結標「そうね、本気よ。だって、私は気付いたのだから」

海原「何にですか」


結標「男子児童が居ないのなら」

結標「作ればいいんです。…ってね」

海原「……」ｿﾞｸｯ

結標「簡単な話よね、何で気づかなかったのかしら。…誰かたちに小さい男の子を作ってもらって、私はそれに感謝しつつ愛でれば良い。ただそれだけだわ」

結標「精０だけ移動させて、そこら中で処O懐妊☆なんて極悪非道な方法を思いついたりもしたけど、流石に自重したわ」

結標「出来ないのなら、正攻法に戻るのよ」

結標「身近なカップルをくっつけて、子供に恵まれれば良いじゃない、みんなハッピーよ」

結標「よく考えてみなさい。私たちの周りの男女二人組をね。英日ハーフ、色白真面目っ子、元気いっぱいっ子、赤髪の永遠シOタ、にゃーにゃー家事スキル持ち、良いわね、良いわね、最っ高じゃない!!!!」

海原「…」

結標「ふふっ!!あははははっは！はははははっ！

あらあら？心配しなくてもみんな平等に可愛がるわよおお！」

海原（末期だ）

結標「…ひー、萌えたぁ…、それで海原」

海原「…………はいっ」

結標「どうも超電磁砲は、あの状況下でも彼を諦めきれないみたいじゃない？」

海原「…歯がゆい思いです。おはようからおやすみまで健やかな生活を見守る自分にとっては、御坂さんの不遇っぷりが嬉しくもあり、同情の念もあり…」

結標（ただのストーカーじゃない）

結標「そうね、その通りだと私も思う。あんな負けが分かってる試合、かわいそうで仕方がないわ」

海原「そもそも、彼は一級フラグ建築士でした…！御坂さんは愛しさとせつなさと心強さをいつも感じてるんですよ！」

結標「あなたへと向かってね」

海原「御坂さん、ああ御坂さん、御坂さんゲコ太パジャマがとってもキュート」

結標「こんなに底が浅い短歌初めてだわ」

海原「だって自分アステカですもん」

結標「不器用でも何でも無いなら頑張りなさい、あと語尾にもん付けるなら２歳は若返ることね」

海原「で、お話の続きを」

結標「ああ、急に路線チェンジするのね、驚いた。

端的に言うと、幻想頃しを他の女の子とくっつかせるから、あなたが頂いちゃえば？」

海原「ご協力させて下さい」

結標「食い気味に来たわね…！まぁ、良いわ。利害関係が一致してるのだからお互いに頑張りましょう！」

海原「ええ！」


ここに結標－海原間の同盟、締結したり

10年後




土御門「…とか言ってたお二人がこうやって晴れの席を迎えるのは喜ばしいことですにゃー、どうぞお幸せにい。土御門元春」
司会「新郎の友人代表の土御門さまありがとうございました、それでは新婦の友人代表の一方通行さまお願い致します」

パチパチパチ

一方通行「一言だけ言わせて下さい


どォしてこォなった？」

あれ、エツァリとあわきん相性良くねと思ってどうやったらくっつくか真面目に模索したら、こうなりました。愛の完全形を書けて良かったです。ありがとうございました