430:◆6RLd267PvQ 24/11/30(土) 09:47:39 ID:sbvQ
431: 24/11/30(土) 09:48:27 ID:sbvQ
~みりラジ24回・収録中~
加蓮『そう言えば肇さ、最近はオシャレする事も増えた気がするんだけど』
肇『ええ、まぁ…地元の家ではそうでもないんですけど、アイドルとして活動するうち、色々と影響を受けたりもしましたから』
みりあ『今日はネイルしてるよね、肇ちゃん。もしかして~』
加蓮『もちろん。頼まれなくても隙あらばでやってあげるし?』
肇『未完成の歴史を歌った時の事も思い出しますね…あの時は、飛鳥ちゃんと加蓮さん、2人に囲まれて無理やり…』
加蓮『そう言えば肇さ、最近はオシャレする事も増えた気がするんだけど』
肇『ええ、まぁ…地元の家ではそうでもないんですけど、アイドルとして活動するうち、色々と影響を受けたりもしましたから』
みりあ『今日はネイルしてるよね、肇ちゃん。もしかして~』
加蓮『もちろん。頼まれなくても隙あらばでやってあげるし?』
肇『未完成の歴史を歌った時の事も思い出しますね…あの時は、飛鳥ちゃんと加蓮さん、2人に囲まれて無理やり…』
432: 24/11/30(土) 09:48:39 ID:sbvQ
加蓮『だって、いざやったげようってなったら肇、逃げようとするし』
肇『こ、心の準備が必要なんです!』
みりあ『あ、ほら。プロデューサーが写真出してくれたよ、オフショットだって!』
加蓮『おー、結構カジュアルな感じ。パッと見だと誰も肇ってわかんないんじゃない?』
肇『グラビアのお仕事での写真ですね。この時は丁度待ち時間で…』
みりあ『綺麗な湖だね~、どこで撮ったの?』
肇『一応、それほど都内から離れてもいないんですよ。まぁ、少しだけ山道を歩くことにはなったんですけど』
肇『こ、心の準備が必要なんです!』
みりあ『あ、ほら。プロデューサーが写真出してくれたよ、オフショットだって!』
加蓮『おー、結構カジュアルな感じ。パッと見だと誰も肇ってわかんないんじゃない?』
肇『グラビアのお仕事での写真ですね。この時は丁度待ち時間で…』
みりあ『綺麗な湖だね~、どこで撮ったの?』
肇『一応、それほど都内から離れてもいないんですよ。まぁ、少しだけ山道を歩くことにはなったんですけど』
433: 24/11/30(土) 09:48:52 ID:sbvQ
加蓮『車が入れない場所かぁ。じゃあその場で着替えるわけにもだから…え、この服で山歩きしたの?』
肇『羽織ったりするものや靴などは預けていたので、もう少し軽装で登山向けの格好でしたけど、丸ごと着替えるわけにもいきませんし』
加蓮『ちょっとリスナーさん聞いた?なかなかないよ、こんな赤裸々なアイドルの裏話』
みりあ『でも、何だか山登りも楽しそう!ちょっと遠足みたいだよね♪』
肇『そう言われると確かに、遠足気分もあって少し浮かれていたかもしれませんね』
肇(そう、あの日はお天気もよくて…暑くもなく寒くもなく…丁度、秋と冬の真ん中を切り取った様な……)
~~~
肇『羽織ったりするものや靴などは預けていたので、もう少し軽装で登山向けの格好でしたけど、丸ごと着替えるわけにもいきませんし』
加蓮『ちょっとリスナーさん聞いた?なかなかないよ、こんな赤裸々なアイドルの裏話』
みりあ『でも、何だか山登りも楽しそう!ちょっと遠足みたいだよね♪』
肇『そう言われると確かに、遠足気分もあって少し浮かれていたかもしれませんね』
肇(そう、あの日はお天気もよくて…暑くもなく寒くもなく…丁度、秋と冬の真ん中を切り取った様な……)
~~~
434: 24/11/30(土) 09:49:05 ID:sbvQ
~遡ってグラビア撮影時~
肇「…山の中はやっぱり、少し肌寒いですね…」
芳乃「都心からそう離れてはいませんがー、山々の空気は澄んでいますからねー」
肇「何だか不思議です。東京って、どこに行ってもビル、街、若者…そんなイメージでしたけど…」
P「ああ、確かに東京のパブリックイメージってそんな感じだよな…よいしょと…」
肇「あ、すみません、荷物…!やっぱり少し持ちますっ」
P「いいって、こんなトコでアイドルに汗をかかせたりできないから。仕事はこの先の湖で、だ」
肇「…山の中はやっぱり、少し肌寒いですね…」
芳乃「都心からそう離れてはいませんがー、山々の空気は澄んでいますからねー」
肇「何だか不思議です。東京って、どこに行ってもビル、街、若者…そんなイメージでしたけど…」
P「ああ、確かに東京のパブリックイメージってそんな感じだよな…よいしょと…」
肇「あ、すみません、荷物…!やっぱり少し持ちますっ」
P「いいって、こんなトコでアイドルに汗をかかせたりできないから。仕事はこの先の湖で、だ」
435: 24/11/30(土) 09:49:16 ID:sbvQ
芳乃「ふふ、プロデューサーこそまさに、縁の下の力持ちですねー」
P「いや、だってさ…俺に出来るのはこれぐらいしかないからなぁ」
肇「山道にこれだけの荷物を背負って一生懸命なプロデューサーさんを、これぐらい、だなんて言ったら罰が当たりますよ、むぅ」
芳乃「おやー、またも肇さんがふくれてしまいましたねー」
肇「膨れますとも。私だって山道にはそれなりに慣れています、見くびられている気もしていますし」
P「いや、だってさ…俺に出来るのはこれぐらいしかないからなぁ」
肇「山道にこれだけの荷物を背負って一生懸命なプロデューサーさんを、これぐらい、だなんて言ったら罰が当たりますよ、むぅ」
芳乃「おやー、またも肇さんがふくれてしまいましたねー」
肇「膨れますとも。私だって山道にはそれなりに慣れています、見くびられている気もしていますし」
436: 24/11/30(土) 09:49:28 ID:sbvQ
P「そうやってわざと怒ってるアピールして俺から荷物を分捕ろうって作戦だろ、わかるぞ?」ハハハ
肇「なっ…ど、どうしてわかってしまうんですか!?」カァッ
芳乃「おやー、薄情してしまいましたねー」
肇「え、あっ」クチオサエ
P「肇、トランプとか弱そうだよな…今度試しに皆でポーカーでもやってみるか」
肇「うう……こうもあっさり自分の浅はかさを見透かされると…顔が熱いです…」
芳乃「それはいけませんねー、汗をかいてしまいますよー。ふきふきー」
肇「なっ…ど、どうしてわかってしまうんですか!?」カァッ
芳乃「おやー、薄情してしまいましたねー」
肇「え、あっ」クチオサエ
P「肇、トランプとか弱そうだよな…今度試しに皆でポーカーでもやってみるか」
肇「うう……こうもあっさり自分の浅はかさを見透かされると…顔が熱いです…」
芳乃「それはいけませんねー、汗をかいてしまいますよー。ふきふきー」
437: 24/11/30(土) 09:49:39 ID:sbvQ
P「まぁ、カマをかけたのは謝るけど、肇だって気遣いとは言え俺をダマそうとしたんだから、お互い様って事に、な」
肇「それ、結局荷物はプロデューサーさんが持っているので、おあいこにはなりませんよね」プイッ
芳乃「おやー、またふくれてしまいましたねー」
P「最近よく膨れるんだ」
肇「人をお餅みたいに言わないでくださいっ」
P「実際よくぷくぷくしてるのは事実じゃないか」
肇「もうっ、知りません!」プクー
~~~
肇「それ、結局荷物はプロデューサーさんが持っているので、おあいこにはなりませんよね」プイッ
芳乃「おやー、またふくれてしまいましたねー」
P「最近よく膨れるんだ」
肇「人をお餅みたいに言わないでくださいっ」
P「実際よくぷくぷくしてるのは事実じゃないか」
肇「もうっ、知りません!」プクー
~~~
438: 24/11/30(土) 09:49:51 ID:sbvQ
~現在・ラジオ収録中~
肇『………』ボンッ
みりあ『あれ?肇ちゃんがまっかになっちゃった』キョトン
加蓮『プロデューサー、もしかしてその時肇に何か余計なことやってたりしない?』ジト
Pカンペ「何もしてない」フルフル
みりあ『なにもしてないー?…ホントかな?』ジー
加蓮『いやいや、だってプロデューサーさんだよ? 肇もこんな顔真っ赤だし、絶対何かしらさぁ』
Pカンペ「してないしてない」ブンブン
肇『………』ボンッ
みりあ『あれ?肇ちゃんがまっかになっちゃった』キョトン
加蓮『プロデューサー、もしかしてその時肇に何か余計なことやってたりしない?』ジト
Pカンペ「何もしてない」フルフル
みりあ『なにもしてないー?…ホントかな?』ジー
加蓮『いやいや、だってプロデューサーさんだよ? 肇もこんな顔真っ赤だし、絶対何かしらさぁ』
Pカンペ「してないしてない」ブンブン
439: 24/11/30(土) 09:50:07 ID:sbvQ
肇『し、しましたよっ!』キィーン
P「ゑゑ!?」(家弓家正風に)
みりあ『は、肇ちゃん??…ふきゅ…』クルクルキュー
加蓮『マイク、マイクハウってるから!みりあちゃーん、しっかりー』ペシペシ
みりあ『はっ』パチクリ
加蓮『あ、起きた』
P「ゑゑ!?」(家弓家正風に)
みりあ『は、肇ちゃん??…ふきゅ…』クルクルキュー
加蓮『マイク、マイクハウってるから!みりあちゃーん、しっかりー』ペシペシ
みりあ『はっ』パチクリ
加蓮『あ、起きた』
440: 24/11/30(土) 09:50:20 ID:sbvQ
みりあ『ちょっとプロデューサー、ねぇもうどうなってるのー!』パタパタ ガチャリ グイー
P「いや俺にも何が何だか……ああ、声拾ってる…もうダメだ、おしまいだ』
加蓮『わりといつもの事でしょ…今更ジタバタしないの、ほら、サッサと吐く』
P『えー…この度は、藤原肇さんと依田芳乃さん、両名のお荷物を運ばせていただくはこびとなりまして』
みりあ『はこぶはこび』
加蓮『日本語』
肇『あああ、違うんです!いや、違わないんですけどそのっ…!』
P「いや俺にも何が何だか……ああ、声拾ってる…もうダメだ、おしまいだ』
加蓮『わりといつもの事でしょ…今更ジタバタしないの、ほら、サッサと吐く』
P『えー…この度は、藤原肇さんと依田芳乃さん、両名のお荷物を運ばせていただくはこびとなりまして』
みりあ『はこぶはこび』
加蓮『日本語』
肇『あああ、違うんです!いや、違わないんですけどそのっ…!』
441: 24/11/30(土) 09:50:38 ID:sbvQ
加蓮『何だろう、凄まじく自爆の予感がするのは私が菜々ちゃんとかりあむを見慣れてるせい?』
みりあ『えっ、えっ、肇ちゃん爆発しちゃうの!?』ガーン
肇『しません!』モーッ!!
ワーキャーワーワーキャー
P『……お知らせと曲行きまーす』
~~~
みりあ『えっ、えっ、肇ちゃん爆発しちゃうの!?』ガーン
肇『しません!』モーッ!!
ワーキャーワーワーキャー
P『……お知らせと曲行きまーす』
~~~
442: 24/11/30(土) 09:50:50 ID:sbvQ
~収録後~
P「…何とか弁明して事なきを得たけども…」
肇「すみません…本当にご迷惑を…」ペコペコ
加蓮「プロデューサーさんって人誑しだよねぇ」ヒソヒソ
みりあ「肇ちゃん、嬉しかったから照れちゃったんだね」ヒソヒソ
P「丸聞こえだぞ、そこ2人」
肇「だって、プロデューサーさんには何でもない日々のお仕事かもしれないですけど…その」
P「ん?」
肇「…何だか、悔しかったんです…」ボソ
P「…何とか弁明して事なきを得たけども…」
肇「すみません…本当にご迷惑を…」ペコペコ
加蓮「プロデューサーさんって人誑しだよねぇ」ヒソヒソ
みりあ「肇ちゃん、嬉しかったから照れちゃったんだね」ヒソヒソ
P「丸聞こえだぞ、そこ2人」
肇「だって、プロデューサーさんには何でもない日々のお仕事かもしれないですけど…その」
P「ん?」
肇「…何だか、悔しかったんです…」ボソ
443: 24/11/30(土) 09:51:03 ID:sbvQ
みりあ「プロデューサー、あのね? みりあね、こういう事は、ちゃんと言わなくちゃわからないって思うなー」
P「あぁ…まぁ、確かに…」ポリポリ
肇「…?」クスン
加蓮「ああもう、肇何かちょっと涙目じゃん、ほらティッシュティッシュ」フキフキ
肇「あの、すみません…自分でも今どういう感情なのか…」スン…
P「肇、あのな?」
肇「…はい」
P「あぁ…まぁ、確かに…」ポリポリ
肇「…?」クスン
加蓮「ああもう、肇何かちょっと涙目じゃん、ほらティッシュティッシュ」フキフキ
肇「あの、すみません…自分でも今どういう感情なのか…」スン…
P「肇、あのな?」
肇「…はい」
444: 24/11/30(土) 09:51:19 ID:sbvQ
P「あー…」
みりあ「じーー」
P「………」
みりあ「じーーー!」
P「……一旦事務所でお茶でも飲まないか」
肇「あ、はい」
みりあ「いいのかな?」ユビサシヒソヒソ
加蓮「不器用デューサー…」ハァ…
P「誰が不器用デューサーだ」
みりあ「じーー」
P「………」
みりあ「じーーー!」
P「……一旦事務所でお茶でも飲まないか」
肇「あ、はい」
みりあ「いいのかな?」ユビサシヒソヒソ
加蓮「不器用デューサー…」ハァ…
P「誰が不器用デューサーだ」
445: 24/11/30(土) 09:51:36 ID:sbvQ
肇「この場にデューサーは一人しかいません」フフッ
加蓮「そうそう、やーい、デューサー」
みりあ「あ、じゃあプロのデューサーだからプロデューサーなの?デューサーって何?」
P「知らん」
~その後・事務所・夜~
芳乃「今宵はおせんべいがすすみますねー、ねー、プロのデューサーさんー」
P「あのやり取りは電波に乗ってないはずだが」ガチャリ
芳乃「わたくしには聴こえてしまうのですよー」ズズー
加蓮「そうそう、やーい、デューサー」
みりあ「あ、じゃあプロのデューサーだからプロデューサーなの?デューサーって何?」
P「知らん」
~その後・事務所・夜~
芳乃「今宵はおせんべいがすすみますねー、ねー、プロのデューサーさんー」
P「あのやり取りは電波に乗ってないはずだが」ガチャリ
芳乃「わたくしには聴こえてしまうのですよー」ズズー
446: 24/11/30(土) 09:51:47 ID:sbvQ
肇「ただいま戻りました…はぁ…」ズーン
芳乃「これはこれは、肇さんから何かが抜け出ていくのを感じますー。早急に手を打たねばわたくしでもどうにもならぬかとー」
P「それを今からするとこなんだ…とりあえず、お茶1杯ずつ貰えないかね」
芳乃「でしたらー、こちらのおせんべいなどもあると、より格別ですよー」ハムハム
P「幸せそうに食べるなあ…」
芳乃「人の心はままならぬものゆえー。ですが、おせんべいはいつでもおせんべいなのでしてー♪」
肇「真理……なのでしょうか?」
P「煎餅が哲学に発展するとは…」
芳乃「これはこれは、肇さんから何かが抜け出ていくのを感じますー。早急に手を打たねばわたくしでもどうにもならぬかとー」
P「それを今からするとこなんだ…とりあえず、お茶1杯ずつ貰えないかね」
芳乃「でしたらー、こちらのおせんべいなどもあると、より格別ですよー」ハムハム
P「幸せそうに食べるなあ…」
芳乃「人の心はままならぬものゆえー。ですが、おせんべいはいつでもおせんべいなのでしてー♪」
肇「真理……なのでしょうか?」
P「煎餅が哲学に発展するとは…」
447: 24/11/30(土) 09:52:01 ID:sbvQ
芳乃「さて、この芳乃にもお話を聞かせませー♪今ならカレー味のおせんべいもつけますのでー」ルンルン
P「何か、完全に毒気を削がれたな…」
芳乃「毒など、ない方が良いのですよー。お茶でも飲んで、まったりしましょー。いわゆる、流行りのでとっくすというものらしくー」
P「流行っていたのかデトックス」
肇「確かに、緑茶にはそういった効果もあると聞きますけど…」
芳乃「ふふー」ドヤヨシノン
P「知らん擬音を出すんじゃない」
P「何か、完全に毒気を削がれたな…」
芳乃「毒など、ない方が良いのですよー。お茶でも飲んで、まったりしましょー。いわゆる、流行りのでとっくすというものらしくー」
P「流行っていたのかデトックス」
肇「確かに、緑茶にはそういった効果もあると聞きますけど…」
芳乃「ふふー」ドヤヨシノン
P「知らん擬音を出すんじゃない」
448: 24/11/30(土) 13:15:56 ID:sbvQ
肇「へ、擬音…?」
P「あ、こっちの話、こっちの」
芳乃「ではではー、お話をしましょうー。語らねば伝わらぬ事も多くありますゆえにー」
~つづく~
P「あ、こっちの話、こっちの」
芳乃「ではではー、お話をしましょうー。語らねば伝わらぬ事も多くありますゆえにー」
~つづく~
449: 24/11/30(土) 13:17:24 ID:sbvQ
様々なものが折り重なって器のかたちをなすように。
簡単ではないから美しいのかもしれない。
では、また次回。お願いします。
簡単ではないから美しいのかもしれない。
では、また次回。お願いします。
引用: 赤城みりあのみりラジ!
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります