1: 2014/06/01(日) 13:46:38 ID:KHzFNT5s
藤宮「嫌です」

長谷「………っ」

藤宮「………」

長谷「………」

藤宮「………ふふ」

長谷「?!」

2: 2014/06/01(日) 13:49:15 ID:KHzFNT5s
藤宮「あははっ」

長谷「ふ、藤宮さん?」

藤宮「ごめんね、長谷くん」

藤宮「冗談だからそんな顔しないで」ニコ

長谷「えっ、冗談だったの?!」

藤宮「うん、ちょっとからかっちゃった」

長谷「よ、良かったー!」

3: 2014/06/01(日) 13:53:10 ID:KHzFNT5s
藤宮「は、長谷くん?」

長谷「俺、また藤宮さんと友達になれて嬉しいよ!」ポロ

藤宮「長谷くん、どうして泣いてるの?!」

長谷「あ、あれ…何でだろ?」グス

藤宮「…………」スッ

長谷「藤宮さん?」グス

4: 2014/06/01(日) 13:59:48 ID:KHzFNT5s
藤宮「可愛いなぁ、長谷くん」ナデ

長谷「?!//」

藤宮「ふふ、よしよし」ニコ

長谷「あ、あの…藤宮さん?//」

藤宮「ん、どうしたね?」ナデ

長谷「………何でもないです」

長谷(すげー嬉しい!//)

5: 2014/06/01(日) 14:09:06 ID:KHzFNT5s
藤宮「長谷くん、顔赤いよ?」ピト

長谷「うぇぇ?!//」ビク

藤宮「だ、大丈夫?」

長谷「だ、大丈夫大丈夫!」ドキ

藤宮「汗もすごい出てるし、もしかして体調悪いの?」

長谷「違うよ。今日はちょっと暑いし…」

藤宮「…今日はむしろ寒いよ?」

長谷「………」

8: 2014/06/01(日) 20:15:42 ID:KHzFNT5s
藤宮「本当に大丈夫…?」ズイ

長谷(近い近い近い?!//)

藤宮「熱があるかもしれないし、保健室行こ?」クイ

長谷「えっ、わっ…!」

藤宮「…………」キュッ

長谷「………」

長谷(藤宮さんの手、温かいなぁ)

9: 2014/06/01(日) 20:39:29 ID:KHzFNT5s
保健室

藤宮「やっぱりちょっと熱があるね」ピピ

長谷「でも、元気出し大丈夫だよ」

藤宮「一応、横になって休んだ方がいいよ」

長谷「えっ、でも…」

藤宮「………行こ?」スッ

長谷「………!」ドキ

10: 2014/06/01(日) 20:49:59 ID:KHzFNT5s
長谷「保健室のベッドって、けっこうふかふかなんだね」ギシ

藤宮「ちゃんとお布団掛けてね」

長谷「う、うん…」

長谷(藤宮さんとベッドで二人きり…)ドキ

長谷(いやいやいや何考えてんだ、俺!)ブンブン

藤宮「?」

11: 2014/06/01(日) 20:53:17 ID:KHzFNT5s
長谷「あの、藤宮さん?」

藤宮「ん、何?」

長谷「ずっとここに居るの?」

藤宮「えっ、ダメ…かな?」

長谷「い、いや…全然ダメじゃないよ!」

藤宮「良かった…」ニコ

長谷(むしろずっと居てほしいです)

12: 2014/06/01(日) 20:57:58 ID:KHzFNT5s
藤宮「いつも…」

長谷「ん?」

藤宮「いつも私が目を覚ますと長谷くんが居てくれる」

長谷「………」

藤宮「私、長谷くんが居てくれてすっごく安心するの」

長谷「…そっか」

藤宮「うん」ニコ

藤宮「だから、今度は私が側にいるね」

長谷「………」

長谷「よ、よろしくお願いします…//」

藤宮「はい…!」ニコ

13: 2014/06/01(日) 21:03:48 ID:KHzFNT5s
長谷「………」スー

藤宮(良く寝てるなぁ)

長谷「………」スー

藤宮「長谷くん」

長谷「んぅ……」

藤宮「私が何度忘れても…」

藤宮「また、あの言葉を言ってくれますか?」

藤宮「私に…友達になってください、って」

長谷「言うよ」

藤宮「………え?」

14: 2014/06/01(日) 21:10:31 ID:KHzFNT5s
藤宮「長谷くん起きてるの?」

長谷「何度忘れられても俺は言い続けるよ」

長谷「だって俺は…」

長谷(俺は藤宮さんの事が…)

藤宮「長谷くん?」

長谷「………」

長谷「俺は、藤宮さんとずっと友達でいたいから」

藤宮「………」

藤宮「…うん、私も長谷くんとずっと友達でいたい」ポロ ニコ

長谷(まだ、このままでいい)

長谷(でも…いつかは伝えたいな)

長谷(俺の本当の気持ちを…)


15: 2014/06/01(日) 21:11:42 ID:KHzFNT5s
勢いで書きました
読んで下さった方々、ありがとうございました

17: 2014/06/17(火) 00:05:11 ID:u0wTCz4I

引用: 長谷「俺と友達になってください」