2: 2007/02/15(水) 21:11:14.82 ID:qPtjOSee0
代理ありがとうございました!
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第八話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第九話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第二話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第三話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第四話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第五話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第六話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第七話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第八話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第九話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十一話】
( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十二話】
6: 2007/02/15(水) 21:15:45.86 ID:qPtjOSee0
第十二話
川*゚∀゚)「これでっ・・決める!!」
ツーの手に凄まじい力が凝縮されていく。滅殺の力はどんどんと力を増し、
エネボールもそれに呼応し、大きさを増していく。その大きさはサッカーボール程になる。
やはりツーの基本能力は向上しているようだ。
牛「グァァァァァァァ!!」
ツーのその様子におそらく気がついていないのだろう。構わずに大暴れを続ける牛。
いくらこの狂牛でもこのエネボールがまともに当たれば無事ではいられないだろう。
川*゚∀゚)「これでっ・・決める!!」
ツーの手に凄まじい力が凝縮されていく。滅殺の力はどんどんと力を増し、
エネボールもそれに呼応し、大きさを増していく。その大きさはサッカーボール程になる。
やはりツーの基本能力は向上しているようだ。
牛「グァァァァァァァ!!」
ツーのその様子におそらく気がついていないのだろう。構わずに大暴れを続ける牛。
いくらこの狂牛でもこのエネボールがまともに当たれば無事ではいられないだろう。
7: 2007/02/15(水) 21:19:27.11 ID:qPtjOSee0
川*゚∀゚)「・・・・・・・・・ッ!!」
もう充分だと感じたのか、力の凝縮を止め、牛の方をまるで獲物を狙う獣のような目つきで睨みつける。
川*゚∀゚)「これでっ・・!終わりよっ!!」
勢いよく、溜めた力を放出する。
エネボールはまるで意志をもつかの如く、銃弾のように牛へ向かっていく。
牛「ぐあああ!!」
その大きな力に気が付いたのだろうか、牛はツーの方へ突撃を開始する。
もう充分だと感じたのか、力の凝縮を止め、牛の方をまるで獲物を狙う獣のような目つきで睨みつける。
川*゚∀゚)「これでっ・・!終わりよっ!!」
勢いよく、溜めた力を放出する。
エネボールはまるで意志をもつかの如く、銃弾のように牛へ向かっていく。
牛「ぐあああ!!」
その大きな力に気が付いたのだろうか、牛はツーの方へ突撃を開始する。
8: 2007/02/15(水) 21:22:57.08 ID:qPtjOSee0
この姿を見ればおそらく、巨大な闘牛を連想するに違いない。
だが、ツーのエネボールを避けきれるかどうかといえば、かなり微妙な線だ。
川*゚∀゚)「牛っていうのはっ・・!本当に馬鹿ね!!」
向かってくる間にも、強力な力を放つエネボールの速さはドンドンと増していく。
力×スピードで破壊力はさらに増す。しかもこのサッカーボールほどの球体ならば尚更。
牛はそのことに全く気がついていないのだろう。突撃のスピードを上げ、ツーに狙いを定めている最中だ。
川*゚∀゚)「・・・・・・・・っ!!」
エネボールが牛の頭の寸での所まで向かっていく。
ツーはその様子を息を呑み、願う。
だが、ツーのエネボールを避けきれるかどうかといえば、かなり微妙な線だ。
川*゚∀゚)「牛っていうのはっ・・!本当に馬鹿ね!!」
向かってくる間にも、強力な力を放つエネボールの速さはドンドンと増していく。
力×スピードで破壊力はさらに増す。しかもこのサッカーボールほどの球体ならば尚更。
牛はそのことに全く気がついていないのだろう。突撃のスピードを上げ、ツーに狙いを定めている最中だ。
川*゚∀゚)「・・・・・・・・っ!!」
エネボールが牛の頭の寸での所まで向かっていく。
ツーはその様子を息を呑み、願う。
9: 2007/02/15(水) 21:26:29.62 ID:qPtjOSee0
川*゚∀゚)(お願い・・!この一撃で倒れて・・!!)
