94: 2007/02/08(木) 20:00:32.19 ID:tefv+SSlO
キャラの名前が足りない様な気がしてきた
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
95: 2007/02/08(木) 20:28:19.70 ID:WRbosACA0
第五話
迷路庭園の入口の前に立つブーン。
扉の前にまるで本物のような、犬の銅像が置いてある。
その犬の銅像はまるで自分のことを凝視しているようにも見える。
( ^ω^)「不気味で仕方ないお・・でも行くしかないお」
迷路庭園の扉を開けると共に、不気味な音があたりを包んだ。
( ^ω^)「この音・・チェーンソー?」
ブルルルン!!ブルルルルン!!」
そう、この音はチェーンソーの音だ。ブーンは恐怖を感じる。
迷路庭園の入口の前に立つブーン。
扉の前にまるで本物のような、犬の銅像が置いてある。
その犬の銅像はまるで自分のことを凝視しているようにも見える。
( ^ω^)「不気味で仕方ないお・・でも行くしかないお」
迷路庭園の扉を開けると共に、不気味な音があたりを包んだ。
( ^ω^)「この音・・チェーンソー?」
ブルルルン!!ブルルルルン!!」
そう、この音はチェーンソーの音だ。ブーンは恐怖を感じる。
96: 2007/02/08(木) 20:30:30.04 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「・・どこから来るお?」
耳を澄まし、そのチェーンソーの音がどこから来るのか模索している。
(;^ω^)「どこから・・?どこから・・?」
次第に音が自分の下にやってきているのは確実に判断できる。
さらに恐怖と不安がブーンを襲う。
(;^ω^)「う・・・うわああ!!」
目の前にその音の正体が現れた。
( ´`)「・・・・・・・・」
背の高い男、いや、フランケンシュタインと言った方が通じやすい。
二メートルを超えるその体で、ブーンの方へ走りながら接近してくる。
耳を澄まし、そのチェーンソーの音がどこから来るのか模索している。
(;^ω^)「どこから・・?どこから・・?」
次第に音が自分の下にやってきているのは確実に判断できる。
さらに恐怖と不安がブーンを襲う。
(;^ω^)「う・・・うわああ!!」
目の前にその音の正体が現れた。
( ´`)「・・・・・・・・」
背の高い男、いや、フランケンシュタインと言った方が通じやすい。
二メートルを超えるその体で、ブーンの方へ走りながら接近してくる。
97: 2007/02/08(木) 20:36:43.53 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「うわっああああああああ!!!」
その姿に思わず絶叫を上げるブーン。そんな事は全く構わずブーンに接近してくるフランケン。
本来ならば庭の掃除に使うチェーンソーを振り回しながら。
(;^ω^)(落ち着くんだお!!とりあえずあのチェンソーが当たればいくら僕でもひとたまりも無いお)
(;^ω^)(こいつも動きが緩慢・・ならば攻撃を避けながら回避するお)
( ´`)「・・・・・・・」
いつのまにかブーンのすぐ近くまで接近していたフランケンはチェーンソーを思い切り頭の上から振りかぶる。
そして、思い切りブーンへ振り落としてきたのだ。
その姿に思わず絶叫を上げるブーン。そんな事は全く構わずブーンに接近してくるフランケン。
本来ならば庭の掃除に使うチェーンソーを振り回しながら。
(;^ω^)(落ち着くんだお!!とりあえずあのチェンソーが当たればいくら僕でもひとたまりも無いお)
(;^ω^)(こいつも動きが緩慢・・ならば攻撃を避けながら回避するお)
( ´`)「・・・・・・・」
いつのまにかブーンのすぐ近くまで接近していたフランケンはチェーンソーを思い切り頭の上から振りかぶる。
そして、思い切りブーンへ振り落としてきたのだ。
98: 2007/02/08(木) 20:43:07.05 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「おっ!!」
相手のモーションが大きかった為、難なく回避に成功するブーン。すかさずムチを振り回す。
(;^ω^)「悪いが氏ぬわけには行かないお!覚悟するお!」
自分の力を上手くムチへと伝わせる。ムチのしなりは前より更に鋭くなっている。
パシーン!!!
ムチが嫌な音を出し、フランケンの顔面に直撃する。
( ´`)「・・・・・・・」
だがフランケンはまるで効いた様子を見せず、今度は鋭くチェンソーをブーンに向かって振ってくる。
(;^ω^)「しまっ・・
(;^ω^)「おああああああああああああああ!!!!!!!!!」
相手のモーションが大きかった為、難なく回避に成功するブーン。すかさずムチを振り回す。
(;^ω^)「悪いが氏ぬわけには行かないお!覚悟するお!」
自分の力を上手くムチへと伝わせる。ムチのしなりは前より更に鋭くなっている。
パシーン!!!
ムチが嫌な音を出し、フランケンの顔面に直撃する。
( ´`)「・・・・・・・」
だがフランケンはまるで効いた様子を見せず、今度は鋭くチェンソーをブーンに向かって振ってくる。
(;^ω^)「しまっ・・
(;^ω^)「おああああああああああああああ!!!!!!!!!」
99: 2007/02/08(木) 20:45:23.20 ID:WRbosACA0
ブーンの悲鳴が辺りに響き渡る。チェンソーがモロにわき腹にヒットした。
すぐに回避したので傷口は深くならなかったものの、出血が止まる様子は無い。
川*゚∀゚)「ん・・・あの悲鳴・・?」
その頃、ツーも悪魔城別館に進入に成功し、迷路庭園の近くまでやってきていた。
悲鳴を聞いた瞬間、聞き覚えのある声だと言う事を確認する。
川*゚∀゚)「まさか・・ブーンが?」
川*゚∀゚)「・・助けなくちゃ!私は、VIPPER家と友好関係があるからね」
そう言って、迷路庭園へ向かっていくツー。
(;^ω^)「お・・おお・・」
出血が止まらない。だが、ここでヤツを倒さなければ、自分は氏ぬ。
危機感に襲われたブーンは自分のわき腹をかばう事はせず、立ち上がる。痛みがブーンを襲う。
すぐに回避したので傷口は深くならなかったものの、出血が止まる様子は無い。
川*゚∀゚)「ん・・・あの悲鳴・・?」
その頃、ツーも悪魔城別館に進入に成功し、迷路庭園の近くまでやってきていた。
悲鳴を聞いた瞬間、聞き覚えのある声だと言う事を確認する。
川*゚∀゚)「まさか・・ブーンが?」
川*゚∀゚)「・・助けなくちゃ!私は、VIPPER家と友好関係があるからね」
そう言って、迷路庭園へ向かっていくツー。
(;^ω^)「お・・おお・・」
出血が止まらない。だが、ここでヤツを倒さなければ、自分は氏ぬ。
危機感に襲われたブーンは自分のわき腹をかばう事はせず、立ち上がる。痛みがブーンを襲う。
100: 2007/02/08(木) 20:49:57.25 ID:WRbosACA0
( ´`)「・・・・・・・・・・・」
フランケンは苦しむブーンに容赦なく引導を渡そうとしている。チェーンソーを大きく振りかぶる。
(;^ω^)「おっおっ・・VIPPER家の男ともあろう者がこんなヤツに・・」
悔しそうに地面を見つめる。避けるほどの力は残っていない。
静かに目を閉じ、氏を待った。
フランケンは苦しむブーンに容赦なく引導を渡そうとしている。チェーンソーを大きく振りかぶる。
(;^ω^)「おっおっ・・VIPPER家の男ともあろう者がこんなヤツに・・」
悔しそうに地面を見つめる。避けるほどの力は残っていない。
静かに目を閉じ、氏を待った。
101: 2007/02/08(木) 20:53:44.11 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「簡単にあきらめないでよね!!」
ツーの声が聞こえた瞬間、エネルギーボールのような物がフランケンを直撃していた。
( ´`)「・・・・・・・」
まともに当たったからなのか、ゆっくりと地面にひれ伏した。
川*゚∀゚)「フェルニー家、ツー=フェルニーが華麗に参上!!」
よく分からない言動とポーズを決めて見せる。
(;^ω^)「あんた・・帰ってなかったのかお?」
ツーの声が聞こえた瞬間、エネルギーボールのような物がフランケンを直撃していた。
( ´`)「・・・・・・・」
まともに当たったからなのか、ゆっくりと地面にひれ伏した。
川*゚∀゚)「フェルニー家、ツー=フェルニーが華麗に参上!!」
よく分からない言動とポーズを決めて見せる。
(;^ω^)「あんた・・帰ってなかったのかお?」
102: 2007/02/08(木) 20:55:55.40 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「当たり前じゃない!私だってドラキュラを封印する為にここにきてるのよ?」
(;^ω^)「・・・・・・・・」
ガクッと座りこむブーン。わき腹からの出血はまだ止まっていなかった。
川*゚∀゚)「ちょっと!大丈夫!?」
(;^ω^)「余計な手を出すなお・・」
川*゚∀゚)「変な意地張らないの!じっとしてて!!」
ツーはブーンの近くに座ると、回復魔法を使い出す。
川*゚∀゚)「私は滅殺の他にも、こういう魔法も使えるのよ?」
(;^ω^)「・・・・・・・・」
ガクッと座りこむブーン。わき腹からの出血はまだ止まっていなかった。
川*゚∀゚)「ちょっと!大丈夫!?」
(;^ω^)「余計な手を出すなお・・」
川*゚∀゚)「変な意地張らないの!じっとしてて!!」
ツーはブーンの近くに座ると、回復魔法を使い出す。
川*゚∀゚)「私は滅殺の他にも、こういう魔法も使えるのよ?」
103: 2007/02/08(木) 21:00:59.25 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「・・・・・」
ブーンは申し訳なさそうな顔をしながら下を向いていた。
(;^ω^)(・・情けないお。あんなに訓練してきたのに・・あいつ一体すらまともに倒せないなんて・・)
自分の弱さを恥じた。大口を叩いていた自分が情けなくなった。
川*゚∀゚)「よしっ!これで大丈夫!!」
(;^ω^)「すまないお・・迷惑掛けて」
川*゚∀゚)「気にしないでよ。私たちは本来協力し合う間柄なんだから」
(;^ω^)「・・・・・・」
ブーンは申し訳なさそうな顔をしながら下を向いていた。
(;^ω^)(・・情けないお。あんなに訓練してきたのに・・あいつ一体すらまともに倒せないなんて・・)
自分の弱さを恥じた。大口を叩いていた自分が情けなくなった。
川*゚∀゚)「よしっ!これで大丈夫!!」
(;^ω^)「すまないお・・迷惑掛けて」
川*゚∀゚)「気にしないでよ。私たちは本来協力し合う間柄なんだから」
(;^ω^)「・・・・・・」
104: 2007/02/08(木) 21:03:51.80 ID:WRbosACA0
そう言われても気分が晴れない。自分の弱さがいつまでも心に残って離れない。
川*゚∀゚)「ねぇ、そんなにがっかりするのは勝手だけどさ・・」
川*゚∀゚)「皆最初から強い訳じゃないんだよ。いくら頑張ってても」
(;^ω^)「・・・・・・・・」
川*゚∀゚)「おそらく私に助けられて、自分が弱いって思ってるんでしょ?」
川*゚∀゚)「そんな気概じゃ、ドラキュラなんて倒せないよ」
(;^ω^)「・・・・・・・・」
川*゚∀゚)「ねぇ、そんなにがっかりするのは勝手だけどさ・・」
川*゚∀゚)「皆最初から強い訳じゃないんだよ。いくら頑張ってても」
(;^ω^)「・・・・・・・・」
川*゚∀゚)「おそらく私に助けられて、自分が弱いって思ってるんでしょ?」
川*゚∀゚)「そんな気概じゃ、ドラキュラなんて倒せないよ」
(;^ω^)「・・・・・・・・」
105: 2007/02/08(木) 21:06:07.70 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「私も氏ぬ覚悟でここに来てるの。だから遠慮なんてしないで」
(;^ω^)「お・・・すまないお。君がいなかったら氏んでたお」
(;^ω^)「これから・・ヨロシクだお」
川*゚∀゚)「そうでなくちゃ!ヨロシクね!!」
二人は握手を交わす。
川*゚∀゚)「あんまりぐずぐずしてられないよ。早く中心部に行く方法を探そう。多分、迷路庭園の先に地下通路があるの。そこにいければ多分、中心部にいけるわ」
(;^ω^)「そうなのかお・・?」
(;^ω^)「お・・・すまないお。君がいなかったら氏んでたお」
(;^ω^)「これから・・ヨロシクだお」
川*゚∀゚)「そうでなくちゃ!ヨロシクね!!」
二人は握手を交わす。
川*゚∀゚)「あんまりぐずぐずしてられないよ。早く中心部に行く方法を探そう。多分、迷路庭園の先に地下通路があるの。そこにいければ多分、中心部にいけるわ」
(;^ω^)「そうなのかお・・?」
106: 2007/02/08(木) 21:07:26.52 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「ええ、だから早く探しましょう」
ブーンはツーの手を借り、立ち上がる。そして二人は地下通路に通じる道を探す事にした。
川*゚∀゚)「やっぱり迷路庭園ってだけに・・複雑ね」
( ^ω^)「確かに・・今どこにいるのかさえ分からないお」
二人は迷いかけていた。コンパスも何故かこの場では狂ってしまい、あてにならなかった。
少しずつ焦る二人。ここにはまだ何が出てくるかも分からない。
( ^ω^)「お・・行き止まりだお」
ブーンはツーの手を借り、立ち上がる。そして二人は地下通路に通じる道を探す事にした。
川*゚∀゚)「やっぱり迷路庭園ってだけに・・複雑ね」
( ^ω^)「確かに・・今どこにいるのかさえ分からないお」
二人は迷いかけていた。コンパスも何故かこの場では狂ってしまい、あてにならなかった。
少しずつ焦る二人。ここにはまだ何が出てくるかも分からない。
( ^ω^)「お・・行き止まりだお」
108: 2007/02/08(木) 21:10:47.86 ID:WRbosACA0
広めの行き止まりに出たブーンとツー。
川*゚∀゚)「・・!!ねぇ、ブーン」
( ^ω^)「なんだお?」
川*゚∀゚)「人の・・気配がしない?」
そういわれて、意識を集中するブーン。確かに人の気配が感じられた。
ツーがそう言ったと同時に一人の小さな子どもが飛び出してきた。
川*゚∀゚)「・・!!ねぇ、ブーン」
( ^ω^)「なんだお?」
川*゚∀゚)「人の・・気配がしない?」
そういわれて、意識を集中するブーン。確かに人の気配が感じられた。
ツーがそう言ったと同時に一人の小さな子どもが飛び出してきた。
109: 2007/02/08(木) 21:13:18.22 ID:WRbosACA0
( ^^ω)「うわあああホマ!!!!!」
川*゚∀゚)「落ち着いて!!私たちは人間だから・・」
今まで恐怖にさらされていたのか、かなり精神的に動揺していた。
川*゚∀゚)「あなた・・名前は?」
( ^^ω)「・・マルタスニム=ハセガワ、ホマ」
川*゚∀゚)「ハセガワ君、君はどうしてここへ・・?」
( ^^ω)「・・魔物に誘拐されて。パパとママは殺されたホマ」
川*゚∀゚)「落ち着いて!!私たちは人間だから・・」
今まで恐怖にさらされていたのか、かなり精神的に動揺していた。
川*゚∀゚)「あなた・・名前は?」
( ^^ω)「・・マルタスニム=ハセガワ、ホマ」
川*゚∀゚)「ハセガワ君、君はどうしてここへ・・?」
( ^^ω)「・・魔物に誘拐されて。パパとママは殺されたホマ」
110: 2007/02/08(木) 21:16:08.46 ID:WRbosACA0
( ^^ω)「他にも沢山の子どもたちが誘拐されてここにいるホマ」
( ^^ω)「僕は魔物の隙をついてここに・・ううっ、頭が痛いホマ」
( ^ω^)「大丈夫かお?」
( ^^ω)「う、うん。大丈夫ホマ。何かを忘れている気がするんだホマ。思い出そうとすると思い出せないホマ」
( ^ω^)「あまり無理するんじゃないお。とりあえずここは危険だから逃げるお!」
( ^^ω)「わ、わかったホマ!」
とりあえず、ブーンとツーはハセガワを逃がす為、出口を探そうとする。その瞬間・・
( ^^ω)「僕は魔物の隙をついてここに・・ううっ、頭が痛いホマ」
( ^ω^)「大丈夫かお?」
( ^^ω)「う、うん。大丈夫ホマ。何かを忘れている気がするんだホマ。思い出そうとすると思い出せないホマ」
( ^ω^)「あまり無理するんじゃないお。とりあえずここは危険だから逃げるお!」
( ^^ω)「わ、わかったホマ!」
とりあえず、ブーンとツーはハセガワを逃がす為、出口を探そうとする。その瞬間・・
111: 2007/02/08(木) 21:19:59.61 ID:WRbosACA0
ブルルルン!!
チェーンソーの音があたり一面に響きわたった。
川*゚∀゚)「え・・あいつは確かに私が・・」
(;^ω^)「構ってる暇はないお!早く逃げるお!!」
川*゚∀゚)「そ、そうね、ハセガワくん!走れる!?」
( ^^ω)「う、うん。大丈夫ホマ!!」
三人は一斉に駆け出し、出口を探す。しばらく走ると門のような物が見えた。
チェーンソーの音があたり一面に響きわたった。
川*゚∀゚)「え・・あいつは確かに私が・・」
(;^ω^)「構ってる暇はないお!早く逃げるお!!」
川*゚∀゚)「そ、そうね、ハセガワくん!走れる!?」
( ^^ω)「う、うん。大丈夫ホマ!!」
三人は一斉に駆け出し、出口を探す。しばらく走ると門のような物が見えた。
112: 2007/02/08(木) 21:22:24.38 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「占めた!早く・・」
ブーンがそういいかけた瞬間、自分達の後ろに何か邪悪な気を感じる。
川*゚∀゚)「・・後ろに何かいるね」
(;^ω^)「確かに・・」
二人とも感じていることは同じだった。さっきのフランケンとはまた違う、邪悪な気を感じていた。
???「ガルルルルルルルッ!!!」
ブーンがそういいかけた瞬間、自分達の後ろに何か邪悪な気を感じる。
川*゚∀゚)「・・後ろに何かいるね」
(;^ω^)「確かに・・」
二人とも感じていることは同じだった。さっきのフランケンとはまた違う、邪悪な気を感じていた。
???「ガルルルルルルルッ!!!」
113: 2007/02/08(木) 21:25:12.37 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「おそらく・・逃がしてくれる事は無さそうね、ハセガワくん!」
( ^^ω)「な、何ホマ?」
川*゚∀゚)「あなたは逃げなさい!ここは私たちで何とかするから!おそらくこいつらは庭園さえ抜ければ現れないから!」
( ^^ω)「わ、わかったホマ!ありがとうホマ!」
ハセガワは門をくぐり。外界へと続く道を走っていった。
川*゚∀゚)「よし、ブーン、いくわよ!」
(;^ω^)「把握したお!!」
二人はすぐに視線を前に戻す。目の前にいたのは入り口にあったはずの銅像だった。
( ^^ω)「な、何ホマ?」
川*゚∀゚)「あなたは逃げなさい!ここは私たちで何とかするから!おそらくこいつらは庭園さえ抜ければ現れないから!」
( ^^ω)「わ、わかったホマ!ありがとうホマ!」
ハセガワは門をくぐり。外界へと続く道を走っていった。
川*゚∀゚)「よし、ブーン、いくわよ!」
(;^ω^)「把握したお!!」
二人はすぐに視線を前に戻す。目の前にいたのは入り口にあったはずの銅像だった。
120: 2007/02/08(木) 22:18:23.06 ID:WRbosACA0
▼・ェ・▼ 「ガルルルルッ!!」
Δ・ェ・Δ「ウーッ・・・」
まるで双子の様な銅像の犬二匹がブーンとツンを睨みつけていた。
(;^ω^)「先手必勝だお!」
ブーンは勢いよく片方の犬にムチをふるった。
▼・ェ・▼ 「ギャウン!!!!!」
ムチの威力が大きかったのか、少し後ろに下がる一匹。
(;^ω^)「今のうちに力を溜めるお!二匹まとめて地獄に送るんだお!」
Δ・ェ・Δ「ウーッ・・・」
まるで双子の様な銅像の犬二匹がブーンとツンを睨みつけていた。
(;^ω^)「先手必勝だお!」
ブーンは勢いよく片方の犬にムチをふるった。
▼・ェ・▼ 「ギャウン!!!!!」
ムチの威力が大きかったのか、少し後ろに下がる一匹。
(;^ω^)「今のうちに力を溜めるお!二匹まとめて地獄に送るんだお!」
121: 2007/02/08(木) 22:19:35.45 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「わかってる!もう少し待って!!」
ツーは腕に「滅殺」の魔法を使う為に力を送る。少しするとエネルギーボールが形成されている。
(;^ω^)「くっ・・・」
もう一匹の攻撃が腕に当たる。だが直撃ではなかった為、何とか耐えるブーン。
片方がブーンに体当たりを仕掛ける。
(;^ω^)「グフッ!!」
その体当たりがブーンの体を直撃する。苦しそうな表情を見せる。
(;^ω^)「オラッ!!」
だが怯むこと無く、ムチを奮う。空気を切る音と共に、銅像に当たる。
ツーは腕に「滅殺」の魔法を使う為に力を送る。少しするとエネルギーボールが形成されている。
(;^ω^)「くっ・・・」
もう一匹の攻撃が腕に当たる。だが直撃ではなかった為、何とか耐えるブーン。
片方がブーンに体当たりを仕掛ける。
(;^ω^)「グフッ!!」
その体当たりがブーンの体を直撃する。苦しそうな表情を見せる。
(;^ω^)「オラッ!!」
だが怯むこと無く、ムチを奮う。空気を切る音と共に、銅像に当たる。
123: 2007/02/08(木) 22:20:03.78 ID:WRbosACA0
Δ・ェ・Δ「キャインキャイン!!!!!」
ムチが当たるたび、悲鳴をあげる銅像。
川*゚∀゚)「ごめん、準備できたよ。ブーン、横に避けて!!」
(;^ω^)「おっ!!」
思い切り横に飛び込んで、地面に転がるブーン。
二匹「ギャヒイイイン!!!!」
もの凄い悲鳴をあげて、二匹は銅像へと姿を変えてしまった。
川*゚∀゚)「さぁ・・早く先へ!!」
(;^ω^)「わ、わかったお!!」
二人は出口を探す為、迷路庭園の中へ再び駆け出した。
第五話 完
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
ムチが当たるたび、悲鳴をあげる銅像。
川*゚∀゚)「ごめん、準備できたよ。ブーン、横に避けて!!」
(;^ω^)「おっ!!」
思い切り横に飛び込んで、地面に転がるブーン。
二匹「ギャヒイイイン!!!!」
もの凄い悲鳴をあげて、二匹は銅像へと姿を変えてしまった。
川*゚∀゚)「さぁ・・早く先へ!!」
(;^ω^)「わ、わかったお!!」
二人は出口を探す為、迷路庭園の中へ再び駆け出した。
第五話 完
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります