334: 2010/12/07(火) 14:07:07.08 ID:NrYITgDO
騎士団長とキャーリサ様
335: 2010/12/07(火) 14:07:55.47 ID:NrYITgDO
キャーリサ「あー、うー」
騎士団長「どう、されました?」
キャーリサ「議会がちょーめんどくさい」
騎士団長「またですが。そう言われましても公務ですのでしっかりやってもらわないと」
キャーリサ「てゆーか何で私がこんなこと……。母上や姉上、ヴィリアンがいるではないか」
騎士団長「第三次世界大戦にて前線で勇敢に戦い、あのカーテナの力を使う王女、キャーリサ! と民衆が盛り上がってしまいましたからね。それに応えなければなりません」
キャーリサ「そーいうことならお前も前線に居たではないか。それも私のすぐ近くに」
騎士団長「確かにそうですが、あなたと私では訳が違います。いい加減諦めて下さい」
キャーリサ「はぁ。お前はいー加減に気づけ、馬鹿者」
騎士団長「……なにに、で御座いますか?」
キャーリサ「気がつかないならそれでいーの。だからと言って咎めはしないから安心せい」
騎士団長「お言葉ですが私は騎士であり使用人でははありません。そこを忘れないでいただきたい」
キャーリサ「……忘れてなどいない」
騎士団長「そうですか。それともう一つ。私のどこが馬鹿なのでしょうか」
キャーリサ「そーだな……私の側にいること、だな」
騎士団長「……」
キャーリサ「ほら、もーすぐ議会の時間だし。行くぞ」
騎士団長「……はっ」
キャーリサ「……」
騎士団長「どう、されました?」
キャーリサ「議会がちょーめんどくさい」
騎士団長「またですが。そう言われましても公務ですのでしっかりやってもらわないと」
キャーリサ「てゆーか何で私がこんなこと……。母上や姉上、ヴィリアンがいるではないか」
騎士団長「第三次世界大戦にて前線で勇敢に戦い、あのカーテナの力を使う王女、キャーリサ! と民衆が盛り上がってしまいましたからね。それに応えなければなりません」
キャーリサ「そーいうことならお前も前線に居たではないか。それも私のすぐ近くに」
騎士団長「確かにそうですが、あなたと私では訳が違います。いい加減諦めて下さい」
キャーリサ「はぁ。お前はいー加減に気づけ、馬鹿者」
騎士団長「……なにに、で御座いますか?」
キャーリサ「気がつかないならそれでいーの。だからと言って咎めはしないから安心せい」
騎士団長「お言葉ですが私は騎士であり使用人でははありません。そこを忘れないでいただきたい」
キャーリサ「……忘れてなどいない」
騎士団長「そうですか。それともう一つ。私のどこが馬鹿なのでしょうか」
キャーリサ「そーだな……私の側にいること、だな」
騎士団長「……」
キャーリサ「ほら、もーすぐ議会の時間だし。行くぞ」
騎士団長「……はっ」
キャーリサ「……」
336: 2010/12/07(火) 14:08:41.97 ID:NrYITgDO
キャーリサ「あー、うー」
騎士団長「すっかり口癖になってしまいましたね。それ」
キャーリサ「うー、あー」
騎士団長「ほとんど一緒です。それでは私はこれで。明日同じ時間にまた」
キャーリサ「ちょっと待て」
騎士団長「は、なにか」
キャーリサ「部屋から出て行く前に私の質問に絶対に答えろ。これは第二王女としての命令だ」
騎士団長「……分かりました」
キャーリサ「議会が始まる前に私はお前に『気付け』と言ったが、お前はとっくに気付いているんじゃないか?」
騎士団長「……はい」
キャーリサ「やはりな。是非、聞かせて欲しーの」
騎士団長「キャーリサ様のご好意は騎士派のトップとして、そして1人の男として大変嬉しく思います。ですがお互いにそれは……」
キャーリサ「はーぁ。身分に立場……私はそれを受け入れられるヴィリアンが羨ましい。身分を偽っているとはいえ、民衆との交流を持てっている姉上もだ。なのに私は……。はは、国を預かっている立場なのに私はなにを言っているのだろーな」
騎士団長「キャーリサ様」
キャーリサ「どーした? 幻滅したか?」
騎士団長「いえ、違います。あなたは私の覚悟を分かっていません」
騎士団長「すっかり口癖になってしまいましたね。それ」
キャーリサ「うー、あー」
騎士団長「ほとんど一緒です。それでは私はこれで。明日同じ時間にまた」
キャーリサ「ちょっと待て」
騎士団長「は、なにか」
キャーリサ「部屋から出て行く前に私の質問に絶対に答えろ。これは第二王女としての命令だ」
騎士団長「……分かりました」
キャーリサ「議会が始まる前に私はお前に『気付け』と言ったが、お前はとっくに気付いているんじゃないか?」
騎士団長「……はい」
キャーリサ「やはりな。是非、聞かせて欲しーの」
騎士団長「キャーリサ様のご好意は騎士派のトップとして、そして1人の男として大変嬉しく思います。ですがお互いにそれは……」
キャーリサ「はーぁ。身分に立場……私はそれを受け入れられるヴィリアンが羨ましい。身分を偽っているとはいえ、民衆との交流を持てっている姉上もだ。なのに私は……。はは、国を預かっている立場なのに私はなにを言っているのだろーな」
騎士団長「キャーリサ様」
キャーリサ「どーした? 幻滅したか?」
騎士団長「いえ、違います。あなたは私の覚悟を分かっていません」
337: 2010/12/07(火) 14:09:14.82 ID:NrYITgDO
キャーリサ「覚悟、だと? ほー。聞かせて貰おうか」
騎士団長「はい。私が何故、クーデターの時にキャーリサ様に付いたか分かりますか?」
キャーリサ「王女としての権力と国を守ることになるという考えに賛同したからではないのか?」
騎士団長「もちろんそれもあります。ですが、私がキャーリサ様に付くことを決めたのは、あなたを私の手で守るためです」
キャーリサ「……それが本当ならば、あの時お前は独断で私に付き騎士団を率いたと言うのか?」
騎士団長「はい」
キャーリサ「それがお前の覚悟か」
騎士団長「はい」
キャーリサ「どーやら私も覚悟を決める時かな」
騎士団長「そうでございますか」
キャーリサ「聞かないのか?」
騎士団長「なにがあっても私はあなたをお守りするだけです」
キャーリサ「言ってて恥ずかしくないの?」
騎士団長「汗びっしょりです」
キャーリサ「はは、真顔で言う台詞じゃないし」
騎士団長「顔がつってしまいまして」
キャーリサ「お前と言う奴は。ま、面白いからいーか。私は国を守り続けるぞ」
騎士団長「はい。私はあなたを守り続けるだけです」
騎士団長「はい。私が何故、クーデターの時にキャーリサ様に付いたか分かりますか?」
キャーリサ「王女としての権力と国を守ることになるという考えに賛同したからではないのか?」
騎士団長「もちろんそれもあります。ですが、私がキャーリサ様に付くことを決めたのは、あなたを私の手で守るためです」
キャーリサ「……それが本当ならば、あの時お前は独断で私に付き騎士団を率いたと言うのか?」
騎士団長「はい」
キャーリサ「それがお前の覚悟か」
騎士団長「はい」
キャーリサ「どーやら私も覚悟を決める時かな」
騎士団長「そうでございますか」
キャーリサ「聞かないのか?」
騎士団長「なにがあっても私はあなたをお守りするだけです」
キャーリサ「言ってて恥ずかしくないの?」
騎士団長「汗びっしょりです」
キャーリサ「はは、真顔で言う台詞じゃないし」
騎士団長「顔がつってしまいまして」
キャーリサ「お前と言う奴は。ま、面白いからいーか。私は国を守り続けるぞ」
騎士団長「はい。私はあなたを守り続けるだけです」
338: 2010/12/07(火) 14:12:34.48 ID:NrYITgDO
おわり
キャーリサ様と騎士団長の全盛期はホントかっこいいよね。かまちーは一回使い切ったキャラをネタに使いたがるよね
キャーリサ様と騎士団長の全盛期はホントかっこいいよね。かまちーは一回使い切ったキャラをネタに使いたがるよね
339: 2010/12/07(火) 16:25:52.68 ID:npOIrgAO
おつ!
個人的にイギリス王室の皆さんは気になる
どうでも良いけど全盛期キャーリサ様と騎士団長って二人組で作って戦闘してくださーいっつったら、かなりいい成績残しそうだよね
個人的にイギリス王室の皆さんは気になる
どうでも良いけど全盛期キャーリサ様と騎士団長って二人組で作って戦闘してくださーいっつったら、かなりいい成績残しそうだよね
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