唯「私は短大卒で みんなより早く就職してるから、分かんないことあったら何でもきいてね」

澪「役所のノウハウを教えちゃ駄目だろ！」

律「唯が公務員とは日本も終わったな！」

唯「りっちゃんひどいよ～」

梓「律さんは楽器メーカーの営業ですよね！頑張ってください！」

紬「不景気ですからね～」

律「ムギはいいよなー！親の会社がでかいからー！」

澪「そんな言い方はないだろ！」

唯「私も景気は関係ないよ♪」

紬「このご時世、公務員は勝ち組ですからねぇ」

梓「きょ！今日はみんなで楽しく飲みましょう……。せっかく律さんが大阪から戻ってこられたんですし……。」

律「近いもんだよ、東京に比べれば」

澪「梓もわざわざ東京からありがとうな」

梓「いえ！楽しみにしてましたから」

澪「梓は今インターン行ってるレコード会社に入るのか？」

梓「入れればいいんですけど……」

唯「インターンって何？」

紬「学生が会社に入ってお手伝いするんですよ」

澪「医者の世界でもあるよな」

唯「あずにゃんすごいじゃん！」

律「私もインターン行ってたとこから内定もらったぜー！だから大丈夫だって！」

澪「でもそこ蹴ったんだろ」

律「だって決めた会社の方がいろいろ任せてくれそうだからな！」

紬「りっちゃんらしい理由ですね」

律「成せばなるっ！」

梓「私も頑張ります！」

梓「そういえば紬さんは親御さんの会社で何をされるんですか？」

澪「確かに、何をするかまではきいてなかったよな？」

紬「はいー。最初は楽器店で見習い店員として働くことになりました」

唯「ギー汰買ったとこ！？」

紬「たぶん……」

律「でもいつかは本社に行くんだろ？」

紬「おそらく秘書課か広報部ですねー」

梓「楽しそうな部署ばかりですね！」

澪「もし紙物やるなら、ウチで作らせてくれよな！」

律「ウチの楽器も置いてくれよな！ってもう置いてあるか」

唯(ついていけない……)

紬「唯ちゃん、みんな就職してもまたこうやって集まりましょうね」

唯「ありがと、むぎちゃん」

律「知ってるか、澪ってエントリーシートに歌詞書いたらしいぜ」

澪「それは……！言うなよ！」

唯「エントリーシートって何？」

梓「履歴書と一緒に出す、志望動機などをを書く紙ですよ」

紬「書いても良かったんですか？」

唯「志望動機に歌書いたの！？」

澪「自由にアピールしていい欄があって、他に何を書いたらいいのか分からなかったんだよ！」

律「んで面接んときに歌ったんだよな！」

梓「歌ったたんですか！？」

律「でもまーそのおかげで、今こうして内定祝いできてるから結果オーライ！」

梓「受かったんですか！？」

>>9
内定式とかあったな、そういえば
昔のことすぎて忘れたわ


紬「そういえば来週から、りっちゃんとこのメーカーの楽器フェアやるの」

律「まじ！？ありがとうございます！」

梓「私の家にも律さんのメーカーのギターありますよ！」

澪「私もサブだけど愛用させてもらってるよ」

唯「りっちゃんすごいね！」

律「大手は違いますわん♪」

澪「調子に乗るな！」

梓「唯さんはどうして公務員になろうと思ったんですか？」

唯「なんかねー、憂がすすめてくれたの！そしたら何か受かっちゃって」

澪「他にやりたいこととかなかったのか？」

唯「うーん、早くおうちでゴロゴロできればなんでもよかったの」

紬「じゃあピッタリですね」

律「簡単に言うけど定時に帰るなんて、なかなか難しいんだぞ……」

唯「六時にはおうちに着きます！」

澪「そういえば憂ちゃんって京都まで通学してるんだって？」

梓「唯さんのことが放っておけないって、速攻で単位取り終わって、先月帰ってきたんですよ」

紬「ご飯も作ってもらってるんですよね」

唯「うん。でも憂ったら京都にいるときも冷凍したおかずをクール宅急便で送ってくれてたの」

澪「そんなことさせてたのか！」

唯「だから変わんないかなー」

律「憂ちゃん、ウチに置いてくれ！」律「みんな彼氏とかいないの？」

唯「いるわけないじゃーん」

澪「彼氏なんて恥ずかしい……」

梓「私は相変わらず…もう友達みたいなもんですよ」

紬「好きな人ならいますね」

さわ子「あら、さっきフラれてきたばかりよ♪」

全員「さわちゃん！？」

律「いつからそこに……！？」

紬「ご無沙汰しています」

さわ子「ふふふ、ちょっと外から見えたから入ってみただけよ」

澪「んにしてもナチュラルにいたよな……」

さわ子「若い人の邪魔になったら悪いから失礼するわ～」

唯「またねーさわちゃーん」

梓「久しぶりに会えて嬉しかったです」

さわ子「誰も引き止めないのかよ！」

唯「あずにゃん、東京はどう？怖い人いない？」

梓「確かにちょっと人は多いですけど、楽しいところですよ」

紬「もうこっちには戻って来ないの？」

梓「今のところは……」

唯「そうなんだぁ………」

律「うっは！梓んち、マンションなんだぜ！13階なんだよな！」

唯「えー、りっちゃん！あずにゃんち行ったのー？ずるーい！」

律「面接が都内であったときに何度か泊まらせてもらったんだよ。あんときはサンキュー！」

梓「律さんったら、私の部屋をぐちゃぐちゃにして帰ったんですよ！」

紬「あらあら」

梓「お風呂もテーブルの上もぐちゃぐちゃ！片付けるの大変だったんですからね！！」

紬「まあまあ」

唯「前に大阪のりっちゃんち行ったときも酷かったもんね」

律「あれは私流の収納術ですわん☆」

澪「ただのゴミ屋敷だ！！」　ｺﾞﾂﾝ

澪「唯 携帯鳴ってるぞ」

唯「ありがと澪ちゃん、って憂からだー。もしもしー」

紬「心配なんですねー」

澪「社会人なんだから放っておけばいいのに……」

唯「えー？迎えにー？まだ十時だし大丈夫だよー！」

律「私は憂ちゃんに会いたいぞー！！！！」

唯「えー？りっちゃん？うん、待って」

律「もしもーし！久しぶり！来なよ！」

澪「ずいぶんとストレートな誘い方だな」

紬「何だか楽しいわね」

律「おう！じゃあ待ってるねー！」

梓「来るんですか？」

律「飲まないから車で迎えに来るって。本当にできた妹だよな」

紬「久しぶりに会えるのね」

律「憂ちゃーん！こっちこっちー！」

憂「お久しぶりですー！もうお姉ちゃんったら。電話くれないと心配しちゃうでしょ！」

和「みんな元気そうね」

全員「和(ちゃん)！！！」

和「憂ちゃんと踏切のところで会ったから一緒に来たの」

律「久しぶりだなあ！本当に！」

澪「私も今年会うのは初めてだな」

紬「お久しぶりです」

和「みんな就職決まったんだってね。おめでとう」

憂「あ、おめでとうございます！お姉ちゃん、飲み過ぎだよー」

唯「お酒飲むとアイス食べたくならない？」

紬「和ちゃんは院に進むのね」

和「そうなの、院にいた先輩の研究を引き継いでいたら私もいつの間にか……」

澪「研究かぁ。文学部の私には分かんない世界だな」

和「そろそろ卒論のベースはできた？」

律「聞くなっ！！」

唯「私、英文科だけど英語しゃべれないよ」

憂「お、お姉ちゃんは文化とかを学ぶ学科だったから……ね！お姉ちゃん！」

澪「憂ちゃんのフォローも相変わらずだよな」

律「仕事のミスはフォローできないけどな」

唯「でもワードとエクセル教えてもらったよ！経費の落とし方も！」

憂「お姉ちゃんそれは言わない約束でしょ！」

唯「うー目がまわるぅー……ういー……」

憂「お姉ちゃんは弱いのにたくさん飲んじゃうから」

唯「だって楽しかったんだもん」

憂「ふふふ……もうすぐおうちに着くからね」

唯「りっちゃん明日には大阪に戻るってー」

憂「近いからまたすぐに会えるよ」

唯「あずにゃんは今週いっぱいはいるみたい」

憂「実は明日一緒に遊ぶ約束してるの」

唯「いいなー私も遊びたいー」

憂「お姉ちゃんも仕事が終わったら遊ぼうよ」

唯「事後の有給申請方法教えて～」

憂「30日より前に申請しなくちゃ駄目でしょ」

唯「だってー……」

憂「お姉ちゃん、着いたよ」

唯「ZZZZZ」

憂「んもう！お姉ちゃん起きてー」


END

終わ・・・り？

正直すまんかった
電車の中で思いついて書きなぐっただけなんだよね
明日内定式の人は頑張れ！
無い内定の人はもっと頑張れ！！