1: 2014/05/16(金) 20:40:58 ID:7JMTf.h6
蓮太郎「」

影胤「聞こえなかったのかな、もう一度言ってあげよう」

影胤「私の嫁にならないか?」

蓮太郎「なッ、んだと?」

影胤「実は最初に見た時から、何故だか君のことが好きになってしまってね」

蓮太郎「……仮にも俺は男なわけだが」

影胤「だからなんだね?」

影胤「私も男だ」

蓮太郎「ふざッ……けるなっ!!」

2: 2014/05/16(金) 20:43:05 ID:7JMTf.h6
延珠「そうだぞ、蓮太郎には妾という立派なふぃあんせがいるのだ!」

蓮太郎「違う延珠、そういう意味じゃない」

小比奈「パパァ、延珠斬ってもいい?」

影胤「まだダメだよ小比奈」

蓮太郎「蛭子影胤、お前……やっぱり狂ってるよ」

影胤「今頃気づいたのかね?」

小比奈「パパァ、早く斬りたいよぉ」

影胤「我慢しなさい」

3: 2014/05/16(金) 20:45:03 ID:7JMTf.h6
影胤「聞くところによると、君は経済的にあまり裕福な暮らしはしていないそうだね」ガチャリ

延珠「こ、これは……結納金のつもりか?」

影胤「これは私からのほんの気持ちだ」

影胤「わたしにつけ、里見蓮太郎」


パンッ、パパンッ


蓮太郎「……失せろ」

小比奈「パパァ、撃ってきた、斬ってもいい?」

影胤「いけないよ小比奈」

延珠「よくやったぞ蓮太郎、金が欲しいのなら妾が貸してやるからな!」

蓮太郎「それも御免こうむる」

4: 2014/05/16(金) 20:47:02 ID:7JMTf.h6
影胤「君は大きな過ちを犯したよ、里見くん」

蓮太郎「過ちだとッ!?」

蓮太郎「俺に過ちがあったとすれば、最初に貴様を頃しておかなかったことだ、この変O!!」

影胤「くだらん!」

影胤「君がいくら奴らに奉仕したところで、奴らは君を何度でも裏切る!」

影胤「奉仕するなら私にご奉仕したまえ、里見くん」

蓮太郎「地獄に堕ちろ」

小比奈「パパァ、延珠斬りたい」

影胤「何度も言っているだろう愚かな娘よ、ダメだ」

小比奈「うぅ、パパ嫌い……」

5: 2014/05/16(金) 20:49:01 ID:7JMTf.h6
影胤「どうしてそう無碍にするのかね?」

蓮太郎「貴様、自分で何を言っているのか分かってるのか!?」

影胤「私はいつも自分の行動に自覚的だよ?」

影胤「誰にも私を止めることはできない」

延珠「……残念だったな蛭子影胤」

影胤「なに?」

延珠「蓮太郎はおっOい星人なのだ!」

延珠「木更未満のおっOいでは到底蓮太郎を嫁にすることなどできない!」

蓮太郎「だからそういうこと以前の問題だ、延珠」

小比奈「パパァ、延珠が自分を棚上げして偉そうだよぉ、斬ってもいい?」

影胤「よい子にしていなさい小比奈」

延珠「木更のおっOいなら斬ってもよいぞ」

蓮太郎「お願いだからそれだけは止めろ!!」

6: 2014/05/16(金) 20:51:05 ID:7JMTf.h6
影胤「そうか、胸があればよいのだな?」

蓮太郎「貴様、何をする気だ!?」

影胤「『イマジナリー・ギミック』ッ!!」ボンッ

延珠「なんと!?」

影胤「ヒヒッ、斥力フィールドを用いて胸を膨らませたのだ」

影胤「さあ里見くん、私の胸に飛び込んでくるがいい!!」

蓮太郎「『轆轤鹿伏鬼』ッ!!」ドゴオオオオッ

影胤「ぐほおっ!!」バンッ

小比奈「パパァ!!」

蓮太郎「木更さんを、おっOいを……愚弄するんじゃねえッ!!」

延珠「すごい、これが覚醒したおっOい星人のチカラ……」

7: 2014/05/16(金) 20:53:03 ID:7JMTf.h6
影胤「……フィールフドがダメージを頃し切れなかった?」

影胤「……クク、ハハハ、フハハハハハハハッ!!」

影胤「楽しい、楽しいよ里見くん!」

影胤「私は痛い、私は生きているッ、素晴らしきかな人生!!」

影胤「ハレルゥゥゥゥゥゥゥゥゥヤァァァァァァァアアアアッ!!!」

蓮太郎「」

小比奈「パパを、いじめるなああああッ!!」

延珠「どっちかといえば蓮太郎の方が参ってるぞ、精神的な意味で」

影胤「もっとだ、もっと私に痛みをおくれ、里見くん!」

影胤「レッツスパンキング・ソドミーッ!!」フリフリ

蓮太郎「『雲嶺毘湖鯉鮒』ッ!!」ドゴオオオオッ

影胤「ぬほおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」ズパアアアアン

8: 2014/05/16(金) 20:55:03 ID:7JMTf.h6
影胤「ヒヒッ、思い切りがいいね里見くん」ビクンビクン

影胤「おかげで尻が二つに割れてしまったよ」

蓮太郎「お前が気持ち悪く尻を振ったりするからだ」

蓮太郎「あと尻は元から二つに割れてるだろうが!」

影胤「しかし、私の『マキシマムペイン』を破ったのか……ッ」

蓮太郎「あれ尻から出てたのか!?」

小比奈「パパァ、パパを虐めるアイツ、斬っちゃっていい?」

影胤「ダメだよ小比奈、まだ私のターンだ」

蓮太郎「お願いだからもうやめてくれよ……」

延珠「蓮太郎、辛いときは妾のおっOいを揉んでくれてもいいのだぞ?」

蓮太郎「ないものは揉めない」

9: 2014/05/16(金) 20:57:03 ID:7JMTf.h6
延珠「小比奈、やっぱり木更の胸だけは何としても刈り取ろう!」

小比奈「斬ってもいいの?ねえ斬ってもいいの!!?」

蓮太郎「ダメだ!あのおっOいだけは傷つけてはいけない!!」

蓮太郎「人類に残された最後の希望だぞ!?」

小比奈「延珠、コイツ必氏過ぎてキモイ、斬ってもいい?」

延珠「ダメだぞ小比奈」

延珠「このおっOいに対して必氏でちょっと引くところも蓮太郎の愛いところなのだ」

影胤「ヒヒッ、とんだフェミニストだね君も」

蓮太郎「イニシエーターに自分のことパパ呼ばわりさせてるお前には言われたくない」

影胤「何を言う、私が愛するのは今は君だけだよ里見くん!!」

延珠「だから蓮太郎が愛しているのは妾だと何度言えば!!」

蓮太郎「両方ともいい加減にしろ!!」

蓮太郎「俺が愛するのは木更さんのおっOいだけだッ!!!」

小比奈「えっ、おっOい……だけなの?」ドンビキ

10: 2014/05/16(金) 20:59:02 ID:7JMTf.h6
影胤「ふうむ、言葉で言ってもなかなか理解して貰えないようだね」

蓮太郎「テメェの妄言なんか理解したくもねえよ!」

影胤「それならば先に既成事実を作ってしまえばよい」ボロン

蓮太郎「なっ!!」

延珠「きゃああああああああああああああっ!!」チラッチラッ

小比奈「パパァ、キモい……」ドンビキ

蓮太郎「何をしている貴様、さっさとズボンを元に戻せ!!」

影胤「言っただろう里見くん、誰にも私を止めることはできない」

影胤「そう、そのまま飲みこんで……私の『エンドレス・スクリーム』……」

蓮太郎「『隠禅・哭汀・全弾撃発』ッ!!」ドゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオッ

影胤「ぐあああああああああああああああああああああああああああっ!!」バキボキグチャッ

11: 2014/05/16(金) 21:00:02 ID:7JMTf.h6
蓮太郎「ザケんじゃねぇよホ〇野郎ッ!!」

蓮太郎「貴様の語る未来ッ、断じて許容できねぇ!!」

影胤「」

蓮太郎「……」

影胤「」

蓮太郎「え?」

延珠「こやつ、氏んでおるぞ蓮太郎」ツンツン

小比奈「そんな……パパァ、パパァァァ!!」

蓮太郎「……え?」



こうして東京エリアの危機は救われた。

(完)

引用: 影胤「単刀直入に言おう。里見くん、私の嫁にならないか?」