19.97 ID:PZW5+BzW0
完二「や、やめとくか?」
直斗「あ、えっとー、その……」
完二「なんだ?具合でも悪いのか!?」
直斗「いえ!その……ちょっと減量を……(この前お菓子食べすぎた……)」
完二「あ!あー……わりぃ」
直斗「そ、そんな、こっちこそすみません!」
直斗「あ、えっとー、その……」
完二「なんだ?具合でも悪いのか!?」
直斗「いえ!その……ちょっと減量を……(この前お菓子食べすぎた……)」
完二「あ!あー……わりぃ」
直斗「そ、そんな、こっちこそすみません!」
88: 2012/05/09(水) 21:17:25.86 ID:PZW5+BzW0
直斗(意識しすぎなんでしょうか……、いや、でも好きとかわかんないし……)
完二「……と」
直斗(別に今のままでも十分だし、いや、この先がどうとかじゃなくて……)
完二「直斗!」
直斗「は、はい!」
完二「どうした、ぼーっとして」
直斗「い、いえ、別に」
完二「……あのよ!」
直斗「は、はい!?」
完二「……と」
直斗(別に今のままでも十分だし、いや、この先がどうとかじゃなくて……)
完二「直斗!」
直斗「は、はい!」
完二「どうした、ぼーっとして」
直斗「い、いえ、別に」
完二「……あのよ!」
直斗「は、はい!?」
90: 2012/05/09(水) 21:20:14.08 ID:PZW5+BzW0
少し離れたところ
りせ「お、いくか!完二!」
雪子「じ、じれったい!」
陽介「おまえら、もうやめよーぜ」
りせ「なんでよ!気になるでしょ!?」
陽介「いや、そりゃまあそうだけどよ」
雪子「後輩の門出は見守るもの!」
陽介「でもよ、あいつらこれで上手くいったら……」
りせ「お、いくか!完二!」
雪子「じ、じれったい!」
陽介「おまえら、もうやめよーぜ」
りせ「なんでよ!気になるでしょ!?」
陽介「いや、そりゃまあそうだけどよ」
雪子「後輩の門出は見守るもの!」
陽介「でもよ、あいつらこれで上手くいったら……」
91: 2012/05/09(水) 21:23:53.49 ID:PZW5+BzW0
陽介「うちら、余りものだぜ……?」
りせ「」
雪子「」
陽介「なあ、現実を直視したくねーぞ、俺は」
りせ「余りもの……」
雪子「女2、男1」
りせ「女が余るじゃん!」
陽介「クマは数に入らねーんだな」
雪子「余りたくない」
りせ「じゃ、じゃあ雪子センパイと花村センパイが……」
雪子「いや、りせちゃん、どう?」
陽介「俺を譲り合うんじゃねー!!」
りせ「」
雪子「」
陽介「なあ、現実を直視したくねーぞ、俺は」
りせ「余りもの……」
雪子「女2、男1」
りせ「女が余るじゃん!」
陽介「クマは数に入らねーんだな」
雪子「余りたくない」
りせ「じゃ、じゃあ雪子センパイと花村センパイが……」
雪子「いや、りせちゃん、どう?」
陽介「俺を譲り合うんじゃねー!!」
92: 2012/05/09(水) 21:25:26.09 ID:PZW5+BzW0
直斗「な、なんですか」
完二「あ、あのよ、直斗料理とかできるか?」
直斗「りょ、料理ですか?い、一応」
完二「ちょっと、今日家に来てくれねーか!」
直斗「え、え、それはちょっと早いんじゃ!」
完二「頼む!」
93: 2012/05/09(水) 21:26:51.42 ID:PZW5+BzW0
りせ「きたきた!!!」
雪子「だ、ダメみちゃ!見ちゃダメ!」
陽介「お、おれは子供か!!」
りせ「よし、追うわよ!」
雪子「おー!」
陽介「俺もかああああ!!」
雪子「だ、ダメみちゃ!見ちゃダメ!」
陽介「お、おれは子供か!!」
りせ「よし、追うわよ!」
雪子「おー!」
陽介「俺もかああああ!!」
94: 2012/05/09(水) 21:30:39.43 ID:PZW5+BzW0
完二の家
完二「こ、こうか?」
直斗「そうです、こういうのは不器用なんですね」
完二「あんまり慣れてねーんだよ」
直斗「でもやっぱり飲み込み早いですよ」
完二「そ、そうか?」
直斗「ええ、上手ですよ」
完二「こ、こうか?」
直斗「そうです、こういうのは不器用なんですね」
完二「あんまり慣れてねーんだよ」
直斗「でもやっぱり飲み込み早いですよ」
完二「そ、そうか?」
直斗「ええ、上手ですよ」
95: 2012/05/09(水) 21:31:48.08 ID:PZW5+BzW0
完二「俺も鳴上先輩くらい上手くなりてーからな」
直斗「それにはまだまだ修行が必要ですね」
完二「お、おう」
直斗「あー巽君鍋!鍋!」
完二「うおおおおおお!」
直斗「それにはまだまだ修行が必要ですね」
完二「お、おう」
直斗「あー巽君鍋!鍋!」
完二「うおおおおおお!」
96: 2012/05/09(水) 21:33:08.45 ID:PZW5+BzW0
完二の母「本当ごめんなさいね、うちの子が無理いって」
直斗「いえ、これくらい」
完二の母「少し疲れて立ちくらみしただけなのに、この子ったら変に慌てて」
完二「う、うるせー!」
直斗「料理を教えてくれって言われたときは、何があったのかと思いましたよ」
完二「お、俺もよ、多少家事とかできんだけど、料理はいまいちでよ」
完二「それで相談できんのは、直斗くらいだったからよ」
直斗「あー……確かに」
直斗「いえ、これくらい」
完二の母「少し疲れて立ちくらみしただけなのに、この子ったら変に慌てて」
完二「う、うるせー!」
直斗「料理を教えてくれって言われたときは、何があったのかと思いましたよ」
完二「お、俺もよ、多少家事とかできんだけど、料理はいまいちでよ」
完二「それで相談できんのは、直斗くらいだったからよ」
直斗「あー……確かに」
97: 2012/05/09(水) 21:35:20.98 ID:PZW5+BzW0
りせ「好き勝手言うなー……」
雪子「失礼」
千枝「私も多少はうまくなったんだから」
陽介「おい、なんか増えたぞ」
クマ「静かにするクマ」
雪子「失礼」
千枝「私も多少はうまくなったんだから」
陽介「おい、なんか増えたぞ」
クマ「静かにするクマ」
99: 2012/05/09(水) 21:37:31.94 ID:PZW5+BzW0
完二「しかし、直斗料理結構できんだな」
直斗「ええ、まあ……」
完二「これからも教えてくれよ、料理もうまくなりてーからよ」
直斗「ぼ、僕でよければ」
完二の母「いっそのこと、結婚してくれればいいのにねー」
直斗「は、はい!?///」
完二「ぶっ!てめ、ばばあ!何言ってんだ!!!」
直斗「ええ、まあ……」
完二「これからも教えてくれよ、料理もうまくなりてーからよ」
直斗「ぼ、僕でよければ」
完二の母「いっそのこと、結婚してくれればいいのにねー」
直斗「は、はい!?///」
完二「ぶっ!てめ、ばばあ!何言ってんだ!!!」
100: 2012/05/09(水) 21:39:01.82 ID:PZW5+BzW0
陽介「まああいつらじゃ、あんなもんか」
千枝「可愛いなー二人とも」
りせ「完二は可愛くはない……」
雪子「親公認かー」
クマ「許嫁クマ」
完二「結婚か……」
直斗「!?」
完
千枝「可愛いなー二人とも」
りせ「完二は可愛くはない……」
雪子「親公認かー」
クマ「許嫁クマ」
完二「結婚か……」
直斗「!?」
完
103: 2012/05/09(水) 21:40:37.70 ID:PZW5+BzW0
引用: 番長「女子会だと……?」
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