85: 2012/05/24(木) 19:42:39.29 ID:z34DXpwk0
―――はじめまして、私の名前は島村卯月、17歳!
ごくごく普通の女の子です。でも……この前街を歩いていたらスカウトされちゃってびっくり
怪しい人かと思ったけどしっかりした事務所で……あの双葉杏ちゃんも所属してるんです
そう、ここからが私のシンデレラストーリーの始まり!
卯月「……」
卯月「そう思ってた時期が私にもありました」
ごくごく普通の女の子です。でも……この前街を歩いていたらスカウトされちゃってびっくり
怪しい人かと思ったけどしっかりした事務所で……あの双葉杏ちゃんも所属してるんです
そう、ここからが私のシンデレラストーリーの始まり!
卯月「……」
卯月「そう思ってた時期が私にもありました」
86: 2012/05/24(木) 19:44:45.45 ID:7URMTJYR0
杏「……それで?」
卯月「その……私……」
杏「話がないなら帰りたいんだけど……」
卯月「いやっ、待って!」
杏「……なに?」
卯月「あの、その、私……」
杏「ふむふむ?」
卯月「個性が欲しいんです!!」
杏「なんだって?」
116 :2012/05/24(木) 21:45:58.46 ID:7URMTJYR0
卯月「だって、私の周りの……この事務所の子達ってみんな個性的で……」
杏「……うーん、まぁ確かに?」
卯月「だって、上は31歳のお酒飲みの人から、下は9歳の魔法少女までいるんだよ!?」
杏「そうだね、たいしたもんだよ」
卯月「その中にあって中途半端な17歳! それなのに」
杏「……」
卯月「個性派で売れている杏ちゃんに、アドバイスが聞きたいの!」
杏「……きらりに聞けば?」
卯月「き、きらりちゃんは……その……」
杏「びびりめ」
卯月「うぐっ」
117 :2012/05/24(木) 21:52:22.32 ID:7URMTJYR0
杏「まぁ、きらりとまともに会話のキャッチボールができる人は少ないかな」
卯月「だ、だよね? だからその」
杏「『しかたない』……って?」
卯月「……」
杏「……まぁ、そこまでいうなら一緒に考えてあげてもいいよ?」
卯月「う、うん……」
杏「報酬は……ロイヤルキャンデー1袋ね」ニヤッ
119 :2012/05/24(木) 21:58:09.59 ID:7URMTJYR0
卯月「はい」サッ
杏「うん、ごくろう! ……あれ? 用意してたの?」
卯月「うん、最初プロデューサーさんに相談したんだけど」
杏「……私に聞けって?」
卯月「う、うん……」
杏「……へー、そっかぁ……めんどうなことを私におしつけようっていうんだぁ……ふーん……」
卯月「あ、杏ちゃん?」
杏「卯月」
卯月「な、なに?」
杏「わかった、見返してやろうじゃんか……それで思いっきり手間賃ぶんどってやる!」
122 :2012/05/24(木) 22:04:57.10 ID:7URMTJYR0
杏「まずは個性とはなにか、だね」
卯月「はい先生!」
杏「私は働きたくない。きらりは一切の裏表なしであんなキャラだ」
杏「……あと同年代だと……あなべべ? あべべな? だったか、あれはプロのキャラ作りの成果だね」
卯月「なるほどなるほど」
杏「まぁあれ、本当に同じ年か怪しいけど」
卯月「えっ?」
杏「そこら辺まで含めてキャラじゃないかなぁってね……じゃあ続けるよ」
卯月「は、はいっ!」
124 :2012/05/24(木) 22:11:12.34 ID:7URMTJYR0
杏「それで、まぁ……私やきらりは狙ってやってるわけじゃないから」
卯月「ふむふむ」
杏「たぶん卯月には荷が重い」
卯月「そ、そんなぁ……私だって……」ガーン
杏「……じゃあ卯月、働きたくないって言ってみて?」
卯月「え? あ……働きたく、ない?」
杏「あまァい!」バァン
卯月「ひっ」
杏「そんな程度の働きたくなさで働きたくないとか舐めてるの! 『がんばれできるよ』って言われたいだけでしょ!」
卯月「え、えっ」
杏「何を言われても働かない! それぐらい思ってないでなにが働きたくないか」
卯月「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 働きません、働きませんからぁ!」
126 :2012/05/24(木) 22:16:35.77 ID:7URMTJYR0
杏「……と、まぁ。中途半端な覚悟でやればこういう風に怒る人もいると思うけど」スッ
卯月「ひぇっ……え?」
杏「あ、私は別にどっちでもいいけどね? 働きたくないっていいながら自分から働くってのは変だけど」
卯月「ほ、本気でびっくりしたよ……」
杏「まぁとにかく、今売れてるアイドルの後追いはやめたほうが無難じゃないかな?」
卯月「う、うんわかった」
杏「……卯月だけの個性があればいいんだけどなぁ」
卯月「うぐっ」
129 :2012/05/24(木) 22:46:15.61 ID:7URMTJYR0
卯月「わ、私にも趣味ぐらいあるよ!」
杏「へぇ……なに?」
卯月「……友達と長電話」
杏「……普通」
卯月「うぐっ」
杏「その相手って……未央じゃないよね?」
卯月「うぐぐっ」
杏「……傷のなめあいみたいでかわいそうだよ?」
卯月「うあぁぁぁっ!」
130 :2012/05/24(木) 22:56:03.80 ID:7URMTJYR0
卯月「だって、だってだってだって!」
杏「落ち着こう、クールにクールに」
卯月「あ、杏ちゃんが煽ったんだよ?」
杏「まさかこんな地雷だと思わなかったんだよ……ごめんね?」
卯月「う、うぅ……売れてる子にはわかんないよ……」
杏「うーん……最初は適当にごまかして報酬だけいただく予定だったけど」
卯月「……」チラッ
杏「……まじめに考えてみようか、個性を」
卯月「ありがとー! 杏ちゃんはかわいいなぁ! よーしよしよしよし!」ワシャワシャ
杏「やめて、離せっ! もう、気軽に撫でないでよね」
卯月「ごめんごめん、つい……やっぱり杏ちゃんはかわいいなぁ」
131 :2012/05/24(木) 23:00:37.20 ID:7URMTJYR0
杏「まぁそれで……個性か」
卯月「うん、どうすればいいと思う?」
杏「うーん……めんどくさくなってきた、やっぱり帰っていい?」
卯月「え、えぇっ!? まじめに考えてくれるんじゃなかったの?」
杏「ほら、果報は寝て待てっていうし……バカの考え休むに似たりっていうし……」
卯月「う、うん?」
杏「休んでたって、バカの考えぐらいは浮かぶってことだよね?」
卯月「ち、ちがうよ!? しかもバカの考え、ってろくなことにならなさそうだよ!?」
杏「あー、そうなの? 残念……うーん……じゃあ……」
132 :2012/05/24(木) 23:18:26.52 ID:7URMTJYR0
杏「……うーん、どれもしっくりこないなぁ」
卯月「杏ちゃん……その……」
杏「あ、お疲れ様。やめてもいいよ?」
卯月「さ、さすがにこの……
『一人称ボクで中二病でサラシ巻いててヤンキーでニートで電波で褐色肌でオッドアイでお酒好きでお菓子好きで食べるの好きで
さらにメカ開発も得意でヒーローに憧れてて魔法少女にもなりたくて人生にも達観してて妄想と漫画描くのが得意で眼鏡かけてて
なおかつ天才で元秘書スキルもってて愛が重くて天真爛漫で歌がうまくてギャグが得意で人を笑わせるのが大好きで
それでいて愛想がないのが悩みで動物が好きででもアレルギーのせいでふれあえなくてふとした瞬間に自然な笑みを見せる』
っていうのは……キャラ盛りすぎだよぉ……」
杏「途中から何か足せないかなぁって楽しくなってきてたかな」
卯月「ひ、人が真剣に悩んでるのに遊ばないでよっ!」
杏「いやぁ……いろいろさせて思ったんだけど……」
卯月「な、なにかな?」
133 :2012/05/24(木) 23:26:37.58 ID:7URMTJYR0
杏「……卯月は、なにがしたいの?」
卯月「えっ? だから私は売れっ子に……」
杏「……売れっ子、か……」
卯月「な、なになに? なんなの?」
杏「本当に……個性って必要?」
卯月「……え?」
杏「いや、例えば……765プロの天海春香とか」
卯月「は、春香さんかぁ……憧れるよね」
杏「あぁなりたいなら、個性を無理につける必要ないんじゃないの?」
卯月「あっ……そう、かな」
杏「うん。あの個性派揃いの765プロで……それでいて、『765プロといえば』で真っ先に答えられる存在」
卯月「……そっか……」
杏「私に聞くよりよっぽどいいアドバイスもらえそうだしね。今度聞きに行ってみれば?」
135 :2012/05/24(木) 23:31:34.40 ID:7URMTJYR0
卯月「そ、そんな無理だよ! 私なんて」
杏「諦めてちゃ、最初からゲームオーバーだよしまむらくん?」
卯月「ぐぬぬ……」
杏「だから、今の自分を誇れるように磨かなきゃ。 ……見てくれてる人もきっといるよ、たぶん」
卯月「そう、かな……」
杏「うん、ひょっとしたら、可能性としては、ありえるぐらいで」
卯月「か、可能性ががんがん下がっていくよっ!?」
杏「冗談冗談。まぁ……何がきっかけかなんてわかんないもんだからさ」
卯月「そうだね……うん、私がんばるよ!」
杏「うんうん、私は草葉の陰から応援してるよ……あぁ疲れた、帰りたい……」
卯月「あはは、アドバイスありがとう! はいキャンディー」
杏「ん、ありがと……あれ? 報酬とは別でくれるの?」
卯月「うん、これは個人的なお礼だから!」
杏「そう……まぁ、できるとはいわないけど。 負けないでね卯月」
卯月「ふっふーん、今に杏ちゃんより上のランクになっちゃうから見ててよね!」
143 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 2012/05/25(金) 00:39:58.63 ID:iGjI6q6D0
杏「やれやれどうだか……ま、せいぜいがんばってよ」
卯月「うん、本当にありがとうね杏ちゃん!」
杏「まぁ……私より売れっ子が増えれば私は働かなくてもよくなるし」
卯月「とかなんとかいっちゃってー、優しいんだからー」ツンツン
杏「んもー、やめてってばっ!」
卯月「……ふふっ、私、なってみせるよ……トップアイドルに!」
おわり
145 :2012/05/25(金) 01:21:31.44 ID:iGjI6q6D0
>>1です
さるがまったく解除されなくてだね……マジですまんかった
もう少し考えたかったけど鯖も不安定だしここらへんで
保守してくれた人マジでありがとう。ラストだけでごめんね
さぁ、闇に飲まれよ!
卯月「その……私……」
杏「話がないなら帰りたいんだけど……」
卯月「いやっ、待って!」
杏「……なに?」
卯月「あの、その、私……」
杏「ふむふむ?」
卯月「個性が欲しいんです!!」
杏「なんだって?」
116 :2012/05/24(木) 21:45:58.46 ID:7URMTJYR0
卯月「だって、私の周りの……この事務所の子達ってみんな個性的で……」
杏「……うーん、まぁ確かに?」
卯月「だって、上は31歳のお酒飲みの人から、下は9歳の魔法少女までいるんだよ!?」
杏「そうだね、たいしたもんだよ」
卯月「その中にあって中途半端な17歳! それなのに」
杏「……」
卯月「個性派で売れている杏ちゃんに、アドバイスが聞きたいの!」
杏「……きらりに聞けば?」
卯月「き、きらりちゃんは……その……」
杏「びびりめ」
卯月「うぐっ」
117 :2012/05/24(木) 21:52:22.32 ID:7URMTJYR0
杏「まぁ、きらりとまともに会話のキャッチボールができる人は少ないかな」
卯月「だ、だよね? だからその」
杏「『しかたない』……って?」
卯月「……」
杏「……まぁ、そこまでいうなら一緒に考えてあげてもいいよ?」
卯月「う、うん……」
杏「報酬は……ロイヤルキャンデー1袋ね」ニヤッ
119 :2012/05/24(木) 21:58:09.59 ID:7URMTJYR0
卯月「はい」サッ
杏「うん、ごくろう! ……あれ? 用意してたの?」
卯月「うん、最初プロデューサーさんに相談したんだけど」
杏「……私に聞けって?」
卯月「う、うん……」
杏「……へー、そっかぁ……めんどうなことを私におしつけようっていうんだぁ……ふーん……」
卯月「あ、杏ちゃん?」
杏「卯月」
卯月「な、なに?」
杏「わかった、見返してやろうじゃんか……それで思いっきり手間賃ぶんどってやる!」
122 :2012/05/24(木) 22:04:57.10 ID:7URMTJYR0
杏「まずは個性とはなにか、だね」
卯月「はい先生!」
杏「私は働きたくない。きらりは一切の裏表なしであんなキャラだ」
杏「……あと同年代だと……あなべべ? あべべな? だったか、あれはプロのキャラ作りの成果だね」
卯月「なるほどなるほど」
杏「まぁあれ、本当に同じ年か怪しいけど」
卯月「えっ?」
杏「そこら辺まで含めてキャラじゃないかなぁってね……じゃあ続けるよ」
卯月「は、はいっ!」
124 :2012/05/24(木) 22:11:12.34 ID:7URMTJYR0
杏「それで、まぁ……私やきらりは狙ってやってるわけじゃないから」
卯月「ふむふむ」
杏「たぶん卯月には荷が重い」
卯月「そ、そんなぁ……私だって……」ガーン
杏「……じゃあ卯月、働きたくないって言ってみて?」
卯月「え? あ……働きたく、ない?」
杏「あまァい!」バァン
卯月「ひっ」
杏「そんな程度の働きたくなさで働きたくないとか舐めてるの! 『がんばれできるよ』って言われたいだけでしょ!」
卯月「え、えっ」
杏「何を言われても働かない! それぐらい思ってないでなにが働きたくないか」
卯月「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 働きません、働きませんからぁ!」
126 :2012/05/24(木) 22:16:35.77 ID:7URMTJYR0
杏「……と、まぁ。中途半端な覚悟でやればこういう風に怒る人もいると思うけど」スッ
卯月「ひぇっ……え?」
杏「あ、私は別にどっちでもいいけどね? 働きたくないっていいながら自分から働くってのは変だけど」
卯月「ほ、本気でびっくりしたよ……」
杏「まぁとにかく、今売れてるアイドルの後追いはやめたほうが無難じゃないかな?」
卯月「う、うんわかった」
杏「……卯月だけの個性があればいいんだけどなぁ」
卯月「うぐっ」
129 :2012/05/24(木) 22:46:15.61 ID:7URMTJYR0
卯月「わ、私にも趣味ぐらいあるよ!」
杏「へぇ……なに?」
卯月「……友達と長電話」
杏「……普通」
卯月「うぐっ」
杏「その相手って……未央じゃないよね?」
卯月「うぐぐっ」
杏「……傷のなめあいみたいでかわいそうだよ?」
卯月「うあぁぁぁっ!」
130 :2012/05/24(木) 22:56:03.80 ID:7URMTJYR0
卯月「だって、だってだってだって!」
杏「落ち着こう、クールにクールに」
卯月「あ、杏ちゃんが煽ったんだよ?」
杏「まさかこんな地雷だと思わなかったんだよ……ごめんね?」
卯月「う、うぅ……売れてる子にはわかんないよ……」
杏「うーん……最初は適当にごまかして報酬だけいただく予定だったけど」
卯月「……」チラッ
杏「……まじめに考えてみようか、個性を」
卯月「ありがとー! 杏ちゃんはかわいいなぁ! よーしよしよしよし!」ワシャワシャ
杏「やめて、離せっ! もう、気軽に撫でないでよね」
卯月「ごめんごめん、つい……やっぱり杏ちゃんはかわいいなぁ」
131 :2012/05/24(木) 23:00:37.20 ID:7URMTJYR0
杏「まぁそれで……個性か」
卯月「うん、どうすればいいと思う?」
杏「うーん……めんどくさくなってきた、やっぱり帰っていい?」
卯月「え、えぇっ!? まじめに考えてくれるんじゃなかったの?」
杏「ほら、果報は寝て待てっていうし……バカの考え休むに似たりっていうし……」
卯月「う、うん?」
杏「休んでたって、バカの考えぐらいは浮かぶってことだよね?」
卯月「ち、ちがうよ!? しかもバカの考え、ってろくなことにならなさそうだよ!?」
杏「あー、そうなの? 残念……うーん……じゃあ……」
132 :2012/05/24(木) 23:18:26.52 ID:7URMTJYR0
杏「……うーん、どれもしっくりこないなぁ」
卯月「杏ちゃん……その……」
杏「あ、お疲れ様。やめてもいいよ?」
卯月「さ、さすがにこの……
『一人称ボクで中二病でサラシ巻いててヤンキーでニートで電波で褐色肌でオッドアイでお酒好きでお菓子好きで食べるの好きで
さらにメカ開発も得意でヒーローに憧れてて魔法少女にもなりたくて人生にも達観してて妄想と漫画描くのが得意で眼鏡かけてて
なおかつ天才で元秘書スキルもってて愛が重くて天真爛漫で歌がうまくてギャグが得意で人を笑わせるのが大好きで
それでいて愛想がないのが悩みで動物が好きででもアレルギーのせいでふれあえなくてふとした瞬間に自然な笑みを見せる』
っていうのは……キャラ盛りすぎだよぉ……」
杏「途中から何か足せないかなぁって楽しくなってきてたかな」
卯月「ひ、人が真剣に悩んでるのに遊ばないでよっ!」
杏「いやぁ……いろいろさせて思ったんだけど……」
卯月「な、なにかな?」
133 :2012/05/24(木) 23:26:37.58 ID:7URMTJYR0
杏「……卯月は、なにがしたいの?」
卯月「えっ? だから私は売れっ子に……」
杏「……売れっ子、か……」
卯月「な、なになに? なんなの?」
杏「本当に……個性って必要?」
卯月「……え?」
杏「いや、例えば……765プロの天海春香とか」
卯月「は、春香さんかぁ……憧れるよね」
杏「あぁなりたいなら、個性を無理につける必要ないんじゃないの?」
卯月「あっ……そう、かな」
杏「うん。あの個性派揃いの765プロで……それでいて、『765プロといえば』で真っ先に答えられる存在」
卯月「……そっか……」
杏「私に聞くよりよっぽどいいアドバイスもらえそうだしね。今度聞きに行ってみれば?」
135 :2012/05/24(木) 23:31:34.40 ID:7URMTJYR0
卯月「そ、そんな無理だよ! 私なんて」
杏「諦めてちゃ、最初からゲームオーバーだよしまむらくん?」
卯月「ぐぬぬ……」
杏「だから、今の自分を誇れるように磨かなきゃ。 ……見てくれてる人もきっといるよ、たぶん」
卯月「そう、かな……」
杏「うん、ひょっとしたら、可能性としては、ありえるぐらいで」
卯月「か、可能性ががんがん下がっていくよっ!?」
杏「冗談冗談。まぁ……何がきっかけかなんてわかんないもんだからさ」
卯月「そうだね……うん、私がんばるよ!」
杏「うんうん、私は草葉の陰から応援してるよ……あぁ疲れた、帰りたい……」
卯月「あはは、アドバイスありがとう! はいキャンディー」
杏「ん、ありがと……あれ? 報酬とは別でくれるの?」
卯月「うん、これは個人的なお礼だから!」
杏「そう……まぁ、できるとはいわないけど。 負けないでね卯月」
卯月「ふっふーん、今に杏ちゃんより上のランクになっちゃうから見ててよね!」
143 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 2012/05/25(金) 00:39:58.63 ID:iGjI6q6D0
杏「やれやれどうだか……ま、せいぜいがんばってよ」
卯月「うん、本当にありがとうね杏ちゃん!」
杏「まぁ……私より売れっ子が増えれば私は働かなくてもよくなるし」
卯月「とかなんとかいっちゃってー、優しいんだからー」ツンツン
杏「んもー、やめてってばっ!」
卯月「……ふふっ、私、なってみせるよ……トップアイドルに!」
おわり
145 :2012/05/25(金) 01:21:31.44 ID:iGjI6q6D0
>>1です
さるがまったく解除されなくてだね……マジですまんかった
もう少し考えたかったけど鯖も不安定だしここらへんで
保守してくれた人マジでありがとう。ラストだけでごめんね
さぁ、闇に飲まれよ!
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