1: 2025/01/03(金) 09:00:00 ID:???00
花帆「あの、梢センパイ、ここって……」
ワイワイ ガヤガヤ…
梢「……東京、ね」
花帆「??? さっきまであたし達、金沢の街でデートしてましたよね?」
梢「そう、よね……おかしいわね、ただ機械さんで、グループライン? さんというものに文章を書いただけなのだけれど……」ウーン
花帆「んー、不思議ですね……まぁ、でも! あたしは梢センパイと一緒ならどこだって楽しいです!」ニコッ
梢「ふふ、私もよ、花帆。そうね、せっかくなのだから……花帆と二人、東京デートにしましょうか」クスッ
花帆「わーい! 梢センパイ、みんなにもいっぱい写真とかメッセージ送っちゃいましょう!」
梢「ええ。早速、花帆と二人でいる写真をグループラインさんに上げてしまうわね……」ポチポチ
ワイワイ ガヤガヤ…
梢「……東京、ね」
花帆「??? さっきまであたし達、金沢の街でデートしてましたよね?」
梢「そう、よね……おかしいわね、ただ機械さんで、グループライン? さんというものに文章を書いただけなのだけれど……」ウーン
花帆「んー、不思議ですね……まぁ、でも! あたしは梢センパイと一緒ならどこだって楽しいです!」ニコッ
梢「ふふ、私もよ、花帆。そうね、せっかくなのだから……花帆と二人、東京デートにしましょうか」クスッ
花帆「わーい! 梢センパイ、みんなにもいっぱい写真とかメッセージ送っちゃいましょう!」
梢「ええ。早速、花帆と二人でいる写真をグループラインさんに上げてしまうわね……」ポチポチ
2: 2025/01/03(金) 09:02:00 ID:???00
────
──蓮ノ空
さやか「……!?!? 東京!?」ガタッ
綴理「? さや、どうしたのー?」
さやか「あの、たった今、梢先輩が花帆さんと一緒に東京にいる写真が送られてきたのですが……」
小鈴「なになに……『花帆と帝都なう』、梢先輩からのメッセージも、写真の前に届いていますね!」ジー
──蓮ノ空
さやか「……!?!? 東京!?」ガタッ
綴理「? さや、どうしたのー?」
さやか「あの、たった今、梢先輩が花帆さんと一緒に東京にいる写真が送られてきたのですが……」
小鈴「なになに……『花帆と帝都なう』、梢先輩からのメッセージも、写真の前に届いていますね!」ジー
3: 2025/01/03(金) 09:04:00 ID:???00
慈「あぁ、なんだ、梢のいつものか……“帝都”って東京のことなの?」
さやか「いつもの、とは……? ええ、帝都は東京の古い呼び方ですが……」
綴理「なるほど。だからこずは、かほと二人で東京にいるんだね」
さやか「?? 話についていけませんが……どういうことですか、綴理先輩?」
さやか「いつもの、とは……? ええ、帝都は東京の古い呼び方ですが……」
綴理「なるほど。だからこずは、かほと二人で東京にいるんだね」
さやか「?? 話についていけませんが……どういうことですか、綴理先輩?」
4: 2025/01/03(金) 09:06:00 ID:???00
綴理「えっとね、こずは多分、“デート”を“帝都”に誤変換しちゃったんだ。だから、こずは今、東京にいる」
綴理「つまり──こずが漢字の変換を間違えるたびに、それが現実になっちゃうんだ」
さやか「!?!?!? え、なんですか、それ!?」
綴理「つまり──こずが漢字の変換を間違えるたびに、それが現実になっちゃうんだ」
さやか「!?!?!? え、なんですか、それ!?」
5: 2025/01/03(金) 09:08:02 ID:???00
慈「昔から、梢はなんかそうだったんだよね。機械音痴を拗らせすぎたみたいで」
小鈴「へぇ……そういうこともあるんですね! 徒町、勉強になります!」グッ
さやか「いやいやいや、普通は機械の扱いが不慣れだからって、そうはなりませんよ! あぁ、わたしの中の常識が壊れていく音がします……」ハァ
綴理「常識が壊れる音って、どんな音なんだろうね、さや」
慈「ま、誤変換なんて、そんな滅多に起こらないって! 梢が花帆ちゃんと一緒に東京で楽しんでるのを、私達はただメッセージ越しに見てればいいんだよ」ウンウン
小鈴「へぇ……そういうこともあるんですね! 徒町、勉強になります!」グッ
さやか「いやいやいや、普通は機械の扱いが不慣れだからって、そうはなりませんよ! あぁ、わたしの中の常識が壊れていく音がします……」ハァ
綴理「常識が壊れる音って、どんな音なんだろうね、さや」
慈「ま、誤変換なんて、そんな滅多に起こらないって! 梢が花帆ちゃんと一緒に東京で楽しんでるのを、私達はただメッセージ越しに見てればいいんだよ」ウンウン
6: 2025/01/03(金) 09:10:00 ID:???00
さやか「……そうですね。少し落ち着きました。いくら梢先輩といえども、危険な誤変換は流石にしませんよね……」ハハ
ピコン
綴理「あ、こずからメッセージだー」
梢:『東京も金沢に負けず、意外と寒いのね。蓮ノ空では今ごろ、幽鬼が降っているんじゃないかしら』
ピコン
綴理「あ、こずからメッセージだー」
梢:『東京も金沢に負けず、意外と寒いのね。蓮ノ空では今ごろ、幽鬼が降っているんじゃないかしら』
8: 2025/01/03(金) 09:12:00 ID:???00
────
──東京
花帆「梢センパイ! 寒いので手を繋ぎませんか? あたし、梢センパイの綺麗ですべすべの手が大好きなんです!」ニコッ
梢「あらあら、そうね、繋ぎましょうか。……私も、花帆の柔らかい、むにむにの手がとっても好きなのよ」ネットリ
花帆「えへへ、嬉しいです! ……あ、やっぱり、梢センパイって温かいですね! ついつい、ギューっと抱きつきたくなっちゃいます!」ギュー
梢「ふふっ、花帆ったら、もう……手を繋ぐだけじゃ、物足りないのね」
梢「……あぁ、本当に、東京では雪が降っていなくて良かったわ。傘をさしていたら、花帆にこうやって抱きつかれることなんてなかったもの」クスッ
────
──蓮ノ空
ドサッドサッ…
小鈴「さ、さやか先輩!! 空から、怪物が!!」
──東京
花帆「梢センパイ! 寒いので手を繋ぎませんか? あたし、梢センパイの綺麗ですべすべの手が大好きなんです!」ニコッ
梢「あらあら、そうね、繋ぎましょうか。……私も、花帆の柔らかい、むにむにの手がとっても好きなのよ」ネットリ
花帆「えへへ、嬉しいです! ……あ、やっぱり、梢センパイって温かいですね! ついつい、ギューっと抱きつきたくなっちゃいます!」ギュー
梢「ふふっ、花帆ったら、もう……手を繋ぐだけじゃ、物足りないのね」
梢「……あぁ、本当に、東京では雪が降っていなくて良かったわ。傘をさしていたら、花帆にこうやって抱きつかれることなんてなかったもの」クスッ
────
──蓮ノ空
ドサッドサッ…
小鈴「さ、さやか先輩!! 空から、怪物が!!」
10: 2025/01/03(金) 09:16:00 ID:???00
綴理「誰かがあれを、なんとかしなくちゃいけない……」
慈「っていうか、このままだと、いずれは蓮ノ空だけじゃなくて日本自体が危険なんじゃ……?」
小鈴「あわわ……徒町、国家が危機に瀕しているのは初めて見ました……!」
さやか「と、と、と、とりあえず、梢先輩に急いでメッセージを……これ以上送られたら、事態が悪化するかもしれませんし……」ワタワタ
ピコン
さやか:『梢先輩、これ異常メッセージは余り贈らなくても大丈夫だので!! 東京d楽しんでてください』
慈「っていうか、このままだと、いずれは蓮ノ空だけじゃなくて日本自体が危険なんじゃ……?」
小鈴「あわわ……徒町、国家が危機に瀕しているのは初めて見ました……!」
さやか「と、と、と、とりあえず、梢先輩に急いでメッセージを……これ以上送られたら、事態が悪化するかもしれませんし……」ワタワタ
ピコン
さやか:『梢先輩、これ異常メッセージは余り贈らなくても大丈夫だので!! 東京d楽しんでてください』
11: 2025/01/03(金) 09:18:00 ID:???00
────
──東京
花帆「とっても楽しいですね、梢センパイ! 次は、あっちのお店に行きましょう!」ルンルン
梢「えぇ、もちろんよ、花帆。……あら、グループラインさんに、新しいメッセージが……さやかさんからね」
梢「……? さやかさん、慌てて書いたのかしら、漢字の変換がめちゃくちゃね……」
梢「さやかさんに、しっかり返事を書いておきましょう」ポチポチ
ピコン
梢:『ええ、わかったわ。ところで、誤変換が多いようだけれど、さやかさん、冷静に変身してちょうだい』
──東京
花帆「とっても楽しいですね、梢センパイ! 次は、あっちのお店に行きましょう!」ルンルン
梢「えぇ、もちろんよ、花帆。……あら、グループラインさんに、新しいメッセージが……さやかさんからね」
梢「……? さやかさん、慌てて書いたのかしら、漢字の変換がめちゃくちゃね……」
梢「さやかさんに、しっかり返事を書いておきましょう」ポチポチ
ピコン
梢:『ええ、わかったわ。ところで、誤変換が多いようだけれど、さやかさん、冷静に変身してちょうだい』
12: 2025/01/03(金) 09:20:00 ID:???00
────
──蓮ノ空
さやか「あ、梢先輩からのメッセージが……」ジー
さやか「いや、誤変換が多い、と梢先輩に言われるのだけは納得がいきませ…………え、変身??」ピタッ
慈「ん? ……あぁ、“返信”が“変身”に間違って変換されてるっぽい? じゃあつまり、さやかちゃんは今、変身ができるわけだ」
さやか「……はい!? へ、変身ですか!?!? 何に!?」
小鈴「! さやか先輩、魔法少女に変身できるんじゃないでしょうか? 変身といえば、ですので!」グッ
──蓮ノ空
さやか「あ、梢先輩からのメッセージが……」ジー
さやか「いや、誤変換が多い、と梢先輩に言われるのだけは納得がいきませ…………え、変身??」ピタッ
慈「ん? ……あぁ、“返信”が“変身”に間違って変換されてるっぽい? じゃあつまり、さやかちゃんは今、変身ができるわけだ」
さやか「……はい!? へ、変身ですか!?!? 何に!?」
小鈴「! さやか先輩、魔法少女に変身できるんじゃないでしょうか? 変身といえば、ですので!」グッ
13: 2025/01/03(金) 09:22:01 ID:???00
さやか「なるほど、魔法少女……って、いやいや、だからといって変身なんてしませんからね!?」
キャァァ‼︎
慈「!! ヤバ、蓮ノ空の生徒が次々と、あの化け物に襲われてる……」
小鈴「さやか先輩! このピンチを解決できるのは、さやか先輩しかいません!」
綴理「ん。さやならできる。魔法少女に変身して、世界を救おう」グッ
さやか「……!?!?」
キャァァ‼︎
慈「!! ヤバ、蓮ノ空の生徒が次々と、あの化け物に襲われてる……」
小鈴「さやか先輩! このピンチを解決できるのは、さやか先輩しかいません!」
綴理「ん。さやならできる。魔法少女に変身して、世界を救おう」グッ
さやか「……!?!?」
14: 2025/01/03(金) 09:24:04 ID:???00
────
──東京
梢「安全バーは君の腕、ぎゅっと握りしめた……なんて、ね」ギュー
花帆「! 梢センパイー♡ 花帆は、梢センパイと一生一緒にいますからね!」ギュー
梢「ふふ、私もよ。この特別な日をずっと続けていきましょう」フフッ
梢「……それにしても、平和ね…………花帆と一緒に過ごせている今日は、最高に幸せだわ」クスッ
────
──蓮ノ空
さやか「……変身!」
~♪
さやか「キラリン煌めく! 魔法少女さやか!」キリッ
──東京
梢「安全バーは君の腕、ぎゅっと握りしめた……なんて、ね」ギュー
花帆「! 梢センパイー♡ 花帆は、梢センパイと一生一緒にいますからね!」ギュー
梢「ふふ、私もよ。この特別な日をずっと続けていきましょう」フフッ
梢「……それにしても、平和ね…………花帆と一緒に過ごせている今日は、最高に幸せだわ」クスッ
────
──蓮ノ空
さやか「……変身!」
~♪
さやか「キラリン煌めく! 魔法少女さやか!」キリッ
15: 2025/01/03(金) 09:26:01 ID:???00
小鈴「わぁ……!! さやか先輩が、本物の魔法少女に……!」キラキラ
さやか「…………まさか本当に、変身できてしまうなんて……」
慈「さやかちゃん、可愛いよー⭐︎ ライト振って応援しちゃう!」フリフリ
さやか「慈先輩、この状況を楽しんでますよね!? ライブでみなさんに振っていただけるペンライトじゃないですか、それ!?」
ギャォォォ‼︎
綴理「! さや、怪物が……!」
さやか「…………まさか本当に、変身できてしまうなんて……」
慈「さやかちゃん、可愛いよー⭐︎ ライト振って応援しちゃう!」フリフリ
さやか「慈先輩、この状況を楽しんでますよね!? ライブでみなさんに振っていただけるペンライトじゃないですか、それ!?」
ギャォォォ‼︎
綴理「! さや、怪物が……!」
16: 2025/01/03(金) 09:28:00 ID:???00
さやか「……っ! はっ!」ボコッ
ギャオォォン…グルルル…
小鈴「! さやか先輩の攻撃が、幽鬼に効いてます!」
綴理「頑張れー、さやー」
慈「いいぞ、いけー! 魔法少女ー!」
さやか「あぁ、もう……なんなんですか、これ!?!?」
ピコン
梢:『ちなみに、大きなスーパーがあったのだけれど、贖罪買っておきましょうか?』
さやか「罪なんて要りません!!!」
ギャオォォン…グルルル…
小鈴「! さやか先輩の攻撃が、幽鬼に効いてます!」
綴理「頑張れー、さやー」
慈「いいぞ、いけー! 魔法少女ー!」
さやか「あぁ、もう……なんなんですか、これ!?!?」
ピコン
梢:『ちなみに、大きなスーパーがあったのだけれど、贖罪買っておきましょうか?』
さやか「罪なんて要りません!!!」
17: 2025/01/03(金) 09:30:00 ID:???00
────
──東京
花帆「東京って、何でもありますね……梢センパイと二人、わたあめを食べながらの食べ歩きデートなんて、最高です!」ニコッ
梢「そうね。……あら、花帆。ほっぺを少し見せてくれる?」
花帆「? 何かついてましたか?」
梢「……」チュッ
花帆「!! 梢センパイ……!」
梢「花帆ったら、とっても甘い味がするのね……つい堪能しちゃったわ」ネットリ
花帆「それなら、もっともーっと食べてもいいんですよ! 花帆は、梢センパイに食べられちゃう野ウサギさんなので!」グッ
梢「花帆……! ええ、いっぱい味見してあげるわ……」チュー
花帆「ん……少しくすぐったいですよ、梢センパイー!」クスクス
梢「あらあら……ふふ、花帆ったら」ニコッ
──東京
花帆「東京って、何でもありますね……梢センパイと二人、わたあめを食べながらの食べ歩きデートなんて、最高です!」ニコッ
梢「そうね。……あら、花帆。ほっぺを少し見せてくれる?」
花帆「? 何かついてましたか?」
梢「……」チュッ
花帆「!! 梢センパイ……!」
梢「花帆ったら、とっても甘い味がするのね……つい堪能しちゃったわ」ネットリ
花帆「それなら、もっともーっと食べてもいいんですよ! 花帆は、梢センパイに食べられちゃう野ウサギさんなので!」グッ
梢「花帆……! ええ、いっぱい味見してあげるわ……」チュー
花帆「ん……少しくすぐったいですよ、梢センパイー!」クスクス
梢「あらあら……ふふ、花帆ったら」ニコッ
18: 2025/01/03(金) 09:32:00 ID:???00
────
──蓮ノ空
ギャォォォ…‼︎
さやか「っ、数が多い……このままでは……」
慈「頑張れー、魔法少女さやかちゃーん!」フリフリ
綴理「みんなでペンライトを振って、応援だ」フリフリ
小鈴「徒町、全力で応援します!!」フリフリ
──蓮ノ空
ギャォォォ…‼︎
さやか「っ、数が多い……このままでは……」
慈「頑張れー、魔法少女さやかちゃーん!」フリフリ
綴理「みんなでペンライトを振って、応援だ」フリフリ
小鈴「徒町、全力で応援します!!」フリフリ
19: 2025/01/03(金) 09:34:00 ID:???00
さやか「……! みなさんの応援が、力に……!」
さやか「──これで決めます! はぁぁ……! やぁ!!」
ドカァァァン‼︎
ギャォォォン…
慈「わ、化け物が倒れてく……! 魔法少女さやかちゃんの勝利だー!」
さやか「──これで決めます! はぁぁ……! やぁ!!」
ドカァァァン‼︎
ギャォォォン…
慈「わ、化け物が倒れてく……! 魔法少女さやかちゃんの勝利だー!」
20: 2025/01/03(金) 09:36:00 ID:???00
さやか「はぁ、はぁ……もう、なんなんですか……!!」
小鈴「さやか先輩! 世界を救う魔法少女兼スクールアイドルなんて、すごいです! 徒町、感動しました!」
綴理「さや、すごい。魔法少女のさやも、水色にきらめいてたよ」パチパチ
さやか「……そういうことにしておきます。……あぁ、そうでした、梢先輩には一応メッセージを送っておきましょう……」ポチポチ
ピコン
さやか:『梢先輩、こちらの問題ごとは片付きましたので、メッセージは送らず、ごゆっくりお楽しみください』
小鈴「さやか先輩! 世界を救う魔法少女兼スクールアイドルなんて、すごいです! 徒町、感動しました!」
綴理「さや、すごい。魔法少女のさやも、水色にきらめいてたよ」パチパチ
さやか「……そういうことにしておきます。……あぁ、そうでした、梢先輩には一応メッセージを送っておきましょう……」ポチポチ
ピコン
さやか:『梢先輩、こちらの問題ごとは片付きましたので、メッセージは送らず、ごゆっくりお楽しみください』
21: 2025/01/03(金) 09:38:00 ID:???00
────
──東京
梢「あら、さやかさんからメッセージ…………問題ごと?」
梢「……私がいない間に、蓮ノ空で何かあったのかしら? でも、解決はしたみたいね……」ウーン
花帆「? 梢センパイ、どうしたんですか?」
梢「花帆。……いえ、何でもないわ、行きましょうか」クスッ
花帆「はい! 梢センパイとのデート、楽しいなぁ~!」ルンルン
梢「…………よくわからないのだけれど、落ち着いたようだし、その旨はさやかさんに送っておきましょうか……」ポチポチ
──東京
梢「あら、さやかさんからメッセージ…………問題ごと?」
梢「……私がいない間に、蓮ノ空で何かあったのかしら? でも、解決はしたみたいね……」ウーン
花帆「? 梢センパイ、どうしたんですか?」
梢「花帆。……いえ、何でもないわ、行きましょうか」クスッ
花帆「はい! 梢センパイとのデート、楽しいなぁ~!」ルンルン
梢「…………よくわからないのだけれど、落ち着いたようだし、その旨はさやかさんに送っておきましょうか……」ポチポチ
22: 2025/01/03(金) 09:40:00 ID:???00
────
──蓮ノ空
小鈴「──確認したところ、幽鬼によって怪我をした生徒は、一人もいなかったみたいです!」
綴理「さやが、すぐに変身して戦ってくれたおかげだね」ニコニコ
さやか「はぁ……何はともあれ、一件落着したみたいで良かったです。……もう二度と、魔法少女には変身したくありません……」ハァ
慈「──え? いや、さやかちゃん、それは無理でしょ。終わってないんだからさ」
さやか「………………はい?」
──蓮ノ空
小鈴「──確認したところ、幽鬼によって怪我をした生徒は、一人もいなかったみたいです!」
綴理「さやが、すぐに変身して戦ってくれたおかげだね」ニコニコ
さやか「はぁ……何はともあれ、一件落着したみたいで良かったです。……もう二度と、魔法少女には変身したくありません……」ハァ
慈「──え? いや、さやかちゃん、それは無理でしょ。終わってないんだからさ」
さやか「………………はい?」
23: 2025/01/03(金) 09:42:00 ID:???00
綴理「ん。こずの誤変換の効果って、ずっと続くんだー。もしかしたら、一生かも」
さやか「!? そ、それってつまり……」
綴理「さやはずっと、魔法少女だ」ニコッ
慈「これでもし、また蓮ノ空に危機が訪れても、魔法少女さやかちゃんが守ってくれるってわけだね!」
小鈴「流石です、さやか先輩! 徒町、魔法少女のさやか先輩のこと、大尊敬です!」
さやか「な……なんなんですか、なんなんですかーーー!!!」
ピコン
梢:『オチ付いたみたいね』
おしまい
さやか「!? そ、それってつまり……」
綴理「さやはずっと、魔法少女だ」ニコッ
慈「これでもし、また蓮ノ空に危機が訪れても、魔法少女さやかちゃんが守ってくれるってわけだね!」
小鈴「流石です、さやか先輩! 徒町、魔法少女のさやか先輩のこと、大尊敬です!」
さやか「な……なんなんですか、なんなんですかーーー!!!」
ピコン
梢:『オチ付いたみたいね』
おしまい
引用: 【SS】梢「花帆と帝都なう」
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