写真撮影

すみれ「写真撮影？」

可可「ハイ！芸能人たるモノ写真を撮ることも撮られることもとても重要デス」

すみれ「まぁ確かにこれからいろいろ撮られる機会もあるだろうし逆にSNSで発信する側にもなるだろうから撮る側のテクニックは重要よね」

すみれ「それで具体的は私は何の写真撮影をすればいいのよ」

可可「ではまず>>8を撮りに行きましょう！」

すみれ「え、AV！？」

可可「はい」

すみれ（あー、あれよね。アニマルビデオを略してAVってやつよね）

すみれ（確かに動物の撮影とかなら練習にも丁度いいだろうし…）

可可「すみれ？」ｷｮﾄﾝ

すみれ「一応確認しておくけど、AVってどういう意味だったかしら？」

可可「何を言っているのデスかすみれは」

可可「AVというのは>>11のことデス」

可可「オーディオビジュアル（Audio Visual）のことに決まってるではないデスか」

すみれ「それって要は動画ってことよね」

すみれ「まどろっこしい言い方はやめなさいよ、ビックリしたじゃない」

可可「芸能活動のことをショウビジネスといい続けていたすみれに言われたくありません」

可可「逆にすみれは何だと思っていたのデスか？」ﾆﾔﾆﾔ

すみれ「あ、アニマルビデオよっ！」

可可「デハ早速練習も兼ねてすみれの自己紹介からいきマスよ～」

すみれ「ふふっ、任せなさい！子役・スクールアイドルと何度も自己紹介をする機会はあったんだから」

可可「じゃあ始めマスよ」


3.2.1


すみれ「ふふ、ついに私の出番ですね。大丈夫、心配しなくても、ヒロインというのは後から登場するものです」

すみれ「名前はもちろん皆さん知っていると思いますけど、平安名すみれ。そう、あのすm」

可可「ちょっと待ってクダサイ！」

すみれ「ギャラっ！？」

可可「なんですかそれは！スクールアイドル時代と全然変わってないではないデスか！」

すみれ「い、いきなりだったからついあの頃の自己紹介が出ちゃったのよ！」

可可「やはりすみれにはまず撮られる側としての練習が必要だという事がよく分かりマシタ」

可可「これから特訓デス！」

すみれ「特訓っていっても、可可だって駆け出しのアイドルじゃない。駆け出し同士で一体どうやって特訓するっていうのよ」

可可「フッフッフ、安心してクダサイ。こんな事もあろうかと既に助っ人を呼んでいます」

助っ人>>16

四季「すみれ先輩、可可先輩お久しぶりです」ﾍﾟｺｯ

すみれ「四季じゃない！卒業式以来ね」

可可「シッキー！よく来てくれマシタ」

四季「話は聞いている。すみれ先輩の撮られる力を鍛えるために私も協力する」

可可「シッキーはメイメイをよく撮影していましたからね、心強いデス」

四季「そうだ、私のメイの秘蔵コレクション、見る？」

すみれ「いや今は遠慮しとくわ…」

すみれ（なんだかそこはかとなく犯罪の匂いがするわね）

四季「そう…」ｼｭﾝ

可可「それでシッキー、なにかいい方法はありマスか？」

四季「ある。これを」

すみれ（そう言うと四季はポケットから1本の液体？を取り出した）

四季「科学部で作った。これを飲めば必ずすみれ先輩の力になるはず」

すみれ「確認しておきたいんだけどこれって飲んでも人体に影響はないやつよね…？」

四季「大丈夫、マウスで実験はしている」

すみれ（それって大丈夫って言えるの…？）

可可「すみれ！せっかく後輩が忙しい中作ってくれた好意を無駄にするわけにはいかないデス！」

すみれ（そう言うと可可は液体を取り出しておもむろに私の口の中に流し込んだ）

すみれ「ちょっと可可！まだ説明の途中だったじゃない！」ｺﾞｸｯ

すみれ「四季、今さらだけどこれを飲むとどうなっちゃうったらどうなっちゃうのよ！？」

四季「それは、>>19」

四季「すみれ先輩の太腿がさらに太くなる」

すみれ「えっ」　　

可可「エッッッッッ」

すみれ「ちょっと！ただでさえ太いって言われてたのにこれ以上太くなったらどうするのよ！」

四季「安心して。すぐに効果は出ないから」

すみれ「そうなの？じゃあすぐに解毒剤みたいなものを飲めば」

四季「ゆっくり時間をかけて太くなっていくから。あと解毒剤はない」

すみれ「ギャラクシー！」ｽﾞｯｺｹ

四季「そろそろ時間。私は副部長としてラブライブ三連覇に向けて練習をしなければいけないからこれで」ｽﾀｯ

可可「シッキー！頑張るのデスよ！大会には絶対応援に行きマスからね！！」

すみれ「あっ、ちょっと待ちなさいよぉー！」

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すみれ「はぁ、どうすればいいったらいいのよ…」ｼｮﾎﾞﾝ

可可「…」ｼﾞｰｯ

すみれ「なによ可可、さっきから私をジッと見て」

可可「閃きマシタ！」

すみれ「な、何がよ？」

可可「新しいすみれの動画のテーマです！」

可可「ズバリ！すみれの太腿成長日記デス！」

すみれ「ギャラクシィー！？」


こうしてすみれの太腿成長日記を配信した結果、動画は日に日にバズり、すみれは一躍時の人になりマシタ

ウィーン


かのん（はぁ、ウィーンに留学したはいいけど知り合いもいないし言葉もよく分からない…）

かのん（周りのレベルも凄く高いし付いていくののがやっとの状態）

かのん（今まではみんながいてくれたから何とかなったけど、やっぱり私一人じゃ駄目なのかなぁ…）


かのん「ダメっ、ネガティブ禁止！…そうだ気分転換に動画でも見ようっと」

かのん「ん？平安名すみれの太腿成長日記！？」


かのん「フフっ、すみれちゃんも試行錯誤しながら日々成長しているんだなぁ」

かのん（そうだ、遠く離れていても私達は繋がっている…！）

かのん「私も頑張らなくちゃ！うん、歌える！一人じゃないから！！」

完