1: 2015/12/17(木) 14:02:09.155 ID:IlJkZnJ/0.net
水銀燈「ぶるっちょさむさむだわぁ」

3: 2015/12/17(木) 14:02:36.718 ID:OBLkFD5hd.net
焼却炉

8: 2015/12/17(木) 14:13:14.435 ID:IlJkZnJ/H.net
水銀燈「真紅が私には焼却炉というところがお似合いだと言ってたけど」

水銀燈「この水銀燈にお似合いなのだからよほど豪勢なところに違いないわぁ」

【近所の小学校焼却炉前】

水銀燈「着いたわぁ。なぁにぃ?コレ。みすぼらしい入り口……。」

水銀燈「……きっと戦前からある古い施設なのねぇ。いいわ、入ってみましょう。」

水銀燈「暗くて何も見えないわぁ。でもなんとなく落ち着くわね。雨風はしのげるし、しょうがないから今夜はここで我慢してあげるわぁ」

ボー

水銀燈「ギャー」
ローゼンメイデン 水銀燈 完成品フィギュア

9: 2015/12/17(木) 14:36:28.086 ID:gYoc/eob0.net
マジかよ真紅最低だな

10: 2015/12/17(木) 14:52:17.844 ID:IlJkZnJ/0.net
水銀燈「危なかったわぁ。この水銀燈が燃えても大丈夫なドールじゃなかったらジャンクになってたところよぉ。」

水銀燈「でも服が燃えてしまって寒すぎて凍え氏にそうだわぁ。」

水銀燈「…こうなったら背に腹はかえられないわぁ。>>11へ行きましょう。」

11: 2015/12/17(木) 14:56:31.247 ID:xdn3y2E2K.net
ホームレスが住んでるダンボールハウス

12: 2015/12/17(木) 15:08:33.720 ID:IlJkZnJ/0.net
水銀燈「こうなったら友達のホームレスの人たちに助けてもらいましょぉ」

水銀燈「真紅はホームレスの人達を悪く言うけど、みんな本当いい人たちなのよぉ」

水銀燈「ご飯をくれたりするいい人達なのよぉ」

水銀燈「ごきげんよう。だれかいるぅ?」

ホームレスA「おぅ、銀ちゃん。なんでぇその格好は。なんかあったんかい?」

水銀燈「あなた達には関係ないことよぉ。それより何か着るものあるぅ?寒くって仕方ないわぁ」

ホームレスB「……。姉ちゃん、ただの子供かと思ってたら……結構いい身体してんじゃねえか……」

ホームレスA「言われてみたらそんだなぁ~。……よぅ銀ちゃん。俺らぁ銀ちゃんを何度か助けてやったッペさなぁ」

水銀燈「なぁにぃ?今更恩着せがましいこといって。」

13: 2015/12/17(木) 15:18:52.906 ID:IlJkZnJ/0.net
~2時間後~



ホームレスB「おい、後がつかえてんぞ。早くしろ!」

ホームレスC「そうだそうだ。こっちは3年以上ご無沙汰してんだぞ!」

~一週間後~

水銀燈「やっと解放されたわぁ」

水銀燈「対価として変な匂いのする毛布を一切れ貰ったわぁ。」

水銀燈「もう疲れたから>>14に行って寝るわぁ」

14: 2015/12/17(木) 15:22:00.855 ID:gYoc/eob0.net
真紅の体内

15: 2015/12/17(木) 15:37:32.450 ID:IlJkZnJ/0.net
水銀燈「あ、真紅!」

真紅「あら、水銀燈。今日はずいぶんと着飾っているのね。」

水銀燈「なぁにぃ?出会い頭で褒めてくるなんて、気持ち悪い。何が狙いなのぉ?」

真紅「心外ね。率直な感想を述べたまでだわ。素敵な毛布ね。あなたにぴったりよ。」

水銀燈「そうかしらぁ?なんか照れるわぁ」

金糸雀「真紅ー!!大変かしら~!!ってきゃぁっ!!どうしたのかしら水銀燈!そんな格好して!」

水銀燈「どうしたって、別にぃ?普通よぉ?ほめても何も出ないわぁ」

金糸雀「え……。あのその…褒めるっていうか、かしら……。」

金糸雀「ってそれどころじゃないかしら!大変かしら!!」

金糸雀「突如として現れた謎の宇宙船がこの街に攻めてきたのかしら!!もういたるところでパニック状態よ!!」

真紅「なんですって!?」

水銀燈「……ついにこの時が来たようねぇ。」

真紅「す、水銀燈!?」

16: 2015/12/17(木) 15:46:48.288 ID:IlJkZnJ/0.net
水銀燈「お父様が私にだけ教えてくれたわぁ。私達ローゼンメイデンは来るべき地球外脅威に備えて開発された魔導兵器だったのよぉ」

金糸雀「そんなのはじめて知ったのかしら!」

真紅「そ、そんな……。でも一体どうすれば……。あんな巨大な宇宙船私たちにはどうしようもないのだわ!」

水銀燈「……見てなさい、真紅。本当のローゼンメイデンの戦い方を。そして学ぶのよぉ。」

水銀燈「次はあなた達がこの地球を守るのだからっ!」

金糸雀「す、すいぎんとう!!待って!!一人でなんて無茶かしら!!」

真紅「す、水銀燈!!?」

水銀燈「宇宙から来たあなた達!覚悟しなさーーーーい!!えーーーい」

ドゴーン

真紅「す、水銀燈ぅーーーー!!!」

金糸雀「あ……。あ……。宇宙船が爆発したのかしら。でも、あれじゃあ水銀燈も……。」

真紅「水銀燈……。どうか許して。ただの洗ってない犬の匂いのする浮浪ドールだと見下していたこの真紅を。」

真紅「立派なこの姿を私は忘れないのだわ」

6: 2015/12/17(木) 14:04:00.328 ID:3pFVRd6z0.net
ジャンクはバカなのだわ

引用: 水銀燈「うぅ~寒いわぁ…。外で暮らすには厳しい季節になってきたし、>>3にでも行って暖を取りましょう。」