58: 2012/06/04(月) 14:46:05.05 ID:pq0D4BuXO
キョン「朝倉、肩車されたくないか?」
朝倉「はい?」
キョン「いや、だから肩車。ああそうか、もしかしたら知らないのか肩車を」
朝倉「肩車の概念は知ってるけどあなたのそのいきなりな発言に驚いてるのよ」
朝倉「はい?」
キョン「いや、だから肩車。ああそうか、もしかしたら知らないのか肩車を」
朝倉「肩車の概念は知ってるけどあなたのそのいきなりな発言に驚いてるのよ」
59: 2012/06/04(月) 14:51:25.93 ID:pq0D4BuXO
朝倉「どうして私をいきなり肩車に誘うのよ」
キョン「質問には質問で答えるなと学校で」
朝倉「はいはい、どうせ私は三年ちょっと前にこの銀河を統括する情報統合思念体に作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスですから学校なんて北高が初めてですよーだ」
キョン「ああ、そんなに落ち込むなよ朝倉」
朝倉「いいんですーどうせ私3歳ですからー」
キョン「質問には質問で答えるなと学校で」
朝倉「はいはい、どうせ私は三年ちょっと前にこの銀河を統括する情報統合思念体に作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスですから学校なんて北高が初めてですよーだ」
キョン「ああ、そんなに落ち込むなよ朝倉」
朝倉「いいんですーどうせ私3歳ですからー」
60: 2012/06/04(月) 14:55:56.83 ID:pq0D4BuXO
キョン「それだ!」
朝倉「きゃっ! 何よキョン君ったらいきなり大声出して!」
キョン「すまん朝倉。だがな、さっきお前が言った3歳ってのが肩車の理由なんだよ!」
朝倉「はいはいなんだってなんだってー。それで?」
キョン「もうちょっと盛り上がって欲しかったけどしかたないか。まあいい」
キョン「朝倉。俺達地球人は幼少期、まあ大体2歳から5歳くらいだな。その間大抵は肩車をされるものなんだよ」
朝倉「はあ」
朝倉「きゃっ! 何よキョン君ったらいきなり大声出して!」
キョン「すまん朝倉。だがな、さっきお前が言った3歳ってのが肩車の理由なんだよ!」
朝倉「はいはいなんだってなんだってー。それで?」
キョン「もうちょっと盛り上がって欲しかったけどしかたないか。まあいい」
キョン「朝倉。俺達地球人は幼少期、まあ大体2歳から5歳くらいだな。その間大抵は肩車をされるものなんだよ」
朝倉「はあ」
63: 2012/06/04(月) 15:01:58.47 ID:pq0D4BuXO
キョン「だがお前たち対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスはどうだ!」バァン
朝倉「びくっ」
キョン「いきなりこの世界に作り出され、さらに外見は今とほとんど変わりがない! 地球人が幼少期に行うようなイベントに対して知識しか持ち合わせていないはずだ!」
朝倉「………………」
キョン「お前たちは対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスなんだろう!? 情報統合思念体が俺達地球人とコンタクトをとるためのエージェントのはずだ!」
朝倉「まあ端的にはそうなるわね」
キョン「そんなお前たちが地球人の誰しもが通るようなイベントをスルーしておいて」
キョン「俺 達 と コ ン タ ク ト を と れ る と 思 っ て い る の か!」
朝倉「っ!」
朝倉「びくっ」
キョン「いきなりこの世界に作り出され、さらに外見は今とほとんど変わりがない! 地球人が幼少期に行うようなイベントに対して知識しか持ち合わせていないはずだ!」
朝倉「………………」
キョン「お前たちは対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスなんだろう!? 情報統合思念体が俺達地球人とコンタクトをとるためのエージェントのはずだ!」
朝倉「まあ端的にはそうなるわね」
キョン「そんなお前たちが地球人の誰しもが通るようなイベントをスルーしておいて」
キョン「俺 達 と コ ン タ ク ト を と れ る と 思 っ て い る の か!」
朝倉「っ!」
71: 2012/06/04(月) 15:26:32.65 ID:pq0D4BuXO
朝倉「そうよ……言われてみればその通りかも知れない……」
キョン「わかってくれたか朝倉!」
朝倉「キョン君は私たちに対して肩車を体験させてくれるためにわざわざ協力してくれるのね?」
キョン「そうだ! 理解してくれたなら話が早い! さあ早くライドオン!」
朝倉「なら今から長門さんの所に行ってインターフェイス同士で肩車してみるわ! ありがとキョン君!」
キョン「ウェイウェイウェーイ」
キョン「まあ待つんだ朝倉」
キョン「わかってくれたか朝倉!」
朝倉「キョン君は私たちに対して肩車を体験させてくれるためにわざわざ協力してくれるのね?」
キョン「そうだ! 理解してくれたなら話が早い! さあ早くライドオン!」
朝倉「なら今から長門さんの所に行ってインターフェイス同士で肩車してみるわ! ありがとキョン君!」
キョン「ウェイウェイウェーイ」
キョン「まあ待つんだ朝倉」
72: 2012/06/04(月) 15:30:21.79 ID:pq0D4BuXO
キョン「なぜだ?」
朝倉「何が?」
キョン「俺が肩車をしてやると」
キョン「協力してやると言っているだろう」
朝倉「ええ、そうね」
キョン「ならなぜ俺に乗らない」
朝倉「だってやっぱり恥ずかしいし……」
キョン「それがおかしい」
キョン「肩車だぞ? 単なる遊びでありコミュニケーションだ」
キョン「何を恥ずかしがる必要がある」
朝倉「何が?」
キョン「俺が肩車をしてやると」
キョン「協力してやると言っているだろう」
朝倉「ええ、そうね」
キョン「ならなぜ俺に乗らない」
朝倉「だってやっぱり恥ずかしいし……」
キョン「それがおかしい」
キョン「肩車だぞ? 単なる遊びでありコミュニケーションだ」
キョン「何を恥ずかしがる必要がある」
75: 2012/06/04(月) 15:38:32.26 ID:pq0D4BuXO
キョン「いいか朝倉」
朝倉「な、何?」
キョン「肩車は恥ずかしい事じゃあない。むしろ子供が喜ぶ楽しい事なんだぞ?」
朝倉「あなたの今までの情報を統合するとそうなるわよね」
キョン「だろ? そこのどこに恥ずかしがる要素があるんだ」
朝倉「だって、いくら私が3歳児だからって見た目も精神年齢も高校生なわけだし……」
キョン「見た目など気にするな! ほら、そこでも小学生くらいの女の子が肩車され」
キョン妹「いけーいっちゃんがーZ!」
古泉「ハァハァ……イきまーす!」
キョン「古泉てめええええええええ!!!!」
朝倉「な、何?」
キョン「肩車は恥ずかしい事じゃあない。むしろ子供が喜ぶ楽しい事なんだぞ?」
朝倉「あなたの今までの情報を統合するとそうなるわよね」
キョン「だろ? そこのどこに恥ずかしがる要素があるんだ」
朝倉「だって、いくら私が3歳児だからって見た目も精神年齢も高校生なわけだし……」
キョン「見た目など気にするな! ほら、そこでも小学生くらいの女の子が肩車され」
キョン妹「いけーいっちゃんがーZ!」
古泉「ハァハァ……イきまーす!」
キョン「古泉てめええええええええ!!!!」
76: 2012/06/04(月) 15:48:17.48 ID:pq0D4BuXO
キョン妹「あーキョン君だー! どうしたのいきなりいっちゃん蹴り飛ばしてー」
キョン「いいか、今から橘呼んでやるから肩車は橘にしてもらえ」
キョン妹「どうしてー?」
キョン「あいつの髪型ロボットの操縦桿みたいだろう?」
キョン妹「ほんとだー!」キャッキャ
キョン「すまんな、いきなり取り乱して」
朝倉「べ、別に構わないけど……古泉君大丈夫なの? 首が三回転くらいしたように見えたんだけど」
キョン「気にするな」
キョン「いいか、今から橘呼んでやるから肩車は橘にしてもらえ」
キョン妹「どうしてー?」
キョン「あいつの髪型ロボットの操縦桿みたいだろう?」
キョン妹「ほんとだー!」キャッキャ
キョン「すまんな、いきなり取り乱して」
朝倉「べ、別に構わないけど……古泉君大丈夫なの? 首が三回転くらいしたように見えたんだけど」
キョン「気にするな」
78: 2012/06/04(月) 15:54:37.87 ID:pq0D4BuXO
キョン「ほら朝倉。あの小学生でも肩車であんなに楽しそうに遊んでいるだろう」
朝倉「そうね。でもあれあなたの妹よね? 色々と大丈夫なの?」
キョン「………………楽しそうだろう? 肩車したくはないか?」
朝倉「そこまで戻らなくても……ていうか肩車するのに長門さんの家に行こうとした私を引き留めたのはあなたじゃない」
キョン「だから俺が肩車をしてやるって言ってるんだ!」
朝倉「なんで長門さんじゃダメなのよ」
キョン「それは……ほら……あれだ……うん……」
キョン「! ほら、長門がお前を肩車出来るような力があるとは思えないだろ? 長門は華奢だしな」
朝倉「別に出来るわよ対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスなんだし」
キョン「うう……」
朝倉「そうね。でもあれあなたの妹よね? 色々と大丈夫なの?」
キョン「………………楽しそうだろう? 肩車したくはないか?」
朝倉「そこまで戻らなくても……ていうか肩車するのに長門さんの家に行こうとした私を引き留めたのはあなたじゃない」
キョン「だから俺が肩車をしてやるって言ってるんだ!」
朝倉「なんで長門さんじゃダメなのよ」
キョン「それは……ほら……あれだ……うん……」
キョン「! ほら、長門がお前を肩車出来るような力があるとは思えないだろ? 長門は華奢だしな」
朝倉「別に出来るわよ対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスなんだし」
キョン「うう……」
79: 2012/06/04(月) 16:02:23.98 ID:pq0D4BuXO
キョン「…………」
朝倉「話は終わりかしら? じゃあ私長門さんの家に行くわね」
キョン「!」
キョン「待つんだ朝倉!」
朝倉「また何よ」
キョン「同年代で肩車をしてもダメなんだ! ほらあそこの小学生を見ろ!」
朝倉「はいはいあなたの妹ちゃんね」
キョン妹「きょーこちゃん頑張ってー」
橘「ふぬぐぐぐぐ」
キョン「年上が年下を肩車する! これが正しい形なんだよ!」
朝倉「上がってないみたいだけど」
キョン「正しい形なんだよ!」
朝倉「……はいはい」
朝倉「話は終わりかしら? じゃあ私長門さんの家に行くわね」
キョン「!」
キョン「待つんだ朝倉!」
朝倉「また何よ」
キョン「同年代で肩車をしてもダメなんだ! ほらあそこの小学生を見ろ!」
朝倉「はいはいあなたの妹ちゃんね」
キョン妹「きょーこちゃん頑張ってー」
橘「ふぬぐぐぐぐ」
キョン「年上が年下を肩車する! これが正しい形なんだよ!」
朝倉「上がってないみたいだけど」
キョン「正しい形なんだよ!」
朝倉「……はいはい」
80: 2012/06/04(月) 16:09:01.41 ID:pq0D4BuXO
朝倉「じゃあ年上のキョン君は年下の私や長門さん喜緑さんを肩車してくれるのかしら?」
キョン「もちろん! ……あれ?」
朝倉「どうしたの?」
キョン「いや、今朝倉だけじゃなく長門とか喜緑さんとか聞こえたような」
朝倉「当たり前でしょう? インターフェイス全員がちゃんと体験しなきゃ意味がないじゃない」
キョン「それを……ぼくが? 肩車すると?」
朝倉「さっきまでの力説が嘘じゃなければね」
キョン「ありがとう……ありがとう……」
朝倉「何泣いてるのよ……ほら行くわよ」
キョン「ありがとう神様……あ、神様ってハルヒだっけ? まあいいや……ありがとうございます……」
ひとまず終わりもしもし電池切れ
キョン「もちろん! ……あれ?」
朝倉「どうしたの?」
キョン「いや、今朝倉だけじゃなく長門とか喜緑さんとか聞こえたような」
朝倉「当たり前でしょう? インターフェイス全員がちゃんと体験しなきゃ意味がないじゃない」
キョン「それを……ぼくが? 肩車すると?」
朝倉「さっきまでの力説が嘘じゃなければね」
キョン「ありがとう……ありがとう……」
朝倉「何泣いてるのよ……ほら行くわよ」
キョン「ありがとう神様……あ、神様ってハルヒだっけ? まあいいや……ありがとうございます……」
ひとまず終わりもしもし電池切れ
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