308: 2015/01/11(日) 00:09:00.62 ID:n/oeaslq0
310: 2015/01/11(日) 16:58:45.15 ID:n/oeaslq0
【正月特別編⑱ 舞風】
舞風「提督ぅー!暇?!」
提督「ん?まぁ暇だけど」
舞風「あたしも!」
提督「そうかー」
舞風「…折角遊びに来たのにノリ悪いなぁ」
提督「野分にでも構ってもらえ…俺は寒い」
舞風「提督は雪国出身って聞きました!」
提督「…それでも寒いもんは寒い」
舞風「野分は陽炎姉さんと買い物に行ってるからいないのー構ってよぉ」
提督「まぁまぁ、とりあえずコタツ入れよ」
舞風「構ってくれるんですか?流石提督ぅ!」
提督「ん…じゃあしりとりでもするか」
舞風「負けませんよ!」
提督「おう…じゃあしりとりの『り』からで」
舞風「リス!」
提督「スナフキン」
舞風「…提督の意地悪」ジワァ
提督「あああ、悪い、悪かった!ちょっとからかっただけなんだ」
舞風「いいもん…別に構ってくれなくたって…」
提督「ごめんごめん、ほら…間宮でも行こう」
舞風「…いいの?」
提督「ああ、良いぞ」
舞風「…行く」ギュッ
提督「おい、抱きついていいとは言ってないぞ…」
舞風「…からかった仕返しっ」
311: 2015/01/11(日) 17:36:02.90 ID:n/oeaslq0
舞風「美味しかったぁ!」
提督「甘かった…」
舞風「提督は甘いの苦手?」
提督「苦手ってほどでもないけど、あんなでかいパフェ食べると流石に甘い」
舞風「大きかったけど二人で食べたしあたしは大丈夫だなぁ」
提督「二人用なのか疑うレベルの大きさだった、あれ四人用じゃないのか…」
舞風「北上さんと大井さんはいつも二人で食べてるよ?」
提督「あの二人はまぁ…戦艦空母もいけそうだな」
舞風「あたしはいつも野分と食べてるよー?」
提督「女性は甘いモノ好きだもんなぁ」
舞風「うん!」
312: 2015/01/11(日) 17:54:30.72 ID:n/oeaslq0
提督「さて、コタツから出たことだし俺は一仕事しようかな」
舞風「もう構ってくれないのー?」
提督「んーじゃあもう少し何かするかー」
野分「舞風」
舞風「あ!野分!」
野分「なにをしていたの?あ、指令!こんにちは」
提督「おう」
舞風「野分がいない間、提督に構ってもらってたの」
野分「そうだったの…提督、ご迷惑おかけしました」
提督「別に迷惑じゃないからいいぞ」
舞風「一緒に間宮さん行ったんだよー」
野分「ええ…いいなぁ」
提督「野分も今度行くか?」
野分「えっ…良いんでしょうか」
提督「ああ、良いぞ」
舞風「あたしも!」
提督「おう」
野分「では…楽しみにしています!ほら、舞風行きましょう」
提督「じゃあな」
舞風「提督、構ってくれてありがとっ!」
【正月特別編⑱ 終わり】
313: 2015/01/11(日) 19:29:28.19 ID:n/oeaslq0
【正月特別編⑲ 青葉】
青葉「うう…寒いです寒いです!」
提督「そりゃまだ5時だからな」
青葉「あ、青葉もう帰りたいです!」
提督「じゃあ先に帰ってていいぞ?」
青葉「うう!司令官は意地悪です!歩いてなんて帰れません!」
提督「車できたからなぁ」
青葉「ああ…司令官…もし倒れてしまったらごめんなさい…」
提督「そんなに寒いのか…ほら、上着貸してやるから」
青葉「あっ…ありがとうございます!」
提督「足は大丈夫か?まぁ流石にズボンは貸せないけど」
青葉「はい!大丈夫です!」
提督「そうか…あと30分位だな」
314: 2015/01/11(日) 19:30:18.53 ID:n/oeaslq0
青葉「それにしても、司令官の趣味が写真だなんて初めて知りました!」
提督「学生の時から続いてる唯一の趣味なんだ」
青葉「あれ…ギターも弾いてませんでしたっけ」
提督「あれは社会人になってからだ」
青葉「なるほど!そうなんですね!」
提督「青葉は人の写真ばっか撮ってると思ってたけど、まさか初日の出撮るのについてくるとはな」
青葉「基本的には人も物も鎮守府内の写真しか撮っていません!でも司令官が行くって言うから着いてきちゃいました!」
提督「そうか…まぁ他の重巡は酔ってたしなぁ」
青葉「はい、衣笠は寝ちゃいました」
提督「こそっと抜けだそうとした時に着いてきたからびっくりしたぞ」
青葉「青葉はお酒飲んでないんですぐ気付きました!」
提督「それで着いてきたと」
青葉「はい!初日の出初めて見るので楽しみです!」
315: 2015/01/11(日) 19:31:54.49 ID:n/oeaslq0
提督「今日は晴れてるし、綺麗に見えるんじゃないか」
青葉「そうですね、もう周りもだいぶ明るいですしそろそろでしょうか」
提督「だなぁ…やっぱり日の出はテンション上がるな」
青葉「この日が昇る前の明るさも素敵ですね!」
提督「ああ、写真撮っておかなくちゃな」
カシャ
カシャ
青葉「昔はこんな綺麗に…それにデジタルでなんて映らなかったし驚きですよー」
提督「…そういえば青葉には記者の人が乗っていたんだっけか」
青葉「はい!青葉が取材好きなのもその影響かもしれないです!」
提督「なるほどなー…お、昇ってきたな」
青葉「わぁ!綺麗です!」
提督「出てきてから上に行くまで、やたら早いんだよな…」
青葉「早いですねーもう殆ど出てきちゃいました」
提督「そうだな、うーん…中々綺麗に撮れたんじゃないかな」
青葉「帰って印刷するのが楽しみですっ!」
提督「さて、じゃあ帰るか」
青葉「はい!あ、司令官…今年も一年間青葉をよろしくねっ」
提督「ああ、こちらこそよろしくな」
青葉「…はいっ!」
【正月特別編⑲ 終わり】
316: 2015/01/11(日) 19:52:03.93 ID:n/oeaslq0
【正月特別編⑳ 衣笠】
衣笠「提督ー羽根突きやりましょ」
提督「…どうしたその顔」
衣笠「どうしたって、羽根突きでこうなったのよ」
提督「顔の5割以上墨で覆われてる気がするんだが」
衣笠「…べ、別に負けちゃってもいいでしょ?!ほら、やりましょ!」
提督「わざわざ墨と筆持って歩いてるのか…」
衣笠「そうよっ」
提督「…じゃあやろうか」
衣笠「そうこなくちゃ!」
提督「そういえば、この前には誰とやったんだ?」
衣笠「青葉、古鷹、天龍、長門さんね」
提督「長門は何してるんだ…」
衣笠「私も混ぜろって入ってきたわよ、因みに私は古鷹にしか勝てなかったわ」
提督「だからそんなに顔面墨まみれに…」
衣笠「う、うるさいわね!提督もこうしてやるんだからっ」
317: 2015/01/11(日) 19:57:12.27 ID:n/oeaslq0
提督「…まだやるのか?」
衣笠「も、もう一回よ!」
提督「良いけど…もう4回連続で勝ってるぞ?」
衣笠「つ、次は勝つわよ!」
提督「おう…」
________
______
____
提督「……まだやるのか?」
衣笠「…もうやらない」
提督「…その、なんだ…すまんな」
衣笠「同情なんていらないわよ…6回も負けるだなんて…」
提督「ほ、ほら、墨は書かないでおいてやるから…それに他の子とやったら勝てるかもしれないだろ?」
衣笠「…それもそうね、駆逐艦の子とやってこようかしら…」
提督「大人げないです」
衣笠「分かってるわよ!冗談よ」
提督「そうか…あ、熊野とか勝てるんじゃないか?」
318: 2015/01/11(日) 20:04:53.77 ID:n/oeaslq0
衣笠「…いけるかな?」
提督「おう、いけるいける」
衣笠「な、なんでそんなに自信あり気なの?」
提督「あいつ結構運動音痴だと思うから…いけるぞ」
衣笠「そうなの!じゃあ早速行ってみる!」
提督「ああ…俺もあとで見に行くよ」
衣笠「熊野に墨付けるの楽しみだわ!」
提督「頑張れ」
衣笠「よし、勝つぞー!じゃあ行ってくるわねっ」ガチャ
提督「…ああ」
バタン
提督(…ごめんな熊野…後で墨落とすの手伝ってやるか…)
【正月特別編⑳ 終わり】
350: 2015/02/14(土) 23:26:35.04 ID:MyJ+WpGI0
【バレンタインデー】
ガチャ
熊野「提督、今日が何の日かご存知かしら?」
提督「開口一番になんだ…バレンタインデーだろ?」
熊野「あ、あら…知っていたんですの」
提督「そりゃ去年も貰ったしな」
熊野「えっ、わ、私そんなの知りませんわよ?!」
提督「熊野は去年くれなかったもんな」
熊野「し、知らなかったんですわ」
提督「そうか…というか今日ももう何個か貰ったんだが」
熊野「だ、誰にですの?!」
提督「鳳翔と龍鳳と金剛が朝一で来てくれたが…」
熊野「な…遅れましたわ…」
提督「熊野もくれるのか?」
熊野「え、ええ…手作りなんですから、ありがたく頂いて欲しいですわ」サッ
提督「ありがとな…後で食べるよ」
熊野「一応提督の好みに合うようにビターにしてみたのだけれど…」
提督「ん、それは嬉しいな。っても何貰っても食べるけどな」
熊野「そ、そう?良かったですわ」
提督「熊野一人で作ったのか?」
熊野「いえ、間宮さんにレシピを頂いて鈴谷と一緒に作りましたわ…鈴谷も後で渡しに来るかと」
提督「お、楽しみにしておく」
351: 2015/02/14(土) 23:33:54.09 ID:MyJ+WpGI0
熊野「で、では私はこれで失礼しますわ…」イソイソ
提督「あ」
熊野「な、なんですの?」
提督「ちょっといいか熊野」
熊野「はい?」
提督「…これ、何チョコだ?」
熊野「…っ///も、もう!分かっていらっしゃるくせに」
提督「…わからないな」
熊野「その…い、一応…一応…義理では…ありません…わ」
提督「ほう、友チョコか…俺と熊野は友達だったわけだ」
熊野「あ、あなたという人は…!本命、本命ですわ!///」
提督「ん、それが聞けただけで満足だ」
熊野「…?!それだけですの…?」
提督「えっ、逆に何を言えばいいんだ?」
熊野「えっ…も、もっと他にあるじゃないですの!」
提督「お返しはホワイトデーだろ?」
熊野「…そ、そうですわね」
提督「ホワイトデーにちゃんとそれなりの返事するよ、楽しみにしとけ」
熊野「…では、楽しみにしておきますわ」
提督「ん」
熊野「で、では本当に失礼しますわっ」ガチャ
熊野(ああ…恥ずかしすぎて挙動不審になってしまいますわ…//)
【終わり】
357: 2015/03/07(土) 22:38:45.70 ID:NteaYbFC0
提督「よし、サンマ以外は自分で食べれるだろ」
ビスマルク「そ、そうね、後はフォークとスプーンで頑張るわ!」
提督「…早く箸使えるようになろうな」
ビスマルク「す、少しは使えるようになったのよ?!」
提督「…子ども用の練習用箸っていうのが売ってるんだが…今度買ってくるか?」
ビスマルク「い、いらないわよ!」
提督「そうか…ってレーベとかは箸使えるのか?」
ビスマルク「どうかしら、でも練習はしてたわよ」
提督「ふーむ…まぁ箸難しいからな、ゆっくり慣れるしかないさ」
ビスマルク「ええ、頑張るわ!」
提督「ん、じゃあ俺は向こう行くよ」
ビスマルク「ええ」
358: 2015/03/07(土) 22:40:01.88 ID:NteaYbFC0
提督「さてと、久々の鎮守府の食堂だが特に変わりないな」
熊野「あら提督」
提督「熊野、今来たのか?」
熊野「そうですわ」
提督「鈴谷達は?」
熊野「先に行ってると言っていましたけれど…」
提督「んー見てないな、どこにいるんだ…一緒に探すか?」
熊野「良いんですの?」
提督「ああ、食堂内うろうろしてただけだからな」
熊野「それ、不審者ですわ」
提督「提督が不審者の鎮守府があってたまるか」
熊野「ここにありますわ…」
359: 2015/03/07(土) 22:42:47.43 ID:NteaYbFC0
提督「ん、あれ鈴谷達じゃないのか?」
熊野「あら」
提督「メニューの前に立ってるな」
熊野「私達も行きましょう?」
提督「ん、そうだな」
熊野「鈴谷」
鈴谷「ん?あ、熊野!遅かったじゃん」
熊野「どこにいるのか分からなかったですわ」
鈴谷「ごめんごめん、提督も一緒だったんだね!」
提督「ああ、暇してたからな」
熊野「不審者してた、の間違いですわ」
提督「失礼な」
三隈「私はミルフィーユ定食にしますわ」
最上「ボクはカレーかなぁ」
鈴谷「鈴谷もカレーだよっ」
熊野「私はクリームシチューにしますわ、提督は?」
提督「んー…グラタンかな」
360: 2015/03/07(土) 22:45:24.78 ID:NteaYbFC0
提督「悪いな混ぜてもらって、いただきます」
鈴谷「いいっていいって、提督ぼっちだと可哀想じゃん?」
提督「ぼっちじゃないぞ」
鈴谷「ほぉーう…さっきまで何してたの?」
提督「ビスマルクにサンマ食べさせてた」
鈴谷「どういう状況なのそれ…」
提督「まだ箸使い慣れてないらしくてな」
最上「オイゲンもまだ慣れてなかったみたいだよ?」
提督「やっぱりかぁ…ドイツ艦の子達に箸を何とか教えたいんだけどな、慣れたらスッといけると思うんだが」
熊野「私達も初めは慣れませんでしたし仕方ありませんわ」
三隈「初めはスプーンとフォークでしたし…」
提督「艦娘最初の難関がそれかもな」
熊野「本当ですわ…食事なんてするの事態が初めてでしたし」
提督「それが今となっては……」
熊野「な、なんですのよ」
提督「いや、セレブになったなって言おうとしたがコンビニで満足してたなと思って、な?」
熊野「こ、コンビニのサンドイッチが美味しいのがいけないんですわ!」
361: 2015/03/07(土) 22:49:14.36 ID:NteaYbFC0
提督「ごちそうさまでした、熊野、後で話あるから執務室まで来てくれ」
熊野「分かりましたわ」
提督「んじゃ、夜更かししないで寝ろよ」
鈴谷「提督もねっ」
提督「ああ」スタスタ
鈴谷「で、熊野は何で呼ばれたの?」
熊野「分かりませんわ」
最上「カッコカリの事じゃないの?ボクそう思ってたけど」
三隈「三隈もそう思ってましたわ」
鈴谷「あー!結婚かぁ」
熊野「そ、そうなんですの?」
最上「多分そうじゃないかな、指輪かな?」
熊野「ゆ、指輪…///」
鈴谷「良いなぁーー…お風呂は入っていくの?」
熊野「え…なんでですの?」
鈴谷「んー?んふふー何でもないよっ」
最上「鈴谷…熊野は純粋なんだから駄目だよ」
熊野「えっな、なんですのよ」
最上「提督に聞いたら教えてくれるよ!」
熊野「そ、そうなんですの?でしたら後でお聞きしますわ」
三隈「く、くまりんこっ…それはまずいのでは…」
鈴谷「大丈夫でしょー提督だもん」
最上「だねっ」
366: 2015/03/10(火) 20:47:25.19 ID:S/bGssWL0
-執務室-
コンコンッ
提督「熊野か」
熊野「はい」
提督「入っていいぞ」
熊野「失礼しますわ」ガチャ
提督「ん、そこに座ってくれ」
熊野「ええ」
提督「早速だが、書類に記入してもらいたいんだ」
熊野「書類?」
提督「ケッコンカッコカリのだよ」
熊野「あ、ああ…分かりましたわ」
提督「指輪を渡せれば一番ムードもあっていいんだが、あくまで戦力強化の仕様だから書類提出しなくちゃいけないんだ」
熊野「お堅いんですのね…」
367: 2015/03/10(火) 20:48:06.70 ID:S/bGssWL0
提督「大本営だからな、ついでに言うと書類と一緒に指輪が送られてきてるんだがこれは一応渡すけどつけなくていいからな」
熊野「…どうしてですの?」
提督「ほら、大本営から配布された無料で貰ったやつなんて格好着かないだろ…しっかりしたの買ってくるから待っててくれないか」
熊野「わ、分かりましたわ、仕方ないですわねっ」
提督「それにケッコンカッコカリだけじゃなくて行く行くは…な?」
熊野「…そ、そうですわね//」
提督「それは終戦まで待たなくちゃだけどな」
熊野「はい…頑張りましょう?」
提督「そうだな」
368: 2015/03/10(火) 20:49:16.12 ID:S/bGssWL0
熊野「そういえば、提督は戦力強化の為に他の方とケッコンカッコカリをするかもと仰っていましたけれど…」
提督「ん?そうだな、大本営からの調査書類で練度最高が出てくればの話だけどな」
熊野「その…指輪は…」
提督「…それは、他の皆には申し訳ないけど大本営配布のを渡そうと思ってる」
熊野「そ、そうですか…なんだかホッとしましたわ」
提督「どうした?」
熊野「他の方にも指輪を購入するのかと思ったので…」
提督「まさか、熊野だけだぞ…というか練度達成するたびに買ってたら俺の金がなくなるんだよなぁ」
熊野「ふふっ…そうですわねっ」
369: 2015/03/10(火) 20:49:49.62 ID:S/bGssWL0
提督「さて、次の話なんだが」
熊野「まだ何かありまして?」
提督「その、だな…ケッコンカッコカリしたし熊野さえよければ部屋、一緒にしないか?」
熊野「…っそ、それは…同室で暮らすということですの?」
提督「そう、なるな」
熊野「提督の部屋、に?」
提督「まぁ現状そうだろうな、他にスペースもないし」
熊野「…私は、いいですけれど」
提督「他の鎮守府の提督に聞いたんだが、どうやらケッコンカッコカリの書類を送ると大本営からお祝いとして煎餅布団が送られてくるらしいんだ」
熊野「お布団、ですの?」
提督「ああ、だからこの機会にどうかな、と」
熊野「…て、提督はしたいんですの?」
提督「んー、まぁ、そうだな」
熊野「でしたら…し、仕方ありませんわねっ」
提督「じゃあ…そうだな、部屋片付けたら言うから、それまでに自分の荷物もまとめておいてくれ」
熊野「分かりましたわ」
377: 2015/03/14(土) 00:32:47.70 ID:7qzhy4wh0
【 ホワイトデー 熊野 】
提督「熊野、ほい」
熊野「…なんですのこの包み?」
提督「今日は何の日だ?子日じゃないぞ」
熊野「…あっホワイトデー、ですわ」
提督「ん、それ、お返しだから」
熊野「…良い匂いですのね、開けてみても?」
提督「良いぞ」
ガサッ
熊野「…箱ですわ」
提督「その中に入ってるんだよ」
熊野「コーキーズ…クッキー?」
提督「ああ、自分で作るよりもお勧めしたいクッキーがあったからな」
熊野「確かに、箱の外からでもとても良い匂いがしますわ」
提督「それ、札幌にしかない店なんだよ。取り寄せたんだ」
熊野「札幌、というと提督の故郷だったかしら」
提督「そうだな、俺の一押しクッキーなんだが丁度良い機会だし食べてもらおうかと」
熊野「では、皆同じクッキーを?」
提督「いや、結構バラバラに買ったし熊野のはちゃんと特別仕様だから…心配するな」
熊野「そ、そう…//」
提督「ここの生クッキーっていう…まぁ熊野に渡したそれなんだが、俺がそれ大好きなんだよ」
熊野「生…ですの?」
提督「ああ、美味し過ぎてすぐ売り切れになっちゃうんだぞ?」
熊野「それはとても楽しみですわっ」
提督「だろ?ゆっくり食べてくれ」
熊野「…その、提督も一緒に、いかが…?」
提督「んー良いお誘いなんだが、これからほかの子にも渡さなくちゃいけないからな…」
熊野「そ、そうよね…」
提督「…渡し終わったらでいいなら、部屋で食べるか?」
熊野「…!はいっ」
提督「じゃあ少し待っててくれ」
熊野「分かりましたわ!」
提督「熊野、ほい」
熊野「…なんですのこの包み?」
提督「今日は何の日だ?子日じゃないぞ」
熊野「…あっホワイトデー、ですわ」
提督「ん、それ、お返しだから」
熊野「…良い匂いですのね、開けてみても?」
提督「良いぞ」
ガサッ
熊野「…箱ですわ」
提督「その中に入ってるんだよ」
熊野「コーキーズ…クッキー?」
提督「ああ、自分で作るよりもお勧めしたいクッキーがあったからな」
熊野「確かに、箱の外からでもとても良い匂いがしますわ」
提督「それ、札幌にしかない店なんだよ。取り寄せたんだ」
熊野「札幌、というと提督の故郷だったかしら」
提督「そうだな、俺の一押しクッキーなんだが丁度良い機会だし食べてもらおうかと」
熊野「では、皆同じクッキーを?」
提督「いや、結構バラバラに買ったし熊野のはちゃんと特別仕様だから…心配するな」
熊野「そ、そう…//」
提督「ここの生クッキーっていう…まぁ熊野に渡したそれなんだが、俺がそれ大好きなんだよ」
熊野「生…ですの?」
提督「ああ、美味し過ぎてすぐ売り切れになっちゃうんだぞ?」
熊野「それはとても楽しみですわっ」
提督「だろ?ゆっくり食べてくれ」
熊野「…その、提督も一緒に、いかが…?」
提督「んー良いお誘いなんだが、これからほかの子にも渡さなくちゃいけないからな…」
熊野「そ、そうよね…」
提督「…渡し終わったらでいいなら、部屋で食べるか?」
熊野「…!はいっ」
提督「じゃあ少し待っててくれ」
熊野「分かりましたわ!」
378: 2015/03/14(土) 00:33:15.02 ID:7qzhy4wh0
【 ホワイトデー 初風 】
提督「初風ーこれ、ホワイトデーのお返し」
初風「そう…あ、ありがと」
提督「クッキーだから、食べれるよな?」
初風「ええ」
提督「良かった、じゃあ俺は行くな」
初風「ん…で、提督はこれを何人にあげてるのかしら?」
提督「え?貰った人数分だが」
初風「…まぁ、いいけどっ」
提督「なんだなんだ、拗ねてるのか?」
初風「なんで拗ねなきゃいけないのよ」
提督「違うのか」
初風「違うわよ」
提督「そうか…あ、次行く前に言っておくが、それ中身は他の子と違うからな」
初風「そ、そう」
提督「初風だけだから、んじゃ」
初風「…なによ…ふんっ//」
383: 2015/04/08(水) 02:17:36.97 ID:rCmsY+Y30
コンコンッ
熊野「提督?いますの?」
提督「ああ」
熊野「失礼致しますわ」
提督「ん、荷物は持ってきたか?」
熊野「はいっ」
提督「そっちのスペース半分空いてるから使って良いぞ」
熊野「分かりましたわ」
提督「鈴谷達は許可してくれたか?」
熊野「ええ、少し恥ずかしかったですけれど…」
384: 2015/04/08(水) 03:03:30.69 ID:rCmsY+Y30
提督「片付けたり整理したするのは明日でもいいし、今日はもう寝るか?」
熊野「どうしてですの?」
提督「もう0時過ぎたから、な」
熊野「あら、もうそんな時間でしたのね」
提督「夜更かしはお肌に悪いんだろ?」
熊野「提督もよくわかってるじゃないですの」
提督「そりゃこんだけ長く一緒にいればな」
熊野「ふふっ…//」
提督「んで、どうする?もう少し整理するか?」
熊野「いえ、今日はもうやめておきますわ」
提督「じゃあ寝る?」
熊野「そうしますわ…あの、提督…後ろ向いてくださいな?」
提督「…なんで?」
熊野「き、着替えるんですわっ」
提督「ああ…って別に夫婦だしいいんじゃないのか?」
熊野「だ、駄目ですわっ」
385: 2015/04/08(水) 03:04:51.11 ID:rCmsY+Y30
また書きます
出張が続くので小割での投下となりますが、よろしければお付き合いください
386: 2015/04/08(水) 03:07:59.08 ID:kVaxnM3vo
乙
引用: 【艦これ】鎮守府に帰ってきた
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります