126: 2007/02/08(木) 22:20:39.97 ID:1fUX84P9O
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
127: 2007/02/08(木) 22:25:18.79 ID:WRbosACA0
第六話
ブーン、ツーの二人は必氏に走り回っていた。
辺りには未だ、チェンソーの音が木霊している。
その音を聞く度に二人の体に恐怖が走る。あいつの姿はもう見たくない。そう思っているのは二人とも同じだ。
川;゚∀゚)「ハア・・・ハア・・・」
やはり魔法使いと言えど女であることには否定できない。
徐々に体力が尽き始める。しかも闇雲に走っているだけだ。
出口が見つかるかどうかもわからない、先の見えない状態なのだから精神的な負担も大きかった。
ブーン、ツーの二人は必氏に走り回っていた。
辺りには未だ、チェンソーの音が木霊している。
その音を聞く度に二人の体に恐怖が走る。あいつの姿はもう見たくない。そう思っているのは二人とも同じだ。
川;゚∀゚)「ハア・・・ハア・・・」
やはり魔法使いと言えど女であることには否定できない。
徐々に体力が尽き始める。しかも闇雲に走っているだけだ。
出口が見つかるかどうかもわからない、先の見えない状態なのだから精神的な負担も大きかった。
128: 2007/02/08(木) 22:27:00.28 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「ツー!!大丈夫かお!?」
川;゚∀゚)「えぇ・・何とか」
(;^ω^)「無理するなお!疲れたらいうお!」
川;゚∀゚)「わ・・わかっ・・た」
走りながらだったのではっきりとしゃべれない。それほど疲れている。
その状況に気が付きながらもあえて黙り、走り続ける二人。
止まることは氏を意味する。後ろからはあのフランケンが迫っているからだ。焦りが感じられる。
川;゚∀゚)「えぇ・・何とか」
(;^ω^)「無理するなお!疲れたらいうお!」
川;゚∀゚)「わ・・わかっ・・た」
走りながらだったのではっきりとしゃべれない。それほど疲れている。
その状況に気が付きながらもあえて黙り、走り続ける二人。
止まることは氏を意味する。後ろからはあのフランケンが迫っているからだ。焦りが感じられる。
129: 2007/02/08(木) 22:29:23.11 ID:WRbosACA0
川;゚∀゚)「ゴホッ・・」
ツーが思わず咳き込んでしまう。
(;^ω^)「だ、大丈夫かお!」
川;゚∀゚)「ぶ、ブーン・・大丈夫・・」
その声に力は全く感じられなかった。大丈夫なわけが無い。
(;^ω^)「ツー!!もう少しで見つかるはずだお!頑張るお!」
ツーを励ましながら走る。角を曲がった所にようやく門があることを発見する二人。
ツーが思わず咳き込んでしまう。
(;^ω^)「だ、大丈夫かお!」
川;゚∀゚)「ぶ、ブーン・・大丈夫・・」
その声に力は全く感じられなかった。大丈夫なわけが無い。
(;^ω^)「ツー!!もう少しで見つかるはずだお!頑張るお!」
ツーを励ましながら走る。角を曲がった所にようやく門があることを発見する二人。
130: 2007/02/08(木) 22:31:30.21 ID:WRbosACA0
(;^ω^)「ハァ・・ハァ・・」」
二人はその門をくぐる。目の前には真っ直ぐな道が広がっている。
川;゚∀゚)「ゲホッ・・ゲホッ・・」
走ってきたことがかなり辛かったようで、また咳き込むツー。
(;^ω^)「大丈夫かお・・」
川;゚∀゚)「だ・・大丈夫・・でも少し休ませて・・」
(;^ω^)「お・・無理するなお」
ツーを木陰で休ませる。その間、二人はじっとしていた。
二人はその門をくぐる。目の前には真っ直ぐな道が広がっている。
川;゚∀゚)「ゲホッ・・ゲホッ・・」
走ってきたことがかなり辛かったようで、また咳き込むツー。
(;^ω^)「大丈夫かお・・」
川;゚∀゚)「だ・・大丈夫・・でも少し休ませて・・」
(;^ω^)「お・・無理するなお」
ツーを木陰で休ませる。その間、二人はじっとしていた。
131: 2007/02/08(木) 22:32:16.30 ID:WRbosACA0
川*゚∀゚)「ねえ・・ブーン」
( ^ω^)「なんだお?」
川*゚∀゚)「あなたは何で、こんな危険な運命を遂行しようとするの?氏ぬかもしれないのに・・」
( ^ω^)「何故か・・特に理由はないお。これが僕の運命って事で割り切ってるお」
( ^ω^)「それに・・僕の命一つで世界を救えるなら、それでいいと思うお」
川*゚∀゚)「ブーンは強いのね。私は未だに怖い・・自分の運命も自分自身も・・」
( ^ω^)「なんでだお?」
川*゚∀゚)「だって・・自分にこんな能力があるなんて未だに信じられないもの・・」
( ^ω^)「それは仕方ない物・・」
ブルルルルルルルン!!!!!」
( ^ω^)「なんだお?」
川*゚∀゚)「あなたは何で、こんな危険な運命を遂行しようとするの?氏ぬかもしれないのに・・」
( ^ω^)「何故か・・特に理由はないお。これが僕の運命って事で割り切ってるお」
( ^ω^)「それに・・僕の命一つで世界を救えるなら、それでいいと思うお」
川*゚∀゚)「ブーンは強いのね。私は未だに怖い・・自分の運命も自分自身も・・」
( ^ω^)「なんでだお?」
川*゚∀゚)「だって・・自分にこんな能力があるなんて未だに信じられないもの・・」
( ^ω^)「それは仕方ない物・・」
ブルルルルルルルン!!!!!」
133: 2007/02/08(木) 22:37:36.60 ID:WRbosACA0
川;゚∀゚)( ^ω^)「えっ・・?」
バリバリバリ!!!」
近くにあった木や草を根こそぎチェンソーで削っていく。
( ^ω^)「ツー!!危ないお!!」
ツーの座っていた場所の近くにチェンソーの刃が草や木を貫いていた。
ブーンはそれに気が付き、思い切りツーを突き飛ばした。
川*゚∀゚)「きゃっ!!」
小さく悲鳴をあげ、倒れこむツー。
バリバリバリ!!!」
近くにあった木や草を根こそぎチェンソーで削っていく。
( ^ω^)「ツー!!危ないお!!」
ツーの座っていた場所の近くにチェンソーの刃が草や木を貫いていた。
ブーンはそれに気が付き、思い切りツーを突き飛ばした。
川*゚∀゚)「きゃっ!!」
小さく悲鳴をあげ、倒れこむツー。
170: 2007/02/09(金) 19:08:48.89 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「早く体勢を立て直すお!ヤツがくるお!!」
川*゚∀゚)「う、うん!!」
二人はそこから少し離れ、臨戦体勢を取る。けたたましい叫び声のような音はドンドンと二人の方へやってきている。
その音が近くにくればくるほど、二人の体はか細い糸のようにピンと張る。
( ^ω^)「ツー・・」
川*゚∀゚)「なっ、何?」
( ^ω^)「先にいくお!ここは僕に任せとけお!!」
川*゚∀゚)「無理だよ!だってあいつは不氏身だもの・・」
( ^ω^)「気絶させるくらいなら僕にもできるはずだお!このムチに誓うお!信じるお!」
川*゚∀゚)「う、うん!!」
二人はそこから少し離れ、臨戦体勢を取る。けたたましい叫び声のような音はドンドンと二人の方へやってきている。
その音が近くにくればくるほど、二人の体はか細い糸のようにピンと張る。
( ^ω^)「ツー・・」
川*゚∀゚)「なっ、何?」
( ^ω^)「先にいくお!ここは僕に任せとけお!!」
川*゚∀゚)「無理だよ!だってあいつは不氏身だもの・・」
( ^ω^)「気絶させるくらいなら僕にもできるはずだお!このムチに誓うお!信じるお!」
171: 2007/02/09(金) 19:14:12.59 ID:fPRsYznk0
川*゚∀゚)「・・・・・・・」
川*゚∀゚)「・・・わかった。氏なないでね」
ツーは小さく呟き、向こう岸にある扉へ向かって走り出した。
( ^ω^)「振り向くなお!絶対に!!」
( ´`)「うおおおおおおっ!」
フランケンが今まで出さなかった怪物のような雄叫びを上げる。それは辺りを震撼させるのには充分過ぎるものだった。
(;^ω^)「グッ・・」
ブーンも例外では無く、その獰猛な獣のような叫び声に震撼する。
川*゚∀゚)「・・・わかった。氏なないでね」
ツーは小さく呟き、向こう岸にある扉へ向かって走り出した。
( ^ω^)「振り向くなお!絶対に!!」
( ´`)「うおおおおおおっ!」
フランケンが今まで出さなかった怪物のような雄叫びを上げる。それは辺りを震撼させるのには充分過ぎるものだった。
(;^ω^)「グッ・・」
ブーンも例外では無く、その獰猛な獣のような叫び声に震撼する。
172: 2007/02/09(金) 19:19:03.76 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「だが・・負けるわけには行かないお!」
自分の体から恐怖を振り払い、フランケンに向かって鬼神の如く突進していく。
( ^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおっ!!」
( ´`)「・・・!!」
先ほどのブーンとは何かが違うと気が付いたのか、フランケンの動きが一瞬止まった。
バンパイアハンターならではの独特な雰囲気がフランケンを本能的に恐怖させているのかもしれない。
バルルルン!!
( ´`)「・・・・・・!!」
ブーンの体に向かって腹辺りから水辺に疾風の如くチェンソーを振ってきた。技の鋭さはさっきより増してるように見えた
自分の体から恐怖を振り払い、フランケンに向かって鬼神の如く突進していく。
( ^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおっ!!」
( ´`)「・・・!!」
先ほどのブーンとは何かが違うと気が付いたのか、フランケンの動きが一瞬止まった。
バンパイアハンターならではの独特な雰囲気がフランケンを本能的に恐怖させているのかもしれない。
バルルルン!!
( ´`)「・・・・・・!!」
ブーンの体に向かって腹辺りから水辺に疾風の如くチェンソーを振ってきた。技の鋭さはさっきより増してるように見えた
173: 2007/02/09(金) 19:24:06.87 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「・・・!!」
その動きを見事に見切り、素早くしゃがんで攻撃を避ける。そしてその勢いでムチを振る。
ムチはブーンの意志を受け取ったかのように、直線的にフランケンを刺すように伸びていく。
シュパンッ!!
まるでムチは刀のような鋭さを持ち、フランケンに当たる。
( ´`)「・・・・!!」
その威力で少しふらつくフランケン。こいつにとって、さっきのムチの威力しか記憶出来てなかった為、
防御の体勢をしっかり作っていなかったのが裏目に出た。
その動きを見事に見切り、素早くしゃがんで攻撃を避ける。そしてその勢いでムチを振る。
ムチはブーンの意志を受け取ったかのように、直線的にフランケンを刺すように伸びていく。
シュパンッ!!
まるでムチは刀のような鋭さを持ち、フランケンに当たる。
( ´`)「・・・・!!」
その威力で少しふらつくフランケン。こいつにとって、さっきのムチの威力しか記憶出来てなかった為、
防御の体勢をしっかり作っていなかったのが裏目に出た。
174: 2007/02/09(金) 19:33:54.33 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「チャンスだお!食らえお!!」
思い切り聖水のビンをフランケンへ投げつける。
( ´`)「あああああああ!!」
傷ついた猪のように苦しむフランケン。いくら不氏身の体を持っていようと、聖なる水の前では成す術がない。
( ^ω^)「ふんっ!!」
勢いよくムチをふるう。さっきより一層鋭い軌道を描き、フランケンへ跳んでいく。
ピシッと張ったムチはまるで弓矢のように見えた。
思い切り聖水のビンをフランケンへ投げつける。
( ´`)「あああああああ!!」
傷ついた猪のように苦しむフランケン。いくら不氏身の体を持っていようと、聖なる水の前では成す術がない。
( ^ω^)「ふんっ!!」
勢いよくムチをふるう。さっきより一層鋭い軌道を描き、フランケンへ跳んでいく。
ピシッと張ったムチはまるで弓矢のように見えた。
175: 2007/02/09(金) 19:39:35.70 ID:fPRsYznk0
( ´`)「おああああ!!!!!!!」
叫び声と共に、フランケンはそこに倒れる。もう動こうとはしない。
( ^ω^)「・・ふぅ、やったお、リベンジ成功だお」
無事にフランケンを倒し、全身から力が抜けるブーン。
( ^ω^)「おっ・・いつまでもここにいる訳には行かないお。早くツーを追いかけるお!」
すぐに後ろを振り向くと、ツーの向かっていった扉へ、自分も向かっていく。
叫び声と共に、フランケンはそこに倒れる。もう動こうとはしない。
( ^ω^)「・・ふぅ、やったお、リベンジ成功だお」
無事にフランケンを倒し、全身から力が抜けるブーン。
( ^ω^)「おっ・・いつまでもここにいる訳には行かないお。早くツーを追いかけるお!」
すぐに後ろを振り向くと、ツーの向かっていった扉へ、自分も向かっていく。
176: 2007/02/09(金) 19:44:19.45 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「・・お」
扉の先には無機質な部屋が広がっている。静まり返った部屋。
目の前には棺のような物が置いてある。
そして、真ん中には見覚えのある怪物がいた。そいつはブーンに気がつく。
( ^Д^)「よぉ、お前とは縁があるのかも知れねぇな、ヒヒ」
まるで狂った人間の様に笑って見せたのは、あの吸血鬼だった。ブーンが二回とも返り討ちにし、二回目は粉々に粉砕したはずなのに、まだ生存している。
その生命力にブーンも呆れ気味だ。
扉の先には無機質な部屋が広がっている。静まり返った部屋。
目の前には棺のような物が置いてある。
そして、真ん中には見覚えのある怪物がいた。そいつはブーンに気がつく。
( ^Д^)「よぉ、お前とは縁があるのかも知れねぇな、ヒヒ」
まるで狂った人間の様に笑って見せたのは、あの吸血鬼だった。ブーンが二回とも返り討ちにし、二回目は粉々に粉砕したはずなのに、まだ生存している。
その生命力にブーンも呆れ気味だ。
178: 2007/02/09(金) 19:48:54.91 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「お前のような生命力を持った奴、久しぶりに見たお。目の前の女は・・頃したのかお?」
( ^Д^)「あぁ、のこのこと迷い込んでくれたからなあ・・女の血はやっぱりうめぇな」
その光景をまざまざと見せられたブーンに怒りの感情が彷彿とする。きつく手を握り締めた。
(#^ω^)「貴ッ様ぁ・・久しぶりに僕を怒らせたお。人の命をなんだと思ってるんだお!?」
( ^Д^)「あぁ?元は俺も人じゃねえか。被害者なんだぜ?ひ・が・い・しゃ」
絶対に思って無さそうな顔でそう発言する吸血鬼。
(#^ω^)「黙れお!!お前はそう思ってなんかいないお!二度と復活できないように叩き潰してやるお!」
( ^Д^)「あぁ、のこのこと迷い込んでくれたからなあ・・女の血はやっぱりうめぇな」
その光景をまざまざと見せられたブーンに怒りの感情が彷彿とする。きつく手を握り締めた。
(#^ω^)「貴ッ様ぁ・・久しぶりに僕を怒らせたお。人の命をなんだと思ってるんだお!?」
( ^Д^)「あぁ?元は俺も人じゃねえか。被害者なんだぜ?ひ・が・い・しゃ」
絶対に思って無さそうな顔でそう発言する吸血鬼。
(#^ω^)「黙れお!!お前はそう思ってなんかいないお!二度と復活できないように叩き潰してやるお!」
180: 2007/02/09(金) 19:57:27.40 ID:fPRsYznk0
( ^Д^)「へへっ、女の血を吸ったばっかの俺に勝てるかな?」
そう言って、ブーンの目の前から、影と一体化する様に姿を消す吸血鬼。
( ^ω^)(こいつ・・!一度目よりも動く速度が・・!!)
吸血鬼の言っていたことは嘘ではなかった。動きが格段に俊敏になっていた。この速度ではブーンも追尾可能かはわからない。
( ^ω^)(落ち着けお・・ブーン。相手の動きを感じるお)
神経を耳に全て集中し、いつ仕掛けてくるのか、機会を伺っている。
( ^ω^)(・・・くるっ!!)
そう言って、ブーンの目の前から、影と一体化する様に姿を消す吸血鬼。
( ^ω^)(こいつ・・!一度目よりも動く速度が・・!!)
吸血鬼の言っていたことは嘘ではなかった。動きが格段に俊敏になっていた。この速度ではブーンも追尾可能かはわからない。
( ^ω^)(落ち着けお・・ブーン。相手の動きを感じるお)
神経を耳に全て集中し、いつ仕掛けてくるのか、機会を伺っている。
( ^ω^)(・・・くるっ!!)
181: 2007/02/09(金) 19:57:54.51 ID:fPRsYznk0
ステップを踏み、左へ移動する。
( ^ω^)「くっ・・・・」
吸血鬼の鋭く伸びたツメが微妙に鎧を掠めた。大した損害ではないものの、確実に相手の戦闘能力が上がっていることを示している。
( ^Д^)「へぇ・・やるじゃねーか。今の攻撃をかわすなんてな」
( ^ω^)「まぐれじゃない事を証明してやるお。その時がお前の最後だお。覚悟するお」
( ^Д^)「うるせー、今のうちにほざいておきなよ」
そう発言し今度はブーンの目前から疾風の如く突撃を開始する吸血鬼。
( ^ω^)「・・見えたおっ!」
ブーンは高く空目掛けて、飛躍する。ブーンの跳躍力は半端でないほどある。
軽く吸血鬼の頭上を超えて見せた。
( ^ω^)「くっ・・・・」
吸血鬼の鋭く伸びたツメが微妙に鎧を掠めた。大した損害ではないものの、確実に相手の戦闘能力が上がっていることを示している。
( ^Д^)「へぇ・・やるじゃねーか。今の攻撃をかわすなんてな」
( ^ω^)「まぐれじゃない事を証明してやるお。その時がお前の最後だお。覚悟するお」
( ^Д^)「うるせー、今のうちにほざいておきなよ」
そう発言し今度はブーンの目前から疾風の如く突撃を開始する吸血鬼。
( ^ω^)「・・見えたおっ!」
ブーンは高く空目掛けて、飛躍する。ブーンの跳躍力は半端でないほどある。
軽く吸血鬼の頭上を超えて見せた。
184: 2007/02/09(金) 20:16:00.79 ID:fPRsYznk0
(;^Д^)「ば・・馬鹿な!!」
( ^ω^)「覚悟するお!!」
短剣を取り出し、吸血鬼の目を目掛けて思い切り投げつける。あっけに取られていた吸血鬼の目にあっさりと短剣が突き刺さった。
(;‐Д^)「うおわぁぁぁぁ!目が、目がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
吸血鬼が殴られた犬のように苦しんでいる間に地面に着地するブーン。
そしておまけで聖水を力の限り投げつける。
(;‐Д^)「おあああああああああああああああ!!!!!」
聖なる業火に体を燃やされる吸血鬼。その様子はまるで極悪犯の処刑を見ているような・・そんな凄まじい様子だった。
( ^ω^)「覚悟するお!!」
短剣を取り出し、吸血鬼の目を目掛けて思い切り投げつける。あっけに取られていた吸血鬼の目にあっさりと短剣が突き刺さった。
(;‐Д^)「うおわぁぁぁぁ!目が、目がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
吸血鬼が殴られた犬のように苦しんでいる間に地面に着地するブーン。
そしておまけで聖水を力の限り投げつける。
(;‐Д^)「おあああああああああああああああ!!!!!」
聖なる業火に体を燃やされる吸血鬼。その様子はまるで極悪犯の処刑を見ているような・・そんな凄まじい様子だった。
185: 2007/02/09(金) 20:21:04.38 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「言ったはずだお。二度と復活できないようにするって」
(;‐Д^)「ぎゃあああああ!!!!」
( ^ω^)「もう聞こえていないみたいだお。氏んでもらうお」
キュッとムチを握り締める。逆の手でクロスを投げつける。
もう正直充分な程に攻撃はした。それでもブーンの怒りは収まらない。
( ^ω^)「地獄で何度も何度も反省するといいお!」
そういって最後にムチを振る。鋭く伸びたその様子はまるで刀だった。
(;‐Д^)「ぐはっ・・」
ブーンの攻撃を受け、遂に力尽きる吸血鬼。もう再生する力も残っていないに違いない。
(;‐Д^)「ぎゃあああああ!!!!」
( ^ω^)「もう聞こえていないみたいだお。氏んでもらうお」
キュッとムチを握り締める。逆の手でクロスを投げつける。
もう正直充分な程に攻撃はした。それでもブーンの怒りは収まらない。
( ^ω^)「地獄で何度も何度も反省するといいお!」
そういって最後にムチを振る。鋭く伸びたその様子はまるで刀だった。
(;‐Д^)「ぐはっ・・」
ブーンの攻撃を受け、遂に力尽きる吸血鬼。もう再生する力も残っていないに違いない。
186: 2007/02/09(金) 20:23:43.51 ID:fPRsYznk0
( ^ω^)「・・外道だお」
そう言って、吸血鬼が消え去った所に唾を吐き捨てた。ここには氏んだ女とブーンしかもう残っていない。
( ^ω^)「早く先を急がないいけないお・・」
ブーンは隠し扉か何かが無いか探してみる。だがあたりも暗いせいなのか、見つからない。
( ^ω^)「・・そういえば、最初から前の棺が開いていたお。そこを探してみるお」
部屋の1番前にある、棺を調べてみようと、そちらに向かっていくブーン。
从 ∀从「・・・・・・」
女がかすかに動いている。だがブーンは気が付かない。
そう言って、吸血鬼が消え去った所に唾を吐き捨てた。ここには氏んだ女とブーンしかもう残っていない。
( ^ω^)「早く先を急がないいけないお・・」
ブーンは隠し扉か何かが無いか探してみる。だがあたりも暗いせいなのか、見つからない。
( ^ω^)「・・そういえば、最初から前の棺が開いていたお。そこを探してみるお」
部屋の1番前にある、棺を調べてみようと、そちらに向かっていくブーン。
从 ∀从「・・・・・・」
女がかすかに動いている。だがブーンは気が付かない。
187: 2007/02/09(金) 20:26:29.41 ID:fPRsYznk0
从 ゚∀从「・・・・・・」
氏んでいたはずの女が立ち上がる。そして虎の如く素早く、ブーンに噛み付こうとやってくる。
( ^ω^)「・・例え吸血鬼だろうと、女の人を傷つけたいとは思わないお・・」
( ^ω^)「出来れば、僕がいった後に目を覚まして欲しかったお・・」
从 ゚∀从「血ィィィィィいいいいIいいいい!!」
女は吸血鬼に噛まれてしまったせいで、完全なバンパイアと化してしまっていた。
( ^ω^)「ごめんお・・」
ムチを女にふるった。さっきの様子とは少し違う。躊躇いがちに・・
氏んでいたはずの女が立ち上がる。そして虎の如く素早く、ブーンに噛み付こうとやってくる。
( ^ω^)「・・例え吸血鬼だろうと、女の人を傷つけたいとは思わないお・・」
( ^ω^)「出来れば、僕がいった後に目を覚まして欲しかったお・・」
从 ゚∀从「血ィィィィィいいいいIいいいい!!」
女は吸血鬼に噛まれてしまったせいで、完全なバンパイアと化してしまっていた。
( ^ω^)「ごめんお・・」
ムチを女にふるった。さっきの様子とは少し違う。躊躇いがちに・・
188: 2007/02/09(金) 20:27:13.00 ID:fPRsYznk0
从 ゚∀从「うああああ!!」
そのムチの攻撃一撃だけで姿を消していった。
( ^ω^)「バンパイアになりたての奴ほど・・刈りやすい奴はいないお」
だが後味が悪かった。数分前までは普通な状態だった一般人を頃した。その後味の悪さほど、酷いものはなかった。
( ^ω^)「・・すまないお」
女が消え去った場所に、軽くお供えをして、口をあけた棺へ向かっていった。
その棺の先には、地下通路が広がっていた。
( ^ω^)「ようやく見つけたお・・さぁ、先に進むお」
ブーンは勢い良く、下に飛び降りた。
ただ真っ直ぐな道が続く。そのうち進んでいると、妙なレリーフがついている大きな扉がブーンの目の前に現れた。
( ^ω^)「ここに入れば・・きっと中心部にいけるはずだお。ツー・・生きてるおね?」
様々な思いを胸、大きなレリーフのついた門を開ける。そこに待ち受けていた者は・・
第六話 完
そのムチの攻撃一撃だけで姿を消していった。
( ^ω^)「バンパイアになりたての奴ほど・・刈りやすい奴はいないお」
だが後味が悪かった。数分前までは普通な状態だった一般人を頃した。その後味の悪さほど、酷いものはなかった。
( ^ω^)「・・すまないお」
女が消え去った場所に、軽くお供えをして、口をあけた棺へ向かっていった。
その棺の先には、地下通路が広がっていた。
( ^ω^)「ようやく見つけたお・・さぁ、先に進むお」
ブーンは勢い良く、下に飛び降りた。
ただ真っ直ぐな道が続く。そのうち進んでいると、妙なレリーフがついている大きな扉がブーンの目の前に現れた。
( ^ω^)「ここに入れば・・きっと中心部にいけるはずだお。ツー・・生きてるおね?」
様々な思いを胸、大きなレリーフのついた門を開ける。そこに待ち受けていた者は・・
第六話 完
193: 2007/02/09(金) 20:38:53.53 ID:fPRsYznk0
黙示録をやった事がある人には分かると思いますが、
城壁、地下通路のステージは省略しています。ここはあまり重要じゃない気がしたので。
悪魔城中心部からが長くなりそうなのでその為です。
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
城壁、地下通路のステージは省略しています。ここはあまり重要じゃない気がしたので。
悪魔城中心部からが長くなりそうなのでその為です。
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります