1: ◆q07nr6cDws 2014/05/18(日) 15:30:07.47 ID:EIlgDGJF0
※艦隊これくしょんのSSになります
このSSは熊野と北海道をぐるっと周るSSです、初めて書くので至らない点もあると思いますがよろしくどうぞ!
なぜ北海道かというと私が北海道出身だからです。皆さんに北海道の良さを知ってもらえればいいなー、と思います。
途中安価を入れるかもしれないです
では、駄文ですが良かったらお付き合いください。
2: 2014/05/18(日) 15:31:42.32 ID:EIlgDGJF0
-執務室-
提督「あ、ああ、あああ マイク入ってるか? 突然で申し訳ないが、ゴールデンウィーク中は鎮守府全体を休みにしようと思う」
提督「普段出撃や遠征で疲れてる子もいるだろうから、この5日間でゆっくり休んでくれ」
提督「それと、秘書艦は執務室に来てくれ んじゃ、それぞれのゴールデンウィーク楽しんで」ブチッ
コンコン!
提督「はい」
熊野「熊野ですわ」
提督「あ、ああ、あああ マイク入ってるか? 突然で申し訳ないが、ゴールデンウィーク中は鎮守府全体を休みにしようと思う」
提督「普段出撃や遠征で疲れてる子もいるだろうから、この5日間でゆっくり休んでくれ」
提督「それと、秘書艦は執務室に来てくれ んじゃ、それぞれのゴールデンウィーク楽しんで」ブチッ
コンコン!
提督「はい」
熊野「熊野ですわ」
4: 2014/05/18(日) 15:36:02.92 ID:EIlgDGJF0
提督「入っていいぞー」
熊野「失礼します」ガチャ
熊野「それで、一体何の用事ですの?」
提督「あー、えーと…そのだな、お前休暇中暇か?」
熊野「放送の後すぐ呼びだされたので未定ですわ」
提督「じゃあ、ゴールデンウィーク中一緒に北海道に来てくれ」
熊野「な…! 提督とお二人でということなんですの?!」
提督「あー、まぁ、そうなるな…」
熊野「失礼します」ガチャ
熊野「それで、一体何の用事ですの?」
提督「あー、えーと…そのだな、お前休暇中暇か?」
熊野「放送の後すぐ呼びだされたので未定ですわ」
提督「じゃあ、ゴールデンウィーク中一緒に北海道に来てくれ」
熊野「な…! 提督とお二人でということなんですの?!」
提督「あー、まぁ、そうなるな…」
5: 2014/05/18(日) 15:42:29.81 ID:EIlgDGJF0
熊野「私じゃなくてもっと提督の事お好きになってる方をお連れになれば…」
提督「今回は俺のけじめを付ける旅行になるから、熊野に来てもらわなきゃ困るんだよ」
熊野「どういうことですの?」
提督「ま、まぁ、そこは置いといて予定ないなら一緒に来てくれ、頼む」
提督(危なかった…北海道旅行の最後で熊野にプロポーズしようと思ってること危うく本人に言うところだった…)
熊野「そ、そこまで言うなら付いて行ってあげなくもないですわ!」
提督「お、本当か!良かった、断られたらどうしようかと思ったとこだ!」
熊野「北海道とやらに興味もありますし…エスコートはよろしくお願いしますわね」
提督「北海道マスターと呼ばれたくらいだ、任せておけ!」
提督「今回は俺のけじめを付ける旅行になるから、熊野に来てもらわなきゃ困るんだよ」
熊野「どういうことですの?」
提督「ま、まぁ、そこは置いといて予定ないなら一緒に来てくれ、頼む」
提督(危なかった…北海道旅行の最後で熊野にプロポーズしようと思ってること危うく本人に言うところだった…)
熊野「そ、そこまで言うなら付いて行ってあげなくもないですわ!」
提督「お、本当か!良かった、断られたらどうしようかと思ったとこだ!」
熊野「北海道とやらに興味もありますし…エスコートはよろしくお願いしますわね」
提督「北海道マスターと呼ばれたくらいだ、任せておけ!」
6: 2014/05/18(日) 15:42:58.95 ID:EIlgDGJF0
熊野「私じゃなくてもっと提督の事お好きになってる方をお連れになれば…」
提督「今回は俺のけじめを付ける旅行になるから、熊野に来てもらわなきゃ困るんだよ」
熊野「どういうことですの?」
提督「ま、まぁ、そこは置いといて予定ないなら一緒に来てくれ、頼む」
提督(危なかった…北海道旅行の最後で熊野にプロポーズしようと思ってること危うく本人に言うところだった…)
熊野「そ、そこまで言うなら付いて行ってあげなくもないですわ!」
提督「お、本当か!良かった、断られたらどうしようかと思ったとこだ!」
熊野「北海道とやらに興味もありますし…エスコートはよろしくお願いしますわね」
提督「北海道マスターと呼ばれたくらいだ、任せておけ!」
提督「今回は俺のけじめを付ける旅行になるから、熊野に来てもらわなきゃ困るんだよ」
熊野「どういうことですの?」
提督「ま、まぁ、そこは置いといて予定ないなら一緒に来てくれ、頼む」
提督(危なかった…北海道旅行の最後で熊野にプロポーズしようと思ってること危うく本人に言うところだった…)
熊野「そ、そこまで言うなら付いて行ってあげなくもないですわ!」
提督「お、本当か!良かった、断られたらどうしようかと思ったとこだ!」
熊野「北海道とやらに興味もありますし…エスコートはよろしくお願いしますわね」
提督「北海道マスターと呼ばれたくらいだ、任せておけ!」
7: 2014/05/18(日) 15:43:45.97 ID:EIlgDGJF0
あ、連投すいません!
