678: 2006/08/03(木) 12:52:32.04 ID:l537hVjm0
いい?これからする話は、絶対に口外したらダメなんだからねっ!///




その日、あたしはいつものように登校して、いつものように授業を受けていたわ。そうしたらいきなり、腹痛に襲われたの。

(うう、お腹痛い……。保健室いきたいよお。でも後でキョンにからかわれるのはどうしてもイヤだし…どうしよう、授業終わるまで耐えられるかなあ)

今は2時限目、世界史の授業中。ウチのクラスを担当する世界史教師は、もう引退寸前のおじいちゃん先生。授業自体は教科書をなぞっただけの、なーんにも中身の無いものなんだけど、余談が面白くて、あたしは結構好きだ。

なんて先生の話をしているうちに、また激しい腹痛が襲ってきたの。

涼宮ハルヒの憂鬱/2009年度放送版
675: 2006/08/03(木) 12:37:35.46 ID:l537hVjm0
どうしようもない短編落っことしていい?誹謗中傷は受け付けないけど。

679: 2006/08/03(木) 12:53:06.82 ID:l537hVjm0
(っ…昨日食べた桜餅が腐ってたのかしら?別にそうは見えなかったけど…。)

とにかく、今は腹痛に耐えるしかないと思ったわ。あたしは左手でお腹を押さえると、歯を食いしばって耐えていたのよ。



キョン「おい、ハルヒ……おい!ハルヒ!」

ふと気がつくと、キョンが後ろ、つまりあたしの方を向いて、小声で話しかけてきていたわ。先生は板書していて気づいていないみたいだった。

キョン「おい、ハルヒどうしたんださっきからウンウン唸って。平気か?―――ってえっ!?おわっ///」

話しかけていたキョンは、何故かいきなり顔を真っ赤にして前を向いて、それっきりその日は自分から話してこようとはしなかったわ。その日の部活も欠席したのよ!


681: 2006/08/03(木) 12:55:09.62 ID:l537hVjm0
何で赤くなったのか聞く度に、キョンはドキッとした後、こう、多少前かがみになって言うの。

「い…いや、俺もそういうのを否定はしないがな、寧ろ退屈な授業が楽しくな…あ、いや。――つまりだな、せめて授業中くらいは…なんというか、その…わきまえるというか、う~ん」

あいつはあの日からしばらく、あたしに会う度にそわそわしてたわ。


685: 2006/08/03(木) 12:57:31.55 ID:l537hVjm0
あとでよく考えてみて、あたしわかったわ。ううん、わかっちゃったの。

あたしはあのとき、手でおなかを押さえていた。
そして、(自分では気付かなかったけど)唸っていた、らしい。
つまり、キョンから見たらちょうど……その…不謹慎にも授業中に…な、なによここまで言って恥ずかしくなっちゃったじゃないの!
だから、その…まあ、キョンが「授業が楽しくなる」って言ってくれたから。あたしはそれでこの一件は忘れることにしたの。でも、

686: 2006/08/03(木) 12:58:48.19 ID:l537hVjm0
古泉君には知ってて欲しかったかな、なんて。あ、でもエOチな女だなんて思わないでね。―――(ニコッ)大好きよ、古泉君…。

古泉「マッガーレ」








682: 2006/08/03(木) 12:55:17.60 ID:rIcoJ6kh0
やばい俺も腹痛いwwww

683: 2006/08/03(木) 12:56:20.23 ID:KqSPR/VuO
>>682
トイレ池

引用: ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」