214: 2006/07/10(月) 14:20:08.91 ID:PFkuefkq0
「放課後、1年5組で」

どうせ谷口か誰かの罠だろうと思いながら教室のドアを開けた
そこに居た人物を目にして俺はかなり意表をつかれた

朝倉「遅いよ」

キ「お前か」

朝倉「そ、以外でしょ?」

キ「で、なんのようだ?」

朝倉「ようが有るのはたしかなんだけどね、よく人はやらなくて後悔するより
やって後悔するほうがいいってゆうよねこれはどう思う?」

キ「??言葉通りの意味だろうよ」

朝倉「そ、そうよね・・・・だから言おうと思うの」


涼宮ハルヒの劇場 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)

278: 2006/07/10(月) 16:49:11.00 ID:PFkuefkq0

朝倉「あのね・・・涼宮さんのことどう思ってる?」

キ「やれやれ、またハルヒか・・人気者だな」

朝倉「もしかして・・・・付き合ってるの?」

283: 2006/07/10(月) 16:56:11.65 ID:PFkuefkq0

キョン「いや、付き合ってはいないな」

まさか?あの朝倉が?

朝倉「じゃあ、その・・・・私と付き合ってくれない?」

朝倉は言いたいことを全て言い終えた安心したのか糸の切れた
あやつり人形のように椅子にへたりとすわりこんだ。

いやそんなことより、あの朝倉が?ホワイ なぜ?


293: 2006/07/10(月) 17:08:28.95 ID:PFkuefkq0

いやまて・・・これはどう考えてもドッキリだろ、どこかに谷口が・・・居なかった。
俺がうろちょろしてるのを不思議に思ったのか朝倉が声かけてきた

朝倉「返事・・・・・・きかせてくれない?」

キ「へ?」
不意打ちだったので変な声が出た

朝倉「へ?・・・じゃなくて返事・・・・・・・もしかして・・・いや?」

朝倉が泣きそうな目でこっち見てる、かわいいなこんちきしょう

298: 2006/07/10(月) 17:17:18.22 ID:PFkuefkq0

俺がだまってるのを否定と取ったのか朝倉はとうとう本当に泣き出した

キ「わ、わかったわかった付き合う付き合う」

朝倉「うぐっ・・ほんと?」

キ「ああほんとだよ、えーと・・・・・・好きだ・・・・・・・諒子」

この言葉がうれしかったんだろうな、もっと大声で泣き出した。
俺は仕方なく朝倉を抱きしめた。


319: 2006/07/10(月) 17:33:35.57 ID:PFkuefkq0

俺が泣き止むまで朝倉を抱いていたら

  ガラッ
谷口「WAWAWA忘れ物~」

谷口「( ゚д゚ )・・・・・・・・しつれいしました!! 」

キ「どうすっかなー」

朝倉「ごめんね、・・・でも、恋人なんだからいいでしょ?」

キ「はぁ・・・・・・わかったよ」
俺はもう一度朝倉を抱きしめた

朝倉「恋人なんだからっ、一緒に帰りましょ?」

331: 2006/07/10(月) 17:46:06.61 ID:PFkuefkq0
>>319
朝倉「手・・・つなごっ?」

キ「ああわかったよ」

つなぎながら思った。あーあ、俺の人生も終わったな、明日ハルヒに合ったらなんて言おうかなんて考えてたら
俺の声が少し漏れたのか朝倉は

朝倉「え?涼宮さんのこと考えてる?・・もう!!付き合ってるんだから私のことだけ考えて!」

げ!聞こえたか!!
キ「わかったよ、あさk・・・・・諒子」

諒子「はい」


340: 2006/07/10(月) 17:58:13.85 ID:PFkuefkq0
>>331
そのまま見覚えのあるマンションに諒子を送った後一人考えながら家に向かっていた
あの朝倉にねー、なんかなりゆきにまかせて付き合っちゃったって感じだな、
別に朝倉が嫌いなわけじゃない、だけどこのままじゃSOS団にも行く時間が少なくなるだろ
長門は言ってたな俺は鍵だって、でもこれじゃそれもなくなるだとうな
そうこうしてるうちに家についた

妹「キョン君おかえりー、あれーなんで笑ってるのー?」

どうやら俺は笑っていたようだな、まああの朝倉に告白されたんだからな・・
実を言うとかなりうれしいかな・・

キ「ちょっといいことあってな」

妹「えー?聞かせてー」

腕にしがみつく妹をふりはらいながら自分の部屋に向かった、
部屋につくとまっさきにベッドに飛び込んだ

358: 2006/07/10(月) 18:13:32.88 ID:PFkuefkq0
>>340
そのまま飯も食わずに寝床についた。
頭の中で明日が来なけりゃいいなーなんて考えながら眠りについた

妹「キョン君起きてー」

とうとうきちまったか朝が、このまま学校を休みたい気分になったのだが
それは男としてどうなのか?

キ「はぁきちまったか」
とうとう坂まで来ちまった、ここらぐらいになると誰に会うか分らなくなるな、
いや誰って言うのはもちろん朝倉なんだが。

「あはよう、キョン君っ」

俺は心臓が飛び出るかと思った、そこに居たのは


430: 2006/07/10(月) 19:24:17.29 ID:7K4/Z5vI0
>>340
そのまま飯も食わずに寝床についた。
頭の中で明日が来なけりゃいいなーなんて考えながら眠りについた

妹「キョン君起きてー」

とうとうきちまったか朝が、このまま学校を休みたい気分になったのだが
それは男としてどうなのか?

キ「はぁきちまったか」
とうとう坂まで来ちまった、ここらぐらいになると誰に会うか分らなくなるな、
いや誰って言うのはもちろん朝倉なんだが。

「おはよう、キョン君っ」

俺は心臓が飛び出るかと思った。

431: 2006/07/10(月) 19:31:15.99 ID:7K4/Z5vI0
>>430
振り向けばそこには朝倉がいた
朝倉は駆け寄ってきて俺と腕を組もうとする。
「お、おい、周りが見てるだろ」
周囲には唖然として俺達を見ている奴らが大勢いる。
「いいじゃない、恋人なんだから。」
そういわれると俺はどうしようも無くなる。

学校に近づくにつれて周囲のギャラリーが増えていく。
朝倉はやけに楽しそうにしている
それに比べて俺はロボットのような動きで腕を組んで坂を登っていく
周りの男どもの視線が俺にザクザクと刺さってくる。

438: 2006/07/10(月) 19:42:52.82 ID:7K4/Z5vI0
校門前に着くころには電池切れ寸前のロボットようだ。
周りの熱かったり冷たかったりする視線もピークに達している。
このまま教室に突入は非常に危険な気がする。
「さっきから挙動不審だけどどうかしたの?」
この状況で挙動不審でいられない奴はいないだろう。
「教室までずっとこうなのか・・・?」
「もちろんよ、・・・嫌?」
そういうと悲しげな表情になった。 グハッ。ずるいぞ朝倉!
「嫌なことは無いんだが・・・。」
「それならいいでしょ!」

校内廊下。腕組はさすがにつらいので手をつなぐだけで勘弁してもらった。
それでもやはり視線が痛い。別のクラスからも幾人か出てきて俺達を指差して何かを言ってる。
教室に入るとやっと手を離せた。なぜかハルヒが俺を睨んでいる。
自分の席に着くのが怖いがゆっくりと近づく。

442: 2006/07/10(月) 19:52:37.20 ID:7K4/Z5vI0
自分の席の前まで来るとハルヒが話しかけてきた。
「なんであんた朝倉と手ぇつないで一緒に登校してきてるのよ。」
なぜ怒ってるのはわからないが来たのは途中からだ。
「何で一緒に登校してきてるのかって聞いてるの。」
ハルヒの目が恐ろしく冷たくなった。
「それはだなぁ・・・その~・・・」
そこで後ろに朝倉が立っていることに気が付いた。
「キョン君明日からは駅で待ち合わせて一緒に登校しようねっ。」
そういうと自分の女子グループの輪に戻っていった。
その中でも俺との事が多く質問されているようだ。
ハルヒのほうに視線を戻す。相変わらず睨んでいる。
「どんな理由があるか知らんが、お前に何かを言われる筋合いは無いぞ。」
「あっそう」
そういうと睨む方向を窓の外に切り替えた。

957: 2006/07/11(火) 05:56:52.71 ID:E2QbVBSn0
キョン「どうした?俺があいつと一緒に居るのは不満か?」

ハルヒ「は?何言ってんのあんたが誰と付き合おうが私の知ったこっちゃ無いわ」

どうやらいつものハルヒのようだ、俺は安心して溜息をもらすと

ハルヒ「なによ、彼女のとこ行かなくていいの?私と噂になったらどうするの?」

安心しろ、それは無い



959: 2006/07/11(火) 06:03:56.33 ID:E2QbVBSn0
>>957
ハルヒ「なにそれ、どうゆう意味?私なんか全然興味ないってこと?」

キョン「いや、そうゆうわけじゃ無くてだな・・・・」

俺とハルヒが口げんかしてるのを聞きつけたのか、友達が言いつけたのか
朝倉が俺たちのとこまでやってきた。

朝倉「あんまり私の彼氏をどならないで!!」

い、いや朝倉、別にこれは・・・

ハルヒ「ふんっ」

ハルヒはまたそっぽを向いてしまった、俺の見間違いかもしれないがその目はうるんでいるようだった

朝倉「あ、朝倉はだめっ、ちゃんと諒子って呼んで、お願い」

キョン「わ、わかったよ諒子」

この言葉を聞いたハルヒは目ざとくなったのか、とうとう机に突っ伏してしまった

967: 2006/07/11(火) 06:15:30.52 ID:E2QbVBSn0
そのまま授業中もずっとハルヒは不機嫌だった。
ちょっと後ろを見ようとしたんだがハルヒの無言の圧力に負け振りかえれなかった
そういやはハルヒ以外の視線も感じるな・・・クラスのほとんどの男子がちらちら見てるのがわかる
そんなに見るな、穴があく、
ハルヒのほうはと言うと授業を聞いてもいないようすでときおり深い溜息が聞こえるだけでノートをとる音も字を書く音もきこえない

授業が終わると同時にハルヒは教室から飛び出した。
まあいつものことだと感じながらも谷口達と席をくっつけようとしたが・・・・

974: 2006/07/11(火) 06:27:09.83 ID:E2QbVBSn0
谷口「寄るな!」

キョン「お、おいどうした?」

国木田「キョンが一番だから怒ってるんだよ、でもキョンの趣味が普通になってよかったな」
そういい終わるといつも通り机をくっつけてくれた」

キョン「変なことゆうなよ」

国木田「とんだ委員長だったな、AA+どころかD-だ」

俺自身なりゆきで付き合っちまったんだが、お前のそれはただのひがみだぞ

キョン「おい、まだ彼女も居ないお前に言われたくないな」

国木田「まあまあ」

谷口と言い争いながら昼休みは終わったんだが朝倉は来なかったな・・なんでだ
いあや別にそんなに期待してたわけじゃないんだが・・・でもやっぱり恋人だからな

次の授業にハルヒはこなかった

981: 2006/07/11(火) 06:36:25.33 ID:E2QbVBSn0
>>974
結局、午後の授業にはハルヒは出なかった。
午後の授業でも俺への視線はやむことなく集中砲火を浴びていたが終わりのベルが俺を救った

おっと、きずいたら文芸部室の前まで来ていた。
まったく人の適応能力とは恐ろしい物でSOS団の活動はすっかり俺の習慣となっていた

俺がためらっていると見透かしたように中から声がした

「はいって」

ああこの声は長門だな、この声が俺の背中を押したんだろうな
俺は勢いよくドアを開けた
   ガチャ

「いらっしゃいませー」

984: 2006/07/11(火) 06:45:11.07 ID:E2QbVBSn0
「お一人様ですか?、はいこちらになります」
俺が案内された席に行くとその横に座っていたのはハルヒだった

ハルヒ「あ、あたしラーメン一つ」

「かしこまりましたー」

985: 2006/07/11(火) 06:46:33.13 ID:E2QbVBSn0
終わったよ

引用: ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」