1: 2024/12/22(日) 20:53:22 ID:???Sd
姫芽「…残陽?」🎮カチャカチャ

吟子「ほら、今日のライブで…青春の輪郭やった時に…」

姫芽「あー……確かに後ろから抱きつかれてたね~」🎮カチャカチャ

吟子「あれズルいと思うんよ……私だってまだ花帆先輩にも梢先輩にもされた事が無いのに…」

姫芽「残陽したいなら先輩に頼めば良いのに」🎮カチャカチャ

吟子「それは無理なんよ……あの2人はお互いに残陽する事だけを目的として開発された究極のラブラブユニットやし…」

姫芽「なるほどね~」🎮<メインシステム戦闘モードを起動


姫芽「だから寂しくなって、ゲームしてるあたしのところに来てこうやって抱っこされてるんだね」🎮
吟子「こんなん頼めるの姫芽しかおらんもん…」

3: 2024/12/22(日) 20:57:38 ID:???Sd
姫芽「でもさぁ…」🎮
吟子「ん?」

姫芽「怒らないでね?小鈴ちゃんと綴理先輩のアレは残陽じゃなくて親子のスキン・シップじゃない?忌憚のない意見だけど」

吟子「はあっ?なにいってんの?それおかしいやん姫芽?」

4: 2024/12/22(日) 21:00:50 ID:???Sd
姫芽「だって今日も綴理先輩の事をママ呼びしてたし……ママが残陽する事なんかないからあれ単なるスキン・シップだと思うよ」🎮<メインシステム戦闘モードを起動

吟子「親子関係が残陽してはダメというルールは撤回された」

姫芽「ぎ、吟子ちゃん?変なクスリでもやってるの?」

吟子「酷い言われようやん…」

5: 2024/12/22(日) 21:06:07 ID:???Sd
吟子「私、次のライブか…その次のライブくらいでね?残陽104期やると思ってるんよ」

姫芽「◆この妄言の根拠は…?」

吟子「つまりね?次のライブくらいで私は花帆先輩か梢先輩に抱かれる」

吟子「なのに…小鈴に先を越されたのはズルいと思う」

姫芽「あーっ何言ってんだか分からないよーっ」

6: 2024/12/22(日) 21:11:39 ID:???Sd
吟子「私、先輩達に可愛がられている事に関しては右に出るものが居ないと思ってるんよ」

姫芽「いや…それはあたしも小鈴ちゃんも思ってるんじゃないかなぁ忌憚のない意見だけど」

姫芽「あたしなんか毎日毎日先輩達にカワイイとか尊いとか言われてるよ?回数だけなら吟子ちゃんより上だと思う」

吟子「まぁそれはそう……3人とも先輩達に可愛がられてハッピーハッピー」

姫芽「右に出るものが居ない、というか横並びだよね」

7: 2024/12/22(日) 21:15:37 ID:???Sd
吟子「だからこそ…許せなかった……抜け駆けして残陽された小鈴の事が!」

姫芽「吟子ちゃんの残陽へのこだわりはなんなんだろ一体…突発性残陽病?」

吟子「だいたい合ってる」

姫芽「まぁそうだよね…だからゲームしてるあたしに抱っこされてんだもんね」🎮<右肩弾数50%

8: 2024/12/22(日) 21:20:51 ID:???Sd
吟子「迷惑だった?」

姫芽「そんな事ないかな?”チーターをボコしながら吟子ちゃんを抱っこする…ある意味最強だ”って感じで無敵感が凄い」

吟子「チート?ゲームのチートはルールで禁止なんじゃ…」

姫芽「チーターはルール無用だからね」

姫芽「まぁでも無敵バリアを貼る一瞬に隙があるからボコボコに出来るし…」

吟子「近くで見てると姫芽の腕前やっぱりおかしい…」

9: 2024/12/22(日) 21:25:25 ID:???Sd
姫芽「…っしゃ勝った勝った!大勝利…!最強…!」

姫芽「まぁ当たり前っちゃ当たり前なんだけど」

吟子「そうなん?」

姫芽「そりゃあね…」


姫芽「勝利の女神さまをずっと抱っこしながら戦ってる訳ですしおすし」ボソッ

吟子「今なんか言った?姫芽?」

姫芽「あたしのログには何も無いかな」

吟子「……ふぅんそういうことか」

姫芽「聞こえてるじゃん…」

10: 2024/12/22(日) 21:28:18 ID:???Sd
おわり
琴子さんの残陽みて「これ吟子ちゃんが見たら嫉妬するだろうな」ってのがアタマに過ぎったよ
でも吟子ちゃんは花帆先輩にも梢先輩にも言えないから姫芽ちゃんの部屋に行ってムッとしながら「私を抱っこして」って言うんだ
ひめぎんだから尊いんだ、絆が深まるんだ

引用: 吟子「許せなかった…小鈴が綴理先輩に残陽されていた事が!」