糞漏らし

昼から汚い…

ﾋｭｩｩｩｩｩｩ……



海未（うぅ、最近寒いですね…）

海未（骨身に染みる寒さとはこの事でしょうか、こうも寒いとお腹の調子が━）ｷｭﾙﾙﾙ…


ﾋﾟｭｯ


海未「！！　しまっ…！」

海未（まずい、ちょっと出てしまいました…！）

ﾄﾞｸﾝ…ﾄﾞｸﾝ…


海未（フー……しかし慌ててはいけません）

海未（今は>>10中…冷静な対処さえすれば乗り切れます…！）



1.登校
2.授業
3.練習
4.ライブ
5.トイレ
6.その他

先生「～～で、━━が⚪︎⚪︎なので……」



海未（授業の内容なんてまるで頭に入ってきません、急がなくては…！）



海未「…」ｶﾞﾀｯ

先生「園田さん、どうしました？　突然立ち上がったりして」

海未（……はっ！　勢い任せに立ち上がってしまいました…！）

海未（私のキャラクター的におトイレが我慢できなくなったなど言う訳にはいきません…！　何とか上手い口実を探さなくては…！）


海未「…>>14です」

海未「穂乃…高坂さんの体調が悪そうなので保健室に行きたいんです。私、保健委員なので」

先生「あら、そうなの高坂さん？」

穂乃果「え？　いや別にﾓｶﾞｯ」

海未「私が付き添いますのでお構いなく！　さぁ、行きますよ穂乃果！」ﾀﾞｯ

穂乃果「ちょ、海未ちゃん！？　ちょっとー！？」

先生「では高坂さんの事は園田さんに任せて、授業を再開します」

ことり「保健委員、私なんだけど…」

━━保健室



穂乃果「ﾊｧ…ﾊｧ…もう！　何なの海未ちゃん！　私どっっっこも体調悪くないよ！？」

海未「いえ、悪いです。顔色がすごく。インフルエンザかもしれませんね」

穂乃果「海未ちゃんはインフルかもしれない人を引っ張ってむりやり走らせるの！？」

海未「細かい事はいいんです。さぁ、寝て下さい。出来るだけ深く、長く…」ﾌﾌ…

穂乃果「寝られないよもう！　興奮して寝つけないよ！　ていうか体調悪くないし！」ﾌﾟﾝｽｶ

海未（教室から出られたのはいいですが…困りましたね。穂乃果が眠ってくれないと目的が達成できません）

海未（私だけ保健室から離れるのも不自然ですし、穂乃果の追求を免れないのは必氏）

海未（『何とか』して穂乃果を眠らせなければなりませんね）




『何とか』>>19

海未「穂乃果、そんなに声を張ると喉が渇かないですか？」

穂乃果「誰のせいだと……まぁ走ってきたし喉は渇いたけど」

海未「ちょっと待っていて下さい」


サーッ!(迫真)


海未「お待たせしました。お茶しかありませんでしたがいいですか？」

穂乃果「えっ」

穂乃果（あの堅物の海未ちゃんが…保健室にいるとはいえ、授業中に飲み物を…？）

海未「？」ﾆｺﾆｺ


穂乃果（なんかおかしい気がするけど、実際喉は渇いてるしなぁ…）

穂乃果（寒いし、乾燥してるし…授業中に飲み食いするっていうのも、良い…！）

穂乃果（よし、ここは━！）



安価直下秒数
奇数━飲む
偶数━飲ませる

海未「さ、ぐっとイってください、ぐっと」

穂乃果「うん。…と、見せかけて！　えいっ」ｸﾞｲｯ

海未「ﾓｶﾞｯ!?」ｺﾞｸﾝｯ

穂乃果「ふふ、長い付き合いだもん。海未ちゃんの様子がおかしいのなんてすぐ分かるよ」

海未「あ、あなたは……！」

穂乃果「お茶の中に何かを入れてたのだってバレバレだよ、海未ちゃん！」ﾋﾞｼｯ

海未「最…………低…………で………」



ﾄﾞｻｯ



穂乃果「えぇぇぇぇぇぇ！？」

穂乃果「海未ちゃん！？　ちょっと！？」ﾕｻﾕｻ

海未「……」ｼｰﾝ…

穂乃果「し、氏んで……はないけど気を失ってる、一体お茶に何入れたの海未ちゃん…？」

穂乃果「それにこの臭い、もしかして…」ｸﾝｸﾝ


ｽｶｰﾄﾋﾟﾗｯ


穂乃果「！！　脱糞してる……！！」

穂乃果「そんな……」ﾌﾗｯ

穂乃果「うそだ、うそだよ、そんなの……」ﾌﾗﾌﾗ

穂乃果「海未ちゃんが━━」

穂乃果「穂乃果を保健室に連れ込んで昏睡スOトロプレイをしようとしてたなんて……」



ｼｬｰ


隣のベッドに寝ていた人>>33

花陽「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「！　花陽ちゃん…」

花陽「体調が悪くてさっきまで眠ってたんだけど…ごめんね、全部聞いちゃった」

穂乃果「花陽ちゃん、私……知らなかった。海未ちゃんがこんなにアブノーマルだったなんて…」

花陽「……」

穂乃果「私……分かんないよ。これからどうやって海未ちゃんと接していけばいいのか…」ｸﾞｽｯ

花陽「大丈夫だよ、穂乃果ちゃん。お米に色んな品種があるように━」

花陽「一人一人が違う性癖を持ってる。皆が違うから、色んな味があるから、『私達（μ’s）』は『私達（オンリーワン）』なんじゃないかな」

穂乃果「……でも！　受け入れられないよ！　昏睡スOトロプレイなんて…！」

花陽「……じゃあ、私もダメかな？」

穂乃果「え……？」

花陽「さっきまで>>36ちゃんと>>38プレイしてたんだ」

真姫

お医者さん

穂乃果「！！　花陽ちゃんと真姫ちゃんまでそんなプレイを…？」

花陽「今は休憩中でね、お医者さん（真姫ちゃん）が巡回に来たら再スタート…」



ｶﾞﾗｯ

真姫「あら、小泉さん？　ダメよ寝てないと。治るものも治らないわよ？」

花陽「…」ﾌﾟｲｯ

真姫「またそんな態度取って」ﾔﾚﾔﾚ

花陽「ふん、どうせ治らないんだからいいんですよ。私より後に入院してきた患者はいつも私より先に退院していく」

花陽「ここに取り残されたまま、ずっと一人でいるのが私にはお似合いなんですよ」ﾌﾝ

真姫「小泉さん…」





穂乃果（ディテールに凝ってそうなお医者さんプレイが始まった…）

真姫「そっちの二人は…新しく入院してきた方ね？」

穂乃果「えっ」

花陽「ふん、羨ましい限りですよ。たかだか急性胃腸炎で入院だなんて」

真姫「！　小泉さん、他人の病気に対してそんな言い草はないでしょう？」

花陽「っ……うるさい！　あんたに私の何が分かるっ！」


ｶﾞｼｬｰﾝ!


真姫「きゃぁっ！」

穂乃果「うわぁ！？」

授業中なのである

花陽「私の気持ちなんて……誰にも……誰にも……！」

真姫「……ばかっ！」

ｷﾞｭｯ

花陽「！！　西木野…せん、せい……？」

真姫「あなたは……あなたは一人なんかじゃないでしょう！？　患者が先に何人退院していこうと━」

真姫「私がいるでしょ！？　あなたの病気が治るその時まで……いいえ！　治ってからも！」

真姫「私は━━私が！　あなたと一緒に生きていく！」

花陽「……！！」

真姫「……今度の手術、必ず、必ず成功させるから。約束して」

真姫「手術が終わったら、私と一緒にデートするって。ね？」

花陽「西木野先生……」

真姫「それまではおとなしく寝てること！……いいわね？」ﾆｺｯ



ｶﾞﾗｯ


ﾋﾟｼｬﾝ

花陽「……ふぅ」

穂乃果「ふぅじゃない」

花陽「……どうだった？」

穂乃果「どうもこうもないわい」

花陽「色んな性癖があるんだなって事、伝わったでしょ？」

穂乃果「それはすごく伝わった」ｺｸｯ

花陽「じゃあ…海未ちゃんの事も、受け入れられる？」



安価直下（秒数）

奇数━られる
偶数━られない

穂乃果「……うん」

花陽「！　穂乃果ちゃん…！」

穂乃果「正直、すぐには無理かもしれないけど。頑張ってみるよ」

花陽「うん。私も最初は恥ずかしかったけど…設定をきっちり煮詰めたら平気になったから」

花陽「もし海未ちゃんとの昏睡スOトロプレイに抵抗があるなら…」

穂乃果「花陽ちゃんの口からそんな言葉は聞きたくなかった…」

花陽「設定をしっかり固めてみたらいいんじゃないかな？」

穂乃果（『次は屋上のシーンだから…』花陽ちゃんはそう言い残して保健室を後にした）

穂乃果（残されたのは私と、パンツが汚れた海未ちゃん）


海未「……zzz」


穂乃果「設定…か」ﾎﾞｿｯ

穂乃果「昏睡スOトロプレイ…幼馴染同士の関係なら無理だけど」

穂乃果「もしも海未ちゃんと>>54の関係なら、出来るかもね」

━━



ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…



海未「……う」

海未「……はっ！？」ｶﾞﾊﾞｯ

海未（ここは…保健室？…！…そうだ、私は授業中にプチ脱糞して、穂乃果に飲ませようとした睡眠薬を…）


穂乃果「海未ちゃん、やっと起きた」

海未「！　穂乃果…」

穂乃果「海未ちゃんがそんな特殊性癖持ってるなんて思わなかった」

海未「はい？」

穂乃果「でも、いいよ。私は海未ちゃんの親友だもん」

海未「？？」

穂乃果「恋人同士っていう設定にして━━やろっか、昏睡スOトロプレイ」

海未「………………」

海未「……！？……？？？？…………！！？？！？！？！？…………」🤪🤪🤪

海未（穂乃果は何を言っているのでしょう、それとも━私は夢の中にいるのでしょうか？）

穂乃果「……もう！　海未ちゃん！　私だって恥ずかしいんだから！///」

海未「はい？」

穂乃果「せ、設定だからね？　深い意味はないからね！？///」


ﾁｭｯ

海未「！！」

穂乃果「えへへ……恋人同士なんだから、こういう事だってするよね？」

海未「……穂乃果ｧｧｧ！」ｶﾞﾊﾞｯ

穂乃果「きゃっ…///」



━━━


━━


━

━━あの日の出来事を南ことりはこう語る




ことり「ええ、はい。授業が終わった後でした。保健室に行ったんです」

ことり「抜け出したまま戻って来なかった二人の様子を見に……胸騒ぎがしたのを覚えています」

ことり「扉を開ける前から分かりました。ああ、あけちゃダメだ。開けたら戻れなくなるって」

ことり「凄い音がしてました。ｸﾞﾁｬｯだか、ｸﾞﾁｮｯだか、ハハ……」

ことり「二人はいつ戻ってこれるんですか？」

ことり「……そう、ですか。分かりました」

ことり「え？　待つつもりなのかって？　当然ですよ」

ことり「今度は━━三人で糞まみれになるんです」






HAPPY END

終わりです、スOトロプレイは書けないのでこのような形になりました。

読んでくれた方ありがとうございました！