1: 2008/12/10(水) 21:57:19.39 ID:ueacC2xj0
J「なんかいい商品ないかなー・・・」
金「(ふふふ、今カナはジュンのパソコンの中に潜っているかしら)」
金「(ここで一気に出てジュンを驚かせて、ひっくり返らせつつ後ろにいる真紅達を倒すかしら)」
金「(ジュンが油断をした隙をねらって・・・)」
J「お?この商品よさそうだ」
金「(今かしらー!!)」
ぐねっ
J「お?」
金「(ふふふ、今カナはジュンのパソコンの中に潜っているかしら)」
金「(ここで一気に出てジュンを驚かせて、ひっくり返らせつつ後ろにいる真紅達を倒すかしら)」
金「(ジュンが油断をした隙をねらって・・・)」
J「お?この商品よさそうだ」
金「(今かしらー!!)」
ぐねっ
J「お?」
4: 2008/12/10(水) 21:59:00.60 ID:ueacC2xj0
金「だぁーっと金糸雀参上かしら!!」
J「え?」
金「ふお!!?」
金「(やばいかしら!思っていたよりジュンが画面に近づいていたかしら!)」
金「(勢いが止まらないかしら!ぶつかる!!)」
ちゅっ
金「!!」
J「!!」
J「え?」
金「ふお!!?」
金「(やばいかしら!思っていたよりジュンが画面に近づいていたかしら!)」
金「(勢いが止まらないかしら!ぶつかる!!)」
ちゅっ
金「!!」
J「!!」
7: 2008/12/10(水) 22:01:09.15 ID:ueacC2xj0
真「なんか音がしたみたいだけど、なに?ジュn・・・」
翠「真紅?どうしんですぅ?止まっt・・・」
雛「うよー?金糸雀とジュンがキスしてるのー」
J「・・・」
金「・・・」
ばっ
金「な・・・なんてことかしら!カナの・・・カナのファーストキスを奪われたかしら!!」
J「飛び出てきたのはおまえだろ・・・」
翠「真紅?どうしんですぅ?止まっt・・・」
雛「うよー?金糸雀とジュンがキスしてるのー」
J「・・・」
金「・・・」
ばっ
金「な・・・なんてことかしら!カナの・・・カナのファーストキスを奪われたかしら!!」
J「飛び出てきたのはおまえだろ・・・」
8: 2008/12/10(水) 22:05:25.93 ID:ueacC2xj0
真「あなた・・・急に出てきたと思ったらジュンにキス!?何考えてるの!?」
翠「て、てめぇぇ!!翠星石だってジュンとキスしたことないのに・・・!」
真「翠星石、そういう事じゃないわ」
真「忘れたの?私たちローゼンメイデンが人間と口づけをしたら・・・」
真「永遠にその人間とともに過ごさなくてはならないのよ!!」
J「え?どういうこと?」
真「普通私たちがミーディアムと契約するときは指輪に口づけをしてもらうでしょ?」
真「それは仮の関係を築くためよ」
真「口と口での契約は、永遠の関係を築くためなのよ」
J「え、ちょっと待てよ!てことは僕は・・・」
金「永遠にカナと過ごすことになるかしら!!」
翠「て、てめぇぇ!!翠星石だってジュンとキスしたことないのに・・・!」
真「翠星石、そういう事じゃないわ」
真「忘れたの?私たちローゼンメイデンが人間と口づけをしたら・・・」
真「永遠にその人間とともに過ごさなくてはならないのよ!!」
J「え?どういうこと?」
真「普通私たちがミーディアムと契約するときは指輪に口づけをしてもらうでしょ?」
真「それは仮の関係を築くためよ」
真「口と口での契約は、永遠の関係を築くためなのよ」
J「え、ちょっと待てよ!てことは僕は・・・」
金「永遠にカナと過ごすことになるかしら!!」
10: 2008/12/10(水) 22:08:31.62 ID:ueacC2xj0
J「そんな無茶な・・・」
真「仕方がないの。それがローゼンメイデンのしきたり・・・」
翠「翠星石の計画がパーですぅ!!クラミジアおんどりゃあああ!!」
金「クラミジアじゃなくて金糸雀かしら!そんな病気みたいな名前じゃないかしら!」
金「ともかく、ジュンは責任を取って欲しいかしら!!」
J「責任たって・・・」
J「お前ら今まで人間とキスしたことないのかよ」
真「あら、あるわよ」
J「なん・・・だと・・・?」
真「仕方がないの。それがローゼンメイデンのしきたり・・・」
翠「翠星石の計画がパーですぅ!!クラミジアおんどりゃあああ!!」
金「クラミジアじゃなくて金糸雀かしら!そんな病気みたいな名前じゃないかしら!」
金「ともかく、ジュンは責任を取って欲しいかしら!!」
J「責任たって・・・」
J「お前ら今まで人間とキスしたことないのかよ」
真「あら、あるわよ」
J「なん・・・だと・・・?」
13: 2008/12/10(水) 22:11:35.57 ID:ueacC2xj0
真「考えてもみなさい、ジュン。私たちは人形なのよ」
真「人間と人形が一緒の時間を過ごすなんて無理なのよ」
真「ましてや、私たちは戦う人形。時を駆ける人形なのよ」
翠「つまり、翠星石達が戦うたびに違う国や時間を移動するわけですぅ」
翠「人間となんか殆ど一緒にいないのですぅ」
J「じゃあなんでそんなしきたりがあるんだよ」
真「・・・これは私たちの中の誰かがアリスになったときのためのしきたりなによ」
真「人間と人形が一緒の時間を過ごすなんて無理なのよ」
真「ましてや、私たちは戦う人形。時を駆ける人形なのよ」
翠「つまり、翠星石達が戦うたびに違う国や時間を移動するわけですぅ」
翠「人間となんか殆ど一緒にいないのですぅ」
J「じゃあなんでそんなしきたりがあるんだよ」
真「・・・これは私たちの中の誰かがアリスになったときのためのしきたりなによ」
15: 2008/12/10(水) 22:14:32.83 ID:ueacC2xj0
J「アリスに?」
真「アリスは完璧な人形。人間に近い力を手に入れることができるわ」
真「つまり、お父様を含めた人間に唯一近づける存在・・・」
翠「アリスになっちまえば人間と一緒に過ごすことができるってわけですぅ」
翠「でも、姉妹とけんかしてでも人間となんか一緒に過ごしたくないですぅ」
J「そうか。ということは金糸雀がアリスにならない限り、一緒に過ごす必要はないってことか?」
金「そ、そんな・・・」
真「アリスは完璧な人形。人間に近い力を手に入れることができるわ」
真「つまり、お父様を含めた人間に唯一近づける存在・・・」
翠「アリスになっちまえば人間と一緒に過ごすことができるってわけですぅ」
翠「でも、姉妹とけんかしてでも人間となんか一緒に過ごしたくないですぅ」
J「そうか。ということは金糸雀がアリスにならない限り、一緒に過ごす必要はないってことか?」
金「そ、そんな・・・」
16: 2008/12/10(水) 22:16:37.32 ID:ueacC2xj0
真「金糸雀?」
金「・・・なんでもないかしら」
J「おい、帰るのか?」
金「・・・」
ぐにゃん
J「・・・いっちまったな」
真「(金糸雀・・・まさかジュンのこと・・・)」
翠「だからジュン、翠星石とキスをするなら今のうちですぅ」
J「意味がわからない」
金「・・・なんでもないかしら」
J「おい、帰るのか?」
金「・・・」
ぐにゃん
J「・・・いっちまったな」
真「(金糸雀・・・まさかジュンのこと・・・)」
翠「だからジュン、翠星石とキスをするなら今のうちですぅ」
J「意味がわからない」
17: 2008/12/10(水) 22:19:12.96 ID:ueacC2xj0
─その日の夜─
金『あれ?カナは確か鞄の中で眠ったはずかしら。ここはどこかしら』
ロ『ここは夢の国だよ』
金『誰かしr・・・!お、お父様かしら!?』
ロ『よくわかったね。さすが策士』
金『お父様がなんでこんなところに!?』
ロ『それより金糸雀。ジュンって男の子とキスしたんだって?』
金『!!な、なんで知ってるかしら!?』
ロ『はっはっは、お父様は何でも知ってるんだぞぉ』
金『(・・・以外と軽い人かしら)』
金『あれ?カナは確か鞄の中で眠ったはずかしら。ここはどこかしら』
ロ『ここは夢の国だよ』
金『誰かしr・・・!お、お父様かしら!?』
ロ『よくわかったね。さすが策士』
金『お父様がなんでこんなところに!?』
ロ『それより金糸雀。ジュンって男の子とキスしたんだって?』
金『!!な、なんで知ってるかしら!?』
ロ『はっはっは、お父様は何でも知ってるんだぞぉ』
金『(・・・以外と軽い人かしら)』
18: 2008/12/10(水) 22:21:41.24 ID:ueacC2xj0
金『それで、なんで今になってお父様がでてきたのかしら』
金『たしかお父様はカナ達がアリスにならないと会えないはずかしら』
ロ『いつまでたってもアリスにならないからお父さんしびれきらしちゃった』
金『えぇー・・・』
ロ『それでちょこっと現実をのぞいてみたら、金糸雀がどこの馬の骨かわからない男とキスしてるもんだからびっくりしたよ』
ロ『今なら憎しみで人を殺せると思うんだ』
金『お、お父様?』
金『たしかお父様はカナ達がアリスにならないと会えないはずかしら』
ロ『いつまでたってもアリスにならないからお父さんしびれきらしちゃった』
金『えぇー・・・』
ロ『それでちょこっと現実をのぞいてみたら、金糸雀がどこの馬の骨かわからない男とキスしてるもんだからびっくりしたよ』
ロ『今なら憎しみで人を殺せると思うんだ』
金『お、お父様?』
19: 2008/12/10(水) 22:24:40.64 ID:ueacC2xj0
ロ『さて、冗談はおいといて』
金『(えらく目がマジだったかしら)』
ロ『金糸雀、人間と口づけを交わしたらどうなるか、知ってるね?』
金『将来ずっと一緒に過ごすことになる・・・かしら』
ロ『そうだね。だから金糸雀はこれからずっとジュン君と一緒に過ごさないといけない』
ロ『嫌かい?』
金『・・・嫌じゃないかしら』
ロ『それは、僕が作ったしきたりだから、仕方が無くかい?』
金『ち、違うかしら!カナは・・・カナはジュンが好きかしら!』
金『(えらく目がマジだったかしら)』
ロ『金糸雀、人間と口づけを交わしたらどうなるか、知ってるね?』
金『将来ずっと一緒に過ごすことになる・・・かしら』
ロ『そうだね。だから金糸雀はこれからずっとジュン君と一緒に過ごさないといけない』
ロ『嫌かい?』
金『・・・嫌じゃないかしら』
ロ『それは、僕が作ったしきたりだから、仕方が無くかい?』
金『ち、違うかしら!カナは・・・カナはジュンが好きかしら!』
21: 2008/12/10(水) 22:27:09.96 ID:ueacC2xj0
ロ『・・・よく言った。それでこそ我が娘』
金『・・・怒らないのかしら?』
ロ『怒らないよ。自分の主張をはっきりと言ったんだから』
ロ『全く持って他の娘は引っ込み思案で、自分の思ったことを素直に言わないんだから・・・』
金『どういうことかしら?』
ロ『他の娘達もジュン君に気があるみたいでね。全く、なんであんな男ばかり・・・』
金『お、お父様。黒いオーラが見えるかしら』
金『・・・怒らないのかしら?』
ロ『怒らないよ。自分の主張をはっきりと言ったんだから』
ロ『全く持って他の娘は引っ込み思案で、自分の思ったことを素直に言わないんだから・・・』
金『どういうことかしら?』
ロ『他の娘達もジュン君に気があるみたいでね。全く、なんであんな男ばかり・・・』
金『お、お父様。黒いオーラが見えるかしら』
22: 2008/12/10(水) 22:29:43.37 ID:ueacC2xj0
ロ『おぉ、すまなかった』
ロ『さて金糸雀。素直に言ってくれたから、ご褒美をあげよう』
金『ご褒美ってなにかしら?卵焼きかしら?』
ロ『それよりももっと素敵なプレゼントだよ』
ロ『詳しくは起きてから』
金『ちょ、どういうことかしら!?』
ロ『それじゃ金糸雀、がんばるんだぞぉ!』
金『ま、待つかしら!お父様ぁぁぁぁ!!』
金「・・・っは!!」
ロ『さて金糸雀。素直に言ってくれたから、ご褒美をあげよう』
金『ご褒美ってなにかしら?卵焼きかしら?』
ロ『それよりももっと素敵なプレゼントだよ』
ロ『詳しくは起きてから』
金『ちょ、どういうことかしら!?』
ロ『それじゃ金糸雀、がんばるんだぞぉ!』
金『ま、待つかしら!お父様ぁぁぁぁ!!』
金「・・・っは!!」
23: 2008/12/10(水) 22:32:02.26 ID:ueacC2xj0
金「へ、変な夢をみたかしら・・・」
み「zzz・・・」
金「んもう!みっちゃん寝相が悪いかしら!」
金「・・・あれ?カナは鞄に寝ていたはずかしら。いつのまに外に出たかしら?」
金「というかいつも見上げていたみっちゃんのベッドが目下にあるかしら・・・」
金「・・・え?」
バタン!たったったっ・・・
み「・・・んん~?カナぁ?どうしたの?」
み「zzz・・・」
金「んもう!みっちゃん寝相が悪いかしら!」
金「・・・あれ?カナは鞄に寝ていたはずかしら。いつのまに外に出たかしら?」
金「というかいつも見上げていたみっちゃんのベッドが目下にあるかしら・・・」
金「・・・え?」
バタン!たったったっ・・・
み「・・・んん~?カナぁ?どうしたの?」
25: 2008/12/10(水) 22:34:24.39 ID:ueacC2xj0
み「カナ?急いでお風呂場に駆け込んでどうしたの?おねしょでもしたの?」
金「み・・・みっちゃん・・・」
み「おねしょなんて子供の頃誰でもするわよぉ」
金「ち、違うかしら・・・」
み「隠さなくたっていいわy・・・」
み「カ・・・カナ!どうしたのその格好!」
金「なんかカナ大きくなってるかしら!」
み「ていうか人間大になってるしぃ!!」
金「み・・・みっちゃん・・・」
み「おねしょなんて子供の頃誰でもするわよぉ」
金「ち、違うかしら・・・」
み「隠さなくたっていいわy・・・」
み「カ・・・カナ!どうしたのその格好!」
金「なんかカナ大きくなってるかしら!」
み「ていうか人間大になってるしぃ!!」
26: 2008/12/10(水) 22:37:18.29 ID:ueacC2xj0
─翌朝─
み「・・・」
金「・・・」
み「・・・どう見ても、人間になってるわね」
金「球体関節が消えてるかしら」
み「なにがどうなってるの?」
金「こっちが聞きたいかしら・・・」
み「んー・・・他のローゼンメイデン達なら何か知ってるんじゃない?」
金「そうかしら・・・ちょっと聞いてみるかしら」
み「え、ちょっと、カナ!」
金「え?」
ゴンッ!
金「ふぎゃ!」
金「鏡に入れない・・・nのフィールドへ行けないかしら・・・」
み「・・・」
金「・・・」
み「・・・どう見ても、人間になってるわね」
金「球体関節が消えてるかしら」
み「なにがどうなってるの?」
金「こっちが聞きたいかしら・・・」
み「んー・・・他のローゼンメイデン達なら何か知ってるんじゃない?」
金「そうかしら・・・ちょっと聞いてみるかしら」
み「え、ちょっと、カナ!」
金「え?」
ゴンッ!
金「ふぎゃ!」
金「鏡に入れない・・・nのフィールドへ行けないかしら・・・」
28: 2008/12/10(水) 22:41:45.24 ID:ueacC2xj0
J「お、見たことのない商品だ・・・ヤマジュンパーフェクト・・・?アッー!!」
真「ジュン、うるさいのだわ」
翠「スキップですぅ!」
雛「あー!また雛の番飛んだのー!」
蒼「翠星石ったら意地悪なんだから・・・スキップ」
真「あなたもよ、蒼星石」
ピンポーン
真「ジュン、お客さんみたいよ」
J「宅配便かな・・・ちょっと行ってくる」
J「ホアァァァァァ!!!」
真「い、今のはジュンの悲鳴!?」
真「ジュン、うるさいのだわ」
翠「スキップですぅ!」
雛「あー!また雛の番飛んだのー!」
蒼「翠星石ったら意地悪なんだから・・・スキップ」
真「あなたもよ、蒼星石」
ピンポーン
真「ジュン、お客さんみたいよ」
J「宅配便かな・・・ちょっと行ってくる」
J「ホアァァァァァ!!!」
真「い、今のはジュンの悲鳴!?」
29: 2008/12/10(水) 22:44:03.96 ID:ueacC2xj0
真「ジュン、どうしたの!?」
蒼「落ち着いて真紅!」
翠「どうせ頼んだ商品がすごいでかかったか高かったかですぅ」
雛「うー?玄関に知らない人が立ってるのー」
金「お、驚かないで欲しいかしら」
J「か、金糸雀!?」
金「そうかしら・・・」
真・翠・蒼・雛「な、なんだってー!?」
蒼「落ち着いて真紅!」
翠「どうせ頼んだ商品がすごいでかかったか高かったかですぅ」
雛「うー?玄関に知らない人が立ってるのー」
金「お、驚かないで欲しいかしら」
J「か、金糸雀!?」
金「そうかしら・・・」
真・翠・蒼・雛「な、なんだってー!?」
30: 2008/12/10(水) 22:47:54.31 ID:ueacC2xj0
真「説明してちょうだい」
金「カナもわからないかしら!起きたらこうなっていたかしら!」
翠「か、金糸雀がでかいなんて・・・」
雛「ジュンと同じくらいなのー!でも巴よりおっOい大きいのー」
蒼「信じられない・・・ローゼンメイデンが人間になるなんて」
蒼「もしかしたら・・・金糸雀はアリスになったのかもしれない」
翠「ぬぁんですってぇぇぇ!!?」
蒼「僕の憶測でしかないけど・・・」
真「・・・」
蒼「(真紅があんなに真剣に悩んでいる・・・)」
真「(まさか身長だけじゃなく、胸まで負けるとは・・・)」
金「カナもわからないかしら!起きたらこうなっていたかしら!」
翠「か、金糸雀がでかいなんて・・・」
雛「ジュンと同じくらいなのー!でも巴よりおっOい大きいのー」
蒼「信じられない・・・ローゼンメイデンが人間になるなんて」
蒼「もしかしたら・・・金糸雀はアリスになったのかもしれない」
翠「ぬぁんですってぇぇぇ!!?」
蒼「僕の憶測でしかないけど・・・」
真「・・・」
蒼「(真紅があんなに真剣に悩んでいる・・・)」
真「(まさか身長だけじゃなく、胸まで負けるとは・・・)」
32: 2008/12/10(水) 22:50:30.46 ID:ueacC2xj0
金「アリス・・・?あ!思い出したかしら!」
蒼「思い出したって、何をだい?」
金「実は、かくかくしかじか」
蒼「まるまるうまうま・・・って、なるほどね」
翠「お、お父様に会ったですってぇ!」
真「まさか・・・お父様が自ら私たちに会いにくるなんて・・・」
雛「金糸雀ー、お父様ってどんな人だったの?」
金「えーっと・・・思っていたより軽い人だったかしら?」
蒼「思い出したって、何をだい?」
金「実は、かくかくしかじか」
蒼「まるまるうまうま・・・って、なるほどね」
翠「お、お父様に会ったですってぇ!」
真「まさか・・・お父様が自ら私たちに会いにくるなんて・・・」
雛「金糸雀ー、お父様ってどんな人だったの?」
金「えーっと・・・思っていたより軽い人だったかしら?」
33: 2008/12/10(水) 22:54:07.84 ID:ueacC2xj0
真「まさか、無条件で金糸雀がアリスになるなんてね・・・」
翠「なんで翠星石じゃねーんですか!!納得できねーですぅ!」
蒼「きっと、僕らになくて金糸雀にはあるものがあったんだよ。ね、金糸雀?」
金「そ、そうだと思うかしら」
真「金糸雀にあって私たちに無いもの・・・でk」
金「でこって答えはもう間に合ってるかしら」
蒼「・・・!何かくる!」
ガシャーン!!
銀「さぁ真紅!さっさと決着を付けるわよ!そして私がアリスになるのよ!」
蒼「なんという無茶なタイミング」
翠「なんで翠星石じゃねーんですか!!納得できねーですぅ!」
蒼「きっと、僕らになくて金糸雀にはあるものがあったんだよ。ね、金糸雀?」
金「そ、そうだと思うかしら」
真「金糸雀にあって私たちに無いもの・・・でk」
金「でこって答えはもう間に合ってるかしら」
蒼「・・・!何かくる!」
ガシャーン!!
銀「さぁ真紅!さっさと決着を付けるわよ!そして私がアリスになるのよ!」
蒼「なんという無茶なタイミング」
35: 2008/12/10(水) 22:56:51.92 ID:ueacC2xj0
銀「あら?見慣れない人間ね・・・」
真「・・・(金糸雀に気づかないの?バカなの?)」
蒼「ああ、水銀燈、彼女はかなr」
銀「まぁどうでもいいわぁ。人間なんて興味ないしぃ」
銀「私が興味あるのはアリスだけ。お父様だって私がアリスになるのを望んでいるのよぉ!」
銀「きっと遠くで見守ってくださってるわぁ」
金「(かなり近くで、しかもカナがアリスになったかしら・・・)」
真「・・・(金糸雀に気づかないの?バカなの?)」
蒼「ああ、水銀燈、彼女はかなr」
銀「まぁどうでもいいわぁ。人間なんて興味ないしぃ」
銀「私が興味あるのはアリスだけ。お父様だって私がアリスになるのを望んでいるのよぉ!」
銀「きっと遠くで見守ってくださってるわぁ」
金「(かなり近くで、しかもカナがアリスになったかしら・・・)」
37: 2008/12/10(水) 23:00:12.33 ID:ueacC2xj0
銀「・・・よく見ると、この人間金糸雀に似てるわね」
蒼「金糸雀本人な件について」
銀「はぁ?」
蒼「かくかくしかじか」
銀「まるまるうまうま・・・って嘘でしょぉ!?」
銀「信じない・・・私は信じないわぁ!!」
銀「何よ!金糸雀にはあって私には無いものって!!デコだって言うの!?」
金「言われたかしらー・・・」
蒼「金糸雀本人な件について」
銀「はぁ?」
蒼「かくかくしかじか」
銀「まるまるうまうま・・・って嘘でしょぉ!?」
銀「信じない・・・私は信じないわぁ!!」
銀「何よ!金糸雀にはあって私には無いものって!!デコだって言うの!?」
金「言われたかしらー・・・」
41: 2008/12/10(水) 23:03:04.92 ID:ueacC2xj0
蒼「ところで、さっきからジュン君黙ってるけど」
J「うん・・・」
真「どうしたのジュン。さっきから金糸雀をじろじろ見てるけど・・・」
J「人形の時は何も思わなかったけど・・・かわいいな」
金「!!」
ぼっ
翠「ななななな何言ってんですかぁ!!?」
雛「ジュン大胆なのー!」
金「そ、そんな・・・照れるかしら・・・」
J「(まさか金糸雀が巨Oだったとは・・・銀>翠>蒼>真=金>雛だと思っていたが、常識が覆ったか)」
J「うん・・・」
真「どうしたのジュン。さっきから金糸雀をじろじろ見てるけど・・・」
J「人形の時は何も思わなかったけど・・・かわいいな」
金「!!」
ぼっ
翠「ななななな何言ってんですかぁ!!?」
雛「ジュン大胆なのー!」
金「そ、そんな・・・照れるかしら・・・」
J「(まさか金糸雀が巨Oだったとは・・・銀>翠>蒼>真=金>雛だと思っていたが、常識が覆ったか)」
52: 2008/12/10(水) 23:07:13.96 ID:ueacC2xj0
真「とにかく・・・金糸雀は何かを得てお父様から人間にしてもらったわけね」
翠「ということは翠星石も何かを得れば人間になってジュンとくっつくことができるってわけですね!」
蒼「でもその何かってなんだろうね」
雛「うゆー?」
銀「(金糸雀・・・なんでおっOいでかいのよぉ!)」
真「そういえば、金糸雀は昨日ジュンとキスしたわね」
翠「!!それだ!金糸雀だけジュンにキスしたですぅ!」
蒼「ということはジュン君とキスをすればアリスになれるってことかな?」
銀「なら話は早いわぁ・・・ジュン、おとなしく私にキスされなさぁい」
翠「ということは翠星石も何かを得れば人間になってジュンとくっつくことができるってわけですね!」
蒼「でもその何かってなんだろうね」
雛「うゆー?」
銀「(金糸雀・・・なんでおっOいでかいのよぉ!)」
真「そういえば、金糸雀は昨日ジュンとキスしたわね」
翠「!!それだ!金糸雀だけジュンにキスしたですぅ!」
蒼「ということはジュン君とキスをすればアリスになれるってことかな?」
銀「なら話は早いわぁ・・・ジュン、おとなしく私にキスされなさぁい」
55: 2008/12/10(水) 23:10:59.20 ID:ueacC2xj0
J「これなんて工口ゲ?略してkneg?」
金「だっだめかしらー!!」
真「金糸雀、どきなさい!}
翠「今金糸雀はただの人間ですぅ!翠星石たちドールには敵わないですぅ!」
蒼「能力を失っているようだから・・・素直に君は勝てないよ」
銀「それでもあなたは無謀にも私たちに刃向かうのぉ?」
雛「おとなしくしてるのー!」
しゅるしゅる
金「きゃっ!わ、わだちが・・・」
真「雛苺ナイス轍」
金「だっだめかしらー!!」
真「金糸雀、どきなさい!}
翠「今金糸雀はただの人間ですぅ!翠星石たちドールには敵わないですぅ!」
蒼「能力を失っているようだから・・・素直に君は勝てないよ」
銀「それでもあなたは無謀にも私たちに刃向かうのぉ?」
雛「おとなしくしてるのー!」
しゅるしゅる
金「きゃっ!わ、わだちが・・・」
真「雛苺ナイス轍」
57: 2008/12/10(水) 23:14:09.78 ID:ueacC2xj0
真「これで邪魔者はいなくなったわね」
翠「ひっひっひぃ!」
蒼「あとはジュン君の唇を奪うだけだね」
銀「私が先に行かせてもらうわぁ」
雛「雛が先なのー!」
わーわーぎゃーぎゃー!!
金「ジ、ジュン!逃げるかしら!」
J「でも逃げたらお前が・・・」
金「カナはどうでもいいかしら!ジュンだけでも助かるかしら!」
J「・・・そ、そんなことできるかよ!」
ブチブチッ
金「そんな・・・とげのある轍を素手で・・・」
翠「ひっひっひぃ!」
蒼「あとはジュン君の唇を奪うだけだね」
銀「私が先に行かせてもらうわぁ」
雛「雛が先なのー!」
わーわーぎゃーぎゃー!!
金「ジ、ジュン!逃げるかしら!」
J「でも逃げたらお前が・・・」
金「カナはどうでもいいかしら!ジュンだけでも助かるかしら!」
J「・・・そ、そんなことできるかよ!」
ブチブチッ
金「そんな・・・とげのある轍を素手で・・・」
59: 2008/12/10(水) 23:17:55.13 ID:ueacC2xj0
J「金糸雀、立てるか?」
金「え、えぇ、大丈夫かしら」
真「ジュン・・・金糸雀・・・どこへいくの?」
翠「じゅんはどこにもいっちゃだめですぅ」
蒼「そうだよ、早く僕らにキスしてよぉ」
銀「ジャンクになりたくなければさっさとしなさぁい!」
J「く、狂ってる!」
金「みんなおかしくなってるかしら!」
J「くそ!やつらの後ろにドアがあるなんて・・・」
金「カナはもう鏡の中を通れないから逃げられないかしら!」
真「さぁ・・・」
翠・蒼・銀・雛「さぁ・・・」
金「え、えぇ、大丈夫かしら」
真「ジュン・・・金糸雀・・・どこへいくの?」
翠「じゅんはどこにもいっちゃだめですぅ」
蒼「そうだよ、早く僕らにキスしてよぉ」
銀「ジャンクになりたくなければさっさとしなさぁい!」
J「く、狂ってる!」
金「みんなおかしくなってるかしら!」
J「くそ!やつらの後ろにドアがあるなんて・・・」
金「カナはもう鏡の中を通れないから逃げられないかしら!」
真「さぁ・・・」
翠・蒼・銀・雛「さぁ・・・」
61: 2008/12/10(水) 23:21:01.19 ID:ueacC2xj0
J「くっ・・・」
グニャァ
金「パソコンのモニタが・・・?誰!?」
薔「お姉様・・・こっち・・・」
J「薔薇水晶!?なぜお前が!」
薔「早くこっちに・・・」
金「ジュン、迷ってる暇はないかしら!」
J「そうみたいだな・・・」
グニャア
真「!!nのフィールドへ連れて行かれた・・・!」
翠「おいかけるですぅ!!」
グニャァ
金「パソコンのモニタが・・・?誰!?」
薔「お姉様・・・こっち・・・」
J「薔薇水晶!?なぜお前が!」
薔「早くこっちに・・・」
金「ジュン、迷ってる暇はないかしら!」
J「そうみたいだな・・・」
グニャア
真「!!nのフィールドへ連れて行かれた・・・!」
翠「おいかけるですぅ!!」
64: 2008/12/10(水) 23:25:18.29 ID:ueacC2xj0
─nのフィールド─
金「た、助かったかしら・・・?」
J「どういうつもりだ、薔薇水晶」
薔「意味なんてない・・・でも、彼女たちはあまりにも醜い」
薔「目的を得るためにはどんな手段も選ばない・・・たとえそれがアリスになるためだとしても」
薔「お父様から聞いた。アリスは何事にも汚れないきれいな心を持った完璧な人形だと」
J「・・・」
薔「第2ドール・・・金糸雀・・・だったもの」
金「!?」
薔「教えてほしい・・・どうやってアリスになったの?」
金「そ、それは・・・」
J「理由を知ったらお前も同じく僕を襲ってくるのか?」
薔「・・・あなたは襲わない。キスしただけでアリスになれるなんて思っていない」
金「た、助かったかしら・・・?」
J「どういうつもりだ、薔薇水晶」
薔「意味なんてない・・・でも、彼女たちはあまりにも醜い」
薔「目的を得るためにはどんな手段も選ばない・・・たとえそれがアリスになるためだとしても」
薔「お父様から聞いた。アリスは何事にも汚れないきれいな心を持った完璧な人形だと」
J「・・・」
薔「第2ドール・・・金糸雀・・・だったもの」
金「!?」
薔「教えてほしい・・・どうやってアリスになったの?」
金「そ、それは・・・」
J「理由を知ったらお前も同じく僕を襲ってくるのか?」
薔「・・・あなたは襲わない。キスしただけでアリスになれるなんて思っていない」
66: 2008/12/10(水) 23:27:25.64 ID:ueacC2xj0
J「そ、そうか・・・」
J「(常識があってくれてよかった)」
薔「キスだけでアリスになれるのなら・・・私はとうの昔にアリスになってる」
J「・・・どういうことだ?」
薔「私は毎朝起きたときと毎晩寝る前にお父様にキスをしている」
金「な・・・」
J「(あのエンジュとかいう野郎、口リコンだな)」
J「(常識があってくれてよかった)」
薔「キスだけでアリスになれるのなら・・・私はとうの昔にアリスになってる」
J「・・・どういうことだ?」
薔「私は毎朝起きたときと毎晩寝る前にお父様にキスをしている」
金「な・・・」
J「(あのエンジュとかいう野郎、口リコンだな)」
71: 2008/12/10(水) 23:32:55.21 ID:ueacC2xj0
薔「確かに、私はローゼンによって作られたドールじゃない」
薔「でも、お父様が作ってくれた、れっきとした人形」
薔「私にだって、アリスになれる理由はあるはず」
薔「それを、教えて欲しい」
金「・・・」
J「(自分を作ってくれた父親のため・・・か)」
J「(やっぱり、そこはローゼンメイデンと変わらないんだな)」
金「・・・カナはお父様に教えられたかしら」
金「素直な気持ちが、大事だってことを、教えられたかしら」
薔「素直な・・・気持ち・・・?」
金「カナはいつも楽してズルしてって言ってたかしら」
金「でも、本当はそんなことしたくなかったかしら」
金「他のドールと違ってカナはドジだし、戦闘力も低いし、存在感も薄かったかしら」
金「みんなが、うらやましかったかしら・・・」
薔「でも、お父様が作ってくれた、れっきとした人形」
薔「私にだって、アリスになれる理由はあるはず」
薔「それを、教えて欲しい」
金「・・・」
J「(自分を作ってくれた父親のため・・・か)」
J「(やっぱり、そこはローゼンメイデンと変わらないんだな)」
金「・・・カナはお父様に教えられたかしら」
金「素直な気持ちが、大事だってことを、教えられたかしら」
薔「素直な・・・気持ち・・・?」
金「カナはいつも楽してズルしてって言ってたかしら」
金「でも、本当はそんなことしたくなかったかしら」
金「他のドールと違ってカナはドジだし、戦闘力も低いし、存在感も薄かったかしら」
金「みんなが、うらやましかったかしら・・・」
73: 2008/12/10(水) 23:38:04.49 ID:ueacC2xj0
やべぇ日付が変わる・・・
金「だから、カナはみんなの隙を突いて、卑怯なまねをするしかなかったかしら」
金「でも、結局失敗続きでうまくいかなかったかしら・・・」
金「カナが、一番アリスに遠い存在だと思ったかしら」
金「けど、カナは諦めなかったかしら・・・ジュンがいたから」
J「ぼ、僕が?」
薔「・・・」
金「ジュンは変わろうとしていたかしら・・・昔の自分を捨てるため、夢を目指すために」
金「真紅達の力を借りて、生まれ変わろうとしていたかしら!」
J「・・・」
金「カナはジュンに勇気づけられたかしら」
金「だから、カナはみんなの隙を突いて、卑怯なまねをするしかなかったかしら」
金「でも、結局失敗続きでうまくいかなかったかしら・・・」
金「カナが、一番アリスに遠い存在だと思ったかしら」
金「けど、カナは諦めなかったかしら・・・ジュンがいたから」
J「ぼ、僕が?」
薔「・・・」
金「ジュンは変わろうとしていたかしら・・・昔の自分を捨てるため、夢を目指すために」
金「真紅達の力を借りて、生まれ変わろうとしていたかしら!」
J「・・・」
金「カナはジュンに勇気づけられたかしら」
74: 2008/12/10(水) 23:42:22.90 ID:ueacC2xj0
金「日に日に成長していくジュンがうらやましくて・・・同時にあこがれて」
金「いつしかあこがれが・・・こ、恋に変わっていたかしら!」
J「!!」
薔「・・・恋?」
金「ドールが人間に恋をするのは変かもしれないかしら」
金「でも、それはカナ達ドールがお父様を好きになると同じ。そう思っていたかしら」
金「だけど、昨日ジュンとキスをしたときに、違うってわかったかしら」
金「カナの中で変わったかしら。この”好き”という感覚は、お父様が”好き”とは違う感覚だったかしら」
金「いつしかあこがれが・・・こ、恋に変わっていたかしら!」
J「!!」
薔「・・・恋?」
金「ドールが人間に恋をするのは変かもしれないかしら」
金「でも、それはカナ達ドールがお父様を好きになると同じ。そう思っていたかしら」
金「だけど、昨日ジュンとキスをしたときに、違うってわかったかしら」
金「カナの中で変わったかしら。この”好き”という感覚は、お父様が”好き”とは違う感覚だったかしら」
77: 2008/12/10(水) 23:47:52.11 ID:ueacC2xj0
J「か、金糸雀・・・」
金「ジュン!カナはジュンが好き!好きかしら!」
ぎゅっ
J「!!」
薔「おぉ・・・」
金「ひっぐ・・・えぅ・・・」
金「言えた・・・やっと言えたかしら・・・」
J「金糸雀・・・」
ぐっ
J「その・・・僕がお前のあこがれだったなんて知らなかった」
J「こんな引きこもりの僕をあこがれにしてくれるなんて・・・正直うれしい」
J「復学するためにがんばってたけど・・・」
J「金糸雀が僕を応援してくれるのなら、僕はもっとがんばれると思う」
金「ジュ、ジュン!」
J「だから、金糸雀もさ・・・がんばろうよ」
金「・・・わ、わかったかしら!カナもがんばるかしら!」
薔「昼ドラ・・・」
薔「!!」
ドッゴーン!!
金「ジュン!カナはジュンが好き!好きかしら!」
ぎゅっ
J「!!」
薔「おぉ・・・」
金「ひっぐ・・・えぅ・・・」
金「言えた・・・やっと言えたかしら・・・」
J「金糸雀・・・」
ぐっ
J「その・・・僕がお前のあこがれだったなんて知らなかった」
J「こんな引きこもりの僕をあこがれにしてくれるなんて・・・正直うれしい」
J「復学するためにがんばってたけど・・・」
J「金糸雀が僕を応援してくれるのなら、僕はもっとがんばれると思う」
金「ジュ、ジュン!」
J「だから、金糸雀もさ・・・がんばろうよ」
金「・・・わ、わかったかしら!カナもがんばるかしら!」
薔「昼ドラ・・・」
薔「!!」
ドッゴーン!!
81: 2008/12/10(水) 23:52:34.76 ID:ueacC2xj0
トリップか・・・これでいい?
薔「・・・きた」
真「ジュゥウゥゥゥゥゥン!!!!」
翠「キスするですぅぅ!!」
蒼「どこいったのかなぁぁぁあ!!?」
銀「でてきなさぁぁい!!」
雛「うにゅうううううう!!!」
金「ひっ・・・!」
J「みんな・・・焦点が定まってないぞ」
薔「・・・きた」
真「ジュゥウゥゥゥゥゥン!!!!」
翠「キスするですぅぅ!!」
蒼「どこいったのかなぁぁぁあ!!?」
銀「でてきなさぁぁい!!」
雛「うにゅうううううう!!!」
金「ひっ・・・!」
J「みんな・・・焦点が定まってないぞ」
84: 2008/12/10(水) 23:55:34.43 ID:ueacC2xj0
真「ジュン、見つけたわ」
翠「ねぇ?どうして逃げるんですぅ?」
蒼「僕たちが怖いのかな?ねぇ?」
銀「すぐに終わることじゃなぁい」
雛「うにゅううううううう!!!」
薔「・・・醜い」
金「み、みんな待つかしら!」
真「何金糸雀・・・今あなたはどうでもいいのだわ」
翠「相変わらず空気の読めないやつですぅ」
蒼「何やったってうまくいかないんだから、そこで黙っていたら?」
金「くっ・・・」
金「(や、やっぱりカナじゃダメかしら・・・)」
翠「ねぇ?どうして逃げるんですぅ?」
蒼「僕たちが怖いのかな?ねぇ?」
銀「すぐに終わることじゃなぁい」
雛「うにゅううううううう!!!」
薔「・・・醜い」
金「み、みんな待つかしら!」
真「何金糸雀・・・今あなたはどうでもいいのだわ」
翠「相変わらず空気の読めないやつですぅ」
蒼「何やったってうまくいかないんだから、そこで黙っていたら?」
金「くっ・・・」
金「(や、やっぱりカナじゃダメかしら・・・)」
86: 2008/12/10(水) 23:59:59.21 ID:ueacC2xj0
J「金糸雀!」
金「ジュン・・・!」
金「(そうかしら、ジュンはカナを応援していてくれるかしら!)」
金「みんな!アリスになるには素直な心が必要かしら!」
紅「金糸雀・・・そんなのとっくに知ってるのだわ」
銀「やっぱりダメな子ねぇ」
金「ち、違うかしら!嘘をつかない、真実の心が大事かしr」
翠「そんなのわかってるですぅ!」
蒼「金糸雀・・・嘘をつかない心が必要って、今君が嘘をついてるんじゃないかい?」
雛「うにゅううううう!!!」
金「(みんな・・・カナの話を聞いてくれないかしら・・・)」
92: 2008/12/11(木) 00:06:30.03 ID:k+GRJYCR0
J「・・・」
ざっ
紅「ジュン・・・?」
J「おまえら・・・最低だ」
翠「!?」
J「金糸雀は姉妹なんだろ?なんで姉妹の話を聞かないんだよ!」
蒼「だってジュン君、金糸雀は嘘をついてるんだよ?」
J「嘘だって証拠はあるのかよ!?」
J「なんで、姉妹の話を聞いてやらないんだよ!お前らそれでもローゼンメイデンかよ!」
ざっ
紅「ジュン・・・?」
J「おまえら・・・最低だ」
翠「!?」
J「金糸雀は姉妹なんだろ?なんで姉妹の話を聞かないんだよ!」
蒼「だってジュン君、金糸雀は嘘をついてるんだよ?」
J「嘘だって証拠はあるのかよ!?」
J「なんで、姉妹の話を聞いてやらないんだよ!お前らそれでもローゼンメイデンかよ!」
94: 2008/12/11(木) 00:11:47.57 ID:k+GRJYCR0
紅「ジュン・・・何を言ってるの・・・?」
J「真紅、僕が復学するのを手伝ってくれたのは真紅だよな?」
J「僕はそれまで、お前達を呪いの人形だといって相手にしなかった」
J「でも、お前達は僕を更生させるために、がんばってくれたじゃないか!」
J「ひどい仕打ちをした僕に対して、みんなは必氏にしてくてじゃないか・・・」
翠「・・・」
蒼「・・・」
J「今度は、僕がみんなに対してお礼をしなきゃいけない番なんだ」
J「だから・・・頼む、金糸雀の話を聞いてあげてくれよ・・・」
金「ジュン・・・泣いてる・・・?」
紅「・・・そうね、私たちがどうにかしてたわ」
蒼「目先の利益にとらわれて、大事なものを失うところだったね」
金「み、みんな・・・!」
J「真紅、僕が復学するのを手伝ってくれたのは真紅だよな?」
J「僕はそれまで、お前達を呪いの人形だといって相手にしなかった」
J「でも、お前達は僕を更生させるために、がんばってくれたじゃないか!」
J「ひどい仕打ちをした僕に対して、みんなは必氏にしてくてじゃないか・・・」
翠「・・・」
蒼「・・・」
J「今度は、僕がみんなに対してお礼をしなきゃいけない番なんだ」
J「だから・・・頼む、金糸雀の話を聞いてあげてくれよ・・・」
金「ジュン・・・泣いてる・・・?」
紅「・・・そうね、私たちがどうにかしてたわ」
蒼「目先の利益にとらわれて、大事なものを失うところだったね」
金「み、みんな・・・!」
96: 2008/12/11(木) 00:14:22.83 ID:k+GRJYCR0
薔「すごい・・・みんなが正気に戻った・・・」
薔「ジュン・・・やはり彼は・・・」
薔「!?誰?」
金「え?」
カツッカツッ・・・
ロ「いやぁ、いい物を見せてもらったよ」
金「お、お父様!?」
紅「お・・・お父様?」
銀「どうして・・・どうしてここにいるの?」
薔「ジュン・・・やはり彼は・・・」
薔「!?誰?」
金「え?」
カツッカツッ・・・
ロ「いやぁ、いい物を見せてもらったよ」
金「お、お父様!?」
紅「お・・・お父様?」
銀「どうして・・・どうしてここにいるの?」
98: 2008/12/11(木) 00:19:14.63 ID:k+GRJYCR0
ロ「最近みんなの関係がギスギスしてるなぁと思って、一芝居打ったのさ」
ロ「姉妹同士が争うなんて、おかしいじゃないか」
紅「でも!それはお父様が望んだことでは・・・!?」
ロ「まさか!僕はそんなこと思ってはいないよ」
ロ「確かに、僕は君たちを失敗作だなんて言ってしまったけど、それは過去の話」
ロ「君たちほど、仲のいい姉妹はいないよ」
ロ「仲がいいことをねたんだ人が流した、デマだよ」
銀「そ、そんなぁ・・・」
ロ「もっと早く言えればよかったんだけどね。ちょっと迷っちゃってねぇ」
J「(この人が金糸雀たちのお父様?軽いなぁ)」
ロ「姉妹同士が争うなんて、おかしいじゃないか」
紅「でも!それはお父様が望んだことでは・・・!?」
ロ「まさか!僕はそんなこと思ってはいないよ」
ロ「確かに、僕は君たちを失敗作だなんて言ってしまったけど、それは過去の話」
ロ「君たちほど、仲のいい姉妹はいないよ」
ロ「仲がいいことをねたんだ人が流した、デマだよ」
銀「そ、そんなぁ・・・」
ロ「もっと早く言えればよかったんだけどね。ちょっと迷っちゃってねぇ」
J「(この人が金糸雀たちのお父様?軽いなぁ)」
100: 2008/12/11(木) 00:22:34.16 ID:k+GRJYCR0
紅「ということは・・・私たちはもう争わなくていいのですか!?」
ロ「あぁ。今まで以上に仲良くしてくれれば、それでいいよ」
翠「よかったぁ・・・これで蒼星石と戦わなくてすんだですぅ」
蒼「よかったね、翠星石」
ロ「それと・・・薔薇水晶・・・だっけ?エンジュの作ったドールは」
薔「はい・・・」
ロ「エンジュにあったら、『すまなかった』と伝えてくれないかな?」
薔「・・・わかった」
ロ「さて、金糸雀。人間になった感想はどうだい?」
金「えっと・・・よくわからないかしら」
ロ「ははは、そうだろうね」
金「もう!お父様、あのときちゃんと言ってくれればよかったのに!」
ロ「あぁ。今まで以上に仲良くしてくれれば、それでいいよ」
翠「よかったぁ・・・これで蒼星石と戦わなくてすんだですぅ」
蒼「よかったね、翠星石」
ロ「それと・・・薔薇水晶・・・だっけ?エンジュの作ったドールは」
薔「はい・・・」
ロ「エンジュにあったら、『すまなかった』と伝えてくれないかな?」
薔「・・・わかった」
ロ「さて、金糸雀。人間になった感想はどうだい?」
金「えっと・・・よくわからないかしら」
ロ「ははは、そうだろうね」
金「もう!お父様、あのときちゃんと言ってくれればよかったのに!」
101: 2008/12/11(木) 00:25:19.72 ID:k+GRJYCR0
ロ「すまないな、金糸雀。でも、金糸雀のおかげでみんなの関係が戻ったんだ」
金「そ、それは・・・」
ロ「それとジュン君。君のおかげでもある。ありがとう」
J「いや・・・別に僕は何も・・・」
ロ「どうだ、ジュン君。僕の娘を一人もらってみては?」
J「な、何を言うんですかいきなり!?」
ロ「ははは、冗談だよ。僕の娘は絶対にやらないよ。氏んでも離さないよ」
J「(この親父やばいぞ)」
金「そ、それは・・・」
ロ「それとジュン君。君のおかげでもある。ありがとう」
J「いや・・・別に僕は何も・・・」
ロ「どうだ、ジュン君。僕の娘を一人もらってみては?」
J「な、何を言うんですかいきなり!?」
ロ「ははは、冗談だよ。僕の娘は絶対にやらないよ。氏んでも離さないよ」
J「(この親父やばいぞ)」
102: 2008/12/11(木) 00:28:41.39 ID:k+GRJYCR0
ロ「さて、時間だ。僕はまた行かなくてはならない」
J「どこへ・・・?」
ロ「僕はこのnのフィールドのゴミ掃除をしなくちゃならなくてね」
J「はぁ・・・?」
ロ「それじゃ、またどこかで会おう」
金「ま、待ってほしいかしらお父様!」
ロ「なんだい?金糸雀」
金「カナはいつまでこの格好なのかしら!?」
ロ「うーん・・・金糸雀が望むままをかなえるよ?」
金「え・・・?」
ロ「みんなと一緒にローゼンメイデンでいるか。それとも人間として生きるか」
金「カ、カナは・・・」
J「どこへ・・・?」
ロ「僕はこのnのフィールドのゴミ掃除をしなくちゃならなくてね」
J「はぁ・・・?」
ロ「それじゃ、またどこかで会おう」
金「ま、待ってほしいかしらお父様!」
ロ「なんだい?金糸雀」
金「カナはいつまでこの格好なのかしら!?」
ロ「うーん・・・金糸雀が望むままをかなえるよ?」
金「え・・・?」
ロ「みんなと一緒にローゼンメイデンでいるか。それとも人間として生きるか」
金「カ、カナは・・・」
103: 2008/12/11(木) 00:31:36.56 ID:k+GRJYCR0
─数日後─
紅「さて、くんくんの時間よ。ジュン、紅茶をいれて」
J「わかったよ」
翠「ついでに翠星石の分もいれるですぅ!」
蒼「あ、僕も」
雛「雛もー!」
銀「私の分も入れてくれてもよくってよぉ?」
金「カナもいただくかしらー!」
J「はいはい、席に座ってろ」
J「(結局、金糸雀はローゼンメイデンとして戻ったか)」
J「(そりゃ、一人だけ人間じゃ浮いてるしな)」
J「(にしても、ローゼンは去り際に『あのウサギめ・・・』って言ってたけど、なんのことだろう?)」
紅「さて、くんくんの時間よ。ジュン、紅茶をいれて」
J「わかったよ」
翠「ついでに翠星石の分もいれるですぅ!」
蒼「あ、僕も」
雛「雛もー!」
銀「私の分も入れてくれてもよくってよぉ?」
金「カナもいただくかしらー!」
J「はいはい、席に座ってろ」
J「(結局、金糸雀はローゼンメイデンとして戻ったか)」
J「(そりゃ、一人だけ人間じゃ浮いてるしな)」
J「(にしても、ローゼンは去り際に『あのウサギめ・・・』って言ってたけど、なんのことだろう?)」
105: 2008/12/11(木) 00:35:25.33 ID:k+GRJYCR0
J「ほらよ、紅茶だ」
紅「ありがとう、ジュン」
翠「また紅茶の腕を上げたですねぇ」
蒼「おいしいよ、ジュン君」
銀「まぁまぁだわぁ」
雛「ふー、ふー」
金「ありがとうかしら、ジュン」
J「ほら、僕も座るからちょっと詰めろ」
金「ジュン、カナの隣に座るかしら」
J「あ、あぁ」
翠「ちょ!ジュン!翠星石の隣にくるですぅ!!」
雛「あのね、雛はジュンの膝の上に座るのー!」
翠「なああ!!チビ苺!それは許さねぇです!」
蒼「翠星石、どっちかにすれば?」
紅「うるさいのだわ。くんくんが始まるのだわ」
J「やれやれ・・・」
J「(仲良くなったはいいけど、こう毎日騒がしいと疲れるな)」
紅「ありがとう、ジュン」
翠「また紅茶の腕を上げたですねぇ」
蒼「おいしいよ、ジュン君」
銀「まぁまぁだわぁ」
雛「ふー、ふー」
金「ありがとうかしら、ジュン」
J「ほら、僕も座るからちょっと詰めろ」
金「ジュン、カナの隣に座るかしら」
J「あ、あぁ」
翠「ちょ!ジュン!翠星石の隣にくるですぅ!!」
雛「あのね、雛はジュンの膝の上に座るのー!」
翠「なああ!!チビ苺!それは許さねぇです!」
蒼「翠星石、どっちかにすれば?」
紅「うるさいのだわ。くんくんが始まるのだわ」
J「やれやれ・・・」
J「(仲良くなったはいいけど、こう毎日騒がしいと疲れるな)」
106: 2008/12/11(木) 00:37:38.10 ID:k+GRJYCR0
金「ジュン、疲れてるかしら?」
J「あ?あぁ、気にするな」
金「カナがまた大きくなったら、ジュンを手伝うかしら」
J「あぁ、期待してるよ」
金「ついでに勉強も教えてあげるかしら」
J「あぁ、期待してるよ」
金「ついでに結婚してあげるかしら」
J「あぁ、期待してr・・・って、何言ってるんだ!」
翠「ホアアアアアア!!オバカナリア何どさくさに紛れて言ってるんですかぁ!?」
紅「まったく・・・静かにしてちょうだい!」
─完─
J「あ?あぁ、気にするな」
金「カナがまた大きくなったら、ジュンを手伝うかしら」
J「あぁ、期待してるよ」
金「ついでに勉強も教えてあげるかしら」
J「あぁ、期待してるよ」
金「ついでに結婚してあげるかしら」
J「あぁ、期待してr・・・って、何言ってるんだ!」
翠「ホアアアアアア!!オバカナリア何どさくさに紛れて言ってるんですかぁ!?」
紅「まったく・・・静かにしてちょうだい!」
─完─
108: 2008/12/11(木) 00:38:56.03 ID:k+GRJYCR0
以上です。
たくさんのご支援ありがとうございます。
ちなみに、アリス化したときの金糸雀が巨Oなのは、「おっOいが大きかったらいいなぁ」という妄想です。
たくさんのご支援ありがとうございます。
ちなみに、アリス化したときの金糸雀が巨Oなのは、「おっOいが大きかったらいいなぁ」という妄想です。
111: 2008/12/11(木) 00:39:32.13 ID:PU+8rvVbO
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります