294: 2013/10/30(水) 19:38:49 ID:B9YlI3uk

苗木「超高校級の忍者」【前編】
苗木「超高校級の忍者」【中編】



最近モノクマからなんにも動きがない。
とりあえず何があってもいいように準備だけはしておこうと、
なんとなくモノモノマシーンを回してみる。

苗木「葉っぱふんどし、動くこけし、動くこけし、動くこけし、動くこけし……なんだよ!」

舞園「ど、どうしたんですか苗木くん」

苗木「舞園さん、さっきから動くこけししかでないんだこれ」ヴィィィィン

舞園「う、動くこけし……////」

苗木「一応使い道はあるけどこれじゃあ…」

舞園「えっ!?」

苗木「だってこれ」

舞園「(い、いけませんよ苗木くん!そんな動くこけしだなんてそんなに使われたら壊れちゃいます!
で、でも苗木くだったら!)」ムッハー

苗木「なにかの武器に使えそうじゃない?」
ダンガンロンパ The Animation
295: 2013/10/30(水) 19:43:10 ID:B9YlI3uk
舞園「そ、そうですね!(これは誘っていますね////)」

霧切「あら、苗木くん。いいものは出たの?」

ヴィィィィン

霧切「……………」

苗木「武器に使えそうじゃない?」

霧切「そ、そうね///」

苗木「ところで霧切さん、この学校って火災対策のスプリンクラーついてるのかな?」

霧切「え、ええモノクマに聞いたらあるって」

苗木「うん、ありがとう霧切さん!(ガチャ)あっ、これは……」

霧切「お酒ね、しかもウォッカ」

舞園「ウォッカっていえば……」

苗木「……なにかに使えそう」

296: 2013/10/30(水) 19:46:54 ID:B9YlI3uk
山田「動くこけしをたくさん…すごいですな」

桑田「まさか苗木のやつ…」

葉隠「いや、工夫して武器を作る苗木っちだからなにか武器に使いそうだべ!俺の占いはr」

セレス「あなたたち、紅茶とスルメたしなむなんてバカみたいなことしないでください」

朝日奈「紅茶にはドーナツだよ!」

大神「(ぬう…苗木よ、阿修羅の涙を当てたのか。羨ましいな)」

二階男子トイレ

石丸「つれションとは不思議な気分だな!」

大和田「ああ!」

不二咲「ふう~」

石丸「ぬっ、小便器のボールが切れた!とりかえねば!掃除道具置き場にあるかな?」

<ウワッ!ゴチャゴチャダ!カタヅウワッコロン……ウワァードサドサ

不二咲「石丸くん!?」

297: 2013/10/30(水) 19:56:19 ID:B9YlI3uk
石丸「いたた…な、なんだこの場所は!」

不二咲「か、隠し部屋!?」

大和田「マジかよ!」

石丸「机に…(ガラッ)これは、LANケーブル!」

不二咲「あっ、LAN入れるところがあるよ!これはもしかして!大和田くん!」

大和田「ああ!特服に隠したノーパソを繋いでみようぜ!」

石丸「僕はみんなに知らせてくる!」ダッ!




大和田「ん……?でけえ機械もあるぞ?」

不二咲「シュレッダーだねぇ あれ?なんだかぎちぎちだよこれ」

大和田「開けてみっか!」

298: 2013/10/30(水) 20:01:25 ID:B9YlI3uk
ガチャ

大和田「………なんだ?これ」ぷにぷに

ビクッ

不二咲「う、うごいた!」

十神?「お、おい!頼む!出してくれ!」

二人「と、十神(くんっ)!?」


石丸「大スクープだ!」

十神「どうした、慌てて」

石丸「かくかくしかじか」

十神「ほう…それは興味深い」

299: 2013/10/30(水) 20:19:53 ID:LOwXWhdk
大和田「なんとかだしてやれたが……お前、太ってないか?」

十神?「俺にもわからん!図書室で本を読んでいたらモノクマに眠らされて……」

不二咲「それでそうなったのぉ?」

十神?「ああ…」

大和田「だっはっは!今までの罰だなそりゃ!」

不二咲「大和田くん!そんな言い方…」

十神?「いや、いいんだ不二咲。単独行動をとっていた俺の責任だ」

大和田「やけに素直だな……」

300: 2013/10/30(水) 20:23:10 ID:LOwXWhdk
十神?「今までの態度は確かに覇者というよりは暴君に近かった……これからは他者への気配りも大切にせねばな…」

大和田「へっ、なんだ。やっとわかったか。でもまあ悪くないと思うぜ」

不二咲「そうだね!あらためてよろしくね!十神くん!」


十神「何を改めるんだ?」

三人「え?」

302: 2013/10/30(水) 20:34:46 ID:LOwXWhdk
大和田「十神が二人!?」

不二咲「え!?なにこれ!?」

十神「いや、そもそも貴様らなぜこんな豚と俺を見間違える。こんな豚と」

豚神「貴様こそ何者だ!なぜ俺と同じ格好をしている!」

腐川「白夜様いったいなにが… え?白夜様が太った!?」

十神「違う!こいつは偽物だ!」

豚神「何を言うか!貴様こそ!」

大和田「あー、仕方ねえ証明させるにはどうすりゃ……」

ドゴーンッ!!

十神「な、なんだ!?」

303: 2013/10/30(水) 20:38:01 ID:LOwXWhdk
山田「ふーっ、ふーっまさか隠し部屋などと!レミーラが使えたらわかったのに!」

霧切「とにかく確認しようと何人か食堂に残して、
向かっているわけだけど…嫌な予感がするわ」

石丸「こっちだ!二階の男子トイレに……」

苗木「待って!石丸くん!」

石丸「え?ぬわっ!?二階トイレがくそまみれに!?」

モノクマ「やっちゃったぜ。」

苗木「モノクマ!?」

モノクマ「実はね、知り合いのマネージャーのおっさんとちびのコックさんとやりあったぜ。
橋の下でやりたかったけどね」

山田「投稿者:変O糞白黒熊。ってあほか!」

304: 2013/10/30(水) 20:46:25 ID:LOwXWhdk
豚神「気を付けろ!こいつは敵の間者かも知れない!」チャキ

十神「なんだと!」チャキ

不二咲「(ふたりとも黄金銃だ…)」

腐川「も、もういみわかんない……」バタッ

大和田「おい!しっかりしろ!」

不二咲「(どちらかは偽物確定だけど……モノクマの力さえあればたしかに十神くんを太らせることもできそう…)」

十神「その厚かましい顔を吹き飛ばすぞ!」

豚神「なんだと!貴様!」


モノクマ「みんなおそろいでどうしたのさ?」

苗木「いや、その…」

江ノ島「うーわくっさ!なにこれくさっ!」

霧切「江ノ島さん?」

305: 2013/10/30(水) 20:52:07 ID:LOwXWhdk
不二咲「(そうだ!)じゃ、じゃあ二人ともいくつか質問するから答えて!」

大和田「不二咲?」

十神「なるほど、答えられなかったやつが」

豚神「犯人というわけだな!」

大和田「なるほど!冴えてるぜ不二咲!」


江ノ島「こんなくっせーとこいるよりさ、食堂に戻ろうよ。マジくせえ」

苗木「(……助け船をだしてくれたのかな?)」

モノクマ「まだまだ掃除してるからあとにしなよ はっ、まさか男子トイレで5人対戦?ハァハァ」

霧切「一度戻りましょう」

306: 2013/10/30(水) 20:59:30 ID:LOwXWhdk
不二咲「まずは20○○年の十神財閥の総資産は?」

二人「○○円」

大和田「うげっ!?なんだそりゃ!?」

十神「あまり収益がなかったな」

豚神「だが、みんなそれぞれ貢献していた」

不二咲「十神くんの所有免許は?」

二人「ほぼすべての車両の免許etc……」

大和田「バイク乗れんのか!外出たら勝負だ!」

豚神「ついてこれるかな?」

大和田「なめんなよ!」

十神「敵にほだされるなよ!」


江ノ島「あ、苗木ー」

苗木「な、なに?」

江ノ島「話したいことかあるから部屋に来てよ」

山田「お誘い!?」

307: 2013/10/30(水) 21:04:23 ID:LOwXWhdk
豚神「腹が減ったな……」

十神「おかしなことをしたら撃つぞ」

不二咲「(ふたりともここまでは同じか……)」

大和田「くそっ、区別つかねえじゃねえか!」


霧切「話したいことって?」

江ノ島「散策すんなよー!探偵ってプライベートにも顔突っ込むのかよ!」

霧切「……!いいえ、そんなこと…」

石丸「不純異性交遊はやめたまえよ!」

江ノ島「違うよ」

石丸「それならよし!」

308: 2013/10/30(水) 21:10:09 ID:LOwXWhdk
不二咲「(だけどあの質問ならきっと偽物は答えられない)」

豚神「これ以上は無駄だ不二咲、敵にこんな技術があることを伝えにいくんだ」

大和田「けどなんか閉じ込められたらしいぜ?」

十神「なんだと!?」




苗木「いいよ、僕も話したいことがあったし」

江ノ島「じゃあいこーぜ!」

霧切「…………」

309: 2013/10/30(水) 21:13:10 ID:LOwXWhdk
不二咲「(だけどあの質問ならきっと偽物は答えられない)」

豚神「これ以上は無駄だ不二咲、敵にこんな技術があることを伝えにいくんだ」

大和田「けどなんか閉じ込められたらしいぜ?」

十神「なんだと!?」




苗木「いいよ、僕も話したいことがあったし」

江ノ島「じゃあいこーぜ!」

霧切「…………」

310: 2013/10/30(水) 21:17:50 ID:LOwXWhdk
二重スマソ

不二咲「じゃあ最後の質問だよぉ」

十神「フン、答えてやるか」

豚神「ああ、望むところだ」


不二咲「家族との思い出話をしてよ」


江ノ島の部屋

江ノ島「まーまー、くつろいで」

苗木「う、うん。いいにおいがするね」

江ノ島「アロマってやつだよ!ちょっと着替えてくんね」バタンッ




苗木「火薬のにおいとまざってるよ……まったく」

311: 2013/10/30(水) 21:34:35 ID:LOwXWhdk
二人「!!」

不二咲「十神くんちの世襲制は聞いたことがあるよ。兄弟がいた場合は優秀な者が十神財閥を継承、それ以外は絶縁」

不二咲「でも……そんなこと気にしなかった時もあったと思うんだ」

十神「……フン」

豚神「…………」ゴソゴソ

大和田「チョコレート?」

豚神「………………」ガツガツガツ!

十神「あれは…そうだな。家族みんなで初日の出を拝みに富士山へ登ったんだ」

312: 2013/10/30(水) 21:35:52 ID:LOwXWhdk
豚神「ハァーッハァーッハァーッ………」

十神「皆、めげることなく山へ挑んだ。」

豚神「うっ…うっ……俺は…」

大和田「ふ、ふとってる十神?」

十神「一番乗りは俺だった、二番目だった兄はな、俺にこう言った」

豚神「ぼ、僕は………」

十神「『それでこそ十神の血だ。誰にも負けない男への第一歩。』そのときは意味がわからなかった」

豚神「うーっ…………ぐうっ………」





十神「………なんだ?『自分にはウソと出任せしかありません』と言えよ。偽物」

豚神「うわあああああ!」チャキッ!

313: 2013/10/30(水) 21:37:26 ID:LOwXWhdk
同時刻


苗木「………さっきのウォッカと…グラス持ってきててよかった。」ゴソゴソ

???「おまたせ………それって」

苗木「ねえ、懐かしいよねこれ」

???「うん、懐かしい」

苗木「このちょっと安いウォッカ、飲みやすいよね」

???「みんな飲んでたよ。フェンリルのみんなも」

苗木「君と僕もね」クルッ




苗木「戦刃さん」

戦刃(下着姿)「そうだね。苗木くん。」



苗木「………服は着なよ」

戦刃「タンスにしまいっぱなしだったんだもん!」

314: 2013/10/30(水) 21:42:19 ID:LOwXWhdk
戦刃「いつから気づいてたの?」

苗木「そもそも荒がありすぎなんだよ。飲む?」

戦刃「未開封か、いいよグラスは私も持ってるから」

苗木「あはっ、警戒された」

戦刃「ふふっ」

トクトクトク……

苗木「再開を祝して」

戦刃「もう少しで別れになることを惜しんで」

二人「乾杯」

315: 2013/10/30(水) 21:45:39 ID:LOwXWhdk
苗木「ふう…」

戦刃「懐かしいね」

苗木「喉が焼けそうだ。でも、いろんなことも忘れられそう」

戦刃「あれから何人頃した?」

苗木「戦刃さんと同じさ」

戦刃「もうっ、私がいくら残念呼ばわりだからって……覚えてないもん」

316: 2013/10/30(水) 22:02:10 ID:LOwXWhdk
苗木「戦刃さん、なんでこんな」

戦刃「ねえ苗木くん。私たちキスしたことあるよね」

苗木「ぶはっ!」

戦刃「動けない私のために口移しでウォッカを」

苗木「あ、ああそういうことか」

戦刃「あのあとふたりでなんどもちゅーして朝が来るまで…」

苗木「言い方どうにかならない?」

317: 2013/10/30(水) 22:07:25 ID:LOwXWhdk
食堂

モノクマ「どうっすか?生中継!」

山田「朝が来るまでラブトゥギャザー?リア充はぜろ」

石丸「えの…戦刃くん!服を着ろ!飲酒をしてはいけない!」

桑田「苗木のアホアホアホアホ!」

セレス「口移しですか。あらあら口移しですか」ギリッ

舞園「………………………」ピクピク

朝日奈「な、なんだか大人のふんいきだよ!」

大神「(なぜ体育館に我らを集めなかったのだ…消えた十神や腐川、隠し部屋に行った大和田と不二咲……)」

霧切「苗木くん離れてバリツ使えない(探偵だと言う私も忘れていたことを知っていたから黒幕と繋がりが……)」

葉隠「霧切っち!建前が出てるべ!」

318: 2013/10/30(水) 22:22:35 ID:LOwXWhdk
戦刃「私はあの子のためにあなたたちを絶望に落とすために頑張ってきたの」

苗木「悲しいね、みんなの記憶を奪ってまでその子のために頑張ったんだ」

戦刃「私も苗木くんやみんなとの思い出がなくなって寂しかった。特に苗木くん」

苗木「そ、そうなんだ」

戦刃「苗木くん、まだ私が軍人モードじゃないうちに御願いしたいことがあるんだ」

苗木「なに?」

戦刃「キ」チュッ

戦刃「ん……」

苗木「んふ… もうしちゃった」

319: 2013/10/30(水) 22:28:09 ID:LOwXWhdk
戦刃「ずるいずるい」

苗木「分かりやすいんだよ」

戦刃「じゃあ、もっと」

がしっ

苗木「うわっ…ちゅっ…んっ…ちゅ」

戦刃「ん…あ……んふっ……ぷはっ」

苗木「満足した?」

戦刃「はぅ…やっぱりずるい」

食堂


モノクマ「……………えっと」

石丸「やっぱり不純異性交遊じゃないか!」

山田「だけどこれはなにかのねたに……たぎる!でも氏ね!苗木誠どの!氏ね!」

セレス「ぐわあああああ!もう今からあいつのソバカスくりぬきにいこうぜ!」

320: 2013/10/30(水) 22:29:59 ID:LOwXWhdk
桑田「アポ……」

舞園「あんな大人のキスしたら……いやん、苗木くんそんな…」(現実逃避)


大神「なんと言うことだ……(指の間からバッチリ見てる)」

朝日奈「あうあうあう……」

葉隠「カメラにとりたかったべ!」

霧切「戦刃むくろをなぐ…捕まえにいかなきゃ!」

ガチャガチャ

霧切「鍵がかかっている…?」

モノクマ「うぷぷ……」



戦刃「ああ…苗木くん……」

苗木「戦刃さん…よかったら僕たちと」

戦刃「苗木くん、苗木くん苗木くん」

苗木「……?」

321: 2013/10/30(水) 22:40:23 ID:LOwXWhdk
戦刃「苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん
苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん」

苗木「……」スクッ

戦刃「だめ、はやくいって、わたし、我慢してたのにもう限界。
でも盾子ちゃんのお願いのために我慢我慢。
苗木くん部屋にもどってじゅんびして、ねえ全力でねえ決着つけたいんだもん
えへへ苗木くん苗木くん大好き!大好き!大好き!頃す!頃す!頃したい!」


苗木「戦刃さん、あの子って絶望が好きなんだ」

戦刃「うん、そうだよ。でもやだやだやだもん、私と今話しているのに、苗木くんの『アレ』が見たいのを頑張って我慢してるのに!盾子ちゃんのはなし!ずるいずるいずるいずるい!」

苗木「『アレ』って?」



戦刃「『氏に顔』最高の『氏に顔』。」

322: 2013/10/30(水) 22:48:46 ID:LOwXWhdk
戦刃「何が起きたかわからないみたいな顔、苦しみ抜いた悲痛な顔!最後まで自分のため、誰かのために戦って散った顔!泣いて懇願してた顔!戦争、戦場、いろんなところで見てきた顔!」


戦刃「私は苗木くんの氏に顔がみたいの!」

戦刃「苗木くん大好き。頃したい。
一緒にデートしたい。決着をつけたい。私に女の子の喜びを教えてくれた。私に敗北の味を教えてくれた。」

戦刃「そんな 苗木くんの 氏に顔がみたいの」

苗木「………残念だよ、戦刃さん」

戦刃「ごめんね、苗木くん」

323: 2013/10/30(水) 22:56:34 ID:LOwXWhdk
ガチャ

苗木「じゃあね、また来世」

戦刃「またあとでね、苗木くん」


モノクマ「……………」

霧切「狂ってるわ」

モノクマ「そだね」

セレス「あなた、もしかして本物の江ノ島」

モノクマ「そだよ」

石丸「どうしたいつものテンションではないな

殴ってもいいか?モノクマ、いや江ノ島盾子!!」


モノクマ「ぶっひゃっひゃっひゃっ!あっひゃっひゃっひゃっ!ぎゃーっはっはっ!」

324: 2013/10/30(水) 23:00:18 ID:LOwXWhdk
ゴスッ!

山田「石丸清多夏殿!おやめくだされ!」

石丸「うるせえええ!止めんな!」

桑田「こいつ殴っても意味ねえだろ!それに校則」

モノクマ「あっひゃっひゃっひゃっ!いいよ、いいよ許可しちゃう!許す!」

舞園「嬉しそうですね」

モノクマ「だってさあー?ねえ?」

325: 2013/10/30(水) 23:09:39 ID:LOwXWhdk
モノクマ「ラブラブあまあま展開が始まりました!ふたりそろってチュッチュッ!
それからドン引きカミングアウト!愛する二人がコロシアイ!むしろ?頃し愛!それに比べたら今更この計画や、私様の正体なんて!どうでもいいのだー!」

大神「貴様!」

モノクマ「あー、あー、お知らせですお知らせです」

モノクマ「忍者を倒すために伝説の軍人が来たよ!だからみんな廊下に出ては行けません!邪魔だからね!」

モノクマ「けど一定時間たったら解放してあげる!一人ずつ!ひきこもるもよし、加勢もよし!」

モノクマ「あと一時間後にスタート!苗木くん、お姉ちゃん、いい感じに戦え?勝利条件は戦闘不能にさせることさ!」

モノクマ「戦闘不能にしてからは自由!お姉ちゃん、剥製セットあるからね!」

霧切「狂っている……」

326: 2013/10/30(水) 23:22:54 ID:LOwXWhdk
山田「あわわわ…忍者vs 軍人……ヤバイ戦いですぞ」

石丸「まずい!兄弟たちがまだ二階に!」

舞園「ええ!!?」


隠し部屋


十神「お前が偽物か」

豚神「違う、俺は、俺は!」

バーンッ!!

十神「ぐうっ!」

豚神「ぐわっ!」

大和田「二人同時に銃に向かって撃った!」

ジェノ「うは!ドッペルだなおい!」

不二咲「うわあ!?」

328: 2013/10/30(水) 23:30:45 ID:LOwXWhdk
豚神「ちいっ!」ザッ!

十神「構えたか、面白い」ザッ!

大和田「タイマンか!」

ジェノ「やだん、ダーリンかっこいいん」

不二咲「十神くんの構えは天地上下の構え、仮に豚神とよぶと豚神の構えは……腰をおとしただけ?」

大和田「詳しいな?」

不二咲「結構読むんだあ格闘技!」

329: 2013/10/30(水) 23:37:08 ID:LOwXWhdk
十神「なんだその構えは、なめているのか」

豚神「貴様、至近距離で行う日本の国技を知らんのか?」

十神「なんだと…?」

不二咲「!いけない!正面はだめだよぅ!」

十神「くらえ!(とりあえず蹴りで様子を見るか)」

豚神「ふん!」ゴスッ!

十神「(なに!?あたりにきただと!?)」

豚神「だぁぁぁ!」ベチン!べチン!

十神「ぐぁっ!こ、こいつ!相撲だと!?」

大和田「張り手で押しきってる!」

330: 2013/10/30(水) 23:43:57 ID:LOwXWhdk
豚神「捕まえた!」ガシッ

十神「しまった!」

不二咲「さば折り!」


豚神「砕いてやる!うおお!」

大和田「やべえ!たすけねえと!」

ジェノ「いや、大丈夫みたいじゃん」

大和田「はぁ!?」

十神「さば折なら……足も押さえるべきだ…な!」ゴスッ!

豚神「うぐっ!きさま…」

十神「爪先で鳩尾を蹴ってやった。どうした?贋作。終わりか?」クイクイ

豚神「頃す!」

331: 2013/10/31(木) 00:02:35 ID:2FBUdPKA
大和田「あいつマジで強かったんだなあ」

不二咲「ケンカしたいとかなしだよ?」

大和田「わーってるよ」

十神「なぜ俺に化けた。答えろ」ガッ!

豚神「うるさい黙れ!」ガシッ!

十神「言葉は理解できるだろ?返答くらいよこしたらどうだ 豚」

豚神「うるさいうるさいうるさい!」

ガシッ

大和田「ベルトをつかまれた!」

不二咲「十神くん!」

ググッ

332: 2013/10/31(木) 00:03:19 ID:2FBUdPKA
豚神「君が羨ましかったんだ!財力、容姿、権力!全て!」

十神「………」

豚神「けど僕にできるのは詐欺だ!惨めだ!哀れだ!君のような人間には理解できないだろう!」

十神「……」

豚神「だからきみに成り代わって」

十神「結局、貴様は自分に対して詐欺を行い続けるだけのあわれな豚か。自分の名前、言えるか?」

豚神「」


豚神「うわあああああ!」ブオンッ

大和田「あのまま投げるきだ!」

不二咲「十神くん!」

333: 2013/10/31(木) 00:10:25 ID:2FBUdPKA
十神「きさまが横に投げるなら、俺は」

ガクンッ

豚神「えっ?」

大和田「豚神よりさらに体を低くした!?」


十神「あえて地べたにつき、貴様を飛ばそう」

グルンッ


不二咲「ともえ投げ!」

334: 2013/10/31(木) 00:10:25 ID:2FBUdPKA
十神「きさまが横に投げるなら、俺は」

ガクンッ

豚神「えっ?」

大和田「豚神よりさらに体を低くした!?」


十神「あえて地べたにつき、貴様を飛ばそう」

グルンッ


不二咲「ともえ投げ!」

335: 2013/10/31(木) 00:11:13 ID:2FBUdPKA
また二重スマソ

豚神「うわああっ!?」

ドサアッ!

大和田「自分の重さも相まってかなりの威力だ!」

豚神「ハァーッ…ハァーッ…」ガシッ

ジェノ「やっべ、あいつの近くにさっきの銃が!」

大和田「やばい!」ダッ


豚神「いら……ないっ!」ブンッ

3人「!!」

十神「……」コツコツ

337: 2013/10/31(木) 00:19:48 ID:2FBUdPKA
十神「………」

豚神「お願いだ……僕を頃してくれ。もうこの世には絶望しかないんだ…」

十神「絶望?何をいっている。いや、この俺に今まで直接出会うことがなかったからな」

豚神「違うよ……僕は今まで人を騙して生きてきた。もう疲れた。だから…」

十神「甘ったれるな!」バシッ

豚神「!?」

十神「さっきから聞いてれば!貴様!この俺が最初から完璧だと思っていたのか?違うなきさまらの理解できないくらい力を蓄えたのだ!」

大和田「素直に『努力した』っていえよ……バーカ」

十神「きさまのその技術を得るためにそうしただろうが!自分の力にも嘘をつくのか!」

豚神「ちがう…ちがうよ…」ポロポロ

339: 2013/10/31(木) 00:23:45 ID:2FBUdPKA
十神「仮にも貴様はこの俺に傷をつけたのだ!罰としてこき使ってやる!ありがたく思え!」

豚神「うぅーっ……!」

十神「きさまの他人に対する気配りは参考にさせてもらうぞ」ボソッ

豚神「ありがとう………」


ジェノ「んあああああ!イきゅううう!」ビクビクッ!

3人「!?」

340: 2013/10/31(木) 00:31:14 ID:2FBUdPKA
ジェノ「やべえよ…やべえよ…白夜様やべえよ…○○○○が那智の滝だよ!」

※日本の名勝

不二咲「おっ、おま」

大和田「不二咲、やめろ、危ない」

ジェノ「いいよ!こいよ!ぶちこめぶちこめ!」ふりふり

豚神「よいっしょ!」

バチーン!

ジェノ「いっでええええ! っくしゅ!」

腐川「あ、あら?なになにどしたのよ?おわりがっ!ってひぃぃ!偽白夜様!わ、わたしにスOベなことするきでしょう!」

豚神「やれやれ、見破られたか。俺もまだ未熟だな」

十神「くくく…ハーッハッハッ!」

腐川「え?え?なに?どういうこと?」

大和田「だっはっは!なにはともあれよかったな!あれ?なんでこんなとこにいたんだっけ?」

不二咲「あっ!」

341: 2013/10/31(木) 00:40:57 ID:2FBUdPKA
不二咲「そうだ!LANケーブルを」


モノクマ「あー、あー、お知らせですお知らせです」

十神「校内放送!」

モノクマ「忍者を倒すために伝説の軍人が来たよ!だからみんな廊下に出ては行けません!邪魔だからね!」

モノクマ「けど一定時間たったら解放してあげる!一人ずつ!ひきこもるもよし、加勢もよし!」

モノクマ「あと一時間後にスタート!苗木くん、お姉ちゃん、いい感じに戦え?勝利条件は戦闘不能にさせることさ!」

モノクマ「戦闘不能にしてからは自由!お姉ちゃん、剥製セットあるからね!」


不二咲「ど、どういうこと?」

豚神「戦刃むくろが動き始めたみたいだ」

十神「戦刃……超高校級の軍人か!」

豚神「そして、『超高校級の絶望』でもある」

342: 2013/10/31(木) 00:43:26 ID:2FBUdPKA
不二咲「超高校級の…絶望」

豚神「あの姉妹がこの世に絶望を振り撒き、滅ぼしたのだ」

十神「なんだと…」

豚神「江ノ島盾子の知恵と戦刃むくろの武力でな。……十神財閥も江ノ島に」

十神「この俺は滅びていない」

豚神「フッ」

腐川「し、子孫なら私が」

十神「まず風呂にはいれ」

343: 2013/10/31(木) 00:49:59 ID:2FBUdPKA
十神「豚神、大和田、お前らは不二咲を守れ。俺と腐川は部屋へ戻る」

豚神「苗木を援護するためか」

十神「まあ、この『超高校級の完璧』の助力を与え、奴には十神財閥復興のための手足になってもらう」

大和田「タダ働きさせんのか?まあ、とにかく、だ。氏ぬなよ十神」

十神「だれに言っているんだ 大和田」

大和田「ヘン!」

十神「ふん」

不二咲「僕は頑張って回線を繋ぐね!学校のことなにかできるかもしれないし!」

十神「期待しているぞ、ついてこい!腐川!」

腐川「はぃい!」

ギシギシ

十神「あかない…」

豚神「ふんぬ!」

ドオン!

豚神「あいた…くさっ!」

344: 2013/10/31(木) 00:54:57 ID:2FBUdPKA
大和田「うOこのにおいが!」

不二咲「くさい!」

アルターエゴ「多分モノクマの仕業だよ」

豚神「十神、俺がこの学園の資料をシュレッダーした紙がそこにある。アレをしいていけ」

十神「貧乏な赤絨毯だな」

豚神「新生十神財閥にはふさわしいかもな」

十神「ははは!よし、ばらまけ腐川」

腐川「はいい!」

345: 2013/10/31(木) 01:17:11 ID:QhBSvhxQ
十神「さて、 往くぞ!」ダッ


ズルッ ドサッ


十神「おのれえええ!」



食堂

モノクマ「二人とも真剣に吟味しているね!うぷぷ」

葉隠「な、なあ!もし苗木っちが氏んだら俺たちは…」

モノクマ「苗木くんなしのいつもの生活が戻るだけだよ。コロシアイのね」

モノクマ「ま、江ノ島盾子が戦刃むくろになるくらいかなあ」

石丸「姿を見せろ、腰抜け!」

モノクマ「いやあ、なにあつくなってんの!石丸くん!」

350: 2013/10/31(木) 21:29:07 ID:T8/xlEfI
葉隠「昨日の続きだべ!」


山田「うぐぐぐ……苗木誠殿は大丈夫でしょうか……」

セレス「私たちはただ、苗木くんの勝利を信じるしかありませんわ」

モノクマ「あ、そうそう一度食堂から出たらどちらかが勝つまで食堂にはいれないからね」

舞園「そんな!」

モノクマ「僕の気分でだれをだすかきめちゃうよぉ うぷぷ」

大神「くっ……プロテインさえあれば……」

朝日奈「そういえば苗木がさくらちゃんに飲ませたいものを冷蔵庫にいれたって……」

大神「なんと」

山田「飲ませたいもの(意味深)」

351: 2013/10/31(木) 21:50:34 ID:T8/xlEfI
苗木の部屋

シャアアアアアア………

苗木「…………………ふう。」

いつ襲ってくるかわからなかったのに飲酒するなんて……
僕もまだまだ未熟だな……

キュッ

苗木「仲良くできたと思ったのにな……」

ゴシゴシ ガチャッ

苗木「さて……」


えへへ苗木くん苗木くん大好き!大好き!大好き!
頃す!頃す!頃したい!


苗木「……やるか」


モノクマ「二人の部屋も中継していまーす」

352: 2013/10/31(木) 21:51:19 ID:T8/xlEfI
石丸「ゾクッ いまの声は本当に苗木君か…? 」

山田「すごい殺気ですぞ……目が怖いですぞ……」

舞園「これは…なんというか……」

セレス「人を頃す目ですわね」

霧切「でも、私たちの命は彼にかかっているわ。私たちは、私たちにできることをしましょう」

モノクマ「残姉ちゃんのヒューマンシールドとかね!」

葉隠「あぁ、戦刃っちは残念な姉だから残姉ちゃんってわけだな!なるほどだべ!」



大神「グビグビ……こ、これは!」

朝日奈「なになに!もしかしてすごいプロテイン?」

大神「いや、これは豆乳と柑橘類とバナナと蜂蜜を合わせた手作りのプロテインだ。」グビグビ

朝日奈「プロテインって自分で作れるの!?」

大神「そうだ、しかしまさか苗木よ。麦茶の容器に入れてカモフラージュしていたとは…」グビグビ

354: 2013/11/01(金) 02:59:29 ID:haOvx35c
桑田「腹壊すなよ」

大神「ぬ、桑田か。桑田もどうだ」

桑田「……ああ一口くれ」

朝日奈「意外だねぇ、プロテインだよ?」

桑田「飲まねーと落ち着かねえよ」グビ

大神「おっさん臭いぞ、桑田」

桑田「うる……オーガ、お前右手」

朝日奈「しーっ!」

355: 2013/11/01(金) 03:03:09 ID:haOvx35c
就寝ビームをくらっていたべ!
すまんだべ




戦刃の部屋

ついに告白した。
苗木くんに告白した!
好きって言った!頃したいって言った!やった!やった!


すぐに殺そうか?
でもわざと生かしてもがき苦しむところを見ながらも捨てがたい!

とにかく物品掌握をしなきゃ!

ナイフ、重火器、アーマーベスト、その他の道具はあらかじめ用意したからよし。
爆風が逆にこっちも危険だからRPGは置いておこう。

戦刃「安全装置よし、弾よし、装具異常なし。よし!」

バンッ!

あとは『仕込み』の時間だ。私は勢いよく部屋からでた。

356: 2013/11/01(金) 03:21:55 ID:haOvx35c
食堂

石丸「なっ、部屋からでたぞ!」

モノクマ「部屋からでちゃいけないなんてルールなんてないしー」

葉隠「きたねえべ!」

セレス「なにかを仕掛けていますわ」

舞園「廊下の曲がり角に箱みたいなものを設置してますね」

モノクマ「楽しみ楽しみ さて、苗木くんは……あれぇ?」

朝日奈「なんだか真っ暗だね」

モノクマ「カメラに細工しやがったな!もー!ずるいよ!」

山田「えぇー……」


苗木の部屋

苗木「とりあえずこれである程度モノクマノ目をごまかせるや」ゴソゴソ

357: 2013/11/01(金) 03:33:33 ID:haOvx35c
コンコン

苗木「……はーい」

ガチャッ

十神「苗木、まだいた……いない?」

腐川「か、影に潜んでるとか?にん、忍者だし」

苗木「なんだ十神くんかあ」

十神「天井に張り付いていたか」

腐川「ひっ、す、スパイダーm」

苗木「よっと」シュタッ

十神「苗木、いったい何が起きているんだ」

苗木「十神くんこそ、どこにいってたの?」

358: 2013/11/01(金) 03:43:41 ID:haOvx35c
十神は二階であったことを説明した

苗木「えと……話がなんだかヘンと言うか……」

十神「とにかく、これで黒幕に一泡ふかせられるかもしれん」

苗木「僕はなるべく時間稼ぎをすればいいんだね」

十神「ああ。俺たちはできる範囲で貴様を支援してやる」

苗木「ありがとう。ただ、戦刃さんと戦おうとはしないで 殺されるから」

十神「ああ……」

359: 2013/11/01(金) 03:53:15 ID:haOvx35c
モノクマ「あー、あー、あと5分です」

苗木「あっ、もうこんな時間か。十神くん腐川さん部屋に戻らないでここにいた方がいい。」

十神「そう思ってあらかじめ準備はしておいた」

苗木「あ、腐川さんのリュックってそういう…」

腐川「な、なによ亀みたいだって?」

苗木「あはは…」

十神「おい苗木」

苗木「ん?」

十神「氏ぬなよ。貴様には新生十神財閥のための馬車馬になってもらうからな」

苗木「ははは…お手柔らかに。じゃあ行ってくるよ」

十神「フン」



苗木「ところで……なんで臭いの?十神くん」

十神「うるさいだまれ」

360: 2013/11/01(金) 04:30:17 ID:uBxXTT0Y
二階 隠し部屋


不二咲「よし、アナウンスといくつかのカメラを見れるようにできたよぉ」

大和田「やったな不二咲!これで苗木を支援できるぜ!」

不二咲「モノクマにばれないようにするために戦いが始まるまで使えないけどねぇ」

豚神「よくやった、俺特製のケーキをやろう。そこの左から二番目の袋にある」

大和田「……5つくらいあんだがでっけえのが」

豚神「日用品が1食料が4」

大和田「おおいっつーの!」

361: 2013/11/01(金) 04:41:52 ID:uBxXTT0Y
大和田「どれどれ…… 」

ごそごそ


豚神「安心しろ、人肉とか食べられないものでできているわけではない。」

不二咲「た、食べている人もいるのぉ?」

豚神「………うん」

大和田「マジかよ……ん?」


澪田「すやーっ……もう食えないっす」


大和田「えっと……なんだこいつ」

豚神「澪田さ……澪田!?なぜここに!」

362: 2013/11/01(金) 04:56:55 ID:uBxXTT0Y
不二咲「そ、その子も君の仲間なのぉ?」

豚神「あ、ああ。超高校級の軽音楽部の澪田唯吹だ。彼女も絶望に組みするものだ」

大和田「とりあえず動けないようにしておくか…なんか物騒なもん持ってるし」

ゴトッ

不二咲「ま、マシンガンだ……」


澪田「根はいいやつだからそうしてもらえると助かる」

363: 2013/11/01(金) 05:34:56 ID:w5DD4EI6
………
……

豚神「これでよし」

澪田「すやーっ」

不二咲「手際いいね……」

大和田「なんとかなったな。さてケーキを……」

澪田「ふわぁー……よくねたっす………あり?」


三人「」

364: 2013/11/01(金) 05:41:33 ID:w5DD4EI6

澪田「ありのままいまr澪田は豚神ちゃんがいないと暇だからこっそりついていったら縛られていた。何を言ってるかわかんねーと思うっすけど澪田も……」

澪田「それにしてもすごい頭っすね。誰っすかあんた」

大和田「お、おう。俺は大和田…」

澪田「自分は澪田唯吹の澪に澪田唯吹の田に澪田唯吹の唯に澪田唯吹の吹で澪田唯吹っす!」

大和田「殴っていいかこいつ!」

豚神「落ち着け」

365: 2013/11/01(金) 05:51:49 ID:w5DD4EI6
澪田「っていうかなんで豚神ちゃんそんなにコロシアイの人たちと仲良さげなんすか?もしかして裏切りっすか?」

豚神「実は……」


澪田「……絶望っす…もう氏ぬしかないっす…一人でいるのは嫌なのに豚神ちゃんまで澪田から離れるなんて……」

豚神「ち、ちがう僕はこれが終わったら君を迎えにいこうと」

澪田「こーなりゃマシンガンで派手に頭ぶち抜くっす!ヒャハー!」


不二咲「縛られてるのに?」

澪田「あ」

366: 2013/11/01(金) 05:56:57 ID:w5DD4EI6
豚神「いいかい澪田さん、正直絶望してるよりこっちにいた方が楽しいよ」

澪田「え?」

豚神「そこのもろこしヘッドの彼はホ〇だし、超高校級のアイドルもいるし、ミュージシャン希望のチャラ男もいるし」

澪田「ぱ、パネェっす」

大和田「ホ〇じゃねーよ!」

不二咲「そ、そうだよ!」

チラッ

大和田「ほ、ホ〇じゃねーよ!」

367: 2013/11/01(金) 06:01:44 ID:w5DD4EI6
豚神「痩せた僕がいるし」

澪田「いやいやいやさすがにそれは嘘っす!騙されないっす!もし本当なら鼻の穴でスパゲティ食べるっす!」

豚神「チラッ」

不二咲「ほ、ほんとなんだぁ…ほら」

アヘ顔ダブルピース十神をみせた

澪田「oh」

368: 2013/11/01(金) 06:10:38 ID:w5DD4EI6
澪田「やばいっすわーわっくわくのドッキドキっすね」

豚神「そこに俺が加わる。悪くないだろ?」

澪田「おおー」

澪田「と、とりあえず保留で!」

大和田「ほんとにこいつ絶望してたのか?」

豚神「比較的軽い方だひどいやつはひどい」

374: 2013/11/02(土) 13:05:48 ID:IzFaiNY2
澪田「縄も解いてもらったし唯吹がこれまでのあらすじを言うっす!クライマックスあらすじっす!」

豚神「がんばれ」

むくろちゃんがグングニルの槍(意味深)に刺されそうだったけど、誠ちゃんがそれをくないで防いだっす!

ごく普通の高校生の誠ちゃんはなんと『超高校級の忍者』だったっす!アイエエエ!

あ、そういえばこんとき白夜ちゃんの進化前みたいなのがいたっすね。
……鼻の穴で食べる練習しなきゃアチャー

375: 2013/11/02(土) 13:07:11 ID:IzFaiNY2
身の潔白を証明する誠ちゃん、もろこしちゃんたちとの熱い友情!

大和田「もろこしじゃねえよ!」

ちなみにカメラがなくて見えなかったけど、細い白夜ちゃんがもろこしちゃんの強烈な一撃アッー!くらったらしいっすね。やはりホ〇か?

大和田「ちげーよ!」

一方むくろちゃんはちゃくちゃくと、それはそれはデート前の乙女のように~

てっぽーの整備、ナイフ磨き、筋トレほかいろんなことやってたっす。
いやー、レベル高いわ。女子としては……うん、がんばれ。(真顔)

376: 2013/11/02(土) 13:07:51 ID:IzFaiNY2
そんで誠ちゃんは実は内通者なオーガちゃんと地下闘技場ばりの闘いをして、勝利したっす。
でもオーガちゃんの人質を部下に命じて頃してたっす!
誠ちゃんカセットコンロ着火ファイアーっす!
………えっと、白夜ちゃんと唯吹はこれには関わってないっすよ?
白夜ちゃんは解説、唯吹はその後ろでお菓子食べてたし……
しょ、正直言って白夜ちゃんすごく優しいしそれに

大和田「脱線したぞおい!のろけんな!」

豚神「………////」

澪田「とりあえずそれ以降は移動に費やして、今日のことは全くわかんねっす」

大和田「それあらすじって言えんのか…?」

377: 2013/11/02(土) 13:11:55 ID:IzFaiNY2
不二咲「ところでカメラがなかったから見えなかったって……今までどこで見てたのぉ?」

豚神「あ」

澪田「テレビっすよ?全国に流されてるっす」

大和田「」

不二咲「」

豚神「すまない、言うのをわすれてた…」

大和田「じゃ、じゃあ……」

ホワンホワン


大和田「モノモノマシンで水玉模様陣羽織』を手に入れたぜ。 着てみるか」ゴソゴソ

大和田「………なんかしっくりくるな」

大和田「Are You READY Guys!」

大和田「パーリィの始まりだ!」

大和田「……かっけー」

ホワンホワン

大和田「うわあああ///!」

378: 2013/11/02(土) 13:12:40 ID:IzFaiNY2
不二咲「じゃ、じゃあ僕の……」

ホワンホワン

不二咲「モノモノマシンでなんだかかっこいいマントを手に入れたよぉ」ゴソゴソ

不二咲「着てみたよぉ、なんだか魔王みたいだ」

不二咲「………」

不二咲「愚民め」ボソッ

不二咲「な、なんちゃって!」

ホワンホワン


不二咲「//////」

379: 2013/11/02(土) 13:13:35 ID:IzFaiNY2
ホワンホワン

テレビ「愚民め」

まわり「ぐわあああああ!クソカワッ!」ドサドサッ

モノクマ面つけた上品な女「なんというスOベ魔性……田中さんに教わった『座して拝聴する賢者の構え』をしていなかったらコシヌケになっていました……」(体育座り)

モノクマ面つけた上品な女「ああっ!田中さんが!」

モノクマ面つけた厨二病「ぐぅぅぅ…… く、おのれ……色欲司りし魔天め……人間ではないと見抜けなかった……無、無念…… クソカワッ!」バタンッ!

モノクマ面つけた上品な女「田中さーん!」

豚神「罪木を呼べ!」(悶絶)

ホワンホワン

豚神「……あれは危うく氏ぬかと思った」

380: 2013/11/02(土) 13:14:27 ID:IzFaiNY2
大和田「黒幕め!許さねえぜ!」

不二咲「ま、まったくだよ!あっ!戦刃が壁になにかしてるよぉ!なにか取り付けて壁と同じ色を塗っている?」

豚神「指向性散弾だ、あれはワイヤーと連動するタイプだな」

大和田「つまりなんだ?」

豚神「ショットガン+地雷 だ。ひっぱると爆発と多数の鉄の玉が飛ぶ」

大和田「えげつねえな…」


モノクマ「あと、一分で始まりますあと、一分で始まります。オマエラトトカルチョすんなよ!」

不二咲「早い!」

381: 2013/11/02(土) 13:15:34 ID:IzFaiNY2
モノクマ「あ、そうそう不二咲くんと大和田くんは精々隠し部屋で糞まみれになってね!ああ^~たまらないよ!」

大和田「チッ!ふざけやがって」

澪田「あり?唯吹たちが裏切ったのばれてないんっすか?」

豚神「みたいだな。もしくはそれを見越して楽しんでいるか……」

不二咲「で、でも黒幕の興味が苗木くんと戦刃に向いている今がチャンスだよぉ」

アルターエゴ「ご主人タマ、苗木くんを見失ったよ!」

澪田「うっぎゃー!千尋ちゃんの生首っす!あれ?千尋ちゃんが二人?」

豚神「こ、これはどういう……」

大和田「説明はあとだ!始まる!」

382: 2013/11/02(土) 13:17:15 ID:IzFaiNY2

少し戻って


モノクマ「あと、一分で始まりますあと、一分で始まります。オマエラトトカルチョすんなよ!」

戦刃「設置完了!つかれたあ…」

1階のトラップを仕掛け終わった。
これだけやったのはいつ以来だったか思い出せない。
だって今、すごく楽しみすぎてたまらないんだもん。
あとは廊下の曲がり角に隠れ、ワイヤーを握る。
位置なんてすぐにわかる。ぬかりはない。
部屋から出てから移動していない、
姿が見えないのは隠れ蓑だと思う。なら、持久戦だよ。
私は1週間のまず食わずにこの姿勢を維持できる。
しびれをきらして近づいたときに
指向性散弾の範囲手前に来たらこれを引っ張り、喰らわせてやるんだ。
えへへ、避けられるかなあ?
苗木くん、頑張ってね!

こんなみえみえの罠に引っ掛かったら許さないんだから!うぷぷぷ!

383: 2013/11/02(土) 13:18:58 ID:IzFaiNY2
モノクマ「あと、一分で始まりますあと、一分で始まります。オマエラトトカルチョすんなよ!」

僕は1階の廊下の『ある場所に』隠れていた。

戦刃さんがまず正々堂々闘いを仕掛けるのはまずあり得ない。
頃しあいというのは所詮、臆病で卑怯な方が勝つ。
どこかで身を潜め奇襲する。
それが勝利のための定石だ。
恐らく近くで待ち構えているはず。
だけどこんな学園の隠れる場所なんて各部屋と氏角になる場所くらいしかない。
そして部屋の場合は博打過ぎるからまずない。
部屋に入ったら襲うなんて、狭い部屋ならまだしもこの学園の部屋は基本的に広い。
逃げ場に余裕がある時点でまずないだろう。

ゆっくり近づくとしよう。

384: 2013/11/02(土) 13:21:10 ID:IzFaiNY2
モノクマ「あと10秒、9、8、7、6、5、4」

戦刃「3」

苗木「2」

モノクマ「1!」

モノクマ「スタートぉ!」



シーン……

モノクマ「あれぇ?なんも起きないや」

385: 2013/11/02(土) 13:22:08 ID:IzFaiNY2
霧切「互いに牽制してるのよ映画みたいにいかないわ」

葉隠「しびれをきらしたほうが敗けだべ!」

桑田「じゃ、じゃあ苗木の方が有利じゃねえか?忍者だし!」

モノクマ「あ、残姉ちゃんはあの姿勢のまま1週間飲まず食わず維持できるよ」

セレス「さすがは軍人ですわね 」

モノクマ「だからなんか汚いよ!」

舞園「女子力はないんですね 」

386: 2013/11/02(土) 13:22:54 ID:IzFaiNY2
山田「くさい だから気に入った」ハァハァ

セレス「二階の隠し部屋へお行きなさいな」

山田「アッー」

モノクマ「あ、校内放送切り忘れてた」

霧切「鬼ね……それにしてもなぜあの場所を動こうとしないのかしら……ハッ!」


戦刃「……グスン……!動いた! 」

苗木「戦刃さーん!やっぱり垂れ流しだったのー?」

戦刃「(返事はしない。答えたら位置がわかる。……恥ずかしいよ苗木くん////)」


苗木「僕も同じくらい維持できるよ!垂れ流さないように訓練しているから平気だけど!」

387: 2013/11/02(土) 13:24:10 ID:IzFaiNY2
苗木「僕も同じくらい維持できるよ!垂れ流さないように訓練しているから平気だけど!」

戦刃「(なにそれうらやましい あと5m……)」

苗木「もしよかったらコツおしえてあげようかー?二人っきりで入れるところで!」

戦刃「(4、3、2、1、今!!)是非とも教えてほしいなぁ!あの世で!」クイッ

ズガァァァン!!


戦刃「あは……あはは!あーっはっはっはっ!」

389: 2013/11/02(土) 17:27:08 ID:L3uNE0BU
葉隠「ひ、ひえー!苗木っちの遺言はセクハラだったべー!」

モノクマ「ひゃっほう!おっしまーい……なんだかつまんないなー決着かー」

舞園「そんな……」

桑田「あっけなさ過ぎるぜ……」

霧切「……いいえ、まだよ。」

山田「し、しかしどうやったのかは存じませぬが戦刃むくろ殿は苗木誠殿の位置を把握してあの兵器を発動させたから……」

霧切「位置を把握する方法は簡単よ、電子生徒手帳の機能には誰がどこにいるかわかるようになっている。恐らく、彼女の使っているものは距離もわかるタイプ」

朝日奈「ひ、ひきょーだよそれ!」

390: 2013/11/02(土) 17:28:09 ID:L3uNE0BU
霧切「モノクマの……江ノ島盾子の回し者なら、高性能な電子生徒手帳をもっているのも納得できるわ。でも……」スッ


戦刃「……氏体がない!隠れ蓑をつけていたとしても血や肉片が飛び散るはず!」


山田「電子生徒手帳のな、苗木誠殿が動いている!?」

葉隠「幽霊の術だべ!」

大神「いや、それはない。だがどうやって……」

霧切「いい?彼は『忍者』なのよ?」

391: 2013/11/02(土) 17:29:16 ID:L3uNE0BU
戦刃「どこ!苗木くん!」バッ!


戦刃「え?」

上から……小麦粉の袋………?

ボフッ!

戦刃「ゲホッ、ゴホッ!」

苗木「はいかぶりならぬ粉かぶりだね戦刃さん」バサッ!

戦刃「苗木くん……ギリッ」

モノクマ「なんだってええ!?」

葉隠「お、俺っちの目はおかしくなったべか!?な、苗木っちが

天井に立っているべ!」

392: 2013/11/02(土) 17:31:04 ID:L3uNE0BU
戦刃「ぐうっ!」

ズガァンッ!ダッ!!

苗木「危ない危ない。真上に発砲したら危ないよ?」

シュタッ

苗木「発砲して、瞬時に距離をとったか。そうこなくちゃ」

戦刃「裸足で天井にどうやって…いや、それは……」

苗木「カギツメをうまく改造して足につけたんだ。」

霧切「彼は隠れ蓑をみにまとい、天井に張り付いて移動したのよ。廊下は真っ赤な色をしているからうまく擬態したのね」

393: 2013/11/02(土) 17:34:05 ID:L3uNE0BU
セレス「しかしなぜ小麦粉を?」

霧切「……それはわからないわ」

山田「粉塵爆発にしては粉が足りませぬぞ」



苗木「小麦粉は強いていったらいたずらかな?じゃあ、来なよ」クイクイ

苗木「戦刃さん」(低い声で)

戦刃「~~~///」ゾクゾクゾクッ

戦刃「苗木くん大好き!」チャキッ

ズガァンッ!

苗木「あぶなっ!ちっ!」ヒュッ!

戦刃「棒手裏剣なんて無駄ぁ!」

葉隠「ナイフに持ち換えたべ! 」

カァンッ!

苗木「ははっ、すごいやあの至近距離ではじいたか」

394: 2013/11/02(土) 17:35:29 ID:L3uNE0BU
戦刃「これだけ近いと、銃よりもこっち!」ブンッ!

苗木「的確に手首を狙ってくるね……流石っ…!なら、くないでへし折る!」

ガキィィン!キチキチキチキチ

苗木「ナイフが折れない!?くないより固いのか!?」

戦刃「とくちゅうだよ!」グオッ!

苗木「(つばぜり合い中に右足のミドル!押さえる!)」

戦刃「ニヤ」グイッ

苗木「(蹴りの途中で足をたたんだ!?)」スカッ

苗木「しまった!ミドルじゃない!膝げりか!」

ゴスッ!!

苗木「うっぎ……」

395: 2013/11/02(土) 17:39:32 ID:L3uNE0BU
戦刃「手応え……なし!脇腹になにかいれてたんだね」

苗木「小さな枕があってさ。いくつか入れたんだ」

戦刃「盾子ちゃんが舞園さんは枕って言ってたけど本当?」

舞園「はあ!?」ガタガタッ

葉隠「ほ、包丁をしまうべ!」

苗木「枕なんてしてないし(調べたし)」

霧切「枕じゃないのね…」

舞園「怒りますよ」

戦刃「だってやわらかそうだし」

苗木「戦刃さん…枕って君が思ってる意味と違うよ。アイドルにはね(略)」

397: 2013/11/02(土) 17:41:57 ID:L3uNE0BU
戦刃「だ、だってしらなかったん……だもん!」ブンッ!

苗木「あぶないあぶない!」スカッ

苗木「戦刃さんは僕に負けたら何をしてくれるのかなあ?」

戦刃「目の前て氏んであげる」

苗木「ふふっ、そう?」





学園ではないどこか

???「へへへ……そろそろ頃合いだな!」




モノクマ「おやおやあ?二人になにか向かっていくぞお?」

398: 2013/11/02(土) 17:43:46 ID:L3uNE0BU
小さなモノクマ「オラオラオラオラオラ」

苗木「!?」

戦刃「……あ、これ。えいっ」

ガァァン!


小さな撃たれたモノクマ「ばんざーい!」

ドガァァンッ!!

苗木「爆発した!?」

戦刃「盾子ちゃんの部下のえっと……たしか、『ひだりみぎた』くんの作った爆弾だよ」

苗木「変な名前」




モノクマ「あー、あー臨時アナウンスです。そのひだりみぎたくんが作った『モノクマ特攻隊』を作るマシンが学園のどこかにあります。いまもこうしてモノクマ特攻隊は動きだし、苗木くんを道連れに爆発しようとするよ!
そこで他の生徒のみんなはマシンを探して壊してもらいまーす!

苗木くんと残姉ちゃんが愛し合っている間他のみんなが暇だろうから、レクリエーションを計画したんだだよ!」

399: 2013/11/02(土) 17:51:43 ID:L3uNE0BU


石丸「なんてやつだ!真剣勝負な水をさすのか!ひだりみぎたってやつも大概だな!」

朝日奈「許せないね!ひだりみぎた!」

霧切「ひだりみぎた…?」

山田「変わった名前ですな」

セレス「あなたに言われたくありませんわ」

モノクマ「ん?あ、そのひだりみぎたくんが一言もの申すみたいです。中継しまーす!ひだりみぎたくーん!」


モノクマお面つけた左右田「『ひだりみぎた』じゃねえよ!『そうだ』だっての!ふざけんな!」


苗木「……」

戦刃「ぐすん……」

400: 2013/11/02(土) 17:53:03 ID:L3uNE0BU
モノクマお面つけた左右田「まあいい!よくねえけど!
とにかくおれのマシンで爆発させてやるぜ!そして絶望しやがれ!バーカバーカ!」

葉隠「桑田っち二号だべ!」

桑田「一緒にすんな!」

舞園「なんだか乱暴そう」

セレス「品性が感じられませんわ」

山田「中ボス的存在ですな!」

大神「覇気が感じられんな」

モノクマお面つけたひだりみぎた「…………オマエラ氏ね!」ブツッ

401: 2013/11/02(土) 17:53:49 ID:L3uNE0BU
モノクマ「とにかく、いま食堂にいる人は僕のきまぐれで次々指名するから、指名された人は出て探しにいきましょう!うぷぷぷ」

モノクマ「じゃあ、山田くんと桑田くん。いってらっしゃーい!」

山田「なん…ですと」
桑田「よりによってブーデーとかよ……」

戦刃「苗木くん、爆弾が狙ってくるんだって」

苗木「そうだね、大変大変」

戦刃「うん。」

戦刃「顔が焼かれたら表情わからないもんね! 」チャキッ

402: 2013/11/02(土) 17:54:50 ID:L3uNE0BU
ズガァンッ!

苗木「失礼っ!」ガバッ

戦刃「私の股の間を通り抜けた!!」

苗木「ここまでおいで!」ダッ!!

戦刃「速い!速すぎるよ! 」ダッ!!

戦刃「………かっこいいよぉ……///」ゾクゾクゾクッ

モノクマ「あー、あー、アヘんな、キモい」

戦刃「盾子ちゃんもこんな感じだよ!」

モノクマ「え?マジ?」


山田「と、とにかくまずは装備を整えるべきですぞ!」

桑田「あ、ああ。流れ弾とか当たらないようにな!」

オラオラオラオラオラ……


二人「………」

407: 2013/11/02(土) 23:17:27 ID:luuY1IHo
桑田「なあ、ブーデー、今声が聞こえなかったか?」

山田「手帳によると苗木誠殿たちは寄宿舎から学園へ行ったみたいですぞ?……てことは」クルッ

モノクマ特攻隊「なんか声が聞こえたぞ?オラオラオラオラオラ」


桑田「………逃げろー!」

山田「ひぃいあああああ!」

408: 2013/11/02(土) 23:18:05 ID:luuY1IHo
苗木「こっち!こっち!(おかしい、光がついてるライトとついてないライトがある)」

戦刃「ふっ!」チャキッ

ガァァン!
パリィンッ
苗木「(光ってない僕の真上のライトを撃ってきた?)!」

ドガァァンッ!!

苗木「ううわぁっ!?」

パラパラ……

苗木「爆発しただと……?」

戦刃「おしいなあ、天井歩きしたら氏んでたのに」

苗木「(爆発したライト…弾丸があたって…まさか)ニトロを仕込んだね」


戦刃「うん!」

409: 2013/11/02(土) 23:20:05 ID:luuY1IHo
大和田「なあ、ニトロってなんだ?」

豚神「ニトロ、少しの衝撃を与えただけでも、爆発を起こす液体だ」

大和田「ま、マジかよ……」

澪田「怖いっすね!バイクの収納部分にニトロが入ったペットボトルが入っていたら……」

大和田「うっ」ビクッ

澪田「ドカァーン!」

大和田「うおおおお!?」

澪田「もろこしちゃんびびりっすー!」

410: 2013/11/02(土) 23:22:10 ID:luuY1IHo
豚神「シーっ!静かに!モノクマ特攻隊が来たらどうする!」

不二咲「も、もう少しで監視カメラについている武装が使えるようになるけど頻繁に使えないだろうしなるべく静かに……」

大和田「す、すまねえ…」ボソボソ





苗木「危ないことやるなぁ…」

戦刃「火事になるかも!」

ガァァン!

苗木「(また僕の近くのライトに!)くっ!」

411: 2013/11/02(土) 23:23:14 ID:luuY1IHo
ガァァン!スパッ!

苗木「うあっ!(爆発しない!?)」

戦刃「ダミーだよ苗木くん!もう少しでお腹に当たったのに……かすっちゃった」

苗木「くそっ!」ヒュンッ!

ガァァン!

苗木「手裏剣をうちおとした!?」

戦刃「クレー射撃もやってたんだよ?矢とかナイフの」

苗木「なら……これでどうだ!」ヒュンッ

戦刃「無駄だよ!」チャキッ

苗木「(よしっ!)」

ガァァン!

412: 2013/11/02(土) 23:24:52 ID:luuY1IHo
ドォンッ!!

戦刃「うっ!?(撃ったのは手裏剣じゃない!?)」

苗木「簡易手榴弾だよ。といっても、真空パックに火薬をつめた粗悪品さ」

戦刃「(いつのまに近づいた!しかも下からのゼロ距離!?身長差のせいで狙いがつけられない!逃げなきゃ!)」ガクンッ

スパッ

苗木「とっさに左斜めに受け身をとり、距離をとって回避したか……『手応えからして右手に少し傷をつけただけか』」

戦刃「…………… 」チラッ

ポタッ、ポタッ

413: 2013/11/02(土) 23:27:05 ID:luuY1IHo
戦刃「…… 」

ポタッポタッポタッ

戦刃「…………………………あは」

苗木「…………?」


戦刃「あっはははははははははははははははは!」

戦刃「フェンリルが!フェンリルが赤く染まる!初めて!こんな!…こんなの………」ビクッビクッ

戦刃「ううう…痛いなあ……痛いよ………じんじんする」

ゴソゴソ

戦刃「薬草で練った絆創膏はってと」ベタッ

戦刃「ふう……楽になった……さて」

チャキッ

戦刃「ばん」

ガァァン!ガァァン!

414: 2013/11/02(土) 23:28:22 ID:luuY1IHo
苗木「うわっ!?」

ガァァン!ガァァン!

戦刃「ありがとう苗木くん。戦争でも、喧嘩でも、頃し合いもでも、みぃんな私に傷をつけられなかったのに……」




戦刃「………苗木くんが、私の『ハジメテ』奪っちゃった………////」



苗木「ドキッ」

戦刃「ありがとう……/////」




朝日奈「は、はははは初めてとか言い出したよさくらちゃん!」

大神「ぬう……石丸よ、いつものを」ゴクゴク

石丸「ふ、不純異性交遊はいけない!ましてやコロシアイ異性交遊は!」ビシッ

大神「ふぅ… 」

415: 2013/11/02(土) 23:30:37 ID:luuY1IHo
葉隠「お、オーガ?気のせいかなんだか調子が」

大神「ぬぅ!持病の恋煩いが!」グビグビ

葉隠「それは重症だべ!脳の!」

朝日奈「失礼だよ!」

霧切「……?」

モノクマ「初めてとか言い出したとき残姉ちゃんにちょっっっっとだけ萌えてしまいました。ハァ……ハァハァ……」

モノクマ「そうこうしてるうちにモノクマ特攻隊が残姉ちゃんの近くに!」

ズガァンッ!
ドガァァンッ!!


モノクマ「ワガママ通しすぎだろ。(心なしか太ももテカってるし)」

舞園「女の子は会話を遮られたくないものですから」

セレス「拳銃もって恍惚とした表情してますが」

416: 2013/11/02(土) 23:35:06 ID:luuY1IHo
モノクマ「(やっぱ殺意と性欲はかみひとえなんですかねぇ)あ、次はセレスさんと葉隠くんのダブルヤスヒロ出てください」

葉隠「えええ!?俺っち!」

セレス「この変O糞白黒熊がああ!私はセレスティア・ルーデンベルグってんだろぉ!」




葉隠「ふう……しかし、どっからさがすべ?」

セレス「機械の大きさによりますが、寄宿舎に置くスペースはないはずですわ」

葉隠「トラッシュルームのダストシュートのなかとかは……?」

セレス「ありえませんわ……あら、何やら声が」

桑田「おまえらああああ!にげろおおお!」

山田「ひぎいぃぃぃ!」

417: 2013/11/02(土) 23:35:45 ID:luuY1IHo
モノクマ特攻隊「オラオラオラオラオラ」

二人「」


葉隠「走るべ!」

セレス「あいつらここをずっとまわりっぱなしかよ!!」


同時刻

ズガァンッ!
ドガァァンッ!!


戦刃「邪魔 。ひだりみぎたくんのせいで台無し」

苗木「本名で呼んであげなよ……」

418: 2013/11/02(土) 23:38:27 ID:luuY1IHo
戦刃「やだもん。」

苗木「はははは…」

ズガァンッ!

苗木「あぶなっ!」

戦刃「傷による痛みってこんなかんじなんだね……ずきずきする…」

ズガァンッ!カチッ!カチッカチッ

苗木「……?」

戦刃「ほ、本当は苗木くんともっとおしゃべりしたり遊びにいったりいっぱいいっぱいキスしたり」

苗木「顔が赤いよ女子高生さん?」

戦刃「そそそそそれいじょうのこともしたいし!わた、わたわたわたわたし経験ないけど!ち、ちなみに汗かいているだけだからこの太もものぬるぬるはなんでもないよ!」ドキドキ

苗木「可愛いよ、戦刃さん(やっぱりあれそうなのか… / / / / )」

戦刃「でも」

419: 2013/11/02(土) 23:41:31 ID:luuY1IHo
ジャコッ

苗木「(UZI !もう片手にはナイフ!これは……)」

戦刃「氏に顔が見たいから氏に顔が見たいから氏に顔が見たいから氏に顔が見たいから
氏んで氏んでください氏んでもらえますでしょうか?氏ねよじゃあね、さようなら。またね?うぷぷぷ」

苗木「……かかってこいよ軍人さん。」

戦刃「第2ラウンドだよぉ!」

ダラララララララ!!

ドガガガガガァァァンッ!!

420: 2013/11/02(土) 23:45:08 ID:luuY1IHo
苗木「うわっ!!(ニトロが入っているライトを的確に撃ち抜いてる!爆発音で耳がイカれそう……)」

戦刃「やああああ!」ブンッ!

苗木「危ないっ!」スカッ!

戦刃「まだまだあ!」チャキッ

ダラララララララ!

苗木「至近距離のUZI なんてもったいないなぁ!」(天井張り付き)

戦刃「あっははははははははは!楽しいね!楽しいね!苗木くん!」

苗木の部屋



十神「苗木のやつどうやらまだ生きているらしいな?」

421: 2013/11/02(土) 23:47:18 ID:luuY1IHo
腐川「そそそうみたいです……」

十神「どれ、そろそろ俺もいくか…」

ガチャ

葉隠「とおがみっちぃぃぃぃ!たすけてほしいべええ!」

オラオラオラオラオラ

十神「部屋の壁に沿って全力で走れ!俺に考えがある!」

桑田「わかった!ブーデー!引っ張るが我慢しろよ!」ギュッ

山田「うおっ、なんと言うパワー!」

セレス「うおおおおお!氏ねるかよォォ!」

十神「(よし、モノクマ特攻隊からかなり離れた、そしてやつは壁際……あとは……)1、2の…」キィ……

十神「3!!」

ガチャっ!

422: 2013/11/02(土) 23:48:10 ID:luuY1IHo
ドガァァンッ!!

十神「ぐぅっ……」ビリビリビリ

桑田「と、十神がやった!」

葉隠「なあるほど、ドアを開けたときの衝撃で爆発させたんだな!」

十神「大神の攻撃に耐える壁があるくらいだ。ドアで防げる自信があった」

腐川「びゃ、白夜様に感謝しなさいよ」

山田「ありがとうございます!ありがとうございます!」

十神「とりあえず倉庫に行くぞ。装備が貧弱ではもともこもない」

セレス「そうですわね、ところで」


セレス「なぜ黒いジャージですの?」

十神「スーツは犠牲になったのだ」

429: 2013/11/03(日) 14:02:29 ID:0gOSVsPU
山田「あ、そういえば江ノ島盾子…じゃなくて戦刃むくろの部屋も探してみては?」

十神「しかし罠が仕掛けてあったらどうする?」

セレス「でも賭けてみる価値はありますわ」

葉隠「じゃー、言い出しっぺの山田っち行ってくるべ」

腐川「あ、あんた本当に屑ね……」

葉隠「うぐっ」

山田「任されましたぞ」

十神「大丈夫か?」

山田「この山田一二三、氏ぬ覚悟で望む所存ですぞ、できるだけ多く収穫をてに入れて見せましょう」

桑田「ブーデー……」

山田「戦力にはなれそうにないので」キリッ

葉隠「たしかにな!」

セレス「ブーメランですわね」

430: 2013/11/03(日) 14:03:02 ID:0gOSVsPU
山田「いってきますぞぉぉ!」ダッ!!

十神「危険だと思ったら引き返せ、俺たちも行くぞ」

葉隠「なんか十神っちが立派に見えるべ!……ジャージ以外」

腐川「し、しかたないでしょ!スーツがあんなことになるなんて!」

十神「腐川!」

腐川「あひぃ!すいません!」

葉隠「(なにがあったんだべ……)」


モノクマ「おやぁ、山田くんがガサ入れしてるぞぉ」

431: 2013/11/03(日) 14:03:42 ID:0gOSVsPU
江ノ島盾子の部屋

山田「prrr、prrr 、こちら山田、戦刃むくろの部屋に潜入しましたぞ」

ドアをゆっくり開けて、見渡してみましたがどうやら問題ないみたいですぞ。
部屋の中は変なにおいがしていますなぁ、なんというか花火とトイレの消臭剤の匂いがします。

山田「ややっ、これは!」

ベッドの上にとん、とんでもないものが!

RPG !

ロケットランチャーのようなもの!
た、たぶん本物でしょうな……
説明書はありますかな?
最後に持っていきましょう。

他にも探してみますか、タンスとか

ガサゴソ

>シンプルなブラとパンツをみつけた!

432: 2013/11/03(日) 14:04:53 ID:0gOSVsPU
……三次元慣れしていないからしまっておいた。

山田「いやー、シンプルすぎてちょっと」(鼻血)

山田「おっ!なんだか使えそうなものが!」

>なにかのベストをたくさんみつけた

山田「防弾チョッキかどうかわかりませぬが重いですなとりあえず僕の不思議な鞄に入れてと」

山田「おや、このタンス二枚底になっておりますな」

>むくろの日記帳とくしゃくしゃな苗木の写真(意味深)をみつけた
写真の苗木は泳いでいた。


モノクマ「あっ」


山田「あっ(察し)」

山田「しゃ、写真は置いていって日記帳だけ持っていきましょう、せめてもの慈悲ですぞ」

433: 2013/11/03(日) 14:05:51 ID:0gOSVsPU
山田「……こんなところですかな。日記帳以外、外の世界の手がかりになるものがありませんぞ」

山田「銃とかそういうものは分解されていますし、なぜRPGだけのこしたのかとりあえずシーツにRPG を包んで……帰りますか」


山田「と、みせかけてベッドの下に謎の段ボール!」

パカッ

>くしゃくしゃな苗木の

パタンっ


山田「……ふっ、どうやら拙者も一皮むけたようですな!」

山田は三次元に対する理解が上がった

モノクマは頭痛がしてきた

倉庫

十神「あの爆弾は衝撃を与えるか、生き物に触れると爆発するようになっているみたいだ。桑田の投球でなんとかなるな。」

桑田「わかったぜ!」

葉隠「あとは山田っちがいいもの持ってきてくれたらなあ」

434: 2013/11/03(日) 14:06:39 ID:0gOSVsPU

セレス「下着を頭に被せていないことを祈りますわ」

山田「あけてくだされー」

腐川「ど、どうやら堪能してきたみたいだわ」


十神「一発しかないからと言ってこんなものを残していくのか……」

葉隠「残念だべ」

山田「あと、防弾チョッキみたいなものをいくつか」

十神「でかした、これで防御は固められるな」

山田「あとーそのー……こんなのが」

>むくろの日記帳

十神「………」

腐川「あ、あんた!おん、女の子の日記をあんたの同人誌と同じものだと思ってない?」

山田「し、失礼な!まだ読んでいませんぞ!」

435: 2013/11/03(日) 14:07:33 ID:0gOSVsPU
セレス「しかし読んでみないことにはわかりませんわ」

十神「どれ…」

某月某日

今日からコロシアイ学園生活。
盾子ちゃんの代わりにギャルを演じることになった。がんばろっ!

苗木くんは動揺しながらも大和田くんのパンチを見事に受け流して気絶したふりをしていた。
流石だね苗木くん!

山田「うおっ、まぶしっ!嘘みたいだろ?軍人なんだぜこれ……」

桑田「違和感あるけど普通の女の子の日記だな?見たことねえけど。」

十神「日付が書いてあるな……少なくとも1~2年の記憶が奪われたな」

某月某日

盾子ちゃんが動機のDVDを配ったよ。
私が渡されたDVDは

ダメだ書けない。盾子ちゃんのエOチ!
それはそうと舞園さんがかなり参っていた。
これは明日辺り来るかな?

436: 2013/11/03(日) 14:08:37 ID:0gOSVsPU
苗木くんが、DVD を見たあとレーションをくれたよ!
ついでにお話もした。
密林で遭難したときの話をした。驚いていた!やった!

夜中に盾子ちゃんに起こされて叩かれた。
モノクマの手で。
なにか悪いことしちゃったみたい。DVDを苗木くんに配るぞと怒られた。やめて!

山田「あちゃー……」

セレス「………えーっと」

桑田「………」

十神「次行くぞ」

某月某日

盾子ちゃんに殺されそうになった
ひどい うっかりだよ盾子ちゃん

でも苗木くんに助けられた

ありがとう苗木くん
苗木くん大好き!

決着つけたい!

437: 2013/11/03(日) 14:09:12 ID:0gOSVsPU
十神「文章がなにか怪しくなってきたな……」

山田「うむむ…」

十神たちは徐々におかしくなる日記を大分読み進め、
今日の日記を読み始めた。


盾子ちゃんから体育館と3-Bには行くなと言われた。
なんでだろう


そんなことよりいよいよ苗木くんとコロシアイだよ!今この日記を書いてるときも

2回シちゃった!///

だけどこのコロシアイに勝ったら苗木くんを独占していいって盾子ちゃんが言ってくれたよ!ありがとう!

438: 2013/11/03(日) 14:10:32 ID:0gOSVsPU
盾子ちゃんが腕によりをかけて剥製にしてくれるんだって!やった!
はやく頃し会おうね苗木くん
嫌だ頃したくない。
もっとおしゃべりしたい。
遊びにいきたい。
お泊まりしたい。
キスしたい。
えOちなことも………したい。
でもだめ、そんな苗木くんの氏に顔が見たい。盾子ちゃんのお願いも聞いてあげなきゃ。

どうしようどうしようどうしよう
苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん 苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん
苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん

大好きだけど殺さなきゃ

盾子ちゃん、この日記を見つけたら燃やしてね

私は

439: 2013/11/03(日) 14:11:11 ID:0gOSVsPU
桑田「うっ…」

腐川「く、狂った愛だわ」

セレス「愛と殺意は紙一重ですわね」

山田「トラウマですぞ……」

葉隠「愛が重いべ!」

十神「とにかく次にやることがわかった。体育館か3-Bのどちらかに行くぞ」

腐川「あ、あとは大和田やあいつらが気づいて同行してくれればいいけど」

葉隠「そういや大和田っちや不二咲っちはどこにいったんだべ?」

十神は事情を話した

セレス「た、大丈夫ですの?」

山田「でかい賭けに出ましたな」

桑田「敵だったやつだぜ?」

440: 2013/11/03(日) 14:11:43 ID:0gOSVsPU
十神「心配するな。大和田でも倒せるくらい痛め付けた」

葉隠「そ、そうだべか」

十神「とりあえず二手に別れるぞ」


モノクマ「いやー、ひくわー残姉ちゃんひくわー」

※食堂にいるメンツは苗木と戦刃の様子しか見えない

モノクマ「全く、山田くんにガサ入れされてかわいそうに」

石丸「むむむ……兄弟たちは大丈夫か?」

モノクマ「あ、石丸くん出て」

石丸「わ、わかった!」

霧切「気をつけてね」

石丸「うむ!行ってくる!」


大神「グビグビ」メキッ

448: 2013/11/04(月) 16:42:33 ID:3ZUpCw0c
石丸「む、みんな!まだこんなところにとどまっていたのか!」

十神「やみくもに探すより、手がかりがないか調べていた。そしたらこれだ。」

石丸「に、日記と書いてあるじゃないか!」

桑田「黒幕の仲間の日記だ」

石丸「読む!」

腐川「躊躇ぐらいしなさいよ……!」

読了。

石丸「…………愛とは複雑だ」

セレス「とにかくこれでどうすべきかお分かりになったでしょう?」

十神「問題はなぜ二ヶ所あるのかだ。」

十神「普通に考えれば、あれを量産させるには相当なスペースが必要だ。だから体育館が怪しい。」

十神「だが、3-B にも行くなと書いてあった。もしかしたら体育館になにか仕掛けがあるのかもな」

山田「RPGによくある謎解きゲームですな。リメイク版でその要素をなくして物を置くだけにしたRPG を思い出しますな」

葉隠「なぁー、とりあえず体育館行ってみるべ!」

十神「そうだな」

449: 2013/11/04(月) 16:44:09 ID:3ZUpCw0c
体育館


十神「なんだこれは………」

葉隠「体育館の前がモノクマで埋め尽くされてるべ!」

桑田「どかせばいいじゃん」

十神「いや、どかそうとしたときに爆発するかもしれん。」

セレス「……よく見たら動いていませんか?」

モノクマたち「ハァ…ハァハァ…ハァ…ハァハァ…」(モノクマダンス)

腐川「ひぃっ!」

モノクマ「やあやあ、気づいたみたいだね!」

十神「体育館にモノクマ特攻隊を作る機械があるみたいだな」

モノクマ「まぁね、残姉ちゃんが日記に書かなきゃもっと楽しめたんだけどなあー」

450: 2013/11/04(月) 16:51:39 ID:3ZUpCw0c
戦刃「……ぅぅ見られたみられたみられたみられた!!」

ダラララララララ!

苗木「(上の階に行って十神くんたちを巻き込まないようにしないと……
……戦刃さん可愛いな)」シュタタタタッ

戦刃「まってよ!」シュタタタタッ


モノクマ「そのモノクマたちをどかすには3-Bにあるコントロール装置を壊さなきゃいけない。まあ、その過程にはモノクマ特攻隊や残姉ちゃんの流れ弾があるかーもね 」

十神「くっ、集団で移動するには危険だな」

セレス「ですがここで待機していてはモノクマ特攻隊の餌食ですわ」

モノクマ「ちなみに葉隠くんの左側の壁からねえ」

葉隠「これがどうしたんだべ」

パカッ

モノクマ特攻隊「ふぃー、狭すぎるぜ」


全員「」

451: 2013/11/04(月) 16:53:46 ID:3ZUpCw0c
十神「走れ!」

セレス「ちくしょおおお!学園の壁と言うかべから出てくんのかぁ!?」

山田「モノクマが神出鬼没なのはこれが原因ですなぁ!」

桑田「アホアホアホアホアホアホ!」


十神「苗木ぃぃぃぃ!二階へいけええ!」

2階

苗木「もう来てるよ十神くーん!」

戦刃「はぁっ!」ブンッ!

苗木「おっと危ない!そのナイフ、高そうだね 」

戦刃「博物館にあった刀を奪って加工したから強いもん」

苗木「(まさかそれ大般若……)うわっと!」スカッ

戦刃「よそ見しちゃダメだよ!(切られた部分がまだひりひりする…毒?)」

452: 2013/11/04(月) 16:54:45 ID:3ZUpCw0c
苗木「くらえっ!」ブンッ

ジ…ジジ……

戦刃「爆弾!?(打ち落とせない…!逃げるしかない!)」ダッ!!

ボフンッ!モクモクモク……

戦刃「(ちがう、爆弾じゃない!煙幕!!)」

戦刃「(目暗撃ちするしかない!)」

ダラララララララ!ダラララララララ!

戦刃「………くっ!どこにっ…」

ヴィィィン…

戦刃「!?」

バチバチバチッ!

戦刃「あぁぁぁぁ!(電撃!?スタンガンなんて苗木くんは持ってないはず!)」

苗木「……あら?もう電気切れ?」

戦刃「そこぉ!」ブンッ!

453: 2013/11/04(月) 16:58:17 ID:3ZUpCw0c
スパッ!

苗木「っつぅ…!頬を切られた……しかも深い 」

苗木「(動くこけしを壊して作った即席スタンガンだったけど……長時間使えるわりには威力は大したことなかったか……)」

戦刃「はぁ…はぁ…ちょっとビリっとしたけどまだまだ……」

オラオラオラ……

苗木「ちっ!近くにモノクマ特攻隊がいるのか!」

戦刃「煙幕で自分の首を絞めたね」

苗木「くそっ!」シュッ

ビダンッ シャカシャカシャカ

戦刃「天井に!ちっ!」チャキッ

ダラララララララ!

戦刃「!?監視カメラのマシンガンが!?」ビクッ

苗木「(不二咲くんがやってくれたんだね!でも、あくまでもごまかさなきゃ!)」

454: 2013/11/04(月) 16:59:19 ID:3ZUpCw0c
苗木「壊して使おうとしたらすぐ反応するのかー、やっかいだなぁ!煙幕も薄くなったことだし先にいくねえ!泳ぎにいこっと!」

戦刃「ちいっ!」

モノクマ特攻隊「オラオラオラ!」

戦刃「後ろから…!邪魔!」ダラララララララ!

モノクマ特攻隊「ばんざーい!」

ドガァンッ!



モノクマ「あー、あー、ひだりみぎたくん?モノクマ特攻隊はさぁ、改善の余地ありだよ。仲間も襲うし」

ひだりみぎた「そ!う!だ! ひだりみぎたじゃなくてそ!う!だ!」

モノクマ「愛と勇気だけが友達だからってねえ」

ひだりみぎた「ちくしょおおお!なんかムカつく!」

455: 2013/11/04(月) 17:00:49 ID:3ZUpCw0c
モノクマ「あ、四人とも出ていいっすよ」

朝日奈「頑張ろう!さくらちゃん!霧切ちゃん!舞園ちゃん!」

舞園「はい!」

霧切「そうね、でも大神さんは…_」


大神「心配いらぬ。」

スクッ

モノクマ「はえ?」

霧切「そ、そんな!」

舞園「き、奇跡です!」

朝日奈「!さ、さ、さくらちゃんが」


朝日奈「さくらちゃんが立った!さくらちゃんが立った!」

ズギャァァーz____ン

大神「ふぅ……」

456: 2013/11/04(月) 17:04:59 ID:3ZUpCw0c
モノクマ「ええええ!?な、なんでさ!」

大神「さあ、行くぞ朝日奈、霧切
舞園」

霧切「え、ええ……」

舞園「(心なしかオーラが見えます)」

朝日奈「うん!うん!やったぁー!さくらちゃんが復活だー!」

モノクマ「いやいやいやいや!なんでさ!」

タッタッタッ……


モノクマ「シカトなんて絶望的ぃ…… 」


大神「実は苗木に夜時間に針治療を受けていたのだ」

舞園「よ、夜這い!?」

大神「はじめはそうかと思い焦ったぞ」

457: 2013/11/04(月) 17:05:42 ID:3ZUpCw0c
朝日奈「針治療ってあのおじいちゃんとかが受けるやつだよね」

大神「左様、寝るのを惜しみ懸命に治療してくれたのだ。おかげで先程のプロテインの作用も含め大分回復した」ムキッ

大神「もっとも、苗木の針治療はモノクマにはただのマッサージに見えていただろうな。」

霧切「(針治療とプロテインで回復する大神さんって……)」

霧切「それにしても、苗木くんが大神さんにのりかかるとなんだか小動物が乗っているみたいでかわいいわね」

舞園「あら、霧切さんはそんな苗木くんに乗りかかりたいんじゃないですか?」

霧切「そ、そんなことないわ」

朝日奈「でもよかったあ……って!なにかくるよ!」


モノクマ特攻隊「オラオラオラ」

458: 2013/11/04(月) 17:06:26 ID:3ZUpCw0c
ズガァンッ

モノクマ特攻隊「ばんざーい」

ドガァンッ!


霧切「ふう…」

朝日奈「すごーい!」

大神「すまぬな……ケンイチロウと互角に戦った、赤いはちまきの男のように我に波動が使えたら……」

舞園「その人人間なんですか……?」


十神「よし、大丈夫そうだ」

葉隠「ずーっと階段の踊り場にいてひやひやしたべ」

桑田「爆発ばっかりしてたしよ……」

セレス「とりあえず隠し部屋で不二咲くんたちと合流いたしましょう」

石丸「よし!行こうではないか!」

山田「いやー…拙者隠し部屋に入れますでしょうか……」

459: 2013/11/04(月) 17:09:33 ID:3ZUpCw0c
腐川「ていうかぁ……それ以前に……」

二階男子トイレ


石丸「」

葉隠「」

セレス「」

山田「」

桑田「」

腐川「やっぱり……」

十神「紙のうえをあるけ!」

葉隠「糞まみれだべー!!」

セレス「……………」ピクピク

石丸「モノクマぁぁぁ!中途半端な掃除はやめろおお!」

460: 2013/11/04(月) 17:10:24 ID:3ZUpCw0c
大和田「!兄弟たちが来る!」

不二咲「モノクマ特攻隊もいないからいまのうちだねぇ!」

豚神「ぁあー…緊張してきた……何て言おう」


澪田「白夜ちゃん!『肉』って書いて飲むといいっすよ!」

パカッ


山田「ふんぎぎぎぎぎぎぎ」

大和田「山田が!」

豚神「引っ張ろう!」

澪田「これマジっすか?上半身と違って下半身小さいっす」

不二咲「確かに不思議だよねぇ」

山田「ふぅ、氏ぬかと思いましたぞ」

十神「豚神、なんだこいつは」

豚神「かくかくしかじか」

十神「軽いなっ!なんだかノリが軽いなっ!」

461: 2013/11/04(月) 17:11:32 ID:3ZUpCw0c
澪田「はーい、改めまして澪田唯吹の(略)よろしくっす!」

桑田「えっ!澪田唯吹ってあの有名な……」

澪田「今はソロっすけどね」(真顔)

豚神「澪田さん…彼は空気が読めないんだ」

桑田「ブーデー2号……」イラッ

澪田「あっ!申し訳ないっすー!それならしかたがないっすね!
あ、君がミュージシャン目指してるチャラ男のレオンちゃんっすね!バックギターぐらいにはするからよろしくっす!」


桑田「お、おうってバックギターってなんだ!」

澪田「そして~……あーっ!ほっそい白夜ちゃん!本物っす!たしかにそっくりっす!」

大和田「本物がそっくりさん扱いされてる……」

十神「や、やかましい!なんだいきなり!」

澪田「いやー、まさか白夜ちゃんのそっくりさんがいるなんて疑ってたっすけど本当にそっくりっす」

462: 2013/11/04(月) 17:14:55 ID:3ZUpCw0c
大和田「本物がそっくりさん扱いされてる……」

十神「や、やかましい!なんだいきなり!」

澪田「いやー、まさか白夜ちゃんのそっくりさんがいるなんて疑ってたっすけど本当にそっくりっす」

腐川「あ、あんた白夜様に色目を使うの!」

澪田「ほっそい白夜ちゃんより唯吹はふっとい白夜ちゃんっす!」

豚神「ごほん!勝手に言ってろ////」

澪田「赤くなってるー!」

セレス「随分と騒がしい方ですこと」

澪田「面白ければなんでもありっす!ところでなに人なんすか?トランシルバニア?」

セレス「(トランシルバニア……そういう手もありましたわ!うかつ!)日本人ですわ…」

豚神「み、澪田。話し合いをしたいのだが」

澪田「タハーッごめんっす!」

石丸「待ちたまえ!澪田くんとやら!そのピアスはいただけないぞ!」

463: 2013/11/04(月) 17:17:25 ID:3ZUpCw0c
豚神「石丸、話し合いをしたいのだが」イライラ

石丸「む、すまない十神くん!……あれ?」

十神「十神は俺だ」

石丸「……ややこしいぞおお!」


不二咲「あ!今カメラに映ったけど大神さんがあるいているよ!」

大和田「マジかよ!」

葉隠「プロテインの治療効果だべ!」

十神「ありえん……」

澪田「おおー、なんだかすごいメンツっす」


コンコン

霧切「十神くん、開けてちょうだい。早く」

464: 2013/11/04(月) 17:18:23 ID:3ZUpCw0c
澪田「あー!アイドルのさやかちゃんっす!本物っす!当て身食らってたっすね!」

舞園「な、なぜそれを?」

澪田「テレビで(略)」

舞園「きゃー!(じゃ、じゃあ苗木くんにハァハァしてたのバレバレ!?)」

澪田「これが終わったら澪田とバンドくんでほしいっす」

舞園「か、考えておきます……(いや、逆にこれを逆手にとって苗木くんに告白を!)」

朝日奈「あっはっはっは!十神が太い!」

豚神「俺は豚神だ 」

朝日奈「とんがみwwwwwお腹いたい!」

豚神「ちなみに声帯模写もできるごほん! ドーナツ食べたい!(朝日奈声)」

朝日奈「すっごーい!」

十神「おい、いつまで遊んでいる」

豚神「ご、ごめん」

朝日奈「もう豚神が十神でいいような気がしてきたよ!」

十神「ファっ!?」

465: 2013/11/04(月) 17:19:16 ID:3ZUpCw0c
豚神「作戦はこうだ」

十神「まず何人か3-Bに行き、目的を達成する。戦刃やモノクマ特攻隊に少しでも抵抗できるようになるべく銃が扱える者がいいな


澪田「ちなみに澪田は下手な鉄砲数打ちゃ当たるタイプっす」ジャキッ

大和田「あぶねえな!」

豚神「それからこの部屋にいる数名で体育館へ行こう。残りはここの守護だ。」

葉隠「十神っちが喋っているのか豚神っちが喋っているのかわからないべ」

十神「まずは3-Bにいくチーム決めだ」

霧切「私はここに来る途中モノクマ特攻隊を銃で壊したわ」

十神「なら霧切は決定だな。この俺も行こう。」

桑田「(ど、どうするどうする…このままここで待っていた方がいいんじゃないか?)」

桑田「(そ、そうだぜ、俺はミュージシャンになって舞園ちゃんと付き合うんだ……)」

桑田「…………」

466: 2013/11/04(月) 17:20:20 ID:3ZUpCw0c
桑田「野球……」

「すごい威力の打球だったよ!」

「オメーもすげえよ!野球やれよ!」

「目立てないから無理無理 桑田くん、やっぱり野球捨てちゃダメだよ」

「べ、べつにいーだろ!」

「桑田くんは戻れるから大丈夫だよ 僕とちがって」



桑田「…………」


桑田「…………俺も行く!」

十神「桑田!?大丈夫なのか?」

桑田「やっぱさぁ、俺の送球とスピードが必要になるんだと思うんだよなぁ、
それに苗木ばかりに任せっきりにしておけるかっての!」

葉隠「桑田っちがなんだかかっこいいべ!」

セレス「まあ、あのロボットは衝撃を与えるだけで爆発するからボールでも大丈夫でしょう」

山田「桑田怜恩殿のパワーは拙者を引っ張っても問題ないくらいですからな! 」

467: 2013/11/04(月) 17:21:39 ID:3ZUpCw0c
豚神「確かに超高校級の野球選手である桑田ならば問題はないだろう。ならば渡しておくものがある。澪田、そこの一番右の袋から手榴弾を2つとってくれ」

桑田「ま、まじかよ!あと袋の中に入れんな!」

澪田「なんか一杯ものが入っているっすねー。あっ、なんすかこの赤いパンツ?どこかで見覚えが………////!」

豚神「だ、出すなよ!それは絶対に出すなよ!ええい!俺が出す!」

澪田「お、お守りにしてほしいとは言ったけど////」

石丸「ふ、不純異性交遊だ!」

腐川「びゃ、白夜様!私のパパパパパンツなら」

十神「いらん」

桑田「なんか急に行きたくなくなってきた……」

山田「手榴弾なだけに爆発しろ」




豚神「こ、これが手榴弾だ。ピンを抜いたらすぐ投げろ」

桑田「お、おう(パンツと同じ場所にあったんだよな……)」

468: 2013/11/04(月) 17:22:25 ID:3ZUpCw0c
十神「3-Bに行くメンツはこの3人でいいだろう。」

豚神「そうだな、体育館へ行くメンバーは俺の方で決めていく。お前たちは先に行け」

霧切「わかったわ」

桑田「っしゃー!言ってくるぜ舞園ちゃん!」


澪田「白夜ちゃんはドラムができるんすよ!」

舞園「すごいですね!」

豚神「ふ、ふん。まあな」

桑田「いってきまぁぁあす!」チクショー

大神「大丈夫であろうか」

豚神「心配ないだろう。さて、体育館へ行くメンバーだが………」


プール

ダララララララ!

苗木「そのUZIいくつたまが入ってるのさ!」

469: 2013/11/04(月) 17:23:08 ID:3ZUpCw0c
ダララララララ!

戦刃「苗木くんこそビート板何枚あるの!」

戦刃さんが追いかけながらUZIを撃ってくる、少しでも距離をつめようと追いかけてくる。

普通なら当たってしまうであろう弾も僕のスピードと、走り撃ちしていることにより精度が落ちているおかげで平気だ。

さらに僕はありったけのビート板をプールにぶちまけてその上を飛んだり跳ねたりして挑発する。
大分あせってきたな。


戦刃「いいもん、もういいもん。」スッ ゴソゴソ

苗木「(撃つのをやめた?)」

戦刃「嫌でも沈めてあげるから!」ピンッ!

苗木「(手榴弾!)」

470: 2013/11/04(月) 17:24:17 ID:3ZUpCw0c
戦刃「えいっ!」ブンッ

ジャポンッ……

苗木「(近い!離れなきゃ!)」

戦刃「もう一個!」ブンッ

苗木「(反対側にも投げられた!プール再度に飛ぶしか!)」バッ!

戦刃「……よし」ニタァ

471: 2013/11/04(月) 17:24:52 ID:3ZUpCw0c
ザバア ァンッ! ダララララララ!

苗木「!!(爆発が一つだけ!二回目の手榴弾はダミーか!やられた!)」

ダララララララ!

苗木「(弾が……当たる…!)」

バスバスバスバスッ!!

苗木「ぐぁぁぁっ!」ブシャアッ

ダァンッ………カチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッ

苗木「く、くそっ……」ドサッ……

戦刃「仕留めた」


不二咲「な、苗木くんが!」

朝日奈「そ、そんな!」

葉隠「お、おしまいだべ!みんなころされるべ!」

舞園「そ、そんなことありません!きっと大丈夫です!」

セレス「でも……血が……」

472: 2013/11/04(月) 17:26:07 ID:3ZUpCw0c
山田「うむむ……」

豚神「なんということだ……」

戦刃「はぁ…はぁ…はぁ…」
タッタッタ……

戦刃「苗木くん……」

ツンツン

戦刃「氏んじゃったの?」

苗木「……」

戦刃「グスッ……苗木くんが、苗木くんが氏んじゃった……」

戦刃「うう……氏んじゃったよぅ……でも」

戦刃「すごくいいカオ………」ゾクゾクゾクッ

戦刃「今まで見た中で最高の顔だよ……」グスッ

480: 2013/11/05(火) 16:37:57 ID:37mcxcpo

戦刃「血が出てるよ苗木くん……」ペロペロ

苗木「……」

戦刃「はぁ…はぁ…苗木くん苗木くん……んっちゅっ……んふ…」

苗木「………」

戦刃「剥製にしてあげるからずうっといようね」

苗木「………」

戦刃「本当に氏んじゃったんだね……」ポロポロ



澪田「あばばばば恐ろしいっす」

大和田「狂ってやがる………」

481: 2013/11/05(火) 16:38:40 ID:37mcxcpo
戦刃「苗木くん……苗木くん……」

戦刃「苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん!あっははははははは!」

戦刃「あっはははははははははははは!あっははははははは!あっははははははは!
あっははははははは!うぷっ、うぷぷっ、あっははははははは!」


苗木「大胆だね、戦刃さん」パチッ

戦刃「ははは……っ!」ビクッ ダッ!



石丸「うおお!生きているぞ!」

大和田「さすがだぜ!」

葉隠「よかった!不二咲っちを盾にしないですんだべ!」

不二咲「…………」

澪田「吐き気を催す邪悪っすね」

482: 2013/11/05(火) 16:39:35 ID:37mcxcpo
苗木「危なかった……パーカーなかったら……氏んでいたね」

苗木「僕のシャツとパーカーは特殊なんだよ?高かったなあ。それでも…いてて……お腹いたいや……」

戦刃「よかった!」ブンッ

苗木「あぶなっ!」

戦刃「まだ戦えるならそれでいい!」ブンッブンッ

苗木「そうかい!」シュッ!

バキィッ

戦刃「足払いっ……!(まずい、バランスが!)」

苗木「捕まえた」ガシッ

戦刃「しまっ……」

ザパァァァン!

483: 2013/11/05(火) 16:40:10 ID:37mcxcpo
戦刃さんにしがみつき、プールに落ちる。
ちょうどおんぶするような形になっているからナイフで刺そうとしても難しくなる。
戦刃さんは意地でも出ようとする。
なぜなら、水中は血が流れる速度が早くなるからだ。
少しの傷でも命取りになりかねない。
無論、頬を切りつけられた僕も同じだが、もがく分戦刃さんの方が早く出血する。
このままいけば戦刃さんは出血多量で氏ぬだろう。

僕は



逃げられないようしがみつく力を強くした。


苗木「(さようなら、さようなら戦刃さん。)」

戦刃「………」

484: 2013/11/05(火) 16:41:07 ID:37mcxcpo
ピタッ

苗木「(……?動きが止まった?)」

戦刃「ニヤッ(よし、緩んだ)」

ズルッ

苗木「(しまった!締め付けが解かれた!)」
ゴッ!

苗木「ボゴォ…っ!(リーチをいかして鳩尾に蹴り……!)」

戦刃「(よしっ!)」

ザバー

戦刃「ふう……」

戦刃「(ベストが濡れたあげく小麦粉を被っていたせいかなり痛んだ)」

戦刃「(ベストにいれていた救急用のガーゼつき包帯も濡れたせいで使い物にならない。ないよりはましか)」ビリビリ キュッ

戦刃「(応急処置はこれでよし。……最初からこれを狙ってプールにおびき寄せたのかな?)」

戦刃「(そうだとしたらここで頃しにかかってきたと言うことは)」

485: 2013/11/05(火) 16:42:07 ID:37mcxcpo
戦刃「(はじめから本気で戦ってくれていた!)」ゾクゾクゾクッ

戦刃「えへへ、嬉しいな苗木くん」


苗木「(こっちは迂闊に出られないけどね。っていうかなに考えてるか丸分かりだよ)」

モノクマ「あー、あー、残姉ちゃん残姉ちゃん。パンツの中濡れ濡れで興奮している残姉ちゃん」

戦刃「だ、だってしかたないもん!苗木くんが私のために!」

モノクマ「なに勘違いしてンですかねプールに入ったらそりゃ濡れるでしょ」

戦刃「あ」

モノクマ「それはそうとさ、お願いがあるんだよね。実は3-B に向かっている悪い子達がいるからなんとかしてよ」

戦刃「えぇー」

苗木「(まずいっ!戦刃さんがみんなに向かったら大神さん以外まず勝てない!)」

戦刃「でも……」

モノクマ「よーく考えな残姉ちゃん。そこのお人好し忍者が仲間をおいて逃げるなんてことはしない。全力で止めにはいるだろうね」

戦刃「わかった!」ダッ!

モノクマ「はえーよ!」

486: 2013/11/05(火) 16:43:30 ID:37mcxcpo
苗木「(早く上がらないと!)」

ザパァァァン

シュタッ

苗木くん「火薬類はダメになったか……いや、急がないと!」

パカパカパカパカ

苗木「!」

ありとあらゆる場所からモノクマ特攻隊が飛び出してきた。
2階にいたやつ全部か!

苗木「どけえええ!」


モノクマ「にしてもさっきのマシンガンの誤作動はなんだっんだろう?あ、ハッキングの形跡がある!」


豚神「くっ……三人が危ない!」

不二咲「監視カメラのマシンガンを使って足止めを……ロックが新しくなってる!」

舞園「ばれちゃったんですか!」

不二咲「いや、ハッキング元を偽造するデータを次々つくって送信してるけどマシンガンはもう……」

石丸「こうなったら僕が時間稼ぎをする!」

487: 2013/11/05(火) 16:44:27 ID:37mcxcpo
大神「いや、石丸よ…我が行こう」

石丸「いいや!大神くん!君は体育館組だから温存すべきだ!
それに、校内で銃火器は風紀として認められん」

朝日奈「そういうもんだいかなぁ」

大神「しかし……」

大和田「心配すんな、俺もいく」

石丸「兄弟!?」

大和田「からだが…"なまっててよォ"今すぐ"暴れたいんだ"」ビキビキ

葉隠「大和田っちの顔がピクピクしてるべ!」

澪田「特攻のもろこしちゃんっす!」


豚神「……そうか。幸い戦刃はUZI を撃ち尽くしている。時間稼ぎはできる」

豚神「戦おうとはするなよ。あいつはお前たちを苗木を呼ぶための餌ぐらいにしか思っていないからな」

石丸「わかった!」

大和田「上等だ!」

豚神「餞別だ、少し待ってろ」ゴソゴソ

488: 2013/11/05(火) 16:45:06 ID:37mcxcpo
澪田「気が利くっすねー!澪田は白夜ちゃんの優しい所が大好きっす!あ、痩せてる方の白夜ちゃんじゃないっすよ」

腐川「そう、じゃあ競合しないわね……わた、わたしは、罵られたい……」

澪田「えー、ぴったりくっついてる時は優しい言葉かけてほしいっすよー。女の子の方がきついんですしー」

腐川「ヒィィィ!あ、あんた何言ってんのよ!ぴったりってあんた!ぴったりって!」

豚神「澪田、ちょっと黙ろう」

山田「爆発してしまえ」

セレス「同じ豚でもランクが違いますわね」

朝日奈「?つまりはどういうこと?」

大神「気にしてはならぬ」

489: 2013/11/05(火) 16:45:44 ID:37mcxcpo
豚神「木刀二本だ。ただの木刀ではない。氷の覇王の木刀だ」

大和田「洞爺湖にいんのかよ氷の覇王」

石丸「やや!木刀なんてはじめてだ!恩に着る!」

大和田「マジかよ修学旅行必須アイテムだぞ」

石丸「無駄な金を使っていなかったのだ!」

大和田「そーかい」

山田「大和田紋土殿、ねんのために防弾ベストを着た方がいいですぞ(キリッ)」ハイ

大和田「すまねーな!」

澪田「防弾ベストに愛羅武勇ってかいたほうがいいっすよ!(キリッ)」ハイ

大和田「ハイじゃねーよ!もう書いてんじゃねーかよ!」

不二咲「かっこいいなぁ」

490: 2013/11/05(火) 16:46:37 ID:37mcxcpo
豚神「決して無理するな。危なくなったら帰ってこい」

葉隠「俺は応援しといてやるべ!」

舞園「戦意が削がれそうですね」

石丸「行ってくる!」

大和田「行くぜ!」

パタン

大和田「くそまみれだなおい!」

石丸「うぬぬ…モノクマめ」

大和田「いまんとこ特攻隊はいないみたいだ」

石丸「だが気を付けよう、壁から出てくるときもある」


大和田「なんか火薬くせえな……」

石丸「苗木くんが激しく戦った痕だな」

大和田「よくやったなぁ」

491: 2013/11/05(火) 16:47:27 ID:37mcxcpo
タッタッタ

うーん、3-B 3-B~
今廊下をびしょぬれで走っている私は元フェンリルの傭兵。
強いてあげるとしたら苗木くんが好きってことかな。
名前は戦刃むくろ


戦刃「… 3-B … …3-B あっ」

石丸「あっ」

石丸「兄弟伏せろ!」

大和田「応ッ!」

阿吽の呼吸と言うべきか大和田くんがその場に伏せた瞬間石丸くんは大和田くんを踏み台にして私に飛びかかってきた。
教室のことで頭が一杯だった私は、ナイフでその一撃を防ぐのに精一杯だった。

ガキィンッ!

石丸「奇襲戦法を見破ったか!見事だ!」

戦刃「そんなもの奇襲でもなんでもない。ただのやけくそ」

大和田「ただのやけくそじゃあねえっ!」

492: 2013/11/05(火) 16:48:04 ID:37mcxcpo
ガシッ

大和田「なにっ!?」

私の背後に回った大和田くんの一撃を片手で受け止め、蹴りを繰り出す。
違和感あり、防弾ベストか。

大和田「ぐうっ、なんつー蹴りを繰り出しやがる……前戦ったレディースの『酢牌酢我亜留』の総長の蹴りよりやべえ!」

石丸「兄弟、彼女は軍人だ。それくらいの力はある!だが距離をおいて戦うな!」

正解だよ石丸くん。
こんな近距離じゃ銃も手榴弾も無意味だからね!

石丸「女性に手は出さない主義だが悪漢相手は別だ!いくぞ!」

493: 2013/11/05(火) 16:48:57 ID:37mcxcpo
前門に風紀、後門に族。
素人と戦うのが一番怖い。なぜなら自分の思いもよらない攻撃をしてくるからだ。
プロは効率のいい攻撃をしてくるが素人は宝くじ同然な攻撃をする。
いったいどんな?線?線

石丸「チェストオオォ!」

戦刃「ちっ」

大和田「今だ!兄弟!」ガシッ

戦刃「羽交い締めか!」

ガスッ

石丸「なっ!?」

大和田「俺の羽交い締めを抜けやがった!」

万歳して真下に落ち、体制を崩したまま両足で二人の足を蹴り飛ばす。
気づけば二人は頭をたれ、痛みに耐えている

石丸「や、やるではないかぁ……」

大和田「こいつ……バケモンか……」

戦刃「口達者な風紀委員と腰抜け暴走族ごときが私を止められるわけがない」

494: 2013/11/05(火) 16:49:53 ID:37mcxcpo
大和田「へっ、見え見えな挑発だぜ」

石丸「口達者であるほうがむしろいいのだ!」

ダメか、挑発にも乗らない。
なら……

戦刃「大和田くん」

大和田「なんだよ?」





戦刃「実はゲOって本当?盾子ちゃんの用意した動機に書いてあったよ。すごかったらしいよ。」

495: 2013/11/05(火) 16:50:50 ID:37mcxcpo
大和田「……………ぶっ頃す!」

石丸「兄弟!落ち着け!」

戦刃「戦場にはよくいるよ」

大和田「てめえええ!」

怒ってる怒ってる。
彼を頃したときどんな顔をするのかな?
嘆き?怒り?それに応じて石丸くんも廃人になるだろうから……

石丸「落ち着くんだ!苗木くんが好きすぎて、決戦前に自慰にふける彼女よりましだ!」

戦刃「」

496: 2013/11/05(火) 16:51:23 ID:37mcxcpo
大和田「いや、だからホ〇じゃねえ!…ふう、落ち着いたぜ」

石丸「よし!」


豚神「いいわけあるかぁぁぁ!」

朝日奈「サイテー」

山田「いや~シチュとしてはありですな」

澪田「あれはさすがにないわ」(真顔)

不二咲「お、大和田くんってホ〇じゃないんだぁ」

セレス「(大和田くんって不憫ですわね)」

葉隠「戦刃っちがキレる!俺のうらないは三割当たる!」



戦刃「……カァァァァ////」

石丸頃す 絶対に頃す
UZI あったら蜂の巣にしてやれたのに
今のが苗木くんに聞かれてないからいいものの

497: 2013/11/05(火) 16:51:56 ID:37mcxcpo
だって

シャッ!

石丸「うわぁっ!」

大和田「きょ、兄弟!」

がしっ

石丸「あがっがっ……(首を絞められている……なんて力だ)」

恥ずかしいんだもん!

ビダァァァンッ!
石丸「ぐげっ!!」

大和田「(首をつかんで壁に叩きつけやがった!)」

石丸「ゲホッゲホッ……」

戦刃「……」ドゴォッ

石丸「あがっ!?」

498: 2013/11/05(火) 16:52:39 ID:37mcxcpo
ドゴォッ

石丸「ぐええっ!」

戦刃「お喋りしなよ口達者」

ゲシッ

石丸「うっぐ……ふふふ……頃し合いを楽しむ狂人が……恥じらいなんて……」

戦刃「……さようなら」





大和田「よそ見すんなぁぁぁ!」

499: 2013/11/05(火) 16:53:12 ID:37mcxcpo
戦刃「!」

バキィッ!

大和田「ぐあっ!」

戦刃「危なかった……」

ドサッ

石丸「ゲホッゲホッ」

大和田「(兄弟は無事か?だが今度は俺がヤバイな)」

大和田「兄貴……そっち逝くかもしれねえ……」

戦刃「大和田くん」

大和田「なんだ」

戦刃「お兄さんが待ってるよ」

大和田「へっ、上等だぁ!」

圧倒的な力の差を見せつけたのに、
なおも立ち上がってくるなんて相当な根性の持ち主だよ。
根性じゃどうにもならないことを教えてあげるよ。

500: 2013/11/05(火) 16:53:44 ID:37mcxcpo


僕は、僕はどうしたんだ。
体が動かない。血へどが出ている?身体中いたい。
なぜだ、なぜなんだ。僕は事実を言ったまでだ……。と、少し前までの僕なら思うだろう。

だが、冷静にかんがえてみたらだ、確かにデリカシーが無さすぎた。いくら敵だからと言って。
あんなことを言ってしまうのは風紀としていや、人間として最低だ。


しかし、相手も相手だ。なんなのだいったい。
苗木くんが大好きな心と苗木くんを頃したいと言う二律背反。
憎んでいると言うより愛している、だから頃したい?

501: 2013/11/05(火) 16:54:16 ID:37mcxcpo
ふざけるなよ、そんなまどろっこしいこと言わずにどちらかにしろよ!
そのせいで今兄弟がなすすべなく打ちのめされている。
兄弟!兄弟!大和田くん!

うおおおおおお!


石丸「ぬおおおおお!」

戦刃「!?」

大和田「きょ………兄弟……」

502: 2013/11/05(火) 16:55:11 ID:37mcxcpo
???「みなぎってきたぜぇ…お前があくまでも二律背反の精神でやるってんなら……」

???「この俺も、石丸の『規律』に大和田の『アウトロー』で!てめえを叩きのめす!」

大和田「兄弟が……へへ、すげえ男らしくなったぜ…!」ビキビキ

戦刃「な、なんなの石丸くん……」




石田「俺は石丸じゃねえ!俺は!俺は!俺は石田だああああ!」

503: 2013/11/05(火) 16:55:48 ID:37mcxcpo
ここまでだよぉ
みんなも血が出てるときは水のなかに入らないでねぇ

510: 2013/11/06(水) 21:37:33 ID:54o.GHH6
石田「てめえの愛は残虐行為!規律から見てもアウトローから見てもくそったれだ!」

石田「兄弟!木刀貸してくれ!」

大和田「はっ、なんかよくわからねえが使いな!」ブンッ

石田「ありがとよ!」パシッ

戦刃「二刀流……?素人の二刀流だなんてなめられたね」

石田「兄弟から貸して貰った木刀!受け取った左手がやけに熱いぜ!」

スチャ

大和田「左に持った方をつき出して、右は構えたまま?」

戦刃「……(正しい二刀流の姿勢だ)」

石田「さあ、いくぜ!」

511: 2013/11/06(水) 21:38:05 ID:54o.GHH6
豚神「ただの熱血バカじゃないみたいだな」

葉隠「どういうことだべ」

二刀流は両手に持った武器で戦うように見えるが正しくは片方は相手の攻撃を防いだり、はじくもの。
もう片方はスキができたときに切りつけるもの。
つまり攻守一体の型だ。戦刃が相手でも大和田と連携すれば少しは応戦できるかもな。


葉隠「てっきりクロスさせてビームが」

豚神「バカか」

澪田「アホっすね」

葉隠「バカやアホって言った方がバカアホだべ!!」

澪田「ちなみにぃー唯吹と白夜ちゃんはー!バカップルっす!ぎゃはー!言っちゃった!」

豚神「ふ、フンッ」

葉隠「やっぱりバカだべ!」

舞園「(いや、あなたの方がバカですから)」

512: 2013/11/06(水) 21:38:45 ID:54o.GHH6
石田「来いよ!戦刃ぁ!」

大和田「びびってんのかぁ!ああっ!?」ピキッ ピキッ

戦刃「………」


戦刃「シッ」ブンッ

石田「ぬうっ!?」ガキッ

石田「(なんて蹴り放ちやがる、防ぐのに精一杯だ!だが!)」

大和田「うるぁあああ!」ダッ

戦刃「突進してきたか」

石田「思いっきりぶちかませ!」

戦刃「無駄」

ドスッ

大和田「うぐぁ!」

石田「(兄弟の腹を軸足で蹴り飛ばし、その反動でたおれこんできたか!)」

戦刃「ふんっ!」ブンッ

ガキッ!

513: 2013/11/06(水) 21:39:26 ID:54o.GHH6
ガキッ!

石田「ナイフを振り上げようとも!腕を封じりゃ届かねえ!」(だが……限界だ!)

戦刃「ねえ石丸くん、私だって女の子なんだよ」ギギギ


石田「ぐう、だからどうした!」(まだ力を残してやがったか! )

戦刃「私が一人エOチしてたの思いっきりばらしてたよねえ」(目がぐるぐる)

石田「……ち、ちくしょう、悪かったな!こいつ……(目がいかれてやがる………)」

戦刃「女の子の秘密をばらすような子は氏ななきゃ」

戦刃「このままナイフをおろしていってゆっくり首に刺してあげるよ」ケタケタ

戦刃「ゆっくり、ゆっくり痛みをかみしめて」


戦刃「氏んじゃおうか」ニコッ

514: 2013/11/06(水) 21:40:16 ID:54o.GHH6
石田「く、くそったれがぁ!」



江ノ島「うっひゃああああー!何々あれあれ本当に残姉ちゃん!?」

江ノ島「いやぁ、あそこまでイカれるなんて思わなかったよ」

江ノ島「さっきの苗木の氏んだふりのときもそうでしたがイキイキしていますわ」

江ノ島「こりゃやばいよ~始めからこういうふうにぃ、使ってあげればよかったんだねえ?」

江ノ島「頃しにかける情熱がマジ残念。だがそれがいい」

江ノ島「覚醒しちゃっても、無様なそいつをぐっさりいってみよー!」


豚神「いかん!殺される!」

515: 2013/11/06(水) 21:44:27 ID:54o.GHH6
戦刃「君の氏に顔は泣き顔だね。哀れで可愛そうな泣き顔だね。残念だね」グググ……

石田「ちくしょおおお!(俺はここまでかよ!)」

ツプッ




大和田「うおおおおおおおおお!」



戦刃「ピクッ」

大和田「おい」

戦刃「…… 」

大和田「どけよ」

戦刃「……」ダッ

大和田「兄弟大丈夫か?」

石田「あ、ああ!すまねえ……たすかったぜ」

516: 2013/11/06(水) 21:44:58 ID:54o.GHH6
大和田「よし……おい」

戦刃「何?」

大和田「俺は、また『兄弟を』失いたくねえ」

大和田「だから、お前を。もう女なんて思わねえ。鏡で見れないくらい。」ビキビキビキビキビキビキィッ

大和田「不細工にしてやるよっ!!!」ビキッ

戦刃「……言っておくけど」

戦刃「私が石丸くんから離れたのはあなたに恐れをなしたわけじゃない」

戦刃「あなたたちを同時に絶望させたいから」


大和田「上等だゴルァ!」

石田「いくぜええ!」

517: 2013/11/06(水) 21:45:48 ID:54o.GHH6
時は少し遡り


桑田「うらっ!」ブンッ ドゴッドゴッドゴッ

モノクマ特攻隊「「「バババンザーイ」」」

ドガァァァンッ


桑田「いぇー!3体破壊~!ピンボールみてえ!いや、ビリヤード? 」

十神「誰にでも取り柄があるな」

霧切「とにかく先へ進むわ……また、ワイヤーがある」パチンパチン

518: 2013/11/06(水) 21:46:51 ID:54o.GHH6
私たちは桑田くんの投球のお陰もあり、無傷で3階を攻略していったわ。
最も、戦刃むくろが仕掛けていたのかワイヤーが廊下中に張り巡らされていたから慎重に、かつ急いでいたの。

十神「着いたぞ3-Bだ」

桑田「こ、このさきなにがあるんだろな」オドオド

十神「どのみち開けなければならない、いくぞ!」

ガラガラ!


教室の中にいたのは

モノクマ「ヘッヘイヘッヘッヘーイ」

大きさ2mはあるモノクマだった。

519: 2013/11/06(水) 21:47:33 ID:54o.GHH6
普通のモノクマと違う点は頭に竹トンボのようなアンテナだった。
教室の片隅でクネクネ踊っている。


桑田「なんだありゃ!」

十神「一筋縄ではいかないか」

モノクマ「やあ、来ちゃったね!ようこそ来訪者!」

踊るのをやめないままこちらに近づくモノクマ。
どんな攻撃が来てもいいように離れておきましょう。

モノクマ「僕の頭のアンテナを壊したら体育館へのみちがあくよ!僕は抵抗するけどね!」

ブンッ! メコッ!

霧切「!」

桑田「地面がへこみやがった!」

十神「こいつに銃はきくのか……?」

520: 2013/11/06(水) 21:48:15 ID:54o.GHH6
モノクマは椅子や机を私たちの方へ投げつけてくる!
かろうじて避けたものの今度はぐるぐる回りだした。

モノクマ「回るんだよ時代は!回るんだよ!」

桑田「近づけねーよ!」

十神「回転がかかっているからアンテナを撃っても弾かれるぞ!」

霧切「なにか弱点があるはずよ!」

モノクマ「ないない!アッハッハ!モノクマメタボアタック!」

バイーンとお腹から突進を繰り出し、桑田くんに襲いかかる!

桑田「あぶねっ!」

桑田くんはあえてモノクマの股の間をスライディングして背後に回り込んだ!

霧切「うまいわ!」

モノクマ「あらっ、とと!バランスが!」

521: 2013/11/06(水) 21:50:13 ID:54o.GHH6
桑田「!閃いた!」ガシッ!

桑田「必殺!ケツ椅子バット!」

バキィィィィッ!

モノクマ「あらら、椅子壊れちゃったね」

桑田「いて~!かたいな……」

十神「なにをしている!」

桑田「ヘヘ、みてろって」

ガクンッ

モノクマ「あら?あらあらあらあら?」

バランスをとれなくなったモノクマが倒れこみ、そのままじたばたし始めた。
桑田くんは椅子でスイングしてモノクマのバランスを崩したのね。

522: 2013/11/06(水) 21:51:05 ID:54o.GHH6
モノクマ「うぬぬ、し、しかしなあすぐおきあがるぜえ!」ジタバタ

霧切「いまのうちに桑田くん、あれを」

桑田「ああ!」

モノクマ「あれぇ!?手榴弾!なんで!?」

桑田「さあな!」ピンッ

ポイッ

十神「にげろ!」ダッ

モノクマ「ちくしょおおお!左右田のやつ腹に機械入れすぎ!上がれないじゃん!」

モノクマ「にしても手榴弾!あいつらがいたのは隠し部屋……まさか!豚神………!」

ドガァァァンッ!


桑田「よっしゃああ!」

527: 2013/11/10(日) 07:05:43 ID:678AWL.k
戦刃「今の爆発は!」

大和田「よそみすんなぁ!」

戦刃「ちっ!」ガッ!


豚神「よし!体育館組!行くぞ!」


モノクマ「あー!あー!校内放送!」

モノクマ「っていうか豚神ィ!裏切りやがったな!」

モノクマ「もうね、おこだよ!激おこだよ!」

豚神「今ごろ気づいたらしいな。」

葉隠「で、でもよく考えたらここの存在もバレてるべ!やばいべ!」

豚神「ちっ!仕方ない!」

不二咲「最後にこれを送信して……よしっ!まかせたよアルターエゴ!」

アルターエゴ「わかったよ!」

528: 2013/11/10(日) 07:06:16 ID:678AWL.k
豚神「みんなここから出るぞ!」

山田「なんと!」

舞園「たしかにここに残っている方が危険です!」

大神「心配するな、我がいる。」

澪田「ヒャハーッ!大移動っすね!」

澪田「いやまつっす、澪田にいい考えがあるっす」

澪田「ふっふっふっ」




江ノ島「とりあえず食堂にいたモノクマを操作して、彼らをぶちのめしましょう」

江ノ島「あれー?動きが悪いよぉ?」

江ノ島「他のモノクマも……動きが悪いです……」

江ノ島「不二咲の野郎!操作にラグが起きるウィルスぶちこみやがったなあ!」

江ノ島「見逃してやったらこうなるなんて絶望的ィ!」

529: 2013/11/10(日) 07:08:03 ID:678AWL.k
豚神「みんなここから出るぞ!」

山田「なんと!」

舞園「たしかにここに残っている方が危険です!」

大神「心配するな、我がいる。」

澪田「ヒャハーッ!大移動っすね!」

澪田「いやまつっす、澪田にいい考えがあるっす」

澪田「ふっふっふっ」

530: 2013/11/10(日) 07:09:05 ID:678AWL.k
二重すまそ


江ノ島「まあ、いま対策プログラムを出したからいいとして、腹の虫が収まらないから」


江ノ島「私様特製のリモコン式モノクマ~!」

パーンパパーンパパパパーン パンドン

江ノ島「これはねぇ!日本のレバーで操る特別製なんだよぉ~!ウィルスの影響も受けない!」

江ノ島「てなわけでGO!」

ガシャッ

モノクマ「やったるでぇ~!」


霧切「豚神君のことがバレたわ!」

桑田「やばくねぇ!?」

十神「急ぐぞ!」

霧切「待って!」


モノクマ「オラオラー! 」

531: 2013/11/10(日) 07:09:35 ID:678AWL.k
十神「モノクマも動き出したか」

霧切「急がないと」


戦刃「たいした根性だね」

石田「バケモンめ、汗1つ流さないで俺と兄弟の攻撃を受け流していやがる。」

戦刃「3-B が壊されちゃった、じゃあせめて目の前のふたりを始末しなきゃ」

石田「やっぱり手を抜いていやがった!」

大和田「おらあああ!」ブンッ

ガシッ!グルンッ

大和田「ぐうっ!」

石田「ずりゃあああ!」

戦刃「うるさい。」ゲシッ

石田「くそがっ!」

モノクマ「いつまであそんでんだよー!」

ぺしっ

戦刃「あいたっ」

532: 2013/11/10(日) 07:11:18 ID:678AWL.k
大和田「モノクマ!」

モノクマ「さっさと頃しちゃえばいいじゃない、無駄に時間かけんなよ!」

戦刃「でも」

モノクマ「まさか苗木が来るまでの暇潰しじゃないだろうな!」

戦刃「エスパーだね盾子ちゃん!」

モノクマ「アホか!」

ぺしっ

戦刃「あいたっ」

モノクマ「自分から会いに行けばいいだろ!」

戦刃「あっ」

大和田「……こいつとことん残念だな」

石田「まったくだぜ」

モノクマ「僕も苦労してるよー」

533: 2013/11/10(日) 07:12:07 ID:678AWL.k
戦刃「むぅ」ぷくー

石田「(かわいい)」

大和田「(かわいい)」

モノクマ「とにかく裏切り者を始末しに行ってくるからね!さっさと決着つけなよ!」

ドドドドドドドッ

モノクマ「ぬ、向こうから足音が!豚神たちだな!」

モノクマ「オラー!」

大和田「やべえ!」

戦刃「行かせないよ」ガシッ!

534: 2013/11/10(日) 07:12:45 ID:678AWL.k
ガコッ

大和田「ぐあああっ!(左腕が…!)」

戦刃「もう一本いっとく?」

石田「てめええ!」

戦刃「無駄だよ!」ガッ!

カランッ

石田「木刀がっ!」

戦刃「刺 す よ」ブンッ

石田「(ここまでか………!)」




バキィッ! カランッカランッ




戦刃「あ……ぐっ!?」

桑田「ストライクってとこだな」

535: 2013/11/10(日) 07:13:21 ID:678AWL.k
二人「桑田!!」

桑田「つかさー、イインチョ何があったの」

霧切「パワーアップでもしたのかしら」

十神「なんにせよ、危なかったな貴様ら」


まったく、豚神のやつなに希望に染まってんのさ!

まあ、いいやこのモノクマは対大神対策で普通のモノクマより強いし。

予想外なことが起きない限りはまず心配は……

澪田「あっ!モノクマちゃんが飛び出してきたっす!ヒャハー!突撃豚足戦車!」

豚神「うおおお!」

536: 2013/11/10(日) 07:15:02 ID:678AWL.k
ドドドドド!!

豚神が猛ダッシュしながらそれに澪田がしがみついて、
なんかマシンガン撃ってる。
その後ろを大神が走っていて大神の腕に朝日奈、舞園がしがみつき、不二咲を肩車している。
その後ろに山田が続き、山田にセレスがしがみついている。
山田は心なしか嬉しそうだ。


葉隠のみ最後に来た。


あ、澪田にカメラ壊された。
そうか、カメラも壊す算段か。
っていうか



モノクマ「なんだこれ!」

澪田「ヒャハー!これぞ軍師澪田の豚足戦車隊!破られるもんならやぶってみるっす!」

モノクマ「提案者お前か!」

豚神「どけえええ!」

537: 2013/11/10(日) 07:16:25 ID:678AWL.k
澪田「マシンガンの先制攻撃っす!」

ダララララララ!

モノクマ「威力強いな!でも、効かな」カキンカキンカキン

豚神「どうりゃあああああ!」

ガシッ!

モノクマ「あれ?」

澪田「つかまえたモノクマちゃんに集中放火っす!」

ダララララララ!ダララララララ!

モノクマ「おいバカやめろ、てか力強いな豚神!押しきりすぎだよ!」カキンカキンカキンカキンカキンカキン

澪田「白夜ちゃんは獣になるっすからね!獣に!」

澪田「そりゃもう朝が来るまで澪田に熱いなんかを////」

豚神「うおおお!!////」

モノクマ「のろけんな!」

538: 2013/11/10(日) 07:16:57 ID:678AWL.k
大神「十神!朝日奈たちはまかせよ!お前たちも苗木が来るまで無理をするな!」

朝日奈「いっけー!さくら戦車!」

舞園「重くないんでしょうか」

不二咲「すごいよね……」

セレス「走れラード!氏にたくなけりゃ!」

山田「加速装置!言ってみただけ」


葉隠「俺っちひどくね?」


戦刃「楽しそう」

539: 2013/11/10(日) 07:17:39 ID:678AWL.k
桑田「おしきりまくったな……」

十神「霧切、お前もあいつらのあとに続け」

霧切「十神くんは?」

十神「光栄に思え、十神白夜が足止めをしてやる。高いぞ。」

霧切「払いきれるかしら。気をつけて」ダッ

十神「さて、まだ動けるか?バカ三人」

石田「俺はバカじゃねえ!」

大和田「決まってんだろ!転がすぞ?」

桑田「ヒーローは遅れてやってくるぜ!」

戦刃「羨ましいくらいの友情だね。」


戦刃「さぞかしいい氏に顔をみせてくれるだろうね。」

十神「行くぞ!」

540: 2013/11/10(日) 07:18:18 ID:678AWL.k
…………
………
……




???「 はぁ…はぁ…」

???「もうでてこないかな?……疲れた。」

???「休んでるひまはないか、『アレ』を使わなきゃ勝てない相手だもん」


苗木「いま行くよ戦刃さん」

547: 2013/11/17(日) 15:04:11 ID:OfSKxBcY
豚神「無事体育館前についたがここまでモノクマ特攻隊はなしか」

澪田「いやー、いろんなもん壊して回ったっすね!ぎゃはー!弁償できねー!」

朝日奈「大丈夫?さくらちゃん」

大神「心配するな。むしろよいトレーニングになる」

不二咲「すごいよねぇ。ぼくも大神さんみたいになりたい」

舞園「満場一致で反対されますね」

不二咲「ええっ!?」

セレス「あら?おかしいですわ」

山田「ど、どうなされましたかなセレス殿……忘れ物をされても拙者は満身創痍で」

セレス「腐川さんがいませんわね」

葉隠「そ、それってやばくねーか?」

豚神「いや、ちょっとまてあいつも確かずっとカメラで苗木たちの戦いを見ていたよな」

葉隠「そりゃそうだべ、みんなみてたべ。苗木っちがどばっと血を流したときも……あっ」

セレス「確か彼女は……」

豚神「ま、まあ奴なら大丈夫だろう。行くぞ」

548: 2013/11/17(日) 15:05:56 ID:OfSKxBcY

不二咲「体育館前ホールにいたモノクマたちがいなくなってるねぇ」

豚神「気を引き締めて行くぞ。そいつらが体育館へ入り込んだかもしれないからな」

澪田「唯吹……これがおわったらまたバンド組むんすよちなみにドラムは白夜ちゃん」

山田「フラグ立てちゃダメですぞっ!!」

豚神「あけるぞ」



体育館

大神「これは……」

体育館のど真ん中に家が建っていた。
その家は日曜の夜に日本人に月曜日という絶望を与えるアニメのEDにでてくるあの家だった。
その家のまわりをモノクマたちがひしめいている。

???「あー、あー、おいテメーら聞こえてやがるか!!」

大神「ぬ?」

549: 2013/11/17(日) 15:06:38 ID:OfSKxBcY
葉隠「変なモノクマがいるべ」

不二咲「屋根の上に座ってるねぇ。ツナギ着てる……」

豚神「左右田か」

左右田「そうだよ!俺は安全なところでこのモノクマたち遠隔操作しているんだよ!!どうだ!ビビったか!」

山田「こいつはクセェー!!下っ端のにおいがぷんぷんしますなぁ!」

左右田「へっなんとでもいいやがれ」

葉隠「いや、なんとなくホ〇くさいべ。ツナギだし」

豚神「奴自身も普段着はツナギだ」

山田「そのちんのさぁーだーめぇー!  ホォォォォモォ!!」

澪田「どうてーい!どうてーい!右手が恋人のどうてーい!魔法使い待ったなしー!」

左右田「お前ら言っていいことと悪いことあんだろ!!」

澪田「そういえばこの間ソニアちゃんと眼蛇夢ちゃんがお互いを繋げて(意味深)通信対戦(意味深)してたのをみたっす。いやーはげしかったっすねー」

左右田「え?  あーあーあーあーあーきこえないきこえないきこえない!!」

澪田「眼蛇夢ちゃんのモンスター(意味深)が熱い何かを噴出したけどそのあとソニアちゃんもしおふきで応戦したっす」

左右田「うわああああああ!!田中ー!ぶっ頃す!後でぶっ頃す!」

550: 2013/11/17(日) 15:07:34 ID:OfSKxBcY
そのころ映像見ていた二人


田中「ポっ!ポケ○ンの対戦のことなのだがな!……お、俺とソニアはそのような関係では……////」

ソニア「ハッこれは澪田さんからのアドバイス!わかりました!既成事実をつくればいいんですね!」

田中「え」





不二咲「傷つきやすいんだねぇ……」

大神「貴様があのおぞましい兵器たちを作り出したのか……絶対に許さん!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

左右田「ひぃぃぃぃぃぃ!!そんなに怒んなよ!!なんなんだよ今日は!!」ブルブル

葉隠「オーガの気が上がっていくべ!!」

551: 2013/11/17(日) 15:08:42 ID:OfSKxBcY
セレス「地面揺れてません?」

山田「スカウターがこわれる!やめて!スカウターこわれちゃ~う!」

左右田「ま、まぁいい!てめぇら全員モノクマの爆弾とかでは簡単に殺さねえ!じわじわとなぶり頃しにしてやるぜ!!」

葉隠「これちょっとやばくねえか?」

舞園「がんばって抵抗しましょう!」

豚神「隙をみてあの家を壊すぞ!!」

澪田「ぶちかますっすよぉー!!ヒャハー!!」ダララララ!



桑田「はぁ…はぁ…手も足も出ねえ……」

俺のイケてる顔が何度も壁に叩きつけられたり、踏まれたりした。
奥歯とか折れてないからよかった。力を込めてスイングできないし。
だけどほかの奴らも散々だった。


十神「化け物め……!4人同時に相手しているのに!!」

十神は立っているのがやっとってところか、全身がたがたなのに構えを崩そうとしない。
石丸は白ランを赤く染めて虫の息で倒れている。氏んでないみたいだけど早く手当しないとマズイ。
大和田は左腕ぷらぷらさせながらもなんとか持ちこたえてる。でも目がうつろだ。
クソッ!氏んでたまるかよ!!

552: 2013/11/17(日) 15:09:12 ID:OfSKxBcY
戦刃「もういいよね4人とも。頃しても」

十神「つくづく残念なやつのようだ。確認しないと殺せな」

メキッ!!

十神「ぐっ!?」

桑田「十神ぃ!!」

大和田「片手で顔面つかんで持ち上げてやがるっ!!」

戦刃「勘違いしないで、私はどんな氏に顔がいいか考えてたんだもん」

戦刃「十神くんは減らず口ばかりたたくから命乞いする声も聞きたかったんだけど……」



戦刃「無理みたいだからつぶれたトマトみたいにしてあげるね」

十神「ぐあああああああああ!!!」


もうだめかと思ったら廊下から変な声が聞こえてきた

???「その汚い手をはなしやがれ残念女ぁああああ!!」

戦刃「!?腐川さん……いや、ジェノサイダーのほうか」

553: 2013/11/17(日) 15:09:43 ID:OfSKxBcY
戦刃「もういいよね4人とも。頃しても」

十神「つくづく残念なやつのようだ。確認しないと殺せな」

メキッ!!

十神「ぐっ!?」

桑田「十神ぃ!!」

大和田「片手で顔面つかんで持ち上げてやがるっ!!」

戦刃「勘違いしないで、私はどんな氏に顔がいいか考えてたんだもん」

戦刃「十神くんは減らず口ばかりたたくから命乞いする声も聞きたかったんだけど……」



戦刃「無理みたいだからつぶれたトマトみたいにしてあげるね」

十神「ぐあああああああああ!!!」


もうだめかと思ったら廊下から変な声が聞こえてきた

???「その汚い手をはなしやがれ残念女ぁああああ!!」

戦刃「!?腐川さん……いや、ジェノサイダーのほうか」

554: 2013/11/17(日) 15:10:21 ID:OfSKxBcY
戦刃「もういいよね4人とも。頃しても」

十神「つくづく残念なやつのようだ。確認しないと殺せな」

メキッ!!

十神「ぐっ!?」

桑田「十神ぃ!!」

大和田「片手で顔面つかんで持ち上げてやがるっ!!」

戦刃「勘違いしないで、私はどんな氏に顔がいいか考えてたんだもん」

戦刃「十神くんは減らず口ばかりたたくから命乞いする声も聞きたかったんだけど……」



戦刃「無理みたいだからつぶれたトマトみたいにしてあげるね」

十神「ぐあああああああああ!!!」


もうだめかと思ったら廊下から変な声が聞こえてきた

???「その汚い手をはなしやがれ残念女ぁああああ!!」

戦刃「!?腐川さん……いや、ジェノサイダーのほうか」

555: 2013/11/17(日) 15:12:24 ID:OfSKxBcY
まちがえて3重した……

ドサッ

十神「はぁ…はぁ……遅いぞバカが」

ジェノ「いやんもう、ひどいのよみんな。こいついつの間にか気絶してたのに気づいてなくて、気がついたら変な部屋にいて、」

ジェノ「そしたら男子トイレの中でマジびっくりー!男スメルを堪能していたらダーリンの股間に来そうな叫び声が聞こえて今こうしてやってきたわけ」

大和田「あ、あいかわらず下品だな」

ジェノ「あらもろこし、満身創痍じゃん。しかたないかー」

大和田「もろこし言うな!!」

ジェノ「大体あんたたち素人が頃しを仕事にする奴相手にするのがまちがってるんだっつーの」

十神「なんだと……」

ジェノ「みてみあの目。人頃しなんて屁でもない目してるじゃん?ああいうのは頃すつもりでいかなきゃ殺されんのよ」

ジェノ「でもでも一般ピーポーじゃ衝動的にやる以外人頃しなんてまず無理無理ーだからそこをねらわれて殺されちゃう」

ジェノ「つまりぃー」


ジェノ「隙ありぃ!!」

556: 2013/11/17(日) 15:14:00 ID:OfSKxBcY
戦刃「チっ」

ジェノサイダー翔がハサミを戦刃の眼前まで突き出す、しかし戦刃はこれを冷静に回避しスキのできたジェノサイダーに蹴りかかろうとする。
だが、ジェノサイダーはその場でわざと倒れ、ゴキブリのように早く地面を這って移動した。

ジェノ「ふぅー?やるぅー 萌える男子じゃないから管轄外なんだけどさぁこれは楽しくなってきちゃうじゃあん?」

戦刃「そうだね、少なくとも十神くんよりは手ごたえがある」

十神「俺が雑魚だと!?」

桑田「落ち着け十神!ここはこいつに任せた方がいいって!」

正直、ジェノサイダー翔が言うようにこいつらの目はイカれている。
ずっと見ていると気分が悪くなるというか頭がおかしくなってくる。

大和田「女に助けられるなんてがらじゃねえが……いったんひくしかねえ」

大和田、多分あばらもやられてるのか。なのにあんなに暴れたのか。
たいした奴だぜ……。

桑田「とりあえずいったん離れ……」





ゾクッ

557: 2013/11/17(日) 15:14:35 ID:OfSKxBcY
桑田「……なんかいまひんやりしたぞ  風?」

十神「俺も感じた……今のはいったい……」

ハサミとナイフでつばぜり合いしていたあの二人も異変に気付いたのかそのまま動きを止めている。
なにかが、おかしい。そう思った矢先、戦刃が笑い始めた。


戦刃「あは、あっはっはっはっはっは!!すごいすごい!!いつの間に来たの!?すごいよ!!」

来た?なにが来たっていうんだ?そんな気配なかったぞ?

ジェノ「あー、こえぇーこんな感じ初めてだわ―」



苗木「ごめんごめん、驚かせるつもりはなかったんだけど」


苗木がいつの間にか廊下の曲がり角にいた。

558: 2013/11/17(日) 15:15:30 ID:OfSKxBcY
歩いてきたんじゃなくて。いた。
それも見た目からして普通の状態じゃない。
服はボロボロ、体中まっかっか。両手にギラリと光るナイフ?みたいなのを持って、
棒立ちしている。なのに目は氏んでない。むしろいやにイキイキとしている。

苗木「ねえ、ジェノサイダー。十神くんたちを安全なところまで保護してほしいんだ」



苗木「お願いだよ?」ネットリ


苗木がほほ笑む。ただ、いつもの笑顔じゃない。
邪魔をするなとでも言いたげな顔だ。断るなんて言った矢先命の保証なんてあるかわからない。
ジェノサイダーが言ってた通りの頃しができる奴の目だ。
これが本物の苗木なのか?



ジェノ「ひぇ!?わ、わーったよ!おらイインチョたて!いくぞ!」

石田「う…」

苗木「桑田くん」

桑田「」ビクッ!

急に名前を呼ばれて振り返る。
そこには

559: 2013/11/17(日) 15:16:28 ID:OfSKxBcY








苗木「みんなを守ってあげてね」ニッコリ

560: 2013/11/17(日) 15:18:33 ID:OfSKxBcY
いつもの笑顔の苗木がいた。
ああ、こいつずりぃな。どっちかが本物なんじゃなくてどっちも本物なんだ。
ただ、こっちの方が俺は好きだな。


桑田「あったりめーだろ!!俺はなぁ!ここでて野球もミュージシャンもやるんだよ!!」

苗木「よくばりだなぁ」

桑田「うっせ!!苗木!!  氏ぬなよ!!」

苗木「うん。みんなも」


戦刃は追ってこない。
さっきから笑いっぱなしだ。
待ち望んでいた瞬間が来たんだろう。
その隙に俺たちはここを抜ける。

絶対に氏ぬんじゃねえぞ。苗木!!

561: 2013/11/17(日) 15:20:13 ID:OfSKxBcY
戦刃「それが本当の姿?」

苗木「そうかもしれないね」

戦刃「その姿を見た人は?」

苗木「氏んでいるね」

戦刃「嬉しいっ!!私だけがその姿を見た人になれるなんて!」

苗木「なに言ってるのさ。また0に戻るかもしれないのに」

戦刃「うぷぷぷぷ。苗木くん。苗木くん。」




戦刃「大好き!!!」ジャキッ




苗木「ここで終わらせてやるよ。肉体は灰にして風に帰す。魂は魔である僕が食らう。 行くぞ」


苗木「超高校級の忍者」【後編】

引用: 苗木「超高校級の忍者」