牛「ガァァァァァ!!!」
そして牛の頭部とエネボールの衝突はも避けられない。
ボコンというまるで金属を貫くような音がした。
牛「ウガァァァァァァァァ!!!!!!!!」
ツーが放ったエネボールが見事、牛の頭部を貫いた。
牛は発狂する。その威力は本当に凄まじい。一発で牛の頭部を貫くのだから。
動きが完全に鈍り、まるで水を失った魚の様にその場で立ちすくむ牛。
牛「ガァァァァァ!!!」
そして牛の頭部とエネボールの衝突はも避けられない。
ボコンというまるで金属を貫くような音がした。
牛「ウガァァァァァァァァ!!!!!!!!」
ツーが放ったエネボールが見事、牛の頭部を貫いた。
牛は発狂する。その威力は本当に凄まじい。一発で牛の頭部を貫くのだから。
動きが完全に鈍り、まるで水を失った魚の様にその場で立ちすくむ牛。
10: 2007/02/15(水) 21:28:12.59 ID:qPtjOSee0
川*゚∀゚)「・・・やったの?」
ゆっくりと牛の方へ向かっていくツー。
だがその行動は完全な命取りとなってしまうことはツーは気が付いていない。
川*゚∀゚)「・・動かないわね」
もう少し、牛の方へ向かうツー。それでも牛は反応を見せない。
川*゚∀゚)「やったみたいね・・ふぅ、こんな敵はもう絶対戦いたくないわね」
そう言って、牛へと背を向け、出口へ向かうまさにその瞬間だった。
ゆっくりと牛の方へ向かっていくツー。
だがその行動は完全な命取りとなってしまうことはツーは気が付いていない。
川*゚∀゚)「・・動かないわね」
もう少し、牛の方へ向かうツー。それでも牛は反応を見せない。
川*゚∀゚)「やったみたいね・・ふぅ、こんな敵はもう絶対戦いたくないわね」
そう言って、牛へと背を向け、出口へ向かうまさにその瞬間だった。
11: 2007/02/15(水) 21:30:32.54 ID:qPtjOSee0
牛「ガァァァァ!!!!!」
倒していたと思った牛が、大地を揺るがす叫び声と共に、ツーの方へ、風と一体化して、凄まじい速度で突撃していく。
川;゚∀゚)「えっ!?」
振り向いた時には既に遅い。少し目の先にあの巨大で、もう骨だけになりつつある牛がいるのだから。
ツーの体は危機を感じ、頭では恐怖を感じ、震え上がる。
川;゚∀゚)「そんな・・!!」
回避行動を取るが、間に合うかどうか分からない。ツーの運命は・・
倒していたと思った牛が、大地を揺るがす叫び声と共に、ツーの方へ、風と一体化して、凄まじい速度で突撃していく。
川;゚∀゚)「えっ!?」
振り向いた時には既に遅い。少し目の先にあの巨大で、もう骨だけになりつつある牛がいるのだから。
ツーの体は危機を感じ、頭では恐怖を感じ、震え上がる。
川;゚∀゚)「そんな・・!!」
回避行動を取るが、間に合うかどうか分からない。ツーの運命は・・
12: 2007/02/15(水) 21:34:24.59 ID:qPtjOSee0
その頃、ブーンは・・
ξ;゚⊿゚)ξ「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
(;^ω^)(くそっ・・攻撃できないお)
未だ自分の心の中で葛藤を繰り返している。
(;^ω^)(その姿がどうしても僕の幼馴染を連想させるお・・)
(;^ω^)(それを・・僕の手で消す事なんて・・!!)
その様子を見かねたのか、氏神がブーンに話し掛けた。
ξ;゚⊿゚)ξ「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
(;^ω^)(くそっ・・攻撃できないお)
未だ自分の心の中で葛藤を繰り返している。
(;^ω^)(その姿がどうしても僕の幼馴染を連想させるお・・)
(;^ω^)(それを・・僕の手で消す事なんて・・!!)
その様子を見かねたのか、氏神がブーンに話し掛けた。
13: 2007/02/15(水) 21:38:21.37 ID:qPtjOSee0
( ・∀・) 「どうしたんだ?ブーン=ホライゾン。今がトドメを刺すチャンスなんじゃないのか?」
(;^ω^)「ぐっ・・・!!」
ブーンは迷っている。やはり、自分の幼馴染であり、恋した女に似ているツン。
バンパイアでありながら、一度自分に協力し、希望を託された。
そんな女を自分の手により消す事なんて、優しいブーンには不可能に近いことだった。
( ・∀・) 「ふっ・・」
( ・∀・) 「フハハハハハハハ!!」
まるで狂人のように笑い声を上げる氏神。その様子にブーンは憤慨する。
(;^ω^)「ぐっ・・・!!」
ブーンは迷っている。やはり、自分の幼馴染であり、恋した女に似ているツン。
バンパイアでありながら、一度自分に協力し、希望を託された。
そんな女を自分の手により消す事なんて、優しいブーンには不可能に近いことだった。
( ・∀・) 「ふっ・・」
( ・∀・) 「フハハハハハハハ!!」
まるで狂人のように笑い声を上げる氏神。その様子にブーンは憤慨する。
14: 2007/02/15(水) 21:41:06.81 ID:qPtjOSee0
(#^ω^)「何がおかしいんだお!?」
( ・∀・) 「普通の吸血鬼は殺せるのに、その女は殺せない、か」
( ・∀・) 「だから貴様には私は倒せない」
( ・∀・) 「その甘さ、愚かさを自分で気が付いているのか?」
(;^ω^)「!!!!!」
意外なことを言われて、言葉が出てこない。
( ・∀・) 「普通の吸血鬼は殺せるのに、その女は殺せない、か」
( ・∀・) 「だから貴様には私は倒せない」
( ・∀・) 「その甘さ、愚かさを自分で気が付いているのか?」
(;^ω^)「!!!!!」
意外なことを言われて、言葉が出てこない。
15: 2007/02/15(水) 21:44:26.45 ID:qPtjOSee0
( ・∀・) 「何故バンパイアハンターともあろう者が、倒されそうになっている一匹の吸血鬼さえ殺せん」
(;^ω^)「それは・・!!」
口を挟もうとした瞬間、言葉を挟まれ返された。
( ・∀・) 「何か特別な思い入れでもあるというのか?その吸血鬼に」
( ・∀・) 「非情になりきれない者はどこかに絶対に隙が生まれる・・」
( ・∀・) 「躊躇というものが、形になって現れる。まさに今のお前がその通りだ」
(;^ω^)「それは・・!!」
口を挟もうとした瞬間、言葉を挟まれ返された。
( ・∀・) 「何か特別な思い入れでもあるというのか?その吸血鬼に」
( ・∀・) 「非情になりきれない者はどこかに絶対に隙が生まれる・・」
( ・∀・) 「躊躇というものが、形になって現れる。まさに今のお前がその通りだ」
16: 2007/02/15(水) 21:45:46.93 ID:qPtjOSee0
(;^ω^)「・・・・・・・・・」
( ・∀・) 「そんなものでは私はおろか、ツンさえ殺せない」
( ・∀・) 「最初から勝負はこうなると予測していたのだ」
その発言に対し、怒りを露わにし、反論を始めるブーン。
その口調はいつものブーンでは考えられないほど乱暴だった。
(#^ω^)「じゃあお前は・・!!ツンが最初から苦しむ事を知っていて、僕と戦わせたのかお!?」
( ・∀・) 「ああ。何がいけない?貴様を試しただけだ」
( ・∀・) 「そんなものでは私はおろか、ツンさえ殺せない」
( ・∀・) 「最初から勝負はこうなると予測していたのだ」
その発言に対し、怒りを露わにし、反論を始めるブーン。
その口調はいつものブーンでは考えられないほど乱暴だった。
(#^ω^)「じゃあお前は・・!!ツンが最初から苦しむ事を知っていて、僕と戦わせたのかお!?」
( ・∀・) 「ああ。何がいけない?貴様を試しただけだ」
17: 2007/02/15(水) 21:48:20.34 ID:qPtjOSee0
(#^ω^)「この外道が・・・!!」
( ・∀・) 「戦いに外道も糞もあるか。勝てばいい。それだけだ」
相手は悪魔なのだ。しかも冷徹で非道な氏神。
ブーンがそんなことを言ったところでどうとも思わない。
だがブーンは気に食わなかった。
(#^ω^)「貴様ぁ・・!!」
( ・∀・) 「話はここまでだ。ツン、今は退くぞ」
ξ;゚⊿゚)ξ「・・・はい」
(#^ω^)「待つお!!」
( ・∀・) 「戦いに外道も糞もあるか。勝てばいい。それだけだ」
相手は悪魔なのだ。しかも冷徹で非道な氏神。
ブーンがそんなことを言ったところでどうとも思わない。
だがブーンは気に食わなかった。
(#^ω^)「貴様ぁ・・!!」
( ・∀・) 「話はここまでだ。ツン、今は退くぞ」
ξ;゚⊿゚)ξ「・・・はい」
(#^ω^)「待つお!!」
18: 2007/02/15(水) 21:50:33.88 ID:qPtjOSee0
ブーンの静止など気にせず、二人は闇に消えていった。
一人広い部屋に取り残されるブーン。
(#^ω^)「・・・・・・・」
(;^ω^)「僕は・・バンパイアハンターとして失格なのかもしれないお」
悔しいが、氏神の言っていた事は当たっていた
特別な感情があったら、吸血鬼にさえトドメを刺せない自分がそこにいた。
そんな甘い自分がバンパイアハンターなど務まるのだろうか。
一人広い部屋に取り残されるブーン。
(#^ω^)「・・・・・・・」
(;^ω^)「僕は・・バンパイアハンターとして失格なのかもしれないお」
悔しいが、氏神の言っていた事は当たっていた
特別な感情があったら、吸血鬼にさえトドメを刺せない自分がそこにいた。
そんな甘い自分がバンパイアハンターなど務まるのだろうか。
19: 2007/02/15(水) 21:51:44.71 ID:qPtjOSee0
(;^ω^)「くそっ・・!!」
自分の拳を地面に叩きつけることしか出来ず、一人、自分のあり方を探すブーンだった。
川;゚∀゚)「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
牛「グォォォォォォォォォォ!!!」
ツーはもう手遅れだった。牛の突撃を避けきれるほどの距離も無い。
川;゚∀゚)「嫌だよ!ブーン!助けてぇ!!」
自分が1番頼りにしていた名前を叫ぶツー。
まだ旅を始めて短かったが、ブーンを信じるには充分な時間だった。
自分の拳を地面に叩きつけることしか出来ず、一人、自分のあり方を探すブーンだった。
川;゚∀゚)「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
牛「グォォォォォォォォォォ!!!」
ツーはもう手遅れだった。牛の突撃を避けきれるほどの距離も無い。
川;゚∀゚)「嫌だよ!ブーン!助けてぇ!!」
自分が1番頼りにしていた名前を叫ぶツー。
まだ旅を始めて短かったが、ブーンを信じるには充分な時間だった。
20: 2007/02/15(水) 21:54:39.47 ID:qPtjOSee0
川;゚∀゚)「まだ・・まだ氏にたくないっ!!」
だが、現実はすぐそこまで迫っている。
今まで過ごした日々が走馬灯のように頭を駆け巡っている。
自分は氏ぬ。その事実を感じさせるには充分すぎる程の現象だった。
川;゚∀゚)「・・・・・・・・・・!!」
認めざるを得ない事態に、目を閉じるツー。
せめて痛みを感じずに・・そう思いながら。
だが、なかなか自分の意識が飛ばない事に気が付くツー。
だが、現実はすぐそこまで迫っている。
今まで過ごした日々が走馬灯のように頭を駆け巡っている。
自分は氏ぬ。その事実を感じさせるには充分すぎる程の現象だった。
川;゚∀゚)「・・・・・・・・・・!!」
認めざるを得ない事態に、目を閉じるツー。
せめて痛みを感じずに・・そう思いながら。
だが、なかなか自分の意識が飛ばない事に気が付くツー。
21: 2007/02/15(水) 21:56:25.01 ID:qPtjOSee0
???「防御壁を・・!!!」
すぐ近くで聞き覚えのある声が聞こえ、ツーの意識は保たれたままだった。
川;゚∀゚)「え・・!?」
ゆっくりと目を開けるツー。そこには牛の突撃を一人で食い止める、鬼神のような男の姿があった。
それは、先程まで自分の目の前にいた男だった。
(;´・ω・`) 「こう見えても・・このくらいの魔法は使えるのさ・・」
川;゚∀゚)「ショボンさん!!」
すぐ近くで聞き覚えのある声が聞こえ、ツーの意識は保たれたままだった。
川;゚∀゚)「え・・!?」
ゆっくりと目を開けるツー。そこには牛の突撃を一人で食い止める、鬼神のような男の姿があった。
それは、先程まで自分の目の前にいた男だった。
(;´・ω・`) 「こう見えても・・このくらいの魔法は使えるのさ・・」
川;゚∀゚)「ショボンさん!!」
22: 2007/02/15(水) 21:58:29.45 ID:qPtjOSee0
(;´・ω・`) 「全く・・2回も油断するなんて・・」
川;゚∀゚)「ごめんなさい・・でもどうして?!」
(;´・ω・`) 「君に・・何かあったら大変だと思って・・出て行ったふりをしていたんだ。さぁ、戯言はいいから!魔法を!!」
川;゚∀゚)「は、はい!」
言われるがまま、滅殺の力を自分の限界まで、凄まじい速さで溜め込むツー。
人間、必氏になれば何でも出来るというのは嘘ではない。
(;´・ω・`) 「は・・早く!間に合わなくなる!!」
川;゚∀゚)「もういけます!!」
川;゚∀゚)「ごめんなさい・・でもどうして?!」
(;´・ω・`) 「君に・・何かあったら大変だと思って・・出て行ったふりをしていたんだ。さぁ、戯言はいいから!魔法を!!」
川;゚∀゚)「は、はい!」
言われるがまま、滅殺の力を自分の限界まで、凄まじい速さで溜め込むツー。
人間、必氏になれば何でも出来るというのは嘘ではない。
(;´・ω・`) 「は・・早く!間に合わなくなる!!」
川;゚∀゚)「もういけます!!」
23: 2007/02/15(水) 22:00:06.98 ID:qPtjOSee0
ツーはその言葉とほぼ同時に、エネボールを牛へと放つ。
そのエネボールはさっきよりも小さいものの、大ダメージを与えるには充分な大きさだった。
見事にもう一度、牛の頭部を貫いた。
牛「グォォォォォ・・」
当たると同時に力の無い叫び声と共に、骨ごと砕け散った牛。
だが、ここまで苦戦を強いられる事は予想していなかったのか、疲れを見せるツーがそこにいた。
(;´・ω・`) 「はぁ・・はぁ・・」
川;゚∀゚)「二回も助けられちゃいましたね・・」
そのエネボールはさっきよりも小さいものの、大ダメージを与えるには充分な大きさだった。
見事にもう一度、牛の頭部を貫いた。
牛「グォォォォォ・・」
当たると同時に力の無い叫び声と共に、骨ごと砕け散った牛。
だが、ここまで苦戦を強いられる事は予想していなかったのか、疲れを見せるツーがそこにいた。
(;´・ω・`) 「はぁ・・はぁ・・」
川;゚∀゚)「二回も助けられちゃいましたね・・」
24: 2007/02/15(水) 22:02:24.06 ID:qPtjOSee0
(;´・ω・`) 「ほ・・本当だよ。君は油断が多すぎるよ」
川;゚∀゚)「ごめんなさい・・でもショボンさんはなんで魔法が・・?」
一呼吸置いて、ショボンが話す。
(;´・ω・`) 「色々な分野に手を出していてね・・魔法も勉強した事があるからさ」
川;゚∀゚)「え!!どのくらい勉強したんですか・・?」
(;´・ω・`)「三ヶ月くらいかな・・」
川;゚∀゚)「え!?三ヶ月!?」
川;゚∀゚)「ごめんなさい・・でもショボンさんはなんで魔法が・・?」
一呼吸置いて、ショボンが話す。
(;´・ω・`) 「色々な分野に手を出していてね・・魔法も勉強した事があるからさ」
川;゚∀゚)「え!!どのくらい勉強したんですか・・?」
(;´・ω・`)「三ヶ月くらいかな・・」
川;゚∀゚)「え!?三ヶ月!?」
25: 2007/02/15(水) 22:04:53.07 ID:qPtjOSee0
川;゚∀゚)(三ヶ月であれだけの魔法が・・ちゃんとやってたらかなりいい線まで・・)
(;´・ω・`)「・・どうしたんだい?」
川;゚∀゚)「い、いえ、何も・・」
(;´・ω・`)「まぁいい。それより早くブーン君の所へ向かうべきじゃないのかい?」
川;゚∀゚)「そうだ!ブーンを助けないと・・!」
(;´・ω・`)「体は疲れてないかい?」
川;゚∀゚)「大丈夫です!急ぎましょう!!」
(;´・ω・`)「・・どうしたんだい?」
川;゚∀゚)「い、いえ、何も・・」
(;´・ω・`)「まぁいい。それより早くブーン君の所へ向かうべきじゃないのかい?」
川;゚∀゚)「そうだ!ブーンを助けないと・・!」
(;´・ω・`)「体は疲れてないかい?」
川;゚∀゚)「大丈夫です!急ぎましょう!!」
26: 2007/02/15(水) 22:08:20.11 ID:qPtjOSee0
二人は急いで出口まで駆け出し、ブーンのいるあの部屋まで走って向かっていった。
その頃ブーンは未だ、自分のあり方について考えていた。
(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・」
???「考えるのは構わんが、隙だらけだぞ」
川 ゚ -゚) 「安心しろ。今はお前は狙わない」
(;^ω^)「!!!!!」
ブーンの目の前に居たのはクーだった。
その冷たい瞳が妙に綺麗に見えたブーン。どこか神秘的な雰囲気を漂わせている。
だが、目的を聞かずにはいれず口を開いた。
その頃ブーンは未だ、自分のあり方について考えていた。
(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・」
???「考えるのは構わんが、隙だらけだぞ」
川 ゚ -゚) 「安心しろ。今はお前は狙わない」
(;^ω^)「!!!!!」
ブーンの目の前に居たのはクーだった。
その冷たい瞳が妙に綺麗に見えたブーン。どこか神秘的な雰囲気を漂わせている。
だが、目的を聞かずにはいれず口を開いた。
27: 2007/02/15(水) 22:10:36.95 ID:qPtjOSee0
(;^ω^)「何しにきたお・・!!」
川 ゚ -゚) 「何度も言わせるな。貴様に用は無い。ツーに用がある」
( ^ω^)「・・・・・・・」
( ^ω^)「そんなこと知らんお。ツーが来る前に僕がお前を倒すお!!」
その言葉とほぼ同時に、ムチを蛇のようにしならせ、クー目掛けて振り下ろすブーン。
だがそのムチが快音を響かせる事は無かった。
川 ゚ -゚) 「ふん・・この位の力で戦おうとは・・無駄な事を」
クーは体中にバリアを張っている。
そのバリアを通す事が出来なかったブーンのムチは、力無くその場に落ちた。
( ^ω^)「なっ・・!!!」
川 ゚ -゚) 「おとなしくしておけ。まだ貴様には手をださん」
(;^ω^)「・・・・・・・・・・」
力無くその場にたたずむブーン。クーの狙いは一体何なのだろうか。
第十一話 完
川 ゚ -゚) 「何度も言わせるな。貴様に用は無い。ツーに用がある」
( ^ω^)「・・・・・・・」
( ^ω^)「そんなこと知らんお。ツーが来る前に僕がお前を倒すお!!」
その言葉とほぼ同時に、ムチを蛇のようにしならせ、クー目掛けて振り下ろすブーン。
だがそのムチが快音を響かせる事は無かった。
川 ゚ -゚) 「ふん・・この位の力で戦おうとは・・無駄な事を」
クーは体中にバリアを張っている。
そのバリアを通す事が出来なかったブーンのムチは、力無くその場に落ちた。
( ^ω^)「なっ・・!!!」
川 ゚ -゚) 「おとなしくしておけ。まだ貴様には手をださん」
(;^ω^)「・・・・・・・・・・」
力無くその場にたたずむブーン。クーの狙いは一体何なのだろうか。
第十一話 完
30: 2007/02/15(水) 22:13:09.69 ID:qPtjOSee0
3: 2007/02/15(水) 21:12:07.13 ID:qPtjOSee0
( ^ω^)ブーン=ホライゾン: VIPPER家の血を継ぐ、正真正銘のバンパイアハンター。
15歳の時、この事実を聞かされる。その後、両親が魔物に殺され、自分の不甲斐なさを悔やみ。訓練に励む。
ドラキュラ復活の一報を聞き、単身悪魔城へと乗り込む。
性格は心優しいので、色々と悩む事も。
川*゚∀゚)ツー=フェルニー :昔、VIPPER家の一族と一緒に戦ったフェルニー族の生き残り。
義母を目の前で殺され、その時「滅殺」の力に目覚める。
この力はドラキュラを封印する為にあると確信し、今回ドラキュラの復活を聞き、悪魔城へ乗り込む。
性格は明るく、はきはきしている。他人にしっかり気を使う優しい心も持ち合わせている。
(´・ω・`)ショボン=クソミソン: ドラキュラ研究家。その名は広く知れ渡っている。
色々なことに興味を持ち、魔法使いの勉強から格闘まで色々なことを行ってきている。
ドラキュラ復活の報を聞き、自分がドラキュラを封印しようと悪魔城へ。
性格は気配りの出来る大人な男性。争いごとはそこまで好む方ではないが、今回だけは覚悟が違う。
15歳の時、この事実を聞かされる。その後、両親が魔物に殺され、自分の不甲斐なさを悔やみ。訓練に励む。
ドラキュラ復活の一報を聞き、単身悪魔城へと乗り込む。
性格は心優しいので、色々と悩む事も。
川*゚∀゚)ツー=フェルニー :昔、VIPPER家の一族と一緒に戦ったフェルニー族の生き残り。
義母を目の前で殺され、その時「滅殺」の力に目覚める。
この力はドラキュラを封印する為にあると確信し、今回ドラキュラの復活を聞き、悪魔城へ乗り込む。
性格は明るく、はきはきしている。他人にしっかり気を使う優しい心も持ち合わせている。
(´・ω・`)ショボン=クソミソン: ドラキュラ研究家。その名は広く知れ渡っている。
色々なことに興味を持ち、魔法使いの勉強から格闘まで色々なことを行ってきている。
ドラキュラ復活の報を聞き、自分がドラキュラを封印しようと悪魔城へ。
性格は気配りの出来る大人な男性。争いごとはそこまで好む方ではないが、今回だけは覚悟が違う。
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります