1: 2014/08/30(土) 00:43:31.24 ID:j2tGpeoR0
【二大タイトル】
志貴「最近調子はどうだい?」
士郎「いやぁ、10月からまたアニメ化ですよ。正直疲れます」
志貴「fateは人気でいいね。スピンオフもアニメやってるし」
士郎「月姫あってこそですよ」
志貴「こっちは月姫2どころかリメイクすら音沙汰無いけどね……」
士郎「あ、あはは……」
志貴「士郎くんには申し訳ないけど、fate商法はもうやめてほしいなぁ」
士郎「きっと次は月姫リメイクですよ」
???「ちょっと待った!」
2: 2014/08/30(土) 00:47:05.32 ID:j2tGpeoR0
志貴「あ! 若い時の先生!」
青子「次はまほよ続編でしょ、フツー!」
士郎「アレはアレで、物語的には綺麗に区切りついてるからどうだろうなぁ」
青子「っち、これだから売れっ子は」
志貴「今日はどうしたんですか先生?」
青子「このスレの記念すべき初回のテーマが【二大タイトル】って聞いて、いてもたってもいられなくなったの」
士郎「真実じゃないか?」
???「それはどうだか」
3: 2014/08/30(土) 00:52:26.64 ID:j2tGpeoR0
青子「式! アンタもなんか言いなさいよ~」
式「その為に来たんだけどな」
士郎「どういうことなんだ???」
青子「二大タイトルっていうけどさ。fateは確かに凄いわ? でもなんでしれっと月姫が混ざってるのよ!」
式「俺なんか劇場でアニメ化されたんだぞ」
志貴「一応、初期のTYPE-MOONって言えば月姫だと思ってさ」
青子「はん! きのこの構想ではまほよの方が早い!」
式「らっきょもな」
志貴「まぁ確かに。地上波で二回、スピンオフも含めれば五回か……さらに劇場版を経験してるfateは文句ないだろう」
志貴「でも俺だってアニメしてるぞ!」
青子「あん?」
志貴「ごめんなさい」
4: 2014/08/30(土) 00:59:39.60 ID:j2tGpeoR0
志貴「でもさ、やっぱ二大タイトルとなると月姫とfateだと思うんだよ」
式「青子のはゲーム一作だけだもんな」
青子「式が裏切った!」
式「事実を言ったまでだ。でも志貴、そうなると章ごと劇場版アニメになった俺の方がすごくないか?まーやだし」
志貴「うーん。確かに映像化ってとこは負けてると思う。けどほら、月姫にはメルブラがあるからさ」
士郎「アンリミテッドコードよりは確かに凄い」
志貴「アンリミも嫌いじゃないけどさ。というか士郎くんのとこはエクストラが化けそうで怖いよ」
青子「これ以上好き勝手やってもらったら、堪ったもんじゃないわ」
志貴「話を戻すと。メルブラから月姫、もしくはTYPE-MOON作品を好きになった人も少なからずいるんじゃないかって」
式「>>1もそうだしな」
士郎「メルブラはコマンドが簡単だからやり易いし、アンリミとは違ってオーソドックスな2D格闘だし」
青子「アクトカデンツァで割と新規を取り込んだんじゃない? なんてったってPS2よ」
6: 2014/08/30(土) 01:04:35.51 ID:j2tGpeoR0
志貴「そうそう。そういうことさ。だからやっぱり【二大タイトル】は月姫とfateなんだよ!」
青子「スピンオフ作品で勝って嬉しいの?」
志貴「月姫は中々手に入らないんだから仕方ないじゃないか、先生! てか先生も月姫出てるんじゃんか」
青子「ああそれもそうね」
式「気に入らないな」
士郎「まだ何かあるのか?」
式「いや【二大タイトル】がfateと月姫ってことは理解したさ。でも」
式「一位と二位の差がでかすぎるんじゃないか?」
志貴「!!」
青子「ちょ! それ言っちゃおしまいでしょ!」
士郎「……」
7: 2014/08/30(土) 01:09:53.15 ID:j2tGpeoR0
式「映像化が劇場版含めて六回。プロトタイプも映像化。さらに同人作品すら映像化」
式「加えてスピンオフのゲーム・漫画・小説が出るわ出るわ」
式「明らかに一超多強だろこれ」
青子「し、式それ以上は……」
式「よかったじゃないか、直氏使い。fateの売上で月姫リメイクはいい出来になるだろ」
志貴「」プツーン
士郎「あ、あのー……志貴さーん?」
志貴「ざ……」
士郎「ざ?」
志貴「斬刑に処してやるぅーーーーーー!!!」
士郎「なんでさ!?」
8: 2014/08/30(土) 01:13:53.01 ID:j2tGpeoR0
【工口ゲとして】
士郎「また会いましたね志貴さん」
志貴「士郎くん! この前はすまなかった!!」
士郎「いやぁ仕方がないですよアレは」
志貴「というか思い返せば、>>7の同人作品ってカーニバルファンタズムなんだよな」
士郎「あれってfate単独じゃないですよね」
志貴「ああ。>>1が何故かそう思い込んでた。まったく失礼な>>1だ」
士郎「『ランサーが氏んだ!』とか印象深かったんじゃないですか?」
志貴「前向きに捉えてもらおうか……ん? 士郎くん大分疲れてるみたいじゃないか」
11: 2014/08/30(土) 01:18:05.19 ID:j2tGpeoR0
士郎「分かります? 実は昨晩は、桜と……」
志貴「ああ、君もか」
士郎「ってことは志貴さんも?」
志貴「アルクェイドと、ね」
士郎「アルクェイドさんならいいじゃないですか。割と普通だし」
志貴「うんまぁそうなんだけどね。流石にヒロイン5人はキツいって」
士郎「俺たち、工口ゲ主人公の癖にバトルもしなきゃいけないから辛いですよね」
志貴「でも5人って。週休二日制だよこっちは」
士郎「ウチは3人ですけど、桜が人一倍だからなぁ」
志貴「あ、そういうのはないかな。琥珀さんは上手いけど、求める感じではないし」
士郎「でしょ?」
12: 2014/08/30(土) 01:24:29.61 ID:j2tGpeoR0
志貴「>>10を見て思ったけど、スピンオフ含めると俺休み無くなりそうだわ」
士郎「工口ゲ主人公としては完全に志貴さんの方が上ですね」
志貴「え?」
士郎「だって真祖の姫に埋葬機関とか、どんな組み合わせですか」
志貴「それを言うなら君だってアーサー王抱いてるじゃん」
士郎「それを言われたらなんとも……。でもやっぱ志貴さんには敵わないよ」
志貴「どうしてだい?」
士郎「いいですか? fate/stay nightのヒロインは三人。セイバー、凛、桜です」
志貴「月姫はアルクェイド、シエル先輩、秋葉、翡翠、琥珀さんの五人だな」
士郎「人数は置いておいて。血はつながってないにせよ妹を抱くとは流石ですよ」
志貴「なんか自分の性事情の話しされると恥ずかしいんだけど」
13: 2014/08/30(土) 01:29:12.77 ID:j2tGpeoR0
士郎「それだけじゃないです。姉妹丼もやってるじゃないですか」
志貴「あれは本編じゃない! それを言ったらホロウも加えるぞ!」
士郎「志貴さんは歌月でレンもモノにしちゃってますしねぇ。さすがに口リまでは」
志貴「fateにもイリヤスフィールがいるじゃないか!」
士郎「二次創作じゃあるかもしれませんけど、少なくとも本編じゃ手を出してないぞ俺!」
志貴「……まぁこうやって話してみると、確かに俺の性事情は少し奔放すぎる気がする」
士郎「デスヨネー」
志貴「このまま続けても不毛だし、ヒロインのいいところ話さないか?」
14: 2014/08/30(土) 01:31:33.32 ID:j2tGpeoR0
士郎「あ、いいですね。ウチのセイバーは……」
志貴「ストップ」
士郎「なんでさ」
志貴「こっちから話さないとダメだろ。ただでさえ数が多いんだし」
士郎「ああ、そうですね。じゃあどうぞ」
志貴「じゃあ、あんまりキャラの被らないメイド姉妹から話そう」
※普通にネタバレあります
15: 2014/08/30(土) 01:37:11.48 ID:j2tGpeoR0
志貴「翡翠はだな、まず料理ができない。真面目そうな見た目に反して食物テロを起こすあたり、典型的なギャップなんじゃなかろうか」
志貴「加えて、なんといっても指ちゅぱだろうな」
士郎「ちゅぱちゅぱするんですか?」
志貴「しちゃう。あと今でこそ少し暗い印象だけど、昔は活発だったって設定もいいよな。特にちゃん付けで呼ばれると」
志貴「琥珀さんはメルブラで色々弾けてるところが目撃されてるよな」
士郎「どっかのステッキみたいな人ですよねー」
志貴「でもあの明るさの裏で色々暗躍してるってのが堪らない。ちなみに>>1は琥珀さんのルートが一番好きだったりする」
士郎「ひまわり畑で笑う琥珀さんの一枚絵は確かにいい」
志貴「あと工口い。まぁ過去散々陵辱されてるからなんだけど、それも含めて愛したいキャラクターだな」
17: 2014/08/30(土) 01:43:26.54 ID:j2tGpeoR0
士郎「じゃあ次はセイバーの話いいですか?」
志貴「どうぞ」
士郎「セイバーはあんな小さい体なのに背負ってるものが大きいんですよ。でもそこがまた、いいというか」
士郎「それを乗り越えて、セイバールートの最後の方のセリフとか聞くと悶絶しますよね」
志貴「聖杯より士郎が欲しい的な?」
士郎「そうそう。あと大飯食らいってのも可愛い要素だと思います」
志貴「金髪つながりで言うと、アルクェイドかなー」
士郎「ほうほう」
志貴「あの純粋無垢というか、天真爛漫なところを見せられて可愛いと思わない男はいないでしょ」
士郎「天性の愛らしさですね」
志貴「可愛すぎて惨頃しちゃったけどね。あと案外尽くす系だと思うんだよ。いやというより、共生?」
士郎「共依存?」
志貴「ああそれそれ。秋葉ほど厳しいわけでもないし、先輩ほどしっかりしてるわけでもないから、多分一番ダラダラとしちゃうと思う」
19: 2014/08/30(土) 01:54:21.75 ID:j2tGpeoR0
志貴「でも秋葉もデレたらデレたで可愛いんだよな」
士郎「>>1は遠野家推し。はっきり分かんだね」
志貴「とにかくさ、俺はおっOい信者だけど秋葉はナイムネでも可愛いんだよ。普段は辛辣だけど、実は一番に俺のことを思ってくれてるところとか」
士郎「典型的なキャラクターですね」
志貴「王道こそいいものなんだよ。でも廃人オチはちょっとなぁ……」
士郎「月姫はなんかこう、切なくなりすぎるルートが多い気がしますね。琥珀さんが記憶なくすやつとか」
志貴「そうなんだよ。プレイするのがしんどいぞあれ」
士郎「同じようなキャラなら、遠坂ですね」
志貴「あの子もTYPE-MOONの貴重なミニスカ枠だな」
士郎「月姫にはさつきさんかシエルさんしか居ませんもんね。しかも片方は途中退場、片方は法衣多め」
士郎「まぁとにかく遠坂ですね。あいつは、うーん……」
志貴「どうしたんだい?」
士郎「いや、>>1も遠坂のこと嫌いなわけじゃないんですけどね。秋葉さんと似てるところが多いんで、少ない語彙量じゃ差別化しきれないんじゃないかって」
志貴「遠坂さんか。ああでも、劇場でUBW見たときは枕を抱きしめて涙目の遠坂さんに感涙したな」
士郎「ああ、声がつくと反則ですよねあれ。遠坂は強がってるけど、だからこそたまに弱々しい時が本当に可愛い」
20: 2014/08/30(土) 01:58:58.86 ID:j2tGpeoR0
士郎「次は桜ですね」
志貴「え、先輩トリなの?」
士郎「ファンに殺されますよ。転生批判で」
志貴「もちろん先輩のことも好きだけどさ、なぜか知らないけど噛ませって感じがすごいんだよ」
士郎「実力じゃあアルクェイドさんに勝てないですからね」
志貴「なんというか、その辺りの不憫さはランサーに受け継がれてると勝手に思う」
士郎「分からないでもない、それ……。じゃあシエルさんの話からどうぞ」
志貴「尻」
士郎「おい」
志貴「いや初プレイ時にはそういうのまったく興味がなかったから、純粋に大きな衝撃だったんだよ」
士郎「そういうシーンの話はいいんで、もっとキャラクター性のところを話してくださいよ!」
22: 2014/08/30(土) 02:05:49.35 ID:j2tGpeoR0
志貴「先輩といえばまずカレーなんじゃないかな?」
士郎「あれは強烈なキャラ付けですよね。言峰=麻婆より>>1にとっては印象的です」
志貴「まぁキルシュタインとかの話は置いといて。やっぱさ、『先輩』って立ち位置がいいよな」
士郎「お姉さん的な?」
志貴「そうそう。話し方も丁寧だし、本当に優しさってものを感じる」
士郎「でも教会の代行者」
志貴「ギャップはあって然るべき。あと編み上げブーツっていいよね」
士郎「第七聖典使うときの衣装も嫌いじゃないです」
志貴「露出度云々よりも、あの厨二具合がね。あとは……バックグラウンドがすごい」
士郎「氏なない体で何度も殺されたんですよね」
志貴「拷問だよ。そのへんは佐々木少年の漫画版で改めて思った」
士郎「真月譚は本当に良かったです」
23: 2014/08/30(土) 02:15:29.06 ID:j2tGpeoR0
士郎「最後に、桜ですね」
志貴「存分にどうぞ!」
士郎「ああ志貴さんのその反応……>>1は……」
志貴「桜が大好きだな。琥珀さんといい桜といい、なんなんだ本当に」
士郎「……とりあえずですね、桜はfate、月姫通して最も家庭的な女の子だと思います」
志貴「家庭科スキルは琥珀さんと翡翠のハイブリッドに近いもんなー」
士郎「優しいし、献身的だし、妹属性だし」
志貴「なんかそこまでお膳立てされてると、攻略できないキャラなんじゃないかと勘ぐっちゃうよな」
士郎「あとおっOいが大きい」
志貴「おっOい星人だなぁ」
士郎「でもやっぱり、裏というかギャップというか、あるんですよ」
志貴「>>1は陵辱されたことのあるキャラクターを好きになってしまうという歪んだ性癖の持ち主……」
士郎「そう、桜もですね。虫やらワカメやらにそりゃもう」
志貴「おまけに聖杯だしなぁ。遠坂さんが地下大空洞で負けちゃうBAD END見たときは、胸糞悪くなるのと同時にちょっと興奮した」
士郎「歪んでるなぁ……。鉄心ルートも嫌いじゃないですよ。でもやっぱ正義の味方より桜の味方!」
志貴「そういえば、ほかのルートに比べて桜のルートが一番切ない終わり方だよな」
士郎「その辺も含めて、根強いファンもいるんでしょう」
24: 2014/08/30(土) 02:23:29.96 ID:j2tGpeoR0
志貴「ここまで各ヒロインを振り返ってきたけど」
士郎「そうですね」
志貴「fateの方が絶対に甘々ラブコメ出来ると思う」
士郎「そうですか? よく氏にますよ俺。タイガー道場常連ですから」
志貴「俺も知得留先生とはよく会ったよ。そうじゃなくてさ。難易度云々は置いといて、こう……ヒロインとの関係性がね」
士郎「ああ……確かに月姫は。特に遠野家」
志貴「あそこに住んでるんだぜ俺」
士郎「だいたい琥珀さんのせい」
志貴「うん。そういうドロドロした部分が月姫には強くあるって感じるんだよ」
士郎「月姫ルートだとあんまり気にしないんですけどね」
志貴「fateでもUBWまではそんな感じだし、HFはクリアしたらそんなに気にならないだろ? でも月姫遠野家ルートって、クリア後もちょっと陰鬱な感じがするんだよ……」
25: 2014/08/30(土) 02:30:17.21 ID:j2tGpeoR0
志貴「まぁこの世界《スレ》はハーレムルートで皆が皆幸福な世界だから何も気にすることはないんだけどね」
士郎「だから毎日ヤリ放題」
志貴「琥珀さん工口い」
士郎「桜工口い」
志貴「琥珀さんの方が工口いだろ」
士郎「何言ってるんですか? どう考えても桜でしょ」
志貴「あんな妖艶な女中さんだぜ?」
士郎「桜の女性的すぎる体知ってるんですか?」
志貴「……」ピキッ
士郎「……」イラッ
志貴「――――ああ、なんて」
士郎「不毛」
ジュウナナブンカツ! トレース・オン!
26: 2014/08/30(土) 02:33:54.05 ID:j2tGpeoR0
~~30分後~~
志貴「やるじゃないか士郎!」
士郎「志貴さんこそ!」
【友情のシェイクハンド】
志貴「よっしゃ! 今度みんなで大乱交しよう!」
士郎「いいですね! この際ヒロインじゃないのも呼んじゃいますか!」
志貴「冴えてるねー!」
アルク「」
セイバー「」
シエル「」
桜「」
秋葉「」
凛「」
琥珀「」
翡翠「」
このあと滅茶苦茶メルブラした。
27: 2014/08/30(土) 02:43:31.62 ID:j2tGpeoR0
【路地裏道場】
さつき「>>1の妄想垂れ流しの糞スレをここまで読んでくれてありがとー!」
さつき「このままメタネタか、それとも普通のネタかは>>1の気分次第だよ! 皆のレスに反応して何か書く事もあるかも!」
大河「レス乞食ですか、みっともない! そんな子に育てた覚えはありませんよ!」
さつき「あ、タイガーさん! ……来ちゃったんですね、ここに」
大河「え?」
さつき「ここは見捨てられたキャラクターの集う場所。私たちは……」
大河「……」ゴクリ
さつき「スレ本編には出れません!」
大河「なんですとーーーー!?」
さつき「聖杯並みの奇跡が起これば別らしいけど、今のところ私たちの居場所はここだけです……」
大河「サノバビーーーーッチ! 冗談じゃねぇ、私は部屋に戻る!こんなところに吸血と一緒にいられるか!」
さつき「タイガーさんはヒロインの可能性皆無だからまだいいじゃないですか! 私なんてまだヒロインの期待を持てるのにこの扱いですよ!」
大河「なにをーーー!?」
さつき「やる気!?」
大河「久々に、キレちまったぞーーーー!」
さつき「枯渇庭園!!」
【END】
→back to title
exit game
47: 2014/08/30(土) 17:16:15.97 ID:j2tGpeoR0
【俺たちマスコット】
イリヤ「第一回!!」
セブン「チキチキ!」
レン「……」
イリヤ&セブン「「TYPE-MOONマスコットキャラクター会議!!!」」
イリヤ「いやー。本編じゃ正規ルートが無くてタイガー道場でマスコット化したイリヤスフィールです!」
セブン「本編には人型で登場していない第七聖典ことセブンでござい!」
レン「……」
セブン「あれ? でもイリヤさんはマスコットって感じがしないんですけど! というかメインキャラがマスコット界にまで進出しないでください!」
イリヤ「だって、fateにはマスコットといえるようなキャラって中々いないじゃない。それにレンは!?」
セブン「確かに! レンさんはエOチシーンまであるのになぜ!!」
レン「///」
イリヤ「同じ口リキャラなのに壁を感じる……」
セブン「時代の壁ですねー。年齢ならイリヤさんが一番年下ですけど」
イリヤ「まぁでも、だからといってヒロインって感じよりかはマスコットキャラっていう方が馴染むかも」
セブン「なんてたって猫! 属性としては根強い人気! 私なんて馬だし聖典だし!」
49: 2014/08/30(土) 17:24:03.99 ID:j2tGpeoR0
イリヤ「あんたの話はいいわ。――――こう考えると、月姫ってマスコット的な立ち位置のキャラが多くない?」
セブン「レンさん、私、晶さんもどちらかというとこっちサイドですね。あとは……ネコアルクとか」
イリヤ「そもそもマスコットってどういうものなの?」
セブン「>>1の独断と偏見だと、皆から愛されてかつデフォルメが容易な、扱いやすいキャラクターといったところでしょうか」
イリヤ「ふぅん。それだと確かに、fateにはあんまりいないわよね。というか、他のTYPE-MOON作品ではあんまり見ないかも」
???「待つッス!」
イリヤ「あ、せめて人型でお願いします」
???「名前も伏せたまま!? 鬼畜口リッスか!?」
セブン「流石に鳥獣形態オンリーのは……」
レン「…」コクコク
???「それが本来のマスコットじゃ!? え、本当にこのままフェードアウト!? プロイ舐めたらサンダーバードもカウント待たないッスよ?」
イリヤ「バーサーカー」
バーサーカー「■■■■■ーーーー!!!」
???「」グチャ
セブン「氏んでも氏なない設定の人は扱いやすくていいですねー」
50: 2014/08/30(土) 17:29:18.37 ID:j2tGpeoR0
橙子「マスコットだって?」
イリヤ「あ、らっきょの方の人形使い」
橙子「そういう話なら、ウチも混ぜてもらわんとな」
セブン「え? でもらっきょはシリアスばっかでそういうキャラクターいないんじゃ……」
橙子「ほら」ヒョイ
アルバ「どうも」
イリヤ「……」
レン「……」
セブン「……」
橙子「どうだ?」
イリヤ「どうだ? じゃないわよ!!」
セブン「アルバさんはどっちかというとネタ扱いされてしまう不憫なキャラじゃないですか!!」
アルバ「不憫!?」
51: 2014/08/30(土) 17:31:36.56 ID:j2tGpeoR0
イリヤ「ランサー枠」
セブン「ロア枠」
レン「……」コクリ
アルバ「うわあああああ!!」ダッ!
セブン「泣きながら走り去りました……」
イリヤ「不憫ね……」
橙子「ダメだったかぁ」
52: 2014/08/30(土) 17:35:51.30 ID:j2tGpeoR0
イリヤ「ほら見なさい。やっぱりらっきょにマスコットなんかいないわよ」
橙子「鮮花」
セブン「準ヒロイン&妹枠ですね」
橙子「式」
イリヤ「主人公じゃない」
橙子「むぅ」
レン「……」フルフル
セブン「レンさんもこう言ってますし」
橙子「この黒猫まで……猫? 待てよ猫か」
セブン「?」
54: 2014/08/30(土) 17:48:13.16 ID:j2tGpeoR0
橙子「これを見ろ!」
セブン「トランク、ですか?」
レン「?」
イリヤ「あー……」
橙子「これはだな」
イリヤ「いいです」
橙子「なに?」
イリヤ「さすがにそれ出されると、何でもアリになってくるからいいです!」
橙子「魔術師が魔術を使って何が悪い」
イリヤ「それはもう完璧に幻灯機で投影するやつじゃない! そんなのマスコット認定したら……」
ルビー「呼びました?」
サファイア「お呼びですか?」
イリヤ「お呼びじゃないよ無生物! スピンオフに帰れ! 並行世界の私によろしく!」
56: 2014/08/30(土) 17:52:54.70 ID:j2tGpeoR0
セブン「あれ? アルバさんが戻ってくる」
橙子「それも半ベソかいてるな」
アルバ「あっちにも傷んだ赤色がいたーーーーーー!」
橙子「」ピキッ
イリヤ「あっ」
アルバ「こっちにもいたーーーーー!」
橙子「例外なくブチ頃す!」
セブン「トランク持ってきてて良かったですね」
レン「……」ハァ
57: 2014/08/30(土) 17:57:02.06 ID:j2tGpeoR0
セブン「アルバさんを追って、橙子さんも行っちゃいましたね」
イリヤ「でも、もう一人いるって?」
橙子「私のことかな?」
イリヤ「あ! まほよの人形使い!」
セブン「ややこしいですね……」
橙子「ほうほうなるほど。マスコットか」
イリヤ「さっきも言ったけど、月姫だけ例外的にマスコットキャラが多いのよ」
橙子「ウチにもいるぞ?」
セブン「プロイキッシャーさんには帰ってもらったんですけど」
橙子「そんなんじゃない」
イリヤ(ほかに何かいたかしら……)
セブン(どうでしょう)
イリヤ(もしかして)
59: 2014/08/30(土) 18:09:52.95 ID:j2tGpeoR0
イリヤ「べオだったら承知しないわよ?」
セブン「ああーベオさんですか。確かに外見は可愛らしいですよね」
イリヤ「馬鹿言わないで。あれでもTYPE-MOON世界の中では最強レベルの化物よ。とてもじゃないけどマスコット扱いできるもんですか」
橙子「今日は連れてきてないぞ」
セブン「え? じゃあ一体……」
――――Vivmus in somnus. Solitari putris in inferos.
(私は眠りの中で生きている。ひとりきりで土の中で腐っていく)
Hodie mea obiit die, et mea natus die. Te obire――――
(今日は私の命日であり、誕生日だ。さぁ、貴方に会いに行こう)
.
60: 2014/08/30(土) 18:14:32.65 ID:j2tGpeoR0
セブン「怖っ!?」
レン「……」ブルッ
イリヤ「青子人形かよ!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
イリヤ「え~。闖入者もありましが、とりあえずマスコットキャラ会議はこれで終わります」
セブン「一言でTYPE-MOONといっても色々ありましたねぇ」
イリヤ「特にあのステッキ。本編に出てこなくてマジで良かった……」
セブン「ううっ。私はあれと同じ性格の人がいる世界の住人なんですよ」
レン「……」コクリ
セブン「あれ? というかこれ何の集まりだったんですか?」
62: 2014/08/30(土) 18:16:58.55 ID:j2tGpeoR0
イリヤ「なんとなーく。本流を外れた者同士の交流みたいな?」
セブン「>>1が久々に歌月の工口シーンやったんですね分かります」
イリヤ「つまりどう足掻こうと、このスレでマスコットといえばレンに落ち着いちゃうわけね」
白レン「私は!?」
【終わり】
64: 2014/08/30(土) 18:31:37.87 ID:j2tGpeoR0
【悲しき27祖】
シュトラウト「どーもー」
オーテンロッゼ「設定だけはあって、今後登場の望みのない氏徒です」
リタ「一人称も口調も決まってないのよねー」
フィナ「というか、メレムにブラックモアは? ナハトとアルカトラスは分かるけど」
エンハウンス「あいつら読本でちらっと出てるぞ」
スミレ「あーアインナッシュの時か」
アルトルージュ「それで? この酔狂な集まりは何?」
オーテンロッゼ「実はな……」
65: 2014/08/30(土) 18:36:19.53 ID:j2tGpeoR0
オーテンロッゼ「ダークシックス復活の為には月姫2の発売が不可欠」
オーテンロッゼ「月姫2発売のためには、ファンの多く強い要望が必要だ」
オーテンロッゼ「そのファンに我々の魅力をアピールし、月姫2面白そうかも!? と思ってもらうのだ」
スミレ「つまり自己紹介しろってこと?」
オーテンロッゼ「うむ。我々の魅力に溢れた設定を見れば、皆月姫2を待ち望むようになるだろう」
アルトルージュ「白翼公って馬鹿キャラ?」
シュトラウト「それも含めて決まっていないところが悲しいですな」
67: 2014/08/30(土) 18:42:16.00 ID:j2tGpeoR0
オーテンロッゼ「それでは栄えある一番槍は――――この私だ!」
アルトルージュ「ひっこめー」
エンハウンス「月姫2の主人公は俺だぞー」
オーテンロッゼ「私は使徒27祖が第17位、白翼公トラフィム・オーテンロッゼ。氏徒の王だ!」
エンハウンス「無視しやがった!」
アルトルージュ「お前が王って器かよ」
オーテンロッゼ「神代同盟《エルダータイトル》であり、三人の最古参の一人!」
アルトルージュ「神代同盟の魔術師ってまほよのベオに殺されてるわよね」
エンハウンス「エルダーwwwタイトルwww」
69: 2014/08/30(土) 18:50:23.22 ID:j2tGpeoR0
オーテンロッゼ「アルズベリの地に六人の27祖を集め、六王権発動を狙う月姫2の大物――――」
アルトルージュ「てかさぁ」
オーテンロッゼ「人が気持ちよく喋ってるのになんだよ!」
アルトルージュ「こういうのがダメなんじゃないの?」
オーテンロッゼ「ぬ?」
アルトルージュ「豊富な設定があるのはいいけどさ、そこまで興味のない人に『ほれほれ、こんなんだぞ!』って行って興味持ってもらえると思う?」
オーテンロッゼ「」
アルトルージュ「設定なんて物語がなければ文字の羅列よ。そんなもの見せつけられて喜ばれるわけないじゃない」
オーテンロッゼ「」
アルトルージュ「まずは月姫って作品に興味を持って、プレイしてもらってから月姫2の話をするべきじゃないかしら」
オーテンロッゼ「」
アルトルージュ「そもそも、ゼルレッチならともかく私たちみたいな誰これレベルのキャラの会話劇なんて読む人いるの?」
>>1「」
アルトルージュ「まぁ月姫2よりも月姫リメイクの心配をしなさい。それが無ければ、ただでさえ少ない望みがゼロになるのだから」
オーテンロッゼ「」バタッ
エンハウンス「あ! 白翼公が泡吹いて倒れたぞ!」
アルトルージュ「悪は滅びた……」
【終わり】
72: 2014/08/30(土) 19:01:43.81 ID:j2tGpeoR0
【とりかえばや物語】
志貴「俺は思ったんだよ」
士郎「なにを唐突に」
志貴「俺たち、立場を交換したら一番いいんじゃないか?」
士郎「いくら俺でもNTRはちょっと……」
志貴「そうじゃなくてさ。ほら例えば、アルクェイドとギルガメッシュて相性が悪いらしいじゃんか」
士郎「ええ、まぁ」
志貴「それで、士郎くんはギルガメッシュと似てるような能力があるんだろ?」
士郎「UBWはそんなんじゃないんですけどね……まぁ固有結界の中なら、一度見たことのある武器は投影できますよ」
志貴「それそれ。つまりさ、俺じゃアルクェイドと秋葉とかが喧嘩しても止められないけど、君ならできるんじゃないかなって」
士郎「でもウチ、桜がいますよ。なにかあるとすぐに聖杯の中身出すし」
志貴「いいかい士郎くん。TYPE-MOON世界は相性で決まるのさ! 俺の魔眼なら、大体のものは殺せてしまうんだ」
士郎「直氏の魔眼でしたっけ? いいなそれ」
74: 2014/08/30(土) 19:06:14.35 ID:j2tGpeoR0
志貴「士郎くんの料理スキルなら、絶品カレーで先輩も篭絡できるし。家事全般できるから翡翠や琥珀さんとも触れ合う機会が多くなりそうだし」
士郎「志貴さんはとりあえず七夜の血って言っておけば、すごい体術使えてもいいみたいな風潮ですからセイバーとの手合わせは盛り上がるんじゃないかな」
志貴「俺って自分じゃあんまり動かないタイプだから、桜ちゃんも庇護欲が掻き立てられるんじゃないだろうか」
士郎「となると問題は」
志貴「ああ……」
士郎・志貴「遠坂」「秋葉」「「だな」」
75: 2014/08/30(土) 19:09:15.81 ID:j2tGpeoR0
士郎「似てますからねぇ」
志貴「胸もな」
士郎「それは置いといて。まぁでも逆に言えば、普段それぞれがそれぞれに接するような態度を変えなくてもいいってことじゃ?」
志貴「それは一理あるな」
士郎「ここまで話してなんですけど、どうやって入れ替わるんですか?」
シオン「心配には及びません」
士郎「どこから!?」
志貴「抜かりはないよ士郎くん」
76: 2014/08/30(土) 19:13:29.59 ID:j2tGpeoR0
シオン「はい。エーテライトによって二人の脳を接続し、志貴は士郎の体を、士郎は志貴の体を操れるようにします」
士郎「あれ? でもそれじゃ魔眼や固有結界は――――」
志貴「細かいことを気にしてちゃダメだぞ士郎くん」
シオン「アトラス院の秘術です」
士郎「このスレ適当すぎるだろ……」
志貴「ということで! やってみようじゃないか」
士郎「まぁいいさ! なるようになる!」
シオン「それでは接続しますね」
77: 2014/08/30(土) 19:17:59.13 ID:j2tGpeoR0
――――fate/stay night冒頭
志貴「さて。まずはここで、アーチャーとランサーの戦闘を目撃しちゃうんだったな」
ガキィン!ジャキッ!ドワッ!
志貴「お、やってるやってる」チラッ
志貴「!?」ドクン
志貴(ま、まずい……これは魔に反応する七夜の血!)
志貴「抑えなきゃ抑えなきゃ……抑えなきゃ…えなきゃ……きゃ……なきゃ……さなきゃ…殺さなきゃ!!」
志貴「存分に頃し合おう」
BAD END
78: 2014/08/30(土) 19:20:45.47 ID:j2tGpeoR0
――――月姫冒頭
士郎「うーん。まずはアルクェイドさんを17分割しないと物語が進まないんだよな」
アルクェイド「……」スッ
士郎「あ、見つけた! よし……」
士郎「……ん? 17分割?」
士郎「いやいやいや!! 殺せるわけないでしょうがーーーーー!」
BAD END?
82: 2014/08/30(土) 19:24:22.95 ID:j2tGpeoR0
――――アーネンエルベ
志貴「俺には難易度が高すぎた……」
士郎「見ず知らずの人を殺せるわけ無い……」
シオン「そうですか。残念ながら最初からプレイしてもらわなければ、二人の意識をそれぞれの世界に定着させるのは難しい」
士郎「じゃあ、なんとか冒頭だけでもクリアしろってことか?」
志貴「無理だ! さすがにサーヴァントと戦っちまうと勝てない」
士郎「退魔の血ェ……」
志貴「そうだ!」
士郎「ヒラメキ早い!」
志貴「レンに頼もう!」
士郎「レンって、夢魔の? 確か志貴さんの使い魔ですよね」
85: 2014/08/30(土) 19:31:21.32 ID:j2tGpeoR0
志貴「そう。もうこの際夢の中でもいいじゃないか。お互い最も幸福な状況の夢を見て入れ替わる」
士郎「便利ですね」
志貴「二次創作じゃ本当に助かるよレン」
士郎「ってことはシオンさんは要なし?」
志貴「ああ、そういうことだな。すまんシオン」
シオン「いえ。私の力がおよばz「にしても、錬金術って大したことないんだなーwww」
士郎「ちょww志貴さん言いすぎですよww」
志貴「士郎くんだって笑ってるじゃんwww」
士郎「まぁ正直?俺の固有結界と比べちゃうとどうしてもwwww」
志貴「うわひっでーwww」
シオン「……アトラスに帰らせていただきます!」ダッ
志貴「あーあ、穴蔵に引きこもっちゃった」
士郎「錬金術師はヒッキーだからなぁ」
志貴「あのミニスカは放っておこう。さぁ、夢の世界へ!」
士郎「はい!」
※主人公がクズでごめんなさい
※飯食ってきます
89: 2014/08/30(土) 20:01:46.89 ID:j2tGpeoR0
――――fate世界(夢の世界なので志貴のままです)
???「せんぱーい」
志貴「ん」
桜「先輩、今日もお寝坊さんですね」
志貴「ああ桜……おはよう」
桜「まったくもう。兄さんといい先輩といい、私がいなきゃ駄目ですね」
志貴「うん。感謝してる」
桜「あ、朝ごはんの用意も出来てますから! 早く居間に来てくださいね///」
志貴(初々しい……)
90: 2014/08/30(土) 20:06:49.38 ID:j2tGpeoR0
志貴「皆おはよう」
セイバー「おはようございます、シキ」
凛「まったく。せっかくのご飯が冷めちゃうじゃない!」
志貴「悪い悪い。んじゃいただきまーす」パクッ
志貴「うん! 美味いよ桜!」
桜「そ、そんなことないですよ///」
志貴「いやいやこれは凄いぞ! まるで琥珀さんみたいだ」
桜「……琥珀?」
志貴「あ」
桜「どなたでしょう?」ニッコリ
志貴「いやこれはだな」
セイバー「私も興味があります」ズイ
凛「あら奇遇ね。私もよ」グイ
志貴(さっそくやっちまった)
91: 2014/08/30(土) 20:12:15.66 ID:j2tGpeoR0
志貴「落ち着いてくれ皆」
凛「問答無用! 釈明ならふん縛った後に聞くわ。やっちゃいなさいセイバー!」
セイバー「大人しくしていればすぐに済みますよ、シキ!」スチャ
志貴「くっ……」
志貴(なんでこう、きのこのヒロインたちは好戦的で独占欲が強いんだ!)
志貴「ははは……とりあえずさ、竹刀を置いてくれよセイバー」
セイバー「その願いは聞けません! コハクとは誰ですか!」
志貴「しょうがないなぁ」スッ
志貴(竹刀の氏線を箸でちょろっとね)スパパッ
セイバー「!?」
凛「えっ!?」
志貴「これで獲物も無くなったんだし、ちょっとは話聞け」
92: 2014/08/30(土) 20:17:01.22 ID:j2tGpeoR0
桜「そうまでして……話をしたくないんですか?」
志貴「さ、桜?」
桜「琥珀……セイバーさんといい姉さんといい、先輩の周りにはいつもいつも、女の人が」ゴゴゴ
志貴「桜さ~ん?」
桜「もう耐えきれません。とりあえず足をもげば他の女のところになんか行けませんよね?」ニョロ
凛「ええーいこうなれば桜に任せたわ!」
志貴「うえーニョロニョロ気持ちわるいなぁ。色もネロみたいだ」
黒桜「ネロって誰ですか!? その人もなんですか!?」
志貴「それは違うぞ!」
黒桜「もう信じられませーん!!」
93: 2014/08/30(土) 20:19:48.89 ID:j2tGpeoR0
志貴「くっ! しかし」
志貴(見えにくいが、あのニョロニョロにも線が見えるぞ!)シュパパパ!
黒桜「そんな!!」
志貴「よし、片付いた」
凛「……」
セイバー「……」
志貴「もうこれでいいだろ? さぁ俺の話を聞いてくれ」
凛「……もういいわよ」
志貴「え?」
94: 2014/08/30(土) 20:25:06.16 ID:j2tGpeoR0
セイバー「ええ。もう追求はしません……」
志貴「え? え? なんだこの雰囲気」
桜「先輩がこんなことをする人だとは思いませんでした」
志貴「いや正当防衛だと思うんだが」
凛「今の攻撃。桜のアレを切ったやつ。あれ相当危ない能力よね?」
志貴「え? ああまぁ、そうだけど」
セイバー「シキがそのような力を、私たちに向けてまで守りたいコハクという人物がいるのですね」
志貴「ちょっと待て、色々勘違いしてるぞ」
凛「いいのよもう! あんたの決めた道なら、あんた自身で進みなさい、志貴! もし変な風に曲がったら、私が叩き直してあげるんだから!」
志貴「ちょ」
桜「先輩……私、待ってます。ずっと……」
志貴「」
志貴(fateのヒロインって物分り良すぎないか? つーかこれどうしよう……)
96: 2014/08/30(土) 20:29:12.29 ID:j2tGpeoR0
――――月姫(例のごとく、士郎のままです)
???「士郎様。朝です」
士郎「ん……? ふわぁぁ。おはよう翡翠さん」
翡翠「翡翠『さん』?」
士郎「あっ! い、いやいや何でもないよ……翡翠!」
翡翠「そうですか……?」
士郎「さぁさぁ! そんなことより飯の準備だ!」
翡翠「えっと、士郎様。なにを仰っているのでしょうか。朝食なら姉さんが」
士郎「へっ? ……あーうん! そうだった!」
翡翠「?」
士郎(すげーな志貴さんの生活)
97: 2014/08/30(土) 20:39:13.47 ID:j2tGpeoR0
秋葉「兄さん、今日は早いんですね」
士郎「え? ああ、まぁね秋葉さ……秋葉」
秋葉「それに顔色も。今日は調子がいいみたい」
士郎「ははは……(志貴さん病弱のくせに絶倫だよな)」
琥珀「秋葉様!」
秋葉「どうしたの琥珀。そんなに慌てて」
琥珀「それがその……朝食がですね」
秋葉「?」
アルク「やっほーーー! 待ちくたびれてお腹すいちゃった!!」
琥珀「アルクェイドさんが食べてしまいました……」
秋葉「あんの……泥棒猫がああ!!」
士郎(何もしてないのにイベントが!?)
98: 2014/08/30(土) 20:45:09.66 ID:j2tGpeoR0
秋葉「今日という今日は、許しません!」ゴッ
アルク「妹に用はないんだけどなー。そっちがその気なら」
アルク「ちょっと遊んであげる」ニコッ
秋葉「!!!」
士郎「ふ、二人ともやめてくれーーー!」
???「遠野くんこっちです!」グイッ
士郎「え? あ、あなたは……!(というか今の俺は遠野士郎なのか……)」
秋葉「兄さん!?」
アルク「ああ! シエルが士郎を持ち逃げした!!」
シエル「漁夫の利を得るとはまさにこのことです!」
秋葉アルク「「こらーーーーー!!」」
99: 2014/08/30(土) 20:55:49.91 ID:j2tGpeoR0
シエル「見つかっちゃいました。仕方がありませんので、遠野くんはそこに隠れていてください」
士郎「で、でも」
シエル「とりあえず秋葉さんは失神程度で済ませます」
士郎(怖っ!)
アルク「シエル。そこをどきなさい」
シエル「嫌です」
アルク「頃すわよ?」
シエル「そのままお返ししますよ」
秋葉「人の家で勝手にお喋りしないでいただけますか?」
アルク「引っ込んでなさいよ。妹泣かせたら士郎が怒るじゃない」
シエル「そうですよ。遠野くんに免じて見逃してあげます」
秋葉「わかりました。お二人共ここで燃やし尽くしてあげましょう!」
ドガーン! ガシャーン! バゴーン!
士郎「ちょ、ちょっと待ったーーーー!!」
100: 2014/08/30(土) 21:00:51.01 ID:j2tGpeoR0
士郎「女の子が頃し合いなんて、そんなのダメだろ!」
アルク「士郎?」
シエル「遠野くん?」
秋葉「兄さん?」
アルクシエル秋葉「「「何言ってるの」「「ですか」」?」」」
士郎「!?」
秋葉「そもそも誰のせいでこんなことになってると思うんですか?」
シエル「まったく。遠野くんは女性の気持ちをこれっぽちも理解してないんですね」
アルク「というか意味わかんない。士郎、殺されたいの?」
秋葉「賛成です。兄さんにも少しは痛い目みてもらわないと」
シエル「いいですねー。ここは共闘ということで」
士郎「はああああ!?」
士郎(どいつもこいつもイリヤみたいだな!!)
102: 2014/08/30(土) 21:09:19.66 ID:j2tGpeoR0
アルク「こら待て士郎ーーーー!!」
秋葉「待ちなさーーーい!」
シエル「お仕置きですよーーーー!!」
士郎「なんでさああああああ!!!」
琥珀「士郎さん! こっちです!」
士郎「琥珀さん!?」
琥珀「こちらに逃げ込めばしばらくは見つかりませんよ!」
士郎「女神!」
アルク「どこいったーーーーー!?」
士郎「なんとか、やり過ごせたみたいだ……」
琥珀「危なかったですねぇ」
士郎「助かったよ琥珀さん。本当にありがとう」
琥珀「お礼なんてそんな。私は別に」
士郎「いや本当に助かっ」プスッ
琥珀「士郎さんを助けたわけじゃないですから」
士郎「えっ……?」グラッ
士郎(注射器……? い、意識が……!)
琥珀「お休みなさい♪」
士郎(月姫のヒロイン……怖い……)
103: 2014/08/30(土) 21:14:26.20 ID:j2tGpeoR0
――――再びアーネンエルベ
士郎「はっ!?」
志貴「お目覚めかい、士郎くん」
士郎「志貴さん……」
志貴「一足先に夢から出たんだ。申し訳ないけどfateの世界は……ちょっと肌に合わなかった」
士郎「僕もです……」
志貴「なんというか、皆変に遠慮するというか物分りがいいというか」
士郎「殺伐としてるしすぐ頃し合いになるし」
志貴「ぶっちゃけ堅苦しい」
士郎「ぶっちゃけ奔放すぎる」
志貴「……」
士郎「……」
志貴「やっぱり」
士郎「fateが」
志貴「月姫が」
志貴&士郎「「一番だなぁ」」
【終わらない】
104: 2014/08/30(土) 21:17:00.30 ID:j2tGpeoR0
志貴「でもさすが士郎くんだよ。あの子達に囲まれての生活は気を遣いそうなもんだけど」
士郎「志貴さんもよく生きてますよ」
志貴「やっぱり君は、TYPE-MOONを代表する主人公だ!」
士郎「何を言ってるんですか、志貴さんこそ!」
「「ワハハハハハハハ!!」」
シオン(笑っていられるのも今のうちですよ)
107: 2014/08/30(土) 21:24:50.59 ID:j2tGpeoR0
――――遠野邸
志貴「あれ? 今日は翡翠いないのか。まぁいいやただいまー」
志貴「誰もいないのか? ただいまー」
秋葉「……お帰りなさい」
志貴「うおっ!? なんだ秋葉か……驚かすなよ」
秋葉「驚いているのはこっちですよ」
志貴「? そういえば、翡翠と琥珀さんは?」
秋葉「二人は危ないので、避難してもらいました。今日は荒れそうですので」
志貴「荒れる?それは「時に兄さん」
志貴「?」
秋葉「金髪女と、ミニスカツインテールと、巨Oの後輩がお好きなんですね」
志貴「!?」
志貴「あ、秋葉お前……あ! エーテライト!!」
秋葉「はい。一部始終をシオンから教えてもらいました」
志貴「あれはその……興味本位でつい」ガクガクブルブル
秋葉「士郎さんに月姫の主人公を体験させたそうですね」
志貴「……」
秋葉「最低です」
志貴「申し開きのしようもございません」
秋葉「アルクェイドさんとシエル先輩がいらっしゃる前に、まずは私が教育してさしあげましょう」
志貴「あ、あの二人も!?」
秋葉「ええ、知っています。あの二人だと兄さんが殺されかねないので、私が最初に楽しませていただくことになっています」
志貴「……助かる見込みは?」
秋葉「限りなく低いでしょう」
志貴「」トホホ
無論、士郎も同じような末路を辿った ――――DEAD END
【終わり】
109: 2014/08/30(土) 21:33:26.08 ID:j2tGpeoR0
【路地裏道場】
さつき「メタネタ出来ないと途端にクソつまらなくなる>>1のスレをここまで読んでくれて、どうもありがとう!」
さつき「嬉し恥ずかし、路地裏道場のお時間です」
大河「ヘイユー! なんで私はまだここに!?」
さつき「もう諦めてくださいよタイガーさん……」
さつき「ここでは、スレの本編に登場できない人物の最後の救済地――――そう約束の丘なんです!」
大河「おおう!? つまり君がユダヤで私がヤハウェ!?」
さつき「さらっと神になった!」
???「なんの騒ぎよいったい」
さつき「あなたは!」
――――道場に落ちてきたのは誰?
【終わり】
113: 2014/08/30(土) 23:34:42.62 ID:j2tGpeoR0
【とてもコアな話だから読んでくれなくてもいい話】
志貴「なんだよこの題名」
アルク「アンソロジーコミックの話だって」
志貴「アンソロ?」
アルク「そうそう。スタジオDNA……途中から一迅社が出してるシリーズがお気に入りらしいわよ」
シエル「本当にコアな話ですね」
秋葉「需要はまったくないでしょうけど、やりたくて仕方がないみたいですよ」
志貴「じゃあオススメの作者さんの話でもするか」
114: 2014/08/30(土) 23:44:42.84 ID:j2tGpeoR0
志貴「まずはなんといっても、武梨えり先生だろうな」
アルク「カーニバルファンタズムの原作になった人かー。あの人の絵はすこし丸みがあって可愛いよね」
志貴「そうそう。構成の上手さもさすがだな」
秋葉「シュールギャグとはまた違った、ちょっと味わい深い面白さですね」
シエル「TAKE MOONとしてまとめられているので、比較的入手しやすい、読みやすいんじゃないでしょうか」
志貴「うんうん。他にも単行本で出てる作者さんがいたよな」
シエル「高遠るい先生ですね」
志貴「あれ? そんな名前だったっけ?」
シエル「アンソロ本では『しとね』というペンネームでしたよ」
志貴「そうそう!」
シエル「この方も、作風がえり先生に近いかもしれませんね」
アルク「でもちょっとブッ飛んでる分、私はこっちの作品の方が好きかなー。まぁシリアスもあるんだけど」
秋葉「単純な画力なら、多分えり先生のほうが上手いんでしょうが面白味のある絵ですね」
115: 2014/08/30(土) 23:53:31.11 ID:j2tGpeoR0
アルク「漫画は画力だけじゃないと思うな。私はぴすとん先生の漫画好きだよ」
志貴「あれはいいな。ラブコメをラブに傾けた感じで」
秋葉「でも、最初の二人と比べて万人受けする作画という感じではないです」
シエル「そうですね。でもキャラクターの感情が表情でよく理解できてると思いますよ」
アルク「後この人絶対私のこと好きだと思う! だって志貴と私の話が多いんだもん!」
志貴「ぴすとん先生はそのへん、結構直球で書くからなぁ///」
秋葉「……」イラッ
秋葉「わたしはベンジャミン先生の漫画を推します。とても美麗な作風です」
志貴「確かに! 線が多めだけど、その分なんか幻想的だよな。でもちゃんとムッチリしてるし!」
シエル「遠野くんはそういうのが好きなんですか?」
志貴「うっ……」
秋葉「兄さんの性癖は置いておいて。ベンジャミン先生の絵も万人受けする感じではないですが、好きな人はどっぷりハマってしまうと思います」
アルク「妹の話は分かるなー。アンソロ買ってベンジャミンって名前があると、テンション上がるよね」
志貴「ベンジャミン先生の絵だとセイバーが」
秋葉「月姫ヒロインしかいないところでよく言えますね」
116: 2014/08/30(土) 23:57:42.77 ID:j2tGpeoR0
志貴「まぁ山なしオチなしの話だったわけだが、これどう終わらせるんだ?」
アルク「さぁ? とりあえずお気に入りの作家さんを言いたかっただけだから」
志貴「とんだクソ野郎だな……」
シエル「40冊くらい一気読みしてテンション上がっちゃったんですよ」
秋葉「それでもオチくらい欲しいものです」
志貴「申し訳ない……ところでさ」
秋葉「なんですか兄さん」
志貴「次は麻雀しようと思うんだ」
『式-siki-』
シエル「そのタイトルはいけない!!」
【終わり】
117: 2014/08/31(日) 00:03:47.56 ID:J8aF5jR3O
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります