266: 2010/12/06(月) 22:52:26.14 ID:QlcRRoDO
上条「はぁ……」
土御門「溜め息なんか吐いてどうしたんだにゃーカミやん?」
上条「ちょっとな。はぁ……」
青髪「恋がしたいとかほざきやがったら容赦なくぶっ飛ばすでー」
土御門「話してくれないかカミやん。俺達親友だろ?」
青髪「せやせや。カミやんがこんな調子じゃ僕らもいまいちテンション上がらへんねん」
上条「お前ら……分かったよ。俺さ、恋に堕ちたぶごぉ!! おい、なんだよテメェら!! 親友の恋を応援しようとかちったぁ思わねえのか!?」
ザワザワ、ザワザワ
男衆(え? 上条が恋? はあ?)
女衆(恋!? ちょ、誰よ!! えぇ!?)
上条「急に殺気が……!」
土御門「当たり前だカミやん。今の発言で少なくとも約1万人が血なまぐさい争いを開始するだろうさ」
青髪「僕は知らへんでカミやん。せいぜい苦しむんやな」
上条「ま、待てよお前ら!」
吹寄「いい加減しろ上条当麻!!」
上条「うごっ!! いってー……ふ、吹寄まで」
吹寄「貴様はどれだけトラブルを起こせば気が済むの!? 言ってみなさい!!」
上条「そんな無茶な!!」
吹寄「あ、自覚はあったの」
上条「えぇ、多少は」
土御門「溜め息なんか吐いてどうしたんだにゃーカミやん?」
上条「ちょっとな。はぁ……」
青髪「恋がしたいとかほざきやがったら容赦なくぶっ飛ばすでー」
土御門「話してくれないかカミやん。俺達親友だろ?」
青髪「せやせや。カミやんがこんな調子じゃ僕らもいまいちテンション上がらへんねん」
上条「お前ら……分かったよ。俺さ、恋に堕ちたぶごぉ!! おい、なんだよテメェら!! 親友の恋を応援しようとかちったぁ思わねえのか!?」
ザワザワ、ザワザワ
男衆(え? 上条が恋? はあ?)
女衆(恋!? ちょ、誰よ!! えぇ!?)
上条「急に殺気が……!」
土御門「当たり前だカミやん。今の発言で少なくとも約1万人が血なまぐさい争いを開始するだろうさ」
青髪「僕は知らへんでカミやん。せいぜい苦しむんやな」
上条「ま、待てよお前ら!」
吹寄「いい加減しろ上条当麻!!」
上条「うごっ!! いってー……ふ、吹寄まで」
吹寄「貴様はどれだけトラブルを起こせば気が済むの!? 言ってみなさい!!」
上条「そんな無茶な!!」
吹寄「あ、自覚はあったの」
上条「えぇ、多少は」
267: 2010/12/06(月) 22:53:40.46 ID:QlcRRoDO
姫神「ねぇちょっと待って」
上条「姫神! お前なら俺を―助―」
姫神「今はコントをやってる場合じゃなくて。上条君の想い人を聞き出すのが先」
上条「ひーめがーみー……」
小萌「私もその意見に賛成なのです!」
上条「先生まで!? つかまずはこの騒ぎを止めて下さいよ!」
小萌「何故です? これはとある物事の中心人物が問題発言をした場合に、それを取り巻く集団がどのようになるかといった心理学の勉強なので問題はありません!」
上条「そりゃないっすよ先生!!」
姫神「さぁ吐きなさい。いや。吐け」
上条「う、うぅ。女子達はともかく、男連中はなんで黙ってるんだよ!?」
青髪「男心も複雑なんやでカミやん」
上条「はあ?」
土御門「カミやんが恋に堕ちたことでそれ以上のフラグやイベントは起きない。でもカミやんの相手が自分の意中の人だったら? 少し考えればわることだ」
上条「土御門……」
土御門「カミやんはイマイチ自覚が足りないぜよ」
上条「……悪い」
青髪「だからこそカミやんのホの字の相手を知る必要があるんや」
上条「そ、それは修学旅行の夜にやろうぜ! な?」
小萌「はーい、今からスーパー修学旅行の夜タイムなのですよー」
上条「職権乱用!!」
上条「姫神! お前なら俺を―助―」
姫神「今はコントをやってる場合じゃなくて。上条君の想い人を聞き出すのが先」
上条「ひーめがーみー……」
小萌「私もその意見に賛成なのです!」
上条「先生まで!? つかまずはこの騒ぎを止めて下さいよ!」
小萌「何故です? これはとある物事の中心人物が問題発言をした場合に、それを取り巻く集団がどのようになるかといった心理学の勉強なので問題はありません!」
上条「そりゃないっすよ先生!!」
姫神「さぁ吐きなさい。いや。吐け」
上条「う、うぅ。女子達はともかく、男連中はなんで黙ってるんだよ!?」
青髪「男心も複雑なんやでカミやん」
上条「はあ?」
土御門「カミやんが恋に堕ちたことでそれ以上のフラグやイベントは起きない。でもカミやんの相手が自分の意中の人だったら? 少し考えればわることだ」
上条「土御門……」
土御門「カミやんはイマイチ自覚が足りないぜよ」
上条「……悪い」
青髪「だからこそカミやんのホの字の相手を知る必要があるんや」
上条「そ、それは修学旅行の夜にやろうぜ! な?」
小萌「はーい、今からスーパー修学旅行の夜タイムなのですよー」
上条「職権乱用!!」
268: 2010/12/06(月) 22:55:00.26 ID:QlcRRoDO
携帯「ブー、ブー、ブー」
土御門「チッ。こんな時に。はいはいこちら土御門。只今クソ忙しいので後にしてくれないかにゃー」
神裂『忙しい? やはり上条当麻の身に何かが?』
土御門「やはり、だと?」
神裂『ええ。五和の上条当麻センサーが反応し過ぎて“はうあーはうあー”言ってます。一体なにが起こってるんですか?』
土御門(そんなことで……だがここで下手なことを言ったらねーちんはきっと天草式を率いてここに来るに違いない)
土御門「それにしてもねーちん。いつ携帯をちゃんと扱えるようになったんだにゃー?」
神裂『惚けないで下さい。――後ろが騒がしいですね。これは何か起こっている証拠ではありませんか?』
土御門「今ちょうど休み時間だからにゃー」
神裂『そう、ですか』
吹寄「さぁ吐いて楽になりなさい!」
上条「ひぃぃいいいいっ!! お助けえええええ!!」
土御門「……」
神裂『取りあえず無事なようで何よりです。……そう言えばあなたは天の邪鬼でしたね。私はこれから天草式を率いてそちらに向かいます。それでは』
土御門(なんてこったい! この光景を見てねーちんや五和が暴走でも起こしたら……)
携帯「ブー、ブー、ブー」
土御門「このクソ大変な時になんだこの口リコン野郎!? 手短に話してとっとと切れ!!」
一通「全世界の妹達が上位個体の命令をどォやってかしらねェが無視してテメェの学校に向かっている。そして今からテメェをぶっ頃しにそっちに行く」
土御門「待て一方通行! まずは許して――切りやがった……」
土御門(ねーちん達に妹達……極め付きは一方通行ときた。舞夏、先に逝く兄貴を許してくれ……)
土御門「チッ。こんな時に。はいはいこちら土御門。只今クソ忙しいので後にしてくれないかにゃー」
神裂『忙しい? やはり上条当麻の身に何かが?』
土御門「やはり、だと?」
神裂『ええ。五和の上条当麻センサーが反応し過ぎて“はうあーはうあー”言ってます。一体なにが起こってるんですか?』
土御門(そんなことで……だがここで下手なことを言ったらねーちんはきっと天草式を率いてここに来るに違いない)
土御門「それにしてもねーちん。いつ携帯をちゃんと扱えるようになったんだにゃー?」
神裂『惚けないで下さい。――後ろが騒がしいですね。これは何か起こっている証拠ではありませんか?』
土御門「今ちょうど休み時間だからにゃー」
神裂『そう、ですか』
吹寄「さぁ吐いて楽になりなさい!」
上条「ひぃぃいいいいっ!! お助けえええええ!!」
土御門「……」
神裂『取りあえず無事なようで何よりです。……そう言えばあなたは天の邪鬼でしたね。私はこれから天草式を率いてそちらに向かいます。それでは』
土御門(なんてこったい! この光景を見てねーちんや五和が暴走でも起こしたら……)
携帯「ブー、ブー、ブー」
土御門「このクソ大変な時になんだこの口リコン野郎!? 手短に話してとっとと切れ!!」
一通「全世界の妹達が上位個体の命令をどォやってかしらねェが無視してテメェの学校に向かっている。そして今からテメェをぶっ頃しにそっちに行く」
土御門「待て一方通行! まずは許して――切りやがった……」
土御門(ねーちん達に妹達……極め付きは一方通行ときた。舞夏、先に逝く兄貴を許してくれ……)
269: 2010/12/06(月) 22:56:32.74 ID:QlcRRoDO
女生徒A「ねぇ知ってる? 七不思議のあるあの高校で一番モテる人が好きな人を発表するらしいよ」
女生徒B「ホントに?」
御坂(え、それってまさか……?)
女生徒A「うん。なんか突然のことでクラスで大きな騒ぎになってるみたい」
女生徒B「えーなにそれー。でもなんか楽しそう」
御坂「ねぇ私にもそいつのこと詳しく教えてもらえる?」
女生徒A「ええ。いいわよ」
女生徒B「そいつって……まさか御坂さん、その人のこと知ってるの?」
御坂「へっ? だ、誰がアイツのこ――あ、」
女生徒B「御坂さん、やっぱり知ってるんだー。にしし」
御坂「これは言葉のあやってやつでそのね」
女生徒A「御坂さんが教えてくれないなら私も教えられないなー」
御坂「うぅ。……分かったわよ。言うわよ。だからちゃんと教えてね」
女生徒A「もちろんよ」
――――
白井「ほえーッ!!」
女生徒「急にどうしたの白井さん!?」
白井「私の、私のお姉さまセンサーが危険を感じ取ってますのー!!」
女生徒「お姉さまって御坂さま? 常盤台が誇るレベル5の御坂さまなら少々ことは大丈夫なのでは?」
白井「そういうことでは御座いませんの! お姉さま!! 黒子が只今参りますのォ!!」
女生徒「あ、消えちゃった。もう少しで授業なのに」
女生徒B「ホントに?」
御坂(え、それってまさか……?)
女生徒A「うん。なんか突然のことでクラスで大きな騒ぎになってるみたい」
女生徒B「えーなにそれー。でもなんか楽しそう」
御坂「ねぇ私にもそいつのこと詳しく教えてもらえる?」
女生徒A「ええ。いいわよ」
女生徒B「そいつって……まさか御坂さん、その人のこと知ってるの?」
御坂「へっ? だ、誰がアイツのこ――あ、」
女生徒B「御坂さん、やっぱり知ってるんだー。にしし」
御坂「これは言葉のあやってやつでそのね」
女生徒A「御坂さんが教えてくれないなら私も教えられないなー」
御坂「うぅ。……分かったわよ。言うわよ。だからちゃんと教えてね」
女生徒A「もちろんよ」
――――
白井「ほえーッ!!」
女生徒「急にどうしたの白井さん!?」
白井「私の、私のお姉さまセンサーが危険を感じ取ってますのー!!」
女生徒「お姉さまって御坂さま? 常盤台が誇るレベル5の御坂さまなら少々ことは大丈夫なのでは?」
白井「そういうことでは御座いませんの! お姉さま!! 黒子が只今参りますのォ!!」
女生徒「あ、消えちゃった。もう少しで授業なのに」
270: 2010/12/06(月) 22:57:16.16 ID:QlcRRoDO
カナミン『悪魔で、いいよ。悪魔らしいやり方で話を聞いてもらうから』
禁書「カナミンって悪魔だったの!? し、白い悪魔……? これは大変な展開になってきたんだよスフィンクス!!」
スフィンクス「にゃーん」
禁書「これはとうまに言わなきゃね!」
スフィンクス「なぅ」
――――
アレイスター「……」スウィーンスウィーン
エイワス「アレイスター」
アレイスター「どうした」スウィーンスウィーン
エイワス「その中を回りながら上下するのは楽しいか?」
アレイスター「私が楽しんでるように見えるか?」
エイワス「大変焦っているように見える」
アレイスター「実に人間らしいではないか」
エイワス「……どうする気だ?」
アレイスター「プランの修正をする」
エイワス「間に合うのか?」
アレイスター「ふっ」
エイワス「うまくいくことを期待しているよ」
禁書「カナミンって悪魔だったの!? し、白い悪魔……? これは大変な展開になってきたんだよスフィンクス!!」
スフィンクス「にゃーん」
禁書「これはとうまに言わなきゃね!」
スフィンクス「なぅ」
――――
アレイスター「……」スウィーンスウィーン
エイワス「アレイスター」
アレイスター「どうした」スウィーンスウィーン
エイワス「その中を回りながら上下するのは楽しいか?」
アレイスター「私が楽しんでるように見えるか?」
エイワス「大変焦っているように見える」
アレイスター「実に人間らしいではないか」
エイワス「……どうする気だ?」
アレイスター「プランの修正をする」
エイワス「間に合うのか?」
アレイスター「ふっ」
エイワス「うまくいくことを期待しているよ」
271: 2010/12/06(月) 22:58:51.56 ID:QlcRRoDO
青髪「なんや? なんか空が変やなー」
上条(空? これは……風斬か!? まさかあいつもなにかを……?)
小萌「さぁ上条ちゃん。押し問答もここまでなのです。早く質問に答えて楽になるですよ」
上条「楽にって……言っても楽になりそうな気がしないんですが……」
吹寄「ええぃ、男ならハッキリキッパリ言いなさいよ!」
上条「い、いいい今の時代その発言はセクハラになるんだぞ!」
吹寄「……貴様、私にどれだけセクハラをしたか分かって言ってるの?」
上条「すみませんでしたぁ!!」
姫神「情けない男。そんなんじゃいざ告白しても振られる」
上条「うぐっ……!!」
青髪「さっすが女子のツートップやー!!」
上条(土御門は何故か携帯持って真っ白になってるし、青髪は周りを煽って楽しんでやがる。……もう、ゴールしてもいいよな?)
上条「分かったよ。お前たちの勝ちだ」
小萌「ようやくその気になりましたね」
吹寄「これで楽になれるわね」
姫神「さぁ早く」
上条「ああ。……俺の好きなやつは――――」
上条(空? これは……風斬か!? まさかあいつもなにかを……?)
小萌「さぁ上条ちゃん。押し問答もここまでなのです。早く質問に答えて楽になるですよ」
上条「楽にって……言っても楽になりそうな気がしないんですが……」
吹寄「ええぃ、男ならハッキリキッパリ言いなさいよ!」
上条「い、いいい今の時代その発言はセクハラになるんだぞ!」
吹寄「……貴様、私にどれだけセクハラをしたか分かって言ってるの?」
上条「すみませんでしたぁ!!」
姫神「情けない男。そんなんじゃいざ告白しても振られる」
上条「うぐっ……!!」
青髪「さっすが女子のツートップやー!!」
上条(土御門は何故か携帯持って真っ白になってるし、青髪は周りを煽って楽しんでやがる。……もう、ゴールしてもいいよな?)
上条「分かったよ。お前たちの勝ちだ」
小萌「ようやくその気になりましたね」
吹寄「これで楽になれるわね」
姫神「さぁ早く」
上条「ああ。……俺の好きなやつは――――」
272: 2010/12/06(月) 23:03:52.97 ID:QlcRRoDO
終わりです
今日はカップリングのSSが多い中、カップリングじゃないどころかカップリングにすらならないSSを書いてすいません
上条さんが爆弾発言したら上条勢力の人達はどう動くか妄想したら止まらなくて…
今日はカップリングのSSが多い中、カップリングじゃないどころかカップリングにすらならないSSを書いてすいません
上条さんが爆弾発言したら上条勢力の人達はどう動くか妄想したら止まらなくて…
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