486: 2010/12/27(月) 22:12:12.15 ID:WBBXDMAO
私は久々に嫌な夢を見た
両手をワキワキと動かしている女の子が私の部屋に立っている……
私は恐怖のあまり動くことが出来ず、ただその女の子を眺めている。
すると女の子はどこからともなく鉄矢を取り出して私を壁に縫い付けたの!思わず「やめてよ!なにするの!」と叫ぶ
女の子と目があった。ニヤニヤと笑っていて正気とは思えない。
「さぁお姉様……私と……ひとつに……ですの……クヒヒ」
ゆっくり近づいてくる女の子。私は動けないし、何故か能力も使えない
そして女の子の唇が私のソレと……
487: 2010/12/27(月) 22:13:52.42 ID:WBBXDMAO
がばっとベッドから飛び起きる、嫌な夢だ、後味が悪い……私は水を飲もうと立ち上がった
すると私の目に飛び込んできたのは、無残にも傷つけられた部屋の壁!
私は恐怖で腰を抜かしてしまった、あの女の子は現実に!!
そして次はホントに私の……その……初めてがあの女の子に奪われてしまうのではないかと……不安で不安で仕方なかった
その日の学校で私は陰陽道に精通し霊感の強い兄を持つTにその夢を相談してみた
しかし、Tは「私はよくわからないなー」と冷たい対応
なんとしても引き下がれないので必氏に何とかしてよ!と頼み込むと
「それじゃあ兄貴の作ったお守りをやるぞー。肌身話さず持ってれば大丈夫だー」とお守りを渡してくれた
彼女はまだ沢山お守りを持っているらしいので構わないそうだ
すると私の目に飛び込んできたのは、無残にも傷つけられた部屋の壁!
私は恐怖で腰を抜かしてしまった、あの女の子は現実に!!
そして次はホントに私の……その……初めてがあの女の子に奪われてしまうのではないかと……不安で不安で仕方なかった
その日の学校で私は陰陽道に精通し霊感の強い兄を持つTにその夢を相談してみた
しかし、Tは「私はよくわからないなー」と冷たい対応
なんとしても引き下がれないので必氏に何とかしてよ!と頼み込むと
「それじゃあ兄貴の作ったお守りをやるぞー。肌身話さず持ってれば大丈夫だー」とお守りを渡してくれた
彼女はまだ沢山お守りを持っているらしいので構わないそうだ
488: 2010/12/27(月) 22:15:26.95 ID:WBBXDMAO
次の日、不安ながらも朝の早かった私は床に付いた、そこでまた夢を見た
「つづきですの!つづき、つづきですの!つづき!つづき!つづきですのよぉぉ!」
またあの女の子だ!!私は夢の中でTのお兄さんのお守りを探した、しかしどこにも見当たらない……
「これ?これですの?これですのお姉様ぁ?」なんとお守りを女の子が持っている!もうおしまいじゃない!!いやぁぁぁ!だが次の瞬間お守りが眩い光に包まれ、どこからとも無く誰かの声が聞こえた
「若ァッッッ!!」
お守りは光と共に飛び散り、女の子の半身を吹き飛ばした
「ですのぉぉぉぉぉぉ!!」
半身でのたうつ女の子を尻目に私は夢から目覚めた
枕元にあったはずのお守りはどこをどんなに探しても見つからなかった……
後日、Tのお兄さんに会った。感謝と共にそのことを話すと
「半身を吹き飛ばした?やれやれ、威力は先代の作ったものの半分かにゃー……」と呟くTさん
陰陽師ってすごい。私は感動を覚えずにはいられなかった
「つづきですの!つづき、つづきですの!つづき!つづき!つづきですのよぉぉ!」
またあの女の子だ!!私は夢の中でTのお兄さんのお守りを探した、しかしどこにも見当たらない……
「これ?これですの?これですのお姉様ぁ?」なんとお守りを女の子が持っている!もうおしまいじゃない!!いやぁぁぁ!だが次の瞬間お守りが眩い光に包まれ、どこからとも無く誰かの声が聞こえた
「若ァッッッ!!」
お守りは光と共に飛び散り、女の子の半身を吹き飛ばした
「ですのぉぉぉぉぉぉ!!」
半身でのたうつ女の子を尻目に私は夢から目覚めた
枕元にあったはずのお守りはどこをどんなに探しても見つからなかった……
後日、Tのお兄さんに会った。感謝と共にそのことを話すと
「半身を吹き飛ばした?やれやれ、威力は先代の作ったものの半分かにゃー……」と呟くTさん
陰陽師ってすごい。私は感動を覚えずにはいられなかった
489: 2010/12/27(月) 22:17:32.76 ID:WBBXDMAO
おわリーです……
これはひどいな、うん
色々ごめんなさい
これはひどいな、うん
色々ごめんなさい
490: 2010/12/27(月) 22:17:51.87 ID:FXRp66AO
T御門さんカッコ良すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
584: 2010/12/29(水) 00:10:30.90 ID:3xJdEMAO
先日に引き続きノリと勢いの陰陽師のTUCHIMIKADOさんネタ書きました
ちょっとシリアスにしてみました
5レスくらいもらうかも
585: 2010/12/29(水) 00:12:45.54 ID:3xJdEMAO
最近おかしなことがよく起こる
ファミレスで会議をした時、何故か店員がグラスを5つ持ってきた
パシりの馬鹿面まで同じことをした
もうアイツはいないのに
視線を感じることが増えた
仕事が仕事だからいつ狙われてもおかしくないが、殺気の籠ったソレじゃない
一体なんなのだろう
アジトにいると、もう一人いるような気配がする
アイツの部屋だ
思い切って開けてみるが誰もいない
でも何故かアイツの好物が転がっている
どうしてこんなものがあるのだろう
全部処分したはずなのに
アイツの声が聞こえる
空耳なんかじゃない
皆といるときは笑い声が
私一人でいるときは泣き声が
これは私にしか聞こえないらしい
なんなのよ……どうしたいのよ……フレンダ……!!
「こいつは……何か言いたいことがあるみたいだぜい?」
ファミレスで会議をした時、何故か店員がグラスを5つ持ってきた
パシりの馬鹿面まで同じことをした
もうアイツはいないのに
視線を感じることが増えた
仕事が仕事だからいつ狙われてもおかしくないが、殺気の籠ったソレじゃない
一体なんなのだろう
アジトにいると、もう一人いるような気配がする
アイツの部屋だ
思い切って開けてみるが誰もいない
でも何故かアイツの好物が転がっている
どうしてこんなものがあるのだろう
全部処分したはずなのに
アイツの声が聞こえる
空耳なんかじゃない
皆といるときは笑い声が
私一人でいるときは泣き声が
これは私にしか聞こえないらしい
なんなのよ……どうしたいのよ……フレンダ……!!
「こいつは……何か言いたいことがあるみたいだぜい?」
586: 2010/12/29(水) 00:14:23.01 ID:3xJdEMAO
突然投げ掛けられた声に驚いて振り向く
グラサンに金髪、アロハシャツ……確か……暗部の……!
なんでここに!!
「おっと、戦う意志はないぜい。それよりも……若ッ!」
小さく、でも気迫ある掛け声と共にそいつの手から青白い光が溢れる
優しく部屋を照らす光が、本当ならいるはずのない人を写し出す
……フレンダ!!
「麦野……私、どんなに謝っても、絶対許されないことをしちゃったわけよ」
「だから……結局あんなことになっても仕方ないわけよ」
そんなことない!
私が……!私が……!
「……麦野。私ね、麦野や絹旗、滝壺さんに浜面。皆と一緒にいて、すごく……すごく楽しかった……!」
「結局、アイテムの皆のこと、大好きってわけよ!!」
フレンダ……
「……時間だ」
そんな……!もう少し……もう少しだけ……!
「結局、幽霊ってのはいつまでも存在しちゃいけないわけ……って、ほら麦野!可愛い顔が台無しってわけよ!」
笑って笑って!と無茶なことを言いやがる
笑えるなら笑って見送りたい
でも涙しか出てこない
ごめん……本当に……ごめんねフレンダ……
グラサンに金髪、アロハシャツ……確か……暗部の……!
なんでここに!!
「おっと、戦う意志はないぜい。それよりも……若ッ!」
小さく、でも気迫ある掛け声と共にそいつの手から青白い光が溢れる
優しく部屋を照らす光が、本当ならいるはずのない人を写し出す
……フレンダ!!
「麦野……私、どんなに謝っても、絶対許されないことをしちゃったわけよ」
「だから……結局あんなことになっても仕方ないわけよ」
そんなことない!
私が……!私が……!
「……麦野。私ね、麦野や絹旗、滝壺さんに浜面。皆と一緒にいて、すごく……すごく楽しかった……!」
「結局、アイテムの皆のこと、大好きってわけよ!!」
フレンダ……
「……時間だ」
そんな……!もう少し……もう少しだけ……!
「結局、幽霊ってのはいつまでも存在しちゃいけないわけ……って、ほら麦野!可愛い顔が台無しってわけよ!」
笑って笑って!と無茶なことを言いやがる
笑えるなら笑って見送りたい
でも涙しか出てこない
ごめん……本当に……ごめんねフレンダ……
587: 2010/12/29(水) 00:17:55.54 ID:3xJdEMAO
「もぉ!この期に及んでまで謝らないでほしいわけよ!……大丈夫、私はいつも、皆と一緒にいるわけよ!」
「麦野……今までありがとう!」
そう言ってフレンダは、まるで青い蛍のように……天に昇っていった
私は……私は……
「……アイツはお前のことなんてこれっぽっちも恨んじゃいないぜい」
「お前に出来るのは、アイツの分まで、精一杯生き抜くことだ」
あ、アンタ……血だらけじゃない!
「あぁ大丈夫。全然大丈夫だにゃー」
そんなこと言ったって……!
「俺も暗部。お前も暗部。暗部同士の馴れ合いや助け合いは不要だろ?」
そうかもしれないけど……!
「……だが、ああいう類いは別件だ。もし何かあったら連絡するんだにゃー」
そう言ってメモを渡してきた
目を通してみる
どうやら彼は陰陽道を活かした仕事を暗部とは別に行なっているらしい
この科学の街で何を……といった感じだが目の前で見せられては信じる他無い
お礼を言おうと顔をあげると既に彼は居なかった
誰にも聞こえることのない感謝のセリフを一人呟く
今日のことは絶対忘れない
フレンダ……私、あなたの分まで……
陰陽師ってスゴい
私は夜、またベッドで少し涙を流した
「麦野……今までありがとう!」
そう言ってフレンダは、まるで青い蛍のように……天に昇っていった
私は……私は……
「……アイツはお前のことなんてこれっぽっちも恨んじゃいないぜい」
「お前に出来るのは、アイツの分まで、精一杯生き抜くことだ」
あ、アンタ……血だらけじゃない!
「あぁ大丈夫。全然大丈夫だにゃー」
そんなこと言ったって……!
「俺も暗部。お前も暗部。暗部同士の馴れ合いや助け合いは不要だろ?」
そうかもしれないけど……!
「……だが、ああいう類いは別件だ。もし何かあったら連絡するんだにゃー」
そう言ってメモを渡してきた
目を通してみる
どうやら彼は陰陽道を活かした仕事を暗部とは別に行なっているらしい
この科学の街で何を……といった感じだが目の前で見せられては信じる他無い
お礼を言おうと顔をあげると既に彼は居なかった
誰にも聞こえることのない感謝のセリフを一人呟く
今日のことは絶対忘れない
フレンダ……私、あなたの分まで……
陰陽師ってスゴい
私は夜、またベッドで少し涙を流した
588: 2010/12/29(水) 00:19:33.41 ID:3xJdEMAO
5レスもいらなかったでござる
時系列は気にするな!
お目汚しゴメス
時系列は気にするな!
お目汚しゴメス
902: 2011/01/02(日) 02:01:42.79 ID:ghJGG0g0
【6:31】舞夏の声で起床。「兄貴起きろよー」と言ってくれる。もう大好きだぜい。
【6:45】朝食。相変わらず最高の料理だぜい。結婚したいにゃー。
【7:30】登校。ダルいんだぜい。家を出るときに電話が鳴る。メリーさんだ。「今あなたの…」「若ッ!」電話が砕ける。血が少し出た。
【7:45】歩いていると後ろから上やんが追いかけてくる。「若ぁ!!」全力で青白い光弾を発射。上やんの背後霊を払う。耳から血が出た。
【9:30】机に向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどき「若ッ!!」をいれる。消え去った。鼻血が止まらない。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると何かが落ちてきた。なんだ青ピか。スルーだ。
【12:24】廊下を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかっ「若ッ!!」コレだから下等霊は駄目なんだにゃー。足元に血だまりができた。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…「若ぁ!!」ブチッ…ツーツーツー」額が裂けたようだ。目の前が赤い。
【16:12】下校中マスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートを入れる瞬間青白い光弾を発射。
「でもねーちんよりも若いようn」「七閃ッ!」指が取れかけた。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」最近の人形はよくできてるにゃー。踏みつぶす。
【20:32】暗部の車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。窓から身を乗り出し「若ッッ!!」粉砕だぜい。血涙した。
【21:25】帰宅、着信記録を見ようとしたが、電話が粉微塵だ。 舞夏に怒られる。スマンぜい…
【22:42】ベッドの下に男がいたので「若ッ!!」って追い出した。大の男が泣くもんじゃないぜい。腕から血が噴き出した。
【23:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」それは残像だぜい。「若ッ!」これでもう大丈夫だ。血尿も出るようになった。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。携帯の電源を切った。後日確認したが相手は一方通行だった。ごめんにゃー。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れたぜい。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが「若ッ!!」には勝てない。 枕が血に染まっていく。
【3:20】猿夢だ。夢の中なら陰陽術も使い放題だぜい。無双乱舞だにゃー。
こんな毎日さ、となンでもなく話すTUCHIMIKADOを見て陰陽師ってやっぱすげェと俺は思った。
電話の件では切れた。
【6:45】朝食。相変わらず最高の料理だぜい。結婚したいにゃー。
【7:30】登校。ダルいんだぜい。家を出るときに電話が鳴る。メリーさんだ。「今あなたの…」「若ッ!」電話が砕ける。血が少し出た。
【7:45】歩いていると後ろから上やんが追いかけてくる。「若ぁ!!」全力で青白い光弾を発射。上やんの背後霊を払う。耳から血が出た。
【9:30】机に向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどき「若ッ!!」をいれる。消え去った。鼻血が止まらない。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると何かが落ちてきた。なんだ青ピか。スルーだ。
【12:24】廊下を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかっ「若ッ!!」コレだから下等霊は駄目なんだにゃー。足元に血だまりができた。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…「若ぁ!!」ブチッ…ツーツーツー」額が裂けたようだ。目の前が赤い。
【16:12】下校中マスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートを入れる瞬間青白い光弾を発射。
「でもねーちんよりも若いようn」「七閃ッ!」指が取れかけた。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」最近の人形はよくできてるにゃー。踏みつぶす。
【20:32】暗部の車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。窓から身を乗り出し「若ッッ!!」粉砕だぜい。血涙した。
【21:25】帰宅、着信記録を見ようとしたが、電話が粉微塵だ。 舞夏に怒られる。スマンぜい…
【22:42】ベッドの下に男がいたので「若ッ!!」って追い出した。大の男が泣くもんじゃないぜい。腕から血が噴き出した。
【23:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」それは残像だぜい。「若ッ!」これでもう大丈夫だ。血尿も出るようになった。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。携帯の電源を切った。後日確認したが相手は一方通行だった。ごめんにゃー。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れたぜい。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが「若ッ!!」には勝てない。 枕が血に染まっていく。
【3:20】猿夢だ。夢の中なら陰陽術も使い放題だぜい。無双乱舞だにゃー。
こんな毎日さ、となンでもなく話すTUCHIMIKADOを見て陰陽師ってやっぱすげェと俺は思った。
電話の件では切れた。
903: 2011/01/02(日) 02:03:27.88 ID:ghJGG0g0
終わりです
アレですね
電話とかはちゃんと確認したほうがいいね!
アレですね
電話とかはちゃんと確認したほうがいいね!
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