3: 2007/02/16(金) 16:12:10.92 ID:Nc3mNCOX0

7: 2007/02/16(金) 16:19:15.08 ID:Nc3mNCOX0
第十四話

川*゚∀゚)「・・・やっぱりあの水晶は魔動力の源だったみたいね」

( ^ω^)「水晶?」

川*゚∀゚)「私とショボンさんは闘技場ででかい牛と戦ってたのよ。その時、水晶の力も同時に放たれた・・」

自分が戦ってた相手よりもさらに凄まじい相手と聞いてブーンはただただ驚愕する事しか出来ない。

( ^ω^)「・・よく勝ったお。正直尊敬するお」

川*゚∀゚)「ショボンさんがいなかったら私は氏んでたわよ。二回も氏にそうになったからね・・」

(;^ω^)「・・・・・・・」
悪魔城ドラキュラ Dominus Collection 奪われた刻印カバー Switch
8: 2007/02/16(金) 16:21:21.97 ID:Nc3mNCOX0
やはり苦しむのは自分一人でよかったんじゃないか?
ブーンの頭の中にそんな考えがまたよぎった。ここでの戦いは全て辛い事にしか成り得ない。
そんな思いをツーやショボンにまでさせるのは・・ブーンにとって言い様のない苦しみだった。

(;^ω^)「ツーにとって・・戦いってどんなものだお?」

川*゚∀゚)「え?」

(;^ω^)「辛くないのかお?」

川*゚∀゚)「それは・・辛くないと言ったら真っ赤な嘘になるわね」

9: 2007/02/16(金) 16:22:33.61 ID:Nc3mNCOX0
今回は特に辛い戦いだとツーにとって言える。
憧れの人が自分の敵である魔女へと変わり、先程のような強敵と何度も戦い・・
身体的にも精神的にも辛くないはずなんて無かった。

(;^ω^)「・・ごめんお」

(;^ω^)「僕が・・不甲斐ないばっかりに」

ここに来て一体何度ツーに向けてこの言葉を放ったのだろうか。
ツーはため息を一つ吐き、また話し始める。

10: 2007/02/16(金) 16:25:04.96 ID:Nc3mNCOX0
川*゚∀゚)「ブーン・・その言葉を聞くの、もう飽きたわよw」

川*゚∀゚)「私は自分の意志でここにやってきた」

川*゚∀゚)「だから辛い事くらい耐えられるよ」

(;^ω^)「お・・・・・」

川*゚∀゚)「ブーンはVIPPER家の血を引いてるからって一人で何でも抱えすぎ」

川*゚∀゚)「私にだって力はあるし、決意もあるんだもの」

(;^ω^)「それは・・」

川*゚∀゚)「確かに色々あったよ?これからもあると思う」

11: 2007/02/16(金) 16:27:01.22 ID:Nc3mNCOX0
川*゚∀゚)「でも・・ドラキュラを倒す為にはそれくらいの事はあっても仕方ないよ」

(;^ω^)「・・・・・・・」

川*゚∀゚)「だから気にしないでね、ブーン」

そう言ったツーの姿は何だかさっきよりもずっと頼もしくブーンの目に映った。

(;^ω^)「・・・・・・」

( ^ω^)「今までツーの事、僕が守ってあげなきゃって思ってたお」

( ^ω^)「だけど・・実は僕がツーに守られていたのかもしれないお」

12: 2007/02/16(金) 16:29:06.13 ID:Nc3mNCOX0
川*゚∀゚)「・・・・」

二人は少し黙り込んだが、少ししてブーンは口を開く。

( ^ω^)「さぁ・・いこうお、一緒にドラキュラを倒しに・・!」

川*゚∀゚)「ええ・・!!」

互いの想いが少し重なったようにも見えた気がした。
二人は、魔動力の入ったあのエレベーターへ、足を踏み入れようとしたその時、後ろから声が聞こえた。

13: 2007/02/16(金) 16:32:10.92 ID:Nc3mNCOX0
(´・ω・`)「おーい、待ってくれ!!」

ショボンが急ぎ足でこちらへ向かっていた。

川*゚∀゚)「ショボンさん!無事でよかった・・」

( ^ω^)「あの・・アクトリーセはどうなったんですかお・・?」

1番気になっていたことを、まるで我慢の出来なかった子どもの様に聞いたブーン。
ショボンは少し虚ろな表情のまま話し出した。無理も無いかも知れない。親戚が魔女に変わっていたのだから。

14: 2007/02/16(金) 16:37:36.45 ID:Nc3mNCOX0
(´・ω・`)「・・逃げたよ。だがその内また顔をあわせることになるだろう」

( ^ω^)「・・・・・・・・」

川*゚∀゚)「・・・・・・・・」

強敵が再び現れることにため息を漏らし、沈黙する二人。
そんな時、ショボンは再び口を開く。
その言葉は決意に満ちている事が、誰が聞いても分かる。

(´・ω・`)「悪いが・・あいつは僕一人の手で始末したい」

川*゚∀゚)「その気持ちは痛い程分かります・・でも危険すぎますよ!」

15: 2007/02/16(金) 16:41:06.96 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^)「そうですお!あいつも強力な魔力を持つ魔女ですお!普通の人じゃ・・」

(´・ω・`)「ブーン君、僕を一般人よばわりしないで欲しいな」

ショボンが強い口調でブーンに言った。

(´・ω・`)「一応魔法だって使える。それに体は常人より数倍鍛えている」

(´・ω・`)「格闘だって使えるさ。それはツー君がしっかり見ているだろう?」

川*゚∀゚)「・・ええ、まあ」

(´・ω・`)「当初は僕がドラキュラを封印するつもりだったが・・君たちがいるなら問題ないだろう」

16: 2007/02/16(金) 16:46:32.20 ID:Nc3mNCOX0
(´・ω・`)「彼女を殺めるために・・僕は命を賭ける」

二人は驚愕した様子を隠せずにいた。まさかショボンがそんなことを言うとは思っていなかったから。

(´・ω・`)「彼女の親戚・・いや、友達として、僕が出来ることはもうそれしか残っていない」

(´・ω・`)「だから、頼む・・!」

エレベーターの前で深く頭を下げるショボン。
その様子に戸惑いながらも二人は話し合う。やがて意見もまとまったのか、ショボンの方を向いた。

17: 2007/02/16(金) 16:48:36.40 ID:Nc3mNCOX0
川*゚∀゚)「ショボンさんがそこまで言うなら・・いいですよ」

(´・ω・`)「本当かい!?」

( ^ω^)「でも一つ、条件がありますお」

いまさら条件などつけて意味があるものなのかとショボンは思った。
だがあえて口には出さず、ブーンの話を続行させる。

18: 2007/02/16(金) 16:53:32.80 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^)「条件・・それは・・」

(´・ω・`)「・・・・・」

( ^ω^)「氏なないで下さいお。僕等はショボンさんのことを必要としてますお」

川*゚∀゚)「あなたには散々お世話になってます」

( ^ω^)「その借りすらまだ返していませんお。それに・・」

( ^ω^)「あなたはもう立派な仲間ですお。仲間が氏ぬ姿なんてみたくありませんお」

19: 2007/02/16(金) 17:06:49.00 ID:Nc3mNCOX0
(´・ω・`)「・・・・・!!」

仲間。その言葉が自分の心に強くのしかかる。
まさか自分が仲間として認められていたとはショボンは思いもしていなかったから。
ツーを助けたのも同じ人間だから。それだけの理由だった。

(´・ω・`)「・・・・・・・・・」

( ^ω^)「さぁ、この条件、飲んでもらえますかお?」

仲間。それでもいいとショボンは思う。
認めてもらっているならば、それでもいいと。

20: 2007/02/16(金) 17:13:14.25 ID:Nc3mNCOX0
(´・ω・`)「分かった。その条件、飲もう」

(´・ω・`)「必ず氏なずに、クーを倒してみせる。約束するよ」

( ^ω^)「それでこそショボンさんですお」

川*゚∀゚)「そうこなくっちゃ!じゃあ準備も整ったことですし・・行きましょう」

きっとこの長いエレベーターの先には、まだまだ苦難が待っているのは間違いない。
だが三人は進む。ドラキュラを封印し、世界に平和をもたらす為に。
ガシャン!エレベーターの閉まる音と共に、上へ向かう。

21: 2007/02/16(金) 17:17:33.02 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^)(ついに・・ここまでやってきたお)

( ^ω^)(偉大なるVIPPER家の戦士達・・今回は僕がドラキュラを封印してみせますお)

( ^ω^)(その姿・・しっかり見と遂げてくださいお)

まだブーンにドラキュラを封印できる力があるかどうかは不明だ。
だが、一人じゃない。力を合わせれば必ずドラキュラでさえ封印できるはず・・そう信じてブーンはエレベーターの中で静かに祈る。

23: 2007/02/16(金) 17:32:28.03 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^)(どうか僕に神のご加護を・・!!)

川*゚∀゚)「ブーン?」

( ^ω^)「お、なんだお?ツー」

川*゚∀゚)「ブーンも・・氏んじゃダメだからね?」

川*゚∀゚)「あ、あなたは・・」

川*///)「私が・・初めて異性で好きになった人・・なのかもしれないから」

( ^ω^)「お・・?」

24: 2007/02/16(金) 17:35:32.45 ID:Nc3mNCOX0
短い時間だったが、一緒に過ごし、いろいろなブーンを知った。
少し頼りないかもしれないけど、優しいブーンに、ツーは次第に惹かれていっていた。
だが、そんなツーの突然の告白も、ツーの言葉が小さくてよく聞こえなかったブーン。

( ^ω^)「お?今なんていったお?」

川*///)「ふ、ふんっ!もう言わないもん!!」

( ^ω^)「え・・お願いだお!もう一回言ってお!!」

川*///)「い、生き残れたらいってあげるよ・・だから、氏なないで・・」

25: 2007/02/16(金) 17:39:19.88 ID:Nc3mNCOX0
肝心な所をいつも聞き逃し、空気が読めなくなるブーンだった。
ショボンはそんな二人を笑顔で見守っていた。

(´・ω・`)(ふふ・・若いって・・いいよな)

そういうショボンもまだまだ若い部類に入るのだが。
エレベーターの中はまるで決戦の前とは思えない程、和やかだった。
ガッタン!!

エレベーターがついた先には、ただ広い敷地が続いている。回りは風が吹いていた。
何故ならここは、敷地以外は空が回りを囲んでいたからだ。

26: 2007/02/16(金) 17:42:12.41 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^)「・・あれは!!!」

ブーンが見たもの、それはドラキュラがいるはずの天守閣だった。
そこまでの長い階段が、目の前に続いている。まるで違う世界がその上には広がっている様に見えた。

川*゚∀゚)「ついに・・ついにやってきたのね!!」

ツーが足を踏み出そうとした瞬間、鋭い物が足元を掠める。

川*゚∀゚)「・・・!!!」

( ^ω^) 「貴様・・!!」

 ( ・∀・) 「そう簡単に行かせると思っているのか?ブーン=ホライゾン」

27: 2007/02/16(金) 17:45:12.59 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^) 「氏神・・!!」

 ( ・∀・) 「先に行きたいのなら私を倒してから行くんだな」

( ^ω^) 「・・上等だお。ここで蹴りをつけてやるお!ツー!ショボンさん!手を出すなお!!」

川*゚∀゚)「でも・・!!」

(´・ω・`)「彼には僕と同じで、奴とは一対一での勝負を望んでいる!」

(´・ω・`)「ここは・・見ていてやれ、ツー君!彼のことを理解しているならばね」

川*゚∀゚)「・・・っ!!」

28: 2007/02/16(金) 17:48:57.10 ID:Nc3mNCOX0
ツーの足は止まり、その光景を眺めることしか出来なかった。
今、ブーンと氏神の戦いが始まろうとしていた。

( ^ω^) 「いくお!先制攻撃が有利だお!」

素早く走り出し、氏神の方へ向かっていくブーン。
その姿はもう昔のブーンでは無かった。背中が妙に頼もしく見える。

( ^ω^) 「くらえお!僕のムチを!!」

ブーンは力一杯に握ったムチを、氏神に狙いを定める。

29: 2007/02/16(金) 17:51:28.68 ID:Nc3mNCOX0
そして勢いよく放った。そのムチはブーンの体の一部になっているといっても過言ではないくらいに、
真っ直ぐと狙いの方へ向かっていく。

 ( ・∀・) 「・・・・」

だが氏神はそのムチを何故かよけようとはしなかった。
そして風の様に向かっていったムチは氏神を捕らえた。

 ( ・∀・) 「・・・・・・・」

悲鳴も何もあげずに姿を崩す氏神。

( ^ω^) 「や・・やったのかお?」

???「ほう・・私の分身を一発で砕くとは、そのムチ、昔の威力を取り戻しつつあるのか」

30: 2007/02/16(金) 18:00:12.23 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^) 「!!!」

 ( ・∀・) 「だがもう遅い、背後をとられていてはな」

いつの間に氏神はブーンの背後まで姿を移動していたのだ。
そのことに全く気が付いていなかったブーンは虚勢を付かれてしまった。

 ( ・∀・) 「所詮、バンパイアハンターなどその程度か。さらばだ、ブーン=ホライゾン」

氏神は後ろからその魂を狩る鎌を、ブーンに向かって放った。
その鎌は常人では捕らえられない速度で、まるで狂気を放つ物のようにブーンへと向かっていく。

31: 2007/02/16(金) 18:21:04.84 ID:Nc3mNCOX0
川*゚∀゚)「ブーン!危ない!!」

そう叫んではみたものの、ツーにはもうブーンがその攻撃を回避出来ない事くらいはもう分かっていた。
その鎌がブーンへと真っ直ぐ向かい、すぐそこまで迫っていたその時だった。

???「危ないっ!!」

( ^ω^) 「おあっ!!」

何者かに背中を思い切り押され、突き飛ばされるブーン。
大きな衝撃が自分の体を駆け抜けたが、刃物で切られた痛みは無かった。

32: 2007/02/16(金) 18:26:02.45 ID:Nc3mNCOX0
( ^ω^) 「一体・・誰が!?」

自分がさっき居た場所へ目を向けるとそこにはあの女が居た。
ブーンの幼馴染によく似たあの女が・・

ξ゚⊿゚)ξ「ぶ、ブーン・・」

( ^ω^) 「ツ、ツン!何故ここへ・・!!」

ξ゚⊿゚)ξ「魔法使いに吸血鬼の呪いをかけられた者はね・・?常人の気配を感じ取ってすぐにそこまで向かえる能力をもつの・・」

ξ゚⊿゚)ξ「今・・ブーンの気配が消えそうだって・・それで・・」

33: 2007/02/16(金) 18:26:23.40 ID:Nc3mNCOX0
(;^ω^) 「だからって・・!!!」

ツンの腹からは血がとめどなく溢れてきている。
これではもう命が消えるのも時間の問題だった。

ξ゚⊿゚)ξ「・・私は」

ξ゚⊿゚)ξ「私は・・これ以上、私のような不幸な人物を作って欲しくないって・・」

ξ゚⊿゚)ξ「お、思ってた・・」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな時・・ブーンやツー、ショボンさんがやってきた・・」

その声はどんどん生気を失って枯れていっていた。

34: 2007/02/16(金) 18:28:36.18 ID:Nc3mNCOX0
ξ゚⊿゚)ξ「その希望を・・崩したくなかったから・・私はあなたを助けたの・・」

ξ゚⊿゚)ξ「必ず・・」

( ;ω;) 「もう話すなお!氏にたいのかお!!」

だがその声はすでにツンには届いていなかったようだ。

ξ゚⊿゚)ξ「・・白い血。私はやっぱり吸血鬼のままで氏ぬんだよね・・」

( ;ω;)「ツン・・!!」

ξ゚⊿゚)ξ「氏ぬまでにもう一度、両親の顔を見たかったな・・」

35: 2007/02/16(金) 18:29:01.26 ID:Nc3mNCOX0
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ・・ブーン?」

( ;ω;)「なんだお・・ツン」

ξ゚⊿゚)ξ「必ずドラキュラを・・倒してね・・」

( ;ω;)「・・誓うお。必ずドラキュラを倒すお」

ξ゚ー゚)ξ「それでこそ・・バンパイアハンター・・ね」

ξ‐⊿‐)ξ「・・・・・・」

微笑みながらそう言い残し、目を閉じるツン。ブーンは目の前の光景が信じられなかった。
人が生きているか氏んでいるかは簡単に見分けられたはずなのに。

36: 2007/02/16(金) 18:29:21.16 ID:Nc3mNCOX0
( ;ω;)「嘘だおね・・?氏んでるなんて・・?」

( ;ω;)「嘘だと・・その口でいってくれお!!」

 ( ・∀・) 「やはりそいつは出来損ないだったか。人間等を助けるとはな」

氏神の冷たい声があたりに響く。

 ( ・∀・) 「まぁいい・・お前達もすぐにそっちの世界に送ってやる」

ブーンはツンの氏体をそっと地面におき、自分の拳を強く握り締め、感情のままに叫ぶ。

(  ω )「黙れお!!」

今まで出したことの無い怒号の声をあげるブーン。まるでその声は本能そのままに叫ぶ猪のようだった。
それでも氏神はそんな様子を気にすること無く、話を続ける。

37: 2007/02/16(金) 18:30:43.06 ID:Nc3mNCOX0
 ( ・∀・) 「バンパイアハンターにとってこんなに嬉しいことはないだろう?吸血鬼が氏んだんだぞ?」

(  ω )「確かにツンは吸血鬼だお・・でも!!」

(  ω )「心は人間のままだお!!」

 ( ・∀・) 「フン・・所詮その心も呪いで消えるはずだった」

 ( ・∀・) 「残念だったがな・・あの女が完全にバンパイアになるところも見てみたかったがな」

そう呟く氏神。ブーンは凄まじい怒りを感じていた。

(  ω )「この怒り・・バンパイアハンターとしてでなく・・」

(#^ω^) 「一人の人間としての怒りだお!ツンの分まで貴様を倒すお!!」

38: 2007/02/16(金) 18:31:00.66 ID:Nc3mNCOX0
そう言い放ったブーンの体にはさっきまでは感じれなかったオーラを纏っていた。

 ( ・∀・) (・・!!このオーラ・・昔見覚えがある)

 ( ・∀・) (これはまさしくVIPPER家の戦士のオーラ・・)

氏神に先程の余裕は完全に消えていた。

 ( ・∀・) 「いいだろう、かかってこい!VIPPER家の戦士、ブーン=ホライゾン!!」

(#^ω^) 「言われなくてもいくお!!」

39: 2007/02/16(金) 18:31:20.03 ID:Nc3mNCOX0
ブーンは再び氏神へと走り、勝負を挑みに行った。どちらが勝つのか・・それはまだ分からない。

(´・ω・`)「ツン君が・・」

川*゚∀゚)「ブーンがあんなに怒りを露わにするなんて・・」

二人はこの様子をそれぞれ色々な考えを持ってみていた。
その時、また聞き覚えのある声がした。

川 ゚ -゚) 「まさか・・私の静止を振り切るとはな、あの娘・・」

(´・ω・`)「・・クー!!!」

氏神に続き、クーまで姿を表した。これから一体にどんな展開が三人を待ち受けているのだろうか。

第十四話 完

40: 2007/02/16(金) 18:32:17.74 ID:Nc3mNCOX0
続きは今書いているのですが、体調が思わしくない為、遅めになります。
投下は出来れば夜を予定しています。

( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです【第十五話】

引用: ( ^ω^)ブーンが悪魔城に乗り込むようです