1: 2014/04/01(火) 01:19:05.76 ID:eZS+t1aAO
単発ものです
サクサクッとやっていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396282745

3: 2014/04/01(火) 01:26:40.53 ID:eZS+t1aAO
苗木「ねえ」

桑田「お、苗木じゃねーか」

苗木「昨日、舞園さんが桑田くんのこと話してたよ」

桑田「おいマジかよ!」

苗木「桑田くんのひげでスリスリされたいって…」

桑田「マジかよあの舞園ちゃんが!?」

苗木「うん」

桑田「ちょっと行ってくるわ!」

苗木「嘘でしたー」

桑田「えっ何か言ったか?」

苗木(ヤバい、顔が本気だ)

桑田「よっしゃー待ってろよ舞園ちゃん!」

苗木(ヤバい、本気でヤバい)
ダンガンロンパ1・2 Reload 超高校級の公式設定資料集 ‐再装填‐ (ファミ通の攻略本)

4: 2014/04/01(火) 01:29:19.44 ID:eZS+t1aAO
苗木(舞園さんに連絡して先手打っておこう)

苗木「…」ピッ

舞園『もしもしー?』

苗木「あ、舞園さん?」

舞園『苗木くんから電話してきてくれるなんて感激です!』

苗木「今、桑田くんがひげスリスリしに行ったよ」

舞園『ええ?』

苗木「顔が本気だったから、早く逃げてね!」

舞園『…ははーん』

苗木「な、何?」

舞園『私は騙されませんよ?』

苗木「え、いや本当だって」

5: 2014/04/01(火) 01:33:41.74 ID:eZS+t1aAO
舞園『残念でしたね苗木くん、エイプリルフールだからって調子乗ったらダメですよ』

苗木「いや、だからね」

舞園『ふふ、そんな騙したいんですか?』

苗木「僕は忠告したからね!」

舞園『苗木くん、必氏ですね…可愛いです』

苗木(なんか悪寒走った)

舞園『じゃ、私も1つ嘘ついておきますね』

苗木「え、いやいいよ」

舞園『私、苗木くんのこと愛してますよ』

苗木(あー蕁麻疹が)

舞園『じゃあ、また話しましょうね』ピッ

苗木「あっちょ、舞園さん」

苗木「切れてしまった…」

苗木「…後から修羅場になりそうだなぁ…」

6: 2014/04/01(火) 01:37:34.68 ID:eZS+t1aAO
苗木「…まあいいか、後のことはどうにでもなるよね」

苗木「次は朝日奈さんのとこに行こっかな」

ーーーーーーーーーーー

苗木「朝日奈さーん」

朝日奈「あ、苗木だー!」ギュッ

苗木「朝日奈さん、当たってる、当たってるから」ムニムニ

朝日奈「苗木、エOチだねー」

苗木(いつから朝日奈さんこんなキャラになっちゃったんだろう…)

朝日奈「で、苗木どうしたの?揉みたいの?」

苗木「朝日奈さん、女の子がそんなこと言っちゃダメだよ…」

朝日奈「こんなこと苗木にしか言わないよー」

苗木「分かった、分かったから離れて」

7: 2014/04/01(火) 01:41:04.83 ID:eZS+t1aAO
朝日奈「うりうり」ムニムニ

苗木「朝日奈さん、大神さんが朝日奈さんに話したいことがあるって言ってたよ」

朝日奈「え、さくらちゃんが?」

苗木「何か、凄い神妙な顔してたけど…」

朝日奈「何々、大事なことっぽかった?」

苗木「僕はそう感じたなぁ…」

朝日奈「さくらちゃん、それ以外に何か言ってなかった?」

苗木(何か妙に食いついてくるなぁ)

苗木「顔赤くしながら小声で『朝日奈…』とか言ってたよ」

朝日奈「さ、さくらちゃん…」

苗木(え、まさかの両刀…?)

朝日奈「…ちょっと行ってくるね!」

苗木「あ、ちょ、エイプリルフール…」

苗木「…何で話を聞いてくれないんだ」

8: 2014/04/01(火) 01:45:54.38 ID:eZS+t1aAO
苗木「…」

苗木「どうせもう修羅場だし、どうせなら楽しむべきだよね」

ーーーーーーーーーーー

苗木「セレスさん、今日も綺麗だね」

セレス「苗木くん、レディを口説くのならもう少し段階を踏むべきですわ」

苗木(とか言いつつ頬赤くされてもなあ…)

苗木「山田くんが、またセレスさんの同人誌書いてたよ」

セレス「…はぁ…またですか…」

苗木「しかも、コミケ仲間の間で拡散してるみたい」

セレス「…それ、本当ですか?」

苗木「今頃、皆セレスさんのあれやこれやを想像して…」

セレス「…ちょっと用事ができましたわ」

苗木「はい、嘘でしたー!」

苗木「…はい、またこのパターンね」

11: 2014/04/01(火) 01:55:32.20 ID:eZS+t1aAO
苗木「…次は誰にしよっかな」

苗木「んー…」

苗木「霧切さんでいいや」

ーーーーーーーーーーー

苗木「霧切さん、まだ彼氏いないの?」

霧切「な、苗木くん…」

苗木(いつからだろう、霧切さんがこんな怯えた目で僕を見るようになったのは)

霧切「…どうしたの」

苗木「いやさ、最近僕と霧切さんが付き合ってるって噂が流れてるんだよね」

霧切「あら、そ、そうなの…」

苗木「正直迷惑な話だよね」

霧切「え、あ、そうよね…」

苗木「この前一緒に帰っただけなのにね」

霧切「…迷惑な…話よね…」

苗木(うわー、涙目になってる)

12: 2014/04/01(火) 02:00:10.98 ID:eZS+t1aAO
霧切「苗木くん、私のこと嫌いなのかしら…?」

苗木(直球で来たよ)

霧切「ねえ、苗木くん…」

苗木「まあ、正直嫌いかな」

霧切「…そう…」

苗木(あれ、目が怖い)

霧切「苗木くん、夜、何が起こると思うかしら…?」

苗木「え、夜?まあ修羅場だろうね」

霧切「ふふふふ…よく分かってるわね…」

苗木「自分で蒔いた種だからね」

霧切「明日の朝…苗木くん、私のことどんな目で見るのかしらね…」

苗木「え」

13: 2014/04/01(火) 02:05:01.31 ID:eZS+t1aAO
霧切「苗木くん、きっと私から目を離せなくなるわ…」

苗木「き、霧切さん、落ち着いて」

霧切「ふふ…エイプリルフールよ、エイプリルフール」

苗木(目がガチだったよ)

霧切「じゃあ…またね、苗木くん」

苗木(霧切さんてクーデレじゃなかったっけ…)

ーーーーーーーーーーー

苗木「またも火種を増やしてしまった」

苗木「ま、エイプリルフールだし皆許してくれるよね」

苗木「霧切さんには用心しておかないと」

戦刃「あ、苗木くんだー!」

苗木「あ、戦刃さん」

戦刃「苗木くん、口の横になんか付いてるよ?」

苗木「えっ?」

14: 2014/04/01(火) 02:08:56.79 ID:eZS+t1aAO
戦刃「やった、引っかかったー!」

苗木「あ、エイプリルフールかぁ…」

戦刃「苗木くん、案外おっちょこちょいだね!」

苗木「戦刃さん、背中になんか付いてたよ?」

戦刃「えっほんと?」クルッ

苗木「あ、靴の先にも何かゴミ付いてるよ」

戦刃「え?」

苗木(パンチラゲットぉぉ!)

戦刃「何も付いてなかったよ?」

苗木「あはは、エイプリルフールだよ、熊さん」

戦刃「くま?」

苗木「あ、何でもないよ」

戦刃「?変なの」

苗木「あはは」

江ノ島「苗木ぃい…」

苗木「ひぃ!」

戦刃「あ、盾子ちゃんだー!」

15: 2014/04/01(火) 02:12:26.60 ID:eZS+t1aAO
江ノ島「苗木…見たな?私だけの熊さんを見たな?」

苗木「いやそんな、これは不可抗力で」

戦刃「ねえ、熊さんって何?」

江ノ島「お姉ちゃん、ちょっと部屋行ってて」

戦刃「え?う、うん…」

江ノ島「…そんな寂しそうな顔しないでよ」

戦刃「あ、ごめんね…」

江ノ島「もうー可愛いなお姉ちゃんはー!」ギュッ

戦刃「わっ、苦しいよ盾子ちゃん!」

江ノ島「あーもう大好き、お姉ちゃん大好き」

戦刃「じゅ、盾子ちゃん、苦しい…」

江ノ島「あっ、ごめんねお姉ちゃん!」バッ

苗木(なんだこれ)

16: 2014/04/01(火) 02:15:58.22 ID:eZS+t1aAO
戦刃「じゃあ、私部屋にいるね!」

江ノ島「うん、すぐ行くからねー!」

苗木「ば、バイバイ…」

江ノ島「さて苗木」

苗木「はい」

江ノ島「はいじゃねえよコラ、何したか分かってんのか」

苗木「江ノ島さん、仮にも女の子なんだしもうちょっと口調抑えないと…」

江ノ島「おい、話逸らしてんじゃねえよ」

苗木「…そういえば、十神くんが戦刃さんとこの前一緒に歩いてるの見たよ」

江ノ島「えっ」

苗木「何か、凄いいい雰囲気だったなあ…」

江ノ島「そ、それほんとに?」

苗木「ほんとだよ」

江ノ島「…分かった、エイプリルフールだな!」

苗木「嘘だと思うならそう思えばいいけど、僕は本当に見たからね」

17: 2014/04/01(火) 02:18:50.45 ID:eZS+t1aAO
江ノ島「え、嘘だよね?ねえ、嘘だって言ってよ」

苗木(ドギマギする江ノ島さん可愛い)

江ノ島「ねえ、苗木」

苗木「まあ、十神くんに聞いてみればいいんじゃない?」

江ノ島「…ほんとなの…?」

苗木「見ただけだから、何とも言えないけどね」

江ノ島「…十神ぃい…」

苗木(よし、このタイミングで…)

苗木「まあ、エイプリルフールだけどね!」

苗木「…あれ」

苗木「何でエイプリルフールって言ったら瞬間移動されるんだろ」

苗木「呪われてるのかなぁ…」

苗木「これでまた敵が増えたかな」

苗木「…まあいいや」

98: 2014/04/03(木) 01:30:38.45 ID:/8mxetJB0
ーーーーーーーーーーーーー

ーー霧切の部屋前ーー

江ノ島「霧切ー」コンコン

苗木「…出ないね」

江ノ島「霧切ー、苗木連れて来たよー」

ガチャ

苗木(出るのはやっ)

霧切「ご苦労様」

江ノ島「んじゃ、あとよろしく」

霧切「ええ、分かったわ」

苗木「あー」

霧切「ほら、苗木くんこっちよ」

ガチャ

江ノ島「…大丈夫かな…」

江ノ島「霧切めっちゃ危ない目してたけど」

99: 2014/04/03(木) 01:36:46.67 ID:/8mxetJB0
霧切「うふふ、苗木くん、待ちわびたわよ…」

苗木(気のせいかな…血の臭いが)

霧切「苗木くんには私のことを完全に好きになるまでここにいてもらうわ」

苗木「え」

霧切「大丈夫よ、誰も入ってこれないから」

苗木「いやそういうことじゃなくて」

霧切「ご飯もちゃんと食べさせてあげるわ」

苗木「だからね」

霧切「もちろん、排泄物の処理もするわ」

苗木「あの」

霧切「体も拭いてあげるわ。2日に一回、髪を洗ってあげる」

苗木「話聞いて欲しいかな」

霧切「それと」

苗木「?」

霧切「私が気に入らない発言をしたら、罰を受けてもらうわ」

100: 2014/04/03(木) 01:43:10.44 ID:/8mxetJB0
苗木「罰?くだらないね」

霧切「うふふ、つまり、そういう発言よ…」ブスッ!

苗木「っっっ!!!」

霧切「キリよ」

苗木「いっ……た…」

霧切「これで今の状況が理解できたかしら?」

苗木「…痛い程にね」

霧切「ふふ、上手いわね」

苗木「…それで、僕が霧切さんを好きになったかどうかなんてどう判断するの?」

霧切「いい質問ね。これを使うわ」

苗木「?」

霧切「嘘発見器よ。江ノ島さんの部屋から持って来たわ」

苗木「2つ持ってたんだ…」

霧切「さて…苗木くん、何日かかるかしらね?」

苗木「…さぁ、ね」

霧切「ふふふ、そのふてぶてしい態度…素敵よ」ブスッ

苗木「っづあああぁっ!」

霧切「嗚呼…苗木くんの悲鳴…心に染み渡るわ…」

苗木「…だっ…」

霧切「この滴り落ちる血…」ペロッ

苗木「っ」

霧切「ふふ…今、苗木くんと同じ血が私の中に流れているのね…」

苗木(…狂ってる…)

104: 2014/04/03(木) 01:57:16.54 ID:/8mxetJB0
ーー3日目ーー

苗木(今日は、髪を洗ってくれる日だ)

霧切「さあ苗木くん、髪を洗いましょうね」

苗木「…うん」

霧切「ふふ…素直で可愛いわ」

苗木(昨日、一昨日と色んな人が助けに来てくれたけど…)

霧切「まずは水洗いしましょう」

苗木(霧切さんの部屋の壁と扉はいつの間にか改造されていて、誰にも手が出せなかった)

霧切「ほら苗木くん、2日ぶりのシャワー、気持ちいいでしょ?」

苗木「ん…うん」

霧切「ふふふ」

106: 2014/04/03(木) 02:09:04.57 ID:/8mxetJB0
ーー8日目ーー

苗木「…」

霧切「苗木くん、朝よ」

苗木「…」

霧切「…苗木くん」

苗木「…あ、うん…」

霧切「…そろそろ、限界かしら?」

苗木「…うん…」

霧切「…苗木くんは、私のこと、好き?」

苗木「…」

霧切「大丈夫よ。嘘だとしても、何もしないわ」

苗木「…うん…」

ビービービービー!!!!

霧切「…まだ、ダメね…」

苗木(…もう、思考もまともにできなくなってきたかな)

霧切「…でも、まだ終わらないわよ」

苗木(…この先、僕が霧切さんを好きになることはないだろう)

霧切「苗木くんが、私を好きになるまで…」

苗木(なぜなら…)

霧切「ふふ、ふふふふふフフフフフフフフフフフフ…」

苗木(…霧切さんは、恐怖の存在でしかないからだ)

107: 2014/04/03(木) 02:13:29.78 ID:/8mxetJB0
ーー30日目ーー

霧切「苗木くん、今日でちょうど1ヶ月よ」

苗木「…」

霧切「ふふ…」

苗木「…」

霧切「…」

苗木「…」

霧切「…苗木くん、聞こえる?」

苗木「…」

霧切「…まだ、大丈夫よね」

苗木「…」

霧切「…15日目くらいから、あいづちすらしてくれなくなったけど…」

苗木「…」

霧切「私の話、聞いてくれるかしら」

苗木「…」

108: 2014/04/03(木) 02:16:57.62 ID:/8mxetJB0
霧切「…」

苗木「…」

霧切「…私、ここまで来るとは思ってなかったわ」

苗木「…」

霧切「1週間程度で終わらせる気だったの」

苗木「…」

霧切「でも、苗木くんを完全に支配できていると思うと、止まらなかったわ」

苗木「…」

霧切「狂ってるわよね。でも、それが私なの」

苗木「…」

霧切「…もう、手遅れかしら」

苗木「…」

霧切「…苗木くん、もう、おしまいにしましょう」

苗木「…」

霧切「…ええ。名残惜しいわ」

苗木「…」

109: 2014/04/03(木) 02:19:49.22 ID:/8mxetJB0
霧切「でも、終わらせないと」

苗木「…」

霧切「…」

苗木「…」

霧切「私も」

苗木「…」

霧切「ふふ。苗木くん、面白いこと言うのね」

苗木「…」

霧切「でも、ありがとうとしか言えないわ」

苗木「…」

霧切「あと…ごめんね」

苗木「…」ツー

霧切「…私も…悲しいわ」

苗木「…」

霧切「でも、もう、こうするしかないのよね?」

苗木「…」

110: 2014/04/03(木) 02:24:12.21 ID:/8mxetJB0
霧切「…ありがとう、苗木くん」

苗木「…」

霧切「あとは、任せるわよ」

苗木「…」

霧切「最後に、汚しちゃうかもしれないけど」

苗木「…」

霧切「私の最後のワガママなの。…許してね」

…ギ、…エギ!

苗木「…」

霧切「…後悔はしてないわ」

…シテ、…ンジシテ!

苗木「…」

霧切「…ふふっ、こんな時も笑えるのね」

…イ!…ヤクシロ!

苗木「…」

霧切「羨ましいわ。あなたといれるこれからが」

…ッテル!…ドケ!

苗木「…サヨウ、ナラ」

霧切「…ええ、サヨナラ」

111: 2014/04/03(木) 02:25:27.26 ID:/8mxetJB0
おしまいです
その後の苗木はご想像にお任せします

引用: 苗木「エイプリルフールだしさ、何してもいいと思うんだよね」