714: 2010/12/30(木) 22:35:43.33 ID:gdLkFXU0
上条「全く、いくつになっても私は不幸だな」
ここ最近だけでも、実の息子ビリビリ小学生に全力の電撃を放たれたりもした
右手の幻想頃しは少年のコンプレックスを、受け止めるためにあるのではない
ステイル「何を落ち着いてるんだ」
赤髪の少年神父が、緊迫した声をあげる
最近の子は発育が良いらしいが、
まさか、上条よりも背の高い中学生がいるとは
流石、外国人
上条「ま、あわてても仕方ないだろう」
神裂「この事態に良くそんな事が言えますね」
左右非対称の露出度の高い衣装の少女が言う
最初、若い娘がはしたないと思ったが
話してみると奥ゆかしい子だ
上条「こういうトンデモなトラブルは慣れてるんでね」
高校生時代に現在の妻の美琴と、彼女のクローンを実験から救ったりと
昔から非常事態とは仲が良い
いくら冷たくしても、懲りずにやってくる
インデックス「……」
強大な力の奔流、10万3000冊の魔導書
『自動書記』に操られ破壊の権化とかした
少女がそこにいた
ここ最近だけでも、実の息子ビリビリ小学生に全力の電撃を放たれたりもした
右手の幻想頃しは少年のコンプレックスを、受け止めるためにあるのではない
ステイル「何を落ち着いてるんだ」
赤髪の少年神父が、緊迫した声をあげる
最近の子は発育が良いらしいが、
まさか、上条よりも背の高い中学生がいるとは
流石、外国人
上条「ま、あわてても仕方ないだろう」
神裂「この事態に良くそんな事が言えますね」
左右非対称の露出度の高い衣装の少女が言う
最初、若い娘がはしたないと思ったが
話してみると奥ゆかしい子だ
上条「こういうトンデモなトラブルは慣れてるんでね」
高校生時代に現在の妻の美琴と、彼女のクローンを実験から救ったりと
昔から非常事態とは仲が良い
いくら冷たくしても、懲りずにやってくる
インデックス「……」
強大な力の奔流、10万3000冊の魔導書
『自動書記』に操られ破壊の権化とかした
少女がそこにいた
715: 2010/12/30(木) 22:36:19.95 ID:gdLkFXU0
このトラブルはこの少女が
上条の家のベランダに引っ掛かっていた事から始まった
息子は寮、妻は病院、
久々に一人になった上条のもとに
現れた少女、魔術の世界から来たという
魔術の存在は友人から聞いていたが
関わったのは初めてだった
逃げる少女、その追って
しかし、それらはすべて誤解と陰謀であった
追手の少年たちが聞かされていた10万3000冊の魔導書が脳に与える負担
能力開発の専門家である上条にはその虚言がわかった
少女の裏切りを防止するための嘘
それを暴いた時に現れたのが『自動書記だった』
上条の家のベランダに引っ掛かっていた事から始まった
息子は寮、妻は病院、
久々に一人になった上条のもとに
現れた少女、魔術の世界から来たという
魔術の存在は友人から聞いていたが
関わったのは初めてだった
逃げる少女、その追って
しかし、それらはすべて誤解と陰謀であった
追手の少年たちが聞かされていた10万3000冊の魔導書が脳に与える負担
能力開発の専門家である上条にはその虚言がわかった
少女の裏切りを防止するための嘘
それを暴いた時に現れたのが『自動書記だった』
716: 2010/12/30(木) 22:37:01.16 ID:gdLkFXU0
上条「……ん」
携帯が振動する
かけてきたのは息子
上条「はい」
ステイル「おい! この非常時に!」
少年を手で制し、電話の向こうの息子の声を聞く
『あ、父さん……』
不安げな声が耳元に響く
上条「どうした、なにかあったのか?」
右手で魔術による攻撃を防ぎながら
息子に答える
『今、病院だけど……』
上条「そうか」
ステイルも術式を組み始める
それを守りながら会話を続ける
携帯が振動する
かけてきたのは息子
上条「はい」
ステイル「おい! この非常時に!」
少年を手で制し、電話の向こうの息子の声を聞く
『あ、父さん……』
不安げな声が耳元に響く
上条「どうした、なにかあったのか?」
右手で魔術による攻撃を防ぎながら
息子に答える
『今、病院だけど……』
上条「そうか」
ステイルも術式を組み始める
それを守りながら会話を続ける
717: 2010/12/30(木) 22:37:30.98 ID:gdLkFXU0
『母さん、陣痛が始まったんだ』
上条「本当か! 一方通行達には連絡したか?」
『うん。叔父さんのトコにはした』
上条「そうか、何かあったらアイツを頼れ」
『……うん』
上条「不安そうな声を出すな。お兄ちゃんになるんだろ」
『うん』
上条「私もすぐに行く。ちょっと遅れるかもしれないが、絶対に行く」
『うん、待ってる』
上条「じゃあな。……ステイル君、神裂ちゃん」
上条「本当か! 一方通行達には連絡したか?」
『うん。叔父さんのトコにはした』
上条「そうか、何かあったらアイツを頼れ」
『……うん』
上条「不安そうな声を出すな。お兄ちゃんになるんだろ」
『うん』
上条「私もすぐに行く。ちょっと遅れるかもしれないが、絶対に行く」
『うん、待ってる』
上条「じゃあな。……ステイル君、神裂ちゃん」
718: 2010/12/30(木) 22:38:15.73 ID:gdLkFXU0
電話を切りながら魔術師たちに声をかける
神裂「なんですか」
ステイル「のんきに電話なんかっ!!」
上条「急用ができた」
ステイル「はぁ?」
上条「だから」
「助けるんだろ? 手伝うからとっとしてくれ」
右手をかざして破壊者と化した少女に向き直る
少女を助けるのを手伝う。息子を勇気づける
なによりも、妻のもとに行く
やるべき事はわかっている
ならば、もう終わったようなものだ
了
神裂「なんですか」
ステイル「のんきに電話なんかっ!!」
上条「急用ができた」
ステイル「はぁ?」
上条「だから」
「助けるんだろ? 手伝うからとっとしてくれ」
右手をかざして破壊者と化した少女に向き直る
少女を助けるのを手伝う。息子を勇気づける
なによりも、妻のもとに行く
やるべき事はわかっている
ならば、もう終わったようなものだ
了
719: 2010/12/30(木) 22:39:24.43 ID:gdLkFXU0
以上です
某変身ヒーロー映画の影響をモロ受けてます
お目汚し失礼しました
某変身ヒーロー映画の影響をモロ受けてます
お目汚し失礼しました
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります