1: 2011/12/01(木) 00:24:42.44 ID:9Brr5yee0
インデックス「とうま、おなかがすいたんだよ」
上条「ちょっと待ってろー。ん、おまたせー」コト
インデックス「イタダキマス!」
上条「あー!行儀が悪い!ちゃんと手を合わせてから!」
セイバー「そうですよインデックス。あなたもシスターならば慎みというものを、ってその一番でかい唐翌揚げは渡しません!」
インデックス「食事とは弱肉強食、文字通りお肉は早い者勝ちなんだよ!」
セイバー「ならば私も本気を出さざるを得ない。今の唐翌揚げがあなたの口に入る最後の唐翌揚げです!」
ギャーギャーガツガツバクバクアッソレハンソク!キシタルモノツネニゼンリョクヲダスモノデスヨハシデブロックハナシナンダヨ!ガシャーン
上条(ふ、不幸だ・・・・)
上条「ちょっと待ってろー。ん、おまたせー」コト
インデックス「イタダキマス!」
上条「あー!行儀が悪い!ちゃんと手を合わせてから!」
セイバー「そうですよインデックス。あなたもシスターならば慎みというものを、ってその一番でかい唐翌揚げは渡しません!」
インデックス「食事とは弱肉強食、文字通りお肉は早い者勝ちなんだよ!」
セイバー「ならば私も本気を出さざるを得ない。今の唐翌揚げがあなたの口に入る最後の唐翌揚げです!」
ギャーギャーガツガツバクバクアッソレハンソク!キシタルモノツネニゼンリョクヲダスモノデスヨハシデブロックハナシナンダヨ!ガシャーン
上条(ふ、不幸だ・・・・)
10: 2011/12/01(木) 00:55:27.93 ID:9Brr5yee0
今更だけど、禁書とFate、Fate/zeroのクロスものです
2: 2011/12/01(木) 00:32:59.21 ID:9Brr5yee0
~1時間前
上条「聖杯戦争だぁ?」
ステイル『電話越しに長々と説明するよりもインデックスのが詳しいだろう、もう時間がないから手短に言うぞ。君は出しゃばるな。』
上条「電話してきたかと思ったら何だよそれは…」
ステイル『正確にはインデックスが狙われる可能性があるから、彼女から目を離すなということだ』
上条「…まぁ禁書目録の知識を狙われる可能性があるのは分かった。お前はどうするんだ?」
ステイル『学園都市の地下深くにある原因を破壊しに行く。時間はかかるが危険は殆ど無いから、君には出しゃばるなといったんだ。』
上条「ふーん…あのさ、ちょっと、言いにくいんだが…。」
上条「見知らぬ外人さんが急に現れたんだけど、もしかして…?」
ステイル『』
セイバー「インデックス、我がマスターよ。あなたは私が守ります。」
インデックス「…英霊なんて初めて見たかも。」
3: 2011/12/01(木) 00:36:35.89 ID:9Brr5yee0
~現在
上条「で?セイバー?聖杯戦争を止める必要があるってのはどういうわけなんだ?」
セイバー「はい、聖杯は何でも望みを叶えると言われていますが、すでに聖杯は消失しています。ゆえにこの街で聖杯戦争を行なっても無意味です。」
インデックス「そもそも聖杯戦争はフユキでしかできないシステムだから、ここにサーヴァントがいること自体おかしいんだよ」
セイバー「私は特殊なので前回、つまり最後の聖杯戦争の記憶がありますが、他のサーヴァントは何の疑問も持たずに戦闘をする可能性があります」
セイバー「…選ばれたサーヴァントによっては無差別に人を襲う可能性すらあります」
上条「なんだって!?」
セイバー「自身の力を高めるためというのが大半の理由ですが、特殊な例として殺人を楽しむ輩がいる可能性も否定できません」
上条「…そんな奴らは放ってはおけないな。場所はわかるのか?」
セイバー「私は…その…感知系のスキルは…」
「わざわざ探してもらう必要はないぜい?」
4: 2011/12/01(木) 00:39:53.35 ID:9Brr5yee0
細かい設定とか気にせずに気楽に読める、あまり長くないモノの予定なのでよろしく!
5: 2011/12/01(木) 00:41:40.75 ID:9Brr5yee0
上条「土御門?ベランダからどうした?」
セイバー「トウマ!下がってください!その男、マスターです!」
上条「え!?」
土御門「先に言っておくと、俺には戦闘の意思はない。むしろ味方だといってもいい」
セイバー「口先などどうにでもなる。たとえトウマの友人といえども、令呪を持つ者を無条件で信じるなど」
ランサー「くぁーっ。お前さんは相変わらずの堅物だなぁ。」
セイバー「ランサー!?」
上条「え?誰?この青い兄ちゃん?知り合い?」
6: 2011/12/01(木) 00:44:09.65 ID:9Brr5yee0
セイバー「…記憶がある?」
ランサー「ああ、あの街での記憶は残ってる。なんでかは知らねぇけどな。」
土御門「目下原因を調査中、もとい破壊中だな。学園都市のバックアップもあるからステイルなら上手くやるだろう、ねーちんも来てるしな」
上条「神咲も来てるのか?」
セイバー「ツチミカド、他のサーヴァントはどうなのですか?」
土御門「それは分からん、俺も状況を把握したのはついさっきだ。調査の途中で一旦戻ってきたら、ランサーが隣にサーヴァントがいるって言うもんだからにゃー」
セイバー「…トウマ、我々も街に出ましょう。他のサーヴァントについても記憶があるとは限らない。」
上条「そうだな、じゃあインデックスは留守番を」
セイバー「いえ、一緒に来てもらいます。ここの防備は皆無に近い、一緒に居なければ守ることもできません。」
インデックス「望むところなんだよ!私の知識があればサーヴァントの正体なんて一発でわかるんだよ!」
上条(不安だ…)
7: 2011/12/01(木) 00:46:01.86 ID:9Brr5yee0
~浜面のアパート
浜面「zzz...」
「・・・・・て」
浜面「…う?」
「・・・まづら、起きて」
滝壺「はまづら、起きて」
浜面「む、あ…うーんあと5ふ」
ドゴォ「げぶぅ!?」
滝壺「はまづら、起きて。説明して。」
浜面「いくらなんでも無防備なところに振り下ろしの腹パンはひどくない!?彼女に起こされる幸せを享受したかっただけなのに!」
絹旗「そんな幻想ぶち砕かれるといいです。それより超説明を。」
麦野「・・・・・・」
浜面「え?お前らまでいるの?説明?」
8: 2011/12/01(木) 00:48:16.06 ID:9Brr5yee0
滝壺「はやく、はまづら」
浜面「説明ったって何を…って誰?このメガネかけたキレーなおねーさん?」
ライダー「・・・・・・・・」
滝壺「それはこっちが聞きたいよ、はまづら」
絹旗「滝壺さんというものがありながら…まったく浜面は超浜面ですね」
浜面「待って!ホントに知らない!こんなバニーが似合いそうなお姉さん知らない!」
ライダー「…起きましたか?そろそろ説明したいのですが」
~説明中~
浜面「…で?その聖杯戦争が今なぜか起こってると」
ライダー「はい、争う意味もないはずなので私は戦う気はありませんが」
絹旗「他のサーヴァントはどうなんですか?皆がみなそういった判断を下すとは限らないのでしょう?」
ライダー「その通りです。サーヴァントの本能には他のサーヴァントを倒すというものがあります。それに従って行動する可能性は否定できません」
滝壺「…あなたは?」
ライダー「私は無益な争いを好みません。一般人を襲うことに関しても同様です。」
11: 2011/12/01(木) 00:56:30.08 ID:9Brr5yee0
浜面「で、この令呪ってのが絶対命令権なのか」
ライダー「ええ、サーヴァントはそれを使用しての命令に逆らえません。術者よりも強力な英霊を従えるための機能ですね」
浜面(ということはこれを使えばライダーさんにあんなコトやこんなコトを…)
滝壺「…はまづらがえOちな事を考える顔をしている」
絹旗「いつものしょーもない浜面フェイスですね、漢字にすると超浜面面」
ライダー「あなたは既に一回使用していますので、あと2回ですね」
浜面「…え?」
12: 2011/12/01(木) 00:58:18.17 ID:9Brr5yee0
浜面「待って!そんなコトした記憶ないよ!畜生、もっと堪能しておくべきだったのか!?」
滝壺「・・・・・」ジトー 絹旗「・・・・・」ジロー
浜面「すいません、なんでもありませんごめんなさい」
ライダー「いえ、内容は『もうちょっと寝かせて欲しい』でしたが」
浜面「…はぁ!?」
ライダー「他のサーヴァントに襲われる可能性もあるので早く説明をしようと起こしたのですが…そこで。」
浜面「うっわ俺の馬鹿!貴重なものを安眠ぐらいで!」
絹旗「ぷぷぷ、やはり浜面は超浜面なのです」
滝壺「がんばって、わたしはそんなしょーもないはまづらを応援してる」
浜面「彼女にまでしょーもないって言われた!」
麦野「えっと、髪をストレートにして、メガネ掛けて、セーターにジーンズのシンプルな格好をして…」
麦野「…知的な感じで攻めればいいのかしら?」
13: 2011/12/01(木) 00:59:54.48 ID:9Brr5yee0
~上条勢力:路上
上条「で?探知はできないならどうするんだ?学園都市も広いぞ?」
セイバー「くまなく歩き回るしかありません。気配の隠匿もしていないので向こうから気づいてくれるのを待つことになります」
上条「受身だなぁ。ま、しょうがないか」
インデックス「簡単な探知なら、その術式を逆手にとってコンタクトを取ることも可能だよ。問題は誰がやるか、だけど」
「…上条当麻」
上条「む?神咲じゃねーか、久しぶり!」
アサシン「ほう、これが主の想い人か。雲丹のような頭をしておるな」
14: 2011/12/01(木) 01:02:47.55 ID:9Brr5yee0
神咲「想い人!?ちちち違います!!」
セイバー「アサシン!?まさかあなたまで召喚されたというのですか!」
アサシン「まぁ待て、争う意味はないと知っておるよ。記憶があるのは貴様もなのだろう?」
セイバー「貴様も記憶があるのか…」
インデックス「とうま!サムライなんだよ!テレビでやってた『がんりゅうじま』っていう時代劇で見た!」
アサシン「…それはあまり良い番組ではないなぁ」
上条「そういや来てるって言ってたな。調査はどうなってるんだ?」
神咲「遅々といって進まず、ですね。所在がわかっているのはセイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、アサシンです」
上条「? サーヴァントは全部で7人なんだろ?半分以上分かってるなら結構進んでいるんじゃないのか?」
神咲「いえ、それが・・・・・・」
15: 2011/12/01(木) 01:05:21.74 ID:9Brr5yee0
~1時間前:学園都市路地裏
黒子「こちらも異常なし、っと。巡回予定はこれで終了ですわね」
黒子「初春、今から戻りますわ。事件はゼロ、全くの平和な日常ですわ」
初春『了解です。監視システムも良好なのでそのまま支部まで帰還してください』
黒子「了解ですの」
初春『あ、あとついでにコンビニで新発売のワッフルを…ってわわわ!?』ザザザッ
黒子「初春?…故障かしら痛っ…!」
黒子「手に何か変な…アザ? っ!誰ですの!?」
「自らが名乗る前に我(オレ)に名を聞くとは無礼な女よ」
黒子「金ピカの変質者!?」
ギルガメッシュ「言うに事欠いて変質者とは無礼にもほどがあるぞ女ァ!」
16: 2011/12/01(木) 01:08:09.69 ID:9Brr5yee0
黒子「…確かに礼を欠いていましたわね。わたくしは白井黒子、風紀委員を務めておりますわ。」ペコリ
ギル「フン、貴様も名は知っておろう。英雄王ギルガメッシュとは我のことである。拝謁を許すぞ、我がマスターよ」フンゾリー
黒子(わけ分かりませんわ、何ですのこの尊大な態度の金ピカ…)
黒子「それで?いきなりレディの背後に立つのはどういった理由がおありですの?」
ギル「何を言っている。貴様が我を召喚したのであろうが」
黒子「はい?ますます意味不明ですの、他を当たってくださらない?」
ギル「…王たるものの余裕を持って当たっていたが舐められたままでは威厳に関わる。“王の財宝”!」コォオオオオ
黒子「!?」
ギル「這いつくばって許しを請うがいい、今なら許してやらんこともないぞ?」
17: 2011/12/01(木) 01:09:59.27 ID:9Brr5yee0
黒子「っ!11次元干渉!?でもまだ座標設定が甘いですの!?」シュン
ギル「む!?宝物庫の鍵が開かん!?何をした女ァ!」
黒子「それはこっちの台詞ですのよ!いきなり能力を使うなんて何を考えてますの!?風紀委員として見過ごせませんわ!一緒に支部まで来て頂きますわ!」キィン
ギル「令呪だと!?女ァ!…フン、まぁいいわ。生意気なぐらいが可愛げがあるというものよ」
~ジャッジメント第177支部
黒子「まったく…厄介なものに絡まれてしまいましたわ」
ギル「聖杯戦争も知らぬとは、全く貴様も無知なマスターよ。セイバーの苦労がうかがえるわ」
黒子「その聖杯戦争とやらが本当にあるのなら他のサーヴァントとやらを見てみたいものですわ」ガチャリ
黒子「只今戻りましたわ、ってなんですの…この惨状は?」
初春「あ、白井さん!大変なんですよ!ってまぶしい!誰ですかその金ピカな人は!」
黒子「落ち着きなさいな初春。それでこの書類が散乱してる状況はなんなんですの?」
18: 2011/12/01(木) 01:11:06.27 ID:9Brr5yee0
初春「それがですね!さっき白井さんと通信してる時にいきなりこうブワーっと風が起こりましてですね!」
初春「気づいたら見慣れないおっきなおじさんがいきなり」
イスカンダル「おい、ウイハル。あの椅子は我輩には小さすぎるぞ。もっとでかいのを…お?英雄王ではないか!」
ギル「征服王か…貴様も召喚されたのか。」
イスカンダル「応とも!あの時は辛酸を舐めさせられたが今回はそうはいかぬぞ!」
ギル「面白い、何度でも叩き潰してやろう!」
初春「喧嘩はいけませーん!ダメです!」キィン
イスカンダル「むぐぉ!?れ、令呪とは卑怯だぞウイハル!」
20: 2011/12/01(木) 01:12:59.96 ID:9Brr5yee0
ギル「…貴様『あの時』と言ったな。と言うことは貴様も前回の記憶があるのか?」
イスカンダル「む、そういえばそうだな。普通は記憶がリセットされるものであるが。」
黒子「…本当にサーヴァントとやらですの?にわかには信じがたい話ですけれど」
初春「あ、白井さんもなんですか?なんか変なアザが手にできたと思ったら突風が吹いてイスカンダルさんが現れて書類がこんなに…」
黒子「しかし…聞いた話の通りだとすると少々穏やかではないことになりそうですわね」
ギィ ガチャン
佐天「うっいはるー!いるー?あ、白井さんもこんにちは!」
御坂「こんにちはー。あれ?なんか今日は賑やかね」
ハサン「・・・・・・・」
21: 2011/12/01(木) 01:16:37.99 ID:9Brr5yee0
黒子「あら、ごきげんようお姉さまに佐天さん…何か嫌な予感がしますけれど、そちらの黒い格好の方は?」
佐天「いやー、なんかサーヴァントのハサンさんっていうらしいんですけどね?マスターなんて呼ばれるもんだから照れるなぁって」
黒子「そういう問題ではありませんのよ!?」
御坂「え?そっちの人たちもサーヴァントなの?ハサンさんだけじゃなかったんだ」
ハサン「ええ、私よりも実力はかなり上ですが」
ギル「フン、ネズミも呼び出されておったか」
ハサン「ネズミではない、英雄王」
ギル「ほう?貴様、主以外とは口をきかぬ人形かと思っていたが」
ハサン「今の我々は『佐天ちゃんを応援し隊』である」
24: 2011/12/01(木) 01:20:03.67 ID:9Brr5yee0
ギル「…笑えぬ冗談だ、ネズミ」
佐天「いやー!いきなり現れたときは怖かったですけど、なんか跪いて『ご命令を、主よ』とか言われたからつい」
ギル「・・・・・・」
イスカンダル「・・・・・・・・」
ハサン「令呪で強制はされましたが意外と悪くないものですよ」
御坂「…佐天さんから聖杯戦争なんて聞いた時は物騒な話だと思ったけど、ホントに戦争なんて起こってるの?」
黒子「ハァ…これは詳しく調査する必要がありますわね。初春?」
初春「はいはーい」カタカタ
25: 2011/12/01(木) 01:24:02.45 ID:9Brr5yee0
~上条勢力:現在
神裂「と、いうわけでして…今のところアーチャーとライダーは第四次、アサシンに至っては両方が召喚されています」
セイバー「…一番厄介な連中が現れましたが、その状況ならば大げさな行動はできないでしょう」
上条「じゃあ全部でサーヴァントが何人居るかは分からないんだ?」
神裂「いえ、大体の予想は出ています。第四次、第五次に選ばれたサーヴァントの幾人かが記憶をそのままに召喚されているようです」
神裂「記憶があるとはいえ闘争の意味が無いと知らなかったり、バーサーカーのクラスがあるので所在を突き止めることは急務です」
神裂「場合によっては実力行使が必要になるので私が学園都市での調査を担当しています」
上条「なるほど、じゃあ俺達も調査を続ければいいのか?」
神裂「…こんな危険な任務をあなたに任せたくはないのですが、何分手が足りず…」
上条「気にするなって。それでそっちではサーヴァントの居場所の検討はついてるのか?」
神裂「ええ、二組が一緒にいるであろう力を観測しています。この住所です」ペラ
上条「どれどれ?あれ、ここって…?」
26: 2011/12/01(木) 01:26:05.73 ID:9Brr5yee0
上条「セイバー!こっちだ!」ダッ
セイバー「しっかり捕まっていてください、インデックス!」
インデックス「とうま!そんなに急いでどこへ行くの!?」
~小萌のアパート:十数分後
上条「つ、着いた…!」ハァハァ
インデックス「とうま、ここはこもえの部屋だよ!間違いないの!?」
上条「ああ!2組が居るなら戦闘が起こって先生が危ないかもしれない!」
セイバー「私が先頭を行きます、離れないようにしてください! っトウマ!?先に行っては危険です!」
28: 2011/12/01(木) 01:28:07.60 ID:9Brr5yee0
上条「小萌先生っ!大丈夫ですか!?」ガチャッ
小萌「上条ちゃん?ノックもチャイムもなしに他人の部屋の玄関を開けてはいけないのです!」
姫神「…全くその通り。上条くんは迂闊すぎる」
キャスター「躾のなっていない坊やね。ボロアパートでもレディの部屋なのよ?」
アーチャー「・・・・・」トントントン
セイバー「キャスターに…アーチャー!」
キャスター「あらセイバー、久しぶりね。やはりあなたも記憶があるの?」
アーチャー「・・・・・」シャリシャリシャリ
29: 2011/12/01(木) 01:30:10.59 ID:9Brr5yee0
~情報交換&説明中
キャスター「…なるほど。どうやらイレギュラーな聖杯戦争という予想は当たっていたようね」
上条「いやぁ、先生が無事でよかった。姫神もマスターになっていたんだな」
姫神「…いぇーい」
インデックス「いい匂いがするんだよ、とうま!」
アーチャー「・・・・・」グツグツ
セイバー「はい、あなた方が理性的な行動をしてくれていてよかった。それで…」
セイバー「…アーチャーはなぜフリル付きのピンクのエプロンで台所に立っているのですか?」
30: 2011/12/01(木) 01:33:35.20 ID:9Brr5yee0
>>27
自分の文章力で短くまとめた結果、どうしても楽しい文章にできないと判断した鯖は出て来ません
青髭とゼロバーサーカーはウチの文章力では楽しい話に出来んかった、すまん
ライダーはホロウ仕様のが好きだからってだけでホロウの格好させてます
自分の文章力で短くまとめた結果、どうしても楽しい文章にできないと判断した鯖は出て来ません
青髭とゼロバーサーカーはウチの文章力では楽しい話に出来んかった、すまん
ライダーはホロウ仕様のが好きだからってだけでホロウの格好させてます
31: 2011/12/01(木) 01:36:48.78 ID:9Brr5yee0
アーチャー「・・・・・いっそ頃してくれ」
小萌「何を縁起でもないことを言っているのですか!ダメですー!部屋の中を散らかした罰なのです!掃除と料理です!」
アーチャー「もともとこれ以上ないぐらいに散らかっていただろう!召喚されたと思ったらゴミの山に埋まっていた私の気持ちがわかるのか!?」
上条「道理でなんか部屋が綺麗なのか…」
小萌「そんな事言っても体は動かすあたりいい子なんですけどねー」キィン
アーチャー「令呪の存在を本気で呪う…!」
上条「…ここは大丈夫そうだな。二人共、次に行こう」
インデックス「そうだね、腹ごしらえをしてからだけど」
セイバー「そうですね、腹ごしらえをしてからですが」
上条「…はぁ。」
セイバー(久しぶりのシロウのご飯・・・・・・・!!)
32: 2011/12/01(木) 01:40:32.33 ID:9Brr5yee0
~黄泉川のマンション:同時刻
打ち止め「・・・・・ダメ?」
黄泉川「・・・・・ダメじゃん。」
打ち止め「・・・・・どうしても?」
黄泉川「・・・・・どうしてもじゃん。」
打ち止め「いやだー!絶対飼うんだーってミサカはミサカはゴロゴロ転がって駄々をこねてみたり!」
黄泉川「駄々こねてもダメなものはダメじゃん。だいたい猫の面倒なんて見れるじゃん?」
打ち止め「大丈夫だもん!ミサカネットワークで猫の飼い方も検索したもん!ってミサカはミサカはさり気なく周到さをを自慢してみたり!」
黄泉川「まぁペットは禁止じゃないからできないことはないじゃん…、だけどなぁ」
一歩通行「うッるせェなァ、ゆっくり昼寝もできやしねェ」ムクリ
33: 2011/12/01(木) 01:44:00.29 ID:9Brr5yee0
打ち止め「一方通行!一緒に説得して欲しいってミサカはミサカはお願いしてみたり!」
一方通行「あァ?説得ゥ?」
一方通行「大体猫なンてオマエの無意識の静電気で嫌われンだろォがよォ」
打ち止め「そこは大丈夫!ってミサカはミサカは10032号からの情報を元に保証してみたり!」
一方通行「あー…ならいいンじゃねェのォ・・・・・・?」
黄泉川「おいおい、ずいぶん投げやりじゃん?一方通行?」
一方通行「…そのガキを学校に通わせるンなら教育しとくのもアリなンじゃねェの?」
黄泉川「…ハァ、分かったじゃん。ただし、私はアンチスキルの仕事もあるから二人で面倒みること、分かったじゃん?」
打ち止め「やったー!ってミサカはミサカは全身で喜びを表してみたり!」
一方通行「あァ!?なンで俺まで!?」
黄泉川「無責任なお父さんじゃん?娘の面倒をみるのも父親の努めじゃん」
一方通行「ハァ!?父親じゃねェよバァーカ!…オイクソガキ、なんだその目は」
打ち止め「…あなたがお父さんならヨミカワがお母さんになってしまうからってミサカはミサカはちょっと不機嫌をあらわにしてみたり!」
一方通行「!?」 黄泉川「!?」カァ
34: 2011/12/01(木) 01:47:26.24 ID:9Brr5yee0
黄泉川(て、照れるじゃん・・・・・・・・!)
黄泉川「あ!し、仕事の時間じゃん!?」
打ち止め「今日は夕方まで非番だって言ってたってミサカはミサカは」
黄泉川「あー!アレじゃん!猫連れてくるといいじゃん?飼うならいろいろ揃えないといけないじゃん!?」
打ち止め「忘れてた!すぐ連れてくるね!ってミサカはミサカはダッシュで外まで!」タタタ・・・
一方通行「・・・・・・・オィ」
黄泉川「・・・・・・」ビクゥ
一方通行「・・・・・・・なんで顔背けてンだよ?」
黄泉川「な、なんでもないじゃん?」
一方通行「…耳まで赤ェぞ」
黄泉川「う、うるさいじゃん!」
打ち止め「ただいまーってミサカはミサカは機嫌よく猫さんを連れてきたり!」バキバキバキバキバキメキグシャア!
バーサーカー「Grrrrrr・・・・・」
一方通行「」
黄泉川「」
打ち止め「ね!可愛いでしょってミサカはミサk」
黄泉川通行「「 巨人じャん!!! 」」
36: 2011/12/01(木) 01:52:21.73 ID:9Brr5yee0
~上条勢力:小萌亭でたっぷりご飯を食べたあと、夕方
上条「…あぁ分かった。じゃあ部屋に戻る。」ピッ
セイバー「どうしました?」
上条「ステイルが破壊に成功したらしい。サーヴァントの探索も落ち着いたからあとは神裂に任せて部屋に居ろとさ」
インデックス「良かったね、とうま!今回は珍しく怪我なく終わりそうだよ!」
上条「ああ、今日はついてるぜ!」
セイバー「今回は、というといつもこんなことが起きているのですか?あなたは一体…」
「セイバー、お久しぶりです」
セイバー「ライダー!第五次のあなたも召喚されていたのですね!」
ライダー「ええ、あなたも息災なようで。ランサーやアサシンも居ましたね。幸い無用な争いは避けられました」
37: 2011/12/01(木) 01:55:44.09 ID:9Brr5yee0
上条「…サーヴァントってのは皆キレイだったり可愛かったり男前だったりするのか?」
インデックス「基本的に伝承として神話に残るような時点である程度美化されると思うよ。人外であっても元々が美しい容姿をしていたっていう捉え方はできるからね」
上条「カリスマってやつなのか。キャスターさんもフードで分からなかったけど多分美人だったよなぁ」
インデックス「・・・・・・とうま、神話上のヒトや現象を見るのにそこを気にするのはおかしいんだよ」
「あ、あ、あ、アンタはまた新しい女を!!!!」
インデックス「あ、短髪だ」
上条「み、美琴!?いやこれには深い事情があってだな!」
セイバー「トウマ、家に帰らなくてもいいのですか?その少女に用があるのですか?」
上条「いや用はない!帰る!帰るよ!上条さんは帰りたい!」
御坂「い、家に帰るって…アンタらいっしょに住んでるの!?」
上条「コンチクショウ細かいとこに気づくね御坂さん!」
38: 2011/12/01(木) 01:58:18.13 ID:9Brr5yee0
御坂「まったくアンタはいつもいつもいつも・・・・・!ふっざけんじゃないわよ!」ビリビリバチバチ
上条「ぬぅわあああああああ!!?」
「アヴァロンッ!」バシィッ!
セイバー「…貴様、名乗りもせずにいきなり攻撃を加えるとは何たる蛮行!」チャキ
ライダー「セイバー、加勢します。野蛮な相手に遠慮は要りません」
セイバー「忝ない」
御坂「へぇ…上等じゃない…!2対1だろうが何だろうがやってやるわよ!レベル5を舐めないことね!」バリバリバリバリ
上条「待て待て待て待て!こんな往来でそんな派手に喧嘩したら…!」
黒子「そこの能力不正使用の学生集団!ジャッジメントですの!おとなしくお縄につきなさい!」
ギルガメッシュ「フハハハハハハ!!我もジャッジメントである!ひれ伏せ雑種共!!」
イスカンダル「ガハハハハハハハ!吾輩もジャッジメントであるぞ!AaaaLaLaLaLalaieッ!!」
40: 2011/12/01(木) 02:04:16.83 ID:9Brr5yee0
御坂「チッ!ジャッジメントなんて面倒な相手に…って黒子!?」
黒子「お姉さま!?またその殿方とご一緒ですの!?」
ギル「む?セイバーではないか!?わざわざ私を待っておったのか!愛いやつよ!」
イスカンダル「おうおう騎士王ではないか。酒でも酌み交わしたい所ではあるがいかんせん今は我輩風紀委員であるがゆえ、違反者を取り締まらねばならぬ」
セイバー「英雄王!征服王!クッ面倒な相手が同時に…!」
ライダー「セイバー!引きましょう!ギルガメッシュだけでなく他のサーヴァントが居るのでは分が悪い!」ダッ
セイバー「やむ無し!ライダー!インデックスを頼みます!トウマ!引きますよ!」ダッ
上条「えっ!いきなり!?」ダッ
御坂「あっ!こら逃げるな!」ダッ
黒子「お姉さま!お待ちくださいまし!」シュン
ギル「セイバー!退出は許可しておらんぞ!」
イスカンダル「追撃戦というのも一興よ!乗るか?英雄王?」
ギル「…致し方あるまい。同乗を許可するぞ、征服王」
イスカンダル「相変わらず口の減らぬやつよ、ゆくぞ!『神威の車輪』!!AaaaLaLaLaLaLaLaLaLaieッ!!!」ドドドドド
黄泉川『あーあー、そこの能力不正使用の学生と暴走風紀委員!全員止まれじゃん!』ブロロロ
打ち止め「追いかけてバーサーカー!黄泉川の仕事を手伝うんだってミサカはミサカはーっ!」
バーサーカー「GhaaaaaaaaaaaaaAAAAaaaaa!!!!!!!」ドドドドド
一方通行「おおオオオオおォィ!!?クソガキィ!! テメェ巨人の肩にしがみついてハシャいでンじゃねェぞォ!!」ゴォオオオ
42: 2011/12/01(木) 02:07:53.68 ID:9Brr5yee0
上条「なんなんだ今日は!?ツイてるなんて思ってたのがバカみたいじゃねぇか!いつの間にか巨人が追加されてるし!」ダダダダダダ
インデックス「とうま、とうま、このまま逃げ切れば怪我はないと思うよ!」
ライダー「いいから走ってください!追いつかれますよ!」ダダダダダダダ
セイバー「このままでは埒があきません!私の『約束された勝利の剣』で追ってくる輩を全員吹き飛ばしてもかまいませんか!?」ダダダダダダ
上条「吹き飛ばす!?どのくらいの威力出んの!?」ダダダダダダ
セイバー「ざっとこの街で言うところの学区ひとつぶんくらいです」ダダダダダダ
上条「ノウ!絶対にノウ!!」ダダダダダダ
ライダー「ならば私の『騎英の手綱』で」ダダダダダ
上条「どうせそれも同じぐらいの威力でしょ!?」ダダダダダ
ライダー「さすがにそこまでは。せいぜい半分くらいです」ダダダダダ
上条「もぉおおおおおおおおおおお!!!」ダダダダダ
上条「やっぱり不幸だぁあああああああ!!」ダダダダダ
43: 2011/12/01(木) 02:12:21.09 ID:9Brr5yee0
と、言う訳で伝家の宝刀「上条アンラッキー」でオチて終わりです。
予告通り短めにまとめました、これ以上はダレるように思えたので…
読んでくださった方ありがとう!また思いついたらやるかもしれません
予告通り短めにまとめました、これ以上はダレるように思えたので…
読んでくださった方ありがとう!また思いついたらやるかもしれません
46: 2011/12/01(木) 02:29:05.60 ID:9Brr5yee0
蛇足と言うかおまけ
47: 2011/12/01(木) 02:32:26.00 ID:9Brr5yee0
~小萌の部屋:夜
小萌「でね、先生は言ってやったんですよ!」ゴクッゴクップハー
キャスター「もっと言ってやりなさい、小萌。鈍い殿方にはそれでは足りないわ!」ゴクゴクゴク
姫神「・・・・・・」ゴクッゴクッゴクッ
小萌「ええ、もちろんですとも!その前にツマミが足りません!追加はまだですか!」ダンッ
キャスター「アーチャー!愚図はうちの山門を守るの以外いらないわ!はやく追加を持って来なさい!」バンッ
姫神「・・・・・次。」ギロッ
アーチャー「・・・・・・不幸だ。」ハァ
48: 2011/12/01(木) 02:38:59.58 ID:9Brr5yee0
おまけ2
あとから気づいたけどディルムッドさん出てなかったwwwwww
青髪ピアス「あかんやん…イケる!思たのにナンパ成功数ゼロやん…」
ディルムッド「我が主よ、そう気を落とさずに」
青髪ピアス「なんでや!あんさんが主に忠実に仕えるゆーからサポート頼んでナンパしに街へ繰り出したのに…」
青髪ピアス「女の子全部あんさんの事しか目に入ってないやん!」
ディルムッド「そ、それは…」
青髪ピアス「そりゃね!あんさんがようおモテになるのは分かるよ。でも!」
「今日ナンパした53人中53人に『あ、いたの?ダレ?』って反応をされたマイハートはボロッボロですよ!!」
ディルムッド「・・・・・申し訳ありません、主よ。日々戦いに明け暮れた私にとって女生の心をつかむ方法が分かりませぬ」
青髪ピアス「それは!あんさんが!近づかなくても!女のコが寄ってくるからダァアッ!!」
青髪ピアス「うぅっ・・・ぐすっ・・・なんでや・・・かみやんといいなんでなんや・・・」
ディルムッド(主がむせび泣いておられる…なんとかしなければ…!)
あとから気づいたけどディルムッドさん出てなかったwwwwww
青髪ピアス「あかんやん…イケる!思たのにナンパ成功数ゼロやん…」
ディルムッド「我が主よ、そう気を落とさずに」
青髪ピアス「なんでや!あんさんが主に忠実に仕えるゆーからサポート頼んでナンパしに街へ繰り出したのに…」
青髪ピアス「女の子全部あんさんの事しか目に入ってないやん!」
ディルムッド「そ、それは…」
青髪ピアス「そりゃね!あんさんがようおモテになるのは分かるよ。でも!」
「今日ナンパした53人中53人に『あ、いたの?ダレ?』って反応をされたマイハートはボロッボロですよ!!」
ディルムッド「・・・・・申し訳ありません、主よ。日々戦いに明け暮れた私にとって女生の心をつかむ方法が分かりませぬ」
青髪ピアス「それは!あんさんが!近づかなくても!女のコが寄ってくるからダァアッ!!」
青髪ピアス「うぅっ・・・ぐすっ・・・なんでや・・・かみやんといいなんでなんや・・・」
ディルムッド(主がむせび泣いておられる…なんとかしなければ…!)
49: 2011/12/01(木) 02:56:05.21 ID:9Brr5yee0
ディルムッド「! あ、主!下がってください!」
青髪ピアス「あん?なんや?…ってカミやん、なんで走…ってめっちゃカワイイコとキレーなお姉さん連れてるやん!」
ディルムッド「その女はサーヴァントです!人間ではありません!危険ですから下がって!」
青髪ピアス「今日の締めくくりはもうヤケや!カミやんのツレをナンパできてこそ勝利や!」
青髪ピアス「ランサー!まずはカミやんから目を逸らさせるんや!今日教えた通りにその子らナンパするんや!目標は先頭のメガネのお姉さん!」キィン
ディルムッド「ぐっ!令呪をそんなことに…!だが主の望みとあらばっ!」
ディルムッド「へ、ヘイ彼女!俺達と一緒にき、キミの次にキレイな夜景を見に「邪魔です!!!」ドゴォ
マチナサイ!オネエサマオマチクダフハハハナカナカイイノリモノダソウデアロウトマレッテイッテンジャンワハハーッテミサハミサクソガキィイイ…
ドドドドド・・・・・・・
青髪ピアス「……うん、なんか、ごめん。って大丈夫かあんさん!?エラく吹っ飛んでたけど!!」
ディルムッド「こ、この程度主の負った悲しみに比べれば…!ぐふっ!」ガクゥ
青髪ピアス「あんさん…?あんさん!!あんさぁーんん!!!」
50: 2011/12/01(木) 02:59:36.69 ID:9Brr5yee0
はい、今度こそほんとに終わりです。
ゼロのキャスターとバーサーカー以外は出るって言ってしまったので急遽おまけ追加しましたww
蛇足失礼致しました
ゼロのキャスターとバーサーカー以外は出るって言ってしまったので急遽おまけ追加しましたww
蛇足失礼致しました
51: 2011/12/01(木) 03:06:22.67 ID:uOOol4m/o
このノリは好きだぜ
気が向いたらまた買いてくれよな
気が向いたらまた買いてくれよな
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