31: 2007/02/10(土) 20:24:17.79 ID:M/EKUCXv0
そろそろ投下始めます。
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第八話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第八話】
32: 2007/02/10(土) 20:26:05.95 ID:M/EKUCXv0
第八話
( ^ω^)「お・・この女神像・・」
クーが出現した部屋で何か手がかりを探しているブーンとツー。
ブーンは部屋の端に置いてある女神像の存在を確認する。
( ^ω^)「何か落ちてるお。気になるお」
女神像のすぐ下に、光り輝く物を発見するブーン。
それを手にとろうとする。
川*゚∀゚)「ブーン!!そこから離れて!!」
ツーの悲鳴にも似た叫び声がブーンの行動を止める。
( ^ω^)「お・・この女神像・・」
クーが出現した部屋で何か手がかりを探しているブーンとツー。
ブーンは部屋の端に置いてある女神像の存在を確認する。
( ^ω^)「何か落ちてるお。気になるお」
女神像のすぐ下に、光り輝く物を発見するブーン。
それを手にとろうとする。
川*゚∀゚)「ブーン!!そこから離れて!!」
ツーの悲鳴にも似た叫び声がブーンの行動を止める。
33: 2007/02/10(土) 20:29:45.25 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「お!?」
ブーンがいったん女神像から離れ、その状況を見てみる。ブーンは愕然とする。
(;^ω^)「何故・・」
その女神像は、血の涙を流していた。何故なのかは分からない。
その涙はなかなか止まる事が無く、とめどなくあふれてきている。
川*゚∀゚)「・・・・・・・!!」
ブーンがいったん女神像から離れ、その状況を見てみる。ブーンは愕然とする。
(;^ω^)「何故・・」
その女神像は、血の涙を流していた。何故なのかは分からない。
その涙はなかなか止まる事が無く、とめどなくあふれてきている。
川*゚∀゚)「・・・・・・・!!」
34: 2007/02/10(土) 20:33:35.81 ID:M/EKUCXv0
何かの異変に気が付くツー。そして、同時にブーンに声をかける。
川*゚∀゚)「それはただの血なんかじゃない!ブーン、離れて!!」
(;^ω^)「おっ!?」
もう遅かった。その液体はすぐに人間状に姿を変えると、待ってましたと言わんばかりに、
自分の手を針のような形にして、ブーンに向かって素早く突き刺しにかかっていた。
(;^ω^)「ふあっ!!」
その攻撃を持ち前の反射神経で、なんとか回避するブーン。
だが、自分の頬から流血している事が分かる。なんという鋭い攻撃なのだろうか。
川*゚∀゚)「それはただの血なんかじゃない!ブーン、離れて!!」
(;^ω^)「おっ!?」
もう遅かった。その液体はすぐに人間状に姿を変えると、待ってましたと言わんばかりに、
自分の手を針のような形にして、ブーンに向かって素早く突き刺しにかかっていた。
(;^ω^)「ふあっ!!」
その攻撃を持ち前の反射神経で、なんとか回避するブーン。
だが、自分の頬から流血している事が分かる。なんという鋭い攻撃なのだろうか。
35: 2007/02/10(土) 20:36:52.39 ID:M/EKUCXv0
( ^^)「・・・・・・・」
真っ赤な液体、今は人間の姿をしているこの怪物は、あっという間に液体へと変化した。その変体ぶりはカメレオンの色変わりのようだ。
(;^ω^)「くっ・・・・!!!」
川*゚∀゚)「今のうちにこっちへ!!」
エネボールを自分の手に溜め、攻撃の機会をうかがいながらツーはそう叫ぶ。
(;^ω^)「あいつは・・何者だお?」
川*゚∀゚)「正直、私にもわからないわ。敵であることだけは確かよ。油断しないで!!」
赤い液体は地べたを徘徊している。こっちがいつ油断の姿勢を見せるのかを伺っているうようにも見えた。
その間、その場所には静寂が包む。さっきまでの騒がしさとはまるで別。別の空間が完成されている。
真っ赤な液体、今は人間の姿をしているこの怪物は、あっという間に液体へと変化した。その変体ぶりはカメレオンの色変わりのようだ。
(;^ω^)「くっ・・・・!!!」
川*゚∀゚)「今のうちにこっちへ!!」
エネボールを自分の手に溜め、攻撃の機会をうかがいながらツーはそう叫ぶ。
(;^ω^)「あいつは・・何者だお?」
川*゚∀゚)「正直、私にもわからないわ。敵であることだけは確かよ。油断しないで!!」
赤い液体は地べたを徘徊している。こっちがいつ油断の姿勢を見せるのかを伺っているうようにも見えた。
その間、その場所には静寂が包む。さっきまでの騒がしさとはまるで別。別の空間が完成されている。
36: 2007/02/10(土) 20:39:48.04 ID:M/EKUCXv0
(;^ω^)「・・・・・・・・・・・」
川*゚∀゚)「・・・・・・・・・」
二人はその静寂に身を任せ、相手が人間型に変わる機会を模索している。
だが液体も馬鹿ではない。二人の集中力を少しでも消耗させようと、まるで鼠のように素早く動き回っている。
(;^ω^)「・・・・・・・・くるっ!!」
ブーンは相手が出てくる場所を予測し、ムチを奮う。
そのムチ裁きは少しずつ上達している。ムチは蛇のようにしなりながら、液体に向かっていく。
( ^^)「!!!!」
見事にブーンのムチは人形の液体に当たる。だが、こいつは液体故にどこが致命的な弱点なのかが判明しない。
生命力をこれくらいで失うほど、液体も軟弱ではない。
37: 2007/02/10(土) 20:43:12.11 ID:M/EKUCXv0
川*゚∀゚)「そこっ!!」
手に溜めていたありったけのエネボールを液体に向かって勢い良く放つツー。
いくら弱点のわからない液体でもこの攻撃を食らえばひとたまりも無い。ちなみにこのエネボールは追尾能力もかね揃えている。
(;^^)「!!!!!!」
ツーのエネボールがヒットするたびに、グシャ、グシャという嫌な音がこのフロアに響き渡る。
その音がこいつの悲鳴にも聞こえる様な気もする。
手に溜めていたありったけのエネボールを液体に向かって勢い良く放つツー。
いくら弱点のわからない液体でもこの攻撃を食らえばひとたまりも無い。ちなみにこのエネボールは追尾能力もかね揃えている。
(;^^)「!!!!!!」
ツーのエネボールがヒットするたびに、グシャ、グシャという嫌な音がこのフロアに響き渡る。
その音がこいつの悲鳴にも聞こえる様な気もする。
38: 2007/02/10(土) 20:50:09.33 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「食らえおっ!」
ブーンが聖水を液体に向かって投げつける。聖なる業火は邪悪な赤い液体も消し去るほどの威力を持っていた。
成すすべなく赤い液体は蒸発しきってしまった。
( ^ω^)「ふぅ・・もう大丈夫だお」
川;゚∀゚)「・・・・・・・」
何故かツーは震えている。脂汗を流しながら。
( ^ω^)「・・ツー?どうしたお?」
川;゚∀゚)「ご・・ごめん、連戦続きで疲れちゃって・・」
ブーンが聖水を液体に向かって投げつける。聖なる業火は邪悪な赤い液体も消し去るほどの威力を持っていた。
成すすべなく赤い液体は蒸発しきってしまった。
( ^ω^)「ふぅ・・もう大丈夫だお」
川;゚∀゚)「・・・・・・・」
何故かツーは震えている。脂汗を流しながら。
( ^ω^)「・・ツー?どうしたお?」
川;゚∀゚)「ご・・ごめん、連戦続きで疲れちゃって・・」
39: 2007/02/10(土) 20:52:43.48 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「大丈夫かお?少なくともこのフロアは安全なはずだお。少し休むお」
川;゚∀゚)「うん・・ごめんね」
二人はフロアのはじっこで座って休憩した。だが悪魔城の中など安全な場所はなし。
雰囲気も不気味な所ばかりだ。ここは普通の場所よりは良く見えたが、それでも違和感は拭い切れなかった。
( ^ω^)「お・・そういえば、落ちてたもの取ってくるの忘れたお。ちょっと行って来るお」
川*゚∀゚)「うん、気をつけてね・・」
いくら魔法使いといえど、か弱い女には変わりない。小さく呟くその姿を見て、必ず守らなければならないという使命感にかられた。
川;゚∀゚)「うん・・ごめんね」
二人はフロアのはじっこで座って休憩した。だが悪魔城の中など安全な場所はなし。
雰囲気も不気味な所ばかりだ。ここは普通の場所よりは良く見えたが、それでも違和感は拭い切れなかった。
( ^ω^)「お・・そういえば、落ちてたもの取ってくるの忘れたお。ちょっと行って来るお」
川*゚∀゚)「うん、気をつけてね・・」
いくら魔法使いといえど、か弱い女には変わりない。小さく呟くその姿を見て、必ず守らなければならないという使命感にかられた。
40: 2007/02/10(土) 20:57:17.72 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「・・・お、これは?」
女神像の下に落ちていたのは、何かの人物の人形だった。
( ^ω^)「後々何かの役に立つかもしれないお、持っていくお」
その人形をバックの中に詰め、もう一度ツーの元に戻る。ツーはいくらか体調もよくなったようで、顔色も明るくなっていた。
川*゚∀゚)「ねぇ・・ブーン?」
その形のいい小さな唇が震える。
( ^ω^)「なんだお?」
川*゚∀゚)「ブーンは・・異性を好きになったことって・・ある?」
女神像の下に落ちていたのは、何かの人物の人形だった。
( ^ω^)「後々何かの役に立つかもしれないお、持っていくお」
その人形をバックの中に詰め、もう一度ツーの元に戻る。ツーはいくらか体調もよくなったようで、顔色も明るくなっていた。
川*゚∀゚)「ねぇ・・ブーン?」
その形のいい小さな唇が震える。
( ^ω^)「なんだお?」
川*゚∀゚)「ブーンは・・異性を好きになったことって・・ある?」
41: 2007/02/10(土) 21:00:38.95 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「な、なんだお。藪から棒に・・」
川*゚∀゚)「いや・・バンパイアハンターでも恋とかするのかなって・・」
ブーンは一度口を閉じ、考え込む。少しして口を開いた。
( ^ω^)「・・・あるお」
川*゚∀゚)「え!?ホントに!?どんな人だったの?」
( ^ω^)「・・・・・ツーも見たお?氏神と話していた女の吸血鬼を・・」
川*゚∀゚)「うん」
( ^ω^)「あいつに・・そっくりの幼馴染だお。幼馴染は僕が十四歳の時、遠くへ引越してしまったお」
川*゚∀゚)「いや・・バンパイアハンターでも恋とかするのかなって・・」
ブーンは一度口を閉じ、考え込む。少しして口を開いた。
( ^ω^)「・・・あるお」
川*゚∀゚)「え!?ホントに!?どんな人だったの?」
( ^ω^)「・・・・・ツーも見たお?氏神と話していた女の吸血鬼を・・」
川*゚∀゚)「うん」
( ^ω^)「あいつに・・そっくりの幼馴染だお。幼馴染は僕が十四歳の時、遠くへ引越してしまったお」
42: 2007/02/10(土) 21:06:41.48 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「初め、あの女を見たとき、表情には出さなかったけど、心臓が止まりそうなほどドキッとしたお」
川*゚∀゚)「・・・・・・」
( ^ω^)「本当に好きだったお。それ以来恋とは無縁でずっと訓練を続けてきたんだお。ツーはどうなんだお?」
川*゚∀゚)「私・・?私は・・ないわ」
ツーはどこか悲しそうな表情をしながら首を振る。
( ^ω^)「・・何故?」
川*゚∀゚)「だって・・私は普通の女の子とは違う」
川*゚∀゚)「ドラキュラを倒す為に存在するようなものだから・・」
川*゚∀゚)「・・余計な感情を持ったらダメって、ずっとそう思ってきたの」
川*゚∀゚)「・・・・・・」
( ^ω^)「本当に好きだったお。それ以来恋とは無縁でずっと訓練を続けてきたんだお。ツーはどうなんだお?」
川*゚∀゚)「私・・?私は・・ないわ」
ツーはどこか悲しそうな表情をしながら首を振る。
( ^ω^)「・・何故?」
川*゚∀゚)「だって・・私は普通の女の子とは違う」
川*゚∀゚)「ドラキュラを倒す為に存在するようなものだから・・」
川*゚∀゚)「・・余計な感情を持ったらダメって、ずっとそう思ってきたの」
44: 2007/02/10(土) 21:10:16.83 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「そんな事ないお」
川*゚∀゚)「え・・?」
( ^ω^)「僕もバンパイアキラーしての宿命があるお。でもその前に一人の人間なんだお」
( ^ω^)「人間が恋愛をするのは当然だお。愛する心があるから、人は強くなれるはずだお」
( ^ω^)「だから、自分の宿命とか運命とかを気にするのはよくないお」
川*゚∀゚)「・・・・・・・」
川*゚∀゚)「うん」
ツーは微笑を見せながらブーンに返答をした。
川*゚∀゚)「え・・?」
( ^ω^)「僕もバンパイアキラーしての宿命があるお。でもその前に一人の人間なんだお」
( ^ω^)「人間が恋愛をするのは当然だお。愛する心があるから、人は強くなれるはずだお」
( ^ω^)「だから、自分の宿命とか運命とかを気にするのはよくないお」
川*゚∀゚)「・・・・・・・」
川*゚∀゚)「うん」
ツーは微笑を見せながらブーンに返答をした。
45: 2007/02/10(土) 21:15:26.15 ID:M/EKUCXv0
川*゚∀゚)「生き残れたら・・私も好きになれるような人を探すよ」
川*゚∀゚)「ありがとう、ブーン」
( ^ω^)「他にも僕に役に立てる事があるならいうお?さて、そろそろ出発しようかお」
川*///)「・・うん」
ツーは顔を赤らめながら、ブーンの後ろをついていった。
しばらく進むと培養機が沢山ある部屋へと出る。何か出てきそうな雰囲気がある。
川*゚∀゚)「ありがとう、ブーン」
( ^ω^)「他にも僕に役に立てる事があるならいうお?さて、そろそろ出発しようかお」
川*///)「・・うん」
ツーは顔を赤らめながら、ブーンの後ろをついていった。
しばらく進むと培養機が沢山ある部屋へと出る。何か出てきそうな雰囲気がある。
46: 2007/02/10(土) 21:21:10.19 ID:M/EKUCXv0
川*゚∀゚)「・・・・・なんか、嫌よね」
( ^ω^)「お・・」
二人がそう呟いた瞬間、培養機のふたが動きだす。不安は的中した。
中から出てきたのは盾と剣を持った爬虫類。だがサイズが明らかにおかしい。
人間と同じくらいの体格を持っている。リザードマンと言う名前が似合いそうな姿だ。
しかも一体ではなく、複数姿をあらわした。
Δ゚ ゚Δ「シャーッ!!!!」
こっちに気が付くと同時に威嚇の体勢を取るリザードマン。
その姿が百戦錬磨の武将の姿のようにも見える。
( ^ω^)「お・・」
二人がそう呟いた瞬間、培養機のふたが動きだす。不安は的中した。
中から出てきたのは盾と剣を持った爬虫類。だがサイズが明らかにおかしい。
人間と同じくらいの体格を持っている。リザードマンと言う名前が似合いそうな姿だ。
しかも一体ではなく、複数姿をあらわした。
Δ゚ ゚Δ「シャーッ!!!!」
こっちに気が付くと同時に威嚇の体勢を取るリザードマン。
その姿が百戦錬磨の武将の姿のようにも見える。
47: 2007/02/10(土) 21:24:01.97 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「・・・・・ツー、大丈夫かお?」
川*゚∀゚)「大丈夫よ。ブーンこそ、三体も倒せる?」
( ^ω^)「余裕だお。こいつら、普通のリザードマンより弱いはずだお」
よく見ると、こいつらの体は通常のリザードマンより小さい。
ベビーという言葉で補足した方がいいのかもしれない。
( ^ω^)「よし、いくお!ツー、左半分は任せたお!!」
ブーンが勢い良く、リザードマンにかけより、腰につけたタガーを抜き、お互いの剣を交錯させる。
二つの剣はまるで悲鳴のような音を出し、お互いをへし折ろうとしている。
川*゚∀゚)「大丈夫よ。ブーンこそ、三体も倒せる?」
( ^ω^)「余裕だお。こいつら、普通のリザードマンより弱いはずだお」
よく見ると、こいつらの体は通常のリザードマンより小さい。
ベビーという言葉で補足した方がいいのかもしれない。
( ^ω^)「よし、いくお!ツー、左半分は任せたお!!」
ブーンが勢い良く、リザードマンにかけより、腰につけたタガーを抜き、お互いの剣を交錯させる。
二つの剣はまるで悲鳴のような音を出し、お互いをへし折ろうとしている。
48: 2007/02/10(土) 21:26:59.53 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「食らえお!!」
Δ゚ ゚Δ「・・・・・!!!」
そして逆の手にムチを持ち、それを生き物のようにリザードマンの方へ放つ。
Δ゚ ゚Δ「グギャ!!」
バシンという音と、リザードマンの爬虫類独特の声が混じり、一体がそこに倒れた。
川*゚∀゚)「滅殺!!」
ツーもエネボールを駆使し、既に一体を片している。
もう原型をとどめていないところを見ると、やはりエネボールの威力はかなりの物だと分かる。
Δ゚ ゚Δ「・・・・・!!!」
そして逆の手にムチを持ち、それを生き物のようにリザードマンの方へ放つ。
Δ゚ ゚Δ「グギャ!!」
バシンという音と、リザードマンの爬虫類独特の声が混じり、一体がそこに倒れた。
川*゚∀゚)「滅殺!!」
ツーもエネボールを駆使し、既に一体を片している。
もう原型をとどめていないところを見ると、やはりエネボールの威力はかなりの物だと分かる。
49: 2007/02/10(土) 21:30:03.29 ID:M/EKUCXv0
Δ゚ ゚Δ 「ギイイ!!」
隙を突いて、一体のリザードマンがツーに襲い掛かる。
川*゚∀゚)「キャッ!!」
バシン!!
ブーンのムチがそのリザードマンを捕らえていた。リザードマンはまるで水を失った魚のように力なくその場に転倒する。
( ^ω^)「あまり強くないからって油断しちゃダメだお!」
川*゚∀゚)「うん!」
Δ゚ ゚Δ「グシャァ!!」
川*゚∀゚)「ブーン!!」
ツーの悲痛な叫び声が響く。残る三体のリザードマンがブーンに狂ったように襲い掛かってくる。
隙を突いて、一体のリザードマンがツーに襲い掛かる。
川*゚∀゚)「キャッ!!」
バシン!!
ブーンのムチがそのリザードマンを捕らえていた。リザードマンはまるで水を失った魚のように力なくその場に転倒する。
( ^ω^)「あまり強くないからって油断しちゃダメだお!」
川*゚∀゚)「うん!」
Δ゚ ゚Δ「グシャァ!!」
川*゚∀゚)「ブーン!!」
ツーの悲痛な叫び声が響く。残る三体のリザードマンがブーンに狂ったように襲い掛かってくる。
50: 2007/02/10(土) 21:33:04.57 ID:M/EKUCXv0
( ^ω^)「大丈夫だお!!」
一体を素早くムチで仕留め、残りの二匹の攻撃は柔軟な体を駆使し、華麗に回避する。
( ^ω^)「覚悟するお!!」
一体に鋭くダガーを突き刺そうとする。その動きは手馴れた者でしか出来ない職人芸だ。
Δ゚ ゚Δ 「グギャアアアアア!!!!」
一体がまるで人の悲鳴のような叫び声をあげ、その場に倒れる。
Δ゚ ゚Δ 「シャア!!」
最後の一体の攻撃がかまいたちのように、ブーンの腕にキズをつけた。
一体を素早くムチで仕留め、残りの二匹の攻撃は柔軟な体を駆使し、華麗に回避する。
( ^ω^)「覚悟するお!!」
一体に鋭くダガーを突き刺そうとする。その動きは手馴れた者でしか出来ない職人芸だ。
Δ゚ ゚Δ 「グギャアアアアア!!!!」
一体がまるで人の悲鳴のような叫び声をあげ、その場に倒れる。
Δ゚ ゚Δ 「シャア!!」
最後の一体の攻撃がかまいたちのように、ブーンの腕にキズをつけた。
51: 2007/02/10(土) 21:35:31.87 ID:M/EKUCXv0
(;^ω^)「おっ・・!!」
体勢を立て直し、攻撃に入ろうとしたその刹那、ツーのエネボールがリザードマンの腹を打ち抜いた。
Δ゚ ゚Δ「・・・・・・・!!」
腹を打ち抜かれたせいなのか、声にならない叫びをあげながら、その場にひれ伏した。
(;^ω^)「ふぅ・・ありがとうだお。ツー」
川*゚∀゚)「大丈夫大丈夫!さぁ、早く先を目指そう!」
( ^ω^)「お・・その前に・・」
敵が何か落としてないか調べてみる。
( ^ω^)「解毒剤のアンプルおとしてたお!これで毒にかかっても平気だお!」
川*゚∀゚)「私は浄化石を見つけてきたよ!これで吸血鬼化は防げるかな」
広い部屋に落ちていたこれから役に立ちそうなアイテムを二人はポケットにいれた。
( ^ω^)「じゃあ先を目指そうお!」
二人は前にある扉を開ける。まだまだ道のりは長くなりそうだ。
第八話 完
体勢を立て直し、攻撃に入ろうとしたその刹那、ツーのエネボールがリザードマンの腹を打ち抜いた。
Δ゚ ゚Δ「・・・・・・・!!」
腹を打ち抜かれたせいなのか、声にならない叫びをあげながら、その場にひれ伏した。
(;^ω^)「ふぅ・・ありがとうだお。ツー」
川*゚∀゚)「大丈夫大丈夫!さぁ、早く先を目指そう!」
( ^ω^)「お・・その前に・・」
敵が何か落としてないか調べてみる。
( ^ω^)「解毒剤のアンプルおとしてたお!これで毒にかかっても平気だお!」
川*゚∀゚)「私は浄化石を見つけてきたよ!これで吸血鬼化は防げるかな」
広い部屋に落ちていたこれから役に立ちそうなアイテムを二人はポケットにいれた。
( ^ω^)「じゃあ先を目指そうお!」
二人は前にある扉を開ける。まだまだ道のりは長くなりそうだ。
第八話 完
53: 2007/02/10(土) 21:42:04.15 ID:eWwJ45Db0
いいコンビだな
54: 2007/02/10(土) 21:52:37.03 ID:M/EKUCXv0
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります