1: 2014/06/11(水) 22:34:23 ID:xkxwCdw.
ここは……………そうだ、俺、訓練の時倒れたんだ…………
早く、起きないと…………
エレン「うぅ………」
辺りを見回すと、部屋には誰も居なかった
きっと、もう訓練に行ってしまったのだろう
でも、なんの訓練だっただろう
思い出せない
大事な事なのに
思い出せない
早く、起きないと…………
エレン「うぅ………」
辺りを見回すと、部屋には誰も居なかった
きっと、もう訓練に行ってしまったのだろう
でも、なんの訓練だっただろう
思い出せない
大事な事なのに
思い出せない
2: 2014/06/11(水) 22:41:51 ID:xkxwCdw.
嫌だ
部屋を走り抜けて、食堂に向かった
誰かがいるかもしれない
エレン「なんなんだよ………どうして誰も居ないんだよ!!!!」ガンッ
どんどん忘れていってしまう………
こんな所に、独りなんて…………
エレン「ここは、どこなんだよ………」
部屋を走り抜けて、食堂に向かった
誰かがいるかもしれない
エレン「なんなんだよ………どうして誰も居ないんだよ!!!!」ガンッ
どんどん忘れていってしまう………
こんな所に、独りなんて…………
エレン「ここは、どこなんだよ………」
4: 2014/06/11(水) 22:47:00 ID:xkxwCdw.
「……目覚めたか、エレン」
エレン「!!!」
後ろには、冷酷な目付きの人間が立っていた
その目は、暖かく、けれど冷たい
遠くを見るような目だった
エレン「………リヴァイ兵長」
リヴァイ「……俺は、正しかったのか?」
エレン「!!!」
後ろには、冷酷な目付きの人間が立っていた
その目は、暖かく、けれど冷たい
遠くを見るような目だった
エレン「………リヴァイ兵長」
リヴァイ「……俺は、正しかったのか?」
5: 2014/06/11(水) 22:49:58 ID:xkxwCdw.
エレン「…………」
思い出してしまった
もう、誰も居ないんだ
みんな、俺と兵長が頃してしまった
もう、誰も居ないんだ
エレン「兵長の判断は、正しかったんだと思います……ただ、運が悪すぎたんです」
リヴァイ「……そうか」
思い出してしまった
もう、誰も居ないんだ
みんな、俺と兵長が頃してしまった
もう、誰も居ないんだ
エレン「兵長の判断は、正しかったんだと思います……ただ、運が悪すぎたんです」
リヴァイ「……そうか」
6: 2014/06/11(水) 22:56:18 ID:xkxwCdw.
エレン「もう、楽になってもいいんですよね?」
リヴァイ「………それが、答えか?」
エレン「はい…………やっぱり俺には無理だったんです」
リヴァイ「そうか…また、次の絶望で会おう」
エレン「はい………」
そして、また目を開いた。
アルミン「おはよう、エレン」
俺と兵長だけが知っている、世界の結末を、これからもみんなは何度も知らずに氏んでいくのだ
『終わり』
リヴァイ「………それが、答えか?」
エレン「はい…………やっぱり俺には無理だったんです」
リヴァイ「そうか…また、次の絶望で会おう」
エレン「はい………」
そして、また目を開いた。
アルミン「おはよう、エレン」
俺と兵長だけが知っている、世界の結末を、これからもみんなは何度も知らずに氏んでいくのだ
『終わり』
引用: エレン「たった独りの朝」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります