641: 2015/10/18(日) 15:41:43.79 ID:Om9XNimj0
 

※大和は出てきません



漣「♪」

夕張「どうしたの漣?やけに上機嫌ね」

漣「あ、メロンちゃんおっすおっす!」

夕張「メロンちゃんて。や、有名だけどさあ…」

漣「いいじゃないですかー。それともバリさんのほうがいい?」

夕張「どっちも嫌なんだけど…、まあいいわ。ところで何だか上機嫌だけど、どうしたの?」

漣「いやね、いいことをした後は気持ちがいいなと」

夕張「いい事?」

漣「あ、イイことって言ってもあれですよ。薄い本的なあれじゃなくてですねぇ」

夕張「わかってます!むしろそうだったらドン引きよ」

漣「んふふ~そんなこと言っちゃって~。ホントは興味あるくせにー」

夕張「ああ、もうっ!話が進まないじゃない!で!いいことって何?!」

漣「ああいえ、初霜ちゃんがね?暇そうにしてたからゲームをあげたんですよ。」

夕張「それがいいこと?でもまあ、遠征部隊じゃない娘は出撃ないと暇よね」

漣「鎮守府内でできることって限られてますしねえ。演習終わっちゃうと暇すぎィ!!ってことで」

夕張「外出するにも事前に許可がいるし、確かに、案外何もないのよね、ここ」

漣「錆びれた泊地の娯楽なんか両手で数えるほどしかないし、ホント、テンション下がるわ~」

夕張「それでゲームって?なにあげたの?時間つぶし…、マイン〇ラフトとか?」

漣「ふっふっふ。流石メロンちゃん甘い、甘すぎる。メロンだけに!!」

夕張「いや、そんなドヤ顔されても…」

漣「まあそのお胸はメロ…あ、いや、無言でスパナ取り出すのやめてください!オナシャス!!」

夕張「次変なこと言ったら新兵装の実験に付き合ってもらうからね」

漣「おーい漣~。射撃訓練しようぜ~。的はお前な!ってことですね。わかりたくありません」

夕張「それにしても、時間がつぶせるゲームねえ…F 〇とかああいうシミュレーションもの?」

漣「シミュレーションはあってますけど、メロンちゃん。大事なこと忘れてません?」

642: 2015/10/18(日) 15:43:43.71 ID:Om9XNimj0
夕張「大事なこと?」

漣「私たちは艦娘。過去のあの戦い、全部じゃないけど、覚えてますよね?」

夕張「…ええ。ところどころおぼろげだけど、覚えてる。忘れられないよ」

漣「んでんで、過去は絶対に変えられないけど、でも、せめてゲームくらいは!って思いません?」

夕張「あまり過去にとらわれ過ぎるのも建設的じゃないけどね。まあ気持ちはわかるわ」

漣「ってことは~?」

夕張「なるほど…WW2系の戦争シミュレーション、か」

漣「Exactly(その通りでございます)」

夕張「あえてその題材選ぶ当たり、趣味悪いわねえ」

漣「えへへ、そんなに褒めなくても…」

夕張「褒めてないけど。でも、実際どうなのそのチョイス?」

漣「一応初霜ちゃんに関係ありそうなの選んでおきましたから、ま、多少はね?」

夕張「初霜ちゃんに関係があるので、ゲームにできそうなWW2系…。大和さん関連が題材?」

漣「ええ。それにこのゲーム、兵站の重要性にかなり重きを置いたちょっと珍しいものなんです」

夕張「へえ、面白そうね」

夕張(あれ?大和さん関連で兵站に重きを置いた、シミュレーション?頭の中でなにかが…?)

漣「いやー初霜ちゃん喜んでましたよ」

夕張(なんだか聞いたことあるような…それも、あまりいい話じゃない…ああっ!?)

漣「いやーいい事すると気持ちがいいですねえ」

夕張「ねえ漣?一応聞きたいんだけど、そのゲームって、まさか…!!」






漣「え?太○洋の嵐~戦艦大和、暁に出撃す!~(PS3:通常版)ですけど?」(ゲス顔)





後日、過度のストレスにより寝込んでしまった初霜の敵を取るため、坊ノ岬沖海戦組、初春型をはじめとする複数の艦娘が漣を強襲した。
残念だが当然。漣らしい最期と言える。

643: 2015/10/18(日) 15:45:55.41 ID:Om9XNimj0
とても複雑なゲームですのでみなさんもぜひ

引用: 艦これSS投稿スレ4隻目