8: 2014/05/18(日) 15:55:46.77 ID:EIlgDGJF0
提督「じゃあ明後日の朝には出るから、明日のうちに準備はしといてくれ」
熊野「何を持っていけばいいんですの?」
提督「着替えと、歯ブラシとか美容品とかかな。 俺はそれにカメラとかCDとか持って行くよ」
熊野「CDって、車はどうしますの?」
提督「レンタカーを用意してもらっている、因みに行きはフェリーだ」
熊野「私、大型客船というものに乗ったことがありませんわ、酔わないかしら…」
提督「船酔いは本当に人によるからなー、とりあえず酔い止め持っておくよ」
熊野「では、わからないことがあったらまた聞きにきますわ」
提督「ほい、俺も準備してるからもしかしたら自室に居るかもしれない」
熊野「分かりましたわ、では」ガチャ
10: 2014/05/18(日) 16:08:11.23 ID:EIlgDGJF0
提督(さっきうっすらと話したと思うが、この旅の目的は最後に熊野にプロポーズすることだ)
提督(高校卒業してすぐに俺は北海道一周をした)
提督(あの頃は免許取りたてで小さい車だったけど、楽しかったな…)
提督(その時俺は思った、もし嫁にしたいと思うやつに会うことができたら)
提督(この景色を見せてあげようと、そしてプロポーズしよう、と)
提督(その後、俺は提督になり…最初の重巡が熊野だったっけ)
提督(自然と惹かれてた、そして今年に入って決めた、熊野を北海道に連れて行こうと)
提督(って、一人で何してんだ 準備しよ)
11: 2014/05/18(日) 16:22:58.27 ID:EIlgDGJF0
-次の日 提督自室-
11:00
提督(そういえば舞鶴から小樽までって何時間掛かるんだっけ…)
提督(いつも飛行機で行ってたからここからフェリー乗ったことないな)
提督(チケットに書いてるかな)
提督(・・・?!0時5分出港でつくのが20時45分?!)
提督(今のうちに小樽の宿予約しとくか…)
11:00
提督(そういえば舞鶴から小樽までって何時間掛かるんだっけ…)
提督(いつも飛行機で行ってたからここからフェリー乗ったことないな)
提督(チケットに書いてるかな)
提督(・・・?!0時5分出港でつくのが20時45分?!)
提督(今のうちに小樽の宿予約しとくか…)
12: 2014/05/18(日) 16:24:52.03 ID:EIlgDGJF0
コメントあってびっくりしました、ありがとうございます、頑張ります。
今日はまだ更新できそうなのでこのまま書いていきます。
余談ですが高校卒業後北海道一周したのは実話だったりしますww
今日はまだ更新できそうなのでこのまま書いていきます。
余談ですが高校卒業後北海道一周したのは実話だったりしますww
14: 2014/05/18(日) 16:57:13.43 ID:EIlgDGJF0
コンコン!
提督「はい」
熊野「熊野ですわ」
提督「入っていいぞー」
熊野「提督のお部屋、初めて入りますわ」
提督「別に珍しいものはなんもないぞ、本と音楽関係のものばっかりだ」
熊野「いえ、思ってたよりもお洒落でびっくりしてますわ」
提督「気に入ってもらえたようで良かった。んで、どうした?」
熊野「持っていく服を決めていたんですけど、向こうの気温ってどれくらいなんですの?」
提督「はい」
熊野「熊野ですわ」
提督「入っていいぞー」
熊野「提督のお部屋、初めて入りますわ」
提督「別に珍しいものはなんもないぞ、本と音楽関係のものばっかりだ」
熊野「いえ、思ってたよりもお洒落でびっくりしてますわ」
提督「気に入ってもらえたようで良かった。んで、どうした?」
熊野「持っていく服を決めていたんですけど、向こうの気温ってどれくらいなんですの?」
18: 2014/05/18(日) 17:31:43.64 ID:EIlgDGJF0
提督「あー、冬は氷点下当たり前の世界だけど、5月はちょうど桜が咲いてるくらいだよ。 20度位を行ったり来たりしてる」
熊野「じゃあ長袖と上に羽織るものがあれば大丈夫ですの?」
提督「うん、シャツにカーデでもいいし、ジャケット羽織るくらいでも大丈夫だよ」
熊野「分かりましたわ!あと、お風呂とかはどうしますの?」
提督「温泉とか銭湯が結構あるから、目星つけて行こうと思ってるよ」
熊野「じゃあバスタオルとかも持っていったほうが…」
提督「あー荷物になるしいらないよ、貸し出しで十分」
熊野「洗顔クリームとかは持って行ってもよろしくて?」
提督「うん、俺も持ってくし全然良いよ」
熊野「分かりましたわ!では用意してきますわ!」
熊野「じゃあ長袖と上に羽織るものがあれば大丈夫ですの?」
提督「うん、シャツにカーデでもいいし、ジャケット羽織るくらいでも大丈夫だよ」
熊野「分かりましたわ!あと、お風呂とかはどうしますの?」
提督「温泉とか銭湯が結構あるから、目星つけて行こうと思ってるよ」
熊野「じゃあバスタオルとかも持っていったほうが…」
提督「あー荷物になるしいらないよ、貸し出しで十分」
熊野「洗顔クリームとかは持って行ってもよろしくて?」
提督「うん、俺も持ってくし全然良いよ」
熊野「分かりましたわ!では用意してきますわ!」
20: 2014/05/18(日) 17:35:13.85 ID:EIlgDGJF0
提督「あ、明日の0時5分出港だから、23時には出るぞー」
熊野「ちょ、早いのではなくて?! そんな時間に外に出たらお肌に悪いですわ!」
提督「船乗ったら寝ればいいだろ、それに着くのは21時近くになるから20時間ちょい船の上だ、覚悟しとけ」
熊野「プ、プレッシャーをかけないでくださいな…別に船酔いなんてしませんわ!」
提督「はいはい、ほら、準備してこい」
熊野「絶対酔わないですわ!」ガチャ
提督(あれは船酔いするパターンなのでは…)
熊野「ちょ、早いのではなくて?! そんな時間に外に出たらお肌に悪いですわ!」
提督「船乗ったら寝ればいいだろ、それに着くのは21時近くになるから20時間ちょい船の上だ、覚悟しとけ」
熊野「プ、プレッシャーをかけないでくださいな…別に船酔いなんてしませんわ!」
提督「はいはい、ほら、準備してこい」
熊野「絶対酔わないですわ!」ガチャ
提督(あれは船酔いするパターンなのでは…)
21: 2014/05/18(日) 17:53:19.65 ID:EIlgDGJF0
-執務室-
22:00
コンコン!
提督「はーい」
熊野「準備出来ましたわ!」ガチャ
提督「おお、俺も終わってるよ じゃあそろそろ出る準備するか」
提督「もう皆には鎮守府空けること言ってあるから後は軍服から着替えるだけだ」
熊野「私の格好に見合った服装でお願いしますわ!」
提督「はいはい、ちょっと待ってろ」
30: 2014/05/18(日) 21:25:09.91 ID:EIlgDGJF0
~ちょっと~
提督「靴探すのに手間取ってしまった、ごめんよ」
熊野「私を待たせるなんて…ありえませんわ!」
熊野「でも…提督にしては割りとお洒落な格好ですのね。びっくりしましたわ」
提督「皆の前に私服で出る機会なんて滅多にないしな。レパートリーは全然ないぞ」
提督「さぁ、多分もう出港手続きは出来るから行こうか」
熊野「分かりましたわ」
提督「靴探すのに手間取ってしまった、ごめんよ」
熊野「私を待たせるなんて…ありえませんわ!」
熊野「でも…提督にしては割りとお洒落な格好ですのね。びっくりしましたわ」
提督「皆の前に私服で出る機会なんて滅多にないしな。レパートリーは全然ないぞ」
提督「さぁ、多分もう出港手続きは出来るから行こうか」
熊野「分かりましたわ」
31: 2014/05/18(日) 21:43:17.83 ID:EIlgDGJF0
-舞鶴フェリーターミナル-
提督「タクシー便利だけどやっぱり高いな」
熊野「ふわぁ…私、もう眠くなってきましたわ…」
提督「船乗ったら寝ていいからもう少し我慢して」
熊野「分かりましたわ…」
提督「タクシー便利だけどやっぱり高いな」
熊野「ふわぁ…私、もう眠くなってきましたわ…」
提督「船乗ったら寝ていいからもう少し我慢して」
熊野「分かりましたわ…」
33: 2014/05/18(日) 22:04:24.26 ID:EIlgDGJF0
~手続きが終わり~
提督「ほら、熊野これ」
熊野「チケットですの?」
提督「ああ、e乗船券っていうんだ。乗るときにバーコードのとこかざすと乗れる」
熊野「コンビニとかのレジと似ていますのね」
提督「あー、まぁそんなとこかな。 さ、乗るか」
熊野「エスコートよろしくお願いしますわね!」
提督「…ほら」
提督「ほら、熊野これ」
熊野「チケットですの?」
提督「ああ、e乗船券っていうんだ。乗るときにバーコードのとこかざすと乗れる」
熊野「コンビニとかのレジと似ていますのね」
提督「あー、まぁそんなとこかな。 さ、乗るか」
熊野「エスコートよろしくお願いしますわね!」
提督「…ほら」
34: 2014/05/18(日) 22:17:37.05 ID:EIlgDGJF0
熊野「な、なんですの?!」
提督「手」
熊野「な、なんでですの?!」
提督「エスコートして欲しいって言ったのお前だろ、はやくしろ」
熊野「別に手を繋いでほしいなんて言ってませんわ!!」
提督「お姫様抱っことかの方がいいのか?」
熊野「も、もう知りませんわ!」ツカツカ
提督「あ、先に行きやがった!」
提督「…?部屋番号わかるのか熊野」
35: 2014/05/18(日) 22:19:13.62 ID:EIlgDGJF0
熊野「な、なんですの?!」
提督「手」
熊野「な、なんでですの?!」
提督「エスコートして欲しいって言ったのお前だろ、はやくしろ」
熊野「別に手を繋いでほしいなんて言ってませんわ!!」
提督「お姫様抱っことかの方がいいのか?」
熊野「も、もう知りませんわ!」ツカツカ
提督「あ、先に行きやがった!」
提督「…?部屋番号わかるのか熊野」
36: 2014/05/18(日) 22:20:00.84 ID:EIlgDGJF0
うわまた連投…すみません
37: 2014/05/18(日) 22:45:41.33 ID:EIlgDGJF0
-船内-
熊野「…提督!」タッタッタッ
提督「あ、先に行った熊野じゃん」
熊野「お部屋の番号が分かりませんわ!どこですのよ!」
提督「スイートルーム、部屋番号は俺が持ってる」
熊野「なんで提督が私の部屋番号持ってるんですの?」
提督「なんでも何も同じ部屋だから俺が持ってる」
熊野「…提督!」タッタッタッ
提督「あ、先に行った熊野じゃん」
熊野「お部屋の番号が分かりませんわ!どこですのよ!」
提督「スイートルーム、部屋番号は俺が持ってる」
熊野「なんで提督が私の部屋番号持ってるんですの?」
提督「なんでも何も同じ部屋だから俺が持ってる」
38: 2014/05/18(日) 22:52:00.19 ID:EIlgDGJF0
熊野「?!?!なんで提督と同じ部屋なんですの!一人がいいですわ!」
提督「折角熊野とだし一番高級な部屋取ったんだが、駄目だったか?」
熊野「そ、そういうことなら…仕方ありませんわね!」
提督「しかもご飯ついてるし備品も充実してる。お風呂もあるぞ」
熊野「説明はいいから早く案内してくださいな」
提督「ほいほい」
提督「折角熊野とだし一番高級な部屋取ったんだが、駄目だったか?」
熊野「そ、そういうことなら…仕方ありませんわね!」
提督「しかもご飯ついてるし備品も充実してる。お風呂もあるぞ」
熊野「説明はいいから早く案内してくださいな」
提督「ほいほい」
41: 2014/05/18(日) 23:10:53.06 ID:EIlgDGJF0
-スイートルーム-
提督「ここだ」ガチャ
熊野「すごく広いんですのね!レディーにぴったりですわ!」
提督「ベッド、ソファー、どれも船の中とは思えないほど豪華だからな、それに窓も大きいから甲板に出なくても海景色を楽しめる」
熊野「景色は暗くて何も見えませんわ…」
提督「そりゃ夜中だからな、起きてからの楽しみに取っとけ」
熊野「じゃあ私は早速寝させていただきますわ」
提督「俺もすぐ寝るよ、おやすみ」
熊野「おやすみなさいませ」
提督「ここだ」ガチャ
熊野「すごく広いんですのね!レディーにぴったりですわ!」
提督「ベッド、ソファー、どれも船の中とは思えないほど豪華だからな、それに窓も大きいから甲板に出なくても海景色を楽しめる」
熊野「景色は暗くて何も見えませんわ…」
提督「そりゃ夜中だからな、起きてからの楽しみに取っとけ」
熊野「じゃあ私は早速寝させていただきますわ」
提督「俺もすぐ寝るよ、おやすみ」
熊野「おやすみなさいませ」
42: 2014/05/18(日) 23:33:13.55 ID:EIlgDGJF0
提督(あー、調子乗ってスイートルームなんて取らなきゃ良かった…緊張で寝れない…)
提督(というか、初めて船に乗ったら慣れないからなかなか寝づらいと思ってたんだが、平気そうだな)
提督(こりゃ本当に船酔しないのかもなー)
提督(というか、初めて船に乗ったら慣れないからなかなか寝づらいと思ってたんだが、平気そうだな)
提督(こりゃ本当に船酔しないのかもなー)
43: 2014/05/18(日) 23:47:26.81 ID:EIlgDGJF0
~朝になりました~
05:00
提督(げ…まだ5時かよ、目醒めちゃったんだが)
提督(もう日が昇ってるのか、早くなったな…そうだ、折角一眼持ってきたんだし撮るか)
カシャ
提督(朝日のついでに熊野の寝顔も撮っておこ…)
カシャ
提督(これ熊野に知られたらタダじゃすまないだろうな…永久保存確定だな)
05:00
提督(げ…まだ5時かよ、目醒めちゃったんだが)
提督(もう日が昇ってるのか、早くなったな…そうだ、折角一眼持ってきたんだし撮るか)
カシャ
提督(朝日のついでに熊野の寝顔も撮っておこ…)
カシャ
提督(これ熊野に知られたらタダじゃすまないだろうな…永久保存確定だな)
44: 2014/05/19(月) 00:04:04.61 ID:9In2aFg10
07:00
熊野「んっ…」ガサッ
熊野「ふわぁ…はぁ…」ノソッ
提督「お、起きたか。 おはよう熊野」
熊野「おはようございます…ねむいですわ…」
提督「ほら、顔洗って来い」
熊野「ふぁい…」
提督(部屋の中も写真に収めておこう)
カシャ
カシャ
熊野「あら提督?何を撮ってるんですの?」
45: 2014/05/19(月) 00:19:59.70 ID:9In2aFg10
提督「ああ、折角来たんだし部屋の中とか撮っておこうかと思ってね。朝日も撮ったぞ」
熊野「見せてくださいな!」
提督「ああ、いいぞ。ほら」
熊野「このボタンで別の写真に変わりますのね…」
提督(…あ、まずい このままだと熊野の寝顔が!)
提督「ほら、そろそろ朝ごはんの時間だからカメラしまって行くぞ!」
熊野「ああ、まだ全部見てませんのに…!」
提督「お腹すいただろ!な!」
熊野「何をそんなに急いでいらっしゃるんですの…」
提督(あっぶねー…)
52: 2014/05/19(月) 19:37:32.35 ID:9In2aFg10
-ダイニング-
提督「確かスイートルームの人は言ったら料理が運ばれてくるはず」
熊野「朝はそんなにいっぱい入りませんわよ…」
提督「多分そこまで沢山は出ないんじゃないかな、前違うフェリー乗った時は結構少なめだったぞ」
熊野「もし食べきれなかったら提督に差し上げますわ」
提督「食べきる努力を少しはしろよ?」
提督「確かスイートルームの人は言ったら料理が運ばれてくるはず」
熊野「朝はそんなにいっぱい入りませんわよ…」
提督「多分そこまで沢山は出ないんじゃないかな、前違うフェリー乗った時は結構少なめだったぞ」
熊野「もし食べきれなかったら提督に差し上げますわ」
提督「食べきる努力を少しはしろよ?」
53: 2014/05/19(月) 20:02:10.27 ID:9In2aFg10
~朝食が運ばれて~
提督「ほら、そんな沢山あるわけじゃないだろ?」
熊野「レディーにぴったりな量ですわね」
提督「ソーセージやハム、それに卵料理。サラダにスープとパン。そしてデザートにフルーツか」
提督「ホテルの朝食と似ているな」
熊野「では、いただきますわ」
提督「ああ、いただきます」
提督「ほら、そんな沢山あるわけじゃないだろ?」
熊野「レディーにぴったりな量ですわね」
提督「ソーセージやハム、それに卵料理。サラダにスープとパン。そしてデザートにフルーツか」
提督「ホテルの朝食と似ているな」
熊野「では、いただきますわ」
提督「ああ、いただきます」
54: 2014/05/19(月) 20:18:48.00 ID:9In2aFg10
熊野「このパンふかふかで美味しいですわ!」
提督「サラダのドレッシング何使ってんだろ…」
熊野「ソーセージとてもパリっとしてますわ!」
提督「シャウエ○セン使ってたりするのかな…」
熊野「コーンスープなんて初めて飲みましたわ!いけますのね!」
提督「コーンスープ飲んだことなかったのか、うちの鎮守府の食堂にはないんだっけか」
熊野「艦娘になってから食べ物を食べるという楽しさを知れましたわ」
提督「ああ、確かに出来ることが格段に増えたんだよな…もっと色んなもの食べさせてやるからな」
熊野「ゲテモノは嫌よ?」
提督「大丈夫だ、北海道のものは全部もれなく美味しい、俺が保証しよう」
提督(ただしジンギスカンキャラメル、お前は帰れ)
56: 2014/05/19(月) 20:49:05.66 ID:9In2aFg10
朝食を食べ終わり…
-スイートルーム-
09:00
提督「朝ごはんも食べ終わったし昼ごはんの時間まではのんびりしてるしかないな」
熊野「そういえば、北海道についてからどこに行くのか聞いてませんわ」
提督「そうだったな…まず小樽についたらそこで1泊して翌日に小樽観光をする。」
提督「んでその後電車で函館に直行する。で、函館で2泊かな。その後はレンタカーを借りて俺が前に北海道一周した時のルートを辿っていく」
提督「今年のゴールデンウィークはあと9日もあるからな、余裕だろう」
-スイートルーム-
09:00
提督「朝ごはんも食べ終わったし昼ごはんの時間まではのんびりしてるしかないな」
熊野「そういえば、北海道についてからどこに行くのか聞いてませんわ」
提督「そうだったな…まず小樽についたらそこで1泊して翌日に小樽観光をする。」
提督「んでその後電車で函館に直行する。で、函館で2泊かな。その後はレンタカーを借りて俺が前に北海道一周した時のルートを辿っていく」
提督「今年のゴールデンウィークはあと9日もあるからな、余裕だろう」
58: 2014/05/19(月) 21:21:38.30 ID:9In2aFg10
熊野「地名を言われても分かりませんわ…変なとこに連れて行ったりしたら承知しませんから」
提督「車中泊はあるかも知れないけど我慢してね」
熊野「…?!そんなの聞いてませんわよ!提督に何されるか分かりませんわ!」
提督「なにもしないわ!変なこと言うな!」
提督(っべー…寝顔撮ったなんて言えねー…っべー…)
熊野「それで、この時間はなにしてればいいんですの」
提督「俺は持ってきた小説読むけど…何も持ってきてないのか?」
熊野「持ってきていませんわ!」
59: 2014/05/19(月) 22:04:13.39 ID:9In2aFg10
提督「なんだって…じゃあ俺の持ってきたやつなにか読むか?」
熊野「面白いやつがいいですわ!」
提督「んー…サマータイムとかどう?短いから多分今日中に読み終われるぞ」
熊野「じゃあ、それ読んでみますわ」
提督「ほい、因みに俺が読んでるのは夏への扉ってやつね」
熊野「だいぶ分厚いんですのね…」
提督「そう?これくらいなら読み慣れちゃったよ」
熊野「では読み始めますわ」
熊野「面白いやつがいいですわ!」
提督「んー…サマータイムとかどう?短いから多分今日中に読み終われるぞ」
熊野「じゃあ、それ読んでみますわ」
提督「ほい、因みに俺が読んでるのは夏への扉ってやつね」
熊野「だいぶ分厚いんですのね…」
提督「そう?これくらいなら読み慣れちゃったよ」
熊野「では読み始めますわ」
61: 2014/05/19(月) 22:33:06.02 ID:9In2aFg10
11:30
提督「んあー…2時間弱も読んでると首が痛くなってくるな…」
熊野「私もう半分読み終わってしまったのだけれど…」
提督「それ短いからな、でも雰囲気が好きなんだ」
熊野「確かにノスタルジックな感じがしますわね」
提督「そろそろ昼ごはん食べに行くか?」
熊野「よろしくてよ!」
提督「んじゃダイニング行くかー」
62: 2014/05/19(月) 22:54:04.67 ID:9In2aFg10
-ダイニング-
提督「昼ごはんはどんな感じなんだろう」
熊野「朝よりは入りますわ!」
提督「本読んでると不思議とお腹すくんだよなー。なんでだろう」
熊野「集中してるからエネルギー使っているのでは?」
提督「そんな感じなのかねー」
67: 2014/05/20(火) 21:49:39.81 ID:BipPXUtT0
~昼食が運ばれて~
提督「お、おぉ…」
熊野「予想以上の量ですわね…」
提督「どっかのレストランのフルコースかってくらい上品だな」
熊野「私に似合っているのではなくて?」
提督「兵装だったら似合ってたかもな、でも今普通の女の子だし…」
熊野「な…!失礼ですわ!」
提督「ごめんごめん、後で飴あげるから さ、食べようか」
熊野「そんな子どもじゃありませんわ!」
提督「はいはい、いただきます」
熊野「い、いただきますわ」
68: 2014/05/20(火) 22:24:50.55 ID:BipPXUtT0
提督「にしても豪華だな…それに北海道産の物を沢山使っている」
熊野「そうなんですの?」
提督「メニューに書いてある産地があるだろ?二木、余市、赤井川、利尻、全部北海道の地名だよ」
熊野「って事は殆ど北海道で採れたものなんですのね…このお魚とっても美味しいですわ!」
提督「白身魚のヴァーブルか…本当にヨーロッパの方の夕食みたいだな…」
熊野「こんな豪華な食事初めてですわ!」
提督「お嬢様キャラなのに食べたことなかったのか」
熊野「キャラってなんですのよ!キャラじゃありませんわ!もう!」
提督「わがままお嬢様(仮)って感じだよな」
熊野「わがままでもないし仮でもないですわ!」
提督「でも昼食もパンか、そろそろご飯が食べたくなってくるな」
69: 2014/05/20(火) 22:37:42.23 ID:BipPXUtT0
熊野「私はパンでもよろしいけれど…提督ご飯が好きなんですの?」
提督「やっぱり日本人なんだろうな、1日一回食べたくなる」
熊野「パンとか麺類は?」
提督「基本的になんでも食べれるから出されたものは喜んで食べるぞ」
熊野「将来の奥さんが喜びそうですわね!」
提督「そう思うか? じゃあ熊野に嫁に来てもらおうかな」
熊野「な、なんで私が! もっと他の人がいますわよ!」
提督「と言うか熊野って料理できるのか?」
熊野「人並みには出来ますわ!鈴谷にカレーは教わったし鳳翔さんにおにぎりも教わりましたわ!」
提督「が、頑張ってんだな…」
提督(俺からも何か教えてやろうか…いや、料理本でもプレゼントするか…)
提督「さ、二人とも食べ終わったし部屋戻るか」
熊野「分かりましたわ」
70: 2014/05/20(火) 22:53:03.94 ID:BipPXUtT0
-スイートルーム-
提督「で、この後どうする?小説読んでるのもいいけど少し甲板にでも出てみないか?」
熊野「よろしくてよ、私一度行ってみたかったんですの!」
提督「じゃあ決まりだな、行くか」
提督(あ、カメラ持って行こ)ガサゴソ
熊野「提督まだですの!」
提督「ごめんごめん、ちょっとカメラ探してて」
熊野「ノロマなのねえ…」
提督「そんなこと言ってたらエスコートしないぞー」テクテク
熊野「あ、待ってくださいな!」タッタッタッ
71: 2014/05/20(火) 22:54:35.96 ID:BipPXUtT0
熊野のキャラを崩さないようにできてるのか不安でしょうがない…
明後日くらいには北海道着く予定です、上陸まで書いてたら長くなっちゃった
明後日くらいには北海道着く予定です、上陸まで書いてたら長くなっちゃった
72: 2014/05/20(火) 23:17:51.35 ID:BipPXUtT0
-甲板-
提督「今日天気良くて良かったなー」
熊野「風が気持ちいいですわ」
提督「前にフェリー乗った時は曇り空でいまいちだったんだよ」
熊野「そうなんですの?今日は晴れて良かったですわね」
提督「熊野ちょっと手すりのとこ立ってよ」
熊野「な、なんでですの…いいですけれど…」タッタッタッ
カシャ
提督(よっしゃ撮れた!!)
熊野「提督?なにしてるんですの!」
提督「あーもうちょっとそこに居てくれ!」
73: 2014/05/20(火) 23:27:03.87 ID:BipPXUtT0
カシャ カシャ
提督(完璧だ…バレないように取っとこ…)
通行人「あのー…」
提督「ひゃい?!は、はい?」
通行人「良かったらシャッター切りますか?二人で写りたいでしょうし」
提督「え、いいですか?じゃあお言葉に甘えて…」
74: 2014/05/20(火) 23:30:14.75 ID:BipPXUtT0
提督「おーい熊野ー写真撮るぞー今そっち行くからー」タッタッタッ
熊野「写真?」
提督「あの人が撮ってくれるって言うから二人で撮ろう」
熊野「二人って提督と私でですの?」
提督「そうだけど?」
熊野「す、少し恥ずかしいですわ…」
提督「まぁまぁ旅の思い出だよ、1枚くらい撮ろう」
提督(寝顔とか写しまくってるしさっきも隠し撮りしてたけどな)
熊野「そうですわね…まぁ、いいですわ」
提督「じゃあ撮ってもらおう。 すいませーんお願いします!」
通行人「ほいさー 撮りますよ-! 69329-69327はー?」
提督・熊野「2!」
カシャ
75: 2014/05/20(火) 23:33:02.95 ID:BipPXUtT0
熊野「綺麗に写ってるか心配ですわ」
提督「熊野はそのままでも綺麗だから大丈夫だろ」
熊野「え…提督?」
提督「シャッター切ってくれてありがとうございました!」
熊野(話逸らされましたわ…)
通行人「いえいえ、お二人とも綺麗に写ったと思いますよ!」
提督「本当にありがとうございました!あとでゆっくり見ますね!」
通行人「いえいえ、では!」タッタッタッ
提督「ありがとうございました!」
76: 2014/05/20(火) 23:41:27.68 ID:BipPXUtT0
熊野「提督、知らない人の前だと真面目なんですのね」
提督「バカ言え俺がいつ真面目じゃなくなったんだ」
熊野「鎮守府ではいつもふざけてますわ!」
提督「な?!あれは駆逐艦の子と遊んであげてるだけでお前らと絡んでる時は普通の対応してるだろ!」
熊野「鈴谷も駆逐艦の子と同じ感じでしたわ!」
提督「鈴谷のテンションに合わせてるだけだ、熊野も鈴谷みたいなテンションできて良いんだぞ?」
熊野「わ、私は別にいいですわ…」
提督「暑くて喉乾いてきたな…自販機行ってくるけどなんか飲むか?」
熊野「紅茶があれば買ってきてもらいたいですわ」
提督「了解、じゃあちょっと行ってくる」タッタッタッ
81: 2014/05/21(水) 22:27:09.48 ID:WmIE8yTV0
熊野(よくよく考えたら提督と二人で何処かへ出かけるというのは初めてですわね…)
熊野(着任当初からずっと秘書艦はしていましたけれど、まず提督がどこかに出かけてるの自体滅多に見ませんでしたわ)
熊野(部屋に篭ってギター弾いてたり、本読んでることがほとんどですものね…)
熊野(こんなこと考えてたら今更緊張してきましたわ…)
82: 2014/05/21(水) 22:35:05.06 ID:WmIE8yTV0
提督「紅茶○伝のミルクしか無かったけど良い?」ヒョイッ
熊野「ひゃあ?!び、びっくりしましたわ!」
提督「気付いてなかったのか…で、俺が飲む予定で買ってきた綾○もあるけどどっち飲む?」
熊野「紅茶花伝を頂きますわ」
提督「ほら、飲み終わったら部屋戻るか」
熊野「もう17時ですのね…分かりましたわ」
提督「とりあえず部屋戻ったら少しずつ荷物まとめ始めよう、んで夜ご飯だ」
熊野「何時くらいに食べますの?」
提督「19時位に食べて、20時頃戻って出る準備が終わるって感じがスムーズでいいかな」
熊野「あと2時間位ありますのね…」
提督「折角だし甲板から夕陽でも見てから戻るか?」
83: 2014/05/21(水) 22:44:41.82 ID:WmIE8yTV0
熊野「夕陽…見てもよろしくてよ」
提督「多分6時前くらいには見れるんじゃないかなー…」
~17:45頃~
提督「少しずつ夕陽になってきたな…」
熊野「鎮守府以外で夕陽を見るのは初めてな気がしますわ」
提督「いっつも秘書として手伝ってもらってるからなー、見たかったのか?」
熊野「き、気になっていただけですわ!でも…赤くて綺麗ですわね…」
提督(おっと…これはお前のほうが綺麗だよって言えるパターンか…?)
提督「夕陽も綺麗だけど熊野のほうが綺麗だぞ」
熊野「?!?な、何を言うんですの!」
提督「本音を言っただけだ さ、部屋に戻るか」テクテク
熊野「ま、待ってくださいな!」タッタッタッ
提督(あー恥ずかしかった…慣れないことは言うもんじゃないな…)
85: 2014/05/21(水) 22:54:07.38 ID:WmIE8yTV0
-スイートルーム-
提督「片付けるって言ってもいうほど荷物もないしすぐ終わりそうだな…」
熊野「私は美容品を入れれば殆ど片付きますわ!」
提督「俺もカメラと本くらいしかないな…」
熊野「結構時間にゆとりありますわね」
提督「のんびり出来ていいじゃないか!」
88: 2014/05/21(水) 22:59:47.97 ID:WmIE8yTV0
提督「そういえば熊野、鎮守府はどうだ?お前は来てからだいぶ経つから古参の類に入ると思うが…」
熊野「私が来た時はまだ20人も居ませんでしたわね…それが今は90人近く、大きくなったものですわ」
提督「いつの間にか大人数になってたな、まだ居ないのも結構いるらしいが…」
熊野「それより私が来た時からずっと秘書艦していますけど、いいんですの?」
提督「ん、なんで?」
熊野「秘書艦になりたい方はいっぱい居ますし、私がずっと秘書艦で飽きませんの…?」
提督「まぁ勉強のために秘書艦にしてください!とか、秘書艦になれないと氏んじゃうんです!なんて子が来たら考えてやらんでもないけど…」
提督「来ない間はずっと熊野がいいかなって思ってるよ」
熊野「そ、そこまでですの…コレと言ったことしてませんのに」
提督「熊野と居る時が一番楽だからかなーなんとなくだけど、過ごしやすいっていうか…」
熊野「す、少し恥ずかしいですわ…」
提督「言っとくけど本音だからな、んじゃ夜ご飯食べに行きますか」
89: 2014/05/21(水) 23:07:22.77 ID:WmIE8yTV0
-ダイニング-
提督「何やら夕食は和食らしい、楽しみだなー」
熊野「提督、和食好きですの?」
提督「そりゃ日本人だしな、食べてて落ち着く味だと思う」
熊野「彩りも鮮やかで綺麗ですものね…」
提督「朝ごはんにご飯、焼き魚、味噌汁が出てきたらそれだけで安心するくらい和食は好きだな」
熊野「よっぽどですのね…私、和菓子が好きですわ」
提督「和菓子か…そうだな、北海道に有名な店が2つくらいあるから連れて行ってやる」
熊野「…!楽しみですわ!」
90: 2014/05/21(水) 23:12:47.23 ID:WmIE8yTV0
~夕食が運ばれて~
提督「…え、これ多くないか」
熊野「私、全部食べきれる気がしませんわ…」
提督「何処の旅館の夕食だよ…天ぷら、刺し身、焼き魚、大根のサラダ、蕎麦、いくら丼、アイスクリーム」
熊野「いくら丼だけでお腹いっぱいになりそうですわ…」
提督「でも一つ一つの量がすごい多いわけでもないから案外行けそうだな」
提督「さて、食べるか。 いただきます」
熊野「いただきます」
91: 2014/05/21(水) 23:23:35.96 ID:WmIE8yTV0
提督「この焼き魚なまら美味しいぞ…なんの魚だろう…へぇーきんきか…」
熊野「提督、魚には詳しくありませんの?」
提督「海に鰈釣りに行ったのと、川に渓流釣りに行ったことくらいしかないからそんなに詳しくないな…」
熊野「意外とアウトドアなんですのね」
提督「自然が好きだったんだよ、だからいつの間にか自然の中で遊んでた。最近はカメラとギターしか趣味ないけどな…」
熊野「提督が虫捕りしてる姿なんて想像もできませんわ…いつも自室に篭っていらっしゃるのに」
提督「今も行きたいんだが、鎮守府連休取りづらいからなぁ…」
92: 2014/05/21(水) 23:29:16.54 ID:WmIE8yTV0
熊野「忙しいんですのね…にしてもこのお刺身、とても美味しいですわ!」
提督「熊野、刺し身はわさびを付けて食べるものなんだぞ、ほれ」ノソッ
熊野「て、提督?!何をなさっているの!?!こんなに沢山山葵乗っているのなんて食べれませんわ!」
提督「残念だが熊野…これは日本のレディーは皆できることなんだ…熊野もレディーなら、余裕だろ?」
熊野「う…うう…た、食べますわ!!」パクッ
94: 2014/05/22(木) 00:00:07.10 ID:im5E8bI00
熊野「!??!?!??!??!」
熊野「うう…」ジワァ
提督「く、熊野…?」
熊野「か、辛いですわ…こんなの食べ物じゃないですわ…」ウルウル
提督(ちょっと悪ふざけすぎたかな…)
提督「ごめんごめん、ちょっとからかってみたかったんだ…ほらこれ」っハンカチ
熊野「あ、ありがとうございます…って!提督!あなたが食べれとおっしゃったんですわ!」
提督「う…」
熊野「鎮守府に戻ったらこれの倍で食べていただきますわ…!」
提督(どこのダ○ョウ倶楽部だよ…)
提督「わ、分かった…」
95: 2014/05/22(木) 00:06:34.01 ID:im5E8bI00
熊野「後はアイスクリームだけですわね」
提督「食べるの遅かったから若干溶けてるな」
熊野「どこかの誰かが悪ふざけするからですわ」ツーン
提督「だから悪かったって…熊野はアイス好きか?」
熊野「まぁ嫌いではありませんけど…」
提督「なら北海道についたらご当地毎のアイスでも食べるか」
熊野「ご当地…なんですの?」
96: 2014/05/22(木) 00:18:31.23 ID:im5E8bI00
提督「北海道はまぁ、知ってるだろうけど本州の比じゃないくらい広いんだ。」
提督「んで、土地それぞれの特産物を活かしたアイスとかハンバーガーとかがあるんだよ。」
熊野「ハンバーガー…私、この間鈴谷に初めて食べさせてもらいましたわ。」
提督「たしかサンドイッチ出してる店もあった気がするな…」
熊野「サンドイッチ…!食べたいですわ!」
提督(コンビニの渡しても喜ぶからな…)
提督「さ、二人とも食べ終わったし戻って降りる準備するか」
熊野「分かりましたわ」
提督・熊野「ご馳走様でした」
97: 2014/05/22(木) 00:22:04.42 ID:im5E8bI00
98: 2014/05/22(木) 00:51:46.39 ID:Me9mNvCp0
乙~
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