1: 2024/12/26(木) 20:44:33 ID:???00
恋「よろしくお願いしますきな子さん」
きな子「引き継ぎって聞いたっすけど」
恋「はい、これまでも生徒会書記として仕事を任せていたのでわずかですが」
恋「えっと……」ガサゴソ
きな子(……本当にきな子が生徒会長に、大丈夫かな?)
きな子(いや、恋先輩がきな子に任せてくれたっす! 跡を継いで立派にやってやるっす!)
恋「あと、これが母から受け継いだ結ヶ丘の自爆ボタンです」
きな子「引き継ぎって聞いたっすけど」
恋「はい、これまでも生徒会書記として仕事を任せていたのでわずかですが」
恋「えっと……」ガサゴソ
きな子(……本当にきな子が生徒会長に、大丈夫かな?)
きな子(いや、恋先輩がきな子に任せてくれたっす! 跡を継いで立派にやってやるっす!)
恋「あと、これが母から受け継いだ結ヶ丘の自爆ボタンです」
3: 2024/12/26(木) 20:45:49 ID:???00
※関連作者とは別人です
きな子「えっ」
恋「なんですか?」
きな子「自爆ボタンっすか!?」
恋「自爆ボタンです」
きな子「ははっ、東京の人はおしゃれな言い回しをするっすね~」
恋「? 北海道でも自爆ボタンだと思いますが」
きな子「ええ……」
恋「押すと結ヶ丘女子高等学校と共に過去ログ(結ヶ丘の歴史の意、神宮音楽学校の歴史は含まず)も吹き飛ぶので注意してください」
きな子「文字通りの自爆ボタンっすね」
きな子「おぉ……へへ……」
恋「押してはいけませんよ!」
きな子「お、押さないっすよ!」
きな子「えっ」
恋「なんですか?」
きな子「自爆ボタンっすか!?」
恋「自爆ボタンです」
きな子「ははっ、東京の人はおしゃれな言い回しをするっすね~」
恋「? 北海道でも自爆ボタンだと思いますが」
きな子「ええ……」
恋「押すと結ヶ丘女子高等学校と共に過去ログ(結ヶ丘の歴史の意、神宮音楽学校の歴史は含まず)も吹き飛ぶので注意してください」
きな子「文字通りの自爆ボタンっすね」
きな子「おぉ……へへ……」
恋「押してはいけませんよ!」
きな子「お、押さないっすよ!」
4: 2024/12/26(木) 20:47:50 ID:???00
恋「……で、確認したらここにチェックをしてください」
きな子「はいっす!」
恋「では引き継ぎは終わりですね。最後に所信表明をお願いします」
きな子「所信表明っすか?」
恋「はい、この学校で私以外の初めての生徒会長ですから校内放送できちんとお知らせしましょう」
きな子「うぅ、緊張してきたっす」
6: 2024/12/26(木) 20:49:47 ID:???00
ピンポンパンポン♪
恋「全校生徒の皆さん。今日は生徒会から皆さんにお知らせがあります」
恋「ではどうぞ」
きな子「は、はいっす! えっと……ごほん! まず、れ……葉月会長並びに生徒会の皆さま……あっといってもきな子は含まれなくてその」
恋「きな子さん、落ち着いて」ヒソヒソ
きな子「深呼吸してスーハ―……。葉月会長並びに私以外の生徒会の皆さま、これまでありがとうございました。開設初年度の何もないこの学校をたくさんの学びと思い出のある場所にして下さったのは葉月会長や先輩の方々のおかげです」
きな子「私は昨年度から生徒会書記として葉月会長のサポートをしてきましたが、まだ葉月会長と同じようにスムーズな業務を行うことは出来ません。ですが先輩方が作り固めてきたこの学校をさらに発展させ、それを次の後輩たちに託していけるのは私たちにしか出来ないことだと思います」
きな子「私たちのすべきことは『協力と成長』です。この学校は全員の努力と情熱によって築かれてきました。これからも、皆さん一人一人の力を合わせ、より良い学校生活を築き上げるために努めていきたいと考えています。小さな声を大切にし、互いに支え合い、成長する場を作り上げましょう」
きな子「最後に、私たちの学校をより一層魅力ある場所にするために、皆さんのご協力をお願い申し上げます。共に歩み、共に成長していきましょう」
恋「素晴らしい所信表明でした!」パチパチ
きな子(ふぅ、四季ちゃんの作ったAIは所信表明も書けるなんてすごいっす)
恋「きな子さんが生徒会長に決まりです!」
きな子「えっ! もう決まりっすか!?」
恋「生徒会長の決め方に関する校則はありません。私が良いと言ったら良いのです」
きな子「流石恋先輩っす!」
恋「じゃあ自爆ボタンも引き継ぎますね」
きな子「おっ……これが……へへっ……」
恋「押してはいけませんよ?」
きな子「お、押さないっす!」
恋「全校生徒の皆さん。今日は生徒会から皆さんにお知らせがあります」
恋「ではどうぞ」
きな子「は、はいっす! えっと……ごほん! まず、れ……葉月会長並びに生徒会の皆さま……あっといってもきな子は含まれなくてその」
恋「きな子さん、落ち着いて」ヒソヒソ
きな子「深呼吸してスーハ―……。葉月会長並びに私以外の生徒会の皆さま、これまでありがとうございました。開設初年度の何もないこの学校をたくさんの学びと思い出のある場所にして下さったのは葉月会長や先輩の方々のおかげです」
きな子「私は昨年度から生徒会書記として葉月会長のサポートをしてきましたが、まだ葉月会長と同じようにスムーズな業務を行うことは出来ません。ですが先輩方が作り固めてきたこの学校をさらに発展させ、それを次の後輩たちに託していけるのは私たちにしか出来ないことだと思います」
きな子「私たちのすべきことは『協力と成長』です。この学校は全員の努力と情熱によって築かれてきました。これからも、皆さん一人一人の力を合わせ、より良い学校生活を築き上げるために努めていきたいと考えています。小さな声を大切にし、互いに支え合い、成長する場を作り上げましょう」
きな子「最後に、私たちの学校をより一層魅力ある場所にするために、皆さんのご協力をお願い申し上げます。共に歩み、共に成長していきましょう」
恋「素晴らしい所信表明でした!」パチパチ
きな子(ふぅ、四季ちゃんの作ったAIは所信表明も書けるなんてすごいっす)
恋「きな子さんが生徒会長に決まりです!」
きな子「えっ! もう決まりっすか!?」
恋「生徒会長の決め方に関する校則はありません。私が良いと言ったら良いのです」
きな子「流石恋先輩っす!」
恋「じゃあ自爆ボタンも引き継ぎますね」
きな子「おっ……これが……へへっ……」
恋「押してはいけませんよ?」
きな子「お、押さないっす!」
7: 2024/12/26(木) 20:52:57 ID:???00
恋「ということで、新しい生徒会長は桜小路きな子さんに決まりました」
きな子「よろしくお願いしますっす!」
かのん「きな子ちゃんファイトー!」
千砂都「きな子ちゃん、立派になったねぇ」
すみれ「流石に早すぎるでしょ……」
可可「レンレンは昔からこうデシタ」
四季「『協力と成長』の辺りからAIに書かせたと見えた」
メイ「言ってやるな……」
夏美「再生数爆上げですの~」
マルガレーテ「ま、私には関係ないけど」
冬毬「素直じゃありませんねマルガレーテ」
きな子「頑張るっす!」
きな子「……」チラッ
自爆ボタン
きな子「……」
きな子「よろしくお願いしますっす!」
かのん「きな子ちゃんファイトー!」
千砂都「きな子ちゃん、立派になったねぇ」
すみれ「流石に早すぎるでしょ……」
可可「レンレンは昔からこうデシタ」
四季「『協力と成長』の辺りからAIに書かせたと見えた」
メイ「言ってやるな……」
夏美「再生数爆上げですの~」
マルガレーテ「ま、私には関係ないけど」
冬毬「素直じゃありませんねマルガレーテ」
きな子「頑張るっす!」
きな子「……」チラッ
自爆ボタン
きな子「……」
8: 2024/12/26(木) 20:54:03 ID:???00
恋「では、閉会と共に私は生徒会長を降任します」
恋「こちら、引き継ぎ資料と自爆ボタンです」
きなこ「あ、はい……」
恋「これから頑張ってくださいね!」スッ
きな子「……」スッ
きな子「…………」
きな子「四季ちゃん、厳重なロックを」
恋「すみません我慢するの無理です」ポチッ
きな子「エッ!!??!?!?」
チュドォォォォォンッ!!!!!!!!!
恋「こちら、引き継ぎ資料と自爆ボタンです」
きなこ「あ、はい……」
恋「これから頑張ってくださいね!」スッ
きな子「……」スッ
きな子「…………」
きな子「四季ちゃん、厳重なロックを」
恋「すみません我慢するの無理です」ポチッ
きな子「エッ!!??!?!?」
チュドォォォォォンッ!!!!!!!!!
10: 2024/12/26(木) 20:56:57 ID:???00
こうして結ヶ丘女子高等学校は過去ログ含めて崩壊し、『。』という跡地になった。
結ヶ丘の生徒達がどうなったかって?
絵里「ちょっと! 結ヶ丘と虹ヶ咲の生徒が全員転入してきたんだけど!?」
希「こんなことなら最初から廃校なんてなかったやん」
きな子「思えば引き継いだはずなのにきな子以外も押せるようにしてたのが……いややっぱ押した恋先輩が悪いっす! 協力するのでなんとか受け入れ体制を整えましょうっす!!」
こうして結ヶ丘の生徒達は時空を超えて音乃木坂に通うこととなった。
今では皆なんだかんだで元の通りに過ごしている。
一方その頃恋は工口サイトを巡回していた。
終わり
結ヶ丘の生徒達がどうなったかって?
絵里「ちょっと! 結ヶ丘と虹ヶ咲の生徒が全員転入してきたんだけど!?」
希「こんなことなら最初から廃校なんてなかったやん」
きな子「思えば引き継いだはずなのにきな子以外も押せるようにしてたのが……いややっぱ押した恋先輩が悪いっす! 協力するのでなんとか受け入れ体制を整えましょうっす!!」
こうして結ヶ丘の生徒達は時空を超えて音乃木坂に通うこととなった。
今では皆なんだかんだで元の通りに過ごしている。
一方その頃恋は工口サイトを巡回していた。
終わり
12: 2024/12/26(木) 20:58:18 ID:???00
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