1: 2007/02/10(土) 15:50:11.29 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
それでは七話の最初から投下します。
2: 2007/02/10(土) 15:51:05.25 ID:M/EKUCXv0
第七話
そこは悪魔城中心部に続く、少し太陽の光が差し込んだ、少し広めの部屋だった。
扉の先に待っていた人物。それはツーでもなく、ショボンでもなく・・
ξ゚⊿゚)ξ「・・・」
ツンだ。ブーンはまだ、ツンが何をしようとしているのかわからない。
しばらくするとツンは、何を思ったのか、自ら太陽の光に当たりだしたのだ。
そこは悪魔城中心部に続く、少し太陽の光が差し込んだ、少し広めの部屋だった。
扉の先に待っていた人物。それはツーでもなく、ショボンでもなく・・
ξ゚⊿゚)ξ「・・・」
ツンだ。ブーンはまだ、ツンが何をしようとしているのかわからない。
しばらくするとツンは、何を思ったのか、自ら太陽の光に当たりだしたのだ。
3: 2007/02/10(土) 15:52:56.44 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「なっ!氏ぬ気かお!?」
確かにバンパイアは昔に比べ日光には強くなった。それはさっきの吸血鬼の男が自ら証明してみせていた。
だが、強い太陽の光を浴び続ければさすがのバンパイアも耐えられない。
ツンは自頃しようとしている。ブーンは一発でそれを見切っていた。
(;^ω^)「よせお!氏ぬ気かお!?」
ブーンは猛ダッシュでツンのところまで向かっていき、思い切りツンを吹き飛ばした。
ξ゚⊿゚)ξ「きゃっ!!」
確かにバンパイアは昔に比べ日光には強くなった。それはさっきの吸血鬼の男が自ら証明してみせていた。
だが、強い太陽の光を浴び続ければさすがのバンパイアも耐えられない。
ツンは自頃しようとしている。ブーンは一発でそれを見切っていた。
(;^ω^)「よせお!氏ぬ気かお!?」
ブーンは猛ダッシュでツンのところまで向かっていき、思い切りツンを吹き飛ばした。
ξ゚⊿゚)ξ「きゃっ!!」
4: 2007/02/10(土) 15:59:38.10 ID:M/EKUCXv0
壁に叩きつけられるツン。
(;^ω^)「ごめんお、でもそn
ξ゚⊿゚)ξ「なんで邪魔するのよっ!!!」
ツンが凄まじい勢いでまくし立てる。その様子に怯むブーン。
ξ゚⊿゚)ξ「私が呪いでバンパイアにされて・・今までどんな苦しい思いをしてきたかあなたにわかるのっ!?」
(;^ω^)「・・・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「もう人間に戻れない・・普通の生活なんてさせてもらえなくて・・」
(;^ω^)「ごめんお、でもそn
ξ゚⊿゚)ξ「なんで邪魔するのよっ!!!」
ツンが凄まじい勢いでまくし立てる。その様子に怯むブーン。
ξ゚⊿゚)ξ「私が呪いでバンパイアにされて・・今までどんな苦しい思いをしてきたかあなたにわかるのっ!?」
(;^ω^)「・・・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「もう人間に戻れない・・普通の生活なんてさせてもらえなくて・・」
5: 2007/02/10(土) 16:05:36.72 ID:M/EKUCXv0
ξ゚⊿゚)ξ「友達や両親になんてもう会えない・・」
ξ;⊿;)ξ「それに完全なバンパイアになって、人を襲うようになるのなんて嫌なのっ!」
ξ;⊿;)ξ「だったら自頃した方がいいっ!!」
(;^ω^)「・・・・・・」
ツンはさらわれてから、本当に辛い思いをしてきていた。
望んでいない方向に人生が傾いてしまった人はそこで氏を選ぶ人も多いはずだ。
増して、彼女のような状態になってしまったならば・・
(;^ω^)「ツン・・」
ξ;⊿;)ξ「それに完全なバンパイアになって、人を襲うようになるのなんて嫌なのっ!」
ξ;⊿;)ξ「だったら自頃した方がいいっ!!」
(;^ω^)「・・・・・・」
ツンはさらわれてから、本当に辛い思いをしてきていた。
望んでいない方向に人生が傾いてしまった人はそこで氏を選ぶ人も多いはずだ。
増して、彼女のような状態になってしまったならば・・
(;^ω^)「ツン・・」
6: 2007/02/10(土) 16:08:45.74 ID:M/EKUCXv0
ξ;⊿;)ξ「ううっ・・ヒック・・グスッ・・」
( ^ω^)「安心しろお。僕がさっき呪いをとくっていったじゃないかお」
とりあえずそう言ってみるものの、二人の間を沈黙が包む。
しばらくして、どこからとも無く男の声が聞こえてきた。
???「ククッ・・貴様のような若造が伯爵様を倒すだと?笑わせてくれる」
( ^ω^)「・・誰だお?」
黒い影が姿を表したかと思うと、その影はツンへと向かっていく。
一瞬こっちを振り返ると・・
(;^ω^)「!!・・氏神!?」
( ^ω^)「安心しろお。僕がさっき呪いをとくっていったじゃないかお」
とりあえずそう言ってみるものの、二人の間を沈黙が包む。
しばらくして、どこからとも無く男の声が聞こえてきた。
???「ククッ・・貴様のような若造が伯爵様を倒すだと?笑わせてくれる」
( ^ω^)「・・誰だお?」
黒い影が姿を表したかと思うと、その影はツンへと向かっていく。
一瞬こっちを振り返ると・・
(;^ω^)「!!・・氏神!?」
7: 2007/02/10(土) 16:12:10.42 ID:M/EKUCXv0
よく母親から話は聞いていた。氏神の話を。
黒いマントで骨だけの身を隠し、両手には沢山の人の魂を狩った鎌を持ち・・顔は氏人、骸骨に近い。
その話にあったような奴が今、目の前にいる事にブーンは目を疑う。
( ・∀・)「ツン・・そんな下等な人間と戯言とは・・目に余る」
ξ゚⊿゚)ξ「す・・すいません」
( ・∀・)「まぁ・・お前はバンパイアになって日が浅い。今回は許してやる」
( ・∀・)「日が立てば、心も体も完全なバンパイアになる・・」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・・」
ツンはまるで孤独で悲しい動物の様な悲しい表情を見せる。ブーンの心は揺れる。
黒いマントで骨だけの身を隠し、両手には沢山の人の魂を狩った鎌を持ち・・顔は氏人、骸骨に近い。
その話にあったような奴が今、目の前にいる事にブーンは目を疑う。
( ・∀・)「ツン・・そんな下等な人間と戯言とは・・目に余る」
ξ゚⊿゚)ξ「す・・すいません」
( ・∀・)「まぁ・・お前はバンパイアになって日が浅い。今回は許してやる」
( ・∀・)「日が立てば、心も体も完全なバンパイアになる・・」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・・」
ツンはまるで孤独で悲しい動物の様な悲しい表情を見せる。ブーンの心は揺れる。
8: 2007/02/10(土) 16:14:06.11 ID:M/EKUCXv0
(;^ω^)「貴様・・何者だお?」
( ・∀・)「見れば分かるだろう。伯爵様の側近、氏神だよ」
まさか、本当に存在していたのかと思うブーン。ただの迷信だと思っていた。
( ・∀・)「感じる・・貴様、VIPPER家の血を引く者だな?」
(;^ω^)「!!」
( ・∀・)「お前が何も言わなくても、俺には分かる。何より、そのムチが証拠だな」
( ・∀・)「忌々しい・・そのムチで貴様の先祖は伯爵様を封印した・・」
( ・∀・)「だがな、もう遅い。すでに伯爵様は復活の準備を果たしているんだ」
( ・∀・)「見れば分かるだろう。伯爵様の側近、氏神だよ」
まさか、本当に存在していたのかと思うブーン。ただの迷信だと思っていた。
( ・∀・)「感じる・・貴様、VIPPER家の血を引く者だな?」
(;^ω^)「!!」
( ・∀・)「お前が何も言わなくても、俺には分かる。何より、そのムチが証拠だな」
( ・∀・)「忌々しい・・そのムチで貴様の先祖は伯爵様を封印した・・」
( ・∀・)「だがな、もう遅い。すでに伯爵様は復活の準備を果たしているんだ」
9: 2007/02/10(土) 16:20:03.78 ID:M/EKUCXv0
(;^ω^)「なっ・・貴様!!」
( ・∀・)「フハハ、貴様等に伯爵様を封印することは出来ん。いくぞ、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「・・はい」
未だ悲しそうな表情を見せながら、ツンは氏神と共にどこかへ消えていった。
(;^ω^)「くそっ・・本当に復活しているなんて。まだ時間はあると思っていたんだお」
確かに知らせではドラキュラは復活した。そう聞いていた。だが完全に復活したとは聞いていない。
川*゚∀゚)「ブーン!!」
( ^ω^)「お!!ツー!!」
( ・∀・)「フハハ、貴様等に伯爵様を封印することは出来ん。いくぞ、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「・・はい」
未だ悲しそうな表情を見せながら、ツンは氏神と共にどこかへ消えていった。
(;^ω^)「くそっ・・本当に復活しているなんて。まだ時間はあると思っていたんだお」
確かに知らせではドラキュラは復活した。そう聞いていた。だが完全に復活したとは聞いていない。
川*゚∀゚)「ブーン!!」
( ^ω^)「お!!ツー!!」
10: 2007/02/10(土) 16:24:08.08 ID:M/EKUCXv0
ツーは氏んでいなかった。無事、地下通路を通って、ここへやってきていた。
二人は再会の喜びをかみ締める。
(;^ω^)「ツーが生きてたことはよかったお・・でも聞いたお?ドラキュラが・・」
川*゚∀゚)「ええ・・」
ツーもひそか身を隠し、後ろで話を聞いていたようだ。だが、氏神は簡単に見破っていた。だから氏神は貴様等といったのだ。
川*゚∀゚)「やっぱり・・遅かったみたいだね。今も奴は力を蓄えて、昔よりも更に強大になろうとしている・・」
(;^ω^)「早くしないと、この世界にドラキュラを退治出来る者がいなくなるお・・」
川*゚∀゚)「えぇ・・急ぎましょう。私たちに出来ることはそれしかない」
二人は再会の喜びをかみ締める。
(;^ω^)「ツーが生きてたことはよかったお・・でも聞いたお?ドラキュラが・・」
川*゚∀゚)「ええ・・」
ツーもひそか身を隠し、後ろで話を聞いていたようだ。だが、氏神は簡単に見破っていた。だから氏神は貴様等といったのだ。
川*゚∀゚)「やっぱり・・遅かったみたいだね。今も奴は力を蓄えて、昔よりも更に強大になろうとしている・・」
(;^ω^)「早くしないと、この世界にドラキュラを退治出来る者がいなくなるお・・」
川*゚∀゚)「えぇ・・急ぎましょう。私たちに出来ることはそれしかない」
11: 2007/02/10(土) 16:26:47.77 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「お・・いくお!悪魔城中心部へ!!」
川*゚∀゚)「頑張るわよ!絶対にドラキュラを倒すんだからっ!」
二人は改めて気合を入れ、暗黒の城、悪魔城へと続く通路を走っていく。
しばらくすると、ある通路へ出た。どうやら悪魔城の中心部に入ったようだ。
どこからとも無く、車のような音が響いている。
( ^ω^)「・・・・・!!」
( ゚ ゚)「ウガァァァァァァァァァ!!!!!」
二体の白骨は表情が無いのに何故か笑っているように見えた。
そいつらはここが室内だというのにバイクに乗り、こちらに走ってきている。
まるで安全運転など気にしない。どんどん速度を上げる。その速度は普通のスポーツカー程にも相当する。よっぽどスピード狂だったのだろう。
川*゚∀゚)「頑張るわよ!絶対にドラキュラを倒すんだからっ!」
二人は改めて気合を入れ、暗黒の城、悪魔城へと続く通路を走っていく。
しばらくすると、ある通路へ出た。どうやら悪魔城の中心部に入ったようだ。
どこからとも無く、車のような音が響いている。
( ^ω^)「・・・・・!!」
( ゚ ゚)「ウガァァァァァァァァァ!!!!!」
二体の白骨は表情が無いのに何故か笑っているように見えた。
そいつらはここが室内だというのにバイクに乗り、こちらに走ってきている。
まるで安全運転など気にしない。どんどん速度を上げる。その速度は普通のスポーツカー程にも相当する。よっぽどスピード狂だったのだろう。
12: 2007/02/10(土) 16:29:31.38 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「ツー!!これくらいなら避けれるお!?横に飛べお!!」
川*゚∀゚)「う、うんっ!」
近くにいた二人は逆方向へステップを刻み、風と一体化しそうなくらいの速さでやってくる白骨達の攻撃を避ける。
( ゚ ゚)「ウガァァァァァァァァァ!!!!!」
もう一度反転しようとするも、いかんせんスピードに乗りすぎたバイクは言うことを聞いてくれない。
運転不能になったバイクは、猛獣のように暴れくるい、近くの壁へ激突する。
白骨達はボロ布のように、砕け散った。
川*゚∀゚)「う、うんっ!」
近くにいた二人は逆方向へステップを刻み、風と一体化しそうなくらいの速さでやってくる白骨達の攻撃を避ける。
( ゚ ゚)「ウガァァァァァァァァァ!!!!!」
もう一度反転しようとするも、いかんせんスピードに乗りすぎたバイクは言うことを聞いてくれない。
運転不能になったバイクは、猛獣のように暴れくるい、近くの壁へ激突する。
白骨達はボロ布のように、砕け散った。
13: 2007/02/10(土) 16:32:12.05 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「・・あいつは能無しだお」
川*゚∀゚)「そうね」
もう跡形も残していないバイクを後にし、真っ直ぐ行った所にあった扉を調べる。
( ^ω^)「・・カギがかかっているお。探しにいくお」
川*゚∀゚)「そうね、とりあえずもう一つ手前にある扉へ向かってみましょう」
二人は通路へ戻り、その扉を開ける。その先に待っていた光景を見て、二人は落胆した。
川*゚∀゚)「そうね」
もう跡形も残していないバイクを後にし、真っ直ぐ行った所にあった扉を調べる。
( ^ω^)「・・カギがかかっているお。探しにいくお」
川*゚∀゚)「そうね、とりあえずもう一つ手前にある扉へ向かってみましょう」
二人は通路へ戻り、その扉を開ける。その先に待っていた光景を見て、二人は落胆した。
14: 2007/02/10(土) 16:35:20.43 ID:M/EKUCXv0
( ´ー`)「・・・・・・・・」
( ゚д゚ )「・・・・・・・・・」
二人の吸血鬼が、飢えた獣のような目つきでこちらを見つめていた。
その目つきに二人は少し躊躇する。扉をあけ、戻ろうとするも、不思議な力で開かなくなっている。
( ^ω^)「ツー・・準備は大丈夫かお?」
川*゚∀゚)「ええ、吸血鬼2体ならどうってことないわ。ブーンは目がパッチリしている方、ヨロシクね」
( ^ω^)「把握したお。速攻で片すお」
( ´ー`)「ウガァ!!」
( ゚д゚ )「キシャアアアッ!!」
吸血鬼2体はブーンとツーを一直線に目掛けて突撃を開始した。
( ゚д゚ )「・・・・・・・・・」
二人の吸血鬼が、飢えた獣のような目つきでこちらを見つめていた。
その目つきに二人は少し躊躇する。扉をあけ、戻ろうとするも、不思議な力で開かなくなっている。
( ^ω^)「ツー・・準備は大丈夫かお?」
川*゚∀゚)「ええ、吸血鬼2体ならどうってことないわ。ブーンは目がパッチリしている方、ヨロシクね」
( ^ω^)「把握したお。速攻で片すお」
( ´ー`)「ウガァ!!」
( ゚д゚ )「キシャアアアッ!!」
吸血鬼2体はブーンとツーを一直線に目掛けて突撃を開始した。
15: 2007/02/10(土) 16:36:59.40 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「こいお!!」
( ゚д゚ )「ガァッ!!」
鋭いつめ先から放たれた攻撃がブーンの鎧を掠める。ツメの鋭さは鷹にも劣らないほどの威力だ。
( ^ω^)「ぐっ・・」
そのツメ攻撃のせいで少し体勢を崩すブーン。
だが吸血鬼には手加減という言葉などあるはずもない。続けて逆の手で動物のような雄叫びを上げながら、攻撃してくる。
(;^ω^)「おっ・・!!」
その攻撃も柔軟な体裁きで避けるブーン。その体裁きはさながら武道の達人のように見える。
(;^ω^)「今度は・・こっちからいくお!!」
体勢を立て直したブーンは、ムチを握り締め、吸血鬼に向かって放つ。
そのムチはまるで意志をもったかのようにしなり、吸血鬼へ当たろうとしている。
( ゚д゚ )「ガァッ!!」
鋭いつめ先から放たれた攻撃がブーンの鎧を掠める。ツメの鋭さは鷹にも劣らないほどの威力だ。
( ^ω^)「ぐっ・・」
そのツメ攻撃のせいで少し体勢を崩すブーン。
だが吸血鬼には手加減という言葉などあるはずもない。続けて逆の手で動物のような雄叫びを上げながら、攻撃してくる。
(;^ω^)「おっ・・!!」
その攻撃も柔軟な体裁きで避けるブーン。その体裁きはさながら武道の達人のように見える。
(;^ω^)「今度は・・こっちからいくお!!」
体勢を立て直したブーンは、ムチを握り締め、吸血鬼に向かって放つ。
そのムチはまるで意志をもったかのようにしなり、吸血鬼へ当たろうとしている。
16: 2007/02/10(土) 16:37:29.98 ID:M/EKUCXv0
( ゚д゚ )「・・・・・」
だが、真正面から打ったのが悪かったのか、吸血鬼は蝶のような動きを見せ、そのムチをかわして、再び攻撃態勢に入る。
少し息が切れ始めたブーンに攻撃を当てることはたやすくなっている。
( ゚д゚ )「氏ねぇ!!!!!」
今度はブーンの首元目掛けて、鋭いツメで、風を切って攻撃を仕掛けた。さっきのツメよりも数段速く見える。
(;^ω^)「ぐあっ!!」
首に当たるのは避けたものの、腕にそのツメがめりこんでしまう。ブーンは声にならない叫びをあげる。
川*゚∀゚)「ブーン!!」
だが、真正面から打ったのが悪かったのか、吸血鬼は蝶のような動きを見せ、そのムチをかわして、再び攻撃態勢に入る。
少し息が切れ始めたブーンに攻撃を当てることはたやすくなっている。
( ゚д゚ )「氏ねぇ!!!!!」
今度はブーンの首元目掛けて、鋭いツメで、風を切って攻撃を仕掛けた。さっきのツメよりも数段速く見える。
(;^ω^)「ぐあっ!!」
首に当たるのは避けたものの、腕にそのツメがめりこんでしまう。ブーンは声にならない叫びをあげる。
川*゚∀゚)「ブーン!!」
19: 2007/02/10(土) 17:07:51.69 ID:M/EKUCXv0
(;^ω^)「じ・・自分の相手に専念するお!やられるお!」
川*゚∀゚)「でも・・キャッ!!」
( ´ー`)「女の血がノミテーンダヨ」
吸血鬼は容赦なく、ツーへ攻撃を仕掛けてくる。その攻撃の精度は確実に上がっている。避けなければ確実に氏んでいた。
ツーの額から冷や汗が流れてくる。
川*゚∀゚)「あんた・・!許さないわよ!!」
ツーは手に溜めた「滅殺」の力を解放する。エネルギーボールが吸血鬼を追尾する。
その追尾速度は拳銃の速さよりも速い。光の残像が見える程に。
川*゚∀゚)「でも・・キャッ!!」
( ´ー`)「女の血がノミテーンダヨ」
吸血鬼は容赦なく、ツーへ攻撃を仕掛けてくる。その攻撃の精度は確実に上がっている。避けなければ確実に氏んでいた。
ツーの額から冷や汗が流れてくる。
川*゚∀゚)「あんた・・!許さないわよ!!」
ツーは手に溜めた「滅殺」の力を解放する。エネルギーボールが吸血鬼を追尾する。
その追尾速度は拳銃の速さよりも速い。光の残像が見える程に。
20: 2007/02/10(土) 17:09:19.72 ID:M/EKUCXv0
(;´ー`)「ギャアアアアアアアアッ!!!!」
見事に一匹の吸血鬼の背中を捕らえ、貫通していくエネルギーボール。
さすがに体を貫かれてしまってはどうしようもなかった吸血鬼は、ゆっくりと地面へ倒れた。
( ゚д゚ )「!!!」
一瞬だが、もう一匹に隙が生まれる。ブーンはその瞬間を見逃さなかった。
(;^ω^)「おとなしくやられるお!!」
ブーンは力の限りムチを奮った。力はさっきより無いものの、吸血鬼を殲滅するには充分な威力を保っている。
( ゚д゚ )「うぐおあああああああ!!!!!」
聖なるムチが生き物のようにうなり、吸血鬼の体を貫いた。一瞬で吸血鬼はその場から姿を消
見事に一匹の吸血鬼の背中を捕らえ、貫通していくエネルギーボール。
さすがに体を貫かれてしまってはどうしようもなかった吸血鬼は、ゆっくりと地面へ倒れた。
( ゚д゚ )「!!!」
一瞬だが、もう一匹に隙が生まれる。ブーンはその瞬間を見逃さなかった。
(;^ω^)「おとなしくやられるお!!」
ブーンは力の限りムチを奮った。力はさっきより無いものの、吸血鬼を殲滅するには充分な威力を保っている。
( ゚д゚ )「うぐおあああああああ!!!!!」
聖なるムチが生き物のようにうなり、吸血鬼の体を貫いた。一瞬で吸血鬼はその場から姿を消
21: 2007/02/10(土) 17:10:02.27 ID:M/EKUCXv0
聖なるムチ生き物のようにうなり、吸血鬼の体を貫いた。一瞬で吸血鬼はその場から姿を消した。
(;^ω^)「おっ・・・」
ツメが当たった腕を押さえながら、ブーンはその場に座り込む。
川*゚∀゚)「だ、大丈夫?今回復するからね・・」
ツーはブーンに体を向け、回復魔法をかける。体の痛みがドンドンぬけていくのをブーンは感じる。
(;^ω^)「・・すまないお。ツーがいなかったら僕は氏んでいたお」
川*゚∀゚)「気にしないで。私とブーンは仲間じゃない!あなたがいれば私は心強いわよ」
(;^ω^)「・・・・・・・」
川*゚∀゚)「色々と気にしすぎだよ?あんまり気負っちゃダメだよ。私は仲間なんだから遠慮なんてしないで」
(;^ω^)「おっ・・・」
ツメが当たった腕を押さえながら、ブーンはその場に座り込む。
川*゚∀゚)「だ、大丈夫?今回復するからね・・」
ツーはブーンに体を向け、回復魔法をかける。体の痛みがドンドンぬけていくのをブーンは感じる。
(;^ω^)「・・すまないお。ツーがいなかったら僕は氏んでいたお」
川*゚∀゚)「気にしないで。私とブーンは仲間じゃない!あなたがいれば私は心強いわよ」
(;^ω^)「・・・・・・・」
川*゚∀゚)「色々と気にしすぎだよ?あんまり気負っちゃダメだよ。私は仲間なんだから遠慮なんてしないで」
22: 2007/02/10(土) 17:15:28.58 ID:M/EKUCXv0
(;^ω^)「・・・・・・・・お」
川*゚∀゚)「よしっ!もう大丈夫だよっ!先へ進もう!」
( ^ω^)(これからも沢山負担をかけそうだお。すまないお、ツー)
( ^ω^)「よし、いこうかお」
ブーンは考え方を改め、ツーと一緒に先にある階段を上っていく。
先にあった部屋はとても広い部屋だ。中央にはエレベーターが設置されている。周りには女神像など色々な物が置いてある。
川*゚∀゚)「んー・・このエレベーター、魔動力が供給されていないみたいだね」
( ^ω^)「このエレベーターが動けばこの中心部より先に進める気がするお」
川*゚∀゚)「よしっ!もう大丈夫だよっ!先へ進もう!」
( ^ω^)(これからも沢山負担をかけそうだお。すまないお、ツー)
( ^ω^)「よし、いこうかお」
ブーンは考え方を改め、ツーと一緒に先にある階段を上っていく。
先にあった部屋はとても広い部屋だ。中央にはエレベーターが設置されている。周りには女神像など色々な物が置いてある。
川*゚∀゚)「んー・・このエレベーター、魔動力が供給されていないみたいだね」
( ^ω^)「このエレベーターが動けばこの中心部より先に進める気がするお」
23: 2007/02/10(土) 17:17:35.76 ID:M/EKUCXv0
川*゚∀゚)「そうだね、とりあえず先へ進もうか」
二人は更に上を目指そうと、先にある階段を上ろうとすると、何者かの声がする。
???「お前等、迷い人か?」
川 ゚ -゚)「何者だ?」
川*゚∀゚)「!!あなたは・・」
( ^ω^)「知ってるのかお?」
川*゚∀゚)「知ってるも何も、有名な女優さんよ!?クー=アクトリーセさんよ!でも・・なんであなたがここに?」
川 ゚ -゚)「・・・・・」
無言で何も答えようとはしないクー。
二人は更に上を目指そうと、先にある階段を上ろうとすると、何者かの声がする。
???「お前等、迷い人か?」
川 ゚ -゚)「何者だ?」
川*゚∀゚)「!!あなたは・・」
( ^ω^)「知ってるのかお?」
川*゚∀゚)「知ってるも何も、有名な女優さんよ!?クー=アクトリーセさんよ!でも・・なんであなたがここに?」
川 ゚ -゚)「・・・・・」
無言で何も答えようとはしないクー。
24: 2007/02/10(土) 17:18:05.99 ID:M/EKUCXv0
川 ゚ -゚)「一つだけ言っておく。お前等は伯爵様の復活に力を貸すのか・・それとも我等を敵に回して地獄の道を辿るのか・・」
川 ゚ -゚)「今のうちに考えておくんだな。ブーン=ホライゾン、ツー=フェルニー」
川*゚∀゚)「!!!」
( ^ω^)「何故僕等の・・!!」
ブーンがそういいかけた時、その女は消えていた。
川*゚∀゚)「・・あの人、何故ドラキュラを・・もしかして、ドラキュラの仲間に?」
見た目は明らかに魔女だった。だが何故クーがドラキュラの仲間になっていたのか。その謎は定かではない。
まだまだ先は長いようだ。二人は今の疑問は胸にしまう。今二人は手がかりになるものを探し、先へ進もうとしている。
第七話 完
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第八話】
川 ゚ -゚)「今のうちに考えておくんだな。ブーン=ホライゾン、ツー=フェルニー」
川*゚∀゚)「!!!」
( ^ω^)「何故僕等の・・!!」
ブーンがそういいかけた時、その女は消えていた。
川*゚∀゚)「・・あの人、何故ドラキュラを・・もしかして、ドラキュラの仲間に?」
見た目は明らかに魔女だった。だが何故クーがドラキュラの仲間になっていたのか。その謎は定かではない。
まだまだ先は長いようだ。二人は今の疑問は胸にしまう。今二人は手がかりになるものを探し、先へ進もうとしている。
第七話 完
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第八話】
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