1: 2012/05/09(水) 16:20:32.17 ID:ZwK6Zb4L0
SOS団部室
キョン「キョーン!!!」
キョン「どうした?」
ハルヒ「あのね!あのね!!」
キョン(随分と上機嫌だ……。何かまた面倒な―――)
ハルヒ「インターネットってすっごく不思議じゃないかしら!?」
キョン「え?」
ハルヒ「だって世界と繋がってるのよ?!なんか不思議じゃない!?これ?!キャハ!!」
キョン「……」
キョン「キョーン!!!」
キョン「どうした?」
ハルヒ「あのね!あのね!!」
キョン(随分と上機嫌だ……。何かまた面倒な―――)
ハルヒ「インターネットってすっごく不思議じゃないかしら!?」
キョン「え?」
ハルヒ「だって世界と繋がってるのよ?!なんか不思議じゃない!?これ?!キャハ!!」
キョン「……」
2: 2012/05/09(水) 16:21:26.79 ID:yhgfl5+V0
キャハ
4: 2012/05/09(水) 16:23:34.57 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「みてみて!!文字を入力するだけで知りたいことがすぐ画面に!!!」カタカタ
キョン「おい……」
ハルヒ「ほら!!キョン!!もうアメリカと繋がったわ!!」
キョン「そうだな」
ハルヒ「もうあれね。パスポートなんていらないわね!!」
キョン「確かにな」
ハルヒ「次はインドネシアに行ってみようかしら」カタカタ
キョン「……」
ハルヒ「キョーン!!インドネシアにいけたー!!!」
キョン(ハルヒ……どうしたんだ……お前……)
キョン「おい……」
ハルヒ「ほら!!キョン!!もうアメリカと繋がったわ!!」
キョン「そうだな」
ハルヒ「もうあれね。パスポートなんていらないわね!!」
キョン「確かにな」
ハルヒ「次はインドネシアに行ってみようかしら」カタカタ
キョン「……」
ハルヒ「キョーン!!インドネシアにいけたー!!!」
キョン(ハルヒ……どうしたんだ……お前……)
5: 2012/05/09(水) 16:24:10.16 ID:Afnb8T+EP
ハルヒ「ねぇキャハ」
7: 2012/05/09(水) 16:26:56.79 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「いやー、どういう仕組みなのかしらね。これ」
キョン「さぁな」
ハルヒ「ちょっとPCの中に入れないかしら」ガッガッ
キョン「やめろ」
ハルヒ「無理か」
キョン「なぁ……」
ハルヒ「まぁいいわ。インターネットはすごい不思議よね。どこでもドアは既に開発されていたのよ」
キョン「そうか」
ハルヒ「人類も中々侮れなかった……」
キョン「……」
ハルヒ「既に宇宙人から技術を授かっていたのかしら……?」
キョン「さぁな」
ハルヒ「ちょっとPCの中に入れないかしら」ガッガッ
キョン「やめろ」
ハルヒ「無理か」
キョン「なぁ……」
ハルヒ「まぁいいわ。インターネットはすごい不思議よね。どこでもドアは既に開発されていたのよ」
キョン「そうか」
ハルヒ「人類も中々侮れなかった……」
キョン「……」
ハルヒ「既に宇宙人から技術を授かっていたのかしら……?」
8: 2012/05/09(水) 16:29:27.05 ID:ZwK6Zb4L0
キョン「なぁ……ハルヒ?」
ハルヒ「なに?」
キョン「いや……どうしたんだ?」
ハルヒ「なにがよ?」
キョン「そんなことを不思議に思うなんて―――」
ハルヒ「あ!!キョーン!!!ちょっと外みなさいよ!!」
キョン「どうした?」
ハルヒ「雨が降っているわ!!!」
キョン「ああ、そうだな」
ハルヒ「不思議よねー……空から水が落ちてくるなんて……」
キョン「え?」
ハルヒ「なに?」
キョン「いや……どうしたんだ?」
ハルヒ「なにがよ?」
キョン「そんなことを不思議に思うなんて―――」
ハルヒ「あ!!キョーン!!!ちょっと外みなさいよ!!」
キョン「どうした?」
ハルヒ「雨が降っているわ!!!」
キョン「ああ、そうだな」
ハルヒ「不思議よねー……空から水が落ちてくるなんて……」
キョン「え?」
11: 2012/05/09(水) 16:32:46.87 ID:ZwK6Zb4L0
キョン「あのな……」
ハルヒ「んー……空に誰かいるのかしら」
キョン「おい」
ハルヒ「あとね、まだ不思議があるの」
キョン「な、なんだ?」
ハルヒ「ほら、お日様って夕方になると夕日になるじゃない?」
キョン「ああ」
ハルヒ「不思議よね!?」
キョン「あ……?」
ハルヒ「ね!?」
キョン「……ああ」
ハルヒ「やっぱり。あの黄昏色はなんかこう、すごいパワーが宿っているんじゃないかしら……」
ハルヒ「んー……空に誰かいるのかしら」
キョン「おい」
ハルヒ「あとね、まだ不思議があるの」
キョン「な、なんだ?」
ハルヒ「ほら、お日様って夕方になると夕日になるじゃない?」
キョン「ああ」
ハルヒ「不思議よね!?」
キョン「あ……?」
ハルヒ「ね!?」
キョン「……ああ」
ハルヒ「やっぱり。あの黄昏色はなんかこう、すごいパワーが宿っているんじゃないかしら……」
14: 2012/05/09(水) 16:35:52.10 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「はぁ……まずいわ。不思議がありすぎて眩暈がしてきた」
キョン「あのさ」
ハルヒ「どうしたの?」
キョン「何か辛いことでもあったのか?」
ハルヒ「ないけど?」
キョン「でも……」
ハルヒ「それどころか不思議が多すぎて幸せなんだけど」
キョン「……」
ハルヒ「キョン!!そうだ!!」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「今から海外旅行に行きましょう!!ネットで!!」
キョン「……なんで?」
ハルヒ「ずっと部室にいるよりそのほうが楽しいでしょ!?」
キョン「そうかもしれんが……」
キョン「あのさ」
ハルヒ「どうしたの?」
キョン「何か辛いことでもあったのか?」
ハルヒ「ないけど?」
キョン「でも……」
ハルヒ「それどころか不思議が多すぎて幸せなんだけど」
キョン「……」
ハルヒ「キョン!!そうだ!!」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「今から海外旅行に行きましょう!!ネットで!!」
キョン「……なんで?」
ハルヒ「ずっと部室にいるよりそのほうが楽しいでしょ!?」
キョン「そうかもしれんが……」
17: 2012/05/09(水) 16:39:03.54 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「どこいく?」カタカタ
キョン「えっと……じゃあ……オーストラリア」
ハルヒ「いいわね!そこに行きましょう」
キョン「……」
ハルヒ「えっと……オーストラリアっと」カタカタ
キョン「でたか?」
ハルヒ「でたわ。いいところじゃない、オーストラリア」
キョン「そうだな」
ハルヒ「みてみて、ここの景色最高じゃないかしら?」
キョン「おう……」
ハルヒ「記念撮影しとく?」
キョン「いや、いい」
ハルヒ「そう……」
キョン「えっと……じゃあ……オーストラリア」
ハルヒ「いいわね!そこに行きましょう」
キョン「……」
ハルヒ「えっと……オーストラリアっと」カタカタ
キョン「でたか?」
ハルヒ「でたわ。いいところじゃない、オーストラリア」
キョン「そうだな」
ハルヒ「みてみて、ここの景色最高じゃないかしら?」
キョン「おう……」
ハルヒ「記念撮影しとく?」
キョン「いや、いい」
ハルヒ「そう……」
20: 2012/05/09(水) 16:43:37.45 ID:ZwK6Zb4L0
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「ん?」
キョン「なにかあったんだろ?言ってくれ」
ハルヒ「なにかってなによ?」
キョン「だから……いやなこととか」
ハルヒ「無いってば。それより、次はどこにいきましょうか?このどこでもドアなら―――」
キョン「ハルヒ!!」
ハルヒ「な、なによ……」
キョン「……」
ハルヒ「そ、そんなに見つめないでよ……」
キョン「いや……なんでもない……」
ハルヒ「変なキョンね」
ハルヒ「ん?」
キョン「なにかあったんだろ?言ってくれ」
ハルヒ「なにかってなによ?」
キョン「だから……いやなこととか」
ハルヒ「無いってば。それより、次はどこにいきましょうか?このどこでもドアなら―――」
キョン「ハルヒ!!」
ハルヒ「な、なによ……」
キョン「……」
ハルヒ「そ、そんなに見つめないでよ……」
キョン「いや……なんでもない……」
ハルヒ「変なキョンね」
22: 2012/05/09(水) 16:46:17.52 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「さー、次はどこにいく?」
キョン「えっと……」
ガチャ
朝比奈「こんにちはー、遅くなりました」
ハルヒ「あー!!みくるちゃんだぁー!!!」
朝比奈「はい?」
ハルヒ「みくるちゃん!!こっちこっち!!」
朝比奈「な、なんですか?」
ハルヒ「みくるちゃんも海外旅行一緒にしよっか?」
朝比奈「海外……旅行?」
ハルヒ「最近、気がついたのよ。このネットさえあればどこにでも行けるってね」
朝比奈「えっと……?」
キョン「話を合わせてあげてください」
朝比奈「は、はい……」
キョン「えっと……」
ガチャ
朝比奈「こんにちはー、遅くなりました」
ハルヒ「あー!!みくるちゃんだぁー!!!」
朝比奈「はい?」
ハルヒ「みくるちゃん!!こっちこっち!!」
朝比奈「な、なんですか?」
ハルヒ「みくるちゃんも海外旅行一緒にしよっか?」
朝比奈「海外……旅行?」
ハルヒ「最近、気がついたのよ。このネットさえあればどこにでも行けるってね」
朝比奈「えっと……?」
キョン「話を合わせてあげてください」
朝比奈「は、はい……」
24: 2012/05/09(水) 16:50:32.72 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「どこがいい?」
朝比奈「じゃあ……メイドさんがいっぱいいる国とか」
ハルヒ「なるほどねー。うんうん。メイドがいっぱいいる国っと……」カタカタ
朝比奈「どうですかー?」
ハルヒ「ちょっとまってね……んー……あれー?なんか遅いわねー」バンバン
朝比奈「あのそんなに乱暴にしないほうが……」
キョン「……」
キョン(なんか知らんがハルヒが幼児退行を起こしているような……)
キョン(わざとっぽくもないし……)
ハルヒ「あ、でたでた」
朝比奈「へー」
ハルヒ「ここの景色いいわね。記念撮影しましょうか」
朝比奈「はい!いいですね」
ハルヒ「はい。じゃあ、パソコンの前に座って」
朝比奈「こ、こうですか?」
朝比奈「じゃあ……メイドさんがいっぱいいる国とか」
ハルヒ「なるほどねー。うんうん。メイドがいっぱいいる国っと……」カタカタ
朝比奈「どうですかー?」
ハルヒ「ちょっとまってね……んー……あれー?なんか遅いわねー」バンバン
朝比奈「あのそんなに乱暴にしないほうが……」
キョン「……」
キョン(なんか知らんがハルヒが幼児退行を起こしているような……)
キョン(わざとっぽくもないし……)
ハルヒ「あ、でたでた」
朝比奈「へー」
ハルヒ「ここの景色いいわね。記念撮影しましょうか」
朝比奈「はい!いいですね」
ハルヒ「はい。じゃあ、パソコンの前に座って」
朝比奈「こ、こうですか?」
28: 2012/05/09(水) 16:53:57.84 ID:ZwK6Zb4L0
キョン(古泉に電話でも……)
ハルヒ「キョン?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「電話?」
キョン「ああ、ちょっとな」
ハルヒ「電話ってどうして相手の声が聞こえるの?」
キョン「え?」
ハルヒ「ちょっと不思議すぎないかしら?」
朝比奈「あのー……」
ハルヒ「みくるちゃん!紙コップとって!!」
朝比奈「は、はい!どうぞ!!」
ハルヒ「ありがと!でね、こうして、こうして……」ゴソゴソ
朝比奈「なんですか?」
ハルヒ「できたぁー!!糸電話!!はい、みくるちゃん!!片方をもって、私から離れて!!」
朝比奈「は、はい」タタタッ
ハルヒ「キョン?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「電話?」
キョン「ああ、ちょっとな」
ハルヒ「電話ってどうして相手の声が聞こえるの?」
キョン「え?」
ハルヒ「ちょっと不思議すぎないかしら?」
朝比奈「あのー……」
ハルヒ「みくるちゃん!紙コップとって!!」
朝比奈「は、はい!どうぞ!!」
ハルヒ「ありがと!でね、こうして、こうして……」ゴソゴソ
朝比奈「なんですか?」
ハルヒ「できたぁー!!糸電話!!はい、みくるちゃん!!片方をもって、私から離れて!!」
朝比奈「は、はい」タタタッ
29: 2012/05/09(水) 16:57:29.70 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「いくわよー!!」
朝比奈「どうすればいいんですかー?」
ハルヒ「コップを耳に」
朝比奈「はい」
ハルヒ「もしもーし!みくるちゃーん!きこえるー?」
朝比奈「……聞こえます!!」
ハルヒ「これが電話だと思うの」
キョン「……」
朝比奈「もしもーし!涼宮さーん!」
ハルヒ「聞こえてるわよー」
朝比奈「すごい!すごい!なんですかこれ!?」
ハルヒ「糸電話よ!!」
朝比奈「涼宮さん!もう一度お願いします!!」
ハルヒ「いいわよ。―――みくるちゃんのお茶はいつも美味しいわー、ありがとー」
朝比奈「どういたしましてー」
朝比奈「どうすればいいんですかー?」
ハルヒ「コップを耳に」
朝比奈「はい」
ハルヒ「もしもーし!みくるちゃーん!きこえるー?」
朝比奈「……聞こえます!!」
ハルヒ「これが電話だと思うの」
キョン「……」
朝比奈「もしもーし!涼宮さーん!」
ハルヒ「聞こえてるわよー」
朝比奈「すごい!すごい!なんですかこれ!?」
ハルヒ「糸電話よ!!」
朝比奈「涼宮さん!もう一度お願いします!!」
ハルヒ「いいわよ。―――みくるちゃんのお茶はいつも美味しいわー、ありがとー」
朝比奈「どういたしましてー」
30: 2012/05/09(水) 17:00:51.61 ID:ZwK6Zb4L0
キョン「朝比奈さん……?」
ハルヒ「どう?すごいでしょ?」
朝比奈「通信装置ってここから生まれたんですね……」
ハルヒ「そうそう」
キョン(まずい……朝比奈さんまでハルヒの影響を……)
朝比奈「もしもーし」
ハルヒ「もしもーし」
朝比奈「もう!涼宮さんまで話したら聞こえないじゃないですか」
ハルヒ「あ、ごめんごめん」
朝比奈「でも、不思議ですね。これ、どういう原理なんですか?」
ハルヒ「しらないっ!!だから不思議!!」
朝比奈「なるほどー」
キョン「ちょっとトイレ」
ハルヒ「うん!」
ハルヒ「どう?すごいでしょ?」
朝比奈「通信装置ってここから生まれたんですね……」
ハルヒ「そうそう」
キョン(まずい……朝比奈さんまでハルヒの影響を……)
朝比奈「もしもーし」
ハルヒ「もしもーし」
朝比奈「もう!涼宮さんまで話したら聞こえないじゃないですか」
ハルヒ「あ、ごめんごめん」
朝比奈「でも、不思議ですね。これ、どういう原理なんですか?」
ハルヒ「しらないっ!!だから不思議!!」
朝比奈「なるほどー」
キョン「ちょっとトイレ」
ハルヒ「うん!」
34: 2012/05/09(水) 17:03:43.51 ID:ZwK6Zb4L0
廊下
キョン「はぁ……」
古泉「どうも」
キョン「来たか」
古泉「どうかされたのですか?」
キョン「ハルヒが変だ。幼児退行しちまった」
古泉「どのように?」
キョン「中を見てみろ」
古泉「……」ガチャ
ハルヒ「みくるちゃん!!もしもーし!!」
朝比奈「なんですかー?」
ハルヒ「お茶いれてー」
朝比奈「はーい」
古泉「……なるほど」
キョン「どう思う?」
キョン「はぁ……」
古泉「どうも」
キョン「来たか」
古泉「どうかされたのですか?」
キョン「ハルヒが変だ。幼児退行しちまった」
古泉「どのように?」
キョン「中を見てみろ」
古泉「……」ガチャ
ハルヒ「みくるちゃん!!もしもーし!!」
朝比奈「なんですかー?」
ハルヒ「お茶いれてー」
朝比奈「はーい」
古泉「……なるほど」
キョン「どう思う?」
35: 2012/05/09(水) 17:07:44.72 ID:ZwK6Zb4L0
古泉「まだ、なんとも……もう少し話を聞いてみないことには」
キョン「毒されるなよ?」
古泉「わかりました」
古泉「―――申し訳ありません、遅くなりました」
ハルヒ「古泉くん!!待ってたわ!!」
古泉「おや?僕になにか用事でもあるのですか?」
ハルヒ「別にないけど、ほら、みんなが集まってくれないと寂しいじゃない?」
古泉「え……?」
朝比奈「はい、お茶です」
ハルヒ「ありがと」
朝比奈「涼宮さん、他には無いんですか?」
ハルヒ「なにが?」
朝比奈「不思議な遊び」
ハルヒ「そうね……。あ!!あれがあるわ!!ちょっと待ってね」
古泉「……」
キョン「毒されるなよ?」
古泉「わかりました」
古泉「―――申し訳ありません、遅くなりました」
ハルヒ「古泉くん!!待ってたわ!!」
古泉「おや?僕になにか用事でもあるのですか?」
ハルヒ「別にないけど、ほら、みんなが集まってくれないと寂しいじゃない?」
古泉「え……?」
朝比奈「はい、お茶です」
ハルヒ「ありがと」
朝比奈「涼宮さん、他には無いんですか?」
ハルヒ「なにが?」
朝比奈「不思議な遊び」
ハルヒ「そうね……。あ!!あれがあるわ!!ちょっと待ってね」
古泉「……」
38: 2012/05/09(水) 17:13:24.81 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「じゃーん!!下敷きー!!」
朝比奈「それでどうするんですか?」
ハルヒ「こうやってこすって……」ゴシゴシ
朝比奈「はい」
ハルヒ「髪の毛に近づけると……ほーら、不思議でしょ?」
朝比奈「わぁー、髪が逆立ってますね。どうしてですか?」
ハルヒ「しらないっ!!」
朝比奈「不思議ですね」
ハルヒ「うんっ」
古泉「あの。いいですか?」
ハルヒ「どうした?」
古泉「それは静電気が発生したためですよ」
ハルヒ「静電気?!みくるちゃんしってた?!」
朝比奈「……いいえ」
ハルヒ「そっか!!」
朝比奈「それでどうするんですか?」
ハルヒ「こうやってこすって……」ゴシゴシ
朝比奈「はい」
ハルヒ「髪の毛に近づけると……ほーら、不思議でしょ?」
朝比奈「わぁー、髪が逆立ってますね。どうしてですか?」
ハルヒ「しらないっ!!」
朝比奈「不思議ですね」
ハルヒ「うんっ」
古泉「あの。いいですか?」
ハルヒ「どうした?」
古泉「それは静電気が発生したためですよ」
ハルヒ「静電気?!みくるちゃんしってた?!」
朝比奈「……いいえ」
ハルヒ「そっか!!」
39: 2012/05/09(水) 17:19:03.01 ID:ZwK6Zb4L0
古泉(これは……)
ハルヒ「静電気こうげきー!!」
朝比奈「や、やめてくださーい」
ハルヒ「あはははは」キャッキャッ
古泉「……」
キョン「どう思うよ?」
古泉「そうですね。結論からいいますと……今の涼宮さんは幼児退行している……と言っていいでしょう」
キョン「やっぱりな」
古泉「それに加えて少しばかりピュアになっているところありますね」
キョン「ピュア?」
古泉「今の涼宮さんは全ての知識を忘却し、内面が漏れ出している状況です」
キョン「マジか……?」
古泉「恐らく、今の涼宮さんにどんな質問をしても嘘を吐かれることはないでしょうね」
キョン「どうしてそんなことに」
古泉「そこまでは」
ハルヒ「静電気こうげきー!!」
朝比奈「や、やめてくださーい」
ハルヒ「あはははは」キャッキャッ
古泉「……」
キョン「どう思うよ?」
古泉「そうですね。結論からいいますと……今の涼宮さんは幼児退行している……と言っていいでしょう」
キョン「やっぱりな」
古泉「それに加えて少しばかりピュアになっているところありますね」
キョン「ピュア?」
古泉「今の涼宮さんは全ての知識を忘却し、内面が漏れ出している状況です」
キョン「マジか……?」
古泉「恐らく、今の涼宮さんにどんな質問をしても嘘を吐かれることはないでしょうね」
キョン「どうしてそんなことに」
古泉「そこまでは」
40: 2012/05/09(水) 17:22:59.20 ID:ZwK6Zb4L0
古泉「ですが……これは少し面白いですよ」
キョン「どうして?」
古泉「今の涼宮さんは危害を加えない限り、閉鎖空間が生まれることもありませんからね」
キョン「そうなのか」
古泉「遊んでみますか?」
キョン「遊ぶ?」
古泉「……涼宮さん」
ハルヒ「なに?」
古泉「今、好きな人とかいますか?」
キョン「古泉、おまえ!?」
ハルヒ「えーと……」
古泉「……」
ハルヒ「キョン!!」
キョン「……!!」
古泉(キタ……これですよ)
キョン「どうして?」
古泉「今の涼宮さんは危害を加えない限り、閉鎖空間が生まれることもありませんからね」
キョン「そうなのか」
古泉「遊んでみますか?」
キョン「遊ぶ?」
古泉「……涼宮さん」
ハルヒ「なに?」
古泉「今、好きな人とかいますか?」
キョン「古泉、おまえ!?」
ハルヒ「えーと……」
古泉「……」
ハルヒ「キョン!!」
キョン「……!!」
古泉(キタ……これですよ)
41: 2012/05/09(水) 17:26:50.05 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「あとは古泉くん!!」
キョン「な、に!?」
古泉「え!?」
ハルヒ「みくるちゃんも好きだし、有希も好きよ?」
キョン「な……なんだ……そういうことか……」
古泉(そうか感情の揺れもよくわからない状態になっていると……)
キョン「てめえ!!なんてこと訊くんだよ!!!」
古泉「申し訳ありません」
ハルヒ「みくるちゃん!!おちゃー!!」
朝比奈「はーい」
キョン「とにかく気持ち悪いから元に戻す方法を考えようぜ」
古泉「そうですね。今のままだと変なおじさんに誘拐されてしまいかねませんし」
キョン「だろ?」
ハルヒ「あつっ!?みくるちゃん!!これ冷まして!!」
朝比奈「はーい。ふー、ふー」
キョン「な、に!?」
古泉「え!?」
ハルヒ「みくるちゃんも好きだし、有希も好きよ?」
キョン「な……なんだ……そういうことか……」
古泉(そうか感情の揺れもよくわからない状態になっていると……)
キョン「てめえ!!なんてこと訊くんだよ!!!」
古泉「申し訳ありません」
ハルヒ「みくるちゃん!!おちゃー!!」
朝比奈「はーい」
キョン「とにかく気持ち悪いから元に戻す方法を考えようぜ」
古泉「そうですね。今のままだと変なおじさんに誘拐されてしまいかねませんし」
キョン「だろ?」
ハルヒ「あつっ!?みくるちゃん!!これ冷まして!!」
朝比奈「はーい。ふー、ふー」
42: 2012/05/09(水) 17:30:16.11 ID:ZwK6Zb4L0
朝比奈「どうぞ」
ハルヒ「ありがとう」
キョン「で、なにかいい案はあるか?」
古泉「そもそも涼宮さんがどこまで幼児退行してしまっているのか調べないといけませんね」
キョン「どうやって?」
古泉「涼宮さん」
ハルヒ「なにー?」
古泉「水に顔をつけると苦しくなるのはご存知ですか?」
ハルヒ「え!?そうなの?!なんで!?」
キョン「……」
朝比奈「あの……」
古泉「それは―――」
ハルヒ「みくるちゃん!!ちょっと試しにいくわよ!!!」
朝比奈「あ、まってください!!」
ハルヒ「バケツバケツー!!」
ハルヒ「ありがとう」
キョン「で、なにかいい案はあるか?」
古泉「そもそも涼宮さんがどこまで幼児退行してしまっているのか調べないといけませんね」
キョン「どうやって?」
古泉「涼宮さん」
ハルヒ「なにー?」
古泉「水に顔をつけると苦しくなるのはご存知ですか?」
ハルヒ「え!?そうなの?!なんで!?」
キョン「……」
朝比奈「あの……」
古泉「それは―――」
ハルヒ「みくるちゃん!!ちょっと試しにいくわよ!!!」
朝比奈「あ、まってください!!」
ハルヒ「バケツバケツー!!」
43: 2012/05/09(水) 17:33:04.60 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「よっと」
キョン「おい、ハルヒ……どうする―――」
ハルヒ「せいっ!!」バシャッ
朝比奈「わぁ?!」
キョン「おい!!やめろ!!!」
ハルヒ「―――ぷはぁ!?え?」
キョン「何やってんだ!?あぶないだろうが!!」
ハルヒ「え……だって……」
キョン「だってじゃねえ!!」
ハルヒ「……ごめんなさい」
キョン「な……」
ハルヒ「……」
キョン「もういい。そのバケツ、戻して来い」
ハルヒ「うん」タタタッ
朝比奈「涼宮さん……」
キョン「おい、ハルヒ……どうする―――」
ハルヒ「せいっ!!」バシャッ
朝比奈「わぁ?!」
キョン「おい!!やめろ!!!」
ハルヒ「―――ぷはぁ!?え?」
キョン「何やってんだ!?あぶないだろうが!!」
ハルヒ「え……だって……」
キョン「だってじゃねえ!!」
ハルヒ「……ごめんなさい」
キョン「な……」
ハルヒ「……」
キョン「もういい。そのバケツ、戻して来い」
ハルヒ「うん」タタタッ
朝比奈「涼宮さん……」
44: 2012/05/09(水) 17:37:48.91 ID:ZwK6Zb4L0
古泉「なるほど」
キョン「古泉。下手なことをいうな。あいつは今、何も知らないくせに、普段の好奇心で行動してるからな」
古泉「気をつけます」
朝比奈「涼宮さん……私、様子を見に行ってきます」
キョン「お願いします」
朝比奈「涼宮さーん」
ハルヒ「……」
朝比奈「あの……どうしたんですか?」
ハルヒ「いや、キョンに怒られたから、なんか戻りにくくて」
朝比奈「え……」
ハルヒ「このまま帰っちゃおうかしら……」
朝比奈「……そ、そうだ!!涼宮さん!!なんでトイレの紙は無くなっても知らない間に復活しているかしってますか!?」
ハルヒ「え?用務員さんが補充してくれてるからでしょ?」
朝比奈「……」
キョン「古泉。下手なことをいうな。あいつは今、何も知らないくせに、普段の好奇心で行動してるからな」
古泉「気をつけます」
朝比奈「涼宮さん……私、様子を見に行ってきます」
キョン「お願いします」
朝比奈「涼宮さーん」
ハルヒ「……」
朝比奈「あの……どうしたんですか?」
ハルヒ「いや、キョンに怒られたから、なんか戻りにくくて」
朝比奈「え……」
ハルヒ「このまま帰っちゃおうかしら……」
朝比奈「……そ、そうだ!!涼宮さん!!なんでトイレの紙は無くなっても知らない間に復活しているかしってますか!?」
ハルヒ「え?用務員さんが補充してくれてるからでしょ?」
朝比奈「……」
46: 2012/05/09(水) 17:44:26.34 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「はぁー……どうしよう……キョンが怒ってたし……」
朝比奈「あの!!なんで蛍光灯が明るいか知っていますか!?」
ハルヒ「え?……しらない!!どうして!?」
朝比奈「私もよくしりませんっ!」
ハルヒ「じゃあ、不思議ね!!」
朝比奈「はいっ!!」
朝比奈(危ない……何もかも知らないわけじゃないんですね……)
長門「……」
ハルヒ「あー!!ゆきー!!」タタタッ
長門「……」
ハルヒ「ねえねえ!!有希!!なんで蛍光灯が明るいか知ってる!?」
長門「蛍光灯管の両端には電球と同様のフィラメントが入っている。これが両端に出ている2本の電極につながっている」
ハルヒ「????????」
長門「だから―――」
朝比奈「ストップ!!もうやめてあげてください!!!」
朝比奈「あの!!なんで蛍光灯が明るいか知っていますか!?」
ハルヒ「え?……しらない!!どうして!?」
朝比奈「私もよくしりませんっ!」
ハルヒ「じゃあ、不思議ね!!」
朝比奈「はいっ!!」
朝比奈(危ない……何もかも知らないわけじゃないんですね……)
長門「……」
ハルヒ「あー!!ゆきー!!」タタタッ
長門「……」
ハルヒ「ねえねえ!!有希!!なんで蛍光灯が明るいか知ってる!?」
長門「蛍光灯管の両端には電球と同様のフィラメントが入っている。これが両端に出ている2本の電極につながっている」
ハルヒ「????????」
長門「だから―――」
朝比奈「ストップ!!もうやめてあげてください!!!」
48: 2012/05/09(水) 17:49:03.86 ID:ZwK6Zb4L0
長門「どうして?」
朝比奈「いや、今にも涼宮さんが知恵熱だしそうで」
ハルヒ「えっと……フェ……ラ……メイト?」
長門「……」
朝比奈「今、涼宮さんは……ちょっと……」
長門「……」
ハルヒ「電極は……あれよね、電池の……プラス、マイナスで……」
長門「状況は把握した」
朝比奈「よかったぁ。で、これはどうして―――」
長門「何故、人間は生きているか」
ハルヒ「え?」
長門「何故、人は生まれ、氏んでいくのか」
ハルヒ「……」
長門「不思議」
ハルヒ「不思議ね!!」
朝比奈「いや、今にも涼宮さんが知恵熱だしそうで」
ハルヒ「えっと……フェ……ラ……メイト?」
長門「……」
朝比奈「今、涼宮さんは……ちょっと……」
長門「……」
ハルヒ「電極は……あれよね、電池の……プラス、マイナスで……」
長門「状況は把握した」
朝比奈「よかったぁ。で、これはどうして―――」
長門「何故、人間は生きているか」
ハルヒ「え?」
長門「何故、人は生まれ、氏んでいくのか」
ハルヒ「……」
長門「不思議」
ハルヒ「不思議ね!!」
49: 2012/05/09(水) 17:53:39.81 ID:ZwK6Zb4L0
朝比奈「長門さん?」
長門「宇宙の摂理に当てはめると、人間とはとても不合理な生物に分類される」
ハルヒ「……」
長門「感情プログラムという余計なものを持ちながらも、非効率を嫌う」
ハルヒ「……?」
長門「感情という存在が既に非効率であることを知っていながら、特には感情に従う」
ハルヒ「不思議ね」
長門「不思議」
ハルヒ「じゃあ有希はなんで生きているの?」
長門「……」
ハルヒ「どうして?」
長門「……それは……」
ハルヒ「うん」
長門「不思議」
ハルヒ「不思議なのね!!」
長門「宇宙の摂理に当てはめると、人間とはとても不合理な生物に分類される」
ハルヒ「……」
長門「感情プログラムという余計なものを持ちながらも、非効率を嫌う」
ハルヒ「……?」
長門「感情という存在が既に非効率であることを知っていながら、特には感情に従う」
ハルヒ「不思議ね」
長門「不思議」
ハルヒ「じゃあ有希はなんで生きているの?」
長門「……」
ハルヒ「どうして?」
長門「……それは……」
ハルヒ「うん」
長門「不思議」
ハルヒ「不思議なのね!!」
51: 2012/05/09(水) 17:57:17.66 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「じゃあ私はなんで生きているのかしら?」
長門「わからない。貴方という存在は理解できないから」
ハルヒ「ちょっと待って……じゃあ、私って不思議の塊なの?」
長門「そう」
ハルヒ「そ、そんなことって……」
朝比奈「長門さん!!」
長門「涼宮ハルヒは不思議のオンパレード」
ハルヒ「おぉ……!!」
朝比奈「宇宙規模で貴方を超える不思議はない」
ハルヒ「そ、そんなに私って……不思議だったの……」プルプル
朝比奈「あの……あの……」オロオロ
ハルヒ「じゃあ私を見ていれば不思議探索しているようなものなの!?」
長門「そう」
ハルヒ「なるほど」ジーッ
朝比奈「あぁ……」
長門「わからない。貴方という存在は理解できないから」
ハルヒ「ちょっと待って……じゃあ、私って不思議の塊なの?」
長門「そう」
ハルヒ「そ、そんなことって……」
朝比奈「長門さん!!」
長門「涼宮ハルヒは不思議のオンパレード」
ハルヒ「おぉ……!!」
朝比奈「宇宙規模で貴方を超える不思議はない」
ハルヒ「そ、そんなに私って……不思議だったの……」プルプル
朝比奈「あの……あの……」オロオロ
ハルヒ「じゃあ私を見ていれば不思議探索しているようなものなの!?」
長門「そう」
ハルヒ「なるほど」ジーッ
朝比奈「あぁ……」
53: 2012/05/09(水) 18:01:27.87 ID:ZwK6Zb4L0
部室
朝比奈「た、ただいまもどりましたぁ……」
キョン「朝比奈さん?どうしたんですか?」
朝比奈「それが……」
ハルヒ「ねえ、どうして私の指って動くのかしら?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ……不思議が多すぎて……怖くなってきたわ……」
古泉「何があったのですか?」
朝比奈「それが涼宮さん。自分の体が不思議で出来ているって思いこんだみたいで」
キョン「え?」
古泉「それは……」
ハルヒ「髪の毛ってどうして伸びるの?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ……」
朝比奈「た、ただいまもどりましたぁ……」
キョン「朝比奈さん?どうしたんですか?」
朝比奈「それが……」
ハルヒ「ねえ、どうして私の指って動くのかしら?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ……不思議が多すぎて……怖くなってきたわ……」
古泉「何があったのですか?」
朝比奈「それが涼宮さん。自分の体が不思議で出来ているって思いこんだみたいで」
キョン「え?」
古泉「それは……」
ハルヒ「髪の毛ってどうして伸びるの?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ……」
56: 2012/05/09(水) 18:07:43.48 ID:ZwK6Zb4L0
キョン「どうにかして元に戻さないと」
古泉「しかし、原因が分からないと手を打てませんね」
キョン「授業中は普通だったぞ?あえていうなら放課後になってから少しおかしくなり始めてたか」
古泉「前兆はあったのですか?」
キョン「前兆というか……朝からずっとぼやいてたな」
古泉「なんと?」
キョン「最近、面白いことがないなーとか。まあ、いつものことだが」
古泉「……」
ハルヒ「どうして叩かれると痛いの?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ」
朝比奈「長門さん!」
ハルヒ「じゃあ、どうして走ると疲れるの?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ」
古泉「しかし、原因が分からないと手を打てませんね」
キョン「授業中は普通だったぞ?あえていうなら放課後になってから少しおかしくなり始めてたか」
古泉「前兆はあったのですか?」
キョン「前兆というか……朝からずっとぼやいてたな」
古泉「なんと?」
キョン「最近、面白いことがないなーとか。まあ、いつものことだが」
古泉「……」
ハルヒ「どうして叩かれると痛いの?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ」
朝比奈「長門さん!」
ハルヒ「じゃあ、どうして走ると疲れるの?」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ」
70: 2012/05/09(水) 19:41:49.53 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「本当に不思議ばっかりね……困ったわ……」
長門「……」
朝比奈「あの、楽しんでますか?」
長門「……」フルフル
朝比奈「なら、いいんですけど」
キョン「長門」
長門「なに?」
キョン「原因は?」
長門「……分からない」
古泉「長門さんでも分からないとは」
キョン「ほんとか?」
長門「……」コクッ
キョン「マジで?」
長門「マジ」
長門「……」
朝比奈「あの、楽しんでますか?」
長門「……」フルフル
朝比奈「なら、いいんですけど」
キョン「長門」
長門「なに?」
キョン「原因は?」
長門「……分からない」
古泉「長門さんでも分からないとは」
キョン「ほんとか?」
長門「……」コクッ
キョン「マジで?」
長門「マジ」
72: 2012/05/09(水) 19:45:37.78 ID:ZwK6Zb4L0
ハルヒ「キョン!!」
キョン「どうした?」
ハルヒ「なんで爪って伸びるの?」
キョン「えっと」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ……。これもなの?」
長門「そう」
古泉「涼宮さん、人が何故汗をかくかご存知ですか?」
ハルヒ「体温調節のためでしょ?」
古泉「え……」
朝比奈「あの、なんか全部知らないわけじゃないみたいで」
古泉「そ、そうですか……」
キョン「おいおい。面倒だな……」
長門「不思議」
ハルヒ「ふしぎー」
キョン「どうした?」
ハルヒ「なんで爪って伸びるの?」
キョン「えっと」
長門「不思議」
ハルヒ「ひぃ……。これもなの?」
長門「そう」
古泉「涼宮さん、人が何故汗をかくかご存知ですか?」
ハルヒ「体温調節のためでしょ?」
古泉「え……」
朝比奈「あの、なんか全部知らないわけじゃないみたいで」
古泉「そ、そうですか……」
キョン「おいおい。面倒だな……」
長門「不思議」
ハルヒ「ふしぎー」
73: 2012/05/09(水) 19:47:48.63 ID:rbN1C3iG0
おわり
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります