948: 2011/01/03(月) 12:43:24.16 ID:QaPAyQDO
通行止め+黒子
7~8レスくらい

949: 2011/01/03(月) 12:44:05.89 ID:QaPAyQDO
黒子「うふふ、打ち止めさ~ん待ってくださいですの~」タッタッ

打ち止め「クロコお姉様コッチだよー、ってミサカはミサカは鬼ごっこを満喫してみたりー!」トテテテ

一方通行「………………」

黒子「ほーら、捕まえましたわよー」ガシッ

打ち止め「うわー捕まっちゃったー、ってミサカはミサカは……っうわぁぁぁ!!?目が据わってるってミサカはミサカはミサカはぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」バタバタ

黒子「ぐふへへへ……、さぁ、罰ゲームですn」



一方通行「いい加減にしやがれ、白黒」ベシッ

950: 2011/01/03(月) 12:44:42.28 ID:QaPAyQDO
黒子「あたっ! …………って、はっ! 私ったらまたこんな破廉恥なことを!」
黒子「申し訳ありませんわ、打ち止めさん……」ペコリ

打ち止め「き、気にしないで、そういうとこも含めてクロコお姉様のことが好きだから、ってミサカはミサカは慰めてみる」

黒子「うへらばっ!?」ブシュッ

一方通行「その声でそンなワケわかンねェこと言ってンじゃねェよ、ユカイにステキに朽ち果てろ。つゥか真面目にその鼻血をどォにかしてください」

打ち止め「もー、クロコお姉様にそんなこと言っちゃダメー!ってミサカはミサカはクロコお姉様を擁護してみたり!」

一方通行(マジで…………)

黒子「ありがとうございますわ、打ち止めさん。黒子、嬉しすぎて涙がこぼれてきましたわ。……ドコからとは言いませんけれど」

一方通行「どォしてこォなったァァァァ!!!!」

951: 2011/01/03(月) 12:45:09.79 ID:QaPAyQDO
黒子「もう、なんでお姉様の血筋には天使しかいないんですの?」
黒子「包容力の桁外れ(主におっOい的な意味で)な美鈴お母様、すなクーな妹達様、ドSなミサワ様、そして……」

打ち止め「?」

黒子「スーパー口リっ娘お姉様ぁぁぁ!!!」スリスリ

打ち止め「クロコお姉様、ほっぺが擦り減っちゃうってミサカはミサカは一生懸命ドゥドゥしてみる!」ドゥドゥ

黒子「はっ! 私ったらまた(ry」

952: 2011/01/03(月) 12:45:39.54 ID:QaPAyQDO
一方通行「オマエ本当それしか言ってねェな」

黒子「だって、人類普遍の真実なんですもの」キリッ

一方通行「さいですか」
一方通行「わかったからさっさと帰れよ、マジで」

黒子「無理ですわ。なぜなら私はお姉様成分を補給しないと氏んでしまうんですの」

一方通行「そォか、じゃァ[ピーーー]。塵も残さず[ピーーー]」

黒子「うふふ~、打ち止めさ~ん」キャッキャ

打ち止め「クロコお姉様~」ウフフ

一方通行「話しを聞けェェェ!!!」ガタン

953: 2011/01/03(月) 12:46:22.32 ID:QaPAyQDO
黒子「そういえば、クリスマスは過ぎてしまいましたけど、プレゼントですわ」

打ち止め「え、ホントー!? ってミサカはミサカは急いでプレゼント開封!」ガサッ

一方通行「まァたいらねェモン持ってきやがって……」

打ち止め「わぁ、ゲコ太ストラップだぁぁぁ!!!ってミサカはミサカはクロコお姉様のプレゼントに大はしゃぎ!」
打ち止め「クロコお姉様、ホントにありがとう!ってミサカはミサカは頭をペコリ!」ペコッ

黒子「ふふ、そんなに喜んでもらえるなら買ってきて正解でしたわね」
黒子「本当はクリスマス当日にプレゼントしたかったのですが……」ガクッ

打ち止め「クロコお姉様から直接もらえたことが一番のプレゼントだよ!ミサカはミサカは頭をナデナデ」ナデナデ

黒子「あらあら……、こちらこそありがとうございますわ、打ち止めさん」ニコッ

一方通行「ケッ」プイッ

黒子「ん? あんな所に寂しがり屋なウサギさんがいますわね」
黒子「ウサギさんも、貴方もナデナデされたいんですの?」

打ち止め「もしかするとナデナデしたいほうかも、ってミサカはミサカは大穴を突いてみる!」

一方通行「オマエら雪ン中に仲良く放り出されてェのか?」

954: 2011/01/03(月) 12:46:57.26 ID:QaPAyQDO
一方通行「つゥかよ、白黒」
一方通行「そのオネェサマセイブンならオリジナルで補給すりゃいいじゃねェか。つゥワケでさっさと帰ってください」


黒子「………………それを、今の私に言いますの………………?」ウルッ

打ち止め「い、いきなり雰囲気の変わったクロコお姉様に、ミサカはミサカは戦慄してみたり……!」ビクッ

一方通行「な、なァにワケわかンねェこと言ってンですかァ?」


黒子「『お姉様』は今あの類人猿とキャッキャウフフしてるんですのぉぉぉ!!!」ブワッ
黒子「あの御坂美琴は!最近ずっとあの上条当麻と一緒に!過ごしてるんですのぉぉぉ!!!」
黒子「しかも!あのお姉様も類人猿のハーレム要員の一人に過ぎず!口リ二人に巨O二人!その他大勢と一緒なんですの!」
黒子「ならば私もそのハーレム要員の一人になればいい?寝言は永眠してから言ってくださいまし!なにが嬉しくてあの類人猿と一緒に過ごさなければならないのですの!?」
黒子「そりゃあお姉様のアソコに類人猿のモノがぶち込まれりゃあ間接セッ○スにならないこともありませんの!ていうか同人誌ではむしろそれが王道ですわ!」
黒子「けどッ、そんなものッ、所詮、幻想ッ!私はお姉様そのものを感じたいッ!だからッ、アイツのモノをぶち込まれるなんて真っ平御免ッ!」
黒子「なのに、なのに、なのにお姉様はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ダバダバダー

一方通行「」

打ち止め「」

955: 2011/01/03(月) 12:47:29.92 ID:QaPAyQDO
黒子「うっ、お姉様ぁ……」グスッ

一方通行「あ、あァー……。そりゃァドンマイだなァー……」

打ち止め「ご、ごめんなさい、ってミサカはミサカは理由も分からずに謝ってみる……」

黒子「いいんですの……、お姉様のあの類人猿に対するキモチは本物で、それを邪魔をすることなど、お姉様の幸せを第一に考える黒子にはしたくてもできませんの……」グスッ

打ち止め「優しいんだね……、ってミサカはミサカは複雑を気持ちを隠しきれずに慰めてみる」

黒子「ありがとうございます……、今の私には貴女方が頼りなのです……」

一方通行「おい、『方』ってなンだ『方』って。頼むから俺を巻き込まないでください」

黒子「貴方=打ち止めの兄or父的な存在ですの。つまり私の義兄or義父にあたりますわね」

一方通行「オマエは相手がミサカならなンでもいいのかよ。ホント見境ねェな」

打ち止め「今のは『ミサカ』と『みさか・いない』を掛けた高等なギャグだよ、ってミサカはミサカは懇切丁寧に説明してみる!」

一方通行「頼むからオマエは黙ってろ」

956: 2011/01/03(月) 12:48:17.57 ID:QaPAyQDO
「ふふふ、お姉様成分は充分に補給しましたし、そろそろ帰りますわ」

ふと、黒子が立ち上がる。
一方通行が時計を見上げると、針はもう別れの時刻を突き刺していた。

「そォですか、そのまま二度と来ないでください」

一方通行は、ウンザリした風にそう言う。
まぁ、毎回毎回黒子(打ち止め含む)の尻拭いという名の片付けをさせられればそうなるのも無理もないというものなのだが。

「あら、そんなこと言ったら、打ち止めさんが悲しみますわよ?」
そんな一方通行に、黒子は性質悪く口の端を歪めながらそう言う。
一方通行を試すかのような、そんな笑い方。

「はァ…………。つゥかよォ、なンでしょっちゅうここに来ンだよ」

こうなってしまったら、頭を掻きむしるしかない。
一方通行は、あからさまに『ワケのわからない』と言った風に首を傾いだ。

957: 2011/01/03(月) 12:48:59.28 ID:QaPAyQDO
「んー…………?」

黒子は指をくわえながら、一方通行とは違った『可愛らしく』首を傾ける。

そして、一コマおいて。


「貴方に、会いにきたんですの」


それは、それは、悪い笑み。

例えば、天使と悪魔が同棲しているような。
例えば、裏とオモテのあるコインのような。

「…………はァ………、救われねェなァ…………」

今度こそ、一方通行は長い長い溜め息をつかずにはいられなかったそうな。

若干緩んだ顔を隠しながら。



~おわり~

958: 2011/01/03(月) 12:50:27.43 ID:QaPAyQDO
お目汚し失礼しました
タイトルは
黒子「貴方に、会いに来たんですの」
です

ではまた

引用: ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-20冊目-【超電磁砲】