1: 2012/05/19(土) 02:23:07.83 ID:qEitBOvd0
過去にLOという雑誌の販売を
アマゾンで中止させた疑いがとても高い人物が、
こんどはアマゾンで百合姫が売られていることを批判しています。

個人的にこれはとても危険な事だと思うのですが、
この件はほとんど知られていない気がします。

というわけで、少しでも皆さんに知ってもらえたらと思い、
自分なりに簡単にSSにしてみたいと思います。。。

なお、このSSはあくまで>>1個人の意見ですので、
必ずしも正しいというわけではありません。
少しでも考える参考になれば幸いです。


http://www.facebook.com/wakabaf/posts/303169446431016
↑件の書き込みです

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337355302/l50
↑とあるVIPのスレです
 あくまで同じ問題を扱っているというだけで、『このスレと直接的な関係はありません。』

4: 2012/05/19(土) 02:33:24.94 ID:qEitBOvd0
女友「ただ自称百合嫌いのツンデレが暴れてるだけでしょ・・・?よくある事じゃない。」

少女「たしかにそこまで珍しいことじゃないわね。」

女友「だったら・・・別にこの人のせいで百合漫画が消えたりすることなんて、
   起こらないんじゃないの?」

少女「否定はしないわ♪どんなことがあっても百合は不滅だもの。」

女友「あっさり認めた・・・!!!?え!?だったらこのスレどうするのよ・・・!?」

少女「だけど・・・逆にこの人のせいで百合漫画が書店から消える、って事が100%ないとも
   断言できない気がするの・・・。」

女友「どうして?」

少女「それを今から説明するわ。だけどその前に・・・」

女友「・・・?」

少女「このスレを読んでくれている方にお願いがあります!」

女友「スレ・・・?読んでくれてる人・・・?」

少女「・・・こっちの話よ。」

5: 2012/05/19(土) 02:41:24.58 ID:qEitBOvd0
少女「まず、『この女だけは絶対に許せない・・・!私の百合が消されるくらいなら、
   私が罪をかぶるわ・・・!!!』といって、」

少女「あまり過激な事をするのは、止めてほしいの。」

女友「えっなんで?」

少女「たしかに、私だってそうしたいのはやまやまだけど・・・
   ただでさえこの事はあまり知られていないのに、
   目のつくところで過激な書き込みを繰り返したりしたら・・・」

少女「まるで善良な人を、私たちが一方的に叩いてるように見えちゃうでしょ?」

女友「あっ・・・たしかに・・・。」

少女「そうなってしまったら、
   『一部のズレた人たちが、まともな人に批判されて理不尽な仕返しをしている』という
   訳の分からない解釈をされてしまう可能性があるわ。」

女友「うん・・・。」

少女「そうなっちゃったら、これから百合に目覚める『素質』のある娘が、
   百合に目覚めなくなってしまうじゃない。」

女友「・・・うん、そうだよね。(あれ、なんか話がズレてない・・・?)

7: 2012/05/19(土) 02:50:38.46 ID:qEitBOvd0
少女「それと、こういう時は気が付いたら『見えない敵』と戦ってる事がたまにあるから、
   それにも気を付けてほしいわ・・・。」

女友「どういう事・・・?」

少女「こうやってみんながイライラしてる時に、『このひとは○○だから・・・』とか、
   『だから○○はダメなんだ』って書き込みを見ると、」

少女「つい悪乗りをしやすいけど・・・」

少女「そういうのは余計なケンカの原因になるから注意してほしいわ・・・」

女友「レッテルを張るってやつ・・・?」

少女「うん・・・具体的には、『女性叩き』『男性叩き』『オタク叩き』『腐女子叩き』とか・・・
   あと、『○○厨』とか『○○豚』という言い方もやめた方がいいかもしれないわね・・・。
   
少女「それに自分が言うのもなんだけど、『同性愛者叩き』と、」

女友「『同性愛者じゃない人叩き』も止めて、ね?」


少女「余計なケンカはしないに越したことないよ、ね・・・?」

少女「ツンデレっ娘同士のケンカはみてて2828できるけどね!!」

9: 2012/05/19(土) 02:55:00.01 ID:qEitBOvd0
少女「さてっ前置きはここまで!」

少女「・・・書きだめはないので、書くのが遅くてごめんなさい・・・。」

少女「というわけで、ここから本題です。」


少女「あんまり堅苦しいのもなんだし、これでも食べながら話さない?」つ手作りクッキー

女友「わぁ・・・おいしそう・・・!」

少女(無邪気に喜ぶ貴女の方がずっと美味しそうだわ・・・)

12: 2012/05/19(土) 03:03:45.23 ID:qEitBOvd0
女友「だけどさー、そもそもアマゾンで買えなくっても、本屋で買えばいいんじゃないの?」もぐもぐ

少女「確かにね。」

女友「否定しないんだ・・・。」

少女「だけど、
   ・まず、アマゾンで発売中止になる必要はあるの?(※今現在はなっているわけではありません
   ・『もし』アマゾンで発売中止になったら、本屋さんで発売中止にならないって『断言』できる?

   ってかんじで、いろいろと問題があると思うの。」

女友「・・・。」

少女「それに、そもそもアマゾンで買えなくなるという事は、一迅社さんにとって、
   あまりマイナスにはならないかもしれないけど、少なくても絶対にプラスにはならないわ・・・。」

少女「実はガチ百合だけど、シャイだから外じゃネコを被ってて外じゃ買えない、
   だけど通販なら買える、って娘がゼロとは限らないし・・・」

少女「そもそも、近くに本屋さんがない娘だっているわけだし・・・」

13: 2012/05/19(土) 03:12:46.82 ID:qEitBOvd0
少女「そして上にも書いた、『まず、アマゾンで発売中止になる必要はあるの?』って問題ね。」

女友「うん・・・(このクッキー美味しい・・・!!!)」もぐもぐ

少女「まず、すこし人によっては品がない話に聞こえるかもしれないけど・・・
   俗にいう『18禁漫画』は『違法』じゃないっていう事を覚えていてほしいわ・・・。」

少女「そして、そもそも今回問題になってる『百合姫』は、『18禁漫画』ですらないわ。」

女友「えっだけど、問題の書き込みには、『購入者の多くが、18歳未満の、年齢を偽装した青少年でしょう。』って書いてあるよ。」

少女「それはこの人の罠よ。」

女友「わっ罠っ・・・」(食べてたクッキーをぽろっ


>>8
少女「百合は男女共通で楽しめる数少ないジャンルだと思うの!」

少女「漫画の『百合男子』の方は・・・ごめんなさい、最近置き場所がなくなって百合姫が買えないから、
読んだことがないの・・・。」

14: 2012/05/19(土) 03:20:07.37 ID:qEitBOvd0
少女「そう、これこそが私たちを陥れるための罠・・・!」(ちょっと声のトーンをさげて

女友「どういう事・・・?」

少女「(女友が落としたクッキーをさりげなく食べながら)
   だって百合姫は18歳未満の娘でも普通に買えるもの。」

女友「そうなの・・・?」

少女「ええ。極端な話、幼稚園生の娘が買っても法律的には全く問題はない雑誌だわ。」

女友「じゃあ何でこの人はこんな事を・・・?」

少女「それは本人じゃないとわからないけど・・・
   もし、百合姫が全年齢対象なのを知ってて、わざとやったんなら、
   マナー的にも問題がないとは言い切れないわね・・・。」

15: 2012/05/19(土) 03:28:07.94 ID:qEitBOvd0
少女「ちなみに、すこしわき道にそれるけど、この人は過去に、『アマゾンに児童ポルノが置いてある!!』と、『嘘』をツイッターでついた事があるわ・・・。」

女友「嘘・・・?」

少女「うん。『嘘』。」

少女「だって児童ポルノを売るのは普通に犯罪だもの。
   もし、本当に『児童ポルノ』がアマゾンに売られているのが不愉快だと思っているのなら、
   まずは警察に云うべきだわ。
   『アマゾンが犯罪を犯している人がいるので止めさせてください』って。」

女友「たしかに・・・。」

少女「それをあえてツイッターでばらまくという事は・・・
   本人もそれが『児童ポルノ』じゃないって知っているのに、
   わざとそんなことをしたんじゃないかしら。」

16: 2012/05/19(土) 03:39:16.14 ID:qEitBOvd0
少女「さて、と・・・」

少女「本題に戻るわね。」


少女「次は、『もし』アマゾンで発売中止になったら、本屋さんで発売中止にならないって『断言』できる?
   って話ね。」

女友「できないの・・・?」

少女「うん・・・。残念だけど100%はないとはできないと思う。」

女友「そんな・・・!」

少女「正直いきなり全国の本屋さん全員が、いきなり発売をやめるってことは考えられないけど・・・
   東京都の条例の件もあるしね・・・。」

女友「うん・・・あれはびっくりした。
   まさかあんな法律が通るとは思わなかったもの。」

少女「ああいうおかしな法案は・・・
   通らなかったらくすって笑える楽しい法案だけど、なんかのはずみで本当に通っちゃったら結構怖いわ。」

女友「どうして・・・?」

17: 2012/05/19(土) 03:47:32.14 ID:qEitBOvd0
少女「たとえばある県で、『学校の図書館に百合漫画を置かなければならない!』
   って法案ができたとするでしょ?」

女友「いきなりすごい話ね・・・。」

少女「なんとなく、さっきから固い話がつづいたから、
   息抜きに2828してもらおうかと思って♪」

女友「これのどこに2828する要素があるのよ・・・!?」

少女「えっ・・・?だってこれに影響されて百合堕ちする娘が増えて、全国の女子高が百合学園に・・・!!!」ニヤニヤ

女友「・・・。」

少女「あれ?私何か間違ったこと言った??」

女友「なんとなく、定期的に変な法案が出る理由が分かった気がするわ・・・。」

19: 2012/05/19(土) 03:55:26.14 ID:qEitBOvd0
少女「そして、晴れてその法案がその県で可決した場合・・・!!どうなっちゃうと思う♪」

女友「どうなるの?」

少女「もし、全国に同士がそれぞれの県ごとに一定数が数いた場合、本当に全国の女子高が百合学園になるのよ・・・!!!」

女友「・・・は?」

少女「もし、全国に同士がそれぞれの県ごとに一定数が数いた場合、本当に全国の女子高が百合学園になるのよ・・・!!!」

女友「いや、聞こえてるよ。そうじゃなくってどうしてそれだけで全国の女子高が百合の花園になるのよ?」

少女「ふふっ・・・知りたい?」

女友「言わなきゃ話が進まないでしょ。」

少女「そんなにお願いされたら教えないわけにはいかないわね♪
   じゃぁ、こっそり、貴女だけに教えてあげる♪」

女友(大丈夫かなぁ・・・。)

22: 2012/05/19(土) 04:01:30.94 ID:qEitBOvd0
少女「・・・って言っても話は簡単で、単にみんなが悪ノリするってだけなんだけどね。」

女友「あの・・・話がさっぱり見えないんだけど。」

少女「つまり、『その法案を可決した所があるって事は、ここで同じ法案を可決しても問題ない』って
   言い出す人が出てくるってわけ。」

女友「だけど、そんなおかしな法案・・・わざわざ真似する人なんていないでしょ。」

少女「うぅ・・・。」

少女「だけどもし、万が一、真似する人が一定数以上いたら、それを止めるのは割と面倒なの。」

女友「えっ・・・なんで?」

23: 2012/05/19(土) 04:07:24.46 ID:qEitBOvd0
少女「さっき言った、『その法案を可決した所があるって事は、ここで同じ法案を可決しても問題ない』
   っていうのが意外と面倒なのよ。」

女友「そうなの?」

少女「國が違ったら、文化が違うから!ではい論破^^だけど、」

女友「それ、どこで覚えてきたのよ・・・?」

少女「『東京都で漫画の規制が可決されたから、千葉や埼玉でも漫画を規制していいよね?』
   って言われたら、
   東京都と千葉や埼玉は文化が違う!はい論破^^ってわけにはなかなかいかないわ・・・。」

少女「・・・案の定、本当に悪ノリをする動きはあったしね。」

女友「たしかに・・・。」

25: 2012/05/19(土) 04:16:54.72 ID:qEitBOvd0
少女「それに、この例で行けば、
   規制する方は『東京都で可決されたんだから千葉や埼玉でもゴリ押しすればいけるかもwww』
   という勢いで来るし、
   規制を反対する方は『東京都で可決されたんだから、ここで頑張っても、無理、かな・・・?』
   と弱気になってしまいやすいの・・・。」

女友「そっか・・・。」

少女「だけど大丈夫よ・・・!」

女友「えっ・・・?」

少女「そういう時こそ、『私が嫁を護る!』とか『○○ちゃんと○○ちゃんの恋を消させたりしない・・・!』
   みたいな愛が大切だと思うの・・・!」

少女「何か所で可決されても、『メチャクチャな法律』は『メチャクチャな法律』のままだわ・・・!
   絶対に『正しい法律』にはならない・・・!!
   だって、どんな法律ができても、百合が正義なのは変わらないから。」

女友「うん・・・!」

少女「さて、そうと決まればさっそく全国百合化計画を・・・!」

女友「・・・その前に自分で言ったことをもう一回思い出そうか。」

少女「ちぇー。」

26: 2012/05/19(土) 04:23:38.08 ID:qEitBOvd0
少女「と、言うわけで、こういう無駄に影響力のある人のとんちんかんな発言は、
   まれに大変な事態につながることがあるのよ・・・。」

少女「大体は結局何も起きないんだけど。」

女友「だけど、最初からそう思ってスルーしてると、
   そのうち大変なことになっちゃううかもしれないって事だね・・・
   ちょっと少女ちゃんの事見直したかも♪」

少女「うんっ!よかった!分かってもらえて♪」ぎゅっ

女友「だから何でそこで抱き着く・・・!?」

少女「あーあ。わたしも無駄に影響力のある人になれないかなぁ・・・!
   そうすれば全国の女子高を百合の花園に・・・!!!!」

女友(やっぱり少女ちゃんは少女ちゃんね・・・。)

女友(そこが可愛いんだけど、ね。)

27: 2012/05/19(土) 04:32:31.52 ID:qEitBOvd0
―それからちょっと後。

女友「うんっ!やっぱり少女ちゃんの淹れたミルクティは最高だわー・・・。」(ほんわり

少女「えへへーっ♪」

女友「そういえば、この百合姫規制しろって言ってる人って、過去に別の成人向けの雑誌を、
   アマゾンで販売中止に追い込んだ可能性が高いんだってね。」

少女「うん。」

女友「正直それだけで止めておいてほしかったよねー
   私、成人向け雑誌は苦手だから・・・。」

少女「そうかしら・・・?」

女友「本当に読んでないって!!ひどいよ!」

少女「ごめんなさい!言い方が悪かったわ・・・。」

女友「えっ・・・?」

少女「私が言いたかったのは、成人向けの雑誌の規制の話よ・・・。」

28: 2012/05/19(土) 04:39:37.63 ID:qEitBOvd0
少女「たしかに私はヘテロ(←男性×女性のカップリング)の成人向けの雑誌を読むのはすごく苦手。
   正直吐き気がするレベルで・・・。」
   ・・・だけど、アマゾンでの販売中止には絶対に反対だわ。」

女友「なんで?苦手な物なら、規制されてもいいんじゃないの?」

少女「そうかしら・・・?」

女友「だって、少女ちゃんだって、今ヘテロカプの成人向けはすごく苦手だって言ってたじゃない。」

少女「うん、だけど
   すごく苦手だっていうのは『私個人の話』で、
   規制していいかどうかは『私個人の話』じゃないわ。」

女友「どういうこと・・・?」

30: 2012/05/19(土) 04:50:16.17 ID:qEitBOvd0
少女「えっとね?簡単な例で言うと、
  『きのこ好きでたけのこは絶対に食べない娘と、たけのこ好きできのこは絶対に食べないの娘は、
   絶対に恋に堕ちることはないかどうか』って事なのよ。」

女友「余計にワケが分からなくなったわ・・・。」

少女「じゃあもっと簡単な例で。」

少女「貴女はきのことたけのこどっちが好き?」

女友「絶対にきのこ!!!!」

少女「私は絶対にたけのこ!!!!!」

バチバチバチバチ・・・

少女「・・・いけない。思わず話題が逸れるところだったわ。」

女友「この味覚障害!!!」ボソッ

少女「(可憐にスルーして)じゃあ、こんな風に絶対に相いれない私たちが、」

女友「粉だらけの不良品!!!」

少女「(可憐にスルーして)恋人でいられるのはどうしてかしら♪」

34: 2012/05/19(土) 05:01:02.37 ID:qEitBOvd0
女友「こっこっこっ恋人・・・!!!?」カァァァ

少女「そう・・・こんなにも相容れない私たちが恋人になれたって事は、
   一つくらい絶対に相いれない要素があっても、大丈夫って事よ♪ねっ」(耳元で

女友「うん・・・///」

少女「それに、恋人なら、多少の味覚障害も可愛く見えてきちゃったり・・・♪」

ピシィ・・・!!

女友「うんっ少女ちゃん大好き・・・!
   だから首だけになって、ずっとこのまま私の傍にいて・・・!」

少女「こうやって、逆にこっちから相手の相容れないところに積極的に触れると、
   無駄な戦いが起きるから、このSSを読んでくれてる人も・・・
   ひゃぁ・・・!ごめんなさい!!私が悪かった・・・!だからおねがい!!
   そのダ●ソーのアルミ製の刀を振り回すのをやめて・・・!」

ドゴン。

少女「ぎゅぅ」

36: 2012/05/19(土) 05:10:17.58 ID:qEitBOvd0
―数分後。

少女「いてて・・・」

女友「ごめん・・・大丈夫だった・・・?」

少女「うぅ・・・なんとか。」


少女「・・・と、いうわけで、無暗に自分と趣味が違うからって人を攻撃すると、
   余計なケンカが起きるだけだよっ!  ・・・という話でした・・・。」

少女「それと、この例で行くなら、
   悪質なきのこ厨がたけのこを規制しようとして暴れても、」

女友「良い娘のきのこ好きの皆さんは、絶対に悪乗りしないでくださいね!」

41: 2012/05/19(土) 05:26:33.73 ID:qEitBOvd0
少女「・・・珍しくうまくまとまったわね♪」

女友「・・・そうかしら。」

女友「だけど不思議ね・・・。」

少女「ん?」

女友「どうして、たけのこが規制されたらいくらきのこ好きの私でも、おかしいって分かるのに、
   例の雑誌がアマゾンがら消えた時は、何とも思わなかったんだろ?」

少女「うーん。その手の雑誌が嫌いな人が多いからかなぁ・・・?」

少女「だけど、そういう時こそ『個人的に嫌い』って言う理由だけで、
   他の人にまで嫌な思いをさせてないか考えてほしいの・・・。」

少女「あと、『首チョンパがあるからCEROZ(←18歳未満の娘は買っちゃいけないゲームソフトにつく称号)』
   みたいに、それなりに根拠があればまだいいんだけど
   『私が個人的に嫌な思いをしたら不健全図書』みたいに
   規制基準がいつの間にか『私ルール』全開になってないか、気を付けた方がいいかもしれないわね。」

女友「うん・・・。」

43: 2012/05/19(土) 05:30:47.18 ID:qEitBOvd0
少女「要するに、男の娘が好きな娘の事は正直理解できないけど、
   そんな娘にも優しく接してあげてれば、
   いつか百合堕ちさせられるかも♪って事ね♪♪
   だって、女装に萌えてる時点で百合の素質は十分ある気がするし♪」


女友「・・・え?それがオチ・・・!?」

少女「うんっ♪」

女友「・・・。」

45: 2012/05/19(土) 05:38:55.42 ID:qEitBOvd0
少女「あ、ちなみに。」

女友「ん?」

少女「もし、私たちが中世の頃にうれまてたら、
   『魔女』って言われて、火あぶりにされてたかもしれないの。知ってる?」

女友「えぇっつ!?」

少女「中世じゃ百合少女は、神様が決めた自然の法側に逆らう悪い娘って事になってたから・・・」

女友「・・・。」

少女「背徳百合っぽい雰囲気を作ってくれるだけならいいんだけど、
   火あぶりはどう考えてもおかしいわよね。
   ・・・というか普通に殺人だわ。」

女友「うん・・・そうだよね。(背徳百合って何・・・?」

少女「今で考えたら「百合少女=魔女=悪い娘」って方程式は成り立たないって
   普通にわかるけど、
   みんながそう言ってたら、それがどう考えてもおかしいって、気づくのは難しいかもしれないわね・・・。」

女友「そう、かもね・・・。」

47: 2012/05/19(土) 05:46:01.01 ID:qEitBOvd0
少女「そして・・・困ったことに『魔女狩り人』っぽい人は現代にも割といる気がするのよね・・・。」

女友「・・・え?」

少女「もちろん火あぶりにしたりはしないけど、
   何かが規制されそうになるたびに、
   『○○は気持ち悪いから規制されて当然。ざまあみろ。』みたいな書き込みが
   必ずあるわよね・・・。」

女友「あるある。」

少女「そういう人が中世の時代に行ったら、魔女を頃すんじゃないかしら。」

少女「それに、東京都の条例・・・あれって『魔女』が『非実在青少年』に変わっただけで、
   『火あぶり』が『規制』に変わっただけじゃない?」

女友「なんか怖いね・・・。」

48: 2012/05/19(土) 05:51:10.64 ID:qEitBOvd0
少女「大丈夫。
   もしそうなったら、ちゃんと『それは偏見だ』って分からせてあげればいいの・・・」

少女「かなり難しいかもしれないけどけど、そういう人に逆らったから殺されたり捕まったりすることは、
   多分ないから。」

女友「そう、だよね!」

少女「だけど、ずっと何もしなかったり、悪ノリして『魔女狩り』に参加したりしてると・・・
   今度は自分が狩られちゃうかもよ♪」

女友「怖いことを笑顔で・・・」

51: 2012/05/19(土) 05:57:56.82 ID:qEitBOvd0
少女「さて・・・こんな感じかしら・・・?」

女友「うん!いろいろと考えさせられたかも!」

少女「そう言ってもらえるとうれしいわ♪
   そうだ!ちょっと遅くなっちゃったし、今日はうちに泊まっていく?」

女友「いいの!?ありがとう・・・!!」

女友「だけど、変なことはしないでね?」

少女「ひどいよ・・・私を誰だと思ってるのよ♪」

女友「無垢な女の人を百合堕ちさせようとする魔性の少女・・・」

少女「うぅ・・・ひどい・・・さっき根拠のないレッテルを人に張っちゃいけないって
   いったばっかりなのに・・・!!!」

女友「だけど、『それなりの根拠がある』なら、まだいいんでしょ?」

少女「うぅ・・・(泣」

54: 2012/05/19(土) 06:05:28.13 ID:qEitBOvd0
女友「・・・そうだ少女ちゃん!」

少女「ん?なあに?」

女友「もし・・・『魔女狩り』みたいな事をやってる人がいたら・・・
   具体的にはそうすればいいのかな・・・?」

少女「うーん・・・
   正直決まった答えはないかもしれないわ・・・。
   そういう偏見だけで動いてる人ほど、数が多いと手がつけられなくなったりすることも
   あるし・・・。」

女友「・・・。」

少女「だから、思いついたことをとりあえずやってみればいいんじゃないかしら。
   >>5と>>7に触れない限りは、多分、少なくてもマイナスにはならないわ。」

少女「もし、時間がないなら何が起こってるか知るだけでもいいと思うわ。
   そうすれば、次に同じような事をやらかす人が出た時に、すこしだけ参考になるかもしれないもの。
   『どうせ私じゃたいしたことはできないもの・・・!』と言って何もしないより、
   少しだけ何かする方が、ずっといいんじゃないかな?」

女友「そっか、そうだよね・・・!!」

55: 2012/05/19(土) 06:14:04.09 ID:qEitBOvd0
女友「ねえ、少女ちゃんはそんな時どうするの・・・?」

少女「そうね・・・。
   とりあえず 百合少女=『魔女』=悪い娘 じゃなくって 魔法少女≒百合=正義
   だって分からせてあげるわ♪♪」

女友「へ・・・」

少女「どこかおかしいかしら・・・?」

女友「まず、『魔法少女≒百合』って何よ!?」

少女「えっ?ほら、まどマミとか。」

女友「・・・?」

少女「あっでも、エイラーニャも捨てがたいわね・・・!」

女友「えっと・・・?」

59: 2012/05/19(土) 06:19:38.05 ID:qEitBOvd0
少女「・・・というわけでこのSSは終わりです♪」

女友「えOちょっ・・・!オチこれ!?」

少女「だって、伝えたいことは伝えたし・・・
   どう考えるかはあとはこのSSを読んでくれた人次第よ♪」

女友「まあそうだけど・・・」

少女「というわけで、このSSを読んで、少しでも今回の事について考えてくれたらうれしいです。」

女友「えっと・・・
   ここまで読んでくれた人、ありがとうございました・・・!」

少女「では、あとはこのスレは好きなカップリングを書くなり堕とすなり
   好きに使ってください♪
   では、ごきげんよう・・・!」


女友「本当にこれでいいのかしら・・・?」


おしまい。

60: 2012/05/19(土) 06:22:15.35 ID:ExcvpQ5mO
乙。

固定カプなんて可能性を潰すだけだ!

引用: 百合少女「百合漫画が、消える・・・。」女友「んな大げさな(汗」