608: 2013/09/30(月) 01:02:35.88 ID:eQJvwoyD0
キリカ「時は来たれり! 今こそ織莉子と勝負しよう!!」
織莉子「どうしたのキリカ、急に大きな声出して?」
キリカ「だってだってさあ! 織莉子はもう予知をコントロールできるようになったんでしょ!?」
織莉子「そうね。かなり落ち着いたし、これで二人一緒に戦えるわね」
キリカ「それも大事だけどさあ、私はずっと織莉子とやりたかったことがあるんだよ!」
織莉子「それが勝負? 何をするの?」
キリカ「ジャジャーンッ!」
織莉子「チェス?」
キリカ「こう見えて私の得意技なのさ」
織莉子「そうなの? なんだか意外ね、初耳だわ」
キリカ「聞かれなかったからね!」
織莉子「どこかの宇宙人みたいなこと言うのね」
キリカ「あぁっ! ちがっ、そんなつもりじゃないよぉ!?」
織莉子「どうしたのキリカ、急に大きな声出して?」
キリカ「だってだってさあ! 織莉子はもう予知をコントロールできるようになったんでしょ!?」
織莉子「そうね。かなり落ち着いたし、これで二人一緒に戦えるわね」
キリカ「それも大事だけどさあ、私はずっと織莉子とやりたかったことがあるんだよ!」
織莉子「それが勝負? 何をするの?」
キリカ「ジャジャーンッ!」
織莉子「チェス?」
キリカ「こう見えて私の得意技なのさ」
織莉子「そうなの? なんだか意外ね、初耳だわ」
キリカ「聞かれなかったからね!」
織莉子「どこかの宇宙人みたいなこと言うのね」
キリカ「あぁっ! ちがっ、そんなつもりじゃないよぉ!?」
609: 2013/09/30(月) 01:03:35.36 ID:eQJvwoyD0
キリカ「私が黒で織莉子が白ね!」
織莉子「色に差があるの?」
キリカ「ないけど、私個人として黒が好きなだけさ。あ、織莉子が黒がいいって言うならすぐ変わるよ!」
織莉子「いいえ、白でいいわよ」
キリカ「やっぱり織莉子には潔白や純白って言葉が似合うよねえ」
織莉子「もうキリカったら、そんなことないわよ」
キリカ「あるよ! 卵白や蛋白質って言葉も似合うよっ!」
織莉子「それは似合いたくないわね」
織莉子「色に差があるの?」
キリカ「ないけど、私個人として黒が好きなだけさ。あ、織莉子が黒がいいって言うならすぐ変わるよ!」
織莉子「いいえ、白でいいわよ」
キリカ「やっぱり織莉子には潔白や純白って言葉が似合うよねえ」
織莉子「もうキリカったら、そんなことないわよ」
キリカ「あるよ! 卵白や蛋白質って言葉も似合うよっ!」
織莉子「それは似合いたくないわね」
610: 2013/09/30(月) 01:04:24.21 ID:eQJvwoyD0
キリカ「うぬぬぬ……それならここだぁ!」
織莉子「あら、そこでいいの? はい、チェックメイト」
キリカ「うわああああ!? ずるいよ織莉子!!」
織莉子「勝負にずるいも何もないわよ」
キリカ「ま、まさかとは思うけど、こっそり魔法使ってないよね!?」
織莉子「さっき私には潔白が似合うと言ってくれたのはキリカでしょう?」
キリカ「流石織莉子……私の得意なチェスで勝てないなんて……そういう頭がいい所もカッコいい! 好きだ!!」
織莉子「それはありがとう。私もよ」
キリカ「あぁでも負けるのは悔しいーー!! 私はどうすればいいんだぁーーーー!!!」
織莉子「ならもう一戦しましょうか」
キリカ「り、リベンジしてもスネない?」
織莉子(それは寧ろキリカの方じゃないかしら……)
織莉子「あら、そこでいいの? はい、チェックメイト」
キリカ「うわああああ!? ずるいよ織莉子!!」
織莉子「勝負にずるいも何もないわよ」
キリカ「ま、まさかとは思うけど、こっそり魔法使ってないよね!?」
織莉子「さっき私には潔白が似合うと言ってくれたのはキリカでしょう?」
キリカ「流石織莉子……私の得意なチェスで勝てないなんて……そういう頭がいい所もカッコいい! 好きだ!!」
織莉子「それはありがとう。私もよ」
キリカ「あぁでも負けるのは悔しいーー!! 私はどうすればいいんだぁーーーー!!!」
織莉子「ならもう一戦しましょうか」
キリカ「り、リベンジしてもスネない?」
織莉子(それは寧ろキリカの方じゃないかしら……)
611: 2013/09/30(月) 01:05:11.95 ID:eQJvwoyD0
キリカ「ギリ……ギリ……」
織莉子「落ち着いてキリカ。擬音が声に出てるわよ」
キリカ「うがぁあああ! 頭の使い過ぎでもう脳がフットーしそうだよ!!」
織莉子「そうね、少し休憩しましょうか」
キリカ「今すぐ甘い物食べよう! 砂糖を振りかけたショートケーキが食べたいッ!」
織莉子「甘党なんてレベルじゃないわよ……」
キリカ「織莉子はなんで平気なの?」
織莉子「平気じゃないわよ? 私もそろそろ甘いものが食べたいなと思ってたところなの」
キリカ「おぉ! やっぱり私達は心と心で通じ合ってるんだね!」
織莉子「ふふっ、そうかもね」
キリカ「――ハッ!? まさかそこから私の思考を読み取って!?」
織莉子「ごめんなさいキリカ、すぐに甘い物用意するから落ち着いてちょうだい」
織莉子「落ち着いてキリカ。擬音が声に出てるわよ」
キリカ「うがぁあああ! 頭の使い過ぎでもう脳がフットーしそうだよ!!」
織莉子「そうね、少し休憩しましょうか」
キリカ「今すぐ甘い物食べよう! 砂糖を振りかけたショートケーキが食べたいッ!」
織莉子「甘党なんてレベルじゃないわよ……」
キリカ「織莉子はなんで平気なの?」
織莉子「平気じゃないわよ? 私もそろそろ甘いものが食べたいなと思ってたところなの」
キリカ「おぉ! やっぱり私達は心と心で通じ合ってるんだね!」
織莉子「ふふっ、そうかもね」
キリカ「――ハッ!? まさかそこから私の思考を読み取って!?」
織莉子「ごめんなさいキリカ、すぐに甘い物用意するから落ち着いてちょうだい」
612: 2013/09/30(月) 01:06:06.14 ID:eQJvwoyD0
キリカ「んー! 普通のケーキでも美味しい!!」
織莉子「はい紅茶よ。いつも通りお砂糖三個ジャム三杯」
キリカ「ありがとう織莉子!」
織莉子「今日の紅茶はいつものアッサムティーからオレンジペコにしてみたの。どうかしら?」
キリカ「織莉子が淹れてくれたお茶なら何でも美味しいよ!」
織莉子「もう、ちゃんと味の感想を聞いてるのに」
キリカ「ちゃんと美味しいってば」
織莉子「じゃあ歌に乗せて感想をどうぞ」
キリカ「えぇっ!? えっと、あの……」
織莉子「なんてね、無理しなくても――」
キリカ「こーおーちゃーが~~ おーいーしーい~♪」←君が代のリズム
織莉子(どうしてそのチョイスに……)
織莉子「はい紅茶よ。いつも通りお砂糖三個ジャム三杯」
キリカ「ありがとう織莉子!」
織莉子「今日の紅茶はいつものアッサムティーからオレンジペコにしてみたの。どうかしら?」
キリカ「織莉子が淹れてくれたお茶なら何でも美味しいよ!」
織莉子「もう、ちゃんと味の感想を聞いてるのに」
キリカ「ちゃんと美味しいってば」
織莉子「じゃあ歌に乗せて感想をどうぞ」
キリカ「えぇっ!? えっと、あの……」
織莉子「なんてね、無理しなくても――」
キリカ「こーおーちゃーが~~ おーいーしーい~♪」←君が代のリズム
織莉子(どうしてそのチョイスに……)
613: 2013/09/30(月) 01:07:13.52 ID:eQJvwoyD0
キリカ「無茶ぶりはやめてよぉ!」
織莉子「ふふっ、ごめんなさい。まさか本当に歌うなんて思わなくて」
キリカ「むぅー、今日は私ばっかり酷い目にあってる気がする……」
織莉子「そんなことないわよ」
キリカ「織莉子はいっつも完璧でスタイルも良くて頭も良くて性格も良くて私のために何でもしてくれる世界一素敵な女性だからそんなこと言えるんだ!」
織莉子「そそそ、そんなことないからそれ以上やめて!!!」
キリカ「え、これ以上は……」
織莉子「え」
織莉子「ふふっ、ごめんなさい。まさか本当に歌うなんて思わなくて」
キリカ「むぅー、今日は私ばっかり酷い目にあってる気がする……」
織莉子「そんなことないわよ」
キリカ「織莉子はいっつも完璧でスタイルも良くて頭も良くて性格も良くて私のために何でもしてくれる世界一素敵な女性だからそんなこと言えるんだ!」
織莉子「そそそ、そんなことないからそれ以上やめて!!!」
キリカ「え、これ以上は……」
織莉子「え」
614: 2013/09/30(月) 01:08:34.28 ID:eQJvwoyD0
キリカ「あるあるいっぱいあるよ織莉子のいい所! 多すぎて日が暮れちゃうくらいさ!!」
織莉子「もう言わなくていいから! 恥ずかしいから!!」
キリカ「ほらほら、チェスの続きやろうよ織莉子!?」
織莉子「……」
キリカ「楽しいよ?」
織莉子「そうだわ、負けたら罰ゲームをしましょう」
キリカ「罰ゲーム?」
織莉子「嫌いな食べ物食べてもらうわ」
キリカ「なっ!!! ピーマンも!?」
織莉子「ピーマンも」
キリカ「生で!?」
織莉子「生で」
キリカ「青椒肉絲じゃ駄目!?」
織莉子「それなら食べられるの?」
キリカ「……無理だけど」
織莉子「どうして聞いたの?」
織莉子「もう言わなくていいから! 恥ずかしいから!!」
キリカ「ほらほら、チェスの続きやろうよ織莉子!?」
織莉子「……」
キリカ「楽しいよ?」
織莉子「そうだわ、負けたら罰ゲームをしましょう」
キリカ「罰ゲーム?」
織莉子「嫌いな食べ物食べてもらうわ」
キリカ「なっ!!! ピーマンも!?」
織莉子「ピーマンも」
キリカ「生で!?」
織莉子「生で」
キリカ「青椒肉絲じゃ駄目!?」
織莉子「それなら食べられるの?」
キリカ「……無理だけど」
織莉子「どうして聞いたの?」
615: 2013/09/30(月) 01:09:30.84 ID:eQJvwoyD0
キリカ「ぬむぅ、織莉子は辛い打ち方ばっかりだね」
織莉子「辛い?」
キリカ「甘いの反対」
織莉子「なるほど」
キリカ「ねえ織莉子、チェックメイトのカッコいい呼び方でも考えようよ」
織莉子「十分カッコいいと思うけれど……それくらいで私は油断しないわよ」
キリカ「そうだなぁ、私はオラクルレイとかいいと思うよ」
織莉子「っ!?」
キリカ「あ、逆にグローリーコメットなんてのもありかな」
織莉子「き、汚いわよキリカ!!」
キリカ「動揺はするみたいだね織莉子っ! この勝負もら」
織莉子「ヴァンパイアファング」
キリカ「っ!?」
織莉子「なんてどうかしら?」
キリカ「ふ、ふーん……いいと思うよ、うん、実に愉快」
織莉キリ「……」
織莉キリ(でも、実際使ってるところはカッコいいわけで……)
織莉子「辛い?」
キリカ「甘いの反対」
織莉子「なるほど」
キリカ「ねえ織莉子、チェックメイトのカッコいい呼び方でも考えようよ」
織莉子「十分カッコいいと思うけれど……それくらいで私は油断しないわよ」
キリカ「そうだなぁ、私はオラクルレイとかいいと思うよ」
織莉子「っ!?」
キリカ「あ、逆にグローリーコメットなんてのもありかな」
織莉子「き、汚いわよキリカ!!」
キリカ「動揺はするみたいだね織莉子っ! この勝負もら」
織莉子「ヴァンパイアファング」
キリカ「っ!?」
織莉子「なんてどうかしら?」
キリカ「ふ、ふーん……いいと思うよ、うん、実に愉快」
織莉キリ「……」
織莉キリ(でも、実際使ってるところはカッコいいわけで……)
616: 2013/09/30(月) 01:11:06.96 ID:eQJvwoyD0
織莉子「……」
キリカ「ここだぁ!」
織莉子「あ、あぁっ……!?」
キリカ「やったー! 織莉子に勝ったよーーー!! どんなもんだーい!」
織莉子「むぅ……流石ねキリカ」
キリカ「ふっふふのふ、やはり今までの私は本調子じゃなかった! 織莉子には悪いけどこれが私の実力なのさ!」
織莉子「仕方ないわね。嫌いなもの、用意してくるわ」
キリカ「いってらっしゃい! あれ、でも織莉子に嫌いな食べ物なんてあったっけ?」
織莉子「勿論あるわよ。私、実はアイスクリームが苦手なの」
キリカ「絶対嘘だッ!!!!」
織莉子「あの頭がキーンとなるのと歯に染みるのが嫌なの」
キリカ「そんなの私だって頭が痛く……歯の方はヤバくないかい…!?」
キリカ「ここだぁ!」
織莉子「あ、あぁっ……!?」
キリカ「やったー! 織莉子に勝ったよーーー!! どんなもんだーい!」
織莉子「むぅ……流石ねキリカ」
キリカ「ふっふふのふ、やはり今までの私は本調子じゃなかった! 織莉子には悪いけどこれが私の実力なのさ!」
織莉子「仕方ないわね。嫌いなもの、用意してくるわ」
キリカ「いってらっしゃい! あれ、でも織莉子に嫌いな食べ物なんてあったっけ?」
織莉子「勿論あるわよ。私、実はアイスクリームが苦手なの」
キリカ「絶対嘘だッ!!!!」
織莉子「あの頭がキーンとなるのと歯に染みるのが嫌なの」
キリカ「そんなの私だって頭が痛く……歯の方はヤバくないかい…!?」
617: 2013/09/30(月) 01:12:25.21 ID:eQJvwoyD0
織莉子「ん~~! 頭が……!」
キリカ「うぅー、織莉子ばっかりずるい……私は生野菜食べさせられるの確定してるのに……」
織莉子「ふぅ、美味し……もとい、痛くて辛かったわ」
キリカ「いいもん今度は新しい罰も入れよう! 私が勝ったら私の分のピーマン食べてもらうんだから!!」
織莉子「なら私が勝ったら私の分のアイス食べていいわよ」
キリカ「本当かい!?」
織莉子「ピーマンと一緒にね」
キリカ「何その酷い組み合わせ!?」
キリカ「うぅー、織莉子ばっかりずるい……私は生野菜食べさせられるの確定してるのに……」
織莉子「ふぅ、美味し……もとい、痛くて辛かったわ」
キリカ「いいもん今度は新しい罰も入れよう! 私が勝ったら私の分のピーマン食べてもらうんだから!!」
織莉子「なら私が勝ったら私の分のアイス食べていいわよ」
キリカ「本当かい!?」
織莉子「ピーマンと一緒にね」
キリカ「何その酷い組み合わせ!?」
618: 2013/09/30(月) 01:13:21.69 ID:eQJvwoyD0
織莉子「突然だけどキリカ」
キリカ「どうしたんだい織莉子」
織莉子「世の中はやっぱり白よりも黒の方が多いと思わない?」
キリカ「そうかい?」
織莉子「キリカがいくら私に白が似合うと言ってくれても、結局黒い部分は他の人と同じくらい持ってるわけなのよ」
キリカ「ふむふむ」
織莉子「お父様を追い込んだ政治家もマスコミも世間の人間もみんな心の中は真っ黒だったわ」
キリカ「……分かるよ織莉子」
織莉子「……」
キリカ「例えば同じ大きさの黒い■と白い□を書いてみても、周りの線の分、白の方が割合が低いんだよね」
織莉子「……まあ、そういうことね」
キリカ「そう、世の中黒ばっかりなんだね」
織莉子「チェックメイト」
キリカ「ピーマンアイスは嫌だーー!」
キリカ「どうしたんだい織莉子」
織莉子「世の中はやっぱり白よりも黒の方が多いと思わない?」
キリカ「そうかい?」
織莉子「キリカがいくら私に白が似合うと言ってくれても、結局黒い部分は他の人と同じくらい持ってるわけなのよ」
キリカ「ふむふむ」
織莉子「お父様を追い込んだ政治家もマスコミも世間の人間もみんな心の中は真っ黒だったわ」
キリカ「……分かるよ織莉子」
織莉子「……」
キリカ「例えば同じ大きさの黒い■と白い□を書いてみても、周りの線の分、白の方が割合が低いんだよね」
織莉子「……まあ、そういうことね」
キリカ「そう、世の中黒ばっかりなんだね」
織莉子「チェックメイト」
キリカ「ピーマンアイスは嫌だーー!」
619: 2013/09/30(月) 01:14:00.35 ID:eQJvwoyD0
織莉子「他のものでもいいのよ?」
キリカ「本当かい!?」
織莉子「うちにあればね」
キリカ「ニンジンも苦手!」
織莉子「なるほど」
キリカ「あとシイタケも嫌だ!」
織莉子「多いわね」
キリカ「あとは納豆かなぁ」
織莉子「全部あるわ」
キリカ「あるの!?」
織莉子「どうしましょうか」
キリカ「うーーーん、この中でアイスとの組み合わせが合いそうなものなんて……」
織莉子「全部振りかけましょう」
キリカ「織莉子!?」
キリカ「本当かい!?」
織莉子「うちにあればね」
キリカ「ニンジンも苦手!」
織莉子「なるほど」
キリカ「あとシイタケも嫌だ!」
織莉子「多いわね」
キリカ「あとは納豆かなぁ」
織莉子「全部あるわ」
キリカ「あるの!?」
織莉子「どうしましょうか」
キリカ「うーーーん、この中でアイスとの組み合わせが合いそうなものなんて……」
織莉子「全部振りかけましょう」
キリカ「織莉子!?」
620: 2013/09/30(月) 01:15:01.04 ID:eQJvwoyD0
キリカ「うぇー……ほんとに食べさせるなんて……織莉子は鬼だよ! お腹真っ黒だよっ!!」
織莉子「好き嫌いはよくないわよ。子供じゃあるまいし」
キリカ「あぁー! 久しぶりにまた私を子ども扱いするんだね!! もう本当に織莉子のことなんか!!!」
織莉子「嫌いになった?」
キリカ「なるわけないじゃないかぁー!」
織莉子「ふふ、私もよ」
キリカ「織莉子は凄いよ、なんでもできちゃうんだから」
織莉子「言ってなかったけど、実は私もチェスは得意なのよ」
キリカ「ひれっ!? そんなの聞いてないよ!」
織莉子「聞かれなかったからよ」
キリカ「そんなしろまるみたいなことー!」
織莉子「好き嫌いはよくないわよ。子供じゃあるまいし」
キリカ「あぁー! 久しぶりにまた私を子ども扱いするんだね!! もう本当に織莉子のことなんか!!!」
織莉子「嫌いになった?」
キリカ「なるわけないじゃないかぁー!」
織莉子「ふふ、私もよ」
キリカ「織莉子は凄いよ、なんでもできちゃうんだから」
織莉子「言ってなかったけど、実は私もチェスは得意なのよ」
キリカ「ひれっ!? そんなの聞いてないよ!」
織莉子「聞かれなかったからよ」
キリカ「そんなしろまるみたいなことー!」
621: 2013/09/30(月) 01:15:53.28 ID:eQJvwoyD0
キリカ「よしっ、チェスはやめよう。今度はオセロで勝負だぁ!」
織莉子「あら、オセロこそ私の本領発揮よ」
キリカ「確かに織莉子なら何でも出来ちゃうだろうね……やっぱりやめよう」
織莉子「あら、いいの?」
キリカ「じゃあ私達がやったことないゲームにしよう!」
織莉子「私達がやったことない物……」
キリカ「んー……」
織莉キリ「囲碁なんてどう?」
織莉子「ふふっ、決まりみたいね」
キリカ「やっぱり私達は心と心で通じ合ってたってことだね!」
織莉子「なら、今私が考えてることも知られちゃってるのかしらね」
キリカ「当然! むむむむ……織莉子が考えてること、それは! 『お父様の部屋にある囲碁を持ってきて』、だね!?」
織莉子「惜しいわ。少し違うわよキリカ」
キリカ「あ、あれぇ!?」
織莉子「キリカの家にある囲碁を持ってきて、よ」
キリカ「え、うちにはないよ?」
織莉子「でもうちにもないわよ?」
織莉キリ「……」
キリカ「やっぱりオセロにしよう」
織莉子「賛成ね」
fin
織莉子「あら、オセロこそ私の本領発揮よ」
キリカ「確かに織莉子なら何でも出来ちゃうだろうね……やっぱりやめよう」
織莉子「あら、いいの?」
キリカ「じゃあ私達がやったことないゲームにしよう!」
織莉子「私達がやったことない物……」
キリカ「んー……」
織莉キリ「囲碁なんてどう?」
織莉子「ふふっ、決まりみたいね」
キリカ「やっぱり私達は心と心で通じ合ってたってことだね!」
織莉子「なら、今私が考えてることも知られちゃってるのかしらね」
キリカ「当然! むむむむ……織莉子が考えてること、それは! 『お父様の部屋にある囲碁を持ってきて』、だね!?」
織莉子「惜しいわ。少し違うわよキリカ」
キリカ「あ、あれぇ!?」
織莉子「キリカの家にある囲碁を持ってきて、よ」
キリカ「え、うちにはないよ?」
織莉子「でもうちにもないわよ?」
織莉キリ「……」
キリカ「やっぱりオセロにしよう」
織莉子「賛成ね」
fin
623: 2013/09/30(月) 01:19:05.83 ID:oKNploAgo
キリカが騒々しいのでほのぼの感が全然しないという
1もつ
1もつ
引用: まどか「魔法少女の短編集」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります