俺「...ってことがあったんだ」

店員「ハハ！まあ俺さんの気持ちもわかるけど相手が悪いっすよ！相手はエリートじゃないっすか！」

俺「...エリート？」

店員「相当なフィジカルエリートでしょう。そんなことよりせっかく逃げてきたんだから楽しく飯食ってってください。なんにします？」

俺「...牛丼並、気持ち多めで」

・・・

俺「ふう。食ったな」

店員「あざーっすw あでもうちも羽生選手についてよく話してますよ。同世代だから悔しいなあw」

俺（なんでこいつはメンタル保ってられるんだ？）ガララッ


・・・

俺「...ただいま」

母親「もう！たった今【牛丼並気持ち多め】できたわよ！早く席つきなさい！」

父親「...食べないのか？【牛丼並気持ち多め】」

俺「...外でもう食ってきたわ」

母親「【牛丼並気持ち多め】を？！？！」

俺「...」ﾄｯﾄｯﾄｯ

母親「ちょっとどこ行くの？」

俺「上でゲームする」

母親「ハァ！！あんたね！羽生君見習いなさい！」

俺「...」

父親「お、おい...その辺にしとけ。【牛丼並気持ち多め】は冷蔵庫に入れとく。後で食いな」

俺「...せえよ」


母親「だいたいね！ウチも羽生君ほどじゃないとしても、働いて欲しかったわよ！今日だって親の金で【牛丼並気持ち多め】
食ってきたんでしょ！？その【牛丼並気持ち多め】って何になるの？働く活力？ゲームしてトイレ行くだけでしょ！？！？」

俺「うるせえ！！！！」

家庭「...」シーン

俺「おれにだってわかってんだよ！全部！」

母親「わかってない！」

完。

マザー2かよ

牛丼並ですね