900: 2010/12/11(土) 20:04:15.82 ID:1BQ6RIk0
美琴「ちょっと、何時まで寝てんのよ!」

平日の朝はいつも
同居人を叩き起すところから始まる

禁書「もうちょっとだけ、あと五分なんだよ」

美琴「もう! 朝ごはん片付けちゃうわよ!」

禁書「それは困るんだよ!」

こんなやりとりを繰り返してから
朝食だ。それも毎朝

901: 2010/12/11(土) 20:05:01.42 ID:1BQ6RIk0
一方「おィ、シスター、超電磁砲」

出勤後、上司に呼び止められる

美琴「ん、所長? 何」 

一方「今度の依頼、ちょっときな臭いンでな。ハッキングして裏とっとけ。念のためにシスターも出てきたデータ覚えとけェ」

禁書「わかったんだよー」

美琴「はーい、やっときまーす」

一方「微妙に緊張感ねェな。ま、頼むわァ」

事務所のパソコンを能力で補助しながら起動
同居人にして相棒も、かっぱえびせんを食べながら
画面を覗き込む

美琴「じゃ、お仕事しますか」

禁書「もぐもぐ」

一方通行探偵事務所
第一位と三位がいるとのことで
結構依頼は多い
ここで私たちは待っている

902: 2010/12/11(土) 20:06:41.88 ID:1BQ6RIk0
ちょっと小腹がすいたのでコンビニに買い出しに
相棒からもいろいろと頼まれた
まだ食うのか

美琴「アイツ、いつになったらかえってくるんだろ」

上条当麻が姿を消して3年
ほとんどの人間が諦めている
あの一方通行でさえ

でも、美琴は

美琴「全く、早く帰って来なさいよね」

信じている、だって

美琴「私はあの子をアンタの代わりに守ってるだけなんだから」

別れ際に約束したから
「インデックスを守る」って

903: 2010/12/11(土) 20:07:11.91 ID:1BQ6RIk0
相棒がコンビニから帰ってくる前に
ポテチもポップコーンも開けてしまった

禁書「まったく、ぐずぐずしてるんだよ、美琴は」

相棒にはところどころ抜けている部分があると思う

禁書「とーまが帰ってくるまで、私が支えなきゃ」

本当に御坂美琴を支えるべき人は
上条当麻だと思っている、でも

禁書「約束しちゃったから、帰ってくるまで私がフォローするんだよ」

別れ際に約束したから
「御坂を支える」と

904: 2010/12/11(土) 20:07:40.76 ID:1BQ6RIk0
禁書「遅いんだよ!」

美琴「ごめん、ごめん。ほら、お詫びにアポロも買ってきたから」

禁書「もう、仕方ないから許してあげるんだよ!」

美琴「はいはい」

私たちは待っています
あなたが戻るまで、二人で



905: 2010/12/11(土) 20:09:50.63 ID:1BQ6RIk0
以上です

この話の上条さん帰還後どうするのかはしりません。まじで増えるか

お目汚し失礼しました

907: 2010/12/11(土) 20:16:56.07 ID:QYR3hhso


もう美琴×禁書になっちゃえばよくね

引用: ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-18冊目-【超電磁砲】