1: 2012/05/17(木) 01:16:23.10 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「ギアスの暴走だと? くっ、ユフィ……」
C.C.「後悔しているのか?」
ルルーシュ「おれはゼロだ。だが、ゼロであっても時を戻すことなどできん。ならば進むしかないだろう。後悔しているヒマなど……」
C.C.「……手がないわけではない」
ルルーシュ「手だと? 何を言っている?」
C.C.「時を戻す手だ」
ルルーシュ「時を戻すギアスでもあるというのか?」
C.C.「いや、違う。正確には時を戻すわけではないからな」
ルルーシュ「ふん、何の冗談かわからんが、今のおれはおまえのくだらない冗談に付き合っていられるほど寛容ではないぞ」
C.C.「過去のおまえに警告できる」
ルルーシュ「過去のおれに……?」
C.C.「取り引きだ。わたしは特大チーズくんを所望する」
ルルーシュ「本当にそんなことができるなら、特大チーズくんなどいくらでもくれてやる。だが、そんな方法などあるはずがない」
C.C.「ある。わたしはラボメンだ」
C.C.「後悔しているのか?」
ルルーシュ「おれはゼロだ。だが、ゼロであっても時を戻すことなどできん。ならば進むしかないだろう。後悔しているヒマなど……」
C.C.「……手がないわけではない」
ルルーシュ「手だと? 何を言っている?」
C.C.「時を戻す手だ」
ルルーシュ「時を戻すギアスでもあるというのか?」
C.C.「いや、違う。正確には時を戻すわけではないからな」
ルルーシュ「ふん、何の冗談かわからんが、今のおれはおまえのくだらない冗談に付き合っていられるほど寛容ではないぞ」
C.C.「過去のおまえに警告できる」
ルルーシュ「過去のおれに……?」
C.C.「取り引きだ。わたしは特大チーズくんを所望する」
ルルーシュ「本当にそんなことができるなら、特大チーズくんなどいくらでもくれてやる。だが、そんな方法などあるはずがない」
C.C.「ある。わたしはラボメンだ」
2: 2012/05/17(木) 01:25:06.77 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「Dメールだと? そんな偉大な発明をただの学生が?」
C.C.「ああ、そうだ。フェイリスたんの紹介でな」
ルルーシュ「フェ、フェイリスたん? 誰だそれは」
C.C.「雷ネッ友だ。が、そんなことは問題ではないだろう?」
ルルーシュ「あ、ああ……(雷ネッ友?)」
C.C.「ここだ」
ルルーシュ「ブラウン管……?」
C.C.「そこじゃない。二階だ」
C.C.「ああ、そうだ。フェイリスたんの紹介でな」
ルルーシュ「フェ、フェイリスたん? 誰だそれは」
C.C.「雷ネッ友だ。が、そんなことは問題ではないだろう?」
ルルーシュ「あ、ああ……(雷ネッ友?)」
C.C.「ここだ」
ルルーシュ「ブラウン管……?」
C.C.「そこじゃない。二階だ」
3: 2012/05/17(木) 01:30:44.72 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「未来ガジェット研究所……? おい、なんだここは。怪しすぎるぞ」
C.C.「黙って入れ」ガチャ
まゆり「わあ、C.C.ちゃん! トゥットゥルー!」
ダル「C.C.氏、久しぶりだお」
岡部「C.C.か。久しぶりだな。……そいつは誰だ?」
C.C.「童Oの坊やだ」
ルルーシュ「おい、やめろ! ルルーシュ・ランペルージです。はじめまして(こんな場所で発明を?)」
まゆり「C.C.ちゃんのお友達?」
ルルーシュ「あ、はい」
C.C.「恋人だ」
C.C.「黙って入れ」ガチャ
まゆり「わあ、C.C.ちゃん! トゥットゥルー!」
ダル「C.C.氏、久しぶりだお」
岡部「C.C.か。久しぶりだな。……そいつは誰だ?」
C.C.「童Oの坊やだ」
ルルーシュ「おい、やめろ! ルルーシュ・ランペルージです。はじめまして(こんな場所で発明を?)」
まゆり「C.C.ちゃんのお友達?」
ルルーシュ「あ、はい」
C.C.「恋人だ」
4: 2012/05/17(木) 01:37:39.55 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「違う! C.C.、どういうつもりだ?」
C.C.「事実を述べたまでだ」
ルルーシュ「事実じゃないだろ!」
まゆり「うんうん、ルルーシュくんは照れ屋さんなんだねえ」
ルルーシュ「いや、照れているわけでは……」
岡部「普段はまったく寄り付かない女が今日はどうした? この鳳凰院凶真の力を借りたいことでもあるのか? おっと、言っておくが黒の騎士団に手は貸さんぞ。科学とは孤高なものだ。政治や紛争とは無縁であるべきなのだからな」
ダル「C.C.氏も黒の騎士団なんて危ないことはやめたほうがいいお。なんならメイクイーンニャン2に紹介を……」
まゆり「戦争は悲しいことなのです」
C.C.「事実を述べたまでだ」
ルルーシュ「事実じゃないだろ!」
まゆり「うんうん、ルルーシュくんは照れ屋さんなんだねえ」
ルルーシュ「いや、照れているわけでは……」
岡部「普段はまったく寄り付かない女が今日はどうした? この鳳凰院凶真の力を借りたいことでもあるのか? おっと、言っておくが黒の騎士団に手は貸さんぞ。科学とは孤高なものだ。政治や紛争とは無縁であるべきなのだからな」
ダル「C.C.氏も黒の騎士団なんて危ないことはやめたほうがいいお。なんならメイクイーンニャン2に紹介を……」
まゆり「戦争は悲しいことなのです」
5: 2012/05/17(木) 01:43:06.44 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「C.C.、おまえこいつらに黒の騎士団のことを?」ヒソヒソ
C.C.「ああ」
ルルーシュ「勝手なことをするな」ヒソヒソ
C.C.「大丈夫だ。こいつらは心配要らない」
岡部「何をコソコソしている? ずいぶん仲がいいではないか」
ルルーシュ「仲などよくは……!!」
ダル「チッ、リア充が」
C.C.「なんでもない。少し相談があってな」
まゆり「もしかして恋愛相談? まゆしぃは楽しみなのです」
ルルーシュ「いや、そうではな C.C.「そうだ」
岡部「フゥハハハー! なるほど! 悩み多き年頃だろうなあ! 構わんぞ! どんなことでもこの鳳凰院凶真が相談に乗ってやろう! ん? 童O坊やよ」
ルルーシュ「……くっ」
C.C.「ああ」
ルルーシュ「勝手なことをするな」ヒソヒソ
C.C.「大丈夫だ。こいつらは心配要らない」
岡部「何をコソコソしている? ずいぶん仲がいいではないか」
ルルーシュ「仲などよくは……!!」
ダル「チッ、リア充が」
C.C.「なんでもない。少し相談があってな」
まゆり「もしかして恋愛相談? まゆしぃは楽しみなのです」
ルルーシュ「いや、そうではな C.C.「そうだ」
岡部「フゥハハハー! なるほど! 悩み多き年頃だろうなあ! 構わんぞ! どんなことでもこの鳳凰院凶真が相談に乗ってやろう! ん? 童O坊やよ」
ルルーシュ「……くっ」
6: 2012/05/17(木) 01:52:44.17 ID:3KwME4Vlo
ガチャ
紅莉栖「何を大声で叫んでいるんだか」
まゆり「紅莉栖ちゃん! トゥットゥルー!」
紅莉栖「おまえも童Oだろうが」
岡部「ほう、耳年増のHENTAI処Oが言ってくれるではないか」
紅莉栖「誰がHENTAIか!」
ルルーシュ「(こいつは? 科学雑誌で見たことがあるな。なるほど、彼女が発明者か)あ、あの、はじめまして」
紅莉栖「ん? ブリタニア人? ブリタニア人がこんなところに来るなんて珍しいわね」
岡部「おまえだって名誉ブリタニア人なんだろう?」
紅莉栖「あれは勝手に手続きをされただけよ。で? 彼は?」
C.C.「わたしの恋b ルルーシュ「友人です。ルルーシュ・ランペルージです。よろしく」
紅莉栖「何を大声で叫んでいるんだか」
まゆり「紅莉栖ちゃん! トゥットゥルー!」
紅莉栖「おまえも童Oだろうが」
岡部「ほう、耳年増のHENTAI処Oが言ってくれるではないか」
紅莉栖「誰がHENTAIか!」
ルルーシュ「(こいつは? 科学雑誌で見たことがあるな。なるほど、彼女が発明者か)あ、あの、はじめまして」
紅莉栖「ん? ブリタニア人? ブリタニア人がこんなところに来るなんて珍しいわね」
岡部「おまえだって名誉ブリタニア人なんだろう?」
紅莉栖「あれは勝手に手続きをされただけよ。で? 彼は?」
C.C.「わたしの恋b ルルーシュ「友人です。ルルーシュ・ランペルージです。よろしく」
7: 2012/05/17(木) 02:01:39.42 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「へえ。C.C.、あんたにも友達なんているのね。牧瀬紅莉栖よ。よろしくね」
まゆり「C.C.ちゃんとルルーシュくんは恋愛相談に来たのです」
紅莉栖「恋愛相談? C.C.、あんた相談しに来るところを間違ってるんじゃない? ま、まあ、わたしが聞いてあげてもいいけど……」
C.C.「ふむ、では聞かせてやろう。実はこの童O坊やが若い性欲を持て余して毎晩わたしのベッドに……」
紅莉栖「なっ!?」
ルルーシュ「何を言っている!! おれはそんなことはしない! 勝手にベッドに入ってくるのはおまえのほうだろうが!」
岡部「ということは、その、おまえたちは……」
紅莉栖「い、いっしょに住んでるの?」
ダル「リア充爆発してほしいお」
まゆり「C.C.ちゃんとルルーシュくんは恋愛相談に来たのです」
紅莉栖「恋愛相談? C.C.、あんた相談しに来るところを間違ってるんじゃない? ま、まあ、わたしが聞いてあげてもいいけど……」
C.C.「ふむ、では聞かせてやろう。実はこの童O坊やが若い性欲を持て余して毎晩わたしのベッドに……」
紅莉栖「なっ!?」
ルルーシュ「何を言っている!! おれはそんなことはしない! 勝手にベッドに入ってくるのはおまえのほうだろうが!」
岡部「ということは、その、おまえたちは……」
紅莉栖「い、いっしょに住んでるの?」
ダル「リア充爆発してほしいお」
8: 2012/05/17(木) 02:07:23.90 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「い、いや、この女が勝手に住みついているだけで……」
C.C.「いつもわたしの下着の洗濯までしてもらってすまないなあ、坊や」ニヤリ
ルルーシュ「おまえは黙ってろ! いや、そうではなく今日は相談が……」
まゆり「下着は手洗いがいいのです」
ルルーシュ「ああ、いつもそうしています。それで相談が……」
紅莉栖「ホントに下着まで洗ってるの?」
ダル「そしてC.C.氏の使用済み下着を手にしてあらぬ妄想を……ハァハァ」
岡部「……よかったな助手よ。HENTAI仲間ができて」
紅莉栖「助手ってゆーな! HENTAIでもない!」
C.C.「いつもわたしの下着の洗濯までしてもらってすまないなあ、坊や」ニヤリ
ルルーシュ「おまえは黙ってろ! いや、そうではなく今日は相談が……」
まゆり「下着は手洗いがいいのです」
ルルーシュ「ああ、いつもそうしています。それで相談が……」
紅莉栖「ホントに下着まで洗ってるの?」
ダル「そしてC.C.氏の使用済み下着を手にしてあらぬ妄想を……ハァハァ」
岡部「……よかったな助手よ。HENTAI仲間ができて」
紅莉栖「助手ってゆーな! HENTAIでもない!」
9: 2012/05/17(木) 02:08:20.52 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「……(くそっ、こいつら……)」
C.C.「洗濯をする前より汚れていることもある。そう、謎の白い液t ルルーシュ「C.C.!!」
紅莉栖「そ、それで? 結局は何をしに来たの? まさかホントにせっ、性生活に関する相談じゃないでしょうね」
岡部「せっ? 助手よ、おまえ今何と」
紅莉栖「黙れ! それと助手じゃない!」
ルルーシュ「あの、Dメールというものの存在を聞きまして……」
C.C.「洗濯をする前より汚れていることもある。そう、謎の白い液t ルルーシュ「C.C.!!」
紅莉栖「そ、それで? 結局は何をしに来たの? まさかホントにせっ、性生活に関する相談じゃないでしょうね」
岡部「せっ? 助手よ、おまえ今何と」
紅莉栖「黙れ! それと助手じゃない!」
ルルーシュ「あの、Dメールというものの存在を聞きまして……」
10: 2012/05/17(木) 02:15:54.70 ID:3KwME4Vlo
岡部「C.C.よ、勝手にDメールのことを口外されるのは困るな。だが、おまえの恋人ということで特別に許してやろう」
C.C.「すまないな。詫びとしてドクペを買ってきた」
岡部「ほう、どこぞのセレセブと違って気が利くじゃないか」チラッ
紅莉栖「チッ……。それで? 何か変えたい過去でもあるの? 正直なところ安易に過去を変えるのはどうかと思うわよ。過去を変えたって望み通りの現在にならないかもしれないんだから」
ルルーシュ「……わかっています。しかし、おれは取り返しのつかないことをしてしまったんです」
ダル「取り返しのつかないこと? いったい何だお?」
ルルーシュ「すみません、詳しくは話せません。ただ、自分の妹に汚名を着せてしまった、としか」
紅莉栖「妹に?」
C.C.「すまないな。詫びとしてドクペを買ってきた」
岡部「ほう、どこぞのセレセブと違って気が利くじゃないか」チラッ
紅莉栖「チッ……。それで? 何か変えたい過去でもあるの? 正直なところ安易に過去を変えるのはどうかと思うわよ。過去を変えたって望み通りの現在にならないかもしれないんだから」
ルルーシュ「……わかっています。しかし、おれは取り返しのつかないことをしてしまったんです」
ダル「取り返しのつかないこと? いったい何だお?」
ルルーシュ「すみません、詳しくは話せません。ただ、自分の妹に汚名を着せてしまった、としか」
紅莉栖「妹に?」
11: 2012/05/17(木) 02:20:28.79 ID:3KwME4Vlo
ダル「……ナナリー・ランペルージ。アッシュフォード学園の中等部に通っているお」カタカタ
ルルーシュ「!! 何故ナナリーのことを!?」
ダル「ネットで簡単に調べられるお。ほら。ルルーシュ・ランペルージ。アッシュフォード学園高等部生徒会副会長。頭脳明晰で体育以外の成績はバツグン。真面目で生徒会メンバーを含めた生徒からの信頼は厚いけど、一方では賭けチェスなど……」カタカタ
ルルーシュ「す、すごいですね(こいつ何者だ?)」
岡部「ダルはスーパーハカーだからな」
C.C.「融通の利かない童Oだ、という追加情報も与えてやろう」
ルルーシュ「C.C.、おまえは黙ってろ」
紅莉栖「そ、それで? そのナナリーさんに汚名を?」
ルルーシュ「……はい(ユフィのことを話すわけにはいかない)」
ルルーシュ「!! 何故ナナリーのことを!?」
ダル「ネットで簡単に調べられるお。ほら。ルルーシュ・ランペルージ。アッシュフォード学園高等部生徒会副会長。頭脳明晰で体育以外の成績はバツグン。真面目で生徒会メンバーを含めた生徒からの信頼は厚いけど、一方では賭けチェスなど……」カタカタ
ルルーシュ「す、すごいですね(こいつ何者だ?)」
岡部「ダルはスーパーハカーだからな」
C.C.「融通の利かない童Oだ、という追加情報も与えてやろう」
ルルーシュ「C.C.、おまえは黙ってろ」
紅莉栖「そ、それで? そのナナリーさんに汚名を?」
ルルーシュ「……はい(ユフィのことを話すわけにはいかない)」
12: 2012/05/17(木) 02:26:44.27 ID:3KwME4Vlo
岡部「ふむ、妹のためか……。いいだろう」
紅莉栖「ちょ、ちょっと岡部!? そんな簡単に……」
岡部「案ずるなクリスティーナよ! いいではないか。麗しき兄妹愛だ。C.C.の恋人では無碍にもできんしなあ」
ルルーシュ「ありがとうございます!(C.C.の恋人ではないがな)」
ダル「でも、ちょっとおかしいお。そのナナリーちゃん、今日も変わった様子はなく学校に行ってるお。強いていえば朝から兄が出かけて登校していないのを心配している様子、と……」カタカタ
ルルーシュ「そ、そんなことどこで!?」
ダル「ここだお」
ルルーシュ「ナナリーちゃんファンクラブ……だと!? 何だこのサイトは!?」
ダル「えっと……、アッシュフォード学園に通う有志たちによって運営される、ナナリーちゃんファンによるナナリーちゃんファンのためのサイトだお。管理者は……ミレイ・アッシュフォード」カタカタ
紅莉栖「ちょ、ちょっと岡部!? そんな簡単に……」
岡部「案ずるなクリスティーナよ! いいではないか。麗しき兄妹愛だ。C.C.の恋人では無碍にもできんしなあ」
ルルーシュ「ありがとうございます!(C.C.の恋人ではないがな)」
ダル「でも、ちょっとおかしいお。そのナナリーちゃん、今日も変わった様子はなく学校に行ってるお。強いていえば朝から兄が出かけて登校していないのを心配している様子、と……」カタカタ
ルルーシュ「そ、そんなことどこで!?」
ダル「ここだお」
ルルーシュ「ナナリーちゃんファンクラブ……だと!? 何だこのサイトは!?」
ダル「えっと……、アッシュフォード学園に通う有志たちによって運営される、ナナリーちゃんファンによるナナリーちゃんファンのためのサイトだお。管理者は……ミレイ・アッシュフォード」カタカタ
13: 2012/05/17(木) 02:27:29.14 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「会長!?(何をやってるんだあの人は!!)」
C.C.「クックック。ちなみに家でのナナリーの様子はわたしが書き込んでいる」
ルルーシュ「C.C.!? おまえまで勝手なことを!」
C.C.「いいではないか。妹が人気者でうれしいだろう? シスコンのお兄さま?」
ルルーシュ「シスコンではない! こうしてはおれん!(くそっ、これがシャルルの目に触れたら……。いや、シャルルはこんなもの見ないか。しかしシュナイゼルならわからん)」
C.C.「クックック。ちなみに家でのナナリーの様子はわたしが書き込んでいる」
ルルーシュ「C.C.!? おまえまで勝手なことを!」
C.C.「いいではないか。妹が人気者でうれしいだろう? シスコンのお兄さま?」
ルルーシュ「シスコンではない! こうしてはおれん!(くそっ、これがシャルルの目に触れたら……。いや、シャルルはこんなもの見ないか。しかしシュナイゼルならわからん)」
14: 2012/05/17(木) 02:32:51.88 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「もしもし、ナナリーか。……。すまない、急用があったんだ。……。それじゃあ、今晩はナナリーの好きなものを作ってやろう。……。それとミレイ会長に伝言を頼む。FCサイトを即刻消せ、と。それだけ言えばわかる。……。ああ、遅くはならないよ。……。危険なことなんてしていないよ。ナナリーこそ大丈夫か? おかしなヤツにつきまとわれたりしてないか? 何かあったらすぐ電話をするんだ。すぐに駆けつけるからな。……。ああ、約束だ。じゃあ」ピッ
岡部「……(シスコンだな)」
紅莉栖「……(シスコンね)」
ダル「……(シスコンだお)」
まゆり「……ルルーシュくんはシスコンなのです」
ルルーシュ「ちがっ!?」
C.C.「いつもナナリーナナリー言ってるじゃないか」
ルルーシュ「C.C.、頼むから黙っててくれないか」
岡部「……(シスコンだな)」
紅莉栖「……(シスコンね)」
ダル「……(シスコンだお)」
まゆり「……ルルーシュくんはシスコンなのです」
ルルーシュ「ちがっ!?」
C.C.「いつもナナリーナナリー言ってるじゃないか」
ルルーシュ「C.C.、頼むから黙っててくれないか」
15: 2012/05/17(木) 02:38:13.69 ID:3KwME4Vlo
岡部「ではシスコン副会長よ、あらためて話を聞こうか」
ルルーシュ「(シスコン副会長!? いや、今はそんなことどうでもいい)……あらためて、といいますと?」
紅莉栖「妹に汚名を着せたって言ったでしょ? でも、その妹さんとは仲がいいようだし、元気そうじゃないの。さっき言ったことは本当なの?」
ルルーシュ「それは……」
C.C.「本当だ」
ルルーシュ「C.C.?」
C.C.「こいつにはそのナナリー以外にも妹がいる。腹違いのな。公的な記録では妹ではないが、間違いなくこいつの妹だ」
ルルーシュ「……そ、そうなんです。あまり人に話せることではないので(C.C.、すまない)」
C.C.「……(言葉による礼は不要だ。特大チーズくんにチーズくん着ぐるみパジャマもつけて返してもらう)」
ルルーシュ「(シスコン副会長!? いや、今はそんなことどうでもいい)……あらためて、といいますと?」
紅莉栖「妹に汚名を着せたって言ったでしょ? でも、その妹さんとは仲がいいようだし、元気そうじゃないの。さっき言ったことは本当なの?」
ルルーシュ「それは……」
C.C.「本当だ」
ルルーシュ「C.C.?」
C.C.「こいつにはそのナナリー以外にも妹がいる。腹違いのな。公的な記録では妹ではないが、間違いなくこいつの妹だ」
ルルーシュ「……そ、そうなんです。あまり人に話せることではないので(C.C.、すまない)」
C.C.「……(言葉による礼は不要だ。特大チーズくんにチーズくん着ぐるみパジャマもつけて返してもらう)」
16: 2012/05/17(木) 02:42:27.01 ID:3KwME4Vlo
岡部「ダル、真偽はわかるか?」
ダル「わからないお。だけど、ナナリーたんたちはランペルージ家の養子みたいだし、辻褄を合わせることはできるお」
ルルーシュ「その辺は複雑な事情があるので……(ナナリーたん、だと?)」
紅莉栖「ふうん、妾腹で養子に出された、か。まあ、有り得る話よね。……あ、ごめんなさい」
ルルーシュ「いえ、事実ですから」
岡部「なるほど。つまりこうだ! 親の都合で引き離された妹! 滅多に会えない大事な妹! かわいいかわいい妹! その妹に汚名を着せてしまった! どうしよう! かわいい妹ともう会えない! お兄さまはどうにかして仲直りをしたい! そうだ、なかったことにしよう! ……ということだな?」
ルルーシュ「……そうです(大筋では間違っていないが……くそっ)」
岡部「フゥハハハハ! これは愉快だ! 本物のシスコンだな、おまえは! だがそれを認めよう! ダル、Dメールの準備を始めてくれ」
紅莉栖「岡部、ホントにいいの?」
岡部「構わん。断ったらシスコン副会長がかわいそうではないか。なあ、シスコンくん?」ニヤニヤ
ルルーシュ「あ、ありがとうございます(こいつ……バカにして!)」
ダル「わからないお。だけど、ナナリーたんたちはランペルージ家の養子みたいだし、辻褄を合わせることはできるお」
ルルーシュ「その辺は複雑な事情があるので……(ナナリーたん、だと?)」
紅莉栖「ふうん、妾腹で養子に出された、か。まあ、有り得る話よね。……あ、ごめんなさい」
ルルーシュ「いえ、事実ですから」
岡部「なるほど。つまりこうだ! 親の都合で引き離された妹! 滅多に会えない大事な妹! かわいいかわいい妹! その妹に汚名を着せてしまった! どうしよう! かわいい妹ともう会えない! お兄さまはどうにかして仲直りをしたい! そうだ、なかったことにしよう! ……ということだな?」
ルルーシュ「……そうです(大筋では間違っていないが……くそっ)」
岡部「フゥハハハハ! これは愉快だ! 本物のシスコンだな、おまえは! だがそれを認めよう! ダル、Dメールの準備を始めてくれ」
紅莉栖「岡部、ホントにいいの?」
岡部「構わん。断ったらシスコン副会長がかわいそうではないか。なあ、シスコンくん?」ニヤニヤ
ルルーシュ「あ、ありがとうございます(こいつ……バカにして!)」
17: 2012/05/17(木) 02:42:57.87 ID:3KwME4Vlo
C.C.「おい、シスコン坊や」
ルルーシュ「おまえまで言うか!」
C.C.「いいではないか。本当のことだ」
ルルーシュ「……ふん、まあいい。何だ?」
C.C.「呼んだだけ。ウフッ」
ルルーシュ「……何だそれは。ウフッなどと棒読みで言われても笑えんぞ」
C.C.「おまえならキュンとくると思ったのだがな」
ルルーシュ「くるか!」
ルルーシュ「おまえまで言うか!」
C.C.「いいではないか。本当のことだ」
ルルーシュ「……ふん、まあいい。何だ?」
C.C.「呼んだだけ。ウフッ」
ルルーシュ「……何だそれは。ウフッなどと棒読みで言われても笑えんぞ」
C.C.「おまえならキュンとくると思ったのだがな」
ルルーシュ「くるか!」
18: 2012/05/17(木) 02:47:31.10 ID:3KwME4Vlo
ダル「メールを送りたいのはいつだお?」
ルルーシュ「昨日の午前中でお願いします。午前中でしたら細かい時間の指定はありません」
ダル「じゃあ、10時くらいにするお」
紅莉栖「昨日っていえば、とんでもない事件が起きたわね」
まゆり「うん。まゆしぃは悲しいのです」
岡部「例の虐殺皇女か。行政特区日本など、最初から日本人を集めるための策だったのかもしれんな」
ルルーシュ「違う!! ユフィをそんな風に呼ぶな!!」
C.C.「……バカめ」
ルルーシュ「昨日の午前中でお願いします。午前中でしたら細かい時間の指定はありません」
ダル「じゃあ、10時くらいにするお」
紅莉栖「昨日っていえば、とんでもない事件が起きたわね」
まゆり「うん。まゆしぃは悲しいのです」
岡部「例の虐殺皇女か。行政特区日本など、最初から日本人を集めるための策だったのかもしれんな」
ルルーシュ「違う!! ユフィをそんな風に呼ぶな!!」
C.C.「……バカめ」
19: 2012/05/17(木) 02:56:04.91 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「ど、どうしたの? ユフィってユーフェミア皇女? 知り合いなの?」
ルルーシュ「あ、その、それは……(しまった。つい……)」
岡部「フゥハハハ! わかったぞ少年! ふん、おれを欺こうとしていたとはなあ! だが! 天才的頭脳を持つこの鳳凰院凶真を侮っていたな!!」
紅莉栖「どういうこと?」
ルルーシュ「……」
岡部「黙っている、ということは心当たりがあるのだろう」
まゆり「オカリン、まゆしぃには全然わからないのです」
岡部「では教えてやろう! なあに、簡単な話だ。こいつの先ほどの話は嘘だ。いや、一部は真実なんだろう」
ルルーシュ「……(すべて見透かされているのか!?)」
ルルーシュ「あ、その、それは……(しまった。つい……)」
岡部「フゥハハハ! わかったぞ少年! ふん、おれを欺こうとしていたとはなあ! だが! 天才的頭脳を持つこの鳳凰院凶真を侮っていたな!!」
紅莉栖「どういうこと?」
ルルーシュ「……」
岡部「黙っている、ということは心当たりがあるのだろう」
まゆり「オカリン、まゆしぃには全然わからないのです」
岡部「では教えてやろう! なあに、簡単な話だ。こいつの先ほどの話は嘘だ。いや、一部は真実なんだろう」
ルルーシュ「……(すべて見透かされているのか!?)」
20: 2012/05/17(木) 03:01:50.46 ID:3KwME4Vlo
岡部「こいつが先ほど妹と言ったのはユーフェミア皇女のことだ」
紅莉栖「なんですって!?」
ルルーシュ「……(どうする? ギアスを使うか?)」
岡部「だが真実は違う!!」
ルルーシュ「!?」
岡部「こいつはただのユーフェミアファンなのだろう。そして昨日の事件が信じられんのだ。だから、昨日の自分にDメールを送って事件を止めよう、と考えている」
紅莉栖「なるほど……」
まゆり「まゆしぃにも信じられないような事件だったのです」
ダル「ユーフェミアたんマジ天使」
岡部「しかし、そんなことをおれたちには頼みづらい。だから、自分の妹などと嘘をついたんだ。どうだ? 違うか、シスコン副会長よ? んん?」
ルルーシュ「(勘違いをしているようだが好都合だな)すみません、その通りでs C.C.「違うな」
紅莉栖「なんですって!?」
ルルーシュ「……(どうする? ギアスを使うか?)」
岡部「だが真実は違う!!」
ルルーシュ「!?」
岡部「こいつはただのユーフェミアファンなのだろう。そして昨日の事件が信じられんのだ。だから、昨日の自分にDメールを送って事件を止めよう、と考えている」
紅莉栖「なるほど……」
まゆり「まゆしぃにも信じられないような事件だったのです」
ダル「ユーフェミアたんマジ天使」
岡部「しかし、そんなことをおれたちには頼みづらい。だから、自分の妹などと嘘をついたんだ。どうだ? 違うか、シスコン副会長よ? んん?」
ルルーシュ「(勘違いをしているようだが好都合だな)すみません、その通りでs C.C.「違うな」
21: 2012/05/17(木) 03:06:24.91 ID:3KwME4Vlo
岡部「何!?」
ルルーシュ「おい、C.C.」
C.C.「この坊やが愛しているのは妹とわたしだけだ」
ルルーシュ「何を言ってるんだ?」
C.C.「妹とわたし以外の存在のために頭を下げるようなことはしない」
紅莉栖「そうなの?」
ルルーシュ「違います(C.C.のために頭など下げん)」
岡部「どうなのだ、C.C.よ」
C.C.「照れているのだろう。かわいいヤツめ」
ルルーシュ「違うと言っているだろう!」
ルルーシュ「おい、C.C.」
C.C.「この坊やが愛しているのは妹とわたしだけだ」
ルルーシュ「何を言ってるんだ?」
C.C.「妹とわたし以外の存在のために頭を下げるようなことはしない」
紅莉栖「そうなの?」
ルルーシュ「違います(C.C.のために頭など下げん)」
岡部「どうなのだ、C.C.よ」
C.C.「照れているのだろう。かわいいヤツめ」
ルルーシュ「違うと言っているだろう!」
22: 2012/05/17(木) 03:11:16.80 ID:3KwME4Vlo
ダル「……ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」カタカタ
ルルーシュ「!?」
岡部「ダル、何だそれは?」
ダル「元ブリタニアの第11皇子、第17皇位継承者だお」カタカタ
紅莉栖「ルルーシュって……、この子が!?」
岡部「元、とは?」
ダル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、ブリタニアの日本侵攻時に氏んでいるお」カタカタ
紅莉栖「なんだ。別人なのね。驚かさないでよ」
ルルーシュ「!?」
岡部「ダル、何だそれは?」
ダル「元ブリタニアの第11皇子、第17皇位継承者だお」カタカタ
紅莉栖「ルルーシュって……、この子が!?」
岡部「元、とは?」
ダル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、ブリタニアの日本侵攻時に氏んでいるお」カタカタ
紅莉栖「なんだ。別人なのね。驚かさないでよ」
23: 2012/05/17(木) 03:12:00.22 ID:3KwME4Vlo
ダル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの妹の名前はナナリー・ヴィ・ブリタニア。ちなみに、ユーフェミアたんは腹違いの妹だお」カタカタ
紅莉栖「え? それって……」
まゆり「さっきの話の通りなのです」
ルルーシュ「ぐ、偶然でしょう」
ダル「さっきルルーシュは、ユーフェミアたんのことを『ユフィ』って呼んだお。つまり、愛称で呼ぶような関係ってこと」
ルルーシュ「そ、それはファンですから(恐るべしスーパーハカー!)」
紅莉栖「え? それって……」
まゆり「さっきの話の通りなのです」
ルルーシュ「ぐ、偶然でしょう」
ダル「さっきルルーシュは、ユーフェミアたんのことを『ユフィ』って呼んだお。つまり、愛称で呼ぶような関係ってこと」
ルルーシュ「そ、それはファンですから(恐るべしスーパーハカー!)」
24: 2012/05/17(木) 03:16:51.79 ID:3KwME4Vlo
ペロッ
岡部「……こいつは嘘をついてる味だぜぇぇぇぇ」
ルルーシュ「な、何を!?」
岡部「いや、一度やってみたかったのだ」
紅莉栖「おまえは突然何をしとるか!」
C.C.「おもしろそうだ。わたしもやってみよう」
ルルーシュ「やめろC.C.」
岡部「……こいつは嘘をついてる味だぜぇぇぇぇ」
ルルーシュ「な、何を!?」
岡部「いや、一度やってみたかったのだ」
紅莉栖「おまえは突然何をしとるか!」
C.C.「おもしろそうだ。わたしもやってみよう」
ルルーシュ「やめろC.C.」
25: 2012/05/17(木) 03:17:33.03 ID:3KwME4Vlo
C.C.「ふん、いつもわたしを舐めているじゃないか」
ルルーシュ「捏造をするな!」
まゆり「大人の話なのです……」
紅莉栖「で? どうなの? 嘘なの?」
ルルーシュ「はい。舐めてなどいません」
C.C.「いいや、毎晩舐めているぞ。わたしの首筋から脇、胸、そして……」
紅莉栖「そっちじゃなくて! ナナリーさんやユーフェミア様のこと!」
ルルーシュ「それは……(しかたない。ギアスを)」キィィィン
ルルーシュ「捏造をするな!」
まゆり「大人の話なのです……」
紅莉栖「で? どうなの? 嘘なの?」
ルルーシュ「はい。舐めてなどいません」
C.C.「いいや、毎晩舐めているぞ。わたしの首筋から脇、胸、そして……」
紅莉栖「そっちじゃなくて! ナナリーさんやユーフェミア様のこと!」
ルルーシュ「それは……(しかたない。ギアスを)」キィィィン
26: 2012/05/17(木) 03:26:39.11 ID:3KwME4Vlo
C.C.「やめろ」ガシッ
ルルーシュ「C.C.!? 何をする?」
C.C.「こいつらはラボメン、わたしの仲間だ。それはやめろ」
ルルーシュ「何だと!? おまえはおれの共犯者だろ!」
C.C.「そうだ。おまえの共犯者であり、黒の騎士団は仲間だ。だが、こいつらも仲間だ。勝手なことはするな」
ルルーシュ「魔女め。ワガママを言いやがって」
C.C.「フフフ。当然だ。わたしはC.C.なのだからな」
紅莉栖「……あの、詳しい話を聞いてもいい?」
岡部「ルルーシュ、おまえも黒の騎士団なのか?」
まゆり「まゆしぃにはチンプンカンプンなのです」
ダル「C.C.氏の魔女コスはどこで見られるんだお」
ルルーシュ「C.C.!? 何をする?」
C.C.「こいつらはラボメン、わたしの仲間だ。それはやめろ」
ルルーシュ「何だと!? おまえはおれの共犯者だろ!」
C.C.「そうだ。おまえの共犯者であり、黒の騎士団は仲間だ。だが、こいつらも仲間だ。勝手なことはするな」
ルルーシュ「魔女め。ワガママを言いやがって」
C.C.「フフフ。当然だ。わたしはC.C.なのだからな」
紅莉栖「……あの、詳しい話を聞いてもいい?」
岡部「ルルーシュ、おまえも黒の騎士団なのか?」
まゆり「まゆしぃにはチンプンカンプンなのです」
ダル「C.C.氏の魔女コスはどこで見られるんだお」
33: 2012/05/17(木) 14:26:23.40 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「……というわけです(結局すべてを話してしまった。しかしいざとなればC.C.を無視してでもギアスを使うまでだ)」
紅莉栖「あなたがブリタニアの皇子?」
岡部「こんな少年が……ゼロ?」
ダル「あ、ありのまま今起こったことを(ry」
まゆり「お話が終わったようなので、まゆしぃはジューシーからあげナンバーワンを買ってくるのです」
ルルーシュ「ちょ、ちょっと待ってくれ!(今外に出て誰かに話されてはマズイ)」
紅莉栖「あなたがブリタニアの皇子?」
岡部「こんな少年が……ゼロ?」
ダル「あ、ありのまま今起こったことを(ry」
まゆり「お話が終わったようなので、まゆしぃはジューシーからあげナンバーワンを買ってくるのです」
ルルーシュ「ちょ、ちょっと待ってくれ!(今外に出て誰かに話されてはマズイ)」
34: 2012/05/17(木) 14:27:33.09 ID:3KwME4Vlo
岡部「まゆり、あとにしろ」
まゆり「だって、まゆしぃはお腹がすいて……」
紅莉栖「まゆり、わたしのカップ麺だったらあるわよ」
まゆり「紅莉栖ちゃん! ありがとう!」
ダル「食べ終わったら箸は回収するお」
紅莉栖「黙れHENTAI」
ルルーシュ「……(どうも緊張感に欠けるヤツらだな)」
まゆり「だって、まゆしぃはお腹がすいて……」
紅莉栖「まゆり、わたしのカップ麺だったらあるわよ」
まゆり「紅莉栖ちゃん! ありがとう!」
ダル「食べ終わったら箸は回収するお」
紅莉栖「黙れHENTAI」
ルルーシュ「……(どうも緊張感に欠けるヤツらだな)」
35: 2012/05/17(木) 14:28:43.49 ID:3KwME4Vlo
C.C.「紅莉栖、わたしにはピザを頼む」
紅莉栖「ピザを頼む、じゃない! わたしはあんたのお母さんか!」
C.C.「お願い、ママ」
紅莉栖「ママじゃない!」
岡部「いいじゃないか母さん」
紅莉栖「誰が母さんか! だったらおまえがピザを頼んで金を払え!」
岡部「そのような金などあるはずがないだろう!」
紅莉栖「偉そうに言うことか」
紅莉栖「ピザを頼む、じゃない! わたしはあんたのお母さんか!」
C.C.「お願い、ママ」
紅莉栖「ママじゃない!」
岡部「いいじゃないか母さん」
紅莉栖「誰が母さんか! だったらおまえがピザを頼んで金を払え!」
岡部「そのような金などあるはずがないだろう!」
紅莉栖「偉そうに言うことか」
36: 2012/05/17(木) 14:29:20.67 ID:3KwME4Vlo
C.C.「大丈夫だ。こいつのカードがある」
ルルーシュ「C.C.! おまえまた勝手におれのカードを……」
ダル「おお、皇子様のおごりだお!」
まゆり「まゆしぃもピザがいいのです!」
紅莉栖「え? いいの?」
岡部「飲み物はドクペを頼むぞ!」
ルルーシュ「……勝手にしろ(話が進まん)」
ルルーシュ「C.C.! おまえまた勝手におれのカードを……」
ダル「おお、皇子様のおごりだお!」
まゆり「まゆしぃもピザがいいのです!」
紅莉栖「え? いいの?」
岡部「飲み物はドクペを頼むぞ!」
ルルーシュ「……勝手にしろ(話が進まん)」
37: 2012/05/17(木) 14:30:10.57 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「つまり……モグモグ あなたは……モグモグ 間違えてユーフェミア様に……モグモグ 催眠術みたいなものを……モグモグ」
ルルーシュ「ええ、そうです(食べながら話すな)」
まゆり「ルルーシュくんひどいのです」モグモグ
C.C.「そうだ。こいつはひどい男なのだ」モグモグ
岡部「それが運命石の扉<シュタインズゲート>の選択だったのだろう……」
ルルーシュ「え? シュタットフェ? いや、なんでもない」
ルルーシュ「ええ、そうです(食べながら話すな)」
まゆり「ルルーシュくんひどいのです」モグモグ
C.C.「そうだ。こいつはひどい男なのだ」モグモグ
岡部「それが運命石の扉<シュタインズゲート>の選択だったのだろう……」
ルルーシュ「え? シュタットフェ? いや、なんでもない」
38: 2012/05/17(木) 14:30:56.06 ID:3KwME4Vlo
ダル「ダブルチーズも食べたくなってきたお」モグモグ
C.C.「それはいい提案だな。よし、早速注文しろ」モグモグ
ルルーシュ「それくらい自分でやれ! まったく……、あ、もしもし、ダブルチーズのLとドクペを。はい、未来ガジェット研究所。先ほどの。そうです。お願いします」ピッ
ルルーシュ「30分以内に来るそうだ」
C.C.「待て、ジェノベーゼも頼む」モグモグ
ルルーシュ「先に言え! ……あ、もしもし、すみません、先ほどの。いいえ、キャンセルではなく追加で。ジェノベーゼのLをひとつ。お願いします」ピッ
紅莉栖「……あなたホントに皇子なの?」
まゆり「ルルーシュくんはやさしいのです」
ルルーシュ「好きでやってるんじゃない」
C.C.「わたしのことが好きだからやってるんだろう?」モグモグ
ルルーシュ「おまえは黙って食べていろ!」
C.C.「それはいい提案だな。よし、早速注文しろ」モグモグ
ルルーシュ「それくらい自分でやれ! まったく……、あ、もしもし、ダブルチーズのLとドクペを。はい、未来ガジェット研究所。先ほどの。そうです。お願いします」ピッ
ルルーシュ「30分以内に来るそうだ」
C.C.「待て、ジェノベーゼも頼む」モグモグ
ルルーシュ「先に言え! ……あ、もしもし、すみません、先ほどの。いいえ、キャンセルではなく追加で。ジェノベーゼのLをひとつ。お願いします」ピッ
紅莉栖「……あなたホントに皇子なの?」
まゆり「ルルーシュくんはやさしいのです」
ルルーシュ「好きでやってるんじゃない」
C.C.「わたしのことが好きだからやってるんだろう?」モグモグ
ルルーシュ「おまえは黙って食べていろ!」
39: 2012/05/17(木) 14:33:01.46 ID:3KwME4Vlo
岡部「要するにだ……モグモグ おまえは過去の自分に……モグモグ えっと……モグモグ」
ルルーシュ「(こいつも食べながら……)はい。昨日の自分に警告を送りたいんです」
岡部「よし、わかった」モグモグ
紅莉栖「あっさりと言うのね」モグモグ
まゆり「でも、そのほうがいいのです」モグモグ
ルルーシュ「……いいのか?」
岡部「日本人であってもブリタニア人であっても……モグモグ あのような事件は誰も望まないだろう。Dメールひとつでアレを回避でき……モグ…ゲフッ」
紅莉栖「食べながらしゃべるからよ。はい、ドクペ」モグモグ
ルルーシュ「(おまえも食べながらしゃべっていただろうが)」
ルルーシュ「(こいつも食べながら……)はい。昨日の自分に警告を送りたいんです」
岡部「よし、わかった」モグモグ
紅莉栖「あっさりと言うのね」モグモグ
まゆり「でも、そのほうがいいのです」モグモグ
ルルーシュ「……いいのか?」
岡部「日本人であってもブリタニア人であっても……モグモグ あのような事件は誰も望まないだろう。Dメールひとつでアレを回避でき……モグ…ゲフッ」
紅莉栖「食べながらしゃべるからよ。はい、ドクペ」モグモグ
ルルーシュ「(おまえも食べながらしゃべっていただろうが)」
40: 2012/05/17(木) 14:34:11.23 ID:3KwME4Vlo
岡部「だがルルーシュ、いや、ゼロよ! Dメールの使用には条件がある!」
ルルーシュ「(そうきたか。当然だろうな)……何だ?」
C.C.「ふむ、特大チーズくん、チーズくん着ぐるみパジャマだけでは足りんな。では、女装でもしてもらおうか」
ルルーシュ「おまえの条件など知るか! そもそも着ぐるみパジャマなんて話は聞いてないぞ!」
C.C.「先ほど心で訴えた。心が通じ合うわたしたちの関係ならばこその伝達手段だ」
ルルーシュ「おまえと通じ合った覚えはない!」
紅莉栖「ごめん、岡部が何か言おうとして固まってるから話を聞いてあげて」
まゆり「オカリン、がんばって」
ルルーシュ「(そうきたか。当然だろうな)……何だ?」
C.C.「ふむ、特大チーズくん、チーズくん着ぐるみパジャマだけでは足りんな。では、女装でもしてもらおうか」
ルルーシュ「おまえの条件など知るか! そもそも着ぐるみパジャマなんて話は聞いてないぞ!」
C.C.「先ほど心で訴えた。心が通じ合うわたしたちの関係ならばこその伝達手段だ」
ルルーシュ「おまえと通じ合った覚えはない!」
紅莉栖「ごめん、岡部が何か言おうとして固まってるから話を聞いてあげて」
まゆり「オカリン、がんばって」
41: 2012/05/17(木) 14:35:33.65 ID:3KwME4Vlo
岡部「Dメールの使用には条件がある!」
ダル「さすがオカリン。何事もなかったように話を続けたお」
ルルーシュ「条件を聞こう」
岡部「なあに、簡単なことだ。条件はひとつ。この鳳凰院凶真を裏切るな」
ルルーシュ「裏切るな、というと? 少し抽象的すぎる物言いだが」
岡部「おれは自分が日本人でもイレヴンでも構わないと思っている。生活に不自由はないし、戦争やその後の紛争で家族や友人を失ったわけではないからな。だが、この先はわからん。人が氏ぬのは好かん。それだけだ」
ルルーシュ「エリア11、日本から争いをなくせ、ということか」
岡部「おまえは奇跡を起こす男、ゼロなんだろ?」
ルルーシュ「……約束しよう」
ダル「さすがオカリン。何事もなかったように話を続けたお」
ルルーシュ「条件を聞こう」
岡部「なあに、簡単なことだ。条件はひとつ。この鳳凰院凶真を裏切るな」
ルルーシュ「裏切るな、というと? 少し抽象的すぎる物言いだが」
岡部「おれは自分が日本人でもイレヴンでも構わないと思っている。生活に不自由はないし、戦争やその後の紛争で家族や友人を失ったわけではないからな。だが、この先はわからん。人が氏ぬのは好かん。それだけだ」
ルルーシュ「エリア11、日本から争いをなくせ、ということか」
岡部「おまえは奇跡を起こす男、ゼロなんだろ?」
ルルーシュ「……約束しよう」
42: 2012/05/17(木) 14:36:41.06 ID:3KwME4Vlo
まゆり「じゃあじゃあ、まゆしぃは、ジューシーからあげナンバーワン1年分!」
紅莉栖「それじゃあ、わたしは……、何でもいいわ。ドクペでも頼もうかな。べ、別に岡部のためじゃないけど」
ダル「ツンデレ乙」
ルルーシュ「おい、何故おまえたちまで条件を出している」
ダル「じゃあ、ぼくはユーフェミアたんとナナリーたんに会いたいお!」
ルルーシュ「却下」
ダル「 」
C.C.「ふむ、C.C.たん……(悪くない)」
紅莉栖「それじゃあ、わたしは……、何でもいいわ。ドクペでも頼もうかな。べ、別に岡部のためじゃないけど」
ダル「ツンデレ乙」
ルルーシュ「おい、何故おまえたちまで条件を出している」
ダル「じゃあ、ぼくはユーフェミアたんとナナリーたんに会いたいお!」
ルルーシュ「却下」
ダル「 」
C.C.「ふむ、C.C.たん……(悪くない)」
43: 2012/05/17(木) 14:38:21.97 ID:3KwME4Vlo
ダル「オカリン、準備オッケーだお」
岡部「最後にひとつ忠告しておこう。Dメールを送ることで、おまえがこのラボに来た事実はなくなる」
ルルーシュ「どういうことだ?」
岡部「過去が変わることで現在が再構成される、というだけのことだ」
ルルーシュ「では、おまえたちからもおれがゼロだという記憶がなくなるんだな?」
紅莉栖「岡部以外はね」
ルルーシュ「どういうことだ?」
岡部「教えてやろう。この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真に備わった能力を! 運命探知の魔眼<リーディング・シュタイナー>をな」
岡部「最後にひとつ忠告しておこう。Dメールを送ることで、おまえがこのラボに来た事実はなくなる」
ルルーシュ「どういうことだ?」
岡部「過去が変わることで現在が再構成される、というだけのことだ」
ルルーシュ「では、おまえたちからもおれがゼロだという記憶がなくなるんだな?」
紅莉栖「岡部以外はね」
ルルーシュ「どういうことだ?」
岡部「教えてやろう。この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真に備わった能力を! 運命探知の魔眼<リーディング・シュタイナー>をな」
44: 2012/05/17(木) 14:40:30.06 ID:3KwME4Vlo
岡部「……ということで、再構成された世界でも、おれはおまえを知っていることになる。ゼロがおまえだということは覚えているぞ。残念だなあ、シスコン副会長くん?」
ルルーシュ「シスコンではない! まあいい。覚えていてくれたほうが好都合だ。約束は果たすからな」
岡部「いいだろう」
まゆり「せっかくルルーシュくんと知り合えたのにお別れだね」
C.C.「なに、いずれわたしが連れてくるさ。こいつとわたしは恋人なのだから」
ルルーシュ「違う!」
C.C.「照れるな」
紅莉栖「ま、まあ、その時を楽しみに待ってるから」
ダル「しばしのお別れだお」
ルルーシュ「世話になった」
紅莉栖「あんた最初と口調が変わってない?」
ルルーシュ「……気のせいだ」
ルルーシュ「シスコンではない! まあいい。覚えていてくれたほうが好都合だ。約束は果たすからな」
岡部「いいだろう」
まゆり「せっかくルルーシュくんと知り合えたのにお別れだね」
C.C.「なに、いずれわたしが連れてくるさ。こいつとわたしは恋人なのだから」
ルルーシュ「違う!」
C.C.「照れるな」
紅莉栖「ま、まあ、その時を楽しみに待ってるから」
ダル「しばしのお別れだお」
ルルーシュ「世話になった」
紅莉栖「あんた最初と口調が変わってない?」
ルルーシュ「……気のせいだ」
45: 2012/05/17(木) 14:42:33.81 ID:3KwME4Vlo
ダル「……オカリン!」
岡部「今だ! 送信しろ!」
ルルーシュ「……頼んだぞ、昨日のおれよ!!」ポチッ
ギュィィィィン
岡部「今だ! 送信しろ!」
ルルーシュ「……頼んだぞ、昨日のおれよ!!」ポチッ
ギュィィィィン
46: 2012/05/17(木) 14:44:40.76 ID:3KwME4Vlo
…………
テレビアナウンサー「昨日、ユーフェミア副総督が発表した行政特区日本構想にゼロが賛同を示したことにより、黒の騎士団以外の組織も続々と行政特区日本への参加を表明し、平和路線での紛争解決に向け……」
紅莉栖「へえ。なかなかやるわね、ユーフェミア様も」
ダル「ユーフェミアたんマジ天使」
まゆり「みんな仲よくなるといいねえ」
岡部「……(これからだぞ、ゼロ、いや、ルルーシュよ)」
テレビアナウンサー「昨日、ユーフェミア副総督が発表した行政特区日本構想にゼロが賛同を示したことにより、黒の騎士団以外の組織も続々と行政特区日本への参加を表明し、平和路線での紛争解決に向け……」
紅莉栖「へえ。なかなかやるわね、ユーフェミア様も」
ダル「ユーフェミアたんマジ天使」
まゆり「みんな仲よくなるといいねえ」
岡部「……(これからだぞ、ゼロ、いや、ルルーシュよ)」
47: 2012/05/17(木) 14:46:49.30 ID:3KwME4Vlo
ユフィ「ルルーシュ、ありがとう」
ルルーシュ「礼を言われることなどない(だがおれは礼を言いたい。おれに送られてきた謎のメール。送信者は誰かわからんが感謝するぞ)」
スザク「……ルルーシュ」
ルルーシュ「スザク、こういうことだ。おれがゼロだ。今まで騙していてすまない」
スザク「君は!!」
ユフィ「スザク、やめなさい。ルルーシュがあなたの前で仮面を外した気持ちを考えなさい」
スザク「ユフィ……」
ルルーシュ「礼を言われることなどない(だがおれは礼を言いたい。おれに送られてきた謎のメール。送信者は誰かわからんが感謝するぞ)」
スザク「……ルルーシュ」
ルルーシュ「スザク、こういうことだ。おれがゼロだ。今まで騙していてすまない」
スザク「君は!!」
ユフィ「スザク、やめなさい。ルルーシュがあなたの前で仮面を外した気持ちを考えなさい」
スザク「ユフィ……」
48: 2012/05/17(木) 14:47:56.76 ID:3KwME4Vlo
ルルーシュ「いいんだ、ユフィ。おれはスザクを、いや、おれを知るすべての人間を裏切って生きてきたんだからな」
スザク「……本当にそう思っているんだな?」
ルルーシュ「ああ」
スザク「誓え。今後は二度と裏切らないと。ナナリーの名に誓ってもらう」
ルルーシュ「いいだろう。誓ってやる。おれの最愛の妹ナナリーの名にかけて!」
スザク「……すべてを水に流すことはできないが、今は君を信じよう、ルルーシュ」
コツコツコツ
コーネリア「おまえたちだけで話を進められては困る。……ルルーシュ、生きていたとはな」
ルルーシュ「姉上!?」
スザク「……本当にそう思っているんだな?」
ルルーシュ「ああ」
スザク「誓え。今後は二度と裏切らないと。ナナリーの名に誓ってもらう」
ルルーシュ「いいだろう。誓ってやる。おれの最愛の妹ナナリーの名にかけて!」
スザク「……すべてを水に流すことはできないが、今は君を信じよう、ルルーシュ」
コツコツコツ
コーネリア「おまえたちだけで話を進められては困る。……ルルーシュ、生きていたとはな」
ルルーシュ「姉上!?」
49: 2012/05/17(木) 14:49:08.08 ID:3KwME4Vlo
テレビアナウンサー「黒の騎士団のメンバーは特赦による減刑で、行政特区日本への協力を条件に執行猶予とされ……」
玉城「おいおい、ゼロは本気なのかよ。こんなんでブリタニアをぶっ倒せんのか!?」
扇「……おれたちの目的は日本の解放だ」
杉山「それと、正義の味方、だっけ?」
南「日本解放が成されるのなら、形は何だっていいのかもしれない」
藤堂「争いを止め、忍ぶのもまた戦い。ゼロはそれを求めている。それによって数万、数十万の血が流れずに済むのかもしれない(だがゼロ、おまえは……)」
カレン「(ルルーシュ……)」
玉城「おいおい、ゼロは本気なのかよ。こんなんでブリタニアをぶっ倒せんのか!?」
扇「……おれたちの目的は日本の解放だ」
杉山「それと、正義の味方、だっけ?」
南「日本解放が成されるのなら、形は何だっていいのかもしれない」
藤堂「争いを止め、忍ぶのもまた戦い。ゼロはそれを求めている。それによって数万、数十万の血が流れずに済むのかもしれない(だがゼロ、おまえは……)」
カレン「(ルルーシュ……)」
50: 2012/05/17(木) 14:50:52.85 ID:3KwME4Vlo
~ カレン回想 ~~~
カレン「ゼロ、話って何です?
ゼロ「カレン、おまえには知ってもらいたいことがあってな」スッ
カレン「ゼロ!? 仮面を!?」
ルルーシュ「……おれがゼロだ」
カレン「ルルーシュ!? ルルーシュがゼロ!? 嘘でしょ?」
ルルーシュ「本当のことだ。カレン、おれはおまえを騙し利用してきたんだ。すまない」
カレン「……ちょっと待って。突然のことで訳がわからないの」
ルルーシュ「おれに聞きたいことは多いだろうが、今は時間がない。ひとつだけ頼みがある。いや、聞きたいことがある」
カレン「……何?」
ルルーシュ「カレン・シュタットフェルトではなく、紅月カレンとしてアッシュフォード学園に通う覚悟はあるか?」
~~~~~
カレン「ゼロ、話って何です?
ゼロ「カレン、おまえには知ってもらいたいことがあってな」スッ
カレン「ゼロ!? 仮面を!?」
ルルーシュ「……おれがゼロだ」
カレン「ルルーシュ!? ルルーシュがゼロ!? 嘘でしょ?」
ルルーシュ「本当のことだ。カレン、おれはおまえを騙し利用してきたんだ。すまない」
カレン「……ちょっと待って。突然のことで訳がわからないの」
ルルーシュ「おれに聞きたいことは多いだろうが、今は時間がない。ひとつだけ頼みがある。いや、聞きたいことがある」
カレン「……何?」
ルルーシュ「カレン・シュタットフェルトではなく、紅月カレンとしてアッシュフォード学園に通う覚悟はあるか?」
~~~~~
51: 2012/05/17(木) 14:53:39.53 ID:3KwME4Vlo
カレン「……わかったよ、ルルーシュ。わたしは紅月カレンだ。それがあなたの……最後の望みなら、やってやる!」
玉城「カレン? 何か言ったか?」
カレン「何でもないよ」
テレビアナウンサー「……クロヴィス殿下暗殺などの主犯である黒の騎士団首領ゼロは、特赦による減刑を適用してもなお罪は重く、銃殺刑が決まりました」
コーネリア「……これが秩序ある世界だ」ニヤリ
玉城「カレン? 何か言ったか?」
カレン「何でもないよ」
テレビアナウンサー「……クロヴィス殿下暗殺などの主犯である黒の騎士団首領ゼロは、特赦による減刑を適用してもなお罪は重く、銃殺刑が決まりました」
コーネリア「……これが秩序ある世界だ」ニヤリ
52: 2012/05/17(木) 14:55:06.75 ID:3KwME4Vlo
未来ガジェット研究所
紅莉栖「ゼロは銃殺か。まあ、しかたないよね」
まゆり「でも、せっかく行政特区日本に協力してくれるっていうのを頃しちゃうの? 氏んじゃったら何もできないのです」
ダル「それはそうだけど……、ゼロがやってきたことを考えると当然だお」
岡部「……ダメだ!!」
紅莉栖「岡部?」
岡部「約束は必ず果たしてもらうぞ(ルルーシュよ)」
まゆり「オカリン? どうしたの?」
岡部「まゆり、すぐにラボメン全員を集めるぞ。緊急ミーティングだ」
紅莉栖「ゼロは銃殺か。まあ、しかたないよね」
まゆり「でも、せっかく行政特区日本に協力してくれるっていうのを頃しちゃうの? 氏んじゃったら何もできないのです」
ダル「それはそうだけど……、ゼロがやってきたことを考えると当然だお」
岡部「……ダメだ!!」
紅莉栖「岡部?」
岡部「約束は必ず果たしてもらうぞ(ルルーシュよ)」
まゆり「オカリン? どうしたの?」
岡部「まゆり、すぐにラボメン全員を集めるぞ。緊急ミーティングだ」
53: 2012/05/17(木) 14:56:56.99 ID:3KwME4Vlo
数日後
テレビアナウンサー「ご覧ください! コーネリア総督の前で、今まさにゼロが銃殺されようとしております!」
コーネリア「ゼロ、最後の言葉を聞こう」
ゼロ「……」
コーネリア「ふっ、言葉も出ないか。おまえの最期の望みだ。ユーフェミアの行政特区日本にはわたしも協力してやる。本望だろう? だから、安心して氏ぬがいい」
スザク「……」
ユフィ「……」
コーネリア「やれ!」
???「待て!!!」
テレビアナウンサー「ご覧ください! コーネリア総督の前で、今まさにゼロが銃殺されようとしております!」
コーネリア「ゼロ、最後の言葉を聞こう」
ゼロ「……」
コーネリア「ふっ、言葉も出ないか。おまえの最期の望みだ。ユーフェミアの行政特区日本にはわたしも協力してやる。本望だろう? だから、安心して氏ぬがいい」
スザク「……」
ユフィ「……」
コーネリア「やれ!」
???「待て!!!」
54: 2012/05/17(木) 14:57:53.56 ID:3KwME4Vlo
テレビアナウンサー「ゼ、ゼロです!! 突如としてゼロが現れました! それも8人のゼロが!!」
コーネリア「なんだと!?」
ゼロ1「フゥハハハ!! いつからゼロがひとりだと錯覚していた?」
ゼロ2「ゼロは氏なない! 何度でもよみがえるお!」
ゼロ3「トゥットゥルー! ゼロなのです!」
ゼロ4「ちょっと! 打ち合わせ通りにやってよ!」
ゼロ5「…………」カコカコ
ゼロ6「お、おかb、いや、きょうm、いや、ゼロ1さん、かっこいいです!」
ゼロ7「急いでゼロを回収するニャン!」
ゼロ8「もうゼロは回収したよ! やけに軽いけど……」
コーネリア「なんだと!?」
ゼロ1「フゥハハハ!! いつからゼロがひとりだと錯覚していた?」
ゼロ2「ゼロは氏なない! 何度でもよみがえるお!」
ゼロ3「トゥットゥルー! ゼロなのです!」
ゼロ4「ちょっと! 打ち合わせ通りにやってよ!」
ゼロ5「…………」カコカコ
ゼロ6「お、おかb、いや、きょうm、いや、ゼロ1さん、かっこいいです!」
ゼロ7「急いでゼロを回収するニャン!」
ゼロ8「もうゼロは回収したよ! やけに軽いけど……」
55: 2012/05/17(木) 15:00:09.75 ID:3KwME4Vlo
ゼロ1「モヤシっ子だからな。軽いのは当然だ。よし、引き揚げるぞ!」
ゼロ8「グッタリしてる……。眠らされてるのかな」
兵士「う、撃て! ゼロを撃て!」
スザク「待て!!」
兵士「しかし!」
コーネリア「撃たんでいい。フフフ、今は見逃してやろう。だが明日には全員をここで銃頃してやる」
ゼロ8「グッタリしてる……。眠らされてるのかな」
兵士「う、撃て! ゼロを撃て!」
スザク「待て!!」
兵士「しかし!」
コーネリア「撃たんでいい。フフフ、今は見逃してやろう。だが明日には全員をここで銃頃してやる」
56: 2012/05/17(木) 15:01:55.00 ID:3KwME4Vlo
ゼロ4「ちょっと! これって捕まったらまずいんじゃないの!?」
ゼロ5「…………銃殺」
ゼロ2「ま、待ってよオカリィィン」ハァハァ
ゼロ1「とにかく走れ! 急げ!」
ゼロ6「い、いざとなったらぼくの妖刀五月雨で……」
ゼロ8「でも、追手はないみたいだよ?」
ゼロ5「…………銃殺」
ゼロ2「ま、待ってよオカリィィン」ハァハァ
ゼロ1「とにかく走れ! 急げ!」
ゼロ6「い、いざとなったらぼくの妖刀五月雨で……」
ゼロ8「でも、追手はないみたいだよ?」
57: 2012/05/17(木) 15:03:07.63 ID:3KwME4Vlo
翌日
テレビアナウンサー「昨日現れた8人のゼロは全員捕らえられ、今総勢9人のゼロが銃殺されようとしています」
コーネリア「ふふっ、他愛ない」
紅莉栖「……茶番ね」
鈴羽「妙に軽いと思ったよ」
るか「どうしてこんなことをするんでしょうね」
萌郁「…………」カコカコ
ダル「昨日走りすぎて膝が痛いお」
テレビアナウンサー「昨日現れた8人のゼロは全員捕らえられ、今総勢9人のゼロが銃殺されようとしています」
コーネリア「ふふっ、他愛ない」
紅莉栖「……茶番ね」
鈴羽「妙に軽いと思ったよ」
るか「どうしてこんなことをするんでしょうね」
萌郁「…………」カコカコ
ダル「昨日走りすぎて膝が痛いお」
58: 2012/05/17(木) 15:04:09.84 ID:3KwME4Vlo
ズダァーン
テレビアナウンサー「今! 9人のゼロに向かって銃弾が放たれました!!」
まゆり「わあ、血が出てるよ。真っ赤だねえ」
紅莉栖「ご丁寧に血のりまで用意しちゃって。赤すぎよ。バレバレじゃないの」
フェイリス「ブリタニア製のトマトソースだニャン。このゼロくん人形に入ってた血のりでナポリタンを作るニャン」
ダル「うおおぉぉぉ!! フェイリスたんの手料理キターーーーー!!」
岡部「……(ルルーシュよ、おまえは無事なのだな)」
テレビアナウンサー「今! 9人のゼロに向かって銃弾が放たれました!!」
まゆり「わあ、血が出てるよ。真っ赤だねえ」
紅莉栖「ご丁寧に血のりまで用意しちゃって。赤すぎよ。バレバレじゃないの」
フェイリス「ブリタニア製のトマトソースだニャン。このゼロくん人形に入ってた血のりでナポリタンを作るニャン」
ダル「うおおぉぉぉ!! フェイリスたんの手料理キターーーーー!!」
岡部「……(ルルーシュよ、おまえは無事なのだな)」
59: 2012/05/17(木) 15:07:00.58 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「ねえ岡部、あんたの話、本当だったの? ゼロがここに来たっていう……」
岡部「おれは嘘などつかん」
紅莉栖「まあ、あんたのリーディング・シュタイナーを疑うわけじゃないけど」
ダル「結局人形かついで走らされただけだったお」
鈴羽「かついで走ったのはわたしだよ」
まゆり「でも、ちょっと楽しかったねえ」
紅莉栖「で? あのゼロたちも全部人形よね? じゃあ、本物のゼロはどこにいるの?」
岡部「さあな」
岡部「おれは嘘などつかん」
紅莉栖「まあ、あんたのリーディング・シュタイナーを疑うわけじゃないけど」
ダル「結局人形かついで走らされただけだったお」
鈴羽「かついで走ったのはわたしだよ」
まゆり「でも、ちょっと楽しかったねえ」
紅莉栖「で? あのゼロたちも全部人形よね? じゃあ、本物のゼロはどこにいるの?」
岡部「さあな」
60: 2012/05/17(木) 15:08:22.30 ID:3KwME4Vlo
総督府
ルルーシュ「姉上、よろしいのですか?」
コーネリア「もうゼロは氏んだ。兄上、クロヴィスの件はおまえのこれからの行動で償ってもらう」
ユフィ「ルルーシュ、いっしょにがんばりましょう!」
ルルーシュ「ああ、約束したからな」
スザク「ユフィとの約束は必ず守ってもらうぞ」
ルルーシュ「ユフィとの約束だけじゃない。友人との約束がある」
スザク「友人……?」
ルルーシュ「いや、なんでもない(友人? おれは何故こんなことを口走った?)」
ルルーシュ「姉上、よろしいのですか?」
コーネリア「もうゼロは氏んだ。兄上、クロヴィスの件はおまえのこれからの行動で償ってもらう」
ユフィ「ルルーシュ、いっしょにがんばりましょう!」
ルルーシュ「ああ、約束したからな」
スザク「ユフィとの約束は必ず守ってもらうぞ」
ルルーシュ「ユフィとの約束だけじゃない。友人との約束がある」
スザク「友人……?」
ルルーシュ「いや、なんでもない(友人? おれは何故こんなことを口走った?)」
61: 2012/05/17(木) 15:11:46.34 ID:3KwME4Vlo
テレビアナウンサー「亡くなられたと思われていたルルーシュ皇子殿下とナナリー皇女殿下が……。ルルーシュ殿下は、次のようにおっしゃっています……」
ルルーシュ「わたしはこれまで身を隠し、逃げていた。逃げた果てに道を誤りつつあった。しかし、ユーフェミアの行政特区日本構想を聞き、わたしは決意した! 今こそエリア11、いや、日本のためにわたしが……」
テレビアナウンサー「ルルーシュ殿下は、先日皇位継承権を返上されたユーフェミア様に代わって、エリア11の副総督に就任される予定となっており……」
シュナイゼル「父上……、陛下、これでよろしいので?」
シャルル「……所詮は俗事だ(ルルーシュ、ナナリー、おまえたちの望みくらい叶えてやろう。Cの世界で待っているぞ)」
シュナイゼル「陛下がそうおっしゃるなら……(ルルーシュ、もしわたしの敵になるようだったら……)」
ルルーシュ「わたしはこれまで身を隠し、逃げていた。逃げた果てに道を誤りつつあった。しかし、ユーフェミアの行政特区日本構想を聞き、わたしは決意した! 今こそエリア11、いや、日本のためにわたしが……」
テレビアナウンサー「ルルーシュ殿下は、先日皇位継承権を返上されたユーフェミア様に代わって、エリア11の副総督に就任される予定となっており……」
シュナイゼル「父上……、陛下、これでよろしいので?」
シャルル「……所詮は俗事だ(ルルーシュ、ナナリー、おまえたちの望みくらい叶えてやろう。Cの世界で待っているぞ)」
シュナイゼル「陛下がそうおっしゃるなら……(ルルーシュ、もしわたしの敵になるようだったら……)」
62: 2012/05/17(木) 15:14:16.18 ID:3KwME4Vlo
未来ガジェット研究所
テレビアナウンサー「ルルーシュ殿下は、エリア11をイレブン、日本人による統治にいずれ……」
岡部「ルルーシュ、ペルソナを脱いだか」
紅莉栖「岡部、ルルーシュ殿下を知ってるような口ぶりじゃない。もしかしてあんたが言ってたゼロって……」
岡部「さあな。おれは知らん」
紅莉栖「ちょっと! 教えてくれたっていいじゃない!」
ダル「ナナリーたんかわいいお」
まゆり「まゆしぃはこの人に会ったことがあるような気がするのです」
るか「え? だって皇子殿下ですよ!?」
紅莉栖「……(ルルーシュ殿下がゼロなら)会ったことがあるんでしょうね。そうでしょ、岡部?」
岡部「ふっ、ゼロは氏んだ。それでいいではないか」
テレビアナウンサー「ルルーシュ殿下は、エリア11をイレブン、日本人による統治にいずれ……」
岡部「ルルーシュ、ペルソナを脱いだか」
紅莉栖「岡部、ルルーシュ殿下を知ってるような口ぶりじゃない。もしかしてあんたが言ってたゼロって……」
岡部「さあな。おれは知らん」
紅莉栖「ちょっと! 教えてくれたっていいじゃない!」
ダル「ナナリーたんかわいいお」
まゆり「まゆしぃはこの人に会ったことがあるような気がするのです」
るか「え? だって皇子殿下ですよ!?」
紅莉栖「……(ルルーシュ殿下がゼロなら)会ったことがあるんでしょうね。そうでしょ、岡部?」
岡部「ふっ、ゼロは氏んだ。それでいいではないか」
63: 2012/05/17(木) 15:15:15.35 ID:3KwME4Vlo
アッシュフォード学園 生徒会室
リヴァル「ルルーシュがまさか皇子だったなんて……」
シャーリー「ルルが皇子様……。わたしの、皇子様……なんて///」
ミレイ「シャーリー?」
シャーリー「ふぇ? な、なんでもないです!!」
カレン「ルルーシュ……、がんばってほしいね」
リヴァル「カレンはルルーシュが皇子だってこと知ってたのか?」
カレン「い、いや、そんなことないよ!」
ミレイ「それにしてもカレンも変わったわよねえ」
リヴァル「ルルーシュがまさか皇子だったなんて……」
シャーリー「ルルが皇子様……。わたしの、皇子様……なんて///」
ミレイ「シャーリー?」
シャーリー「ふぇ? な、なんでもないです!!」
カレン「ルルーシュ……、がんばってほしいね」
リヴァル「カレンはルルーシュが皇子だってこと知ってたのか?」
カレン「い、いや、そんなことないよ!」
ミレイ「それにしてもカレンも変わったわよねえ」
64: 2012/05/17(木) 15:15:51.78 ID:3KwME4Vlo
カレン「そ、そうですか?」
リヴァル「突然、今日から紅月カレンだ、なんて言いだした時は何なのかと思ったぜ」
ミレイ「そうそう。あんなにおしとやかだったのに……」
ニーナ「変われば変わるものね」
カレン「こ、こっちがホントのわたしですから」
リヴァル「まあ、こっちのほうが付き合いやすいぜ」
リヴァル「突然、今日から紅月カレンだ、なんて言いだした時は何なのかと思ったぜ」
ミレイ「そうそう。あんなにおしとやかだったのに……」
ニーナ「変われば変わるものね」
カレン「こ、こっちがホントのわたしですから」
リヴァル「まあ、こっちのほうが付き合いやすいぜ」
65: 2012/05/17(木) 15:16:39.94 ID:3KwME4Vlo
カレン「ありがとう。わたしが日本とブリタニアのハーフだってわかってからも、変わらないでいてくれて」
ミレイ「カレンはカレンじゃないの」
シャーリー「そうよ。でも、あんまり短いスカートで走り回るのはやめたほうがいいんじゃない?」
カレン「そ、それはリヴァルがからかうから!」
リヴァル「だってカレンのヤツ、テレビでルルーシュを見ながら顔を赤くしちゃってさー」
カレン「赤くなんてしてない! 黙れ!」
シャーリー「……(ルルは渡さないんだから)」
ミレイ「ルルは渡さない、なんて考えてる?」
シャーリー「!? ど、どうしてそれを?」
ミレイ「シャーリーもカレンもわかりやすいのよねえ」
ミレイ「カレンはカレンじゃないの」
シャーリー「そうよ。でも、あんまり短いスカートで走り回るのはやめたほうがいいんじゃない?」
カレン「そ、それはリヴァルがからかうから!」
リヴァル「だってカレンのヤツ、テレビでルルーシュを見ながら顔を赤くしちゃってさー」
カレン「赤くなんてしてない! 黙れ!」
シャーリー「……(ルルは渡さないんだから)」
ミレイ「ルルは渡さない、なんて考えてる?」
シャーリー「!? ど、どうしてそれを?」
ミレイ「シャーリーもカレンもわかりやすいのよねえ」
66: 2012/05/17(木) 15:17:53.48 ID:3KwME4Vlo
ガチャ
ナナリー「ずいぶん楽しそうですね」
シャーリー「ナナちゃん! あっ……、ナナリー皇女殿下」
ナナリー「ナナちゃん、でいいですよ」
ミレイ「結局学校には通うことにしたんだ?」
ナナリー「はい、途中で辞めるようなことはしたくないですし、ユフィ姉さまも卒業まで必ず通いなさい、と」
ミレイ「へえ、素敵なお姉さまじゃないの」
ナナリー「はい!」
リヴァル「スザクはナナリーの護衛か」
スザク「ああ。護衛といっても送り迎えをするだけなんだけどね」
ミレイ「スザクくんがついてるなら安心ね。まあ、今のこの国なら危険なことも少ないだろうけど」
シャーリー「でも、やっぱりルルは学校には……」
リヴァル「そりゃあしょうがないよ。お忙しいんだろ、副総督様はよ」
ナナリー「ずいぶん楽しそうですね」
シャーリー「ナナちゃん! あっ……、ナナリー皇女殿下」
ナナリー「ナナちゃん、でいいですよ」
ミレイ「結局学校には通うことにしたんだ?」
ナナリー「はい、途中で辞めるようなことはしたくないですし、ユフィ姉さまも卒業まで必ず通いなさい、と」
ミレイ「へえ、素敵なお姉さまじゃないの」
ナナリー「はい!」
リヴァル「スザクはナナリーの護衛か」
スザク「ああ。護衛といっても送り迎えをするだけなんだけどね」
ミレイ「スザクくんがついてるなら安心ね。まあ、今のこの国なら危険なことも少ないだろうけど」
シャーリー「でも、やっぱりルルは学校には……」
リヴァル「そりゃあしょうがないよ。お忙しいんだろ、副総督様はよ」
67: 2012/05/17(木) 15:18:46.22 ID:3KwME4Vlo
ガチャ
ルルーシュ「ところがそうでもない」
シャーリー「ルル!」
リヴァル「ルルーシュ! おまえ、学校なんか来てる暇あるのかよ!?」
ルルーシュ「暇ではないのだが、ユフィに無理矢理、な」
スザク「学校を卒業してからじゃないとエリア11は渡せないってコーネリア様も言ってたしね」
ミレイ「じゃあ、卒業したらルルーシュが総督に?」
ルルーシュ「それを目指している」
カレン「ルルーシュならきっとなれるよ!」
シャーリー「そ、そうよ、ルルならきっと!」
ナナリー「お兄さま、わたしもお手伝いします」
ルルーシュ「ありがとう、ナナリー」
ルルーシュ「ところがそうでもない」
シャーリー「ルル!」
リヴァル「ルルーシュ! おまえ、学校なんか来てる暇あるのかよ!?」
ルルーシュ「暇ではないのだが、ユフィに無理矢理、な」
スザク「学校を卒業してからじゃないとエリア11は渡せないってコーネリア様も言ってたしね」
ミレイ「じゃあ、卒業したらルルーシュが総督に?」
ルルーシュ「それを目指している」
カレン「ルルーシュならきっとなれるよ!」
シャーリー「そ、そうよ、ルルならきっと!」
ナナリー「お兄さま、わたしもお手伝いします」
ルルーシュ「ありがとう、ナナリー」
68: 2012/05/17(木) 15:20:40.87 ID:3KwME4Vlo
リヴァル「ルルーシュが総督を目指すかあ。なんだか雲の上の人になっちまったなあ」
ルルーシュ「そうでもないさ。ただ、おれの面倒事が増えただけだ」
ニーナ「ね、ねえ、ルルーシュ、お願いがあるんだけど……」
ルルーシュ「お願い?」
ニーナ「ユ、ユーフェミア様に会ってみたいの!」
ミレイ「ニーナはユーフェミア様のファンだからねえ」
ルルーシュ「ああ、構いませんよ。ユフィも生徒会の皆に会いたいって言ってたから」
スザク「そうだね。ルルーシュのおかげでユフィは身軽になったし、そういった機会は作れると思うよ」
ルルーシュ「ふっ、ルルーシュのおかげ……、か」
スザク「皮肉だよ」
ルルーシュ「わかってる! くそっ、ユフィのヤツ、面倒なことは全部おれに押しつけて……」
ルルーシュ「そうでもないさ。ただ、おれの面倒事が増えただけだ」
ニーナ「ね、ねえ、ルルーシュ、お願いがあるんだけど……」
ルルーシュ「お願い?」
ニーナ「ユ、ユーフェミア様に会ってみたいの!」
ミレイ「ニーナはユーフェミア様のファンだからねえ」
ルルーシュ「ああ、構いませんよ。ユフィも生徒会の皆に会いたいって言ってたから」
スザク「そうだね。ルルーシュのおかげでユフィは身軽になったし、そういった機会は作れると思うよ」
ルルーシュ「ふっ、ルルーシュのおかげ……、か」
スザク「皮肉だよ」
ルルーシュ「わかってる! くそっ、ユフィのヤツ、面倒なことは全部おれに押しつけて……」
69: 2012/05/17(木) 15:21:34.51 ID:3KwME4Vlo
シャーリー「なんだかルルとスザクくん、前よりも仲がよくなった?」
ミレイ「仕事でよく会うからじゃないの?」
カレン「前から仲よかったじゃない(ルルーシュとスザクは敵だった。でも、それ以前から友達だったんだよね)」
ニーナ「そう?」
リヴァル「んー、そうだったようなそうでもないような……」
ナナリー「お兄さまとスザクさんは、ずっと仲よしですよ。これからもきっとずっと」
ミレイ「仕事でよく会うからじゃないの?」
カレン「前から仲よかったじゃない(ルルーシュとスザクは敵だった。でも、それ以前から友達だったんだよね)」
ニーナ「そう?」
リヴァル「んー、そうだったようなそうでもないような……」
ナナリー「お兄さまとスザクさんは、ずっと仲よしですよ。これからもきっとずっと」
70: 2012/05/17(木) 15:22:49.09 ID:3KwME4Vlo
未来ガジェット研究所
C.C.「邪魔をする」ガチャ
紅莉栖「C.C.じゃない。久しぶりね」
まゆり「C.C.ちゃん、トゥットゥルー」
ダル「C.C.氏、元気そうでよかったお。元黒の騎士団のメンバーはひどい扱いを受けてるって聞いたお」
C.C.「そんなことはない。以前と変わらない日常だ。強いて言えば、ヤツがあまり構ってくれなくなった」
紅莉栖「ヤツ? 誰よ?」
C.C.「ふっ、童O坊やだよ」
紅莉栖「ど、どうて……」
岡部「ほう、C.C.か。その後うまくやっているようだな」
C.C.「ああ、おまえのおかげでな。だから今日は一部の約束を果たしに来た」
C.C.「邪魔をする」ガチャ
紅莉栖「C.C.じゃない。久しぶりね」
まゆり「C.C.ちゃん、トゥットゥルー」
ダル「C.C.氏、元気そうでよかったお。元黒の騎士団のメンバーはひどい扱いを受けてるって聞いたお」
C.C.「そんなことはない。以前と変わらない日常だ。強いて言えば、ヤツがあまり構ってくれなくなった」
紅莉栖「ヤツ? 誰よ?」
C.C.「ふっ、童O坊やだよ」
紅莉栖「ど、どうて……」
岡部「ほう、C.C.か。その後うまくやっているようだな」
C.C.「ああ、おまえのおかげでな。だから今日は一部の約束を果たしに来た」
71: 2012/05/17(木) 15:24:44.59 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「約束?」
C.C.「これはまゆりに」
まゆり「ジューシーからあげナンバーワンの無料券! こんなにたくさん!」
C.C.「1年分だ。それからクリスティーナには……、おまえの住んでいるホテルに現物を送っておいた。これも1年分だ」ニヤリ
紅莉栖「え? 1年分って何を? わたしはまゆりと違うもの? ていうかティーナじゃない!」
岡部「いいではないか、助手よ(ドクペ1年分か……。ホテルに入りきるのか?)」
紅莉栖「助手ってゆーな!」
ダル「C.C.氏、ぼくは?」
C.C.「ない。おまえのは却下されたからな」
ダル「ひ、ひどいお」
C.C.「C.C.たんに会えたんだから喜べ。ちなみにわたしは、特大チーズくんとチーズくん着ぐるみパジャマをもらった」
C.C.「これはまゆりに」
まゆり「ジューシーからあげナンバーワンの無料券! こんなにたくさん!」
C.C.「1年分だ。それからクリスティーナには……、おまえの住んでいるホテルに現物を送っておいた。これも1年分だ」ニヤリ
紅莉栖「え? 1年分って何を? わたしはまゆりと違うもの? ていうかティーナじゃない!」
岡部「いいではないか、助手よ(ドクペ1年分か……。ホテルに入りきるのか?)」
紅莉栖「助手ってゆーな!」
ダル「C.C.氏、ぼくは?」
C.C.「ない。おまえのは却下されたからな」
ダル「ひ、ひどいお」
C.C.「C.C.たんに会えたんだから喜べ。ちなみにわたしは、特大チーズくんとチーズくん着ぐるみパジャマをもらった」
72: 2012/05/17(木) 15:27:02.48 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「え? C.C.ももらったの? この無料券はあなたからじゃないの?」
C.C.「違う」
岡部「ふん、ありがたくもらっておけばいい」
紅莉栖「そう言われても……」
まゆり「C.C.ちゃん、まゆしぃたちは誰と約束をしたのでしょう?」
C.C.「童O坊やだ」
紅莉栖「ど、どうて……ってだから誰なのよ!」
岡部「……ふふっ(待てよ。約束した条件を何故ルルーシュが記憶している? ……いや、C.C.か?)」チラッ
C.C.「違う」
岡部「ふん、ありがたくもらっておけばいい」
紅莉栖「そう言われても……」
まゆり「C.C.ちゃん、まゆしぃたちは誰と約束をしたのでしょう?」
C.C.「童O坊やだ」
紅莉栖「ど、どうて……ってだから誰なのよ!」
岡部「……ふふっ(待てよ。約束した条件を何故ルルーシュが記憶している? ……いや、C.C.か?)」チラッ
73: 2012/05/17(木) 15:29:07.22 ID:3KwME4Vlo
C.C.「鳳凰院、わたしの顔をじっと見てどうした? わたしに惚れられても困るぞ」
紅莉栖「岡部!?」ガタッ
岡部「ち、違う! そうではない! ……C.C.よ、おまえ覚えているのか?」
C.C.「愚問にもほどがあるな。当然だ。わたしはC.C.だぞ」
岡部「ふっ、そうか。ならば心配は要らないな」
C.C.「ああ。あいつはおまえとの約束も必ず果たすだろう」
紅莉栖「ちょっと! あんたたち何通じあってんのよ!」
岡部「フゥハハハハ!! どうやらおれは新たなる能力を獲得してしまったらしいなあ!!」
まゆり「オカリン?」
ダル「妄想乙」
紅莉栖「ちょっと岡部、どうしたのよ」
岡部「見えるんだよ、未来が。そう! おれには未来が見える! 争いのない平和な日本がな!! フゥハハハハ!!!」
紅莉栖「岡部!?」ガタッ
岡部「ち、違う! そうではない! ……C.C.よ、おまえ覚えているのか?」
C.C.「愚問にもほどがあるな。当然だ。わたしはC.C.だぞ」
岡部「ふっ、そうか。ならば心配は要らないな」
C.C.「ああ。あいつはおまえとの約束も必ず果たすだろう」
紅莉栖「ちょっと! あんたたち何通じあってんのよ!」
岡部「フゥハハハハ!! どうやらおれは新たなる能力を獲得してしまったらしいなあ!!」
まゆり「オカリン?」
ダル「妄想乙」
紅莉栖「ちょっと岡部、どうしたのよ」
岡部「見えるんだよ、未来が。そう! おれには未来が見える! 争いのない平和な日本がな!! フゥハハハハ!!!」
74: 2012/05/17(木) 15:30:24.09 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「どうしちゃったのよ、岡部? いいえ、いつものことかしら」
ダル「最近のニュースを見ていれば、そんな未来になることは誰だって想像できるお」
まゆり「みんな仲よしなのです」
ダル「それもこれもユーフェミアたんのおかげだお。ユーフェミアたんマジ天使」
ガチャ
ユフィ「ありがとうございます」
紅莉栖「え? ユーフェミア……様?」
岡部「な、何故ここに?」
ダル「天使キターーーーーーー!!」
ダル「最近のニュースを見ていれば、そんな未来になることは誰だって想像できるお」
まゆり「みんな仲よしなのです」
ダル「それもこれもユーフェミアたんのおかげだお。ユーフェミアたんマジ天使」
ガチャ
ユフィ「ありがとうございます」
紅莉栖「え? ユーフェミア……様?」
岡部「な、何故ここに?」
ダル「天使キターーーーーーー!!」
75: 2012/05/17(木) 15:31:48.46 ID:3KwME4Vlo
スザク「着いたよ、ナナリー」
ナナリー「ありがとうございます、スザクさん。皆さん、お邪魔いたします」
まゆり「あれ? この子は……」
紅莉栖「ナナリー皇女殿下まで? 何? 岡部、あんた何かやったの?」
岡部「い、いや、おれにはそんな覚えは……」
ダル「もうひとり天使キターーーーーーー!!」
C.C.「うるさいぞ橋田(あいつ、却下などと言っておいて……)」
ナナリー「ありがとうございます、スザクさん。皆さん、お邪魔いたします」
まゆり「あれ? この子は……」
紅莉栖「ナナリー皇女殿下まで? 何? 岡部、あんた何かやったの?」
岡部「い、いや、おれにはそんな覚えは……」
ダル「もうひとり天使キターーーーーーー!!」
C.C.「うるさいぞ橋田(あいつ、却下などと言っておいて……)」
76: 2012/05/17(木) 15:35:03.76 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「ちょ、ちょっと、何か間違えてませんか?」
ユフィ「いいえ、確かにここです」
ナナリー「お兄さまがここに来るように、と」
紅莉栖「お兄さまって……、ルルーシュ副総督?」
岡部「C.C.、おまえか?」
C.C.「場所を教えたのはわたしだ。が、誰が来るかなど知らん」
岡部「ルルーシュのヤツ、気を遣いおって」
紅莉栖「ルルーシュのヤツってあんた副総督に向かって……、あっ、やっぱりルルーシュ副総督がゼ 岡部「ゼロは氏んだといったはずだ」
ユフィ「はい、ゼロは氏にました。銃殺です」ニコッ
ユフィ「いいえ、確かにここです」
ナナリー「お兄さまがここに来るように、と」
紅莉栖「お兄さまって……、ルルーシュ副総督?」
岡部「C.C.、おまえか?」
C.C.「場所を教えたのはわたしだ。が、誰が来るかなど知らん」
岡部「ルルーシュのヤツ、気を遣いおって」
紅莉栖「ルルーシュのヤツってあんた副総督に向かって……、あっ、やっぱりルルーシュ副総督がゼ 岡部「ゼロは氏んだといったはずだ」
ユフィ「はい、ゼロは氏にました。銃殺です」ニコッ
77: 2012/05/17(木) 15:36:59.81 ID:3KwME4Vlo
ガチャ
カレン「ここでいいの? あ、ナナリー。スザクも」
ナナリー「カレンさん! 皆さん! 皆さんもお兄さまに?」
カレン「そう。ここに呼ばれたの」
ミレイ「ちょっと、ユーフェミア様までいるじゃないの」
ユフィ「生徒会の皆さんですね。はじめまして」
ニーナ「ユ、ユーフェミア様!!」
リヴァル「おいおい、どうなってるんだこれ」
紅莉栖「こっちが聞きたいわ。どうなってるのよ、岡部」
岡部「し、知らん! こんなヤツら知らんぞ! おい、C.C.!」
C.C.「坊やが勝手にやったことだ」
カレン「ここでいいの? あ、ナナリー。スザクも」
ナナリー「カレンさん! 皆さん! 皆さんもお兄さまに?」
カレン「そう。ここに呼ばれたの」
ミレイ「ちょっと、ユーフェミア様までいるじゃないの」
ユフィ「生徒会の皆さんですね。はじめまして」
ニーナ「ユ、ユーフェミア様!!」
リヴァル「おいおい、どうなってるんだこれ」
紅莉栖「こっちが聞きたいわ。どうなってるのよ、岡部」
岡部「し、知らん! こんなヤツら知らんぞ! おい、C.C.!」
C.C.「坊やが勝手にやったことだ」
78: 2012/05/17(木) 15:38:15.82 ID:3KwME4Vlo
まゆり「オカリン、どうするの?」
岡部「どうするもこうするも……」
紅莉栖「狭いのにこんなに大勢……」
ダル「ユ、ユーフェミア様! この椅子に座ってほしいお! さあ!」
ユフィ「はい、ありがとうございます」
ニーナ「ダメ! そんな汚い椅子にユーフェミア様を座らせないで!!」
リヴァル「結局おれたちは何しにここに来たんだ?」
ミレイ「さあね。わたしたちを呼びつけた当人がいないんだもの」
シャーリー「ルルったら、人を呼んでおいて何をしてるのよ、まったく」
岡部「どうするもこうするも……」
紅莉栖「狭いのにこんなに大勢……」
ダル「ユ、ユーフェミア様! この椅子に座ってほしいお! さあ!」
ユフィ「はい、ありがとうございます」
ニーナ「ダメ! そんな汚い椅子にユーフェミア様を座らせないで!!」
リヴァル「結局おれたちは何しにここに来たんだ?」
ミレイ「さあね。わたしたちを呼びつけた当人がいないんだもの」
シャーリー「ルルったら、人を呼んでおいて何をしてるのよ、まったく」
79: 2012/05/17(木) 15:42:43.72 ID:3KwME4Vlo
ダル「だ、だったらぼくが椅子になるお!」 ○| ̄|_
紅莉栖「やめんか!」
ユフィ「クスッ ルルーシュのお友達はおもしろい方たちばかりですね」
ガチャ
鈴羽「おっと、ずいぶんたくさんお客さんがいるね」
岡部「バイト戦士よ、いいところに来たな。すまんが人数分のドクペを……」
フェイリス「ニャニャーン! くーにゃん、お届け物だニャン」
紅莉栖「え? その箱って……ドクペ?」
るか「ハァハァ やっと着いた。ホテルの方が部屋に入りきらないと困っていたのを見かけて……」
萌郁「…………オモイ」
岡部「おお、皆よく来てくれた。ドクペを持ってくるとはさすがだな」
紅莉栖「やめんか!」
ユフィ「クスッ ルルーシュのお友達はおもしろい方たちばかりですね」
ガチャ
鈴羽「おっと、ずいぶんたくさんお客さんがいるね」
岡部「バイト戦士よ、いいところに来たな。すまんが人数分のドクペを……」
フェイリス「ニャニャーン! くーにゃん、お届け物だニャン」
紅莉栖「え? その箱って……ドクペ?」
るか「ハァハァ やっと着いた。ホテルの方が部屋に入りきらないと困っていたのを見かけて……」
萌郁「…………オモイ」
岡部「おお、皆よく来てくれた。ドクペを持ってくるとはさすがだな」
80: 2012/05/17(木) 15:45:07.47 ID:3KwME4Vlo
まゆり「なんだかパーティーみたいで楽しいねえ」
ユフィ「なるほど。今日はパーティーでしたか」
ミレイ「パーティー! いいじゃない!」
紅莉栖「……で? そのパーティーの主催者は?」
岡部「おい、C.C.!」
C.C.「知らん」
鈴羽「岡部倫太郎ー! パーティーなら何か食べ物が出るんじゃないの?」
岡部「おれが知るか!」
フェイリス「フェイリス特製ナポリタンの材料はもう残ってないニャン」
ユフィ「なるほど。今日はパーティーでしたか」
ミレイ「パーティー! いいじゃない!」
紅莉栖「……で? そのパーティーの主催者は?」
岡部「おい、C.C.!」
C.C.「知らん」
鈴羽「岡部倫太郎ー! パーティーなら何か食べ物が出るんじゃないの?」
岡部「おれが知るか!」
フェイリス「フェイリス特製ナポリタンの材料はもう残ってないニャン」
81: 2012/05/17(木) 15:49:27.17 ID:3KwME4Vlo
スザク「ナ、ナポリタン……」
カレン「どうしたのスザク? 顔色が悪いよ?」
スザク「い、いや、何でもないよ」
ユフィ「わたしも先日ナポリタンというものを作ってみたんです。大量のトマトソースが手に入ったので」
ニーナ「ユーフェミア様の手料理……」
ユフィ「たくさん作ったのに、スザクとルルーシュで全部食べちゃったんですよ」
ミレイ「よほどおいしかったのね、スザクくん」
スザク「……ああ、うん(あれを人に食べさせたら氏人が出るかもしれなかったから。ユフィに虐殺をさせるわけにはいかないんだ! ルルーシュが手伝ってくれなかったらぼくも危なかった)」
カレン「どうしたのスザク? 顔色が悪いよ?」
スザク「い、いや、何でもないよ」
ユフィ「わたしも先日ナポリタンというものを作ってみたんです。大量のトマトソースが手に入ったので」
ニーナ「ユーフェミア様の手料理……」
ユフィ「たくさん作ったのに、スザクとルルーシュで全部食べちゃったんですよ」
ミレイ「よほどおいしかったのね、スザクくん」
スザク「……ああ、うん(あれを人に食べさせたら氏人が出るかもしれなかったから。ユフィに虐殺をさせるわけにはいかないんだ! ルルーシュが手伝ってくれなかったらぼくも危なかった)」
82: 2012/05/17(木) 15:50:47.69 ID:3KwME4Vlo
リヴァル「しょうがねえ。何かお菓子でも買ってくるか?」
るか「ぼ、ぼくが買ってきます!」
C.C.「必要ない。紅莉栖、ピザを頼む」
紅莉栖「ピザを頼む、じゃない! わたしはあんたのお母さんか!」
C.C.「お願い、ママ」
紅莉栖「ママじゃない! ……あれ? 前にもこんなことあった?」
C.C.「ふっ、さあな」
岡部「おい、こんな人数分のピザを頼んだら金が……」
ミレイ「皇女様が二人もいるんだから大丈夫じゃない?」
C.C.「大丈夫だ。カードがある」
るか「ぼ、ぼくが買ってきます!」
C.C.「必要ない。紅莉栖、ピザを頼む」
紅莉栖「ピザを頼む、じゃない! わたしはあんたのお母さんか!」
C.C.「お願い、ママ」
紅莉栖「ママじゃない! ……あれ? 前にもこんなことあった?」
C.C.「ふっ、さあな」
岡部「おい、こんな人数分のピザを頼んだら金が……」
ミレイ「皇女様が二人もいるんだから大丈夫じゃない?」
C.C.「大丈夫だ。カードがある」
83: 2012/05/17(木) 15:52:18.47 ID:3KwME4Vlo
ガチャ
ルルーシュ「C.C.! おまえまた勝手におれのカードを!!」
ナナリー「お兄さま!」
シャーリー「ちょっとルル! 遅いじゃないの!」
紅莉栖「ルルーシュ副総督……?」
岡部「ふん、ようやく来たか」
ルルーシュ「全員集まっていたか。おれももう少し早く来るつもりだったんだが(ユフィのナポリタンで腹を……) C.C.、カードを返せ」
C.C.「嫌だ。おまえのものはわたしのものだ」
ルルーシュ「おまえはどこのガキ大将だ! いつからそうなった!」
C.C.「当然だろう。おまえとわたしは恋人なのだから」
ルルーシュ「C.C.! おまえまた勝手におれのカードを!!」
ナナリー「お兄さま!」
シャーリー「ちょっとルル! 遅いじゃないの!」
紅莉栖「ルルーシュ副総督……?」
岡部「ふん、ようやく来たか」
ルルーシュ「全員集まっていたか。おれももう少し早く来るつもりだったんだが(ユフィのナポリタンで腹を……) C.C.、カードを返せ」
C.C.「嫌だ。おまえのものはわたしのものだ」
ルルーシュ「おまえはどこのガキ大将だ! いつからそうなった!」
C.C.「当然だろう。おまえとわたしは恋人なのだから」
84: 2012/05/17(木) 15:53:26.92 ID:3KwME4Vlo
シャーリー「!!?」
カレン「!!」
ミレイ「……?」
スザク「そうだったのかい? もしかしたらそうじゃないかと思っていたけど」
シャーリー「ちょっとルル! どうい ナナリー「どういうことですか!?」
ルルーシュ「ち、違うんだナナリー。この女の戯言だ」
C.C.「照れなくてもいい」
ルルーシュ「黙れ魔女!」
ナナリー「お兄さま……?」
ルルーシュ「ナナリー、おれはおまえに嘘はつかない。この女とは無関係だ」
カレン「!!」
ミレイ「……?」
スザク「そうだったのかい? もしかしたらそうじゃないかと思っていたけど」
シャーリー「ちょっとルル! どうい ナナリー「どういうことですか!?」
ルルーシュ「ち、違うんだナナリー。この女の戯言だ」
C.C.「照れなくてもいい」
ルルーシュ「黙れ魔女!」
ナナリー「お兄さま……?」
ルルーシュ「ナナリー、おれはおまえに嘘はつかない。この女とは無関係だ」
85: 2012/05/17(木) 15:56:28.44 ID:3KwME4Vlo
岡部「クククッ ……相変わらずだなあ、シスコン副会長くん?」
ルルーシュ「きさま!!」
紅莉栖「ちょっと岡部! あんた副総督になんてことを!」
ダル「さすがに今のはマズイお」
萌郁「…………氏罪」
るか「い、いや! 今のは気の迷いなんです! 許してください!」
まゆり「兄妹仲よしなんだね」
フェイリス「副総督さんはシスコンだニャン!」
鈴羽「ちょっと、あんたもやめときなってば」
ルルーシュ「……まあいい。おまえはおれの恩人らしいからな」
ルルーシュ「きさま!!」
紅莉栖「ちょっと岡部! あんた副総督になんてことを!」
ダル「さすがに今のはマズイお」
萌郁「…………氏罪」
るか「い、いや! 今のは気の迷いなんです! 許してください!」
まゆり「兄妹仲よしなんだね」
フェイリス「副総督さんはシスコンだニャン!」
鈴羽「ちょっと、あんたもやめときなってば」
ルルーシュ「……まあいい。おまえはおれの恩人らしいからな」
86: 2012/05/17(木) 15:58:50.54 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「岡部がルルーシュ副総督の恩人?」
ルルーシュ「よくわからんが、そういうことらしい」
まゆり「じゃあ、ジューシーからあげナンバーワンの無料券は……」
ルルーシュ「おれが買った。約束らしいからな」
紅莉栖「このドクペも……」
ルルーシュ「おれだ」
ダル「ぼくには何もないのかお!」
ルルーシュ「……いや、不本意ながら望みを叶えてやった」
ダル「何のことだお……」
ルルーシュ「よくわからんが、そういうことらしい」
まゆり「じゃあ、ジューシーからあげナンバーワンの無料券は……」
ルルーシュ「おれが買った。約束らしいからな」
紅莉栖「このドクペも……」
ルルーシュ「おれだ」
ダル「ぼくには何もないのかお!」
ルルーシュ「……いや、不本意ながら望みを叶えてやった」
ダル「何のことだお……」
87: 2012/05/17(木) 15:59:54.61 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「岡部は? 何かもらったの?」
岡部「まだもらっている途中だ」
紅莉栖「途中? 何よそれ。まさか現金で毎月いくら、とか……?」
岡部「そんなものではない。もっと価値のあるものだ」
紅莉栖「もっと価値があるって……?」
ルルーシュ「まあ、その話はいいじゃないか」
C.C.「そうだ。そこまでにしておけ。ピザが届いたぞ」
岡部「まだもらっている途中だ」
紅莉栖「途中? 何よそれ。まさか現金で毎月いくら、とか……?」
岡部「そんなものではない。もっと価値のあるものだ」
紅莉栖「もっと価値があるって……?」
ルルーシュ「まあ、その話はいいじゃないか」
C.C.「そうだ。そこまでにしておけ。ピザが届いたぞ」
88: 2012/05/17(木) 16:01:42.89 ID:3KwME4Vlo
ワイワイガヤガヤ
ダル「ピザを頼むんならダブルチーズも頼むべきだろ常考」モグモグ
C.C.「それはもっともだ。よし、早速注文しろ」モグモグ
ルルーシュ「自分でやれ! まったく……、あ、もしもし、ダブルチーズを。はい、未来ガジェット研究所。先ほどの。そうです。お願いします」ピッ
ルルーシュ「30分以内に……ん? おい、前にもこんなことが……」
C.C.「ジェノベーゼも頼んでおけ」モグモグ
ルルーシュ「あとから言うな! ……あ、もしもし、すみません、先ほどの。いいえ、キャンセルではなく追加で。ジェノベーゼのLを。はい、お願いします」ピッ
紅莉栖「皇子殿下に、副総督にピザの注文をさせるなんて……」
フェイリス「かたいことは言わないニャン」
まゆり「ピザは誰が注文してもおいしいのです」
紅莉栖「そういうことじゃなくって……」
ダル「ピザを頼むんならダブルチーズも頼むべきだろ常考」モグモグ
C.C.「それはもっともだ。よし、早速注文しろ」モグモグ
ルルーシュ「自分でやれ! まったく……、あ、もしもし、ダブルチーズを。はい、未来ガジェット研究所。先ほどの。そうです。お願いします」ピッ
ルルーシュ「30分以内に……ん? おい、前にもこんなことが……」
C.C.「ジェノベーゼも頼んでおけ」モグモグ
ルルーシュ「あとから言うな! ……あ、もしもし、すみません、先ほどの。いいえ、キャンセルではなく追加で。ジェノベーゼのLを。はい、お願いします」ピッ
紅莉栖「皇子殿下に、副総督にピザの注文をさせるなんて……」
フェイリス「かたいことは言わないニャン」
まゆり「ピザは誰が注文してもおいしいのです」
紅莉栖「そういうことじゃなくって……」
89: 2012/05/17(木) 16:02:45.64 ID:3KwME4Vlo
シャーリー「ところでルル、そろそろ聞きたいんだけど?」
ルルーシュ「何をだ?」
シャーリー「こんなところにわたしたちを集めた理由よ。ユーフェミア様まで」
岡部「こんなところ……」
ルルーシュ「別に理由はない」
シャーリー「え? 理由もなくみんなを集めたの? こんなところに?」
岡部「おい女、同じことを二度も……」
ルルーシュ「何をだ?」
シャーリー「こんなところにわたしたちを集めた理由よ。ユーフェミア様まで」
岡部「こんなところ……」
ルルーシュ「別に理由はない」
シャーリー「え? 理由もなくみんなを集めたの? こんなところに?」
岡部「おい女、同じことを二度も……」
90: 2012/05/17(木) 16:03:44.54 ID:3KwME4Vlo
リヴァル「おれもそれを聞きたいぜ。なんだってこんなところに」
岡部「おい……」
ミレイ「まさかホントにパーティーをしたかったとか? こんなところで?」
岡部「いい加減に……」
ユフィ「それでしたら、こんなところではなく総督府で行えば……」
岡部「 」
ダル「オカリン、我慢だお」
岡部「ダルゥゥゥ! わかってくれるのはおまえだけだ!」
まゆり「オカリンよしよし」
岡部「おい……」
ミレイ「まさかホントにパーティーをしたかったとか? こんなところで?」
岡部「いい加減に……」
ユフィ「それでしたら、こんなところではなく総督府で行えば……」
岡部「 」
ダル「オカリン、我慢だお」
岡部「ダルゥゥゥ! わかってくれるのはおまえだけだ!」
まゆり「オカリンよしよし」
91: 2012/05/17(木) 16:05:00.83 ID:3KwME4Vlo
ナナリー「お兄さま、わたしはお兄さまといっしょでしたらどこでも……」
ルルーシュ「ありがとう、ナナリー」ニコッ
カレン「わ、わたしだってどこでもいいよ!」
ルルーシュ「そうか」
カレン「……」
ルルーシュ「ありがとう、ナナリー」ニコッ
カレン「わ、わたしだってどこでもいいよ!」
ルルーシュ「そうか」
カレン「……」
92: 2012/05/17(木) 16:07:00.55 ID:3KwME4Vlo
紅莉栖「で? 副総督はホントに理由もなくここに? 岡部とは知り合いなんですよね?」
ルルーシュ「ああ、初めて会うがそうらしい」
紅莉栖「やっぱりDメールで……(ルルーシュ副総督がゼロ……?)」
ダル「オカリンの話。ゼロ。Dメール。……だいたいわかってきたお」
まゆり「まゆしぃには難しいのです」
岡部「細かいことはいいではないか。こうなることが……」
ルルーシュ「ああ、運命石の扉<シュタインズゲート>の選択だったのだろう」
おしまい
ルルーシュ「ああ、初めて会うがそうらしい」
紅莉栖「やっぱりDメールで……(ルルーシュ副総督がゼロ……?)」
ダル「オカリンの話。ゼロ。Dメール。……だいたいわかってきたお」
まゆり「まゆしぃには難しいのです」
岡部「細かいことはいいではないか。こうなることが……」
ルルーシュ「ああ、運命石の扉<シュタインズゲート>の選択だったのだろう」
おしまい
93: 2012/05/17(木) 16:08:55.81 ID:3KwME4Vlo
エピローグ的なものを書いたら半分くらいエピローグになっちゃったけど後悔はしていない
読んでくれるみなさんありがとう
読んでくれるみなさんありがとう
95: 2012/05/17(木) 18:49:42.96 ID:ceEWOOcdP
面白かった
乙乙
乙乙
引用: ルルーシュ「Dメールだと?」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります